JPH062984U - ステッピングモ−タ - Google Patents
ステッピングモ−タInfo
- Publication number
- JPH062984U JPH062984U JP4646692U JP4646692U JPH062984U JP H062984 U JPH062984 U JP H062984U JP 4646692 U JP4646692 U JP 4646692U JP 4646692 U JP4646692 U JP 4646692U JP H062984 U JPH062984 U JP H062984U
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- Japan
- Prior art keywords
- stepping motor
- magnetic circuit
- stators
- speed
- soft ferrite
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- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高速域でも理論値に近い速度−トルク特性が
得られるように、磁気回路構成部品におけるヒステリシ
ス損とうず電流損の低減を図り、エネルギー変換効率の
高いステッピングモータとして提供できるようにする。 【構成】 ステータ3・4、ハウジング9・10、内ヨ
ーク7・8等の磁気回路構成部品の全部又は一部を、電
気抵抗率は非常に大きいが保磁力は小さい性質を有する
ソフトフェライトで構成する。
得られるように、磁気回路構成部品におけるヒステリシ
ス損とうず電流損の低減を図り、エネルギー変換効率の
高いステッピングモータとして提供できるようにする。 【構成】 ステータ3・4、ハウジング9・10、内ヨ
ーク7・8等の磁気回路構成部品の全部又は一部を、電
気抵抗率は非常に大きいが保磁力は小さい性質を有する
ソフトフェライトで構成する。
Description
【0001】
本考案は、ステッピングモータに関する。
【0002】
従来のステッピングモータでは、高トルク化のためにロータには高エネルギー 積の磁石を使用し、ステータやハウジング等の磁気回路構成部品には飽和磁束密 度の高い鉄系の金属が使用されていた。
【0003】
このようなステッピングモータを定電圧駆動した場合、図1に示すように速度 −トルク特性において理論値と実験値とで大きな差が生じ、結果的に速度の大き い領域では使用できなくなる問題があった。
【0004】 この差を分析したところ、図2に示すように磁気回路構成部品におけるヒステ リシス損とうず電流損が大きな影響を与え、特にうず電流損は速度に比例して大 きくなり、高速域ではその影響が非常に大きいことが分かった。
【0005】 本考案の目的は、高速域でも理論値に近い速度−トルク特性が得られるように 、磁気回路構成部品におけるヒステリシス損とうず電流損の低減を図り、エネル ギー変換効率の高いステッピングモータとして提供できるようにすることにある 。
【0006】
本考案によるステッピングモータでは、磁気回路構成部品の全部又は一部をソ フトフェライトで構成する。
【0007】
【作用】 従来のステッピングモータの磁気回路構成部品に使用されていた例えばSPC Cは、電気抵抗率が13(μ・Ω・cm)であるのに対し、ソフトフェライトのそ れは30×106(μ・Ω・cm)と非常に大きく、うず電流損は無視できる程度 に小さくなる。一方、保磁力はSPCCが14(Oe)であるのに対し、ソフト フェライトのそれは0.25(Oe)と小さく、ヒシテリシス損も小さい。
【0008】 また、ソフトフェライトは、飽和磁束密度が4000〜5000ガウスで、S PCCに比べて1/3程度と低いため、ステッピングモータの磁気回路材料とし ては、従来では検討されるまでにも至らなかったが、磁石材の高エネルギー積化 により低速域でのトルクもある程度確保でき、かつ上記のようにうず電流損は無 視できる程度に小さくなるため、高速域で高効率に動作させることができる。本 考案は、この点に着眼したものである。
【0009】 ヒステリシス損とうず電流損が小さくなると、速度−トルク特性は理論値に近 くなる。そうすると、図3に示すようにエネルギー変換効率ηは最高速で100 %に近くなる。実際はマージンが必要なため、最高速では使用しないが速度が高 いほどエネルギー変換効率ηは高くなる。
【0010】
次に、本考案の図示の実施例について説明する。 図4は、アキシャル型ステッピングモータを分解して示す。図中1はロータ車 で、該ロータ車1はロータ軸1aを円板状のロータ体1bの中心に貫通させてな る。ロータ体1bはロータ軸1a方向に着磁され、両面それぞれに、ロータ軸1 aを中心として一定ピッチPでNS交互に円周方向に配列する磁極を有する。こ のロータ車1は、そのロータ体1bの外方にリング2を配置して両側の一対のス テータ3・4間に位置決めし、ロータ軸1aを両ステータ3・4に軸受けする。
【0011】 両ステータ3・4には、それぞれ外向きのくし歯3a・4aと内向きのくし歯 3b・4bとが円周方向に交互に等間隔に設けられ、くし歯3a・3bはロータ 体1bの一方の面の磁極と対向し、くし歯4a・4bはロータ体1bの他方の面 の磁極と対向する。ここで、一方のくし歯3a・3bと他方のくし歯4a・4b とはロータ体1bの磁極ピッチPの半分(P/2)だけずらしてある。また、両 ステータ3・4の片面の中央には、ロータ軸1aを軸受けするためのしぼり部( ボス)3c・4cが突設されている。
【0012】 そして、両ステータ3・4のそれぞれの外側に、ボビン5a・6aにそれぞれ 巻き付けられた駆動コイル5・6を配置し、さらにその外側に、それぞれ内ヨー ク7・8を介してキャップ状ハウジング9・10をそれぞれ被せてこのアキシャ ル型ステップモータは組み立てられる。このステッピングモータは、両駆動コイ ル5・6に交互に通電して両ステータ3・4を交互に励磁し、ロータ車1を時計 方向又は反時計方向に回転させる。
【0013】 このようなアキシャル型ステップモータにおいて、本考案では、磁気回路構部 品であるステータ3・4、内ヨーク7・8、ハウジング9・10の全部又は一部 をソフトフェライトで構成する。図5は、ステータ3・4のしぼり部3c・4c と内ヨーク7・8とをソフトフェライトで構成した場合の速度−トルク特性を、 SPCCで構成した従来例と比較して示す。
【0014】 図6は、ラジアル型ステッピングモータを分解して示す。図中11はロータ車 で、該ロータ車11はロータ軸11aを円柱形のロータ体11bの中心に貫通さ せてなる。ロータ体11bは、径方向に着磁してロータ軸11aを中心として一 定ピッチPでNS交互に円周方向に配列する磁極を軸方向に2段に有する。
【0015】 ロータ体11bの外周に、一対のステータ12・13を配置する。両ステータ 12・13には、くし歯12a・13aが互いに外向きにして円周方向に等間隔 に設けられている。これらくし歯12a・13aは、ロータ体11bの磁極ピッ チPの半分(P/2)だけずらしてある。
【0016】 そして、両ステータ12・13のそれぞれの外側に、ボビン14a・15bに それぞれ巻き付けられた駆動コイル14・15を配置し、さらにその外側に、キ ャップ状ハウジング16・17をそれぞれ被せる。両ハウジング16・17には 、互いに内向きのくし歯17a(ハウジング16のくし歯は図示せず)が円周方 向に等間隔に設けられている。これらハウジング16・17のくし歯は、ロータ 体11bの2段の磁極とそれぞれ対向する。
【0017】 このラジアル型ステップモータは、両駆動コイル14・15に交互に通電して ハウジング16のくし歯及びステータ12のくし歯12aと、ハウジング17の くし歯17a及びステータ13のくし歯13aとを交互に励磁し、ロータ車11 を時計方向又は反時計方向に回転させる。
【0018】 このようなラジアル型ステップモータにおいて、本考案では、磁気回路構部品 であるステータ12・13、ハウジング16・17の全部又は一部をソフトフェ ライトで構成する。
【0019】
以上述べたように本考案は、磁気回路構成部品の全部又は一部を、電気抵抗率 は非常に大きいが保磁力は小さいソフトフェライトで構成したので、高速域で動 作させても、うず電流損を無視できる程度に小さく抑えることができるに加え、 ヒステリシス損も低減できるので、エネルギー変換効率の高いステッピングモー タとして提供できる。
【図1】従来のステッピングモータでは、速度−トルク
特性が理論値と実験値とで差があることを示すグラフで
ある。
特性が理論値と実験値とで差があることを示すグラフで
ある。
【図2】上記の差が磁気回路構成部品におけるヒステリ
シス損とうず電流損に基づくことを示すグラフである。
シス損とうず電流損に基づくことを示すグラフである。
【図3】ヒステリシス損とうず電流損を小さくすると、
速度−トルク特性が理論値に近くなり、その結果、エネ
ルギー変換効率が良くなることを示すグラフである。
速度−トルク特性が理論値に近くなり、その結果、エネ
ルギー変換効率が良くなることを示すグラフである。
【図4】本考案を適用するアキシャル型ステッピングモ
ータの一例の分解斜視図である。
ータの一例の分解斜視図である。
【図5】同ステッピングモータにおいてステータのしぼ
り部と内ヨークとをソフトフェライトで構成した場合の
速度−トルク特性を、SPCCで構成した従来例と比較
して示すグラフである。
り部と内ヨークとをソフトフェライトで構成した場合の
速度−トルク特性を、SPCCで構成した従来例と比較
して示すグラフである。
【図6】本考案を適用するラジアル型ステッピングモー
タの一例の分解斜視図である。
タの一例の分解斜視図である。
1 ロータ車 3・4 ステータ 7・8 内ヨーク 9・10 ハウジング 11 ロータ車 12・13 ステータ 16・17 ハウジング
Claims (3)
- 【請求項1】 磁気回路を構成する部品の全部又は一部
をソフトフェライトで構成したことを特徴とする、ステ
ッピングモータ。 - 【請求項2】 ステータ、ハウジング、内ヨーク等の磁
気回路を構成する部品の全部又は一部をソフトフェライ
トで構成したことを特徴とする、アキシャル型ステッピ
ングモータ。 - 【請求項3】 ステータ、ハウジング等の磁気回路を構
成する部品の全部又は一部をソフトフェライトで構成し
たことを特徴とする、ラジアル型ステッピングモータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4646692U JPH062984U (ja) | 1992-06-10 | 1992-06-10 | ステッピングモ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4646692U JPH062984U (ja) | 1992-06-10 | 1992-06-10 | ステッピングモ−タ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH062984U true JPH062984U (ja) | 1994-01-14 |
Family
ID=12747950
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4646692U Pending JPH062984U (ja) | 1992-06-10 | 1992-06-10 | ステッピングモ−タ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH062984U (ja) |
-
1992
- 1992-06-10 JP JP4646692U patent/JPH062984U/ja active Pending
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