JPH06297730A - インクジェットプリンタを用いた電子システムとその制御方法 - Google Patents
インクジェットプリンタを用いた電子システムとその制御方法Info
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- JPH06297730A JPH06297730A JP9138893A JP9138893A JPH06297730A JP H06297730 A JPH06297730 A JP H06297730A JP 9138893 A JP9138893 A JP 9138893A JP 9138893 A JP9138893 A JP 9138893A JP H06297730 A JPH06297730 A JP H06297730A
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Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、インクジェットプリンタにおいて、
安定したインク吐出が可能で、信頼性の高いインクジェ
ットプリンタ及びこれを搭載した電卓を得ることを目的
とする。 【構成】インク滴を吐出させる複数のノズルを有するイ
ンクジェットヘッド1と、休止時間計時手段4と、ノズ
ルに対する回復処理の制御を行なう回復処理手段6と電
源スイッチ5とプリンタを使用するかどうか設定するプ
リント選択スイッチ8とを備え、前回のプリンタ作動停
止から電源スイッチオンまたはプリント選択スイッチが
オンするまでの時間を休止時間検知手段13により検知
し、回復処理手段6により休止時間に対応してインク吐
出を制御する制御手段を有することを特徴とするインク
ジェットプリンタを用いた電子システムである。
安定したインク吐出が可能で、信頼性の高いインクジェ
ットプリンタ及びこれを搭載した電卓を得ることを目的
とする。 【構成】インク滴を吐出させる複数のノズルを有するイ
ンクジェットヘッド1と、休止時間計時手段4と、ノズ
ルに対する回復処理の制御を行なう回復処理手段6と電
源スイッチ5とプリンタを使用するかどうか設定するプ
リント選択スイッチ8とを備え、前回のプリンタ作動停
止から電源スイッチオンまたはプリント選択スイッチが
オンするまでの時間を休止時間検知手段13により検知
し、回復処理手段6により休止時間に対応してインク吐
出を制御する制御手段を有することを特徴とするインク
ジェットプリンタを用いた電子システムである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主にインクジェットプリ
ンタとこれを搭載した電子システムに関する。
ンタとこれを搭載した電子システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インクジェットプリンタは、印刷
時の低騒音、装置の小型・軽量、低消費電力等の利点に
より、数多く提案されてきている。
時の低騒音、装置の小型・軽量、低消費電力等の利点に
より、数多く提案されてきている。
【0003】しかし、これらインクジェットプリンタ、
特にオンディマンド型インクジェットプリンタは、印刷
不作動の状態が長く続くと、ノズル部のインクの粘度が
上昇するために、次に印刷を開始する際にインクの吐出
不良を招いてしまう。また、吐出不良にまで到らなくと
も、吐出インク量が通常の吐出量よりも少なくなって、
印刷のドット径が異なり、印刷品位が低下してしまうと
いった課題があった。
特にオンディマンド型インクジェットプリンタは、印刷
不作動の状態が長く続くと、ノズル部のインクの粘度が
上昇するために、次に印刷を開始する際にインクの吐出
不良を招いてしまう。また、吐出不良にまで到らなくと
も、吐出インク量が通常の吐出量よりも少なくなって、
印刷のドット径が異なり、印刷品位が低下してしまうと
いった課題があった。
【0004】これらインクジェットプリンタの課題を解
決する従来の技術として例えば、特公昭61−5610
9や特公平3−59832に開示されるような形式のも
のがあった。
決する従来の技術として例えば、特公昭61−5610
9や特公平3−59832に開示されるような形式のも
のがあった。
【0005】いずれも、電源オンの時の所定の印刷不作
動時間もしくは吐出中断時間について検出し、予備吐出
や空吐出等の回復処理を行い次の印刷動作に備えるとい
った技術であった。
動時間もしくは吐出中断時間について検出し、予備吐出
や空吐出等の回復処理を行い次の印刷動作に備えるとい
った技術であった。
【0006】更に、電源をオフしている間のノズルの目
詰まりを防止するためノズルキャッピング機構などを搭
載するものも提案されていた。
詰まりを防止するためノズルキャッピング機構などを搭
載するものも提案されていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
従来例ではいずれも電源がオンしている時にのみノズル
の休止に対応して印刷処理の直前に回復処理を行なうた
め、印刷処理時間が長くなる場合があり、実質的な印刷
スピードが遅くなってしまうといった課題があった。
従来例ではいずれも電源がオンしている時にのみノズル
の休止に対応して印刷処理の直前に回復処理を行なうた
め、印刷処理時間が長くなる場合があり、実質的な印刷
スピードが遅くなってしまうといった課題があった。
【0008】また、使用者の電源の切断による休止時間
が長くても短くても、電源オンの時に吐出するインク量
は予想される休止時間の充分長い時間を想定して設定す
るため、回復処理に要するインクの消費量が、多くなる
ことに加えて、消費電力も多くなり、効率が悪いといっ
た課題があった。
が長くても短くても、電源オンの時に吐出するインク量
は予想される休止時間の充分長い時間を想定して設定す
るため、回復処理に要するインクの消費量が、多くなる
ことに加えて、消費電力も多くなり、効率が悪いといっ
た課題があった。
【0009】このように、従来の技術は、インクジェッ
トプリンタの高速化・高効率・高信頼性といった諸要望
に対して、まだまだ課題を有していた。
トプリンタの高速化・高効率・高信頼性といった諸要望
に対して、まだまだ課題を有していた。
【0010】本発明は、これらの課題を解決し、実質的
な印刷スピードが遅くならず、インクの寿命が長くて効
率が良く、確実で安定したインク吐出を確保し、信頼性
の高いインクジェットプリンタを得ることを目的とす
る。
な印刷スピードが遅くならず、インクの寿命が長くて効
率が良く、確実で安定したインク吐出を確保し、信頼性
の高いインクジェットプリンタを得ることを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のインクジェット
プリンタを用いた電子システムは、主電源と、主電源に
より駆動されるインク滴をインクジェットヘッドのノズ
ルから圧力発生素子の作動により吐出させることにより
文字、記号等を形成するオンディマンド型のインクジェ
ットプリンタを搭載し、主電源とは別の電池電源と、こ
の電池電源により駆動される計時手段と、ノズルから所
定のインク量を吐出しノズルの目詰まりを防止する回復
処理手段とを有し、前記計時手段を用い前記インクジェ
ットプリンタの作動停止から次回の電源投入までの時間
を計時し実質的に前記インクジェットヘッドの休止時間
を計時し、前記主電源投入直後に前記ノズルの目詰まり
防止のため前記計時された時間に応じた所定の量のイン
クを吐出する制御手段を有することを特徴とする。
プリンタを用いた電子システムは、主電源と、主電源に
より駆動されるインク滴をインクジェットヘッドのノズ
ルから圧力発生素子の作動により吐出させることにより
文字、記号等を形成するオンディマンド型のインクジェ
ットプリンタを搭載し、主電源とは別の電池電源と、こ
の電池電源により駆動される計時手段と、ノズルから所
定のインク量を吐出しノズルの目詰まりを防止する回復
処理手段とを有し、前記計時手段を用い前記インクジェ
ットプリンタの作動停止から次回の電源投入までの時間
を計時し実質的に前記インクジェットヘッドの休止時間
を計時し、前記主電源投入直後に前記ノズルの目詰まり
防止のため前記計時された時間に応じた所定の量のイン
クを吐出する制御手段を有することを特徴とする。
【0012】又、本発明は主電源を用い、インク滴をイ
ンクジェットヘッドのノズルから吐出させることにより
文字、記号等を形成するインクジェットプリンタと前記
主電源とは別の電池電源とこの電池電源により駆動され
時刻を表示するための時計を搭載した電子システムにお
いて、前記ノズルから所定量のインクを吐出しノズルの
目詰まりを防止する回復処理手段と、前記時計を用いて
前記インクジェットプリンタの実質的な作動休止時刻か
ら電源投入までの時間を計時する計時手段とを有し、前
記主電源投入直後に前記回復処理手段を作動することを
特徴とするインクジェットプリンタを用いた電子システ
ムである。
ンクジェットヘッドのノズルから吐出させることにより
文字、記号等を形成するインクジェットプリンタと前記
主電源とは別の電池電源とこの電池電源により駆動され
時刻を表示するための時計を搭載した電子システムにお
いて、前記ノズルから所定量のインクを吐出しノズルの
目詰まりを防止する回復処理手段と、前記時計を用いて
前記インクジェットプリンタの実質的な作動休止時刻か
ら電源投入までの時間を計時する計時手段とを有し、前
記主電源投入直後に前記回復処理手段を作動することを
特徴とするインクジェットプリンタを用いた電子システ
ムである。
【0013】更に、本発明は主電源としてAC電源を有
し、インク滴をインクジェットヘッドのノズルから吐出
させることにより文字、記号等を形成するインクジェッ
トプリンタを搭載し、このインクジェットプリンタを使
用するかどうか選択するプリント選択スイッチを備えた
電子システムに於いて、前記AC電源とは別の電池電源
と、この電池電源により駆動される時計と、前記プリン
ト選択スイッチのオンを検知する手段と、前記ノズルか
ら所定量のインクを吐出しノズルの目詰まりを防止する
回復処理手段と、前記時計を用い前回のプリンタ使用停
止から今回のプリント選択スイッチ投入までのプリンタ
作動休止時間を計時する手段とを有し、計時された前記
プリンタ作動休止時間に対応して所定の量のインクを吐
出することを特徴とするインクジェットプリンタを用い
た電子システムである。
し、インク滴をインクジェットヘッドのノズルから吐出
させることにより文字、記号等を形成するインクジェッ
トプリンタを搭載し、このインクジェットプリンタを使
用するかどうか選択するプリント選択スイッチを備えた
電子システムに於いて、前記AC電源とは別の電池電源
と、この電池電源により駆動される時計と、前記プリン
ト選択スイッチのオンを検知する手段と、前記ノズルか
ら所定量のインクを吐出しノズルの目詰まりを防止する
回復処理手段と、前記時計を用い前回のプリンタ使用停
止から今回のプリント選択スイッチ投入までのプリンタ
作動休止時間を計時する手段とを有し、計時された前記
プリンタ作動休止時間に対応して所定の量のインクを吐
出することを特徴とするインクジェットプリンタを用い
た電子システムである。
【0014】更に、本発明はAC電源とは別の電池電源
と、この電池電源により駆動される時計と、プリント選
択スイッチのオンを検知する手段と、ノズルから所定の
インク量を吐出しノズルの目詰まりを防止する回復処理
手段と、時計を用い前回のプリンタ使用停止から今回の
プリント選択スイッチ投入までのプリンタ休止時間を計
時する手段とを有し、計時されたプリンタ休止時間に対
応して所定の量のインクを吐出することを特徴とするイ
ンクジェットプリンタを搭載した電子システムである。
と、この電池電源により駆動される時計と、プリント選
択スイッチのオンを検知する手段と、ノズルから所定の
インク量を吐出しノズルの目詰まりを防止する回復処理
手段と、時計を用い前回のプリンタ使用停止から今回の
プリント選択スイッチ投入までのプリンタ休止時間を計
時する手段とを有し、計時されたプリンタ休止時間に対
応して所定の量のインクを吐出することを特徴とするイ
ンクジェットプリンタを搭載した電子システムである。
【0015】更に又、本発明は主電源としてAC電源を
有し、インク滴をインクジェットヘッドのノズルから吐
出させることにより文字、記号等を形成するインクジェ
ットプリンタを用いた電子システムに於いて、前記AC
電源がオフとなっても作動する計時手段を用い前記イン
クジェットプリンタの休止時間を計時し前記AC電源の
オンとなったのに同期し前記休止時間に応じた所定量の
インクを吐出することを特徴とするインクジェットプリ
ンタを用いた電子システムの制御方法である。
有し、インク滴をインクジェットヘッドのノズルから吐
出させることにより文字、記号等を形成するインクジェ
ットプリンタを用いた電子システムに於いて、前記AC
電源がオフとなっても作動する計時手段を用い前記イン
クジェットプリンタの休止時間を計時し前記AC電源の
オンとなったのに同期し前記休止時間に応じた所定量の
インクを吐出することを特徴とするインクジェットプリ
ンタを用いた電子システムの制御方法である。
【0016】
【作用】かかる手段では、主電源とは別の電池電源で駆
動される時計等を有する計時手段により電源スイッチが
オフしていてもインクジェットプリンタの休止時間の計
時が可能でこの計時結果に対応してインクジェットヘッ
ドの目詰まりを防止する回復処理によるインク吐出の回
数を制御することにより、ノズル部でのインク溶剤等の
蒸発によって生じた粘度の増加度に対応してインクをイ
ンクジェットヘッドから排出し、ノズル部でのインク粘
度や濃度を印刷開始前に印刷可能な状態に設定し、印刷
直前での処理時間を短縮する。すなわちインクジェット
ヘッドの作動休止時間に関係なくインクの粘度・濃度が
一定に保たれる。これによりノズルからのインクの吐出
量や吐出速度と非記録媒体上でのインクの反射率が安定
する。このため、印刷時には確実で安定したインク吐出
が得られるようになり、印刷品質も安定して、信頼性の
高い印刷が行なわれる。
動される時計等を有する計時手段により電源スイッチが
オフしていてもインクジェットプリンタの休止時間の計
時が可能でこの計時結果に対応してインクジェットヘッ
ドの目詰まりを防止する回復処理によるインク吐出の回
数を制御することにより、ノズル部でのインク溶剤等の
蒸発によって生じた粘度の増加度に対応してインクをイ
ンクジェットヘッドから排出し、ノズル部でのインク粘
度や濃度を印刷開始前に印刷可能な状態に設定し、印刷
直前での処理時間を短縮する。すなわちインクジェット
ヘッドの作動休止時間に関係なくインクの粘度・濃度が
一定に保たれる。これによりノズルからのインクの吐出
量や吐出速度と非記録媒体上でのインクの反射率が安定
する。このため、印刷時には確実で安定したインク吐出
が得られるようになり、印刷品質も安定して、信頼性の
高い印刷が行なわれる。
【0017】また、電源投入という印刷が実行されるこ
とを予知した直後に回復処置を行なうので、印刷動作時
には回復処置を行なわなくてよくなり、印刷に所用する
時間が短くなり、実質的な印刷速度が向上する。
とを予知した直後に回復処置を行なうので、印刷動作時
には回復処置を行なわなくてよくなり、印刷に所用する
時間が短くなり、実質的な印刷速度が向上する。
【0018】
【実施例】始めに、インクジェットプリンタに用いられ
るインクの化学的特性と回復処理の関係について以下に
検証する。図7は本発明に用いるインクジェットヘッド
の回復処理の為のインク吐出回数の必要最低回復処理回
数(縦軸)と放置等による非印刷時間(横軸)の関係を
示す図である。本発明に用いるインクは、一例としてエ
チレングリコール、水、染料を主成分としていて、エチ
レングリコールを含有しているため温度に対して低温と
なるほど粘性が高くなる特性を有し、又、水等の溶剤が
蒸発、乾燥するため放置時間が長いほど粘性が高くなる
特性を有し詳細は以下となる。
るインクの化学的特性と回復処理の関係について以下に
検証する。図7は本発明に用いるインクジェットヘッド
の回復処理の為のインク吐出回数の必要最低回復処理回
数(縦軸)と放置等による非印刷時間(横軸)の関係を
示す図である。本発明に用いるインクは、一例としてエ
チレングリコール、水、染料を主成分としていて、エチ
レングリコールを含有しているため温度に対して低温と
なるほど粘性が高くなる特性を有し、又、水等の溶剤が
蒸発、乾燥するため放置時間が長いほど粘性が高くなる
特性を有し詳細は以下となる。
【0019】非印刷時間(放置時間)と回復処理動作に
おけるインク吐出回数の関係は短い時間の範囲内では
(例えば8時間以内では)図示されるように概略比例関
係にあり、前回のインク吐出からの非印刷時間が長い場
合にはインク吐出回数は多く設定する必要がある。逆に
短い場合にはインク吐出回数は少なく設定することが可
能である。この比例関係はインクジェットヘッドあるい
は使用インクの物理的あるいは化学的特性さらに温度・
湿度等の環境条件により決まる。低温乾燥時(5℃ 3
5%)の放置時間と回復処理動作の必要インク吐出回数
の関係は図中一点鎖線70で、常温(25℃ 60%)
では実線71で、高温湿潤時(40℃ 95%)は二点
鎖線72で示される。
おけるインク吐出回数の関係は短い時間の範囲内では
(例えば8時間以内では)図示されるように概略比例関
係にあり、前回のインク吐出からの非印刷時間が長い場
合にはインク吐出回数は多く設定する必要がある。逆に
短い場合にはインク吐出回数は少なく設定することが可
能である。この比例関係はインクジェットヘッドあるい
は使用インクの物理的あるいは化学的特性さらに温度・
湿度等の環境条件により決まる。低温乾燥時(5℃ 3
5%)の放置時間と回復処理動作の必要インク吐出回数
の関係は図中一点鎖線70で、常温(25℃ 60%)
では実線71で、高温湿潤時(40℃ 95%)は二点
鎖線72で示される。
【0020】このような特性となる原因は以下のように
説明できる。すなわち、インク溶剤の蒸発によるノズル
部のインクの粘度上昇速度は相対湿度が低い乾燥時に最
も速くなる。更に、インク粘度の温度依存性等からイン
クジェットヘッドの圧力発生素子(圧電素子や発熱抵抗
体等)によるノズルからの回復処理一回当りのインク滴
吐出量は低温になるに従い少なくなる。従ってノズル目
詰まりの安全サイドから見れば低温乾燥時が最も厳しい
のでこの値を基準に回復処理の作動条件を決定すること
が好ましい。
説明できる。すなわち、インク溶剤の蒸発によるノズル
部のインクの粘度上昇速度は相対湿度が低い乾燥時に最
も速くなる。更に、インク粘度の温度依存性等からイン
クジェットヘッドの圧力発生素子(圧電素子や発熱抵抗
体等)によるノズルからの回復処理一回当りのインク滴
吐出量は低温になるに従い少なくなる。従ってノズル目
詰まりの安全サイドから見れば低温乾燥時が最も厳しい
のでこの値を基準に回復処理の作動条件を決定すること
が好ましい。
【0021】また、長い時間の範囲内では(例えば8時
間以上では)必要インク吐出回数は100発から200
発といった比較的多い回数で放置時間とは関係なく概略
一定となる。これは、放置時間が8時間以上といった長
時間に渡る場合、インクジェットヘッド内の流路などに
あるインクの殆どを排出して新しいインクと置換すれば
よいので、この場合、回復に必要となるインク吐出回数
はノズル部のインクの増粘に所用する時間ではなくて、
インクジェットヘッドの流路内のインクの容積(インク
ジェットヘッドにより一意に決まり一定である)により
決まるため、比較的多い数で放置時間とは関係なく一定
となるためである。したがって回復処理動作の必要イン
ク吐出回数の最大値がこれにより決められ、放置時間に
関係なく、これによって決められるインク吐出量以上で
あれば、常に良好で確実なインク吐出と印刷品位を確保
することができる。実際には8時間以降も徐々に、乾燥
等によりインクの固形化が進み、1カ月以上の長期間に
わたって放置した場合は、物理的な方法で回復させる必
要がある。これらを防止するため一般的にはインクジェ
ットヘッドを着脱可能にして長期間使用しない場合は密
閉容器に保存するようにしたり、ヘッドのキャッピング
機構をプリンタに装備したりといった策がとられてい
る。本発明は以上のインク特性を最大限に活用すること
を目的としてなされたものであり以下に図面に基づいて
説明する。いずれの図面も同一符号は同一の構成要素を
示す。
間以上では)必要インク吐出回数は100発から200
発といった比較的多い回数で放置時間とは関係なく概略
一定となる。これは、放置時間が8時間以上といった長
時間に渡る場合、インクジェットヘッド内の流路などに
あるインクの殆どを排出して新しいインクと置換すれば
よいので、この場合、回復に必要となるインク吐出回数
はノズル部のインクの増粘に所用する時間ではなくて、
インクジェットヘッドの流路内のインクの容積(インク
ジェットヘッドにより一意に決まり一定である)により
決まるため、比較的多い数で放置時間とは関係なく一定
となるためである。したがって回復処理動作の必要イン
ク吐出回数の最大値がこれにより決められ、放置時間に
関係なく、これによって決められるインク吐出量以上で
あれば、常に良好で確実なインク吐出と印刷品位を確保
することができる。実際には8時間以降も徐々に、乾燥
等によりインクの固形化が進み、1カ月以上の長期間に
わたって放置した場合は、物理的な方法で回復させる必
要がある。これらを防止するため一般的にはインクジェ
ットヘッドを着脱可能にして長期間使用しない場合は密
閉容器に保存するようにしたり、ヘッドのキャッピング
機構をプリンタに装備したりといった策がとられてい
る。本発明は以上のインク特性を最大限に活用すること
を目的としてなされたものであり以下に図面に基づいて
説明する。いずれの図面も同一符号は同一の構成要素を
示す。
【0022】図6は本発明のインクジェットプリンタを
搭載した電子システムの一種の電子卓上計算機(以下電
卓と称する)の外観図である。41は計算機ケース、4
2は電源スイッチ、43はキーボード、44はプリンタ
の使用を選択するプリント選択スイッチ、45は表示装
置の一種の液晶ディスプレイである。電源スイッチ42
がオンであってもプリント選択スイッチがオンでなけれ
ば印刷は実行されない。この場合計算過程、結果等は上
記液晶ディスプレイに表示されるのみである。
搭載した電子システムの一種の電子卓上計算機(以下電
卓と称する)の外観図である。41は計算機ケース、4
2は電源スイッチ、43はキーボード、44はプリンタ
の使用を選択するプリント選択スイッチ、45は表示装
置の一種の液晶ディスプレイである。電源スイッチ42
がオンであってもプリント選択スイッチがオンでなけれ
ば印刷は実行されない。この場合計算過程、結果等は上
記液晶ディスプレイに表示されるのみである。
【0023】図2は本発明の一実施例におけるインクジ
ェットプリンタを用いた電卓の回路ブロック図である。
101は電卓全体を統括する中央演算処理装置(以降C
PUと称する)、102は演算処理中のデータを一時的
に保存するRAM、103はプログラムやあらかじめセ
ットされた所定のデータ等を格納するROMをそれぞれ
示している。110は電池電源111によって駆動され
る時計であり、プリンタ本体などの電源が切られても作
動するように構成され、カレンダー機能なども保持する
ことが可能である。この電池電源はRAMにも供給され
RAMのデータがバックアップされている。
ェットプリンタを用いた電卓の回路ブロック図である。
101は電卓全体を統括する中央演算処理装置(以降C
PUと称する)、102は演算処理中のデータを一時的
に保存するRAM、103はプログラムやあらかじめセ
ットされた所定のデータ等を格納するROMをそれぞれ
示している。110は電池電源111によって駆動され
る時計であり、プリンタ本体などの電源が切られても作
動するように構成され、カレンダー機能なども保持する
ことが可能である。この電池電源はRAMにも供給され
RAMのデータがバックアップされている。
【0024】105はデータを入力するためのキーボー
ド、107はプリンタ、106はプリンタ107を駆動
するプリンタドライバーユニット、109は計算過程、
計算結果等を表示する表示装置であるディスプレイパネ
ル、108はディスプレイパネル109を駆動するディ
スプレイドライバーユニットである。キーボード内には
計算結果等を印刷するか選択するためのプリント選択ス
イッチ105aが配置されている。
ド、107はプリンタ、106はプリンタ107を駆動
するプリンタドライバーユニット、109は計算過程、
計算結果等を表示する表示装置であるディスプレイパネ
ル、108はディスプレイパネル109を駆動するディ
スプレイドライバーユニットである。キーボード内には
計算結果等を印刷するか選択するためのプリント選択ス
イッチ105aが配置されている。
【0025】CPU101はROM103に格納された
プログラムの手順に沿って、キーボード105等の入力
に対する処理を行い、適時、プリンタ107に出力する
データをドライバ106に転送する。プリンタ107は
プリンタドライバーユニット106によって駆動制御さ
れる。キーボード105からの入力データは一旦、キー
ボードバッファ等のメモリに格納されても良い。
プログラムの手順に沿って、キーボード105等の入力
に対する処理を行い、適時、プリンタ107に出力する
データをドライバ106に転送する。プリンタ107は
プリンタドライバーユニット106によって駆動制御さ
れる。キーボード105からの入力データは一旦、キー
ボードバッファ等のメモリに格納されても良い。
【0026】ROM103には図7のグラフを元にした
インク吐出回数と放置時間との関係がテーブル化して格
納されている。
インク吐出回数と放置時間との関係がテーブル化して格
納されている。
【0027】図1は本発明の一実施例の機能構成図であ
る。3はインクジェットプリンタで1はインクジェット
ヘッドでノズル、圧力発生素子を有し、ノズルよりイン
ク滴を吐出させることにより文字記号等を形成する。2
はンクジェットヘッド1を移動させたり、紙などの印刷
媒体を移動させたりする機能を有する駆動モータであ
る。5はプリンタを搭載した電子システムの主電源を入
り切りする電源スイッチである。
る。3はインクジェットプリンタで1はインクジェット
ヘッドでノズル、圧力発生素子を有し、ノズルよりイン
ク滴を吐出させることにより文字記号等を形成する。2
はンクジェットヘッド1を移動させたり、紙などの印刷
媒体を移動させたりする機能を有する駆動モータであ
る。5はプリンタを搭載した電子システムの主電源を入
り切りする電源スイッチである。
【0028】10は印刷の制御やキー入力手段7からの
キー入力を受けての演算制御、液晶パネル等からなる表
示手段9の表示制御等を行なう印刷及び演算制御手段で
ある。
キー入力を受けての演算制御、液晶パネル等からなる表
示手段9の表示制御等を行なう印刷及び演算制御手段で
ある。
【0029】印刷、演算制御手段10はキー入力7の入
力に対応して演算処理を実行し、その計算過程、計算結
果などを表示手段9に表示する制御を実行する。この時
キーボード内のプリンタへの出力をするかどうか選択す
るプリント選択スイッチ8がONの時はインクジェット
ヘッド1及び駆動モータ2を印刷制御信号により制御し
印刷制御を実行する。6はインクジェットヘッドの回復
処理をする回復処理手段でありプリンタの駆動モータ、
インクジェットヘッドを制御し所定の回復処理を実行す
る。記憶手段11は通常、印刷演算制御手段が演算処理
等をする時に用いるものであり計時手段4の計時結果な
どを一時記憶するものである。
力に対応して演算処理を実行し、その計算過程、計算結
果などを表示手段9に表示する制御を実行する。この時
キーボード内のプリンタへの出力をするかどうか選択す
るプリント選択スイッチ8がONの時はインクジェット
ヘッド1及び駆動モータ2を印刷制御信号により制御し
印刷制御を実行する。6はインクジェットヘッドの回復
処理をする回復処理手段でありプリンタの駆動モータ、
インクジェットヘッドを制御し所定の回復処理を実行す
る。記憶手段11は通常、印刷演算制御手段が演算処理
等をする時に用いるものであり計時手段4の計時結果な
どを一時記憶するものである。
【0030】4は時計であり電池電源14によって駆動
され主電源とは独立して作動可能になっている。またこ
の電池電源は記憶手段11にもバックアップ電源として
供給されている。12はプリンタ休止時間計時手段で、
プリンタの休止時間の計測を行なうもので一例としてプ
リンタを停止した所定の時間を記憶した記憶手段のデー
タと現在時刻から演算して休止時間を計時するものであ
る。また13はインターバル検知手段で時計4を用いて
所定の間隔のインターバルを検知するものである。
され主電源とは独立して作動可能になっている。またこ
の電池電源は記憶手段11にもバックアップ電源として
供給されている。12はプリンタ休止時間計時手段で、
プリンタの休止時間の計測を行なうもので一例としてプ
リンタを停止した所定の時間を記憶した記憶手段のデー
タと現在時刻から演算して休止時間を計時するものであ
る。また13はインターバル検知手段で時計4を用いて
所定の間隔のインターバルを検知するものである。
【0031】主電源のスイッチがオンすると休止時間計
時手段12はバックアップされた記憶手段11から前回
のプリント終了日時時刻を呼出し現在日時時刻から放置
時間を算出する。この放置時間に基づいて回復処理手段
を用いて放置時間に対応した回数のインク吐出を実行す
る。更にこの時の時刻を記憶主段11に記憶し、今度は
プリント選択スイッチ8がオンになったときも同様に放
置時間に対応し回復処理を実行する。
時手段12はバックアップされた記憶手段11から前回
のプリント終了日時時刻を呼出し現在日時時刻から放置
時間を算出する。この放置時間に基づいて回復処理手段
を用いて放置時間に対応した回数のインク吐出を実行す
る。更にこの時の時刻を記憶主段11に記憶し、今度は
プリント選択スイッチ8がオンになったときも同様に放
置時間に対応し回復処理を実行する。
【0032】プリント選択スイッチ8がオンとなった後
もプリンタの休止は有り得るため、この間はインターバ
ル検知手段13により時計の所定時刻毎にプリンタが使
用中かどうか検知しプリンタが不使用中なら所定時間間
隔に対応した回数のインク吐出を実行する。例えば15
分間隔なら図7で示すように5回のインク吐出が実行さ
れる。
もプリンタの休止は有り得るため、この間はインターバ
ル検知手段13により時計の所定時刻毎にプリンタが使
用中かどうか検知しプリンタが不使用中なら所定時間間
隔に対応した回数のインク吐出を実行する。例えば15
分間隔なら図7で示すように5回のインク吐出が実行さ
れる。
【0033】図3は本発明の実施例の制御方法を示した
フローチャートを示している。
フローチャートを示している。
【0034】ステップS1でプリンタメモリ等のイニシ
ャライズをする。この時電池電源によりバックアップさ
れているメモリはイニシャライズしないで異常が無いか
の確認のみ実行する。次にステップS2でRAMの所定
のエリアに記憶されている前回のプリンタ停止時刻と現
在時刻とからプリンタ休止時間を検知し、ステップS3
の回復処理サブルーチンを実行する。この後ステップS
4でプリンタの停止時刻を所定のRAMエリアに書き込
み記憶させる。
ャライズをする。この時電池電源によりバックアップさ
れているメモリはイニシャライズしないで異常が無いか
の確認のみ実行する。次にステップS2でRAMの所定
のエリアに記憶されている前回のプリンタ停止時刻と現
在時刻とからプリンタ休止時間を検知し、ステップS3
の回復処理サブルーチンを実行する。この後ステップS
4でプリンタの停止時刻を所定のRAMエリアに書き込
み記憶させる。
【0035】回復処理サブルーチンは図4に示す回復処
理動作ルーチンのステップSS1からステップSS3ま
でを実行することにより達成される。回復処理動作が指
定されるとステップSS1でヘッドキャリッジをインク
吐出により出たインクを吸収できる所定の場所に移動さ
せ、ステップSS2で所定の量のインクが吐出される。
この後、ステップSS3で元のキャリッジ位置までヘッ
ドキャリッジを戻して回復処理動作を終了する。
理動作ルーチンのステップSS1からステップSS3ま
でを実行することにより達成される。回復処理動作が指
定されるとステップSS1でヘッドキャリッジをインク
吐出により出たインクを吸収できる所定の場所に移動さ
せ、ステップSS2で所定の量のインクが吐出される。
この後、ステップSS3で元のキャリッジ位置までヘッ
ドキャリッジを戻して回復処理動作を終了する。
【0036】ステップS6でプリント選択スイッチのオ
ンを確認し、オフならばステップS7へ移行しキーイン
プット等に同期して表示、演算処理を実行する。この後
プリント選択スイッチがオンとなるまで同様の処理を繰
り返しディスプレイ中心の演算が繰り返される。
ンを確認し、オフならばステップS7へ移行しキーイン
プット等に同期して表示、演算処理を実行する。この後
プリント選択スイッチがオンとなるまで同様の処理を繰
り返しディスプレイ中心の演算が繰り返される。
【0037】ステップS6でプリント選択スイッチがオ
ンになった場合は先ずステップS11の回復処理サブル
ーチンとステップS12のプリント休止時刻セットを実
行し、ステップS13でインターバル検知手段により時
計があらかじめ定めた定刻に達しているか検知し達して
いれば、ステップS14で印刷中かどうか確認し、印刷
中でなければステップS15の回復処理とステップS1
6のプリント休止時刻セットを実行しステップS17の
表示、演算処理に移行しステップS18の印刷処理、S
19プリント休止時刻セットを実行し、この後S13か
らS19のステップを電源切断かあるいはステップS2
0のプリント選択スイッチのオフまで繰り返す。ステッ
プS13で定刻でないときはステップS17に移行し同
様に表示、演算あるいは印刷などの処理を繰り返す。主
電源が切断されても、印刷終了後は常にそのときの休止
時刻が不揮発性のメモリに格納されるため次回の電源オ
ンの時に前回からのプリンタの休止時間すなわちヘッド
放置時間が容易に算出される。
ンになった場合は先ずステップS11の回復処理サブル
ーチンとステップS12のプリント休止時刻セットを実
行し、ステップS13でインターバル検知手段により時
計があらかじめ定めた定刻に達しているか検知し達して
いれば、ステップS14で印刷中かどうか確認し、印刷
中でなければステップS15の回復処理とステップS1
6のプリント休止時刻セットを実行しステップS17の
表示、演算処理に移行しステップS18の印刷処理、S
19プリント休止時刻セットを実行し、この後S13か
らS19のステップを電源切断かあるいはステップS2
0のプリント選択スイッチのオフまで繰り返す。ステッ
プS13で定刻でないときはステップS17に移行し同
様に表示、演算あるいは印刷などの処理を繰り返す。主
電源が切断されても、印刷終了後は常にそのときの休止
時刻が不揮発性のメモリに格納されるため次回の電源オ
ンの時に前回からのプリンタの休止時間すなわちヘッド
放置時間が容易に算出される。
【0038】図5はこれら本発明の実施例による動作を
記述したタイミングチャートである。60aは主電源投
入を60bはプリント選択スイッチ投入をそれぞれ示
す。60cは休止時間検知手段の作動を、60dはイン
ターバル検知手段の出力信号を、60eは印刷信号を、
60fは回復処理信号をそれぞれ示している。
記述したタイミングチャートである。60aは主電源投
入を60bはプリント選択スイッチ投入をそれぞれ示
す。60cは休止時間検知手段の作動を、60dはイン
ターバル検知手段の出力信号を、60eは印刷信号を、
60fは回復処理信号をそれぞれ示している。
【0039】休止時間Trをc1で検知しこれに応じ主
電源オンに同期して回復処理f1を実行する。同様にプ
リント選択スイッチのオンに同期し回復処理f2を実行
する。その後インターバル検知手段の出力c1からc7
のタイミングで印刷信号を確認し、印刷が実行されてい
なければf3、f5、f6、f9のタイミングで回復処
理が実行されるが、印刷と重なったタイミングf4、f
7、f8では回復処理は行われない。
電源オンに同期して回復処理f1を実行する。同様にプ
リント選択スイッチのオンに同期し回復処理f2を実行
する。その後インターバル検知手段の出力c1からc7
のタイミングで印刷信号を確認し、印刷が実行されてい
なければf3、f5、f6、f9のタイミングで回復処
理が実行されるが、印刷と重なったタイミングf4、f
7、f8では回復処理は行われない。
【0040】プリント選択スイッチ8は、一般に2つの
タイプがあり、一つはハードウエア上プリンタと接続さ
れていてこのスイッチがオンになっていないとプリンタ
への電源供給あるいは信号供給ができないタイプであ
り、もう一方は電源供給等がCPUの管理下にあってプ
リント選択スイッチがオンとなっていなくともCPUか
らはアクセス可能となっているタイプである。
タイプがあり、一つはハードウエア上プリンタと接続さ
れていてこのスイッチがオンになっていないとプリンタ
への電源供給あるいは信号供給ができないタイプであ
り、もう一方は電源供給等がCPUの管理下にあってプ
リント選択スイッチがオンとなっていなくともCPUか
らはアクセス可能となっているタイプである。
【0041】前者の例では電源投入直後のプリンタユニ
ットのイニシャライズあるいは回復処理は実行不可能で
あり、この場合これらの処理はプリント選択スイッチが
オンとなった時に実行する必要があり、前述の図3のフ
ローチャートに於いてステップS2、S3、S4をステ
ップS11の前に移動し実行させる。
ットのイニシャライズあるいは回復処理は実行不可能で
あり、この場合これらの処理はプリント選択スイッチが
オンとなった時に実行する必要があり、前述の図3のフ
ローチャートに於いてステップS2、S3、S4をステ
ップS11の前に移動し実行させる。
【0042】本実施例における電源投入後のインターバ
ル検知手段は、CPUに内臓のタイマー等を用いても形
成可能でありまたコンデンサを用いたハードウエアによ
っても構成可能である。
ル検知手段は、CPUに内臓のタイマー等を用いても形
成可能でありまたコンデンサを用いたハードウエアによ
っても構成可能である。
【0043】また、本実施例における回復処理を、印刷
しようとするノズルに対して行なってもよいし、複数あ
るいは全ノズルに対して行なっても本発明の主旨に反す
るものではない。
しようとするノズルに対して行なってもよいし、複数あ
るいは全ノズルに対して行なっても本発明の主旨に反す
るものではない。
【0044】更に、近年ストップウオッチ機能付きの腕
時計が一般的になっているように本発明に用いられる時
計にもこのような機能を装備した時計を用いることによ
り、電源スイッチあるいはプリント選択スイッチのオフ
に同期してストップウオッチタイマーをトリガーしてス
タートさせ、電源スイッチあるいはプリント選択スイッ
チのオンに同期してストップさせこの時の時間をメイン
の制御装置に読み込めば容易にプリンタの概略の作動休
止時間が検知できる。このように本発明の休止時間検知
手段はいろいろな構成方法が可能である。
時計が一般的になっているように本発明に用いられる時
計にもこのような機能を装備した時計を用いることによ
り、電源スイッチあるいはプリント選択スイッチのオフ
に同期してストップウオッチタイマーをトリガーしてス
タートさせ、電源スイッチあるいはプリント選択スイッ
チのオンに同期してストップさせこの時の時間をメイン
の制御装置に読み込めば容易にプリンタの概略の作動休
止時間が検知できる。このように本発明の休止時間検知
手段はいろいろな構成方法が可能である。
【0045】
【発明の効果】以上述べたように本発明のインクジェッ
トプリンタを搭載した電子システムによれば主電源のオ
ンあるいはプリント選択スイッチのオンに同期してイン
クジェットヘッドの休止時間に対応してノズルの回復処
理を実行することにより、長時間インクジェットヘッド
が放置されても放置時間に対応した回復処理が可能であ
り、回復処理により廃棄されるインクを最小限に抑制で
きるほか、いざ印刷と言うときになって印刷直前にノズ
ルの回復処理をするということがなくなり、待ち時間を
排除し、実質的な印刷スピードが速くなり、快適な印刷
環境を実現することが可能である。
トプリンタを搭載した電子システムによれば主電源のオ
ンあるいはプリント選択スイッチのオンに同期してイン
クジェットヘッドの休止時間に対応してノズルの回復処
理を実行することにより、長時間インクジェットヘッド
が放置されても放置時間に対応した回復処理が可能であ
り、回復処理により廃棄されるインクを最小限に抑制で
きるほか、いざ印刷と言うときになって印刷直前にノズ
ルの回復処理をするということがなくなり、待ち時間を
排除し、実質的な印刷スピードが速くなり、快適な印刷
環境を実現することが可能である。
【0046】また、電源オフから電源オンあるいはプリ
ント選択スイッチオンまでの時間に対応した回復処理の
後も作動休止時間を検知し所定間隔毎に回復処理を実行
させるため、ノズル部で一定時間内にインク溶剤等の蒸
発によって生じた粘度の増加したインクをインクジェッ
トヘッドから排出し、ノズル部でのインク粘度や濃度を
一定に保つことが可能となる。吐出するインクの粘度・
濃度が一定に保たれれば、印刷時にはノズルからの確実
で安定したインク吐出が得られるようになり、インクの
吐出量や吐出速度と非記録媒体上でのインクの反射率が
安定するため、印刷品質も安定して、信頼性の高い印刷
が行なわれ、印刷品位が優れた、信頼性の高いプリンタ
を提供することが出来るといった効果を有する。
ント選択スイッチオンまでの時間に対応した回復処理の
後も作動休止時間を検知し所定間隔毎に回復処理を実行
させるため、ノズル部で一定時間内にインク溶剤等の蒸
発によって生じた粘度の増加したインクをインクジェッ
トヘッドから排出し、ノズル部でのインク粘度や濃度を
一定に保つことが可能となる。吐出するインクの粘度・
濃度が一定に保たれれば、印刷時にはノズルからの確実
で安定したインク吐出が得られるようになり、インクの
吐出量や吐出速度と非記録媒体上でのインクの反射率が
安定するため、印刷品質も安定して、信頼性の高い印刷
が行なわれ、印刷品位が優れた、信頼性の高いプリンタ
を提供することが出来るといった効果を有する。
【0047】更に、プリント選択スイッチの構造が、プ
リンタユニットと回路上接続されていても本発明によれ
ば、プリント選択スイッチのオンに同期して前回のプリ
ンタ作動停止からの時間を計測し回復処理を実行させる
ため、プリンタの放置時間に対応した回復処理が可能と
なっているのでプリント選択スイッチの構造を特定する
必要が無い。
リンタユニットと回路上接続されていても本発明によれ
ば、プリント選択スイッチのオンに同期して前回のプリ
ンタ作動停止からの時間を計測し回復処理を実行させる
ため、プリンタの放置時間に対応した回復処理が可能と
なっているのでプリント選択スイッチの構造を特定する
必要が無い。
【0048】更に、ある種の電卓のように時刻を表示す
るための時計を搭載した電子システムでは、計時手段と
して改めてデバイスを追加する必要がなくこの時計を利
用して主電源がオフであってもプリンタの作動休止時間
を容易に計時することが可能でありきわめて簡略にイン
クジェットヘッドの品質維持を実現できる。
るための時計を搭載した電子システムでは、計時手段と
して改めてデバイスを追加する必要がなくこの時計を利
用して主電源がオフであってもプリンタの作動休止時間
を容易に計時することが可能でありきわめて簡略にイン
クジェットヘッドの品質維持を実現できる。
【0049】更に又、前述の時計をもちいて、主電源が
オンとなった後も定期的にノズルの目詰まりを防止する
為の計時手段にも活用が可能であり電卓等のローコスト
化に寄与している。
オンとなった後も定期的にノズルの目詰まりを防止する
為の計時手段にも活用が可能であり電卓等のローコスト
化に寄与している。
【0050】以上詳述したように本発明はインクジェッ
トプリンタを用いた電子システムにおいてきわめて有用
なものである。
トプリンタを用いた電子システムにおいてきわめて有用
なものである。
【図1】本発明の一実施例の機能構成図。
【図2】本発明の一実施例におけるインクジェットプリ
ンタを用いた電卓の構成を示す回路ブロック図。
ンタを用いた電卓の構成を示す回路ブロック図。
【図3】本発明による一実施例における電子システムの
制御方法を示すフローチャート。
制御方法を示すフローチャート。
【図4】本発明によるヘッド回復処理のフローチャー
ト。
ト。
【図5】本発明の実施例による電子システムの動作を説
明するためのタイミングチャート。
明するためのタイミングチャート。
【図6】本発明の電子システムの一種の電卓の外観図。
【図7】本発明に用いるインクジェットヘッドのインク
吐出回数(縦軸)と放置等による非印刷時間(横軸)の
関係の例を示す図。
吐出回数(縦軸)と放置等による非印刷時間(横軸)の
関係の例を示す図。
1 インクジェットヘッド 3 プリンタ 4 計時手段 6 回復処理手段 7 キー入力手段 8 プリント選択スイッチ 9 表示手段 10 印刷演算制御手段 11 記憶手段 20 電源スイッチ 101 CPU(中央演算処理装置) 102 RAM 103 ROM 104 タイマー 105 キーボード 106 プリンタドライバー 107 プリンタ 108 表示ドライバー 109 ディスプレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 29/20 9113−2C 29/38 A 9113−2C
Claims (8)
- 【請求項1】 主電源と、主電源により駆動されるイン
ク滴をインクジェットヘッドのノズルから圧力発生素子
の作動により吐出させることにより文字、記号等を形成
するオンディマンド型のインクジェットプリンタを用い
た電子システムにおいて、前記主電源とは別の電池電源
と、この電池電源により駆動される計時手段と、前記主
電源の投入を検知する手段と、前記ノズルから所定のイ
ンク量を吐出しノズルの目詰まりを防止する回復処理手
段とを有し、前記計時手段を用い実質的に前記インクジ
ェットヘッドの休止時間を計時し、前記主電源投入直後
に前記ノズルの目詰まり防止のため前記計時された時間
に応じた所定量のインクを吐出することを特徴とするイ
ンクジェットプリンタを用いた電子システム。 - 【請求項2】 前記インクジェットヘッドの休止時間は
前記電子システムの電源オフから次回の電源投入までの
時間を計時することを特徴とする請求項1記載のインク
ジェットプリンタを用いた電子システム。 - 【請求項3】 前記インクジェットヘッドの休止時間は
前記インクジェットプリンタの作動停止から次回の電源
投入までの時間を計時することを特徴とする請求項1記
載のインクジェットプリンタを用いた電子システム。 - 【請求項4】 主電源を用い、インク滴をインクジェッ
トヘッドのノズルから吐出させることにより文字、記号
等を形成するインクジェットプリンタと前記主電源とは
別の電池電源とこの電池電源により駆動され時刻を表示
するための時計を搭載した電子システムにおいて、前記
ノズルから所定量のインクを吐出しノズルの目詰まりを
防止する回復処理手段と、前記時計を用いて前記インク
ジェットプリンタの実質的な作動休止時刻から電源投入
までの時間を計時する計時手段とを有し、前記主電源投
入直後に前記回復処理手段を作動することを特徴とする
インクジェットプリンタを用いた電子システム。 - 【請求項5】 前記時計がストップウオッチ機能を備
え、前記プリンタの作動停止もしくは主電源のオフによ
り計時をスタートし次回の主電源オンまでを計時し計時
された時間に対応して前記回復処理手段を作動すること
を特徴とする請求項4記載のインクジェットプリンタを
用いた電子システム。 - 【請求項6】 主電源としてAC電源を有し、インク滴
をインクジェットヘッドのノズルから吐出させることに
より文字、記号等を形成するインクジェットプリンタを
搭載し、このインクジェットプリンタを使用するかどう
か選択するプリント選択スイッチを備えた電子システム
に於いて、前記AC電源とは別の電池電源と、この電池
電源により駆動される時計と、前記プリント選択スイッ
チのオンを検知する手段と、前記ノズルから所定量のイ
ンクを吐出しノズルの目詰まりを防止する回復処理手段
と、前記時計を用い前回のプリンタ使用停止から今回の
プリント選択スイッチ投入までのプリンタ作動休止時間
を計時する手段とを有し、計時された前記プリンタ作動
休止時間に対応して所定の量のインクを吐出することを
特徴とするインクジェットプリンタを用いた電子システ
ム。 - 【請求項7】 前記請求項4乃至請求項6に於いて、主
電源投入後、前記時計を用いて所定のインターバルを検
知し、前記プリンタの作動停止中に前記検知したインタ
ーバル毎に前記回復処理手段を作動し前記ノズルの目詰
まりを防止することを特徴とするインクジェットプリン
タを用いた電子システム。 - 【請求項8】 電源としてAC電源を有し、インク滴を
インクジェットヘッドのノズルから吐出させることによ
り文字、記号等を形成するインクジェットプリンタを用
いた電子システムに於いて、前記AC電源がオフとなっ
ても作動する計時手段を用い前記インクジェットプリン
タの休止時間を計時し前記AC電源のオンとなったのに
同期し前記休止時間に応じた所定量のインクを吐出する
ことを特徴とするインクジェットプリンタを用いた電子
システムの制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9138893A JP3454859B2 (ja) | 1993-04-19 | 1993-04-19 | インクジェットヘッドを備えた電子卓上計算機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9138893A JP3454859B2 (ja) | 1993-04-19 | 1993-04-19 | インクジェットヘッドを備えた電子卓上計算機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06297730A true JPH06297730A (ja) | 1994-10-25 |
| JP3454859B2 JP3454859B2 (ja) | 2003-10-06 |
Family
ID=14025001
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9138893A Expired - Fee Related JP3454859B2 (ja) | 1993-04-19 | 1993-04-19 | インクジェットヘッドを備えた電子卓上計算機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3454859B2 (ja) |
-
1993
- 1993-04-19 JP JP9138893A patent/JP3454859B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3454859B2 (ja) | 2003-10-06 |
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