JPH0629876Y2 - サ−キツトプロテクタ - Google Patents

サ−キツトプロテクタ

Info

Publication number
JPH0629876Y2
JPH0629876Y2 JP1987117374U JP11737487U JPH0629876Y2 JP H0629876 Y2 JPH0629876 Y2 JP H0629876Y2 JP 1987117374 U JP1987117374 U JP 1987117374U JP 11737487 U JP11737487 U JP 11737487U JP H0629876 Y2 JPH0629876 Y2 JP H0629876Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
link
spring
section
handle
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987117374U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6421947U (ja
Inventor
正光 住吉
繁一 高倉
Original Assignee
テンパ−ル工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by テンパ−ル工業株式会社 filed Critical テンパ−ル工業株式会社
Priority to JP1987117374U priority Critical patent/JPH0629876Y2/ja
Publication of JPS6421947U publication Critical patent/JPS6421947U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0629876Y2 publication Critical patent/JPH0629876Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Breakers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 本考案は、小型電気機器の電源開閉と過電流保護を目的
とした超小型サーキットプロテクタに係る。
従来、小型電気機器の電源開閉と過電流保護には大別し
て次の方法が多用されている。
(1)電源開閉用スイッチとヒューズによるもの。
(2)電源開閉用スイッチと熱線あるいは、バイメタル
を利用したオーバカレントプロテクタによるもの。
(3)電源開閉用スイッチと過電流保護機能を兼ね備え
たサーキットプロテクタによるもの。
前記(1)による場合は、一番安価な方法であるがヒュ
ーズ溶断に備え、寸法および電流容量の合ったヒューズ
の常備が必要であり、またヒューズ溶断時には復旧のた
めの取替作業など保守面がきわめて悪い。
しかも電源開閉用スイッチとヒューズは別々に取付けら
れるためスペースを広く要する、また機器製作時の組立
作業も省力化の面から見て不利である。(2)による場
合は、(1)による場合に比べ若干高価となるが、取替
用ヒューズの常備は不要で過電流保護後の復旧は釦操作
のみで可能となり、保守面では良好となる。しかし、取
付スペース、組立作業性などは(1)による場合と同等
である。(3)による場合は一番高価であるが、その他
の面では(1)および(2)に勝る。
しかしながら現行品は小型になったとはいえども、小型
電気機器への実用の面からみればまだ大きくて、高価で
あるなど夫々一長一短がある。
そこで本願考案者達は、以前に、実開昭62−8134
9号(以下先願とする)に示すようなサーキットプロテ
クタを考案した。すなわち、その考案は、形状は、筒形
ヒューズホルダー類似で、超小型にして、電源開閉機能
と過電流保護機能がモールドケース内に一体化され、し
かも、ジャストリセット方式のトリップフリー機構であ
りながら構造が簡単で、且つ安価に提供できるものであ
る。
しかしながら先願においては、ハンドル,リンク,リン
ク承を介して発生する可動接点の投入力をバイメタルで
受けており、また、接点開離方向の力は、遮断ばねの付
勢力を、やはりバイメタルで受けているため、バイメタ
ルは常に接続導体とリンク承の間で引張力を受けている
ことになり、その引張力の方向は、バイメタルの通電で
の自己発熱によるたわみを阻害する方向となっている。
その為、その引張力に打ち勝ってバイメタルがたわむよ
うな、非常に大きな、例えば数A〜十数Aといった過電
流域では、バイメタルのたわみはリンクとリンク承の係
合を解き放つことが可能であるが、0.数A〜数Aの微
小電流域では、引張力に対してたわみ力が十分に打勝て
ず、動作しない、すなわち小さい定格動作電流のものが
製作しにくい、あるいは動作の安定が計れない、といっ
た不具合を有していた。そこで本件の考案は、先願の問
題点を克服し、微小電流領域でも安定的に精度良く、高
感度にトリップ動作可能なサーキットプロテクタを提供
しようとするものである。
〔目的達成の為に用いた手段及び作用〕
そのため本件の考案は、絶縁物から成るケース1と、 該ケース1に固定され、ケース外部に端子部35を突出
し、ケース内部では、固定接点13を固着した端子板1
1と、 同じくケース1に固定され、ケース外部に端子部34を
突出し、ケース内部には、リンク承との係合溝30、遮
断ばね懸架溝32を有する接続導体9と、 ケース内部の所定位置に回動中心15を有し、外部操作
部と、リンクばね懸架部17を有し、ケースにより回動
巾を所定の巾に規制されたハンドル2と、 ハンドル2のリンクばね懸架部17と、リンク7のリン
クばね懸架部28の間に懸架される弾性線材より成り、
略コの字状に形成されたリンクばね3と、 コの字状リンクばね3のハンドル側の一端に装着し、ハ
ンドル2とリンクばね3をハンドル「切」方向に折曲げ
付勢するハンドルばね4と、 リンク承6との係合を成すV字状溝27を設け、リンク
ばね懸架部28、バイメタル接触面29を有し、絶縁物
から成るリンク7と、 基端側に接続導体の係合溝30と係合を成す爪20を設
け、自由端側には絶縁ブッシング装着孔42を設け、略
中央部には、リンク係合部23、リンクばねの停止面2
4、および遮断ばね懸架部26を有するリンク承6と、 自由端側に可動接点12を固着し、絶縁ブッシング8に
挿入される突出部22を設け、基端側にはリード線固着
部19、およびケースとのストッパー18を形成する突
起部を設け、該基端側をケース1リンク承6の間にゆる
く挟持されるバイメタル5と、 バイメタル5の自由端側の突出部22とリンク承6の自
由端側装着孔42に介在する絶縁ブッシング8と、 バイメタルの基端側と接続導体間を接続するリード線1
4と、 接続導体9の遮断ばね懸架溝32とリンク承6の遮断ば
ね懸架部26間にリンク承6を接点開方向に付勢して懸
架される遮断ばね10とより成り、 第1節を、ハンドル2の回動中心15と、同じくハンド
ル2のリンクばね懸架部17間とし、 第2節を、リンクばね3のハンドル2との懸架側の端部
と、同じくリンクばね3のリンク7との懸架側の端部間
とし、 第3節を、リンク7のリンクばね懸架部28と、同じく
リンク7のリンク承6との係合を成すV字状溝27間と
し、 第4節を、リンク承6のリンク係合部23と、同じくリ
ンク承6の接続導体9の係合溝30と係合する爪20間
とし、 第5節を、接続導体9の係合溝30と、ハンドル2の回
動中心15間とし、 前記第1節から第5節を記述順に連鎖して5節てこリン
ク機構を構成し、 第2節と第3節で、第1節と第2節の連鎖部17と、第
3節と第4節の連鎖部23との、両連鎖部間を結んだ第
2の線分を死点とし、遮断ばね10の付勢力と接点接触
時に生じる接点圧とで前記第2の線分の両端の連鎖部1
7,23間を縮める方向に付勢された、第2のオーバセ
ンタ転動リンク機構を構成し、 手動「入」「切」操作時は、前記第2のオーバセンタ転
動リンク機構の第2節と第3節の連鎖部28が、第2の
線分による死点を第4節側に超えて第4節に当接し、 第3節が第4節に一体的に拘束されて、すなわちリンク
ばね3のリンク懸架側の端部がリンク承6のリンクばね
の停止面24に拘束されて、限定連鎖となり、実質的に
第1節,第2節,第4節,第5節で働く4節てこリンク
機構となって第1節であるハンドル2の外部操作部を
「入」「切」側に手動で揺動操作することで第4節であ
るリンク承6を揺動させ、該リンク承6に略一体的に保
持させたバイメタル5の自由端側に固着された可動接点
12を固定接点13に接離させるとともに、 第1節と第2節で、第1節と第5節の連鎖部15と、第
2節と第3節の連鎖部28との、両連鎖部間を結んだ第
1の線分を死点とし、遮断ばね10の付勢力と接点接触
時に生じる接点圧とで前記第1の線分の両端の連鎖部1
5,28間を縮める方向に付勢された、第1のオーバセ
ンタ転動リンク機構を構成し、 「切」側への保持は、遮断ばね10による接点開離方向
への付勢力によりリンク承6が接点開離側の位置で安定
するとともに、第2節と第3節の連鎖部28が第4節に
当接したまま、ハンドルばね4によるハンドル2とリン
クばね3の「切」方向への曲げ付勢力で、ハンドル2が
ケース1の回動規制いっぱいまで「切」側に回動して構
成され、 「入」側への保持は、前記「切」側への保持状態から、
ハンドル2を「入」側へ回動して可動接点12が固定接
点13に接触した後、更にハンドル2を「入」方向へ回
動させ、前記第一のオーバセンタ転動リンク機構の第1
節と第2節の連鎖部17が、第1の線分の死点をリンク
承6側に超えて、遮断ばね10の付勢力と接点接触圧を
付勢力として、第1節と第2節の連鎖部17が第1の線
分の死点からよりリンク承6側に移動し、リンク承6が
接点閉側から接点開側に、ハンドル2がより「入」側に
回動しようとすることを、ハンドル2の回動をケース1
で規制することで阻止して構成され、 過電流遮断は、上記「入」保持の状態から、リンク承6
に略一体に保持されたバイメタル5が変形して、リンク
承6に拘束されているリンク7のバイメタル接触面29
を押圧し、リンク7をリンク承6との係合部23を中心
として回転させ、すなわち第2節と第3節の連鎖部28
を、第3節と第4節の連鎖部23を中心として、第2の
オーバセンタ転動リンク機構の死点である第2の線分に
対して、リンク承6側から反対側に回転移動させ、第3
節であるリンク7の第4節であるリンク承6のへの拘束
を解いて5節リンクによる不限定連鎖に戻し、遮断ばね
10が第4節であるリンク承6を接点開離方向に移動さ
せ、その後接点開離側に移動したリンク承6に対してハ
ンドルばね4の付勢力によりハンドル2とリンクばね3
を折曲げて、ハンドル2を「切」側規制いっぱいまで回
動させると共に、第2節であるリンクばね3と第3節で
あるリンク7の連鎖部28を、第4節であるリンク承6
のリンクばね停止面24に当接させて、手動「切」の状
態にリセットするように構成したものである。
〔考案の構成〕
以下図面により本考案の一実施例について説明する。
第1図〜第3図はケースの片側を取外した状態の図で、
第1図は「切」、第2図は「入」、第3図は過電流によ
る「自動遮断」の状態を示し、第4図は主要部品の分解
実体図を示す。
1はケースで絶縁物から成り、図の奥側と手前側に分割
され、一端に端子部を延出するための溝を有し、他端に
はハンドル2を軸止し操作部を露出するための穴を有す
る中空状となっており、部分組立されたブロックを挿
入、嵌合後組み合わせられる。
回動中心軸15を持つハンドル2はケースに回転自由に
軸止され、ケース外側に操作部、内側にリンクばね懸架
部17を有する。
リンクばね3は弾性線材にて略コの字状に形成され、一
端はハンドルばね4のつる巻状中心部に貫通しハンドル
2のリンクばね懸架部17に回動自在に挿入される。
他端はリンク7のリンクばね懸架部28に回動自在に挿
入される。
ハンドルばね4はハンドル2とリンクばね3をハンドル
「切」側に折曲げる方向に付勢する。
自由端側に可動接点12を固着し、絶縁ブッシング8に
挿入される突出部22を設け、基端側にはリード線14
の1端が固着されるリード線固着面19、およびケース
1によりバイメタル5の図中左方向移動を所定位置にて
停止させるストッパー18を形成する突起部を設けたバ
イメタル5の巾細部分50は接続導体9の切欠部47に
挿入される。また41はバイメタル5の高膨側、40は
低膨側を示す。
リンク承6には基端側に接続導体9との係合を成す爪2
0,21を設け、自由端側の短片折曲部には絶縁ブッシ
ング8の装着孔42を設け、略中央部には長方形の孔明
けをしリンク7とのリンク係合部23、リンクばね3の
可動を停止させるリンクばね停止面24,25を成し、
また遮断ばね10の一端49を懸架する遮断はね懸架部
26を有する。
リンク7はリンク承6の長方形孔明け部分に位置し、リ
ンク承6のリンク係合部23との係合を成すV字状溝2
7を設け、リンクばね3とのリンクばね懸架部28およ
びバイメタル5とのバイメタル接触面29を有し絶縁物
から成る。
絶縁ブッシング8はバイメタル5の突出部22が孔43
に挿入されリンク承6の装着孔42に装着され、バイメ
タル5とリンク承6の絶縁を保持する。
接続導体9は、L字状に形成され短片部分にはバイメタ
ル5,リンク承6,リード線14が貫通できる切欠部4
7を、短片部分の外側面にはリンク承6の爪20,21
との係合を成す係合溝30,31、短片部分の内側面に
は遮断ばね10との遮断ばね懸架溝32,33を夫々設
け、長片部分はケース1から延出し端子部34を形成す
る。
遮断ばね10は弾性材から成り、48の部分は接続導体
9の遮断ばね懸架溝32,33に懸架され、49の部分
はリンク承6の遮断ばね懸架部26に懸架される。
端子板11には固定接点13を固着し、他端はケース1
から延出し端子部35を形成する。
リード線14の一端46はバイメタル5の面19に、他
端45は接続導体9の内側面位置44に夫々固着され接
続導体9とバイメタル5との電路を形成する。
16はケース1に設けられた突起物でバイメタル5のス
トッパー18と対峙しバイメタルの図の左方向の移動を
拒む。
なお、36,37,38,39はケース1との嵌合用切
欠部を示す。
以上のような部品構成により組み立てられた本件考案に
よるサーキットプロテクタは、第5図〜第7図の機構線
図に示すように、前記ハンドル2の軸15と、同じくハ
ンドル2のリンクばね懸架部17間で第1節を構成し、
前記リンクばね3の両端間で第2節を構成し、前記リン
ク7のリンクばね懸架部28と、同じくリンク7のV字
状溝27間で第3節を構成し、前記リンク承6のリンク
係合部23と、同じくリンク承6の爪20,21間で第
4節を構成し、前記リンク承6の爪20,21とハンド
ル2の軸15間で第5節を構成し、前記第1節から第5
節を記述順に連鎖して5節てこリンク機構を構成してい
る。
ここでリンク承6の爪20,21は、ケース1に固定さ
れた接続導体9の係合溝30,31に係合し、ハンドル
2の軸15は図示しないケース1の穴に軸止されている
から、20,21と15間の第5節はいわゆる第1節か
ら第4節の連鎖を支えるフレームとして機能する節とな
っている。
なお第5図は前述の第1図の状態を、第6図は前述の第
2図の状態を、第7図は第3図の状態を、夫々機構線図
におきかえた図である。
第5図〜第7図において、第1図〜第4図に示す遮断ば
ね10はその機能をわかり易くするためコイルばね状に
記載してある。
以下に第5図〜第7図の機構線図を用いて本件考案のサ
ーキットプロテクタの動作を説明するが、説明を容易と
するため、特に記載しない限りハンドル2,リンクばね
3,リンク7,リンク承6,の部品を夫々、2の部品を
第1節、3の部品を第2節、7の部品を第3節、6の部
品を第4節とし、ハンドル2のリンクばね懸架部17,
リンク7のリンクばね懸架部28,リンク承6のリンク
係合部23をそれぞれ、17の部位を第1節と第2節の
連鎖部、28の部位を第2節と第3節の連鎖部、23の
部位を第3節と第4節の連鎖部として説明する。
第5図において、第4節6は20,21を中心として遮
断ばね10により接点12,13の開方向に付勢され、
第1節2と第2節3はハンドルばね4により図において
ヘ字状に折曲げ付勢されているから、第2節3と第3節
7の連鎖部28は、第4節6すなわちリンク承の停止面
24に拘束され、第1節2すなわちハンドルは軸15を
中心として図の反時計方向に回動付勢されるが、その方
向の回動をケースにより規制されて(図の△印)、接点
12と13は開の状態(「切」の状態)で安定してい
る。
第5図の状態から可動接点12を固定接点13に対し、
閉(「入」)の状態に移行するには、図の第1節2すな
わちハンドルを、手動にて軸15を中心として図の時計
方向に回動させていく。この時第2節3と第3節7の連
鎖部28は、第1節2と第2節の連鎖部17と、第3節
7と第4節6の連鎖部23を結ぶ第2の線分より図の下
方にあるから、連鎖部28は前述の停止面24に拘束さ
れたままとなり、すなわち第3節7は第4節6に拘束さ
れて限定連鎖となり、実質第1節2,第2節3,第4節
6と、20,21〜15間の第5節による4節てこリン
ク機構として働き、第1節2の回動により第4節6が2
0,21を中心として図の時計方向に回動して行き、第
4節6に略一体に保持されたバイメタル5の自由端側へ
固着された可動接点12は固定接点13に接触する。
接点接触後更に第1節2を図の時計方向に回動させる
と、第1節2と第2節3の連鎖部17は、軸15と、第
2節3と第3節7の連鎖部28を結ぶ第1の線分を図の
上方から図の下方に超える。軸15と連鎖部28間は、
遮断ばね10の付勢力と、接点12と13の接触圧力に
より、常に縮められる方向に付勢されているから、前述
の第1の線分は、連鎖部17の死点となって、第1節2
と第2節3はオーバセンタ転動リンクとして働き、第1
の線分を連鎖部17が図の上方から下方に超えると、今
度は連鎖部17は第1の線分から図の下方に更に遠ざか
る方向に移動しようとする。そのため第1節2は軸15
を中心として図の時計方向に更に回動しようとし、また
第4節6は接点開方向に移動しようとするが、接点が開
くより以前に第6図の如く、第1節2すなわちハンドル
はケースにより回動を規制されて(図の△印)、接点1
2と13は閉のまま機構は「入」の状態で安定する。
この時、第2節3と第3節7の連鎖部28は、第1節2
と第2節3の連鎖部17と、第3節7と第4節6の連鎖
部23を結ぶ第2の線分より図の下方にあり、連鎖部1
7と連鎖部23は、遮断ばね10の付勢力と接点12と
13の接触圧による第4節6の接点開方向への回動付勢
により、常時縮められる方向に力を受けているから、停
止面24に拘束されつづける。
なお、第5図接点開(「切」)の状態から第6図の接点
閉(「入」)の状態に移行するに当たり、途中で接点1
2と13が接触してから後は、第4節6はほぼ位置を固
定されるので、軸15と連鎖部23の位置関係もほぼ固
定され、連鎖部17が前述の第1の線分による死点を図
の上方から図の下方に超える近辺では、コの字状の弾性
材より成るリンクばね3すなわち第2節が若干たわむこ
とで、連鎖部17と連鎖部28の間隔が若干縮んでお
り、そのたわみが、実質的に接点接触圧として可動接点
12を固定接点13に押しつける力となっている。
さて、接点が閉に保持された第6図の状態おいて、本件
考案のサーキットプロテクタに電流を流すと、電流は第
1図〜第4図において、端子部34,接続導体9,リー
ド線14,バイメタル5,接点12,13,端子板1
1,端子部35,の経路で流れ、電流によるジュール熱
でバイメタル5は、第2図もしくは第6図において、バ
イメタルの高膨張側41をリンク承6側に、また低膨張
側40を反対側に配してあるからへの字状に湾曲する。
この時電流値がサーキットプロテクタの定格動作電流未
満であれば、バイメタルはリンク7のバイメタル接触面
29に到達しないが、電流値が定格動作電流以上であれ
ば、バイメタルのヘ字状の湾曲はより過大となり、つい
にはリンク7のバイメタル接触面29を図の下方から上
方へ押し上げるようになる。
第6図において、バイメタル5がバイメタル接触面29
を図の下方から上方へ押し上げると、バイメタル接触面
29はリンク7すなわち第3節に一体的に形成してある
から、第3節7が連鎖部23を中心として図の時計廻り
に回動し、連鎖部28は連鎖部17と連鎖部23を結ぶ
第2の線分より成る死点を図の下方から上方に超え、超
えた時点で今度は、接点が接触している間は遮断ばね1
0の付勢力と接点の接触圧により、接点が離れてからは
遮断ばね10の付勢力により、連鎖部17と連鎖部23
が縮まる方向に付勢されているから、連鎖部28は自動
的に第4節6からより遠ざかる方向に移動する。したが
って連鎖部28の停止面24への拘束がなくなり、リン
ク系はもとの5節リンク機構による不限定連鎖となっ
て、遮断ばね10の付勢力により、第4節6は基端2
0,21を中心として図の反時計方向廻りに回動して、
接点12,13を開状態とし電流を遮断する。
この時、第1節2すなわちハンドルが第6図の位置に拘
束されていても、連鎖部17と20,21間により構成
される新しい節と、第2節3,第3節7,第4節6によ
り4節てこリンク機構が構成され、遮断ばね10の付勢
力により第4節6は接点開方向に移動でき、第7図の状
態となって電流を遮断する。
第7図の状態から第1節の2すなわちハンドルの位置拘
束を解くと、ハンドルばね4の曲げ付勢力により、ハン
ドル2が軸15を中心として図の反時計方向にケースの
回動規制巾いっぱいまで回動するとともに、第2節3す
なわちリンクばねが連鎖部17を中心として時計方向に
回動して、連鎖部28が第4節の停止面24に当接し、
第5図の接点開(「入」)状態に系をリセットする。
〔考案の効果〕
以上述べたような構成により、バイメタル5は一端の巾
細部50をリンク承6と共に接続導体9の切欠部47に
嵌装させてリンク承6とケース1の突起物16の間にゆ
るく保持させて揺動基端を成し、且つバイメタル5の他
方の端部は絶縁ブッシングを介して、リンク承6の装着
孔42にゆるく貫通保持されて揺動端を成し、リンク承
6に略一体的に保持させ、リンク承6の揺動に合わせて
バイメタル5も揺動するよう構成し、可動接点12はバ
イメタル5の揺動端側に固着したので、リンク承6の揺
動に合わせて接点が開閉し、ハンドル2の操作による接
点投入力および遮断ばね10による接点開離力は、リン
ク承6が受けるようにしたので、バイメタル5にはジュ
ール熱による湾曲力以外の余分な引張力が加わらないの
で、バイメタル5は発熱量に応じ正確にたわむことが出
来、たわみ力をすべてリンク7のバイメタル接触面29
に伝えてリンク7をトリップ側に反転させる力に利用で
きる。
また、リンク承は金属で製作されているが、バイメタル
5と、リンク承6の間は絶縁ブッシングとリンクにより
絶縁されているので、電流は全て、接点12からリード
線14に向けてバイメタル5を通ることになって、通電
量に応じて正確に発熱する。
したがってバイメタル5のたわみは、通電電流に応じて
正確にたわむことが出来る。
更に、ハンドル2と、リンクばね3による第一のオーバ
センタ転動リンクと、リンク7とリンクばね3による第
2のオーバセンタ転動リンク機構を備え、第2のオーバ
センタ転動リンク機構をバイメタルが反転させることに
より、ハンドル2がリンク承6を接点投入側に付勢し保
持している力を解除させる構造としたので、0.数Aか
ら数A程度の微小な電流領域の過電流でも、正確に、確
実に、自動遮断ができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は「切」状態断面図 第2は「入」状態断面図 第3図は「自動遮断」状態断面図 第4図は主要部品の分解実体図 第5図は「切」状態の機構線図 第6図は「入」状態の機構線図 第7図は「自動遮断」状態の機構線図 1……ケース 2……ハンドル 3……リンクばね 4……ハンドルばね 5……バイメタル 6……リンク承 7……リンク 8……絶縁ブッシング 9……接続導体 10……遮断ばね 11……端子板 12……可動接点 13……固定接点 14……リード線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁物から成るケース1と、 該ケース1に固定され、ケース外部に端子部35を突出
    し、ケース内部では、固定接点13を固着した端子板1
    1と、 同じくケース1に固定され、ケース外部に端子部34を
    突出し、ケース内部には、リンク承との係合溝30、遮
    断ばね懸架溝32を有する接続導体9と、 ケース内部の所定位置に回動中心15を有し、外部操作
    部と、リンクばね懸架部17を有し、ケースにより回動
    巾を所定の巾に規制されたハンドル2と、 ハンドル2のリンクばね懸架部17と、リンク7のリン
    クばね懸架部28の間に懸架される弾性線材より成り、
    略コの字状に形成されたリンクばね3と、 コの字状リンクばね3のハンドル側の一端に装着し、ハ
    ンドル2とリンクばね3をハンドル「切」方向に折曲げ
    付勢するハンドルばね4と、 リンク承6との係合を成すV字状溝27を設け、リンク
    ばね懸架部28、バイメタル接触面29を有し、絶縁物
    から成るリンク7と、 基端側に接続導体の係合溝30と係合を成す爪20を設
    け、自由端側には絶縁ブッシング装着孔42を設け、略
    中央部には、リンク係合部23、リンクばねの停止面2
    4、および遮断ばね懸架部26を有するリンク承6と、 自由端側に可動接点12を固着し、絶縁ブッシング8に
    挿入される突出部22を設け、基端側にはリード線固着
    部19、およびケースとのストッパー18を形成する突
    起部を設け、該基端側をケース1とリンク承6の間にゆ
    るく挟持されるバイメタル5と、 バイメタル5の自由端側の突出部22とリンク承6の自
    由端側の装着孔42に介在する絶縁ブッシング8と、 バイメタルの基端側と接続導体間を接続するリード線1
    4と、 接続導体9の遮断ばね懸架溝32とリンク承6の遮断ば
    ね懸架部26間にリンク承6を接点開方向に付勢して懸
    架される遮断ばね10とより成り、 第1節を、ハンドル2の回動中心15と、同じくハンド
    ル2のリンクばね懸架部17間とし、 第2節を、リンクばね3のハンドル2との懸架側の端部
    と、同じくリンクばね3のリンク7との懸架側の端部間
    とし、 第3節を、リンク7のリンクばね懸架部28と、同じく
    リンク7のリンク承6との係合を成すV字状溝27間と
    し、 第4節を、リンク承6のリンク係合部23と、同じくリ
    ンク承6の接続導体9の係合溝30と係合する爪20間
    とし、 第5節を、接続導体9の係合溝30と、ハンドル2の回
    動中心15間とし、 前記第1節から第5節を記述順に連鎖して5節てこリン
    ク機構を構成し、 第2節と第3節で、第1節と第2節の連鎖部17と、第
    3節と第4節の連鎖部23との、両連鎖部間を結んだ第
    2の線分を死点とし、遮断ばね10の付勢力と接点接触
    時に生じる接点圧とで前記第2の線分の両端の連鎖部1
    7,23間を縮める方向に付勢された、第2のオーバセ
    ンタ転動リンク機構を構成し、 手動「入」「切」操作時は、前記第2のオーバセンタ転
    動リンク機構の第2節と第3節の連鎖部28が、第2の
    線分による死点を第4節側に超えて第4節に当接し、 第3節が第4節に一体的に拘束されて、すなわちリンク
    ばね3のリンク懸架側の端部がリンク承6のリンクばね
    の停止面24に拘束されて、限定連鎖となり、実質的に
    第1節,第2節,第4節,第5節で働く4節てこリンク
    機構となって、第1節であるハンドル2の外部操作部を
    「入」「切」側に手動で揺動操作することで第4節であ
    るリンク承6を揺動させ、該リンク承6に略一体的に保
    持させたバイメタル5の自由端側に固着された可動接点
    12を固定接点13に接離させるとともに、 第1節と第2節で、第1節と第5節の連鎖部15と、第
    2節と第3節の連鎖部28との、両連鎖部間を結んだ第
    1の線分を死点とし、遮断ばね10の付勢力と接点接触
    時に生じる接点圧とで前記第1の線分の両端の連鎖部1
    5,28間を縮める方向に付勢された、第1のオーバセ
    ンタ転動リンク機構を構成し、 「切」側への保持は、遮断ばね10による接点開離方向
    への付勢力によりリンク承6が接点開離側の位置で安定
    するとともに、第2節と第3節の連鎖部28が第4節に
    当接したまま、ハンドルばね4によるハンドル2とリン
    クばね3の「切」方向への曲げ付勢力で、ハンドル2が
    ケース1の回動規制いっぱいまで「切」側に回動して構
    成され、 「入」側への保持は、前記「切」側への保持状態から、
    ハンドル2を「入」側へ回動して可動接点12が固定接
    点13に接触した後、更にハンドル2を「入」方向へ回
    動させ、前記第一のオーバセンタ転動リンク機構の第1
    節と第2節の連鎖部17が、第1の線分の死点をリンク
    承6側に超えて、遮断ばね10の付勢力と接点接触圧を
    付勢力として、第1節と第2節の連鎖部17が第1の線
    分の死点からよりリンク承6側に移動し、リンク承6が
    接点閉側から接点開側に、ハンドル2がより「入」側に
    回動しようとすることを、ハンドル2の回動をケース1
    で規制することで阻止して構成され、 過電流遮断は、上記「入」保持の状態から、リンク承6
    に略一体に保持されたバイメタル5が変形して、リンク
    承6に拘束されているリンク7のバイメタル接触面29
    を押圧し、リンク7をリンク承6との係合部23を中心
    として回転させ、すなわち第2節と第3節の連鎖部28
    を第3節と第4節の連鎖部23を中心として、第2のオ
    ーバセンタ転動リンク機構の死点である第2の線分に対
    して、リンク承6側から反対側に回転移動させ、第3節
    であるリンク7の第4節であるリンク承6のへの拘束を
    解いて5節リンクによる不限定連鎖に戻し、遮断ばね1
    0が第4節であるリンク承6を接点開離方向に移動さ
    せ、その後接点開離側に移動したリンク承6に対してハ
    ンドルばね4の付勢力によりハンドル2とリンクばね3
    を折曲げて、ハンドル2を「切」側規制いっぱいまで回
    動させると共に、第2節であるリンクばね3と第3節で
    あるリンク7の連鎖部28を、第4節であるリンク承6
    のリンクばね停止面24に当接させて、手動「切」の状
    態にリセットするように構成したことを特徴とするサー
    キットプロテクタ。
JP1987117374U 1987-07-29 1987-07-29 サ−キツトプロテクタ Expired - Lifetime JPH0629876Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987117374U JPH0629876Y2 (ja) 1987-07-29 1987-07-29 サ−キツトプロテクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987117374U JPH0629876Y2 (ja) 1987-07-29 1987-07-29 サ−キツトプロテクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6421947U JPS6421947U (ja) 1989-02-03
JPH0629876Y2 true JPH0629876Y2 (ja) 1994-08-10

Family

ID=31360778

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987117374U Expired - Lifetime JPH0629876Y2 (ja) 1987-07-29 1987-07-29 サ−キツトプロテクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0629876Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57187828A (en) * 1981-05-14 1982-11-18 Matsuo Denki Sangyo Kk Current breaker
JPH0220746Y2 (ja) * 1985-11-11 1990-06-06

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6421947U (ja) 1989-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR970007774B1 (ko) 조절가능한 열 트립장치를 갖는 회로차단기
JPS58176843A (ja) 過電流保護スイツチ
CN107346717A (zh) 用于断路器的可调节热脱扣机构
EP0978860B1 (en) Circuit breaker
EP0827173B1 (en) Circuit breaker
JPH02288039A (ja) 押しボタン操作式過電流保護スイツチ
JPH0629876Y2 (ja) サ−キツトプロテクタ
US4931602A (en) Multipole circuit breaker
US7579933B2 (en) Electrical installation switching device
JP2896234B2 (ja) 2次部分を改良した二重切り回路遮断器
US3152232A (en) Circuit breaker having bimetal rigidly secured to cradle
JPH0155738B2 (ja)
US3147353A (en) Contact weld breaking means
KR102067391B1 (ko) 배선용 차단기
JPH0220746Y2 (ja)
CA1190274A (en) Circuit breaker
JPH0350597Y2 (ja)
JPH06236730A (ja) サーキットプロテクタ
US4500863A (en) Circuit breaker having an integrated power trap arm
JP4419706B2 (ja) 回路遮断器
US3436710A (en) Electric circuit breaker
JPH0317395Y2 (ja)
EP3206218B1 (en) Multi-pole molded case circuit breaker
US2608629A (en) Circuit breaker
JP2604702Y2 (ja) 回路遮断器