JPH0630153U - 溶融めっき浴中浸漬ロールの軸受支持装置 - Google Patents
溶融めっき浴中浸漬ロールの軸受支持装置Info
- Publication number
- JPH0630153U JPH0630153U JP6603692U JP6603692U JPH0630153U JP H0630153 U JPH0630153 U JP H0630153U JP 6603692 U JP6603692 U JP 6603692U JP 6603692 U JP6603692 U JP 6603692U JP H0630153 U JPH0630153 U JP H0630153U
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- Japan
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- hot dip
- roll
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- dip bath
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- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
- Coating With Molten Metal (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 溶融めっき浴中ロール用軸受の長期安定使用
および繰返し使用を可能にすること。 【構成】 溶融めっき浴中浸漬ロールの軸受支持装置
は、溶融めっき浴(5)中に浸漬配置されるロール
(3、4)を、溶融めっき浴(5)中まで伸びる支持ア
ーム(6)の先端に装着した軸受箱(11)内に保持さ
れた転がり軸受(7a)によって回転自在に支持する。
この装置は、軸受箱(11)の半径方向に幅0.5mm
以上のスリット(110)を設け、軸受箱(11)の負
荷圈側120度の円弧部分(θ)を除く残り部分(11
1)の厚みを5〜20mmに形成する。転がり軸受(7
a)の調心輪(12)を金属で構成し、調心輪(12)
の半径方向に0.5mm以上のスリット(120)を設
けることもできる。
および繰返し使用を可能にすること。 【構成】 溶融めっき浴中浸漬ロールの軸受支持装置
は、溶融めっき浴(5)中に浸漬配置されるロール
(3、4)を、溶融めっき浴(5)中まで伸びる支持ア
ーム(6)の先端に装着した軸受箱(11)内に保持さ
れた転がり軸受(7a)によって回転自在に支持する。
この装置は、軸受箱(11)の半径方向に幅0.5mm
以上のスリット(110)を設け、軸受箱(11)の負
荷圈側120度の円弧部分(θ)を除く残り部分(11
1)の厚みを5〜20mmに形成する。転がり軸受(7
a)の調心輪(12)を金属で構成し、調心輪(12)
の半径方向に0.5mm以上のスリット(120)を設
けることもできる。
Description
【0001】
本考案は、溶融めっき浴中に浸漬されるロールを支持する装置に関し、さらに 詳しく言えば、そのロールを回転自在に支持する軸受支持装置の改良に関するも のである。
【0002】
鋼帯表面に他の金属のめっき層を形成する場合、電気化学的処理によるめっき の他、金属を溶融させためっき浴中に浸漬するいわゆる溶融めっき浴による処理 が広く行われている。このような溶融めっき浴により、例えば、鋼帯の表面に亜 鉛めっきを施す場合、実開昭61−90852号公報等に開示されているような 装置がある。この装置は、図3、4に示すように、めっき槽1内に導かれた鋼帯 2はシンクロール3で方向転換し、サポートロール4を経てめっき槽1から出て 行く。高温の溶融亜鉛浴5中に浸漬された状態で、鋼帯2を案内するシンクロー ル3およびサポートロール4は、それぞれ支持アーム6の先端部に、例えば図4 に示すように、転がり軸受7を介して、回転自在に支持されている。転がり軸受 7としては、耐熱、耐摩耗等が要求されるので、セラミック製のものが好ましい 。しかし、セラミック製の軸受7はその使用方法によっては著しい影響を受ける 。軸受7の支持アーム6およびシンクロール3は一般に金属製であり、軸受7と の熱膨張の差が生じ、種々の問題を生じる。
【0003】 例えば、軸受7の支持アーム6は高温の亜鉛浴5中では熱変形を生じ、またロ ールも熱膨張し支持アーム6と軸受7との位置関係を正規な状態で維持すること は極めて困難である。したがって、軸受7に予想外の荷重が加わり、軸受7を損 傷することが多い。また、支持アーム6およびシンクロール3はある一定期間使 用後、交換するために、亜鉛浴5から引き上げたときに冷却される。このとき、 支持アーム6およびシンクロール3は、金属製であるので、セラミック製の軸受 7よりも収縮量が大きくなる。その結果生じた隙間に亜鉛が残り、固化して冷却 ・収縮時に軸受を圧迫して損傷する。
【0004】 また、支持アームに固定された軸受箱は、通常金属製であるので、前述と同様 に、セラミック製の軸受と軸受箱との熱膨張差による間隙に溶融めっき金属が入 り込み、その金属が残留して、軸受箱が軸受を圧迫し、破損に至る。
【0005】
本考案は、長期間にわたって安定して使用可能であり、かつ繰返し使用可能で ある溶融めっき浴浸漬ロールの軸受支持装置を得ることにある。
【0006】
本考案の溶融めっき浴中浸漬ロールの軸受支持装置は、溶融めっき浴中に浸漬 配置されるロールを、溶融めっき浴中まで伸びる支持アームの先端に装着した軸 受箱内に保持された転がり軸受によって回転自在に支持する。この軸受支持装置 において、前記軸受箱の半径方向に幅0.5mm以上のスリットを設け、該軸受 箱の負荷圈側120度の円弧部分を除く残り部分の厚みを5〜20mmに成形し ている。
【0007】 前記転がり軸受の調心輪を金属で構成し、該調心輪の半径方向に0.5mm以 上のスリットを設けることもできる。
【0008】
本考案の軸受支持装置においては、軸受箱および必要に応じて調心輪に半径方 向に幅0.5mm以上のスリットを入れている。
【0009】 このスリット幅の下限を0.5mmにした理由は、溶融めっき浴槽(例えば亜 鉛メッキ浴槽)から軸受支持装置を引き上げた際に軸受箱および調心軸の前記ス リットの対向面に亜鉛が橋渡し(ブリッジ)状に残ると、亜鉛が凝固収縮して前 記ブリッジの対向面を引っ張り、軸受の外輪に過大な圧縮応力を与え、軸受の破 損の原因になるため、前記橋渡現象がないように、すなわち、スリットから溶融 亜鉛が落ちやすくするためである。したがって、0.5mm以上スリット幅を設 けないと橋渡現象を完全に防止できない。また、スリット幅の上限は前記軸受支 持装置を取扱う際に軸受箱および調心輪から軸受がはずれないこと、ならびに、 アキシアル荷重を負荷した場合軸受が前記軸受支持装置内の軸受箱および調心輪 内で位置ずれ等が生じないように保持されるために、アキシアル荷重、軸受箱の 厚み等を考慮して決める。サポートロールの中心となす角が120度以下にする のが望ましい。
【0010】 また、軸受箱の厚みを負荷圏側120度の円弧部分を除く残り部分の半径方向 の厚みをセラミック軸受を軸受箱の内に離脱しないように収納するために、また 、セラミック軸受に過大な応力をかけないために5〜20mmにしている。負荷 圏側120度の範囲内においても軸受箱または調心輪が切欠いてあるため過大な 圧縮応力が軸受外輪にかからないため軸受箱の収縮による軸受の破損は生じにく い。残り部分の強度を得るためには、5〜20mmの厚みが必要である。
【0011】 本考案においては、軸受はセラミック材からつくられる。セラミック材は、熱 変形が小さく、耐熱性、耐摩耗性にすぐれているので、溶融めっき浴に浸漬する のに適している。
【0012】
図1−3を参照して、本考案の溶融めっき浴中浸漬ロールの支持装置の実施例 について説明する。
【0013】 図3に示すように、連続炉10から導かれた鋼帯2は、スナウト8を経て溶融 めっき浴5に入り、シンクロール3によって上方に方向転換され、サポートロー ル4によって反りの矯正、通板の安定化を図り、浴面上に出、ノズル9によって 所定のめっき付着量に制御される。
【0014】 本考案は、溶融めっき浴5中に浸漬されるサポートロール4および/またはシ ンクロール3に適用される。
【0015】 図1、2に示すように、支持装置は溶融めっき浴5中に浸漬配置するシンクロ ール3またはサポートロール4を、溶融めっき浴5中まで伸びる支持アーム6の 先端に装着した軸受箱11内に保持されている転がり軸受7aによって回転自在 に支承する。
【0016】 以下、本考案をサポートロール4に適用した例について説明する。本考案の支 持装置においては、軸受7aは、外輪71、玉72および内輪73がともにセラ ミック製となっており、また、玉72は保持器74を使用した玉軸受形式となっ ている。外輪71が、軸受箱11に対し容易に調芯できるように、調心輪12が 、軸受箱11と外輪71との間に配置される。軸受箱11は、台座13をかいし て支持アーム6に取り付けられる。
【0017】 軸受7aにおける保持器74は、玉72を分離し、玉72相互の接触を防止し 、玉72の摩擦および摩耗を防止する。
【0018】 本考案の軸受支持装置においては、図1に示すように、軸受箱11の半径方向 に切り欠かれて、幅0.5mm以上のスリット110を設け、軸受箱11の負荷 圏側120度の円弧部分θを除く残り部分111の軸受箱11の半径方向の厚み を5〜20mmに成形する。
【0019】 ここで負荷圏側の円弧部分θは、鉛直線15から時計方向にθ′=約30度だ け回転した位置16から約120度の範囲をいう。
【0020】 転がり軸受7aの調心輪12を金属で構成し、調心輪12の半径方向に0.5 mm以上のスリット120を設けることもできる。
【0021】 これら軸受箱11または調心輪12のスリット110、120は、非負荷圏側 に設けることが好ましい。
【0022】 上記のように成形された玉軸受を1に示す装置に類似するモデル装置に適用し て実験した。軸径(=内輪内径)=80mm、軸受外径=200mmの状態で繰 業運転し、平均鋼帯速度=120mm/min、平均鋼帯寸法=0.8mm厚× 1000mm幅の条件で20日間の運転後、溶融めっき浴から一旦引き上げた後 、前記モデル装置を再使用した。その結果、さらに20日間の運転が可能であっ た。
【0023】 このように、上記実験結果では、従来のものに比べ長期間の運転に耐えられる ことが確認された。
【0024】
本考案によれば、セラミック製軸受が有する本来の機能を発揮させるとともに 、軸受を破損することなく長期的に安定して繰返し使用することを可能にする。
【図1】 本考案の軸受支持装置の側面図である。
【図2】 図1のII−II線からみた横断面図であ
る。
る。
【図3】 従来の溶融めっき浴設備の概略説明図であ
る。
る。
【図4】 図3のIV−IV線からみた部分断面図であ
る。
る。
1:溶融めっき浴、 2:鋼帯、3:シンクロー
ル、 4:サポートロール、6:支持アーム、
7、7a:軸受、11:軸受箱、 12:
調心輪、13:台座、 71:外輪、73:
内輪、 74:保持器、110、120:ス
リット。
ル、 4:サポートロール、6:支持アーム、
7、7a:軸受、11:軸受箱、 12:
調心輪、13:台座、 71:外輪、73:
内輪、 74:保持器、110、120:ス
リット。
フロントページの続き (72)考案者 青木 章雄 神奈川県茅ケ崎市茅ケ崎511−4−103 (72)考案者 林 邦夫 神奈川県藤沢市湘南台5−29−2
Claims (2)
- 【請求項1】 溶融めっき浴中に浸漬配置されるロール
を、溶融めっき浴中まで伸びる支持アームの先端に装着
した軸受箱内に保持された転がり軸受によって回転自在
に支持する溶融めっき浴中浸漬ロールの軸受支持装置に
おいて、前記軸受箱の半径方向に幅0.5mm以上のス
リットを設け、該軸受箱の負荷圈側120度の円弧部分
を除く残り部分の厚みを5〜20mmに形成したことを
特徴とした溶融めっき浴中浸漬ロールの軸受支持装置。 - 【請求項2】 前記転がり軸受の調心輪を金属で構成
し、該調心輪の半径方向に0.5mm以上のスリットを
設けることを特徴とした請求項1記載の軸受支持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6603692U JP2548939Y2 (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | 溶融めっき浴中浸漬ロールの軸受支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6603692U JP2548939Y2 (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | 溶融めっき浴中浸漬ロールの軸受支持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0630153U true JPH0630153U (ja) | 1994-04-19 |
| JP2548939Y2 JP2548939Y2 (ja) | 1997-09-24 |
Family
ID=13304261
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6603692U Expired - Lifetime JP2548939Y2 (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | 溶融めっき浴中浸漬ロールの軸受支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2548939Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015523457A (ja) * | 2012-04-12 | 2015-08-13 | セロベア ゲーエムベーハー | 熱い媒体(i)内で帯材を誘導するための装置 |
-
1992
- 1992-09-22 JP JP6603692U patent/JP2548939Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015523457A (ja) * | 2012-04-12 | 2015-08-13 | セロベア ゲーエムベーハー | 熱い媒体(i)内で帯材を誘導するための装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2548939Y2 (ja) | 1997-09-24 |
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