JPH06299092A - 熱硬化性粉体塗料組成物 - Google Patents

熱硬化性粉体塗料組成物

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JPH06299092A
JPH06299092A JP10890193A JP10890193A JPH06299092A JP H06299092 A JPH06299092 A JP H06299092A JP 10890193 A JP10890193 A JP 10890193A JP 10890193 A JP10890193 A JP 10890193A JP H06299092 A JPH06299092 A JP H06299092A
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JP
Japan
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fluororesin
powder coating
weight
coating composition
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JP10890193A
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English (en)
Inventor
Takahiro Tsujita
隆広 辻田
Chiaki Sagawa
千明 佐川
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NOF Corp
Original Assignee
Nippon Oil and Fats Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】(a)フッ素含有量が10重量%以上、ガラス
転移温度が35〜120℃及び加熱減量が2重量%以下
である架橋性反応基を有するフッ素樹脂60〜97重量
%と、(b)該フッ素樹脂が有する架橋性反応基と反応
して架橋を形成しうる硬化剤40〜3重量%とから成る
樹脂組成物100重量部に対して、(c)カップリング
剤0.001〜0.5重量部を配合した熱硬化性粉体塗料
組成物。 【効果】耐候性や耐薬品性に優れる上、特にステンレス
材に対する付着性に優れ、かつ良好な耐衝撃性を有する
塗膜を形成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な熱硬化性粉体塗料
組成物、さらに詳しくは、特にステンレス材に対する付
着性が優れ、かつ耐衝撃性にも優れた塗膜を与えるカッ
プリング剤を配合した熱硬化性粉体塗料組成物に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】架橋性官能基を有する、エチレン−テト
ラフルオロエチレン共重合体を主体とした熱硬化性フッ
素樹脂粉体塗料は、200℃以下の焼付条件で塗膜を形
成することができ、フッ素樹脂系塗料の特徴である耐候
性や耐薬品性などに優れクリヤー塗膜も形成可能なこと
から、広く一般に使用されてきている(特開平1−10
3670号公報)。しかしながら、上記粉体塗料は素材
との付着が充分でないため、例えばステンレスなどの素
材に塗装する場合には、クロム酸系などの有色の化成被
膜処理を施したり、素材との付着性に優れたエポキシ樹
脂系などのプライマーを施す必要があった。このため、
フッ素樹脂系粉体塗料によるクリヤー塗装を施すときに
クロム酸系処理剤を使用した場合、処理剤に起因した着
色が生じたりクロム酸系薬品の廃水処理にも問題が生じ
る。また、プライマーを塗布した場合にはプライマー塗
膜の耐候性がフッ素樹脂系塗膜に比べて劣ることに起因
する上塗りフッ素塗膜との層間剥離が発生しやすいなど
の欠点があり、素材デザインを活かしたクリヤー感の高
いフッ素樹脂系粉体塗装は困難であった。また、フッ素
樹脂系粉体塗料による有色系の塗装においても、クロム
酸系被膜処理やプライマーの塗布が必要なため、塗装工
程が複雑になりがちであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情のもとで、フルオロオレフィン系熱硬化性含フッ素
樹脂系粉体塗料において、耐候性や耐薬品性に優れてい
ることはもちろんのこと、特にステンレス素材において
プライマーやクロム酸などの化成被膜表面処理を施さず
に、素材表面を脱脂するだけで付着性に優れ、かつ耐衝
撃性にも優れた塗膜を形成しうる上、素材の美観を活か
したクリヤー塗装も可能な熱硬化性粉体塗料組成物を提
供することを目的としてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記の好
ましい性質を有する熱硬化性粉体塗料組成物を開発すべ
く鋭意研究を重ねた結果、熱硬化性フッ素樹脂系粉体塗
料にカップリング剤を適量配合することにより、素材と
の付着性及び塗膜性能が著しく向上することを見い出
し、この知見に基づいて本発明を完成するに至った。す
なわち、本発明は、(a)フッ素含有量が10重量%以
上、ガラス転移温度が35〜120℃及び加熱減量が2
重量%以下である架橋性反応基を有するフッ素樹脂60
〜97重量%と、(b)該フッ素樹脂が有する架橋性反
応基と反応して架橋を形成しうる硬化剤40〜3重量%
とから成る樹脂組成物100重量部に対して、(c)カ
ップリング剤0.001〜0.5重量部を配合したことを
特徴とする熱硬化性粉体塗料組成物を提供するものであ
る。以下、本発明を詳細に説明する。
【0005】本発明の熱硬化性粉体塗料組成物におい
て、(a)成分として用いられるフッ素樹脂は架橋性反
応基を有するものであって、フッ素含有量が10重量%
以上で、ガラス転移温度が35〜120℃の範囲にあ
り、かつ加熱減量が2重量%以下であることが必要であ
る。該(a)成分のフッ素樹脂は、フルオロオレフィン
単位及び架橋性反応基を含有しており、フルオロオレフ
ィン単位を形成する原料としては、例えばテトラフルオ
ロエチレン、クロロトリフルオロエチレン、トリフルオ
ロエチレン、フッ化ビニリデン、ヘキサフルオロプロピ
レン、ペンタフルオロプロピレンなどを使用でき、塗膜
に要求される性状、共重合体成分又は硬化剤との組み合
わせに応じ適宜選択することができる。また、これらフ
ルオロオレフィンは単独で使用してもよいし、2種以上
を組み合わせて使用することもできる。
【0006】本発明に用いるフッ素樹脂の架橋性反応基
としては、水酸基、グリシジル基、アミド基、アミノ
基、カルボキシル基、メルカプト基、イソシアネート
基、臭素、ヨウ素などの活性ハロゲン原子などが挙げら
れる。これらの架橋性反応基としては水酸基、グリシジ
ル基が特に好ましい。かかる硬化反応部位のフッ素樹脂
への導入方法は、フルオロオレフィンと架橋性反応基を
有する単量体を共重合させる方法、フルオロオレフィン
と分解して架橋性反応基を生じることができる置換基を
有する単量体とを共重合させたのち、共重合体の一部を
分解させる方法及びフルオロオレフィンと架橋性反応基
を与える化合物と反応することができる官能基を有する
単量体とを共重合させたのち、共重合体の官能基に架橋
性反応基を与える化合物を反応させる方法などの手段が
挙げられる。
【0007】本発明に用いる好適な架橋性反応基を有す
る単量体としては、水酸基を有するか又は水酸基に変換
されうる基を有する単量体であって、フルオロオレフィ
ンと共重合可能な二重結合を有するものを使用すること
ができる。このようなものとしては、例えばヒドロキシ
エチルビニルエーテル、ヒドロキシプロピルビニルエー
テル、ヒドロキシブチルビニルエーテル、ヒドロキシイ
ソブチルビニルエーテル、ヒドロキシシクロヘキシルビ
ニルエーテルなどのヒドロキシアルキルビニルエーテル
類、ヒドロキシ酢酸ビニル、ヒドロキシプロピオン酸ビ
ニル、ヒドロキシ酪酸ビニル、ヒドロキシ吉草酸ビニ
ル、ヒドロキシイソ酪酸ビニル、ヒドロキシシクロヘキ
サンカルボン酸ビニルなどのヒドロキシアルキルカルボ
ン酸とビニルアルコールとのエステル類、ヒドロキシエ
チルアリルエーテル、ヒドロキシプロピルアリルエーテ
ル、ヒドロキシブチルアリルエーテル、ヒドロキシイソ
ブチルアリルエーテル、ヒドロキシシクロヘキシルアリ
ルエーテルなどのヒドロキシアルキルアリルエーテル
類、ヒドロキシエチルアリルエステル、ヒドロキシプロ
ピルアリルエステル、ヒドロキシブチルアリルエステ
ル、ヒドロキシイソブチルアリルエステル、ヒドロキシ
シクロヘキシルアリルエステルなどのヒドロキシアルキ
ルアリルエステル類、2−ヒドロキシエチルアクリレー
ト、ヒドロキシプロピルアクリレート、2−ヒドロキシ
エチルメタクリレート、ヒドロキシプロピルメタクリレ
ートなどのアクリル酸又はメタクリル酸のヒドロキシア
ルキルエステル類などや、また、これらの部分的にフッ
素置換された化合物などが挙げられる。
【0008】これらの水酸基含有単量体は1種用いても
よいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。また、
フルオロオレフィンとの共重合性から、ビニル系あるい
はアリル系化合物を採用することが望ましい。また、グ
リシジル基を有する単量体としては、例えば、グリシジ
ル(メタ)アクリレート、グリシジルビニルエーテル、
グリシジルアリルエーテルなどが挙げられる。また、共
重合体の一部を分解させる方法としては、重合後加水分
解可能なエステル基を有する単量体を共重合させたの
ち、エステル交換反応で架橋結合を形成させることもで
きる。本発明の熱硬化性粉体塗料組成物に用いられる
(a)成分の架橋性反応基を有するフッ素樹脂は、フッ
素含有量が10重量%以上であることが必要である。
【0009】このフッ素含有量は、通常は架橋性反応基
を有するフッ素樹脂中のフルオロオレフィン単位の組成
割合に関係する。しかし、一旦、該共重合体を製造して
からポリマー反応によりこの含有量を増減させることも
できる。本発明に用いる架橋性反応基を有するフッ素樹
脂中のフッ素含有量が10重量%未満の場合には、充分
な耐候性を有する塗膜を得ることができない。フッ素樹
脂中のフッ素含有量の好ましい範囲は、10〜72重量
%である。前記(a)成分のフッ素樹脂は架橋性反応基
を有しており、(b)成分の硬化剤との反応により強靭
な塗膜が得られるが、架橋性反応基1個当たりの連鎖の
平均分子量は250〜25000が好ましい。フッ素樹
脂分子に存在する架橋性反応基1個当りの該共重合体連
鎖の平均分子量が25000を超えると架橋不十分とな
り耐溶剤性が低下する傾向がみられるし、250未満で
は架橋密度が高くなりすぎて耐水性や耐湿性及び可とう
性が低下しやすい。本発明における含フッ素共重合体の
架橋性反応基1個当たりの連鎖の平均分子量とは、次式
により算出することができる。
【0010】
【数1】
【0011】具体的には、この平均分子量は、フッ素樹
脂の水酸基価、酸価又はエポキシ基価などの架橋性反応
基価(mgKOH/g)をIRスペクトル、NMRスペクト
ル、滴定などの方法により測定し次式により算出するこ
とができる。
【0012】
【数2】
【0013】(ここに56.1はKOHの分子量である。)
また、架橋性反応基がエポキシ基のときは、エポキシ当
量がこの値に相当する。架橋性反応基として水酸基を有
するフッ素樹脂の水酸基価は、1〜200mgKOH/gが
望ましく、特に20〜140mgKOH/gであることが望
ましい。水酸基価が1mgKOH/g未満の場合には、架橋
不十分となり物性が低下し、200mgKOH/gを超える
場合は、架橋密度が高くなりすぎて可とう性が低下する
傾向がある。また、架橋性反応基としてエポキシ基を有
するフッ素樹脂のエポキシ当量は、100〜15000
g/eqが望ましく、特に300〜14000g/eq
であることが望ましい。
【0014】エポキシ当量が100g/eq未満の場合
には、架橋不十分となり物性が低下し、15000g/
eqを超える場合は、架橋密度が高くなりすぎて可とう
性が低下する傾向がある。また、架橋性反応基としてア
ミド基、アミノ基、メルカプト基、イソシアネート基、
カルボキシル基、臭素、ヨウ素などの活性ハロゲン原子
を有するフッ素樹脂を挙げることができる。また本発明
に用いるフッ素樹脂のガラス転移温度は35〜120℃
であることが必要であり、好ましくは、40〜100℃
である。該ガラス転移温度が35℃未満の場合は固体と
なりにくく熱硬化性粉体塗料組成物として使用できな
い。また、ガラス転移温度が120℃を超えると軟化点
が高くなりすぎて、塗料のフロー性が悪くなる。
【0015】前記(a)成分の架橋性反応基を有するフ
ッ素樹脂は、従来公知の方法、例えば触媒の存在下又は
非存在下に所定の割合のモノマー混合物に重合開始剤を
作用させ、重合することによって製造することができ
る。この際、重合方法としては、溶液重合、乳化重合、
懸濁重合のいずれの方法を用いてもよい。乳化重合や懸
濁重合によって架橋性反応基を有するフッ素樹脂を得た
場合は、重合液から分散媒を、通常減圧度10mmHg以
下、50〜100℃で蒸発除去したのち、ウイレー型、
振動ミル型、衝撃式ハンマーミル型などの粉砕機により
粉砕して製造できる。また溶液重合により得た場合に
は、重合液の溶媒を除去するか、重合体を溶解しない溶
媒中に投入して架橋性反応基を有するフッ素樹脂を析出
させ、溶媒を除去したのち粉砕して製造できる。
【0016】本発明の熱硬化性粉体塗料組成物に用いる
架橋性反応基を有するフッ素樹脂は、固形樹脂として使
用されるが、かかる樹脂は、溶媒(以下、分散媒を含む
意味で使用する)の残存量(加熱減量)が2重量%以下
であることが必要である。架橋性反応基を有するフッ素
樹脂中に多量に溶媒が残存する場合は、粉体塗料の貯蔵
安定性が悪く、また、粉体塗料の焼付け、硬化後に、塗
膜に発泡、ふくれ、ピンホールなどが生じやすくなるた
め好ましくない。特に、溶媒残存量が1重量%以下であ
ることが好ましい。該(a)成分のフッ素樹脂は1種用
いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
一方、本発明の熱硬化性粉体塗料組成物に(b)成分と
して用いる硬化剤としては、ブロックイソシアネート化
合物、例えばイソホロンジイソシアネート、トリレンジ
イソシアネート、キシリレンジイソシアネート、4,4'
−ジフェニルメタンジイソシアネート、ジシクロヘキシ
ルメタン−4,4'−ジイソシアネート、ヘキサメチレン
ジイソシアネートなどのポリイソシアネート化合物や、
これらの二量体、三量体やトリメチロールプロパンなど
の多価アルコールで変性したポリイソシアネート化合物
などのイソシアネート化合物のイソシアネート基をε−
カプロラクタム、フェノール、ベンジルアルコール、メ
チルエチルケトキシムなどのブロック化剤でブロックし
た化合物が挙げれらる。
【0017】かかる、ブロックイソシアネート化合物は
室温で固体である化合物を好適に使用することができ
る。また、フマル酸、コハク酸、アジピン酸、アゼライ
ン酸、セバシン酸、ドデカン二酸などの脂肪族二塩基
酸、無水フタル酸、無水トリメリット酸、無水ピロメリ
ット酸などの酸無水物、酸価10〜300mgKOH/g、
ガラス転移温度が30〜120℃であり、数平均分子量
が1000〜20000のポリエステル樹脂、又はアク
リル樹脂、ジシアンジアミド及びジシアンジアミド誘導
体、イミダゾール及びイミダゾール誘導体、二塩基酸ジ
ヒドラジド、ジアミノフェニルメタン、環状アミジン化
合物などのアミン化合物、メラミン樹脂、テレフタル酸
ジグリシジルエステル、パラオキシ安息香酸ジグリシジ
ルエステル、トリグリシジルイソシアヌレート、スピロ
グリコールジグリシジルエーテル、ヒダントイン化合
物、脂環式エポキシ樹脂などのグリシジル化合物、エポ
キシ当量100〜15000g/eq、ガラス転移温度
が30〜120℃であり、数平均分子量が1000〜2
0000のポリエステル樹脂、又はアクリル樹脂、1,
4−ビス−2'−ヒドロキシエトキシベンゼン、ビスヒ
ドロキシエチルテレフタレート、スチレン・アリルアル
コール共重合体、スピログリコール、トリス−2−ヒド
ロキシエチルイソシアヌレートなどが挙げられる。
【0018】該(b)成分の硬化剤は1種用いてもよい
し、2種以上を組み合わせて用いてもよい。本発明組成
物において、(c)成分として用いられるカップリング
剤としては、例えばシラン系カップリング剤、チタン系
カップリング剤、アルミニウム系カップリング剤、ジル
コニウム系カップリング剤などが挙げられる。該シラン
系カップリング剤としては、一般式 ZSiXnR3−n …[1] [式中のRは水素原子、メチル基又はエチル基、Xはメ
トキシ基、エトキシ基、β−メトキシエトキシ基、Zは
ビニル基;メタクリロキシメチル基、メタクリロキシプ
ロピル基などのオレフィン性二重結合を含有するアルキ
ル基;β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチル
基、γ−グリシドキシプロピル基などのエポキシ基を含
有するアルキル基;γ−アミノプロピル基、N−(2−
アミノエチル)−γ−アミノプロピル基、N−フェニル
−γ−アミノプロピル基などのアミノ基を含有するアル
キル基又はクロロメチル基、γ−クロロプロピル基など
の塩素原子を含有するアルキル基を示し、nは1、2又
は3である]で表される化合物が用いられる。このよう
なシラン系カップリング剤としては、例えばビニルトリ
メトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルト
リブトキシシラン、ビニルトリス(β−メトキシエトキ
シ)シラン、γ−(メタ)アクリロキシプロピルトリメ
トキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシ
シラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシ
ラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチル
トリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシ
シランなどを挙げることができ、また市販品を用いるこ
とができる。該チタン系カップリング剤としては、例え
ばイソプロピルトリオクタノイルチタネート、イソプロ
ピルジイソステアロイルクミルフェニルチタネート、イ
ソプロピルジステアロイルメタクリルチタネート、イソ
プロピルトリドデシルベンゼンスルホニルチタネート、
イソプロピルジイソステアロイルアクリルチタネート、
イソプロピルイソステアロイルジアクリルチタネート、
イソプロピル(ジオクチルフォスフェート)チタネー
ト、イソプロピルトリ−n−ステアロイルチタネート、
イソプロピル4−アミノベンゼンスルホニルジ(ドデシ
ルベンゼンスルホニル)チタネート、イソプロピルトリ
クミルフェニルチタネート、イソプロピルジ(4−アミ
ノベンゾイル)イソステアロイルチタネート、イソプロ
ピルトリ(ジオクチルパイロホスフェート)チタネー
ト、イソプロピルトリ(オクチルブチルパイロホスフェ
ート)チタネート、テトライソプロピルジ(ジラウリル
ホスファイト)チタネート、テトラオクチルジ(ジトリ
デシルホスファイト)チタネート、テトライソプロピル
ジ(ジトリデシルホスファイト)チタネート、テトラ
(2,2−ジアリルオキシメチル−1−ブトキシ)ジ
(ジトリデシル)ホスファイトチタネート、ジイソステ
アロイルオキシアセテートチタネート、イソステアロイ
ルメタクリルオキシアセテートチタネート、イソステア
ロイルアクリルオキシアセテートチタネート、ジ(ジオ
クチルホスフェート)オキシアセテートチタネート、4
−アミノベンゾイルイソステアロイルオキシアセテート
チタネート、ジ(ジオクチルパイロホスフェート)オキ
シアセテートチタネート、ジ(オクチルブチルパイロホ
スフェート)オキシアセテートチタネート、ジイソステ
アロイルエチレンチタネート、イソステアロイルメタク
リルエチレンチタネート、ジ(ジオクチルホスフェー
ト)エチレンチタネート、4−アミノベンゾイルイソス
テアロイルエチレンチタネート、ジ(ジオクチルパイロ
ホスフェート)エチレンチタネート、イソプロピルジメ
タクリルイソステアロイルチタネート、イソプロピルト
リイソステアロイルチタネート、テトライソプロポキシ
チタンなどを挙げることができ、また市販品を用いるこ
とができる。
【0019】また、アルミニウム系カップリング剤とし
ては、例えばアルミニウムイソプロポキシド、アセトア
ルコキシアルミニウムジイソプロピレートなどを挙げる
ことができ、また市販品を用いることができる。さら
に、ジルコニウム系カップリング剤としては、例えばイ
ソプロピルトリオクタノイルジルコネート、イソプロピ
ルジイソステアロイルクミルフェニルジルコネート、イ
ソプロピルジステアロイルメタクリルジルコネート、イ
ソプロピルトリドデシルベンゼンスルホニルジルコネー
ト、イソプロピルジイソステアロイルアクリルジルコネ
ート、イソプロピルイソステアロイルジアクリルジルコ
ネート、イソプロピル(ジオクチルフォスフェート)ジ
ルコネート、イソプロピルトリ−n−ステアロイルジル
コネート、イソプロピル4−アミノベンゼンスルホニル
ジ(ドデシルベンゼンスルホニル)ジルコネート、イソ
プロピルトリクミルフェニルジルコネート、イソプロピ
ルジ(4−アミノベンゾイル)イソステアロイルジルコ
ネート、イソプロピルトリ(ジオクチルパイロホスフェ
ート)ジルコネート、イソプロピルトリ(オクチルブチ
ルパイロホスフェート)ジルコネート、テトライソプロ
ピルジ(ジラウリルホスファイト)ジルコネート、テト
ラオクチルジ(ジトリデシルホスファイト)ジルコネー
ト、テトライソプロピルジ(ジトリデシルホスファイ
ト)ジルコネート、テトラ(2,2−ジアリルオキシメ
チル−1ブトキシ)ジ(ジトリデシル)ホスファイトジ
ルコネート、ジイソステアロイルオキシアセテートジル
コネート、イソステアロイルメタクリルオキシアセテー
トジルコネート、イソステアロイルアクリルオキシアセ
テートジルコネート、ジ(ジオクチルホスフェート)オ
キシアセテートジルコネート、4−アミノベンゾイルイ
ソステアロイルオキシアセテートジルコネート、ジ(ジ
オクチルパイロホスフェート)オキシアセテートジルコ
ネート、ジ(オクチルブチルパイロホスフェート)オキ
シアセテートジルコネート、ジイソステアロイルエチレ
ンジルコネート、イソステアロイルメタクリルエチレン
ジルコネート、ジ(ジオクチルホスフェート)エチレン
ジルコネート、4−アミノベンゾイルイソステアロイル
エチレンジルコネート、ジ(ジオクチルパイロホスフェ
ート)エチレンジルコネート、イソプロピルジメタクリ
ルイソステアロイルジルコネート、イソプロピルトリイ
ソステアロイルジルコネート、テトライソプロポキシジ
ルコニウムなどを挙げることができ、また市販品を用い
ることができる。
【0020】該(c)成分のカップリング剤は1種用い
てもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。本
発明組成物における各成分の配合割合については、該
(a)成分と(b)成分は、それらの合計重量に基づ
き、それぞれ60〜97重量%及び40〜3重量%の割
合で配合され、一方(c)成分は、前記(a)成分と
(b)成分との合計量100重量部に対し、0.001
〜0.5重量部、好ましくは0.01〜0.1重量部の割
合で配合される。該(a)成分と(b)成分の配合割合
は、架橋性反応基の含有割合や種類、あるいは硬化剤の
種類などによって、前記範囲内で適宜選択される。該
(c)成分の配合量が0.001重量部未満では十分な
付着性向上効果が認められないし、0.5重量部を超え
ると塗膜外観が低下したり、耐衝撃性が低下するなどの
傾向がみられる。
【0021】このようにして、耐候性、耐酸性などに優
れる上、素材との付着性が特にステンレスに対して著し
く優れ、かつ耐衝撃性にも優れた塗膜を与える熱硬化性
フッ素樹脂系粉体塗料組成物が得られる。該粉体塗料組
成物のガラス転移温度は、通常35〜120℃、好まし
くは40〜100℃の範囲である。このガラス転移温度
が35℃未満では固体となりにくく、熱硬化性粉体塗料
組成物として使用できないことがあるし、120℃を超
えると軟化点が高くなりすぎて、塗膜外観が低下する傾
向がみられる。本発明の熱硬化性粉体塗料組成物には、
通常塗料組成物に使用される添加物を第三成分として配
合することができる。添加剤としては、例えば改質樹
脂、着色顔料(例えば二酸化チタン、ベンガラ、黄色酸
化鉄、カーボンブラックなどの無機顔料やフタロシアニ
ンブルー、フタロシアニングリーン、キナクリドン系赤
色顔料、イソインドリノン系黄色顔料などの有機顔
料)、タルク、シリカ、炭酸カルシウムなどの体質顔
料、アルミ粉、ステンレス粉などの金属粉、マイカ粉や
レベリング剤、紫外線吸収剤、熱劣化防止剤、発泡防止
剤、帯電防止剤などの添加剤などが挙げられ、所望によ
り1種又は2種以上を配合することができる。
【0022】本発明組成物の調合は、公知の熱硬化性粉
体塗料の製造方法と同様の方法で実施することができ
る。以上のようにして製造された粉体塗料組成物は、通
常400μm以下の粒径を有し、鉄、ステンレス、アル
ミ、銅、亜鉛、シリコンあるいはこれらの合金類、例え
ば不銹鋼、真ちゅうなどの金属に、例えば市販の静電粉
体塗装機、流動浸漬装置などによって均一に塗装された
のち、熱風炉、赤外炉、誘電加熱炉などで焼付けして良
好な塗膜を形成することができる。
【0023】
【実施例】次に、製造例、実施例及び比較例によって本
発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの例に
よってなんら限定されるものではない。
【0024】製造例1 内容積300ccのステレンレス製撹拌機付耐圧反応器
に、t−ブタノール157g、シクロヘキシルビニルエ
ーテル(c-HxVE)16g、イソブチルビニルエー
テル(isoBVE)9g、ヒドロキシブチルビニルエー
テル(HBVE)25g、炭酸カリウム1g及びアゾビ
スイソブチロニトリル(AIBN)0.07gを仕込
み、液体窒素による固化脱気により溶存空気を除去し
た。しかるのち、クロロトリフルオロエチレン(CTF
E)50gを導入し徐々に昇温した。そして、温度65
℃に維持しながら撹拌下で反応を続け、10時間後に反
応器を水冷して反応を停止した。室温まで冷却したの
ち、未反応モノマーを抜き出し、反応器を開放した。次
に60℃に加熱し、1mmHgの減圧下で24時間かけて、
分散媒を除去したのち、衝撃式ハンマーミルで粉砕し、
水酸基価120mgKOH/g、ガラス転移温度45℃の水
酸基を含有するフッ素樹脂(A−1)を得た。
【0025】製造例2〜5 各製造例毎に第1表に示した組成割合のモノマー混合物
を、製造例1と同様の方法で重合した。ただし、それぞ
れt−ブタノール及びAIBNの量は配合条件により適
宜変更することにより、第1表記載の架橋性反応基を有
するフッ素樹脂を得た。得られた架橋性反応基を有する
フッ素樹脂(A−2〜5)の物性を第1表に併記した。
【0026】製造例6 製造例1〜5と同様にして第1表に示した組成割合のモ
ノマー混合物を重合して得られた重合体100重量部を
キシレン100重量部中に溶解し、無水コハク酸0.9
重量部及びトリエチルベンジルアンモニウムクロライド
0.05重量部を加えて、撹拌機付四ッ口フラスコ中で
100℃に加熱し、3時間撹拌を続けた後に冷却した。
次に、温度60℃に加熱し、1mmHgの減圧下で24時間
かけて分散媒を除去したのち、衝撃式ハンマーミルで粉
砕して、水酸基とカルボキシル基を含有したフッ素樹脂
(A−6)粉末を得た。得られたフッ素樹脂(A−6)
の物性を第1表に示す。
【0027】
【表1】
【0028】注 1)TFE:テトラフルオロエチレン 2)EVE:エチルビニルエーテル 3)JIS K-5407(1990)5.の加熱減量によ
り測定した。
【0029】製造例7 内容積300ccのステンレス製撹拌機付耐圧反応器に、
t−ブタノール157g、シクロヘキシルビニルエーテ
ル(c−HxVE)18g、イソブチルビニルエーテル
(isoBVE)10g、グリシジルビニルエーテル
(GVE)20g、炭酸カリウム1g及びアゾビスイソ
ブチロニトリル(AIBN)0.07gを仕込み、液体
窒素による固化脱気により溶存空気を除去した。しかる
のち、クロロトリフルオロエチレン(CTFE)52g
を導入し徐々に昇温した。そして、温度65℃に維持し
て、撹拌下で反応を続け、10時間後に反応器を水冷し
て反応を停止した。室温まで冷却したのち、未反応モノ
マーを抜き出し、反応器を開放した。次に60℃に加熱
し、1mmHgの減圧下で24時間かけて、分散媒を除去し
たのち、衝撃式ハンマーミルで粉砕し、グリシジル基含
有フッ素樹脂(A−7)を得た。得られたフッ素樹脂(A
−7)のエポキシ当量は500g/eqで、ガラス転移
温度は49℃であった。
【0030】製造例8〜10 各製造例毎に第2表に示した組成割合のモノマー混合物
を、製造例7と同様の方法で重合し、分散媒を除去した
のち、衝撃式ハンマーミルで粉砕した。ただし、それぞ
れt−ブタノール及びAIBNの量は配合条件により適
宜変更することにより、第2表記載のグリシジル基含有
フッ素樹脂を得た。得られた架橋性反応基を有するフッ
素樹脂(A−8〜10)の物性を第2表に併記した。
【0031】
【表2】
【0032】注 1)TFE:テトラフルオロエチレン 2)EVE:エチルビニルエーテル 3)VA:ビニルアセテート 4)AGE:アリルグリシジルエーテル 5)JIS K-5407(1990)5.加熱減量によ
り測定した。
【0033】実施例1〜19、比較例1〜2 第3表に示した実施例1〜19、及び比較例1〜2の組
成物の全成分をドライブレンダー(商品名、ヘンシェル
ミキサー、三井三池化工機株式会社製)で約1分間均一
に混合したのち、80〜100℃の温度条件で、押出混
練機(商品名、ブスコニーダーPR46、Buss社
製)を使用して溶融混練し、冷却後ハンマー式衝撃粉砕
機で微粉砕した。次いで180メッシュの金網でろ過し
粉体塗料1〜19及び比較塗料1〜2を得た。得られた
粉体塗料の実施例1〜19、及び比較例1〜2を、静電
粉体塗装機で、ヘアライン加工が施され、アルカリ脱脂
(液温50℃のNaOH水溶液に5分間浸漬後、純水に
て脱脂液を十分に洗浄し常温乾燥したもの)が施された
0.8mm厚のステンレス(SUS 304 HL)板上
に50〜60μmとなるように塗装し、190℃、20
分間焼付を行って試験片を得た。得られた試験片につい
て下記に示す方法で試験をした。その結果を第4表に示
す。
【0034】1)耐酸性 20wt%の硫酸水溶液をスポイトで試験片にたらし、ス
ポットテストを行い、20℃で200時間後の塗膜変化
の状態を観察、評価した。 良好;ほとんど変化が認められない。 不良;ふくれ、艶びけなど激しい変化が認められる。 2)耐候性 JIS K-5400(1990)9.8.1 促進耐候性の
サンシャインカーボンアーク灯式にて5000時間試験
後の光沢保持率を、JIS D-0205(1990)
7.3.1及び色差をJIS D-0205(1990)
7.4.1に従って評価した。 良好;ほとんど変化が認められない。(光沢保持率が8
5%以上でかつ色差が1.5未満) 不良;激しい変化が認められる。(光沢保持率が85%
未満及び/又は色差が1.5以上)
【0035】3)外観性 良好;蛍光灯を塗膜に写して見たとき、蛍光灯に歪みが
ない。 不良;蛍光灯を塗膜に写して見たとき、蛍光灯に歪みが
ある。 4)付着性 試験板を沸騰水中に2時間浸漬した後にJIS K-54
00(1990)8.5.1の碁盤目法により、100個
のマス目をつくりセロファンテープを圧着後急速に引き
はがしてから剥離しないでステンレス板に残った目の数
で評価した。 良好;一つも剥離が認められない。(100/100) 不良;一つ以上剥離が認められる。(0/100〜99
/100) 5)耐衝撃性 試験板を沸騰水中に2時間浸漬した後にJIS K-54
00(1990)8.3.2のデュポン式により評価し
た。 良好;500g、50cmで塗膜に異常がない。 不良;500g、50cmで塗膜にキレツ、ワレ、剥離な
どの異常がある。
【0036】
【表3】
【0037】
【表4】
【0038】
【表5】
【0039】注 1)旭硝子(株)製、商品名、水酸基価50mgKOH/g、
ガラス転移温度68℃、フッ素含有量30wt% 2)ヒュルス社製、商品名、ε−カプロラクタムブロッ
クイソホロンジイソシアネート、NCO当量280g/
eq 3)ヒュルス社製、商品名、ε−カプロラクタムブロッ
クイソホロンジイソシアネート、NCO当量400g/
eq 4)ヒュルス社製、商品名、ウレトジオン化合物、固形
分100%、NCO当量280g/eq 5)サイアナミッド社製、商品名、アミノ樹脂系硬化
剤、平均分子量350、官能基当量90〜125g/e
q 6)デュポン社製、商品名、二酸化チタン 7)東芝シリコーン(株)製、商品名、N−(β−アミノ
エチル)−γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラン 8)東芝シリコーン(株)製、商品名、γ−グリシドキシ
プロピルトリメトキシシラン 9)東芝シリコーン(株)製、商品名、γ−(メタ)アクリ
ロキシプロピルトリメトキシシラン 10)味の素(株)製、商品名、イソプロポキシ基含有チ
タネート系カップリング剤 11)味の素(株)製、商品名、イソプロポキシ基含有チ
タネート系カップリング剤 12)味の素(株)製、商品名、イソプロポキシ基含有チ
タネート系カップリング剤 13)味の素(株)製、商品名、アセトアルコキシアルミ
ニウムジイソプロピレート
【0040】
【表6】
【0041】実施例20〜25、比較例3〜6 実施例20、21、22、23、24、25に(a)グ
リシジル基含有フッ素樹脂と(b)カルボキシル基を有
する硬化剤から成る熱硬化性粉体塗料組成物の例を挙げ
た。第5表に示した実施例20〜25、及び比較例3〜
6の組成物の全成分をドライブレンダー(商品名、ヘン
シェルミキサー、三井三池化工機株式会社製)で約1分
間均一に混合したのち、80〜120℃の温度条件で、
押出混練機(商品名、ブスコニーダーPR46、Bus
s社製)を使用して溶融混練し、冷却後ハンマー式衝撃
粉砕機で微粉砕した。次いで180メッシュの金網でろ
過し粉体塗料20〜25及び比較塗料3〜6を得た。得
られた粉体塗料の実施例20〜25、及び比較例3〜6
を、静電粉体塗装機で、ヘアライン加工が施され、アル
カリ脱脂(液温50℃のNaOH水溶液に5分間浸漬
後、純水にて脱脂液を十分に洗浄し常温乾燥したもの)
が施された0.8mm厚のステンレス(SUS 304
HL)板上に40〜50μmとなるように塗装し、19
0℃、20分間焼付を行って試験片を得た。得られた試
験片について前記と同じ方法で塗膜性能試験を行った。
試験結果を第6表に示す。
【0042】
【表7】
【0043】注 1)大日本インキ化学工業(株)製、商品名、ポリエステ
ル樹脂、酸価220mgKOH/g、数平均分子量:190
0 2)ジョンソンワックス社製、商品名、アクリル樹脂、
酸価215mgKOH/g、数平均分子量:1800 3)デュポン社製、商品名、二酸化チタン 4)東芝シリコーン(株)製、商品名、N−(β−アミノ
エチル)−γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラン 5)東芝シリコーン(株)製、商品名、γ−グリシドキシ
プロピルトリメトキシシラン 6)東芝シリコーン(株)製、商品名、γ−(メタ)アクリ
ロキシプロピルトリメトキシシラン 7)味の素(株)製、商品名、イソプロポキシ基含有チタ
ネート系カップリング剤 8)味の素(株)製、商品名、イソプロポキシ基含有チタ
ネート系カップリング剤 9)味の素(株)製、商品名、イソプロポキシ基含有チタ
ネート系カップリング剤 10)味の素(株)製、商品名、アセトアルコキシアルミ
ニウムジイソプロピレート
【0044】
【表8】
【0045】第4表及び第6表から明らかなように、実
施例1〜25は耐候性、耐酸性を低下させることなく耐
沸騰水試験後の付着性及び耐衝撃性に優れ良好であった
が、比較例1、4のカップリング剤を添加しない場合に
は付着性、耐衝撃性に劣り、比較例2、3、5、6の
0.5重量部を超える場合、塗膜外観や付着性、耐衝撃
性が劣る。
【0046】
【発明の効果】本発明の熱硬化性粉体塗料組成物は、ス
テンレス材などの素材に対して化学的前処理やプライマ
ー塗装を施す必要がなく、1コートで長期間にわたる耐
候性、耐薬品性に優れ、かつ素材との付着性、耐衝撃性
に優れた塗膜を形成することができ、工業的に極めて有
用である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)フッ素含有量が10重量%以上、ガ
    ラス転移温度が35〜120℃及び加熱減量が2重量%
    以下である架橋性反応基を有するフッ素樹脂60〜97
    重量%と、(b)該フッ素樹脂が有する架橋性反応基と
    反応して架橋を形成しうる硬化剤40〜3重量%とから
    成る樹脂組成物100重量部に対して、(c)カップリ
    ング剤0.001〜0.5重量部を配合したことを特徴と
    する熱硬化性粉体塗料組成物。
  2. 【請求項2】(a)成分のフッ素樹脂が水酸基価1〜2
    00mgKOH/gのものである請求項1記載の熱硬化性粉
    体塗料組成物。
  3. 【請求項3】(a)成分のフッ素樹脂の架橋性反応基が
    エポキシ基である請求項1又は2記載の熱硬化性粉体塗
    料組成物。
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