JPH06298668A - 経口用医薬組成物 - Google Patents

経口用医薬組成物

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JPH06298668A
JPH06298668A JP2030794A JP2030794A JPH06298668A JP H06298668 A JPH06298668 A JP H06298668A JP 2030794 A JP2030794 A JP 2030794A JP 2030794 A JP2030794 A JP 2030794A JP H06298668 A JPH06298668 A JP H06298668A
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JP
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hydrochloride
pharmaceutical composition
powder
bitterness
active ingredient
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JP2030794A
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Inventor
Shunichi Ito
俊一 伊藤
Masahiko Kurihara
正日呼 栗原
Toshio Kashiwabara
俊夫 柏原
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、苦味を有する医薬成分の苦味を緩和
した経口用医薬組成物を提供する。 【構成】苦味を有する医薬有効成分、グリチルリチン酸
またはその塩およびその他の甘味剤を含有してなる医薬
組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、苦味を有する医薬有効
成分の苦味を抑制した経口用医薬組成物に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】医薬
有効成分には苦味を有し、服用時に不快感を与えるもの
が多い。それら不快感を緩和する方法として、例えば特
開昭63−277616には不快な味を呈する薬物を粉
床法で被覆する方法がある。また、特開平2−5641
6には、矯味剤として人工甘味剤のアスパルテームを添
加し苦味を抑える方法が記載されている。しかし、前者
は胃溶性高分子を−10〜10℃の低温度にする必要が
あり操作が非常に煩雑である。また、後者はアスパルテ
ームのみの添加であり、苦味を緩和する効果は十分満足
できるものではない。また、苦味成分を被覆する方法も
知られている。しかし、この方法では、例えば散剤や細
粒剤のように被覆する粒子が小さい場合には苦味をなく
すことが困難であった。本発明の目的は単純な組成で苦
味などの不快な味を緩和できる医薬組成物を提供するこ
とにある。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、このよう
な事情を考慮し、苦味などの不快感を防止する検討を鋭
意行なった結果、グリチルリチン酸またはその塩とその
他の甘味剤とを併用することにより苦味などの不快感を
緩和できることを見いだした。すなわち本発明は、苦味
を有する医薬有効成分、グリチルリチン酸またはその塩
およびその他の甘味剤を含有してなる経口用医薬組成物
に関する。本発明で用いられるグリチルリチン酸は別名
グリチルリチンとも言われる。グリチルリチン酸の塩と
しては、たとえばグリチルリチン酸二カリウム、グリチ
ルリチン酸二ナトリウム、グリチルリチン酸三ナトリウ
ムなどのアルカリ金属塩、グリチルリチン酸モノアンモ
ニウム、グリチルリチン酸二アンモニウムなどのアンモ
ニウム塩などがあげられる。また、甘草類やそれらの抽
出物であって、グリチルリチン酸やその塩を含有するも
のであってもよい。これらは2種以上併用してもよい。
グリチルリチン酸またはその塩の医薬組成物中に添加さ
れる量は、苦味を有する医薬有効成分の種類、その量、
医薬組成物の形態などにより異なるが、通常、苦味を有
する医薬有効成分に対して0.01〜500重量%、好
ましくは0.1〜400重量%、より好ましくは 0.
5〜300重量%である。その他の甘味剤としては、人
工または天然のもののいずれでもよい。人口甘味剤とし
ては、サッカリン類(サッカリン,同ナトリウム塩,同
アンモニウム塩)、アスパルテーム類(アスパルテー
ム,同誘導体)等があり、天然甘味剤としては、例え
ば、糖類(例えば砂糖,果糖,ブドウ糖等)、ステビア
類(例えばステビオサイドA,C,D,Eおよびその誘
導体)、甘茶類(フィロズルチンおよびその誘導体)、
蛋白質甘味剤(ソーマチン,モネリン等)等が挙げられ
る。これらは2種以上を併用してもよい。なかでもアス
パルテーム類が好ましい。アスパルテーム類としては、
アスパラギン酸とフェニルアラニンが結合したジペプチ
ドでフェニルアラニンのメチルエステルであるアスパル
テーム(α−L−アスパルチル−L−フェニルアラニン
メチルエステル)、そのエステル部分が炭素数1〜7の
アルコールとのエステルであるもの(特公昭47−31
031号および特開昭60−214743号参照)があ
げられる。アスパルテーム類のなかでもアスパルテーム
が好ましい。その他の甘味剤の医薬組成物中に添加され
る量は、苦味を有する医薬有効成分の種類、その量、医
薬組成物の形態などにより異なるが、通常、苦味を有す
る医薬有効成分に対して0.01〜500重量%、好ま
しくは0.1〜400重量%、より好ましくは 0.5
〜300重量%である。
【0004】グリチルリチン酸またはその塩と甘味剤の
配合比率は、苦味を有する医薬有効成分の種類、その
量、医薬組成物の形態などにより異なるが、通常、グリ
チルリチン酸またはその塩1重量部に対し、甘味剤0.
01〜100重量部、好ましくは0.05〜50重量
部、より好ましくは0.1〜10重量部である。苦味を
有する医薬有効成分としては、例えば、ビンポセチン、
フルスルチアミン、塩酸フルスルチアミン、例えば特開
平4−327529号に記載の塩酸セフキャネルダロキ
セート、塩酸セフォチアムヘキセチル、塩酸レナンピシ
リン、塩酸バカンピシリン、塩酸タランピシリン、塩酸
ピブメシリナム、タンニン酸オキセラジン、塩酸クロブ
チノール、塩酸ベルベリン、臭化プロパテリン、塩酸パ
パベリン、塩酸チクロピジン、塩酸クロロプロマジン、
トシル酸スルタミシリン、例えば特開平4−32752
6号記載の無水カフェイン、カフェイン、ジプロフィリ
ン、サリチル酸ジフェンヒドラミン、マレイン酸クロル
フェニラミン、塩酸ピリドキシン、ジメンヒドリナー
ト、塩酸メクリジン、塩酸メチルエフェドリン、グアヤ
コールスルホン酸カリウム、グアイフェネジン、塩酸ク
ロルヘキシジン、リン酸ジヒドロコデイン、塩酸エフェ
ドリン、スピロノラクトン、テガフール、ステアリン酸
エリスロマイシン、アラセプリル、パルプロ酸ナトリウ
ム、塩酸メクロフェノキサート、クロラムフェニコー
ル、アミノフィリン、エリスロマイシン、ホパテン酸カ
ルシウム、パントテン酸カルシウム、フェノバルビター
ル、シメチジン、塩酸エチレフリン、塩酸ピレンゼピ
ン、塩酸ブチルスコポラミン、塩酸ジルチアミン、エノ
キサシン、ピロミド酸三水和物、塩酸プロプラノロー
ル、フルフェナム酸、クロルプロマジン、ジギトキシ
ン、塩酸プロメタジン、塩酸メトクロプラミド、オフロ
キサシン、スルピリン、アセトアミノフェン、アスピリ
ン、イブプロフェン、塩酸ペンジダミン、塩酸アルプレ
ノロール、塩酸ビフェメラン、リドカイン、塩酸ジフェ
ンヒドラミン、トルメチンナトリウム、塩酸ノルトリプ
チリン、塩酸ロペラミド、また特開平4−282312
号に記載の塩酸アゼラスチン、塩酸ビフェメラン、硫酸
キニジン、S−(+)−(2−クロロフェニル)−3−
シクロプロパンカルボニル−8、11−ジメチル−2、
3、4、5−テトラヒドロ−8H−ピリド−〔4,3:
4,5〕チエノ〔3,2−f〕〔1,2,4〕トリアゾ
ロ〔4,3−a〕〔1,4〕ジアゼピン、さらに特願平
4−257457号に記載の(+)−(5R,6S)−
6−〔(R)−1−ヒドロキシエチル〕−3−(3−ピ
リジル)−7−オキソ−4−チア−1−アザビシクロ
〔3.2.0〕ヘプト−2−エン−2−カルボン酸アセ
トキシメチルエステル(以下、化合物Aと称する)など
があげられ、これらは2種以上使用してもよい。
【0005】また、本発明の医薬組成物は、(1)苦味
を有する医薬有効成分、(2)グリチルリチン酸または
その塩および(3)その他の甘味剤の三者を含むもので
あるが、その他に、前記の苦味を有する医薬有効成分以
外の医薬有効成分や種々の添加剤を含有していてもよ
い。該添加物としては、組成物を製造する際に一般に配
合されるものがあげられ、たとえば賦形剤(例、乳糖、
デンプン類、ショ糖、タルク、結晶セルロース、マンニ
トール、軽質無水ケイ酸、炭酸マグネシウム、炭酸カル
シウム、L−システィン、シクロデキストリン類、多孔
性物質など)、結合剤〔例、アルファー化デンプン、部
分アルファー化デンプン、結晶セルロース・カルボキシ
メチルセルロースナトリウム(以下アビセルRCと記載
することもある)、メチルセルロース、カルボキシメチ
ルセルロース、ポリビニルピロリドン、プルラン、デキ
ストリン、アラビアゴム、ヒドロキシプロピルセルロー
ス(以後HPCと記載することもある)、ヒドロキシプ
ロピルメチルセルロース(以後HPMCと記載すること
もある)など〕、崩壊剤〔カルボキシメチルセルロース
カルシウム(以後ECGと記載することもある)、デン
プン類、クロスカルメロース、クロスポビドン、低置換
度ヒドロキシプロピルセルロース(以後L−HPCと記
載することもある)など〕、さらには、コーティング剤
(例、HPC、HPMC、エチルセルロース、ヒドロキ
シメチルセルロース、ポリオキシエチレングリコール、
ツイーン80、プルロニックF68、ヒマシ油、セルロ
ースアセテートフタレート、ヒドロキシプロピルメチル
セルロースフタレート、ヒドロキシメチルセルロースア
セテートサクシネート、アクリル酸コーポリマー、カル
ボキシメチルエチルセルロース、ポリビニルアセタルジ
エチルアミノアセテート、セラック、ワックス類な
ど)、着色剤(酸化チタン、ベンガラ、タール色素な
ど)、マクロゴール類などがあげられ、これらの2種以
上を用いてもよい。さらには、核として粒子径が50〜
1000μm程度の、有効成分やグラニウ糖などの添加
剤、セルフィア(旭化成製:結晶セルロースの球形造粒
品)、ノンパレル101(フロイント社製:グラニウ糖
とデンプンの球形造粒品)、ノンパレル105(フロイ
ント社製:乳糖と結晶セルロースの球形造粒品)などが
あげられる。
【0006】前記医薬組成物を含む本発明は、経口投与
に適した剤形、例えば、錠剤、丸剤、カプセル剤、顆粒
剤、散剤、ドライシロップ剤などのいずれであってもよ
い。本発明は、なかでも顆粒剤,散剤に好ましく適用さ
れる。本発明の経口用医薬組成物を製造する方法は、特
に定まった方法はなく通常の方法でよい。たとえば各成
分を水などに溶解または懸濁するシロップ剤などの液剤
や懸濁液剤、さらに各成分を直接混合する乾式法、各成
分を水などの溶媒に溶解または懸濁し、これを用いて造
粒して固形製剤とする方法が一般的である。造粒に用い
る機械は一般的な転動造粒機、撹拌造粒機、流動造粒
機、遠心転動造粒機および転動流動造粒機、さらにはロ
ーラーコンパクターのような加圧造粒機や機械的な衝撃
によるオーダードミクスチャーのようなボールミル、ハ
ンマーミルおよび転動圧密タイプの機械が用いられる。
混合に用いる機械には前述の造粒機を用いてもよく、特
にタンブル型またはダブルコーン型の転動タイプが望ま
しい。打錠に用いる機械は静圧タイプおよび動圧タイプ
のいずれでもよく動圧タイプにはストローク式およびロ
ータリー式の打錠機がある。さらに、本発明の医薬組成
物は水溶性、pH依存性およびpH非依存性の被覆剤で
被覆することが可能で、一般的な糖衣機、通気型のコー
ティング機および流動造粒機などが使用される。
【0007】
〔バルク液〕
ビンポセチン 10g グリチルリチン酸二カリウム 10g アスパルテーム 12g マンニトール 28g タルク 40g L−HPC 40g HPC(タイプL*1) 100g *1:粘度8cps (以後も同じ) 水 2160g 得られた主薬粒−1を日局・製剤総則11散剤の項・粒
度の試験(以後の粒度の結果も同じ条件で評価した)を
行った結果、下記のように適合し、細粒と称することが
できる散剤であった。 測定した篩 重量比 18号(850μm)残留 0% 30号(500μm)残留 1% 200号(75μm)残留 99% 200号(75μm)通過 0%
【0008】実施例2 ノンパレル105(200〜300μm)660gを流
動型コーティング造粒機(パウレック社製:FD−3
S)に入れ、送風温度70゜C、品温約40゜Cにコン
トロールしながらトップスプレー方式で、あらかじめ調
製したバルク液を7g/分の液速で噴霧し造粒した。規
定量のバルク液が終了した時点で噴霧をやめ、そのまま
乾燥を2分間行った後、32メッシュの丸篩で篩過し9
85gのビンポセチン特有の苦味を抑制した有核散剤を
得た(主薬粒−2)。 〔バルク液〕 ビンポセチン 10g グリチルリチン酸二ナトリウム 6g アスパルテーム 6g マンニトール 38g タルク 40g L−HPC 40g HPC(タイプM*2) 20g *2:粘度300cps(以後も同じ) HPC(タイプL) 80g 水 2160g 主薬粒−2を450gとりFD−3Sに入れ、送風温度
65゜C、品温約38゜Cにコントロールしながらボト
ムスプレー方式で、あらかじめ調製したフィルム液を1
0g/分の液速で噴霧しコーティングした。規定量のフ
ィルム液が終了した時点で噴霧をやめそのまま乾燥を1
分間行った後、32メッシュの丸篩で篩過し495gの
有核散剤を得た(フィルム粒−1)。 〔フィルム液〕 HPMC(タイプTC−5EW*3) 30.0g *3:粘度3センチストー クス(以後も同じ) マンニトール 11.0g タルク 5.0g 酸化チタン 3.5g 黄色三二酸化鉄 0.5g 水 950.0g 得られた有核散剤を粒度の試験を行った結果、下記のよ
うに適合し、細粒と称することができる散剤であった。 測定した篩 重量比 18号(850μm)残留 0% 30号(500μm)残留 1% 200号(75μm)残留 99% 200号(75μm)通過 0%
【0009】実施例3 高速撹拌造粒機(パウレック社製:バーチカルグラニュ
レータ、FM−G25)に化合物Aを100g、グリチ
ルリチン酸を200g、アスパルテームを50g、乳糖
を250g、コーンスターチを100g入れ、5分間混
合し、その混合物をミニローラーコンパクター(フロイ
ント社製)でフレーク厚みが約1mmになるように圧縮
しながら取り出した後、整粒機(昭和化学機械製:パワ
ーミル、P−3S、1.5mmφパンチングスクリー
ン)にて粉砕し整粒末650gを得た。整粒末を500
g、結晶セルロースを82g、ステアリン酸マグネシウ
ムを12gとりタンブル型混合機(昭和化学機械製:タ
ンブラーミキサー、TM−15)にて1分間混合した。
混合末をロータリーフィーダー付きのロータリー打錠機
(菊水製作所製:コレクト12HUK、杵6.5mm
φ、打錠圧2.4トン/c )にて打錠し、4500錠
の重量100mg、厚み2.8mm、崩壊時間4分の平
面の素錠を得た。
【0010】実施例4 ビンポセチンを10g、アスパルテームを4g、グリチ
ルリチン酸二カリウムを1g、乳糖を529g、結晶セ
ルロースを100g、アビセルRCを100g、ECG
を200g、トウモロコシデンプンを50gをバーチカ
ルグラニュレータ造粒機(パウレック社製:FM−1
0)に入れ、撹拌速度を400pmで混合後、あらかじ
め分散したシリコーンオイルKM72Aを11.1g
(濃度:36%)と精製水を600gの懸濁液を添加し
造粒した。造粒物を0.35mmφのパンチングスクリ
ーンをセットしたディスクペレッター(不二パウダル
製:PV−5)を用い押し出し造粒をした。押し出し造
粒物をマルメライザー(不二パウダル製:QJ−23
0)で1分間処理を行った後、40℃で真空乾燥し、3
2メッシュにより篩過を行い、さらに、軽質無水ケイ酸
を1.2g混合し、680gのビンポセチン特有の苦味
が緩和された球形の細粒状散剤を得た。得られた散剤に
つき日局・製剤総則11散剤の項・粒度の試験(以後の
粒度の結果も同じ条件で評価した)を行った結果、下記
のように適合し、細粒と称することができる散剤であっ
た。 測定した篩 重量比 18号(850μm)残留 0% 30号(500μm)残留 1% 200号(75μm)残留 99% 200号(75μm)通過 0%
【0011】実施例5 精製水30Lを撹拌機で撹拌しながら、アスパルテーム
を100g、グリチルリチン酸二アンモニウムを5g、
パラオキシ安息香酸エチルを2.5g、安息香酸ソーダ
を30g、塩酸フルスルチアミンを5g、塩酸ピリドキ
シンを10g、無水カフェインを50g、グラニユ糖を
5kg、クエン酸を500g、クエン酸ナトリウムを1
25g、dl−リンゴ酸を50g、フーバーを200m
l加え、さらに精製水を追加し全量を50lのドリンク
剤とした。得られたドリンク剤は塩酸フルスルチアミ
ン、塩酸ピリドキシンおよび無水カフェインの苦味がア
スパルテームおよびグリチルリチン酸二アンモニウムで
消失した。
【0012】実施例6 セルフィア乳糖系(乳糖:結晶セルロース=7:3,2
00〜300μm)4950gを流動型コーティング造
粒機(パウレックス社製:FD−S−2)に入れ、送風
温度80℃,品温約40℃にコントロールしながらトッ
プスプレー方式で、あらかじめ調製したバルク液を60
g/分の液速で噴霧し造粒した。規定量のバルク液が終
了した時点で噴霧をやめ、そのまま乾燥を3分行った
後、32メッシュの丸篩で篩過し6712gのピンポセ
チン特有の苦味を抑制した有核散剤を得た(主薬粒−
3)。 〔バルク液〕 ピンポセチン 125g グリチルリチン酸二ナトリウム 75g アスパルテーム 75g マンニトール 475g タルク 500g L−HPC 500g HPC(タイプM) 250g HPC(タイプL) 1000g 水 27000g 主薬粒−3を5400gとりFD−S−2に入れ、送風
温度80℃、品温約50℃にコントロールしながらボト
ムスプレー方式で、あらかじめ調製したフィルム液を約
60g/分の液速で噴霧しコーティングした。規定量の
フィルム液が終了した時点で噴霧をやめそのまま乾燥を
3分間行った後、32メッシュの丸篩で篩過し5936
gの有核散剤を得た(フィルム粒−2)。 〔フィルム液〕 HPMC(タイプTC−5EW) 600g マンニトール 200g タルク 100g 酸化チタン 70g 黄色三二酸化鉄 10g 水 19000g 得られた有核散剤の粒度試験を行った結果、下記の様に
適合し、細粒と称することができる散剤であった。 測定した篩 重量比 18号(850μm)残留 0% 30号(500μm)残留 1.5% 200号(75μm)残留 98.5% 200号(75μm)通過 0% フィルム粒−2を5175gとサイロイド10.37g
とり、タンブラー混合機(末廣化工機製)に入れ、18
rpmで2分間混合し製品を得た。
【0013】参考例1 実施例1の処方においてグリチルリチン酸二カリウムお
よびアスパルテームを用いないで、その代わりにマンニ
トールを22g増量し、実施例1と同じ操作条件で行い
散剤を得た(主薬粒−参1)。得られた散剤は日局の粒
度試験に適合した(細粒と称することができる)。 測定した篩 重量比 18号(850μm)残留 0% 30号(500μm)残留 3% 200号(75μm)残留 92% 200号(75μm)通過 5%
【0014】参考例2 実施例2の処方において、グリチルリチン酸二ナトリウ
ムを用いないで、その代わりにアスパルテームを6g増
量し、実施例2と同じ操作条件で行い散剤を得た(フィ
ルム粒−参1)。得られた散剤は日局の粒度試験に適合
した(細粒と称することができる)。 測定した篩 重量比 18号(850μm)残留 0% 30号(500μm)残留 1% 200号(75μm)残留 96% 200号(75μm)通過 3% 参考例3 実施例3の処方においてアスパルテームを用いないで、
その代わりにグリチルリチン酸50gを増量し、実施例
3と同じ操作条件で行い、4700錠の重量100m
g、厚み2.8mm、崩壊時間4分の平面の素錠を得
た。
【0015】実験例1 実施例1で得た散剤および比較例1で得た散剤をとり、
ブラインドの状態で、成人男子3名のパネラーを用い有
効成分特有の苦味抑制効果比較テストを行なった。服用
後、1分後の結果を〔表1〕に示す。なお、以後の実験
も同じ条件である。
【表1】 〔表1〕から分かるように甘味剤がない参考例1は有効
成分特有の苦味を強く感じ、甘味剤の効果が認められ
た。
【0016】実験例2 実施例2で得た散剤および比較例2で得た散剤をとり、
比較テストを行なった〔表2〕。
【表2】 〔表2〕から分かるようにグリチルリチン酸二ナトリウ
ムがない参考例2は服用後最初は甘いが後に有効成分特
有の苦味を強く感じた。このことから遅効性であるグリ
チルリチン酸類の効果が認められた。
【0017】実験例3 実施例3で得た錠剤および比較例3で得た錠剤をとり、
比較テストを行なった〔表3〕。
【表3】 〔表3〕から分かるようにアスパルテームがない参考例
3は服用直後に有効成分特有の苦味を強く感じた。この
ことから速効性であるアスパルテーム類の効果が認めら
れた。
【0018】
【発明の効果】本発明の医薬用組成物は簡便で、製造上
の問題がなく、簡単に、口腔内に残る苦味などの不快感
を抑制した製剤を製し、製品の価値を高めることができ
る。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】苦味を有する医薬有効成分、グリチルリチ
    ン酸またはその塩およびその他の甘味剤を含有してなる
    経口用医薬組成物。
  2. 【請求項2】グリチルリチン酸またはその塩の含有割合
    が、医薬有効成分に対して、0.01〜500重量%で
    ある請求項1記載の医薬組成物。
  3. 【請求項3】その他の甘味剤の含有割合が、医薬有効成
    分に対して0.01〜500重量%である請求項1記載
    の経口用医薬組成物。
  4. 【請求項4】その他の甘味剤がアスパルテーム類である
    請求項1または3記載の経口用医薬組成物。
  5. 【請求項5】その他の甘味剤の含有割合が、グリチルリ
    チン酸またはその塩1重量部に対して0.01〜100
    重量部である請求項1記載の経口用医薬組成物。
JP2030794A 1993-02-18 1994-02-17 経口用医薬組成物 Pending JPH06298668A (ja)

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JP5-29170 1993-02-18
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