JPH0629571A - 発光素子構造 - Google Patents
発光素子構造Info
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- JPH0629571A JPH0629571A JP18011992A JP18011992A JPH0629571A JP H0629571 A JPH0629571 A JP H0629571A JP 18011992 A JP18011992 A JP 18011992A JP 18011992 A JP18011992 A JP 18011992A JP H0629571 A JPH0629571 A JP H0629571A
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Landscapes
- Led Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 pn接合部から放射される光を効率よく外部
に取り出すことができ、高輝度の発光が可能なLED等
の発光素子構造を提供すること。 【構成】 p型/n型半導体層3とn型/p型半導体層
4とをpn接合し、光取り出し面上に上部電極8を、反
対側裏面に下部電極9を形成する発光素子構造であっ
て、該上部電極8直下方向のp型/n型半導体層3とn
型/p型半導体層4との境界部に、電気絶縁層2を形成
してなるもの。 【効果】 pn接合部において最も発光量の多い領域か
ら発生する光を、電極に吸収されることなく外部に取り
出すことができるので、高輝度の発光素子が得られる。
に取り出すことができ、高輝度の発光が可能なLED等
の発光素子構造を提供すること。 【構成】 p型/n型半導体層3とn型/p型半導体層
4とをpn接合し、光取り出し面上に上部電極8を、反
対側裏面に下部電極9を形成する発光素子構造であっ
て、該上部電極8直下方向のp型/n型半導体層3とn
型/p型半導体層4との境界部に、電気絶縁層2を形成
してなるもの。 【効果】 pn接合部において最も発光量の多い領域か
ら発生する光を、電極に吸収されることなく外部に取り
出すことができるので、高輝度の発光素子が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高輝度が得られる発光
ダイオード(LED)等の発光素子構造に関する。
ダイオード(LED)等の発光素子構造に関する。
【0002】
【従来の技術】赤色〜緑色を放射する一般的なLED等
の発光素子の構造は、例えば図6で示すように、p型/
n型半導体層3と基板5上に接合したn型/p型半導体
層4とを接合させてpn接合部1を形成し、上記p型/
n型半導体層3あるいは必要に応じてさらにこのp型/
n型半導体層3に電流拡散層(図示せず)を接合させ、
この表面(以下、光取り出し面という)上にドット状,
帯状の電極(以下、上部電極という)8を設け、上記基
板5の表面(以下、裏面という)上に平板状の電極(以
下、下部電極という)を形成している。
の発光素子の構造は、例えば図6で示すように、p型/
n型半導体層3と基板5上に接合したn型/p型半導体
層4とを接合させてpn接合部1を形成し、上記p型/
n型半導体層3あるいは必要に応じてさらにこのp型/
n型半導体層3に電流拡散層(図示せず)を接合させ、
この表面(以下、光取り出し面という)上にドット状,
帯状の電極(以下、上部電極という)8を設け、上記基
板5の表面(以下、裏面という)上に平板状の電極(以
下、下部電極という)を形成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の発光素子構造に
よれば、上部電極8の直下方向のpn接合部1が、最も
電流が注入される領域となるので、発光素子は、この部
分で発光量が最も多くなり強発光となる。ところが、こ
の強発光は、光取り出し面に向かって放射されるが、そ
の直上部にある上部電極8によって吸収され、上記強発
光を素子外部へ効率的に取り出すことができず、発光素
子の輝度が低下する。このように、従来の発光素子構造
では、発光素子は輝度が低く、市場ではさらに高輝度の
発光素子の開発が強く望まれている。これに応じて様々
な改良が提案されているが、上記要望を十分満足させる
発光素子は未だ開発されていないのが現状である。
よれば、上部電極8の直下方向のpn接合部1が、最も
電流が注入される領域となるので、発光素子は、この部
分で発光量が最も多くなり強発光となる。ところが、こ
の強発光は、光取り出し面に向かって放射されるが、そ
の直上部にある上部電極8によって吸収され、上記強発
光を素子外部へ効率的に取り出すことができず、発光素
子の輝度が低下する。このように、従来の発光素子構造
では、発光素子は輝度が低く、市場ではさらに高輝度の
発光素子の開発が強く望まれている。これに応じて様々
な改良が提案されているが、上記要望を十分満足させる
発光素子は未だ開発されていないのが現状である。
【0004】本発明の目的は、上記の課題を解消し、p
n接合部から放射される光を効率よく外部に取り出すこ
とができ、高輝度の発光が可能なLED等の発光素子構
造を提供することにある。
n接合部から放射される光を効率よく外部に取り出すこ
とができ、高輝度の発光が可能なLED等の発光素子構
造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解消するため種々検討した結果、上部電極直下方向の
n型半導体層とp型半導体層との境界部に電気絶縁層を
設けて、この部分にpn接合が形成されない構造とする
ことで、上記目的が達成できることを見出し、本発明を
完成した。即ち、本発明の発光素子構造は、p型/n型
半導体層とn型/p型半導体層とを接合させてpn接合
部を形成し、光取り出し面上に上部電極を、反対側裏面
に下部電極を形成する発光素子構造であって、該上部電
極直下方向のp型/n型半導体層とn型/p型半導体層
との境界部に、電気絶縁層を形成してなるものである。
を解消するため種々検討した結果、上部電極直下方向の
n型半導体層とp型半導体層との境界部に電気絶縁層を
設けて、この部分にpn接合が形成されない構造とする
ことで、上記目的が達成できることを見出し、本発明を
完成した。即ち、本発明の発光素子構造は、p型/n型
半導体層とn型/p型半導体層とを接合させてpn接合
部を形成し、光取り出し面上に上部電極を、反対側裏面
に下部電極を形成する発光素子構造であって、該上部電
極直下方向のp型/n型半導体層とn型/p型半導体層
との境界部に、電気絶縁層を形成してなるものである。
【0006】
【作用】上記構成によれば、上部電極の直下方向のp型
/n型半導体層とn型/p型半導体層との境界部に電気
絶縁層が形成されるので、この部分にはpn接合が形成
されなくなる。したがって、電気絶縁層の周囲に電流が
集中して注入されるようになり、発光素子はこの部分で
強発光となる。この強発光は、電気絶縁層の周囲から光
取り出し面に向かって放射されるようになるので、強発
光が電気絶縁層の直上部にある上部電極によって吸収さ
れることが大幅に減少し、したがって、発光素子は効率
の良い発光が可能になり、発光素子の輝度が向上する。
/n型半導体層とn型/p型半導体層との境界部に電気
絶縁層が形成されるので、この部分にはpn接合が形成
されなくなる。したがって、電気絶縁層の周囲に電流が
集中して注入されるようになり、発光素子はこの部分で
強発光となる。この強発光は、電気絶縁層の周囲から光
取り出し面に向かって放射されるようになるので、強発
光が電気絶縁層の直上部にある上部電極によって吸収さ
れることが大幅に減少し、したがって、発光素子は効率
の良い発光が可能になり、発光素子の輝度が向上する。
【0007】以下、本発明を図面に基づきより詳細に説
明する。図1は、本発明の発光素子の基本構成を示す模
式斜視図である。前記従来の発光素子と同一箇所には同
一符号を付し、その詳細な説明は省略する。同図におい
て、前記図6と相違するところは、上部電極7の直下方
向のp型/n型半導体層3とn型/p型半導体層4との
境界部に電気絶縁層2を形成し、その他の部分にpn接
合部1を形成している点である。
明する。図1は、本発明の発光素子の基本構成を示す模
式斜視図である。前記従来の発光素子と同一箇所には同
一符号を付し、その詳細な説明は省略する。同図におい
て、前記図6と相違するところは、上部電極7の直下方
向のp型/n型半導体層3とn型/p型半導体層4との
境界部に電気絶縁層2を形成し、その他の部分にpn接
合部1を形成している点である。
【0008】本発明では、発光素子を構成する半導体材
料としては特に制限はなく、通常LED等の発光素子材
料として用いられるものがいずれも使用できる。その具
体例としては、InP系,GaAs系,GaP系,Al
GaAs系,GaInP系,GaInAs系等の各種p
型またはn型半導体を用いたものが挙げられる。
料としては特に制限はなく、通常LED等の発光素子材
料として用いられるものがいずれも使用できる。その具
体例としては、InP系,GaAs系,GaP系,Al
GaAs系,GaInP系,GaInAs系等の各種p
型またはn型半導体を用いたものが挙げられる。
【0009】本発明の発光素子としては、その伝導型や
厚さ等は通常の構成が使用されるが、例えば図2〜図5
に示す構成とすることが好ましい。図2は、HOMO・
SH構造素子の例を示し、200〜350μm厚さの基
板5上に成長させた10〜20μm厚さのn型/p型半
導体層4と、3〜15μm厚さのp型/n型半導体層3
とを接合させてpn接合部1を形成し、上部電極7の直
下方向の上記n型/p型半導体層4とp型/n型半導体
層3との境界部には、電気絶縁層2を形成した構成であ
る。このような素子の具体例としては、特願平3−19
8850号に記載された半導体材料を使用したSH構造
が好ましい例として挙げられる。
厚さ等は通常の構成が使用されるが、例えば図2〜図5
に示す構成とすることが好ましい。図2は、HOMO・
SH構造素子の例を示し、200〜350μm厚さの基
板5上に成長させた10〜20μm厚さのn型/p型半
導体層4と、3〜15μm厚さのp型/n型半導体層3
とを接合させてpn接合部1を形成し、上部電極7の直
下方向の上記n型/p型半導体層4とp型/n型半導体
層3との境界部には、電気絶縁層2を形成した構成であ
る。このような素子の具体例としては、特願平3−19
8850号に記載された半導体材料を使用したSH構造
が好ましい例として挙げられる。
【0010】図3は、DH構造素子の例を示し、10〜
20μm厚さのn型/p型半導体層4の上にさらに1〜
3μm厚さのn型/p型半導体層6を接合し、このn型
/p型半導体層6とp型/n型半導体層3とを接合させ
てpn接合部1を形成した以外は、上記HOMO・SH
構造素子と同一の構成である。
20μm厚さのn型/p型半導体層4の上にさらに1〜
3μm厚さのn型/p型半導体層6を接合し、このn型
/p型半導体層6とp型/n型半導体層3とを接合させ
てpn接合部1を形成した以外は、上記HOMO・SH
構造素子と同一の構成である。
【0011】図4は、電流拡散層を設けた素子の例を示
し、1〜15μm厚さのp型/n型半導体層3に電流拡
散層7を接合した以外は、上記HOMO・SH構造素子
と同一の構成である。
し、1〜15μm厚さのp型/n型半導体層3に電流拡
散層7を接合した以外は、上記HOMO・SH構造素子
と同一の構成である。
【0012】上記電流拡散層7は、通常キャリア濃度が
5×1017cm-3以上の高キャリア濃度層が適用される。
上部電極直下に該層7を設けることにより、電流拡散性
が改善されて、上部電極とpn接合部との距離が近接し
ていても、しかも上部電極として面積の小さいドット状
電極を用いた場合でも、pn接合部の全面に電流が流れ
るようになり、発光素子の輝度が向上するので好まし
い。
5×1017cm-3以上の高キャリア濃度層が適用される。
上部電極直下に該層7を設けることにより、電流拡散性
が改善されて、上部電極とpn接合部との距離が近接し
ていても、しかも上部電極として面積の小さいドット状
電極を用いた場合でも、pn接合部の全面に電流が流れ
るようになり、発光素子の輝度が向上するので好まし
い。
【0013】この電流拡散層は、例えばGaInP系に
ついて述べると、p型GaInP層上に高キャリア濃度
のp+ GaInP層をエピタキシャル成長により形成す
る方法、p型GaInP層としてエピタキシャル成長し
た後、Zn,Mg,Be,Cd等の不純物拡散によって
表面層のキャリア濃度を高くして電流拡散層とする方
法、p型の不純物をイオン化してp型GaInP層表面
に打ち込むイオン注入法等によって形成される。
ついて述べると、p型GaInP層上に高キャリア濃度
のp+ GaInP層をエピタキシャル成長により形成す
る方法、p型GaInP層としてエピタキシャル成長し
た後、Zn,Mg,Be,Cd等の不純物拡散によって
表面層のキャリア濃度を高くして電流拡散層とする方
法、p型の不純物をイオン化してp型GaInP層表面
に打ち込むイオン注入法等によって形成される。
【0014】この電流拡散層の厚さは、この層自身が光
の自己吸収性を有するため、電流拡散効果を発揮する限
りにおいては可及的に薄い方が好ましく、通常は5μm
以下、好ましくは3μm以下とするのがよい。
の自己吸収性を有するため、電流拡散効果を発揮する限
りにおいては可及的に薄い方が好ましく、通常は5μm
以下、好ましくは3μm以下とするのがよい。
【0015】図5は、液相拡散でpn接合を形成した素
子の例を示し、この液相拡散は、例えばn型GaAsI
nP層が成長中に、メルト中(溶融層中)のp型不純物
がGaAsP層を形成し、n層との界面をpn接合部1
とするものであるが、絶縁層2を設けることによってp
n接合部1を部分的に形成させたものである。
子の例を示し、この液相拡散は、例えばn型GaAsI
nP層が成長中に、メルト中(溶融層中)のp型不純物
がGaAsP層を形成し、n層との界面をpn接合部1
とするものであるが、絶縁層2を設けることによってp
n接合部1を部分的に形成させたものである。
【0016】上部電極8は、直下層がp層の場合、Au
Be,AuZn,AuSn、また、直下層がn層の場
合、AuGe等の材料を、半導体素子の光取り出し面の
表面に真空蒸着等の方法により被着した後、パターニン
グ、アニーリング等の通常の処理を施し、半導体の光取
り出し面の中央部や端部等の適当な位置に任意の形状に
成形する。この電極の形状は、特に制限はなく各種形状
が採用可能であるが、形成の容易性などの点からドット
状電極とすることが好ましい。
Be,AuZn,AuSn、また、直下層がn層の場
合、AuGe等の材料を、半導体素子の光取り出し面の
表面に真空蒸着等の方法により被着した後、パターニン
グ、アニーリング等の通常の処理を施し、半導体の光取
り出し面の中央部や端部等の適当な位置に任意の形状に
成形する。この電極の形状は、特に制限はなく各種形状
が採用可能であるが、形成の容易性などの点からドット
状電極とすることが好ましい。
【0017】下部電極8は、直下層がn層の場合、Au
Be,AuZn,AuSn、直下層がp層の場合、Au
Ge等の材料を、上部電極8の場合と同様にして発光素
子下部表面に被着し、ダイシング等の方法により平板状
等の任意の大きさに成形する。
Be,AuZn,AuSn、直下層がp層の場合、Au
Ge等の材料を、上部電極8の場合と同様にして発光素
子下部表面に被着し、ダイシング等の方法により平板状
等の任意の大きさに成形する。
【0018】本発明が特徴とする電気絶縁層2として
は、電流を阻止する機能を有するものであればよく、本
発明では、電気絶縁性材料により電気絶縁層を形成する
ものである。この電気絶縁性材料としては、SiO2 ,
SiN,Al2 O3 などが使用でき、これを熱CVD
法,スパッタリング等の方法で蒸着しパターニングする
ことによって、電気絶縁層2を形成する。
は、電流を阻止する機能を有するものであればよく、本
発明では、電気絶縁性材料により電気絶縁層を形成する
ものである。この電気絶縁性材料としては、SiO2 ,
SiN,Al2 O3 などが使用でき、これを熱CVD
法,スパッタリング等の方法で蒸着しパターニングする
ことによって、電気絶縁層2を形成する。
【0019】この電気絶縁層2は、上部電極の形状に応
じて任意の形状に形成できるので、例えば上部電極の最
大幅の4/5の幅を有し、一方向へ帯状に形成してもよ
いし、また、上部電極の形状と同一または相似形とし、
その面積が上部電極の1/2以上、好ましくは0.8〜
2、特に好ましくは1.0〜1.5になるように形成し
てもよい。上記絶縁層2の面積が上部電極の1/2未満
であれば、電極直下に流れ易くなり電流ブロック効果が
小さくなり好ましくない。一方、2倍を越えるようにな
ると、発光するpn接合部の面積が小さくなり、発光素
子の高輝度化が達成できないので好ましくない。
じて任意の形状に形成できるので、例えば上部電極の最
大幅の4/5の幅を有し、一方向へ帯状に形成してもよ
いし、また、上部電極の形状と同一または相似形とし、
その面積が上部電極の1/2以上、好ましくは0.8〜
2、特に好ましくは1.0〜1.5になるように形成し
てもよい。上記絶縁層2の面積が上部電極の1/2未満
であれば、電極直下に流れ易くなり電流ブロック効果が
小さくなり好ましくない。一方、2倍を越えるようにな
ると、発光するpn接合部の面積が小さくなり、発光素
子の高輝度化が達成できないので好ましくない。
【0020】この電気絶縁層2の厚さは、0.05〜1
0μm、好ましくは0.1〜5μm,特に好ましくは
0.5〜2μm である。電気絶縁層の厚さが、0.05
μm未満となると、膜厚の制御が困難となり、また、電
流をブロックできなくなり好ましくない。一方、10μ
mを越えると、電気絶縁層形成後に成長させる半導体層
の形成が困難となるとともに、コストが高くつき好まし
くない。
0μm、好ましくは0.1〜5μm,特に好ましくは
0.5〜2μm である。電気絶縁層の厚さが、0.05
μm未満となると、膜厚の制御が困難となり、また、電
流をブロックできなくなり好ましくない。一方、10μ
mを越えると、電気絶縁層形成後に成長させる半導体層
の形成が困難となるとともに、コストが高くつき好まし
くない。
【0021】上記電気絶縁層2と上部電極8との位置関
係は、電気絶縁層2が上部電極8の直下方向に位置する
ようにそれぞれ形成する。例えば図1では、上部電極7
を光取り出し面の中央部に、電気絶縁層2を上記上部電
極8の直下方向のn型半導体層とp型半導体層との境界
部に位置するように形成しているが、図2に示すよう
に、上部電極8を光取り出し面の端部に形成し、上記と
同様にそれに対応する位置に電気絶縁層2を形成するこ
ともできる。上記のように、電気絶縁層2は上部電極8
の直下方向のn型半導体層とp型半導体層との境界部に
位置するように形成され、この境界部にpn接合部が形
成されないようにすれば、どの位置にも形成することが
できる。
係は、電気絶縁層2が上部電極8の直下方向に位置する
ようにそれぞれ形成する。例えば図1では、上部電極7
を光取り出し面の中央部に、電気絶縁層2を上記上部電
極8の直下方向のn型半導体層とp型半導体層との境界
部に位置するように形成しているが、図2に示すよう
に、上部電極8を光取り出し面の端部に形成し、上記と
同様にそれに対応する位置に電気絶縁層2を形成するこ
ともできる。上記のように、電気絶縁層2は上部電極8
の直下方向のn型半導体層とp型半導体層との境界部に
位置するように形成され、この境界部にpn接合部が形
成されないようにすれば、どの位置にも形成することが
できる。
【0022】本発明の発光素子構造、例えば図7(a)
の模式断面図で示す構造では、上部電極8を正極に下部
電極9を負極として通電すると、電流(矢印で表示)
は、電気絶縁層2を迂回するように流れる。したがっ
て、電流は電気絶縁層2の周囲を集中して流れるように
なるので、発光素子Hはこの部分で強発光となる。ま
た、上部電極8の直下方向のn型半導体層とp型半導体
層との境界部には、電流が流れないので、従来の発光素
子構造のように、この部分からの強発光が上部電極8に
吸収されることも無くなる。この結果、発光素子Hは、
pn接合部1からの強発光を効率的に光取り出し面に放
射できるようになり、発光素子を高輝度のものとするこ
とができる。
の模式断面図で示す構造では、上部電極8を正極に下部
電極9を負極として通電すると、電流(矢印で表示)
は、電気絶縁層2を迂回するように流れる。したがっ
て、電流は電気絶縁層2の周囲を集中して流れるように
なるので、発光素子Hはこの部分で強発光となる。ま
た、上部電極8の直下方向のn型半導体層とp型半導体
層との境界部には、電流が流れないので、従来の発光素
子構造のように、この部分からの強発光が上部電極8に
吸収されることも無くなる。この結果、発光素子Hは、
pn接合部1からの強発光を効率的に光取り出し面に放
射できるようになり、発光素子を高輝度のものとするこ
とができる。
【0023】なお、上記例では、電流拡散層7および半
導体層3をP型半導体に、基板5およびそれに接合する
半導体層4をn型半導体として形成したが、本発明で
は、図7(b)に示すように、このP型とn型を逆にし
て、電流を下部電極9から上部電極8へ流す構成として
も、上記と同様の作用、効果が得られる。
導体層3をP型半導体に、基板5およびそれに接合する
半導体層4をn型半導体として形成したが、本発明で
は、図7(b)に示すように、このP型とn型を逆にし
て、電流を下部電極9から上部電極8へ流す構成として
も、上記と同様の作用、効果が得られる。
【0024】
【実施例】以下、実施例を示し本発明を具体的に説明す
る。なお、本発明がこれに限定されるものでないことは
言うまでもない。 実施例1 厚さ350μmのn型GaAsP基板上に、厚さ10μ
mのn型GaInP層をエピタキシャル成長した後、こ
のn型GaInP層表面にSiO2 を熱CVD法によ
り、厚さ1μmを有する層状に被着し、フォトリソグラ
フィを用いて幅130μmの帯状電気絶縁層を形成し
た。次に、上記n型GaInP層上に厚さ3μm のp型
GaInP層をエピタキシャル成長させた。このウエハ
ーのp型GaInP層表面にAuBeを真空蒸着した
後、パターニング処理を施して上記帯状電気絶縁層直上
部の中央部に直径120μmの円形電極を形成した。一
方上記ウエハー裏面全体にAuSnを真空蒸着した後、
これをダイシングしてチップ化し、図8に示す構成の発
光素子を作製した。上記作製した発光素子の上部電極8
と下部電極9との間に20mAの電流を加え、発光素子
を発光させた。このときの輝度を輝度測定計(フォトメ
ーターモデル550−1 EG&G社製)を用いて測定
したところ、表1に示す結果であった。
る。なお、本発明がこれに限定されるものでないことは
言うまでもない。 実施例1 厚さ350μmのn型GaAsP基板上に、厚さ10μ
mのn型GaInP層をエピタキシャル成長した後、こ
のn型GaInP層表面にSiO2 を熱CVD法によ
り、厚さ1μmを有する層状に被着し、フォトリソグラ
フィを用いて幅130μmの帯状電気絶縁層を形成し
た。次に、上記n型GaInP層上に厚さ3μm のp型
GaInP層をエピタキシャル成長させた。このウエハ
ーのp型GaInP層表面にAuBeを真空蒸着した
後、パターニング処理を施して上記帯状電気絶縁層直上
部の中央部に直径120μmの円形電極を形成した。一
方上記ウエハー裏面全体にAuSnを真空蒸着した後、
これをダイシングしてチップ化し、図8に示す構成の発
光素子を作製した。上記作製した発光素子の上部電極8
と下部電極9との間に20mAの電流を加え、発光素子
を発光させた。このときの輝度を輝度測定計(フォトメ
ーターモデル550−1 EG&G社製)を用いて測定
したところ、表1に示す結果であった。
【0025】実施例2 厚さ350μmのn型GaAsP基板上に、厚さ1μm
のSiO2 を熱CVD法により層状に被着し、フォトリ
ソグラフィを用いて幅130μmの帯状電気絶縁層を形
成した。次に、このパターニングされたSiO2 膜を有
する基板上に、LPE法によりp+ GaInP層を成長
させた。このとき、SiO2 膜で保護されていない部分
のn型GaAsP層には、液相拡散によりp型不純物が
拡散により侵入して、n型GaAsP層内にpn接合が
形成された。このウエハー表面にAuBeを真空蒸着
し、フォトリソグラフィによって上記帯状電気絶縁層直
上部の中央部に直径120μmの円形電極を形成した。
一方上記ウエハー裏面全体にAuSnを真空蒸着した
後、これをダイシングしてチップ化し、図9に示す構成
の発光素子を作製した。上記作製した発光素子の上部電
極8と下部電極9との間に20mAの電流を加え、発光
素子を発光させた。このときの輝度を実施例1と同様に
測定したところ、表1に示す結果であった。
のSiO2 を熱CVD法により層状に被着し、フォトリ
ソグラフィを用いて幅130μmの帯状電気絶縁層を形
成した。次に、このパターニングされたSiO2 膜を有
する基板上に、LPE法によりp+ GaInP層を成長
させた。このとき、SiO2 膜で保護されていない部分
のn型GaAsP層には、液相拡散によりp型不純物が
拡散により侵入して、n型GaAsP層内にpn接合が
形成された。このウエハー表面にAuBeを真空蒸着
し、フォトリソグラフィによって上記帯状電気絶縁層直
上部の中央部に直径120μmの円形電極を形成した。
一方上記ウエハー裏面全体にAuSnを真空蒸着した
後、これをダイシングしてチップ化し、図9に示す構成
の発光素子を作製した。上記作製した発光素子の上部電
極8と下部電極9との間に20mAの電流を加え、発光
素子を発光させた。このときの輝度を実施例1と同様に
測定したところ、表1に示す結果であった。
【0026】比較例1 上記実施例1において、n型GaInP層表面に電気絶
縁層を形成しない以外は全て同様にして発光素子を作製
した。この発光素子の輝度を上記実施例1と同様に測定
したところ、表1に示す結果であった。
縁層を形成しない以外は全て同様にして発光素子を作製
した。この発光素子の輝度を上記実施例1と同様に測定
したところ、表1に示す結果であった。
【0027】比較例2〜3 上記実施例1において、帯状電気絶縁層の幅を表1に示
す数値に変える以外は、全て同様にして発光素子を作製
した。これらの発光素子の輝度を上記実施例1と同様に
測定したところ、表1に示す結果であった。
す数値に変える以外は、全て同様にして発光素子を作製
した。これらの発光素子の輝度を上記実施例1と同様に
測定したところ、表1に示す結果であった。
【0028】
【表1】
【0029】上記表1から明らかなように、本発明の発
光素子構造のものは、輝度が5.0mcd と高い値を示
し、従来電流ブロック層を形成しない発光素子構造のも
のよりも、輝度が約52%向上したものであった。
光素子構造のものは、輝度が5.0mcd と高い値を示
し、従来電流ブロック層を形成しない発光素子構造のも
のよりも、輝度が約52%向上したものであった。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の発光素子
構造によれば、上部電極の直下方向のp型/n型半導体
層とn型/p型半導体層との境界部に電気絶縁層が形成
されるので、発光素子はこの部分で強発光となり、電気
絶縁層の周囲から光取り出し面に向かって放射されるよ
うになり、強発光が電気絶縁層の直上部にある上部電極
によって吸収されることが大幅に減少する。したがっ
て、発光素子は効率の良い発光が可能になり、発光素子
の輝度が向上して、市場の要求を十分に満足しうる高輝
度に発光する発光素子がえられる。
構造によれば、上部電極の直下方向のp型/n型半導体
層とn型/p型半導体層との境界部に電気絶縁層が形成
されるので、発光素子はこの部分で強発光となり、電気
絶縁層の周囲から光取り出し面に向かって放射されるよ
うになり、強発光が電気絶縁層の直上部にある上部電極
によって吸収されることが大幅に減少する。したがっ
て、発光素子は効率の良い発光が可能になり、発光素子
の輝度が向上して、市場の要求を十分に満足しうる高輝
度に発光する発光素子がえられる。
【図1】本発明の発光素子の基本構造を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】本発明の実施態様例を示す発光素子の構造を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図3】本発明の実施態様例を示す発光素子の構造を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図4】本発明の実施態様例を示す発光素子の構造を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図5】本発明の実施態様例を示す発光素子の構造を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図6】従来の発光素子の構造を示す斜視図である。
【図7】本発明の一実施例に係る発光素子の構造を示す
模式断面図である。
模式断面図である。
【図8】本発明の他の実施例に係る発光素子の構造を示
す模式断面図である。
す模式断面図である。
【図9】本発明のその他の実施例に係る発光素子の構造
を示す模式断面図である。
を示す模式断面図である。
1 pn接合 2 電気絶縁層 3 p型/n型半導体層 4 n型/p型半導体層 5 n型/p型半導体基板 8 上部電極 H 発光素子
Claims (1)
- 【請求項1】 p型/n型半導体層とn型/p型半導体
層とを接合させてpn接合部を形成し、光取り出し面上
に上部電極を、反対側裏面に下部電極を形成する発光素
子構造であって、該上部電極直下方向のp型/n型半導
体層とn型/p型半導体層との境界部に、電気絶縁層を
形成してなる発光素子構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18011992A JPH0629571A (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 発光素子構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18011992A JPH0629571A (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 発光素子構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0629571A true JPH0629571A (ja) | 1994-02-04 |
Family
ID=16077753
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18011992A Pending JPH0629571A (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 発光素子構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0629571A (ja) |
-
1992
- 1992-07-07 JP JP18011992A patent/JPH0629571A/ja active Pending
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