JPH0629681U - 超音波洗浄装置 - Google Patents

超音波洗浄装置

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JPH0629681U
JPH0629681U JP6696092U JP6696092U JPH0629681U JP H0629681 U JPH0629681 U JP H0629681U JP 6696092 U JP6696092 U JP 6696092U JP 6696092 U JP6696092 U JP 6696092U JP H0629681 U JPH0629681 U JP H0629681U
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JP6696092U
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佳英 柴野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワイヤ等の細長いワークを洗浄するのに適し
た超音波洗浄装置を提供する。 【構成】 一対の反射板13,14の上縁部間に形成さ
れた間隙15に強力かつ均一なキャビテーションを発生
させ、この位置にガイド溝22,23によって間隙15
に沿って水平移動可能にされたワイヤWを配置する。そ
して、この状態でワーク移動手段4によってワイヤWを
矢印b方向に水平移動させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ワイヤ等の細長いワークを洗浄するのに適した超音波洗浄装置に関 する。
【0002】
【従来の技術】
従来、超音波でワークを洗浄する方法としては、内部に洗浄液が入った洗浄槽 にワークを浸漬し、その後、洗浄槽の底部に配置された超音波振動子によってワ ークに向けて超音波を放射することによりワークを洗浄する方法及びノズルの内 部に洗浄液を供給した後、ノズルの底部に設けられた超音波振動子によってノズ ルの先端部開口に向けて超音波を放射してノズルの先端部開口から洗浄液をワー クに向けて噴射させることによりワークを洗浄する方法等が知られている。
【0003】 しかしながら、上記超音波洗浄方法においては、いずれもワイヤ等の細長いワ ークを充分に洗浄することができないという問題があった。
【0004】 すなわち、前者の方法においては、ワイヤ等の細長いワークは伸長した状態で は洗浄槽に入らない場合があるため、巻回して洗浄槽に浸漬しなければならず、 この結果、洗浄されるべきワークの表面の一部が洗浄槽内に発生したキャビテー ションの位置からずれてしまってワークの表面に洗浄むらができてしまう。また 、後者の方法においては、洗浄液をワークの長手方向に沿って均一に噴射させる のが困難なため、この噴射むらよってワークの表面に洗浄むらができてしまう。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案はかかる不都合を解消するためになされたものであり、細長いワークを 洗浄するのに適した超音波洗浄装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本考案の超音波洗浄装置は、かかる目的を達成するために、ワークを水平方向 に移動可能とするガイド手段と、該ガイド手段で案内される前記ワークの下方に 設けられ、該ワークに向けて超音波を放射する超音波振動子と、前記ワークと前 記超音波振動子との間に設けられ、前記超音波振動子から放射された超音波を前 記ワークに集中させる反射板と、前記ワークから前記超音波振動子までの間を液 体で充満させる液体貯留手段と、前記ガイド部に沿ってワークを水平移動させる ワーク移動手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0007】 また、本考案は、互いに対向する各内面の間隔が下方から上方に行くに従って 狭くなるように配置された水平方向に長い一対の反射板を、それらの上縁部間に 間隙を設けて配設し、該間隙に沿ってワークを移動可能とする前記ガイド手段を 設けたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】
本考案の超音波洗浄装置によれば、液体貯留手段によって前記ワークから前記 超音波振動子までの間を液体で充満させ、この状態で超音波振動子によってワー クに向かって超音波を放射すると、超音波は反射板で反射しながら液体内を上方 に伝播し、やがてワークの位置で集中する。これにより、ワークの位置に強力か つ均一なキャビテーションを発生させることができる。このとき、ワークは、ガ イド手段によって水平方向に移動可能になっている。従って、ワーク移動手段に よってワークをガイド手段に沿って水平移動させると、上述した強力かつ均一な キャビテーションによってワークが長手方向に沿って均一に洗浄される。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1〜図4を参照して説明する。図1は本考案の実 施の一例である超音波洗浄装置の一部を切り欠いた正面図、図2は図1の平面図 、図3は図1のIII−III線断面図、図4は上記超音波洗浄装置を用いた超 音波洗浄システムの全体概略図である。なお、本実施例では、ワイヤを洗浄する ための超音波洗浄装置を例に採る。
【0010】 図1において符号1は超音波洗浄装置を示すものであり、超音波洗浄装置1は 、貯留槽2(液体貯留手段)、洗浄手段3及びワーク移動手段4を備えている。
【0011】 貯留槽2は上方が開口した箱状に形成されたものであり、その左右側板5,6 の各上端部中央には水平方向の軸線を有する小径の貫通孔5a,6aが同心に形 成されている。左右側板5,6の各下端部内面には、支持板7,8がそれぞれ前 後方向に所定の間隔を以てそれぞれ突出形成されている(図2参照)。
【0012】 なお、貯留槽2の下端部からは貯留槽2内に市水が供給されており、貯留槽2 内に供給された市水は、図4に示すように、貯留槽2の底部から吸引ポンプ9に よって外部に吸引され、その後、脱気装置10に送られる。脱気装置10に送ら れた市水は、脱気装置10内を通過する際に真空ポンプ11によって真空脱気さ れて所定の脱気濃度の水(以下、「脱気水」という。)に変換される。脱気水は 、循環ポンプ12によって吸引され、その後、後述する洗浄手段3の流入孔21 aから洗浄手段3内を経て貯留槽2内に流入する。このとき、貯留槽2内の市水 は、吸引ポンプ9によって全て外部に吸引されており、また、貯留槽2の底部と 、吸引ポンプ9の間のバルブBは閉じられている。そして、貯留槽2内に流入し た脱気水の水面が貯留槽2の上端部まで上昇した際には、流入孔21aから脱気 水を流入しつつ吸引ポンプ9によって後述する洗浄手段3の流出孔20aから所 定量の脱気水が外部に吸引される。これにより、水面を貯留槽2の上端位置に維 持した状態で貯留槽2内に脱気水が循環供給されている。そして、外部に吸引さ れた脱気水は、上記同様にして脱気装置10に送られて真空脱気された後、循環 ポンプ12によって再び流入孔21aから貯留槽2内に流入する。
【0013】 洗浄手段3は、図1及び図3に示すように、互いに対向する内面の間隔が上方 から下方に行くに従って拡がるように配置された水平方向に長い一対の反射板1 3,14を有している。反射板13,14の各上縁部間には、細長い間隙15が 設けられている。反射板13,14は、その内部に中空部15aが形成されてお り、この中空部15aは気体(空気)層をなしている(図3参照)。これにより 、後述する超音波振動子18から放射された超音波が反射板13,14を透過す るのを防止している。また、反射板13,14の下端部からは脚板16,17が それぞれ下方に延びている。脚板16,17の間には超音波振動子18が脚板1 6,17の下端部に配置された取付板19を介してネジ止め固定されている。
【0014】 反射板13,14の水平方向の左右端部は、それぞれ端板20,21によって 連結されている。端板20,21の各上縁部には、凹状のガイド溝(ガイド部) 22,23がそれぞれ形成されており、これらのガイド溝22,23の底部は反 射板13,14の上縁部より若干下方に位置している。端板21(端板20)の 略中央部から下方にかけては複数の流入孔21a(流出孔20a)が形成されて いる。流入孔21a及び流出孔20aは外部から流入ケース24及び流出ケース 25によってそれぞれ覆われている。
【0015】 流入ケース24には一端が循環ポンプ12に連結された流入管26の他端が連 結されており、この循環ポンプ12を駆動させることによって、脱気水が流入管 20及び流入ケース24を経て流入孔21aから洗浄手段3の内部に流入するよ うになっている。また、流出ケース25には一端が吸引ポンプ9に連結された流 出管27の他端が連結されており、この吸引ポンプ9を駆動させることによって 、所定量の脱気水が流出孔20aから外部に流出するようになっている。なお、 このように複数の流入孔21a及び流出孔20aから脱気水を流入・流出させる ことによって洗浄手段3内に乱流が発生するのを防止して後述する超音波振動子 18から放射された超音波を洗浄手段3の上端部で集中し易くしている。
【0016】 このように構成された洗浄手段3は、図1に示すように、その上端部(本実施 例ではガイド溝22,23の底部より上方)を貯留槽2内の水面から上方に突出 させた状態で、取付板19が支持板7,8にネジ止め固定されている。固定され た状態においては、洗浄手段3の内部には脱気水がその水面を貯留槽2内の水面 に一致させて充満されており、また、ガイド溝22,23の各中央部を結ぶ線と 、貫通孔5a,6aを結ぶ軸線とはほぼ一致している。
【0017】 ワーク移動手段4は、図1及び図2に示すように、貯留槽2の左側板5の上端 部左方に回動可能に配置された従動プーリ28と、右側板6の上端部右方に回動 可能に配置された駆動プーリ29とを備えている。従動プーリ28には、ワイヤ Wが巻回されており、巻回されたワイヤWの先端部は、左側板5の上端部左方か ら貫通孔5a,6aを貫通して右側板6の上端部右方に導き出され駆動プーリ2 9に巻回されている。このとき、上述したように、貫通孔5a,6aの軸線は、 ガイド溝22,23の各中央部を結ぶ線とほぼ位置しており、これにより、ワイ ヤWが洗浄手段3内の水面上方に位置した状態でガイド溝22,23に沿って間 隙15を長手方向に水平移動可能になっている。そして、この状態で駆動プーリ 29を図示しない駆動装置によって矢印a方向に回転させると、ワイヤWは駆動 プーリ29に巻き取られながら矢印b方向に水平移動する。
【0018】 而して、図1は流入孔21aから洗浄手段3の内部に脱気水を流入しつつ流出 孔20aから所定量の脱気水を外部に流出させて洗浄手段3内に脱気水を充満さ せている状態を示すものである。この状態で超音波振動子18を振動させてワイ ヤWに向かって超音波を放射すると、超音波は反射板13,14の内面で反射し ながら脱気水内を上方に伝播し、やがてワイヤWの位置で集中する。このとき、 洗浄手段3の水面は上方へ盛り上がり、この盛り上がった部分によってワイヤW が包みこまれる(図3参照)。これにより、ワイヤWを強力かつ均一なキャビテ ーションの位置に配置することができ、この状態で駆動プーリ29を矢印a方向 に回転させてワイヤWを間隙15に沿って水平移動させると、ワイヤWが長手方 向に沿って均一に洗浄される。
【0019】 本考案は、上記実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない 範囲において適宜変更可能である。例えば、上記実施例では、洗浄手段3の内部 に脱気水を流入しつつ流出孔20aから所定量の脱気水を外部に流出させて洗浄 手段3内に脱気された脱気水を充満させているが、必ずしもこのように洗浄手段 3内への脱気水の流入及び洗浄手段3内からの脱気水の流出を行う必要はなく、 流入孔21a及び流出孔20aが形成されていない洗浄手段(図示せず。)を用 い、この洗浄手段を上記同様にして貯留槽2内に浸漬するだけで洗浄手段内に脱 気水を充満させることも可能である。
【0020】 また、上記実施例では、ワークとしてワイヤWを採用したが、これに代えて長 尺な板材等を用い、この板材をキャビテーションに水平移動可能に配置してワー ク移動手段によって水平移動させることも可能である。
【0021】
【考案の効果】
上記の説明から明らかなように、本考案の液体洗浄装置によれば、強力かつ均 一なキャビテーションに、ガイド手段によって水平移動可能にされたワークを配 置し、この状態でワーク移動手段によってワークを水平移動させているため、細 長いワークであっても長手方向に沿って均一に洗浄することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の一例である超音波洗浄装置の一
部を切り欠いた正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1のIII−III線断面図である。
【図4】上記超音波洗浄装置を用いた超音波洗浄システ
ムの全体概略図である。
【符号の説明】
1…超音波洗浄装置、W…ワイヤ(ワーク)、2…貯留
槽(液体貯留手段)、4…ワーク移動手段、13,14
…反射板、18…超音波振動子、22,23…ガイド溝
(ガイド手段)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワークを水平方向に移動可能とするガイド
    手段と、 該ガイド手段で案内される前記ワークの下方に設けら
    れ、該ワークに向けて超音波を放射する超音波振動子
    と、 前記ワークと前記超音波振動子との間に設けられ、前記
    超音波振動子から放射された超音波を前記ワークに集中
    させる反射板と、 前記ワークから前記超音波振動子までの間を液体で充満
    させる液体貯留手段と、 前記ガイド手段に沿ってワークを水平移動させるワーク
    移動手段とを備えたことを特徴とする超音波洗浄装置。
  2. 【請求項2】互いに対向する各内面の間隔が下方から上
    方に行くに従って狭くなるように配置された水平方向に
    長い一対の反射板を、それらの上縁部間に間隙を設けて
    配設し、該間隙に沿ってワークを移動可能とする前記ガ
    イド手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の超音
    波洗浄装置。
JP6696092U 1992-09-25 1992-09-25 超音波洗浄装置 Pending JPH0629681U (ja)

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CN112676254A (zh) * 2020-12-09 2021-04-20 深圳市富吉真空技术有限公司 一种用于铣刀的超声波清洗装置
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