JPH06295969A - Icリードフレームの表面処理装置 - Google Patents

Icリードフレームの表面処理装置

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JPH06295969A
JPH06295969A JP8054893A JP8054893A JPH06295969A JP H06295969 A JPH06295969 A JP H06295969A JP 8054893 A JP8054893 A JP 8054893A JP 8054893 A JP8054893 A JP 8054893A JP H06295969 A JPH06295969 A JP H06295969A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】装置全体の背を低くして処理工程の確認を迅速
に行えるようにしつつ大幅なコスト低減を図れるように
する。 【構成】オーバーフロー受け槽20を平面形状が処理槽
10を包囲可能に形成するとともに、ローラコンベヤ1
を形成する各ローラ2の回転支持部(4,4)をオーバ
ーフロー受け槽20の両側外方に配設し、処理槽10の
両側上部にローラ2を通すための上部開放凹部17,1
7を形成しかつこの上部開放凹部17,17を通して装
着されたローラ2の当該上部開放凹部17,17からオ
ーバーフロー受け槽20の槽壁23,24までの間に当
該ローラ2を伝わって外方に流れる処理液を下方に落下
させる液切鍔体7,7を取付けた構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ICリードフレームを
ローラコンベヤで搬送しながら前処理,めっき処理等を
行う表面処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来表面処理装置の構成を図3〜図6に
示す。これらの図において、1はローラコンベヤで、所
定ピッチpで列配された複数個のローラ2を有してい
る。また、10はオーバーフロー型処理槽、20はオー
バーフロー受け槽である。また、30Aは液循環装置
で、供給管31,回収管32,循環ポンプ33,管理槽
35,各種弁類等からなる。
【0003】上記液循環装置30Aの循環ポンプ33を
駆動して、管理槽35内の処理液を供給管31等を通し
て処理槽10へ循環供給すると、当該処理槽10内には
上昇液流が発生して両堰11a,12a間に所定高さの
盛り上り処理液Quが形成される。この盛り上り処理液
Qu中にローラコンベヤ1の各ローラ2上を搬送される
ICリードフレームWを連続通過させつつその表面処理
が行われる。なお、処理槽10からのオーバーフロー液
はオーバーフロー受け槽20に排出され当該槽20から
回収管22等を通して管理槽35に戻される。
【0004】ここで、上記表面処理装置においては、図
4に示す如く、処理槽10の搬送方向長さL1はローラ
コンベヤ1の搬送速度と表面処理に要する時間との関係
から決定されている。また、ローラコンベヤ1のローラ
ピッチpは、ICリードフレームWの長さに応じて決定
される。そこで、処理槽10に1又は2以上のローラ2
を配置しなければならないことが生じる。
【0005】処理槽10に配置されるローラ2の回転支
持部(8,8)は、図5に示す如く、当該処理槽10内
(槽壁13,14内面)に設けられているのが一般的で
ある。同様に、オーバーフロー受け槽20に配置される
ローラ2の回転支持部も当該オーバーフロー受け槽20
内又は図6に示す如く両槽壁23,24の上縁部に設け
られる。
【0006】ここに、オーバーフロー受け槽20は、処
理槽10からのオーバーフロー液を受けて液循環装置3
0Aへ確実に流し込めればよいので、コスト低減等の観
点から機械的強度および加工精度は最少限に止めてい
る。処理槽20も同様である。
【0007】ところで、オーバーフロー受け槽20の搬
送方向長さL2を長くして処理槽10前後の複数又はほ
とんどのローラ2をオーバーフロー受け槽20に持たせ
たいが、実現はされていない。なぜならば、上記最少限
的条件からオーバーフロー受け槽20の槽壁23,24
は長くなればなるほど変形する度合が増大してしまうた
めに、ローラ送り精度が低下してICリードフレームW
の円滑搬送に支障を来たすという事態が生じてしまうか
らである。
【0008】かくして、従来のオーバーフロー受け槽2
0は、その本来目的,コスト低減等の観点から、各槽内
に上流側または下流側の各1個のローラ2を配置してい
るに過ぎない。オーバーフロー受け槽20をローラ支持
するために搬送方向に長くすることは、レイアウトの縮
小化の観点からも許されないことである。よって、オー
バーフロー受け槽20は小容量とされ、かつ液循環の円
滑化および処理液組成の安定化のために必要とされる大
量の処理液を保有することは管理槽35を大きくするこ
とによって達成している。このために、管理槽35は慣
習的にオーバーフロー槽20の下方に設けている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ICリードフ
レームの生産量が増大するとともにつまり普及拡大がさ
れるに伴って次のような問題点が指摘されている。すな
わち、上記従来構造によると、装置全体の背が大きくな
るため処理工程の確認に手間どり品質低下の一因とな
る。したがって、当該装置周辺に点検用の架台を設ける
ことになるが、この場合は、コスト高,保守点検困難,
作業安全性の確保困難、下側が汚れる等の不具合が誘発
される。
【0010】これに対して、オーバーフロー受け槽20
と管理槽35とを一体化する、つまりオーバーフロー受
け槽20で管理槽35を兼用することにより背を低くす
ることが考えられるが、装置経済とローラコンベヤの構
成および送り精度の保障という相対問題を一挙に解決で
きないことから、結果的にはオーバーフロー受け槽20
と管理槽35とを分け、管理槽35を大型化する上記従
来構造とし、かつ管理槽を処理槽の下に配設するという
妥協案としているのが実情である。
【0011】本発明の目的は、装置全体の背を低くして
処理工程の確認を迅速に行えるようにしつつ大幅なコス
ト低減を達成することができるICリードフレームの表
面処理装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本出願人は、各ローラの
回転支持部を処理槽およびオーバーフロー受け槽の両側
外方に配設して所要のローラ送り精度を確保し、かつオ
ーバーフロー受け槽を両回転支持部間のスペースを利用
して大容量とすることにより従来管理槽の役目も果たさ
せれば、ICリードフレームの円滑搬送を確保しつつ装
置全体の背を低くすることが可能となるとの発想のもと
に試作機を製作して試験してみたが、この方法によると
ローラ位置が高くなってしまうため、ローラ上を搬送さ
れるICリードフレームを完全処理可能な盛り上り処理
液を処理槽上に確立できず本末転倒となってしまうので
実用化できなかった。そこで、各ローラと各槽との位置
関係において槽形態を種々変えるなどして当該各ローラ
の配設位置を低くしてみたところ、今度は液漏れという
新たで厄介な問題が生じ実用化できなかった。
【0013】そこで、本発明は、発想を転換し処理槽か
らのローラに沿う液漏れは許容するが、そのローラの回
転支持部に至る以前に強制的に下方に落下させる手立て
を講じることにより、始めて前記目的を達成できる構成
の表面処理装置を創成したものに係る。
【0014】すなわち、本発明に係るICリードフレー
ムの表面処理装置は、処理槽と,オーバーフロー受け槽
と,このオーバーフロー受け槽から吸込んだ処理液を処
理槽に循環供給する液循環装置と,ローラコンベヤとを
含み、処理槽上に形成された盛り上り処理液中にローラ
コンベヤで搬送されるICリードフレームを連続通過さ
せつつその表面処理を行うICリードフレームの表面処
理装置において、前記オーバーフロー受け槽を平面形状
が前記処理槽を包囲可能に形成するとともに、前記ロー
ラコンベヤを形成する各ローラの回転支持部をオーバー
フロー受け槽の両側外方に配設し、該処理槽の両側上部
にローラを通すための上部開放凹部を形成しかつこの上
部開放凹部を通して装着されたローラの当該上部開放凹
部からオーバーフロー受け槽の槽壁までの間に当該ロー
ラを伝わって外方に流れる処理液を下方に落下させる液
切鍔体を取付けたことを特徴とする。
【0015】
【作用】上記構成による本発明では、液循環装置を駆動
させると、オーバーフロー受け槽に収容された処理液は
処理槽へ循環供給される。すると、処理槽内には上昇液
流が発生し盛り上り処理液が形成される。また、処理槽
からのオーバーフロー液はオーバーフロー受け槽に戻さ
れる。しかも、オーバーフロー受け槽を大容量とするこ
とができたので、液循環を円滑にかつ処理液組成を安定
化できる。
【0016】かくして、ローラコンベヤを用いてICリ
ードフレームを処理槽へ向けて搬送させると、処理槽上
に形成された盛り上り処理液中に入り上部開放凹部を通
して低く配設された各ローラによって当該盛り上り処理
液中を円滑に搬送通過させられ、かつICリードフレー
ムの完全処理を長期に亘って安定して行える。この運転
中、処理液がローラを伝って処理槽の外側へ流れ出るが
液切鍔体によって強制的に下方に落下させられてオーバ
ーフロー受け槽に回収される。したがって、槽外への液
漏れが防止できるので、問題はない。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。本ICリードフレームの表面処理装置は、図1お
よび図2に示す如く、基本的構成(ローラコンベヤ1,
処理槽10,オーバーフロー受け槽20,液循環装置3
0等)が従来例(図3)と同様とされており、各ローラ
2の回転支持部(4,4)を処理槽10およびオーバー
フロー受け槽20の両側外方に配設して所要のローラ送
り精度を確保し、かつオーバーフロー受け槽20を両回
転支持部(4,4)間のスペースを積極的に利用するこ
とにより容量増大させて管理槽を兼用可能とし、さらに
処理液がローラ2を伝って槽外へ流れ出るのを液切鍔体
7を用いて防止可能に形成して、装置全体の背を低くし
て処理工程の確認を迅速に行えるようにしつつ大幅なコ
スト低減を達成できるようにしたものである。なお、従
来例(図3)と共通する構成要素については同一の符号
を付し、その説明を省略もしくは簡略化する。
【0018】ここで、オーバーフロー受け槽20は、図
1に示す如く、平面形状が処理槽10を包囲可能に形成
されている。具体的には、オーバーフロー受け槽20
は、処理槽10の幅方向の周辺スペースを積極的に利用
するべく幅寸法(搬送方向と直交する方向の長さ)を増
大させかつ搬送方向長さはレイアウトの縮小化を図るた
めに短くしている。かかる構成により、オーバーフロー
受け槽20は、大容量となり管理槽を兼用可能となる。
また、オーバーフロー受け槽20に、処理槽10からの
オーバーフロー液はもとより液切鍔体7でローラ2から
強制的に落下させられた処理液も確実に回収することが
できる。また、オーバーフロー受け槽20は、コスト低
減等の観点から処理液の安定保持に支障を来たさない範
囲内でその機械的強度および加工精度は最少限に止めら
れている。なお、オーバーフロー受け槽20の槽壁2
3,24は、その上縁が各ローラ2よりも下方となるよ
うに高さが決定されている。
【0019】また、処理槽10の槽壁13,14の上部
には、ローラ2の配設位置を低くするための上部開放凹
部17,17が形成されている。この処理槽10は、槽
壁13,14,図示しない上流側槽壁,下流側槽壁12
および底部16より形成されており、その容量はオーバ
ーフロー受け槽20の容量を増大させるために盛り上り
処理液Quを安定して確立できる範囲内で最小とされて
いる。また、処理槽10の槽壁13,14の下部には液
通過穴15が設けられており処理槽10の下方の空間
(処理槽10の容積の約3倍)部分に処理液を収容でき
るようにしている。
【0020】また、各ローラ2の回転支持部は、図2に
示す如く、オーバーフロー受け槽20の両側外方に配設
された高剛性のローラ支持プレート4,4より形成され
ている。各ローラ支持プレート4は、ベース9上にオー
バーフロー受け槽20の槽璧23,24に沿って強固に
取付けられており、その上部には各ローラ2の端部を回
転支持する軸受部5がローラ2の個数分だけ同一ピッチ
で設けられている。
【0021】これにより、各槽10,20の機械的強度
・加工精度に関係なくICリードフレームの円滑搬送に
必要なローラ送り精度を確保することができる。本実施
例では、各ローラ2は、それぞれの最上部を結ぶ面(ワ
ーク搬送面)が平滑となりかつ処理槽10ではローラ位
置が低くなるように上部開放凹部17,17を通されて
ローラ支持プレート4,4の各軸受部5,5に回転支持
されている。
【0022】また、液切鍔体7,7は、上部開放凹部1
7,17を通して装着されたローラ2の当該上部開放凹
部17,17からオーバーフロー受け槽20の槽壁2
3,24までの間に取付けられており、当該ローラ2を
伝わって槽外へ流れる処理液を方向転換して下方に落下
させる機能を有している。
【0023】かかる液切鍔体7,7により、ローラ2を
上部開放凹部17,17を通して配設位置を低くしたこ
とによる処理液の漏れを一掃することができ、オーバー
フロー受け槽20を大容量として管理槽を兼用させるこ
とが実用上可能であることが保障される。本実施例で
は、各液切鍔体7は、より一段と効果的に液漏れを防止
するために各ローラ2に沿って三段形状とされており、
各ローラ2の上部開放凹部17および槽壁23(24)
間部分の中央部にパッキンを介して装着されている。
【0024】また、上記した如く、オーバーフロー受け
槽20で管理槽を兼用させる構成としたことより、液循
環装置30を供給管32,循環ポンプ33,モータ34
等から構成し、モータ34により循環ポンプ33を駆動
して大容量のオーバーフロー受け槽20内の処理液を供
給管31等を介して処理槽10へ循環供給している。な
お、液循環装置30の各構成部品は、オーバーフロー受
け槽20の近傍に集中して配設されている。また、液循
環装置30の供給管31は、処理槽10がオーバーフロ
ー受け槽20に内包されていることより極めて短くな
る。また、循環ポンプ33は、吐出水頭の減少により負
荷が大幅に軽減されるので小型のポンプを使用してい
る。
【0025】なお、図2において、41は回転駆動機構
である。回転駆動機構41は、各ローラ2の一端部に装
着された歯付きプーリ42と,各プーリ42と噛合しつ
つ図中矢印方向に回動される歯付きベルト43と,歯付
きベルト43を回動するための駆動モータ44とを含み
構成されている。したがって、駆動モータ44を駆動す
ると、各ローラ2は、同期的に同一方向に回転してIC
リードフレームを搬送することができる。
【0026】次に、作用について説明する。液循環装置
30のモータ34を駆動して循環ポンプ33を作動させ
ることにより、オーバーフロー受け槽20に収容された
処理液は供給管31を通して処理槽10へ供給され、当
該処理槽10上には所定高さの盛り上り処理液Quが形
成される。また、処理槽10からのオーバーフロー液
は、オーバーフロー受け槽20に戻される。しかも、オ
ーバーフロー受け槽20を大容量としたので、液循環を
円滑にかつ処理液組成を安定化できる。
【0027】かくして、ローラコンベヤ1を用いてIC
リードフレームを処理槽10へ向けて搬送させると、処
理槽10に形成された盛り上り処理液Qu中に入り各ロ
ーラ2によって円滑に当該盛り上り処理液Qu中を搬送
通過させられ表面処理される。ここで、オーバーフロー
受け槽20によって処理液組成が安定化されているの
で、ICリードフレームの完全処理を長期に亘って安定
して行える。
【0028】この運転中、処理槽10内の処理液がロー
ラ2を伝って外方へ流れ出るが液切鍔体7によって強制
的に下方に落下させられてオーバーフロー受け槽20に
回収される。したがって、槽外への液漏れが防止できる
ので問題はない。
【0029】しかして、この実施例によれば、オーバー
フロー受け槽20を平面形状が処理槽10を包囲可能に
形成するとともに、ローラコンベヤ1を形成する各ロー
ラ2の回転支持部(4,4)をオーバーフロー受け槽2
0の両側外方に配設し、処理槽10の両側上部にローラ
2を通すための上部開放凹部17,17を形成しかつこ
の上部開放凹部17,17を通して装着されたローラ2
の当該上部開放凹部17,17からオーバーフロー受け
槽20の槽壁23,24までの間に当該ローラ2を伝わ
って外方に流れる処理液を下方に落下させる液切鍔体7
を取付けた構成としたので、次のような効果を奏する。
【0030】 オーバーフロー受け槽20で管理槽を
兼用することができ大幅なコスト低減を図ることができ
る。特に、各槽10,20の機械的強度・加工精度を最
少限としたので、より一層のコスト低減を図ることがで
きる。
【0031】 また、回転支持部(4,4)で各ロー
ラ2の送り精度が確保され、かつ大容量のオーバーフロ
ー受け槽20で処理液の組成を安定化できるのでICリ
ードフレームを高品質に表面処理することができる。
【0032】 また、オーバーフロー受け槽20を容
量を大きくしつつ搬送方向長さを短くすることができレ
イアウトの縮小化を図ることができる。この点からも大
幅なコスト低減を図ることができる。
【0033】 さらに、オーバーフロー受け槽20で
管理槽を兼用することができるので装置全体の背が低く
なり、点検用の架台を用いることなく品種切替作業やI
Cリードフレームの搬送状況を監視できる。つまり、処
理工程の確認を迅速に行える。この点からも、大幅なコ
スト低減と高品質処理を図ることができる。しかも、保
守点検が容易となり、架台の乗り降りの際の事故も一掃
できる。さらに下側が汚れるといった事態も生じない。
【0034】 さらに、液循環装置30の供給管31
が短小となるとともに、ポンプ33が小型化されるの
で、装置全体の小型化を一段と図ることができる。ま
た、液循環装置30の各構成部品をオーバーフロー受け
槽20の近傍に集中配設したので保守点検が容易とな
る。
【0035】 さらにまた、処理槽10下方の空間部
分にも処理液を収容できるようにしたので、オーバーフ
ロー受け槽20に一段と処理液を安定的に収容すること
ができる。そのため、より一層の液循環の円滑化および
処理液組成の安定化を図ることができる。この点からも
ICリードフレームWの高品質処理が達成される。
【0036】なお、上記実施例では、液切鍔体7をロー
ラ2の上部開放凹部17および槽壁23(24)間部分
の中央部にパッキンを介して装着したが、ローラ2を伝
ってきた処理液を強制的に方向転換させて下方へ落下さ
せることができればどのように構成してもよい。例え
ば、液切鍔体7をローラ2の上部開放凹部17の近傍部
分に装着してもよい。また、液切鍔体7をローラ2と一
体に形成してもよい。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、オーバーフロー受け槽
を平面形状が処理槽を包囲可能に形成するとともに、ロ
ーラコンベヤを形成する各ローラの回転支持部をオーバ
ーフロー受け槽の両側外方に配設し、処理槽の両側上部
にローラを通すための上部開放凹部を形成しかつこの上
部開放凹部を通して装着されたローラの当該上部開放凹
部からオーバーフロー受け槽の槽壁までの間に当該ロー
ラを伝わって外方に流れる処理液を下方に落下させる液
切鍔体を取付けた構成としたので、液漏れ防止およびI
Cリードフレームの完全処理を確約しつつオーバーフロ
ー受け槽を大容量として管理槽を兼用可能とすることが
できる。これにより、装置全体の背を低くして処理工程
の確認を迅速に行えるようにしつつ大幅なコスト低減を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を説明するための一部を切り欠
いた斜視図である。
【図2】同じく、ローラコンベヤとローラ支持プレート
との位置関係を説明するための斜視図である。
【図3】従来表面処理装置の構成を説明するための図で
ある。
【図4】従来表面処理装置におけるローラコンベヤの処
理槽およびオーバーフロー受け槽に対する配設状況を説
明するための平面図である。
【図5】従来表面処理装置におけるローラ支持方法を説
明するための図である。
【図6】従来表面処理装置におけるローラ支持方法の別
の例を説明するための図である。
【符号の説明】
1 ローラコンベヤ 2 ローラ 4 ローラ支持プレート(回転支持部) 7 液切鍔体 10 処理槽 17 上部開放凹部 20 オーバーフロー受け槽 30 液循環装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/50 D

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理槽と,オーバーフロー受け槽と,こ
    のオーバーフロー受け槽から吸込んだ処理液を処理槽に
    循環供給する液循環装置と,ローラコンベヤとを含み、
    処理槽上に形成された盛り上り処理液中にローラコンベ
    ヤで搬送されるICリードフレームを連続通過させつつ
    その表面処理を行うICリードフレームの表面処理装置
    において、 前記オーバーフロー受け槽を平面形状が前記処理槽を包
    囲可能に形成するとともに、前記ローラコンベヤを形成
    する各ローラの回転支持部をオーバーフロー受け槽の両
    側外方に配設し、該処理槽の両側上部にローラを通すた
    めの上部開放凹部を形成しかつこの上部開放凹部を通し
    て装着されたローラの当該上部開放凹部からオーバーフ
    ロー受け槽の槽壁までの間に当該ローラを伝わって外方
    に流れる処理液を下方に落下させる液切鍔体を取付けた
    ことを特徴とするICリードフレームの表面処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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