JPH062960A - 冷凍サイクル装置 - Google Patents
冷凍サイクル装置Info
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- JPH062960A JPH062960A JP16492592A JP16492592A JPH062960A JP H062960 A JPH062960 A JP H062960A JP 16492592 A JP16492592 A JP 16492592A JP 16492592 A JP16492592 A JP 16492592A JP H062960 A JPH062960 A JP H062960A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2600/00—Control issues
- F25B2600/19—Refrigerant outlet condenser temperature
Landscapes
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
- Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】負荷変動(冷媒流量変動)に関わらず過冷却度
を適性範囲に調節し、優れた成績係数を実現可能な冷凍
サイクル装置を提供する。 【構成】負荷検出手段9は冷房負荷の大きさをを検出
し、過冷却度制御手段6は検出した負荷の大きさに応じ
て吸熱制御手段(ここではダンパ)8を駆動して蒸発器
4の吸熱能力を制御し、それにより凝縮器2の過冷却度
を適性レベル(例えば成績係数良好範囲又は膨張手段ガ
ス冷媒流入防止範囲)に調節する。
を適性範囲に調節し、優れた成績係数を実現可能な冷凍
サイクル装置を提供する。 【構成】負荷検出手段9は冷房負荷の大きさをを検出
し、過冷却度制御手段6は検出した負荷の大きさに応じ
て吸熱制御手段(ここではダンパ)8を駆動して蒸発器
4の吸熱能力を制御し、それにより凝縮器2の過冷却度
を適性レベル(例えば成績係数良好範囲又は膨張手段ガ
ス冷媒流入防止範囲)に調節する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷凍サイクル装置に関
し、受液器、またはアキュムレータタンクを持たない冷
凍サイクルに関する。(これを以下、レシーバレス型の
冷凍サイクルと称す)。
し、受液器、またはアキュムレータタンクを持たない冷
凍サイクルに関する。(これを以下、レシーバレス型の
冷凍サイクルと称す)。
【0002】
【従来の技術】車両用冷凍サイクルにおいて、凝縮器と
膨張手段との間に受液器(レシーバ)を備えたレシーバ
型の冷凍サイクル装置ではレシーバ内を気液二相とし飽
和液冷媒のみを膨張手段に流しているので、膨張手段の
手前における過冷却度(サブクール)は常に0℃とな
る。
膨張手段との間に受液器(レシーバ)を備えたレシーバ
型の冷凍サイクル装置ではレシーバ内を気液二相とし飽
和液冷媒のみを膨張手段に流しているので、膨張手段の
手前における過冷却度(サブクール)は常に0℃とな
る。
【0003】一方、上記レシーバを省略したレシーバレ
ス型の冷凍サイクル装置ではサブクールは充填冷媒量、
系の冷媒流量(系の圧力状態)により変動し、このサブ
クールの変動に応じてモリエル線図上のサイクル軌跡が
変化し、成績係数COPが変動する。
ス型の冷凍サイクル装置ではサブクールは充填冷媒量、
系の冷媒流量(系の圧力状態)により変動し、このサブ
クールの変動に応じてモリエル線図上のサイクル軌跡が
変化し、成績係数COPが変動する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したレシーバ型の
冷凍サイクル装置では、サブクールを行わない(凝縮器
出口が飽和液線上となる)ので、冷媒流量が変動しても
サブクールによる成績係数向上を図ることができなかっ
た。レシーバレス型の冷凍サイクル装置では、冷媒流量
によりサブクールが変化するが、その結果、あるサブク
ール範囲では良好な成績係数COPが得られるが、他の
サブクール範囲では成績係数COPが低下するという問
題があることがわかった。
冷凍サイクル装置では、サブクールを行わない(凝縮器
出口が飽和液線上となる)ので、冷媒流量が変動しても
サブクールによる成績係数向上を図ることができなかっ
た。レシーバレス型の冷凍サイクル装置では、冷媒流量
によりサブクールが変化するが、その結果、あるサブク
ール範囲では良好な成績係数COPが得られるが、他の
サブクール範囲では成績係数COPが低下するという問
題があることがわかった。
【0005】本発明は、負荷変動(冷媒流量変動)に関
わらず優れた成績係数を実現可能な冷凍サイクル装置を
提供することをその目的としている。
わらず優れた成績係数を実現可能な冷凍サイクル装置を
提供することをその目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の冷凍サイクル装
置は、圧縮機と凝縮器と膨張手段と蒸発器とを備える冷
凍サイクル装置において、前記蒸発器の吸熱能力を制御
する吸熱制御手段と、負荷を検出する負荷検出手段と、
検出した負荷に応じて前記吸熱制御手段を駆動制御して
前記凝縮器の過冷却度を適性レベルに調節する過冷却度
制御手段とを備えることを特徴としている。
置は、圧縮機と凝縮器と膨張手段と蒸発器とを備える冷
凍サイクル装置において、前記蒸発器の吸熱能力を制御
する吸熱制御手段と、負荷を検出する負荷検出手段と、
検出した負荷に応じて前記吸熱制御手段を駆動制御して
前記凝縮器の過冷却度を適性レベルに調節する過冷却度
制御手段とを備えることを特徴としている。
【0007】好適な態様において、前記吸熱制御手段は
前記蒸発器の前面に配設されたダンパからなる。ここで
適性レベルとは成績係数が良好な範囲又は膨張手段への
ガス冷媒流入を防止可能な範囲をいう。
前記蒸発器の前面に配設されたダンパからなる。ここで
適性レベルとは成績係数が良好な範囲又は膨張手段への
ガス冷媒流入を防止可能な範囲をいう。
【0008】
【作用及び発明の効果】負荷検出手段は負荷の大きさを
検出し、過冷却度制御手段は検出した負荷の大きさに応
じて吸熱制御手段を駆動して蒸発器の吸熱能力を制御
し、それにより凝縮器の過冷却度を適性レベル(例えば
成績係数良好範囲又は膨張手段ガス冷媒流入防止範囲)
に調節する。
検出し、過冷却度制御手段は検出した負荷の大きさに応
じて吸熱制御手段を駆動して蒸発器の吸熱能力を制御
し、それにより凝縮器の過冷却度を適性レベル(例えば
成績係数良好範囲又は膨張手段ガス冷媒流入防止範囲)
に調節する。
【0009】本発明者らは、実験により、負荷(冷媒流
量)、サブクール(過冷却度)、成績係数COPには相
関があり、各負荷(冷媒流量)レベルにおいて、成績係
数COPが最高となるサブクールは異なることを発見し
た。本発明は、成績係数COPを常に良好レベルに維持
されるように負荷(冷媒流量)の変動に応じてサブクー
ルを変化させる。これにより負荷変動(冷媒流量変動)
に関わらず常に優れた成績係数を実現することができ
る。
量)、サブクール(過冷却度)、成績係数COPには相
関があり、各負荷(冷媒流量)レベルにおいて、成績係
数COPが最高となるサブクールは異なることを発見し
た。本発明は、成績係数COPを常に良好レベルに維持
されるように負荷(冷媒流量)の変動に応じてサブクー
ルを変化させる。これにより負荷変動(冷媒流量変動)
に関わらず常に優れた成績係数を実現することができ
る。
【0010】更に、本発明は蒸発器の吸熱能力の制御に
より上記サブクールの制御を行う。このようにすれば、
例えば凝縮器側でサブクールを調節するのに比べて構造
が簡単にできるといった利点がある。
より上記サブクールの制御を行う。このようにすれば、
例えば凝縮器側でサブクールを調節するのに比べて構造
が簡単にできるといった利点がある。
【0011】
【実施例】本発明の冷凍サイクル装置の一実施例を図1
に示す。この冷凍サイクル装置はレシーバレス型であっ
て、車両用エンジン駆動の圧縮機1、コンデンサ2、膨
張弁3、エバポレ−タ4、圧縮機1を冷媒配管で連結し
てなり、車両用空調装置の一部を構成している。圧縮機
1は固定容量式であるが、可変容量式でもよい。
に示す。この冷凍サイクル装置はレシーバレス型であっ
て、車両用エンジン駆動の圧縮機1、コンデンサ2、膨
張弁3、エバポレ−タ4、圧縮機1を冷媒配管で連結し
てなり、車両用空調装置の一部を構成している。圧縮機
1は固定容量式であるが、可変容量式でもよい。
【0012】エバポレ−タ4の出口には冷媒の温度を検
出する感温筒5が設けられ、この感温筒5によりエバポ
レ−タ4の出口の冷媒温度が検出される。検出されたこ
の冷媒温度の変化はチューブ51封入冷媒の圧力変化に
変換され、この圧力変化によりダイヤフラム型の膨張弁
3を制御し、エバポレ−タ4から出る冷媒の過熱度SH
を所定の設定値に制御する。過熱度SHが設定値より低
ければ、膨張弁3が絞られ、それによりエバポレ−タ4
への冷媒流入が減り、エバポレ−タ4中の液冷媒貯溜量
が減って、エバポレ−タ4の出口ではガス冷媒100%
となり、過熱度SHが所定値となる。逆に、過熱度SH
が設定値(例えば0〜数℃)より高ければ、膨張弁3を
開き、それによりエバポレ−タ4中への冷媒流入量が増
加し、エバポレ−タ4の液冷媒貯溜量が増加し、エバポ
レ−タ4の出口近傍まで液冷媒は達し、エバポレ−タ4
の出口での過熱度SHは低下する。
出する感温筒5が設けられ、この感温筒5によりエバポ
レ−タ4の出口の冷媒温度が検出される。検出されたこ
の冷媒温度の変化はチューブ51封入冷媒の圧力変化に
変換され、この圧力変化によりダイヤフラム型の膨張弁
3を制御し、エバポレ−タ4から出る冷媒の過熱度SH
を所定の設定値に制御する。過熱度SHが設定値より低
ければ、膨張弁3が絞られ、それによりエバポレ−タ4
への冷媒流入が減り、エバポレ−タ4中の液冷媒貯溜量
が減って、エバポレ−タ4の出口ではガス冷媒100%
となり、過熱度SHが所定値となる。逆に、過熱度SH
が設定値(例えば0〜数℃)より高ければ、膨張弁3を
開き、それによりエバポレ−タ4中への冷媒流入量が増
加し、エバポレ−タ4の液冷媒貯溜量が増加し、エバポ
レ−タ4の出口近傍まで液冷媒は達し、エバポレ−タ4
の出口での過熱度SHは低下する。
【0013】このようなエバポレ−タ4の出口における
冷媒条件により膨張弁3の開度を調節してエバポレ−タ
4の出口における過熱度SHを一定に維持する技術は周
知であり、更なる追加説明は省略する。この実施例の特
徴は、空調ダクト7内においてエバポレ−タ4の前方に
ダンパ(本発明でいう負荷検出手段)8を設け、コンデ
ンサ2の出口に圧力センサからなる負荷センサ(本発明
でいう吸熱制御手段)9を設け、更にコントローラ(本
発明でいう過冷却度制御手段)6により負荷センサ9の
出力信号に応じてダンパ8の開閉を制御する点にある。
ダンパ8はモータ(図示せず)駆動の回動ダンパであ
り、ダンパ8が閉じるとエバポレ−タ4の上流側の半分
への風が遮断される。
冷媒条件により膨張弁3の開度を調節してエバポレ−タ
4の出口における過熱度SHを一定に維持する技術は周
知であり、更なる追加説明は省略する。この実施例の特
徴は、空調ダクト7内においてエバポレ−タ4の前方に
ダンパ(本発明でいう負荷検出手段)8を設け、コンデ
ンサ2の出口に圧力センサからなる負荷センサ(本発明
でいう吸熱制御手段)9を設け、更にコントローラ(本
発明でいう過冷却度制御手段)6により負荷センサ9の
出力信号に応じてダンパ8の開閉を制御する点にある。
ダンパ8はモータ(図示せず)駆動の回動ダンパであ
り、ダンパ8が閉じるとエバポレ−タ4の上流側の半分
への風が遮断される。
【0014】以下、このコントローラ6の制御動作を図
2のフローチャートを参照して説明する。まず、負荷セ
ンサ9の出力信号によりコンデンサ2の出口の圧力Pc
を読み取る(100)。次に、読み取ったコンデンサ2
の出口の圧力Pcが所定値Pct以下かどうかを調べ
(104)、以下であれば低負荷(低冷媒流量)として
ダンパ8を閉じ(106)てステップ100にリターン
し、そうでなければ直接ステップ100にリターンす
る。ダンパ8が閉じられると、エバポレ−タ4の蒸発能
力が低下してエバポレ−タ4の液冷媒貯溜量が増大し、
そのためにコンデンサ2の液冷媒貯溜量が減少し、それ
によりコンデンサ2の液冷能力が減少し、その結果とし
てコンデンサ2から出る液冷媒のサブクール(過冷却
度)が減少する。
2のフローチャートを参照して説明する。まず、負荷セ
ンサ9の出力信号によりコンデンサ2の出口の圧力Pc
を読み取る(100)。次に、読み取ったコンデンサ2
の出口の圧力Pcが所定値Pct以下かどうかを調べ
(104)、以下であれば低負荷(低冷媒流量)として
ダンパ8を閉じ(106)てステップ100にリターン
し、そうでなければ直接ステップ100にリターンす
る。ダンパ8が閉じられると、エバポレ−タ4の蒸発能
力が低下してエバポレ−タ4の液冷媒貯溜量が増大し、
そのためにコンデンサ2の液冷媒貯溜量が減少し、それ
によりコンデンサ2の液冷能力が減少し、その結果とし
てコンデンサ2から出る液冷媒のサブクール(過冷却
度)が減少する。
【0015】すなわちこの実施例では、負荷(冷媒流
量)が小さく、コンデンサ2の凝縮圧力が低くなる場合
に、ダンパ8を閉じてエバポレ−タ4の吸熱能力を削減
し、それによりエバポレ−タ4への液冷媒貯溜量を増加
し、コンデンサ2への液冷媒貯溜量を減らし、コンデン
サ2の液冷能力を削減し、その結果としてコンデンサ2
から出る液冷媒のサブクールを低減している。
量)が小さく、コンデンサ2の凝縮圧力が低くなる場合
に、ダンパ8を閉じてエバポレ−タ4の吸熱能力を削減
し、それによりエバポレ−タ4への液冷媒貯溜量を増加
し、コンデンサ2への液冷媒貯溜量を減らし、コンデン
サ2の液冷能力を削減し、その結果としてコンデンサ2
から出る液冷媒のサブクールを低減している。
【0016】このようにすれば、低負荷(低冷媒流量)
時におけるサイクルの成績係数COPを向上することが
できる。次に、負荷(冷媒流量)の大きさと成績係数C
OPとサブクール(過冷却度)との関係について以下に
詳細に説明する。まず、負荷(冷房負荷)と冷媒流量と
の関係を説明する。
時におけるサイクルの成績係数COPを向上することが
できる。次に、負荷(冷媒流量)の大きさと成績係数C
OPとサブクール(過冷却度)との関係について以下に
詳細に説明する。まず、負荷(冷房負荷)と冷媒流量と
の関係を説明する。
【0017】負荷が増大すればそれに応じてエバポレ−
タ4の冷媒蒸発量が増加し、エバポレ−タ4の出口圧力
が増加し、コンデンサ2の出口圧力が増加する。圧力増
加に比例して冷媒流量が増加する。したがって、コンデ
ンサ2の出口の圧力Pcを検出すれば負荷(冷媒流量)
がわかる。なお、負荷は他の部位の圧力により検出して
もよく、温度を検出しても推定できる。
タ4の冷媒蒸発量が増加し、エバポレ−タ4の出口圧力
が増加し、コンデンサ2の出口圧力が増加する。圧力増
加に比例して冷媒流量が増加する。したがって、コンデ
ンサ2の出口の圧力Pcを検出すれば負荷(冷媒流量)
がわかる。なお、負荷は他の部位の圧力により検出して
もよく、温度を検出しても推定できる。
【0018】次に、サブクールとコンデンサ2及びエバ
ポレ−タ4の冷媒貯溜量との関係を説明する。サブクー
ルはコンデンサ2の下流側(又はコンデンサ2の下流側
に追設されたサブクール用コンデンサを含む)で凝縮液
冷媒が過冷却されることにより生じる。したがって、サ
ブクール(過冷却度)はコンデンサ2の下流に滞留する
液冷媒量に依存することがわかる。そして、レシーバレ
ス型の冷凍サイクル装置では、コンデンサ2の冷媒貯溜
量はエバポレ−タ4の冷媒貯溜量を調節することにより
制御することができ、エバポレ−タ4の冷媒貯溜量を調
節することによりサブクールを調節することができる。
ポレ−タ4の冷媒貯溜量との関係を説明する。サブクー
ルはコンデンサ2の下流側(又はコンデンサ2の下流側
に追設されたサブクール用コンデンサを含む)で凝縮液
冷媒が過冷却されることにより生じる。したがって、サ
ブクール(過冷却度)はコンデンサ2の下流に滞留する
液冷媒量に依存することがわかる。そして、レシーバレ
ス型の冷凍サイクル装置では、コンデンサ2の冷媒貯溜
量はエバポレ−タ4の冷媒貯溜量を調節することにより
制御することができ、エバポレ−タ4の冷媒貯溜量を調
節することによりサブクールを調節することができる。
【0019】次に、サブクールと成績係数COPと負荷
(冷媒流量)との関係を説明する。実験によれば図3に
示すように、成績係数COPの最高値におけるサブクー
ルは負荷の大きさによって変動し、成績係数COP最高
時のサブクールは低負荷で小さく、高負荷で大きい。ま
た、例えば冷媒としてR134aを用いた場合に、成績
係数COP最高時のサブクールは低負荷時にたとえば2
〜3℃、中負荷時にたとえば8℃、高負荷時にたとえば
15〜16℃となることがわかった。
(冷媒流量)との関係を説明する。実験によれば図3に
示すように、成績係数COPの最高値におけるサブクー
ルは負荷の大きさによって変動し、成績係数COP最高
時のサブクールは低負荷で小さく、高負荷で大きい。ま
た、例えば冷媒としてR134aを用いた場合に、成績
係数COP最高時のサブクールは低負荷時にたとえば2
〜3℃、中負荷時にたとえば8℃、高負荷時にたとえば
15〜16℃となることがわかった。
【0020】すなわち、図4のモリエル線図に実線で示
す高負荷(大冷媒流量)時にはコンデンサ2での凝縮温
度が充分高いので、サブクールを大きく取ることによ
り、同一仕事量AL1当たりの吸熱量Q1が増大し、成
績係数が良くなる。ただ、この場合でもコンデンサ2の
出口の冷媒温度自体は冷却風温度などの伝熱条件による
限界があり、そのためにサブクールを大きくするために
はコンデンサ2の凝縮圧力を上げざるをえず、その結
果、サブクールを大きくし過ぎると圧縮機1の仕事量A
L1が増大し、成績係数COP=吸熱量Q1/AL1が
減少する。すなわち、高負荷時において、成績係数CO
Pが最大となるサブクール値が存在する。
す高負荷(大冷媒流量)時にはコンデンサ2での凝縮温
度が充分高いので、サブクールを大きく取ることによ
り、同一仕事量AL1当たりの吸熱量Q1が増大し、成
績係数が良くなる。ただ、この場合でもコンデンサ2の
出口の冷媒温度自体は冷却風温度などの伝熱条件による
限界があり、そのためにサブクールを大きくするために
はコンデンサ2の凝縮圧力を上げざるをえず、その結
果、サブクールを大きくし過ぎると圧縮機1の仕事量A
L1が増大し、成績係数COP=吸熱量Q1/AL1が
減少する。すなわち、高負荷時において、成績係数CO
Pが最大となるサブクール値が存在する。
【0021】同様に、図4のモリエル線図に破線で示す
低負荷(小冷媒流量)時においてもサブクールを大きく
すれば仕事量AL2当たりの吸熱量Q2が向上し、成績
係数が良くなる。ただ、この場合でもコンデンサ2の出
口の冷媒温度自体は冷却風温度などの伝熱条件による限
界があり、そのためにサブクールを大きくするためには
コンデンサ2の凝縮温度(すなわち凝縮圧力)を上げざ
るえず、その結果、圧縮機1の仕事量AL2が増大し、
成績係数COP=吸熱量Q2/AL2が減少する。結
局、低負荷(小冷媒流量)時にはコンデンサ2の凝縮温
度自体が低いのでサブクールアップによる吸熱量Q2の
アップを実現するための凝縮圧力増大、圧縮機1の仕事
量AL2増大の負担が大きく、結局より低いサブクール
値において成績係数COP=吸熱量Q2/AL2は最高
となる。
低負荷(小冷媒流量)時においてもサブクールを大きく
すれば仕事量AL2当たりの吸熱量Q2が向上し、成績
係数が良くなる。ただ、この場合でもコンデンサ2の出
口の冷媒温度自体は冷却風温度などの伝熱条件による限
界があり、そのためにサブクールを大きくするためには
コンデンサ2の凝縮温度(すなわち凝縮圧力)を上げざ
るえず、その結果、圧縮機1の仕事量AL2が増大し、
成績係数COP=吸熱量Q2/AL2が減少する。結
局、低負荷(小冷媒流量)時にはコンデンサ2の凝縮温
度自体が低いのでサブクールアップによる吸熱量Q2の
アップを実現するための凝縮圧力増大、圧縮機1の仕事
量AL2増大の負担が大きく、結局より低いサブクール
値において成績係数COP=吸熱量Q2/AL2は最高
となる。
【0022】図3の実験結果を整理すると、成績係数C
OPの最大値は、負荷(冷媒流量)の増大に比例してサ
ブクールが増大する一本の特性線Lとなる(図5参
照)。ここで、サイクルへの冷媒封入量を調節すること
により、成績係数COPが最高となるように高負荷(大
冷媒流量)時のサブクール値を調節すると、レシーバレ
ス型であるために、負荷(冷媒流量)を低下してゆくに
伴いサブクールは図5に破線L’で示すように最高の成
績係数線Lから外れる。言い換えればコンデンサ2に充
分に液冷媒が貯溜されるために、サブクールが大きく、
その分だけコンデンサ2の凝縮圧力、すなわち圧縮機1
の仕事量が大きい。
OPの最大値は、負荷(冷媒流量)の増大に比例してサ
ブクールが増大する一本の特性線Lとなる(図5参
照)。ここで、サイクルへの冷媒封入量を調節すること
により、成績係数COPが最高となるように高負荷(大
冷媒流量)時のサブクール値を調節すると、レシーバレ
ス型であるために、負荷(冷媒流量)を低下してゆくに
伴いサブクールは図5に破線L’で示すように最高の成
績係数線Lから外れる。言い換えればコンデンサ2に充
分に液冷媒が貯溜されるために、サブクールが大きく、
その分だけコンデンサ2の凝縮圧力、すなわち圧縮機1
の仕事量が大きい。
【0023】本実施例はこの問題を改善するためになさ
れたものであり、所定値以下の低負荷時にはダンパ8を
閉めてエバポレ−タ4の液冷媒貯溜量を増加し、それに
よりコンデンサ2の液冷媒貯溜量を減らし、コンデンサ
2のサブクールを減少させ、コンデンサ2の凝縮圧力を
下げ、圧縮機1の仕事量を減らし、成績係数COPを最
高値に保っている。
れたものであり、所定値以下の低負荷時にはダンパ8を
閉めてエバポレ−タ4の液冷媒貯溜量を増加し、それに
よりコンデンサ2の液冷媒貯溜量を減らし、コンデンサ
2のサブクールを減少させ、コンデンサ2の凝縮圧力を
下げ、圧縮機1の仕事量を減らし、成績係数COPを最
高値に保っている。
【0024】なお、ダンパ8によるエバポレ−タ4の遮
断による伝熱面積低減量は、低負荷時のサブクールを低
下させ過ぎて膨張弁3に泡が混入しない程度に制限され
る。図6にダンパ8の開時のエバポレ−タ4の内部状態
を示し、図7にダンパ8閉時のエバポレ−タ4の内部状
態を示す。なお、負荷(冷媒流量)の検出には、圧縮機
1の吐出もしくは吸込みなどの圧力、温度の検出でも良
く、コンデンサ2の出口温度を検出してもよい。
断による伝熱面積低減量は、低負荷時のサブクールを低
下させ過ぎて膨張弁3に泡が混入しない程度に制限され
る。図6にダンパ8の開時のエバポレ−タ4の内部状態
を示し、図7にダンパ8閉時のエバポレ−タ4の内部状
態を示す。なお、負荷(冷媒流量)の検出には、圧縮機
1の吐出もしくは吸込みなどの圧力、温度の検出でも良
く、コンデンサ2の出口温度を検出してもよい。
【0025】本実施例の作用を別の観点からみれば、低
負荷(小冷媒流量)時に最高の成績係数COPを実現す
る冷媒流量とすると、高負荷(大冷媒流量)時にコンデ
ンサ2中の液冷媒貯溜量が減少してサブクールが充分に
とれず、膨張弁3の手前の液冷媒温度を充分に低下でき
ないという従来技術の欠点をダンパ8を開くことにより
解決するものである。 (変形態様)他の態様を図7に示す。この態様では、ダ
ンパ8の代わりとしてフィルム式ダンパ9を用いてい
る。
負荷(小冷媒流量)時に最高の成績係数COPを実現す
る冷媒流量とすると、高負荷(大冷媒流量)時にコンデ
ンサ2中の液冷媒貯溜量が減少してサブクールが充分に
とれず、膨張弁3の手前の液冷媒温度を充分に低下でき
ないという従来技術の欠点をダンパ8を開くことにより
解決するものである。 (変形態様)他の態様を図7に示す。この態様では、ダ
ンパ8の代わりとしてフィルム式ダンパ9を用いてい
る。
【0026】フィルム式ダンパ9は、それぞれモータ
(図示せず)駆動の巻取りローラ91、92と、両端が
これら巻取りローラ91、92に固定されたフィルム9
3とからなり、フィルム93は所定の通気用の開口窓9
4を有している。図1に示すコントローラ6により負荷
に応じて上記モータを駆動し、巻取りローラ91、92
によりフィルム93の巻取り量を調節し、開口窓94が
エバポレ−タ4と重なる面積を調節する。このようにす
ればリニアにエバポレ−タ4の伝熱面積を変えることが
でき、常に最高の成績係数COPを達成することができ
る。すなわち、負荷(冷媒流量)の減少とともにエバポ
レ−タ4と開口窓94との重なり面積を増大させればよ
い。
(図示せず)駆動の巻取りローラ91、92と、両端が
これら巻取りローラ91、92に固定されたフィルム9
3とからなり、フィルム93は所定の通気用の開口窓9
4を有している。図1に示すコントローラ6により負荷
に応じて上記モータを駆動し、巻取りローラ91、92
によりフィルム93の巻取り量を調節し、開口窓94が
エバポレ−タ4と重なる面積を調節する。このようにす
ればリニアにエバポレ−タ4の伝熱面積を変えることが
でき、常に最高の成績係数COPを達成することができ
る。すなわち、負荷(冷媒流量)の減少とともにエバポ
レ−タ4と開口窓94との重なり面積を増大させればよ
い。
【図1】本発明の冷凍サイクル装置の一実施例を示すブ
ロック図、
ロック図、
【図2】図1のコントローラの作動を示すフローチャー
ト、
ト、
【図3】負荷と成績係数とサブクールとの関係を示す特
性図、
性図、
【図4】図1の冷凍サイクル装置のモリエル線図、
【図5】負荷と成績係数とサブクールとの関係を示す特
性図、
性図、
【図6】ダンパ開時のエバポレ−タ内の状態を示す状態
図、
図、
【図7】ダンパ閉時のエバポレ−タ内の状態を示す状態
図、
図、
【図8】他の態様を示すブロック図、
1は圧縮機、2はコンデンサ(凝縮器)、3は膨張手段
(膨張弁)、4はエバポレ−タ(蒸発器)、5はセン
サ、6はコントローラ(過冷却度制御手段)、8はダン
パ(吸熱制御手段)、9は負荷センサ(負荷検出手段)
(膨張弁)、4はエバポレ−タ(蒸発器)、5はセン
サ、6はコントローラ(過冷却度制御手段)、8はダン
パ(吸熱制御手段)、9は負荷センサ(負荷検出手段)
Claims (2)
- 【請求項1】圧縮機と凝縮器と膨張手段と蒸発器とを備
える冷凍サイクル装置において、 前記蒸発器の吸熱能力を制御する吸熱制御手段と、負荷
を検出する負荷検出手段と、検出した負荷に応じて前記
吸熱制御手段を駆動制御して前記凝縮器の過冷却度を適
性レベルに調節する過冷却度制御手段とを備えることを
特徴とする冷凍サイクル装置。 - 【請求項2】前記吸熱制御手段は、前記蒸発器の前面に
配設されたダンパからなる請求項1記載の冷凍サイクル
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16492592A JPH062960A (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | 冷凍サイクル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16492592A JPH062960A (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | 冷凍サイクル装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH062960A true JPH062960A (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=15802454
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16492592A Pending JPH062960A (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | 冷凍サイクル装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH062960A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000068621A1 (en) * | 1999-05-11 | 2000-11-16 | Zexel Valeo Climate Control Corporation | Method of controlling refrigerating cycle and refrigerating cycle using the method |
-
1992
- 1992-06-23 JP JP16492592A patent/JPH062960A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000068621A1 (en) * | 1999-05-11 | 2000-11-16 | Zexel Valeo Climate Control Corporation | Method of controlling refrigerating cycle and refrigerating cycle using the method |
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