JPH06298525A - 耐熱性改質zsm−5ゼオライトの製造方法 - Google Patents
耐熱性改質zsm−5ゼオライトの製造方法Info
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- JPH06298525A JPH06298525A JP8478993A JP8478993A JPH06298525A JP H06298525 A JPH06298525 A JP H06298525A JP 8478993 A JP8478993 A JP 8478993A JP 8478993 A JP8478993 A JP 8478993A JP H06298525 A JPH06298525 A JP H06298525A
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- C01B39/00—Compounds having molecular sieve and base-exchange properties, e.g. crystalline zeolites; Their preparation; After-treatment, e.g. ion-exchange or dealumination
- C01B39/02—Crystalline aluminosilicate zeolites; Isomorphous compounds thereof; Direct preparation thereof; Preparation thereof starting from a reaction mixture containing a crystalline zeolite of another type, or from preformed reactants; After-treatment thereof
- C01B39/026—After-treatment
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 優れた耐熱性を有する改質ZSM−5ゼオラ
イトを得る。 【構成】 耐熱性改質ZSM−5ゼオライトの製造方法
は、未改質ZSM−5ゼオライトの表面および微細孔内
に水を含ませて湿潤未改質ZSM−5ゼオライトを得る
湿潤処理工程と、湿潤未改質ZSM−5ゼオライトを加
熱してその表面および微細孔内に高温水蒸気を発生させ
ることにより、ゼオライト骨格構造から沸石水およびA
lを脱離させて、脱離Alを含む脱水未改質ZSM−5
ゼオライトを得る加熱処理工程と、脱水未改質ZSM−
5ゼオライトを溶出液中に浸漬して、その脱水未改質Z
SM−5ゼオライトの表面および微細孔内に存する脱離
Alを除去する精製処理工程と、を順次行う。このよう
にして製造された耐熱性改質ZSM−5ゼオライトは耐
熱温度1000℃を示す。
イトを得る。 【構成】 耐熱性改質ZSM−5ゼオライトの製造方法
は、未改質ZSM−5ゼオライトの表面および微細孔内
に水を含ませて湿潤未改質ZSM−5ゼオライトを得る
湿潤処理工程と、湿潤未改質ZSM−5ゼオライトを加
熱してその表面および微細孔内に高温水蒸気を発生させ
ることにより、ゼオライト骨格構造から沸石水およびA
lを脱離させて、脱離Alを含む脱水未改質ZSM−5
ゼオライトを得る加熱処理工程と、脱水未改質ZSM−
5ゼオライトを溶出液中に浸漬して、その脱水未改質Z
SM−5ゼオライトの表面および微細孔内に存する脱離
Alを除去する精製処理工程と、を順次行う。このよう
にして製造された耐熱性改質ZSM−5ゼオライトは耐
熱温度1000℃を示す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は耐熱性改質ZSM−5ゼ
オライトの製造方法、特に、未改質ZSM−5ゼオライ
トに所定の処理を施して、優れた耐熱性を備えた改質Z
SM−5ゼオライトを得る方法に関する。
オライトの製造方法、特に、未改質ZSM−5ゼオライ
トに所定の処理を施して、優れた耐熱性を備えた改質Z
SM−5ゼオライトを得る方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種耐熱性改質ZSM−5ゼオ
ライトはエンジンにおける排気ガス浄化用触媒の担体と
して用いられており、その製造方法としては、未改質Z
SM−5ゼオライトを、水蒸気を多量に含む雰囲気中で
加熱することにより、その未改質ZSM−5ゼオライト
表面においてゼオライト骨格構造からAlを脱離させ
る、といった方法が知られている(例えば、特開平4−
180836号公報参照)。
ライトはエンジンにおける排気ガス浄化用触媒の担体と
して用いられており、その製造方法としては、未改質Z
SM−5ゼオライトを、水蒸気を多量に含む雰囲気中で
加熱することにより、その未改質ZSM−5ゼオライト
表面においてゼオライト骨格構造からAlを脱離させ
る、といった方法が知られている(例えば、特開平4−
180836号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】エンジンにおける排気
ガス浄化用触媒の担体には900〜1000℃の耐熱性
が要求されるが、従来法により得られた耐熱性改質ZS
M−5ゼオライトはその耐熱温度が700℃程度である
ため、それを前記担体として用いた場合には触媒の高温
耐久性が乏しい、という問題があった。
ガス浄化用触媒の担体には900〜1000℃の耐熱性
が要求されるが、従来法により得られた耐熱性改質ZS
M−5ゼオライトはその耐熱温度が700℃程度である
ため、それを前記担体として用いた場合には触媒の高温
耐久性が乏しい、という問題があった。
【0004】本発明は前記に鑑み、優れた耐熱性を有す
る改質ZSM−5ゼオライトを容易に量産することので
きる前記製造方法を提供することを目的とする。
る改質ZSM−5ゼオライトを容易に量産することので
きる前記製造方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る耐熱性改質
ZSM−5ゼオライトの製造方法は、未改質ZSM−5
ゼオライトの表面および微細孔内に水を含ませて湿潤未
改質ZSM−5ゼオライトを得る湿潤処理工程と、前記
湿潤未改質ZSM−5ゼオライトを加熱してその表面お
よび微細孔内に高温水蒸気を発生させることにより、ゼ
オライト骨格構造から沸石水およびAlを脱離させて、
脱離Alを含む脱水未改質ZSM−5ゼオライトを得る
加熱処理工程と、前記脱水未改質ZSM−5ゼオライト
を溶出液中に浸漬して、その脱水未改質ZSM−5ゼオ
ライトの表面および微細孔内に存する脱離Alを除去す
る精製処理工程と、を順次行うことを特徴とする。
ZSM−5ゼオライトの製造方法は、未改質ZSM−5
ゼオライトの表面および微細孔内に水を含ませて湿潤未
改質ZSM−5ゼオライトを得る湿潤処理工程と、前記
湿潤未改質ZSM−5ゼオライトを加熱してその表面お
よび微細孔内に高温水蒸気を発生させることにより、ゼ
オライト骨格構造から沸石水およびAlを脱離させて、
脱離Alを含む脱水未改質ZSM−5ゼオライトを得る
加熱処理工程と、前記脱水未改質ZSM−5ゼオライト
を溶出液中に浸漬して、その脱水未改質ZSM−5ゼオ
ライトの表面および微細孔内に存する脱離Alを除去す
る精製処理工程と、を順次行うことを特徴とする。
【0006】
【作用】湿潤未改質ZSM−5ゼオライトにおいては、
その表面および微細孔内に水が含まれているので、加熱
処理工程では湿潤未改質ZSM−5ゼオライトの表面だ
けでなく、微細孔内においても高温水蒸気が発生し、そ
の高温水蒸気によってゼオライト骨格構造から沸石水お
よびAlが離脱する。
その表面および微細孔内に水が含まれているので、加熱
処理工程では湿潤未改質ZSM−5ゼオライトの表面だ
けでなく、微細孔内においても高温水蒸気が発生し、そ
の高温水蒸気によってゼオライト骨格構造から沸石水お
よびAlが離脱する。
【0007】このようにして得られた脱水未改質ZSM
−5ゼオライトにおいては、その表面および微細孔内に
脱離Alが、例えばAl(OH)3 の形態で存在してい
る。これは、脱水未改質ZSM−5ゼオライトについて
原子吸光分析を行った場合、そのAl量が未改質ZSM
−5ゼオライトのそれと殆ど変わっていないことから確
認される。また脱水未改質ZSM−5ゼオライトの結晶
性は、加熱処理を経たことに起因して未改質ZSM−5
ゼオライトのそれに比べて低下している。
−5ゼオライトにおいては、その表面および微細孔内に
脱離Alが、例えばAl(OH)3 の形態で存在してい
る。これは、脱水未改質ZSM−5ゼオライトについて
原子吸光分析を行った場合、そのAl量が未改質ZSM
−5ゼオライトのそれと殆ど変わっていないことから確
認される。また脱水未改質ZSM−5ゼオライトの結晶
性は、加熱処理を経たことに起因して未改質ZSM−5
ゼオライトのそれに比べて低下している。
【0008】このような脱水未改質ZSM−5ゼオライ
トに精製処理を施すと、表面および微細孔内から脱離A
lが除去され、その際、表面および微細孔内に最初から
存するAl成分および不純物も除去されて、改質ZSM
−5ゼオライトが得られる。この改質ZSM−5ゼオラ
イトの結晶性は、精製処理を経ることによって未改質Z
SM−5ゼオライトのそれよりも向上している。
トに精製処理を施すと、表面および微細孔内から脱離A
lが除去され、その際、表面および微細孔内に最初から
存するAl成分および不純物も除去されて、改質ZSM
−5ゼオライトが得られる。この改質ZSM−5ゼオラ
イトの結晶性は、精製処理を経ることによって未改質Z
SM−5ゼオライトのそれよりも向上している。
【0009】このようにして得られた改質ZSM−5ゼ
オライトは優れた耐熱性を有し、その耐熱温度は100
0℃に高められる。
オライトは優れた耐熱性を有し、その耐熱温度は100
0℃に高められる。
【0010】湿潤および加熱処理工程と、精製処理工程
とを順次行う場合を1サイクルとし、このサイクルを繰
返すと、各工程の条件にもよるが通常脱Al率が向上す
る。排気ガス浄化用触媒の担体として改質ZSM−5ゼ
オライトを用い、これにイオン交換法によって触媒用金
属を担持させる場合、その触媒の活性を高めるために触
媒用金属の担持量を増加させることも一つの方法であ
る。イオン交換法によれば、ゼオライト骨格構造の脱A
lを生じた箇所に触媒用金属がイオン結合するので、前
記製造法により得られた脱Al率の高い改質ZSM−5
ゼオライトを用いて高活性な排気ガス浄化用触媒を製造
することが可能である。
とを順次行う場合を1サイクルとし、このサイクルを繰
返すと、各工程の条件にもよるが通常脱Al率が向上す
る。排気ガス浄化用触媒の担体として改質ZSM−5ゼ
オライトを用い、これにイオン交換法によって触媒用金
属を担持させる場合、その触媒の活性を高めるために触
媒用金属の担持量を増加させることも一つの方法であ
る。イオン交換法によれば、ゼオライト骨格構造の脱A
lを生じた箇所に触媒用金属がイオン結合するので、前
記製造法により得られた脱Al率の高い改質ZSM−5
ゼオライトを用いて高活性な排気ガス浄化用触媒を製造
することが可能である。
【0011】なお、湿潤処理工程および加熱処理工程の
回数を増やしても、精製処理工程を行わない限り、脱離
Alの大部分が微細孔内に存在するため脱Al率は殆ど
変化しない。
回数を増やしても、精製処理工程を行わない限り、脱離
Alの大部分が微細孔内に存在するため脱Al率は殆ど
変化しない。
【0012】
【実施例】耐熱性改質ZSM−5ゼオライトの製造に当
っては、湿潤処理工程と、加熱処理工程と、精製処理工
程とが順次行われる。
っては、湿潤処理工程と、加熱処理工程と、精製処理工
程とが順次行われる。
【0013】湿潤処理工程では、粉末状未改質ZSM−
5ゼオライトの表面および微細孔内に水を含ませて湿潤
未改質ZSM−5ゼオライトを得る。この湿潤処理工程
では、未改質ZSM−5ゼオライトの略全部の微細孔に
水を含ませることができるように、その含水量Wを制御
する。
5ゼオライトの表面および微細孔内に水を含ませて湿潤
未改質ZSM−5ゼオライトを得る。この湿潤処理工程
では、未改質ZSM−5ゼオライトの略全部の微細孔に
水を含ませることができるように、その含水量Wを制御
する。
【0014】表1は、未改質ZSM−5ゼオライトにお
ける密度(g/cc)、微細孔の容積率(%)および未
改質ZSM−5ゼオライト1g当りの容積(cc/1g
Zeo)ならびに未改質ZSM−5ゼオライト1g当
りの必要最低含水量(g/1g Zeo)を示す。
ける密度(g/cc)、微細孔の容積率(%)および未
改質ZSM−5ゼオライト1g当りの容積(cc/1g
Zeo)ならびに未改質ZSM−5ゼオライト1g当
りの必要最低含水量(g/1g Zeo)を示す。
【0015】
【表1】 表1から明らかなように、1gの未改質ZSM−5ゼオ
ライトにおける微細孔の略全部を満たすための必要最低
含水量は0.16gであり、したがって湿潤処理工程に
おける湿潤未改質ZSM−5ゼオライトの含水量WはW
≧16重量%に設定される。粉末状未改質ZSM−5ゼ
オライトに水を含ませる際には、粉末相互間にも水が吸
着されるため、これを考慮すると、湿潤未改質ZSM−
5ゼオライトの含水量Wは、好ましくは、W≧50%で
ある。ただし、W>150%では、次の加熱処理工程に
おける処理時間が長くなるので、生産性向上の面から望
ましくない。
ライトにおける微細孔の略全部を満たすための必要最低
含水量は0.16gであり、したがって湿潤処理工程に
おける湿潤未改質ZSM−5ゼオライトの含水量WはW
≧16重量%に設定される。粉末状未改質ZSM−5ゼ
オライトに水を含ませる際には、粉末相互間にも水が吸
着されるため、これを考慮すると、湿潤未改質ZSM−
5ゼオライトの含水量Wは、好ましくは、W≧50%で
ある。ただし、W>150%では、次の加熱処理工程に
おける処理時間が長くなるので、生産性向上の面から望
ましくない。
【0016】加熱処理工程では、湿潤未改質ZSM−5
ゼオライトを加熱して、その表面および微細孔内に高温
水蒸気を発生させることにより、ゼオライト骨格構造か
ら沸石水およびAlを脱離させて脱離Alを含む脱水未
改質ZSM−5ゼオライトを得る。この加熱処理工程に
は二方法が採用される。
ゼオライトを加熱して、その表面および微細孔内に高温
水蒸気を発生させることにより、ゼオライト骨格構造か
ら沸石水およびAlを脱離させて脱離Alを含む脱水未
改質ZSM−5ゼオライトを得る。この加熱処理工程に
は二方法が採用される。
【0017】第1の方法は加熱温度Tを400℃≦T≦
1000℃に保持するもので、この工程は加熱炉内で行
われる。加熱温度T<400℃では、沸石水およびAl
の必要最少限の脱離を行うことができず、一方、T>1
000℃ではゼオライト骨格構造が破壊される。脱Al
率の向上を狙った場合、加熱温度Tは500℃≦T≦8
00℃に設定される。また加熱時間tは1.5時間≦t
≦8時間が適当である。
1000℃に保持するもので、この工程は加熱炉内で行
われる。加熱温度T<400℃では、沸石水およびAl
の必要最少限の脱離を行うことができず、一方、T>1
000℃ではゼオライト骨格構造が破壊される。脱Al
率の向上を狙った場合、加熱温度Tは500℃≦T≦8
00℃に設定される。また加熱時間tは1.5時間≦t
≦8時間が適当である。
【0018】第2の方法は、加熱温度T1 を100℃≦
T1 ≦500℃に保持する1次加熱処理と、加熱温度T
2 を400℃≦T2 ≦1000℃に保持する2次加熱処
理とよりなり、この工程は加熱炉内で行われる。
T1 ≦500℃に保持する1次加熱処理と、加熱温度T
2 を400℃≦T2 ≦1000℃に保持する2次加熱処
理とよりなり、この工程は加熱炉内で行われる。
【0019】1次加熱処理は、湿潤未改質ZSM−5ゼ
オライトにおける過剰の水を沸騰蒸発させて、2次加熱
処理に必要な量の水を残すために行われる。加熱温度T
1 <100℃では前記沸騰蒸発を十分に行うことができ
ず、一方、T1 >500℃では、結合性の強い沸石水の
部分的な脱離が発生するため、次工程の反応が不均一と
なる。加熱温度T1 は、好ましくは、150℃≦T1 ≦
250℃である。また加熱時間t1 は1時間≦t1 ≦3
時間が適当である。
オライトにおける過剰の水を沸騰蒸発させて、2次加熱
処理に必要な量の水を残すために行われる。加熱温度T
1 <100℃では前記沸騰蒸発を十分に行うことができ
ず、一方、T1 >500℃では、結合性の強い沸石水の
部分的な脱離が発生するため、次工程の反応が不均一と
なる。加熱温度T1 は、好ましくは、150℃≦T1 ≦
250℃である。また加熱時間t1 は1時間≦t1 ≦3
時間が適当である。
【0020】2次加熱処理は、ゼオライト骨格構造から
沸石水およびAlを脱離させるために行なわれ、加熱温
度T2 を前記のように設定する理由は第1の方法の場合
と同じである。前記同様に、脱Al率向上のための加熱
温度T2 の好ましい範囲は500℃≦T2 ≦800℃で
ある。また加熱時間t2 は2時間≦t2 ≦5時間が適当
である。
沸石水およびAlを脱離させるために行なわれ、加熱温
度T2 を前記のように設定する理由は第1の方法の場合
と同じである。前記同様に、脱Al率向上のための加熱
温度T2 の好ましい範囲は500℃≦T2 ≦800℃で
ある。また加熱時間t2 は2時間≦t2 ≦5時間が適当
である。
【0021】この第2の方法は、改質ZSM−5ゼオラ
イトを量産する場合、湿潤未改質ZSM−5ゼオライト
全体に、沸石水およびAlの脱離を均一に発生させ得
る、といった利点を有する。
イトを量産する場合、湿潤未改質ZSM−5ゼオライト
全体に、沸石水およびAlの脱離を均一に発生させ得
る、といった利点を有する。
【0022】脱水未改質ZSM−5ゼオライトは加熱処
理を経ているので、その結晶性は未改質ZSM−5ゼオ
ライトのそれに比べて低下している。
理を経ているので、その結晶性は未改質ZSM−5ゼオ
ライトのそれに比べて低下している。
【0023】精製処理工程では、脱水未改質ZSM−5
ゼオライトを溶出液中に浸漬して、その脱水未改質ZS
M−5ゼオライトの表面および微細孔内に存する脱離A
lを除去して耐熱性改質ZSM−5ゼオライトを得る。
ゼオライトを溶出液中に浸漬して、その脱水未改質ZS
M−5ゼオライトの表面および微細孔内に存する脱離A
lを除去して耐熱性改質ZSM−5ゼオライトを得る。
【0024】溶出液としては、酸溶液およびアルカリ溶
液の一方が用いられる。酸溶液にはHCl溶液、H2 S
O4 溶液、HF溶液等が該当し、またアルカリ溶液には
NaOH溶液、Ca(OH)2 溶液等が該当する。
液の一方が用いられる。酸溶液にはHCl溶液、H2 S
O4 溶液、HF溶液等が該当し、またアルカリ溶液には
NaOH溶液、Ca(OH)2 溶液等が該当する。
【0025】この精製処理工程には二方法が採用され
る。
る。
【0026】第1の方法は、一定濃度で、且つ一定温度
の溶出液中に脱水未改質ZSM−5ゼオライトを一定時
間に亘って保持するもので、濃度CはC≧0.1規定、
温度TはT≧60℃、保持時間tはt≧1時間にそれぞ
れ設定される。好ましくは、濃度CはC≧1規定、温度
TはT≧80℃、保持時間tはt≧5時間である。
の溶出液中に脱水未改質ZSM−5ゼオライトを一定時
間に亘って保持するもので、濃度CはC≧0.1規定、
温度TはT≧60℃、保持時間tはt≧1時間にそれぞ
れ設定される。好ましくは、濃度CはC≧1規定、温度
TはT≧80℃、保持時間tはt≧5時間である。
【0027】第2の方法は、溶出液中に脱水未改質ZS
M−5ゼオライトを浸漬し、その溶出液の温度および濃
度を所定時間後に所定値に到達させて、その温度および
濃度下に所定時間保持し、その後降温するもので、その
到達濃度CはC≧0.1規定、到達温度TはT≧60
℃、昇温速度HrはHr≧1℃/min 、保持時間tはt
≧1時間、降温速度CrはCr≧1℃/min に設定され
る。好ましくは、到達濃度CはC≧1規定、到達温度T
はT≧80℃、昇温速度HrはHr≧3℃/min、保持
時間tはt≧5時間、降温速度CrはCr≧2℃/min
である。
M−5ゼオライトを浸漬し、その溶出液の温度および濃
度を所定時間後に所定値に到達させて、その温度および
濃度下に所定時間保持し、その後降温するもので、その
到達濃度CはC≧0.1規定、到達温度TはT≧60
℃、昇温速度HrはHr≧1℃/min 、保持時間tはt
≧1時間、降温速度CrはCr≧1℃/min に設定され
る。好ましくは、到達濃度CはC≧1規定、到達温度T
はT≧80℃、昇温速度HrはHr≧3℃/min、保持
時間tはt≧5時間、降温速度CrはCr≧2℃/min
である。
【0028】改質ZSM−5ゼオライトの結晶性は、精
製処理によって未改質ZSM−5ゼオライトのそれより
も向上している。この結晶性向上のためには、第2の方
法が第1の方法よりも優れている。
製処理によって未改質ZSM−5ゼオライトのそれより
も向上している。この結晶性向上のためには、第2の方
法が第1の方法よりも優れている。
【0029】以下、具体例について説明する。
【0030】この例では、次のような方法で製造される
未改質ZSM−5ゼオライトを用いた。先ず、コロイダ
ルシリカと硝酸アルミニウムをSiO2 /Al2 O3 モ
ル比で35.2となるように混合し、その混合液中にテ
トラプロピルアンモニウム(TPA)を、SiO2 /T
PAモル比で10となるように混合して水性ゲルを得
た。次いで、水性ゲルを用いて、10気圧、150℃、
350時間の条件で水熱合成を行い、その後合成物に焼
成処理を施してTPAを除去し、未改質ZSM−5ゼオ
ライトを得た。この未改質ZSM−5ゼオライトのSi
O2 /Al2 O3モル比は35.2であった。
未改質ZSM−5ゼオライトを用いた。先ず、コロイダ
ルシリカと硝酸アルミニウムをSiO2 /Al2 O3 モ
ル比で35.2となるように混合し、その混合液中にテ
トラプロピルアンモニウム(TPA)を、SiO2 /T
PAモル比で10となるように混合して水性ゲルを得
た。次いで、水性ゲルを用いて、10気圧、150℃、
350時間の条件で水熱合成を行い、その後合成物に焼
成処理を施してTPAを除去し、未改質ZSM−5ゼオ
ライトを得た。この未改質ZSM−5ゼオライトのSi
O2 /Al2 O3モル比は35.2であった。
【0031】未改質ZSM−5ゼオライト100gに同
量の純水を加え、未改質ZSM−5ゼオライトの表面お
よび微細孔内に純水を含ませる湿潤処理を行い、湿潤未
改質ZSM−5ゼオライトを得た。
量の純水を加え、未改質ZSM−5ゼオライトの表面お
よび微細孔内に純水を含ませる湿潤処理を行い、湿潤未
改質ZSM−5ゼオライトを得た。
【0032】炉内温度が400〜1000℃の範囲で恒
温保持された加熱炉内に100gの湿潤未改質ZSM−
5ゼオライトを装入し、その湿潤未改質ZSM−5ゼオ
ライトを所定の加熱温度下で加熱してその表面および微
細孔内に高温水蒸気を発生させることにより、ゼオライ
ト骨格構造から沸石水およびAlを脱離させる加熱処理
を行い、各加熱温度に対応し、且つ脱離Alを有する脱
水未改質ZSM−5ゼオライトを得た。
温保持された加熱炉内に100gの湿潤未改質ZSM−
5ゼオライトを装入し、その湿潤未改質ZSM−5ゼオ
ライトを所定の加熱温度下で加熱してその表面および微
細孔内に高温水蒸気を発生させることにより、ゼオライ
ト骨格構造から沸石水およびAlを脱離させる加熱処理
を行い、各加熱温度に対応し、且つ脱離Alを有する脱
水未改質ZSM−5ゼオライトを得た。
【0033】各脱水未改質ZSM−5ゼオライトに、次
のような精製処理(第2の方法)を施した。(a)脱水
未改質ZSM−5ゼオライトを、水を入れた処理槽中に
投入して12規定のHClを徐々に加え、また昇温速度
1.5℃/min の条件で加熱して1時間後に90℃で、
且つ5規定のHCl溶液にした。(b)この温度下に脱
水未改質ZSM−5ゼオライトを20時間保持し、同時
にHCl溶液を攪拌した。この場合、処理槽に冷却塔を
付設してHCl溶液の濃度を前記規定度に維持した。
(c)5規定のHCl溶液を降温速度3℃/min の条件
で室温まで冷却して改質ZSM−5ゼオライトを得た。
(d)改質ZSM−5ゼオライトを処理槽中より取出し
て、pH5以上になるまで純水で洗浄し、次いで乾燥し
た。
のような精製処理(第2の方法)を施した。(a)脱水
未改質ZSM−5ゼオライトを、水を入れた処理槽中に
投入して12規定のHClを徐々に加え、また昇温速度
1.5℃/min の条件で加熱して1時間後に90℃で、
且つ5規定のHCl溶液にした。(b)この温度下に脱
水未改質ZSM−5ゼオライトを20時間保持し、同時
にHCl溶液を攪拌した。この場合、処理槽に冷却塔を
付設してHCl溶液の濃度を前記規定度に維持した。
(c)5規定のHCl溶液を降温速度3℃/min の条件
で室温まで冷却して改質ZSM−5ゼオライトを得た。
(d)改質ZSM−5ゼオライトを処理槽中より取出し
て、pH5以上になるまで純水で洗浄し、次いで乾燥し
た。
【0034】前記湿潤および加熱処理工程と、精製処理
工程とを順次行う場合を1サイクルとして、サイクルの
実行数1の改質ZSM−5ゼオライトと、サイクルの実
行数2,3の改質ZSM−5ゼオライトを製造した。ま
た比較のため湿潤および加熱処理工程のみを行った、し
たがってサイクルの実行数0.5の比較例ZSM−5ゼ
オライトおよびサイクルの実行数2,3の改質ZSM−
5ゼオライトに前記0.5サイクルを実行した改質ZS
M−5ゼオライトを製造した。
工程とを順次行う場合を1サイクルとして、サイクルの
実行数1の改質ZSM−5ゼオライトと、サイクルの実
行数2,3の改質ZSM−5ゼオライトを製造した。ま
た比較のため湿潤および加熱処理工程のみを行った、し
たがってサイクルの実行数0.5の比較例ZSM−5ゼ
オライトおよびサイクルの実行数2,3の改質ZSM−
5ゼオライトに前記0.5サイクルを実行した改質ZS
M−5ゼオライトを製造した。
【0035】図1は、各種改質ZSM−5ゼオライトお
よび比較例ZSM−5ゼオライトの製造方法と脱Al率
との関係を示し、各線は加熱処理工程における加熱温度
TをT=400、500、800、1000℃にそれぞ
れ設定した場合に該当する。
よび比較例ZSM−5ゼオライトの製造方法と脱Al率
との関係を示し、各線は加熱処理工程における加熱温度
TをT=400、500、800、1000℃にそれぞ
れ設定した場合に該当する。
【0036】図1において、サイクルの実行数0.5の
比較例ZSM−5ゼオライトは、何れの加熱温度Tの場
合にも精製処理工程を経ていないことに起因して脱Al
率RはR=約0%である。加熱温度TをT=400℃に
設定すると、サイクルの実行数1の改質ZSM−5ゼオ
ライトの脱Al率RはR=12%に達するが、その後
は、サイクルの実行数を増やしても脱Al率RはR=1
2%と一定である。このような現象が生じるのは、加熱
温度T=400℃では脱離Al量が少ないからである。
また加熱温度TをT=1000℃に設定すると、サイク
ルの実行数1の改質ZSM−5ゼオライトの脱Al率R
はR=18%といったように加熱温度T=400℃の場
合よりも高くなるが、その後はT=400℃の場合と略
同様の傾向を辿り、サイクルの実行数3で脱Al率Rは
R=21%である。このような現象を生じるのは、加熱
温度T=1000℃ではゼオライト骨格構造が部分的に
破壊され易くなり、その破壊された部分にAlが閉込め
られるため脱離Al量が少なくなるものと思われる。
比較例ZSM−5ゼオライトは、何れの加熱温度Tの場
合にも精製処理工程を経ていないことに起因して脱Al
率RはR=約0%である。加熱温度TをT=400℃に
設定すると、サイクルの実行数1の改質ZSM−5ゼオ
ライトの脱Al率RはR=12%に達するが、その後
は、サイクルの実行数を増やしても脱Al率RはR=1
2%と一定である。このような現象が生じるのは、加熱
温度T=400℃では脱離Al量が少ないからである。
また加熱温度TをT=1000℃に設定すると、サイク
ルの実行数1の改質ZSM−5ゼオライトの脱Al率R
はR=18%といったように加熱温度T=400℃の場
合よりも高くなるが、その後はT=400℃の場合と略
同様の傾向を辿り、サイクルの実行数3で脱Al率Rは
R=21%である。このような現象を生じるのは、加熱
温度T=1000℃ではゼオライト骨格構造が部分的に
破壊され易くなり、その破壊された部分にAlが閉込め
られるため脱離Al量が少なくなるものと思われる。
【0037】加熱温度T=500℃において、改質ZS
M−5ゼオライトの脱Al率Rはサイクルの実行数1、
1.5のものではR=21%といったように加熱温度T
=1000℃のときと略同一であるが、サイクルの実行
数2のものはR=63%、サイクルの実行数3のもので
R=68%といったように急激に高くなる。また加熱温
度T=800℃において、改質ZSM−5ゼオライトの
脱Al率Rは、サイクルの実行数1のものでR=50
%、サイクルの実行数2のものでR=67%、サイクル
の実行数3のものでR=70%といったように、加熱温
度T=500℃の場合よりも各サイクルの実行数におい
て高くなる。このような高脱Al率Rが得られる理由
は、加熱温度TをT=500、800℃に設定すると、
脱離Al量が増え、その脱離Alは精製処理により除去
されるからであり、したがってサイクルの実行数の増加
に伴い脱Al率Rが高くなる。
M−5ゼオライトの脱Al率Rはサイクルの実行数1、
1.5のものではR=21%といったように加熱温度T
=1000℃のときと略同一であるが、サイクルの実行
数2のものはR=63%、サイクルの実行数3のもので
R=68%といったように急激に高くなる。また加熱温
度T=800℃において、改質ZSM−5ゼオライトの
脱Al率Rは、サイクルの実行数1のものでR=50
%、サイクルの実行数2のものでR=67%、サイクル
の実行数3のものでR=70%といったように、加熱温
度T=500℃の場合よりも各サイクルの実行数におい
て高くなる。このような高脱Al率Rが得られる理由
は、加熱温度TをT=500、800℃に設定すると、
脱離Al量が増え、その脱離Alは精製処理により除去
されるからであり、したがってサイクルの実行数の増加
に伴い脱Al率Rが高くなる。
【0038】なお、サイクルの実行数1と1.5の改質
ZSM−5ゼオライトを比較すると、湿潤処理および加
熱処理工程の回数を増やしても脱Al率は殆ど変化しな
いことが判る。これは、サイクルの実行数2と2.5の
改質ZSM−5ゼオライトの場合にも言える。
ZSM−5ゼオライトを比較すると、湿潤処理および加
熱処理工程の回数を増やしても脱Al率は殆ど変化しな
いことが判る。これは、サイクルの実行数2と2.5の
改質ZSM−5ゼオライトの場合にも言える。
【0039】図2は、未改質ZSM−5ゼオライトのX
線回折図を示し、図3は加熱処理工程の加熱温度を80
0℃に設定して得られた脱水未改質ZSM−5ゼオライ
トのX線回折図を示す。
線回折図を示し、図3は加熱処理工程の加熱温度を80
0℃に設定して得られた脱水未改質ZSM−5ゼオライ
トのX線回折図を示す。
【0040】図2と図3とを比較すると明らかなよう
に、図3に示す脱水未改質ZSM−5ゼオライトのX線
反射強度は、図2に示す未改質ZSM−5ゼオライトの
それに比べて低くなっている。これは、脱水未改質ZS
M−5ゼオライトの結晶性が、加熱処理を経たことによ
って未改質ZSM−5ゼオライトのそれに比べて低下し
たことを示す。
に、図3に示す脱水未改質ZSM−5ゼオライトのX線
反射強度は、図2に示す未改質ZSM−5ゼオライトの
それに比べて低くなっている。これは、脱水未改質ZS
M−5ゼオライトの結晶性が、加熱処理を経たことによ
って未改質ZSM−5ゼオライトのそれに比べて低下し
たことを示す。
【0041】図4は改質ZSM−5ゼオライトのX線回
折図を示す。図4と図2とを比較すると、図4に示す改
質ZSM−5ゼオライトのX線反射強度は図2に示す未
改質ZSM−5ゼオライトのそれよりも高くなってい
る。これは、脱水未改質ZSM−5ゼオライトに精製処
理を施すことによって、改質ZSM−5ゼオライトの結
晶性が未改質ZSM−5ゼオライトのそれよりも向上し
た、ということを示す。
折図を示す。図4と図2とを比較すると、図4に示す改
質ZSM−5ゼオライトのX線反射強度は図2に示す未
改質ZSM−5ゼオライトのそれよりも高くなってい
る。これは、脱水未改質ZSM−5ゼオライトに精製処
理を施すことによって、改質ZSM−5ゼオライトの結
晶性が未改質ZSM−5ゼオライトのそれよりも向上し
た、ということを示す。
【0042】次に、図1に明示したサイクルの実行数1
以上の各改質ZSM−5ゼオライトおよび未改質ZSM
−5ゼオライトについて、大気中、加熱温度 600〜
1100℃、加熱時間18時間の条件で熱劣化テストを
行い、次いで各改質ZSM−5ゼオライトについてX線
回折を行って熱による結晶の破壊状態を調べた。
以上の各改質ZSM−5ゼオライトおよび未改質ZSM
−5ゼオライトについて、大気中、加熱温度 600〜
1100℃、加熱時間18時間の条件で熱劣化テストを
行い、次いで各改質ZSM−5ゼオライトについてX線
回折を行って熱による結晶の破壊状態を調べた。
【0043】その結果、各改質ZSM−5ゼオライト
は、その脱Al率RがR≧12%で、また結晶性も向上
していることから加熱温度1000℃にても結晶の破壊
は認められず、したがって1000℃の耐熱温度を有す
ることが判明した。未改質ZSM−5ゼオライトは加熱
温度700℃にて結晶の破壊が認められた。
は、その脱Al率RがR≧12%で、また結晶性も向上
していることから加熱温度1000℃にても結晶の破壊
は認められず、したがって1000℃の耐熱温度を有す
ることが判明した。未改質ZSM−5ゼオライトは加熱
温度700℃にて結晶の破壊が認められた。
【0044】図5は、サイクルの実行数3の各種改質Z
SM−5ゼオライトにおける加熱処理工程の加熱温度T
と脱Al率Rとの関係を示す。
SM−5ゼオライトにおける加熱処理工程の加熱温度T
と脱Al率Rとの関係を示す。
【0045】図5から明らかなように、加熱温度Tを4
00℃≦T≦1000℃に設定すると、前記精製処理条
件において、脱Al率RがR≧12%で、1000℃の
耐熱温度を有する改質ZSM−5ゼオライトを得ること
ができる。また脱Al率Rの高い改質ZSM−5ゼオラ
イトを得る場合には、加熱温度Tを500℃≦T≦80
0℃に設定すればよい。
00℃≦T≦1000℃に設定すると、前記精製処理条
件において、脱Al率RがR≧12%で、1000℃の
耐熱温度を有する改質ZSM−5ゼオライトを得ること
ができる。また脱Al率Rの高い改質ZSM−5ゼオラ
イトを得る場合には、加熱温度Tを500℃≦T≦80
0℃に設定すればよい。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、前記のような特定の処
理工程を経ることによって、優れた耐熱性を有する改質
ZSM−5ゼオライトを容易に量産することができ、こ
の改質ZSM−5ゼオライトはエンジンにおける排気ガ
ス浄化用触媒の担体として極めて有効である。
理工程を経ることによって、優れた耐熱性を有する改質
ZSM−5ゼオライトを容易に量産することができ、こ
の改質ZSM−5ゼオライトはエンジンにおける排気ガ
ス浄化用触媒の担体として極めて有効である。
【図1】改質ZSM−5ゼオライトの製造方法と脱Al
率との関係を示すグラフである。
率との関係を示すグラフである。
【図2】未改質ZSM−5ゼオライトのX線回折図であ
る。
る。
【図3】脱水未改質ZSM−5ゼオライトのX線回折図
である。
である。
【図4】改質ZSM−5ゼオライトのX線回折図であ
る。
る。
【図5】加熱処理工程の加熱温度と脱Al率との関係を
示すグラフである。
示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤澤 義和 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内
Claims (5)
- 【請求項1】 未改質ZSM−5ゼオライトの表面およ
び微細孔内に水を含ませて湿潤未改質ZSM−5ゼオラ
イトを得る湿潤処理工程と、前記湿潤未改質ZSM−5
ゼオライトを加熱してその表面および微細孔内に高温水
蒸気を発生させることにより、ゼオライト骨格構造から
沸石水およびAlを脱離させて、脱離Alを含む脱水未
改質ZSM−5ゼオライトを得る加熱処理工程と、前記
脱水未改質ZSM−5ゼオライトを溶出液中に浸漬し
て、その脱水未改質ZSM−5ゼオライトの表面および
微細孔内に存する脱離Alを除去する精製処理工程と、
を順次行うことを特徴とする耐熱性改質ZSM−5ゼオ
ライトの製造方法。 - 【請求項2】 前記湿潤処理工程において、前記湿潤未
改質ZSM−5ゼオライトの含水量WはW≧16重量%
以上である、請求項1記載の耐熱性改質ZSM−5ゼオ
ライトの製造方法。 - 【請求項3】 前記加熱処理工程における加熱温度T
は、400℃≦T≦1000℃に保持される、請求項1
または2記載の耐熱性改質ZSM−5ゼオライトの製造
方法。 - 【請求項4】 前記加熱処理工程は、加熱温度T1 を1
00℃≦T1 ≦500℃に保持する1次加熱処理と、加
熱温度T2 を400℃≦T2 ≦1000℃に保持する2
次加熱処理とよりなる、請求項1または2記載の耐熱性
改質ZSM−5ゼオライトの製造方法。 - 【請求項5】 前記精製処理工程における溶出液は酸溶
液およびアルカリ溶液の一方である、請求項1,2,3
または4記載の耐熱性改質ZSM−5ゼオライトの製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8478993A JPH06298525A (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | 耐熱性改質zsm−5ゼオライトの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8478993A JPH06298525A (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | 耐熱性改質zsm−5ゼオライトの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06298525A true JPH06298525A (ja) | 1994-10-25 |
Family
ID=13840473
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8478993A Pending JPH06298525A (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | 耐熱性改質zsm−5ゼオライトの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06298525A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1163041A4 (en) * | 1998-10-06 | 2004-05-12 | Matheson Tri Gas Inc | METHODS FOR REMOVING WATER FROM GASES USING OVERHEATED ZEOLITES |
| JPWO2020121812A1 (ja) * | 2018-12-13 | 2021-11-04 | 国立大学法人 東京大学 | ゼオライトおよびその製造方法 |
-
1993
- 1993-04-12 JP JP8478993A patent/JPH06298525A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1163041A4 (en) * | 1998-10-06 | 2004-05-12 | Matheson Tri Gas Inc | METHODS FOR REMOVING WATER FROM GASES USING OVERHEATED ZEOLITES |
| JPWO2020121812A1 (ja) * | 2018-12-13 | 2021-11-04 | 国立大学法人 東京大学 | ゼオライトおよびその製造方法 |
| EP3896036A4 (en) * | 2018-12-13 | 2022-12-14 | The University of Tokyo | ZEOLITE AND CORRESPONDING METHOD OF MANUFACTURING |
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