JPH0630155Y2 - 天日乾燥用シート - Google Patents

天日乾燥用シート

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JPH0630155Y2
JPH0630155Y2 JP1988028464U JP2846488U JPH0630155Y2 JP H0630155 Y2 JPH0630155 Y2 JP H0630155Y2 JP 1988028464 U JP1988028464 U JP 1988028464U JP 2846488 U JP2846488 U JP 2846488U JP H0630155 Y2 JPH0630155 Y2 JP H0630155Y2
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JP
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sheet
sun
drying
sun drying
futon
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勢津子 西川
浩 水谷
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、寝具布団、座布団、毛布、タオルケット等の
寝具を含む被乾燥物を天日にて乾燥する場合に、これら
被乾燥物を被って用いる天日乾燥用シートに関する。
〔従来の技術〕 生活用品、特に使用した寝具類を天気の良い日に天日干
しする習慣は日本人の間に広く行き渡っている。このよ
うに天日干しによる乾燥で湿気を除去すると共に布団綿
等の弾力性の回復により布団はかさ高くなり、しかも太
陽光線中の紫外線によるある程度の殺菌効果も得られる
という利点があった。
また、布団乾燥機などによって乾燥する方法もある。
このような天日乾燥及び乾燥機による乾燥は、布団等に
含まれた湿気を除去する点に関しては有効であり、特に
天日乾燥の場合、乾燥の他紫外線による殺菌効果をも期
待することができ、衛生面においても有効である。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、最近、家庭内でダニによる被害が多くなって
おり、特に、布団、毛布などの寝具にはチリダニが繁殖
し易く、これが原因となってアレルギー性気管支ぜん息
や鼻炎、眼アレルギーなどの被害が発生している。その
ためダニを予防し、駆除することが必要になるが、ダニ
を予防、駆除するには、50℃以上の温度を30分以上
維持する条件が必要と言われている。ところが従来の天
日乾燥では必ずしもこの条件を満足し得ずダニを予防、
駆除するには到らなかった。
一方、乾燥機による乾燥は、単に雨天時などにおいても
布団等の乾燥をすることができる利便性を目的として造
られたもので、コストが高く、手軽にできないなどの問
題がある。
本考案は天日乾燥時に寝具等の被乾燥物を被って用い、
水分の蒸散を妨げることなく寝具等を天日乾燥するとと
もに、太陽光線、特に熱線である赤外線を有効に吸収し
てダニ等を簡易に殺滅することのできる天日乾燥用シー
トを提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、天日乾燥時に寝具等の被乾燥物を被覆するシ
ートであって、上記シートは、平均粒径50μ以下の充
填剤を含有する樹脂組成物を溶融押出成形して得られた
フィルムを延伸して微細孔を全面に均一に生じさせた多
孔質シートで、その透湿性が500g/m2・24hr〜10,
000g/m2・24hrで且つ厚さが20〜100μであり、
更に太陽光線を吸収する濃色に着色されていることを特
徴とする天日乾燥用シートを提供することによって上記
目的を達成することができた。
〔作用〕
本考案によれば、天日乾燥用シートを寝具等の被乾燥物
に被せるだけで太陽光線、特に赤外線を有効に吸収して
被乾燥物の温度を上昇させてダニ等の死滅温度をつくり
出すとともに、水分はシートの多数の孔を介して蒸散さ
せて布団を乾燥する。
〔実施例〕
以下第1図、第2図に示す実施例に基づいて本考案を説
明する。第1図は本実施例の天日乾燥用シートを示す部
分断面図である。
本実施例の天日乾燥用シート1は、同図示の如くフィル
ム状に形成され、且つ多数の微細孔2が全面に亘り均一
に分散して形成されている。このような微細孔2は、寝
具等の被乾燥物に被せて使用した際、乾燥時における水
蒸気の通過を許容し、水分が蒸散し得る程度の径寸法に
形成されている。従って微細孔2の径寸法は、水分の蒸
散面から下限が設定され、また後述する保温面から上限
が設定されることになる。
このような多孔質の天日乾燥用シート1の透湿性は、J
ISZ0208に規定された防湿包装材料の透湿度試験
方法によって行われる。この試験方法によって透湿性の
試験をした結果、本実施例の天日乾燥用シート1として
用いるにはその透湿性が500g/m2・24hr〜10,00
0g/m2・24hrの範囲になければならない。
また、本実施例の天日乾燥用シート1は、太陽光線、特
に赤外線を有効に吸収するよう濃色に着色されている。
ここで濃色とはJISL0808で規定する標準染色濃
度表1号より濃い色に着色されていることが必要で太陽
光線における赤外線の吸収性、つまり吸熱性がよい色相
をいう。これら濃色の吸熱性は、白色の吸熱性を基準と
して考えると、白色の1.5倍以上あることが好ましく、
特に黒、紫、赤、緑などがある。而して、このような濃
色に着色するには有機、無機の着色剤を用いることがで
きる。濃色に着色した本実施例の天日乾燥用シート1
は、上述の如く吸熱性に優れており、しかも該天日乾燥
用シート1の吸熱により昇温した空気の放熱を防止する
ために特にダニの活動の激しい夏には天日干しにより布
団内部は50℃以上になり、ダニが死滅する50℃、3
0分という条件が容易に得られる。
尚、天日乾燥用シート1として実際に使用する場合に
は、天日乾燥用シート1を布団に取り付けやすく、また
固定しやすくするため、四隅に輪状の紐、ゴムバンド、
反復使用できる粘着テープ、マジックテープを取り付
け、あるいは天日乾燥用シート1の四隅を袋状などにす
ると良い。
上記天日乾燥用シート1を成形するには、着色剤及び充
填剤を含有するポリオレフィン樹脂などの組成物を溶融
押出成形して得られたフィルムを延伸して微細孔2を全
面に均一に生ぜしめてより薄いフィルムにする。得られ
た該シート1の厚さは20〜100μの範囲に形成され
ており、30〜60μの範囲が好ましい。また微細孔2
は上述の如く透湿性が500g〜10,000g/m2・24
hrの範囲の径に形成される。
該シート1を成形する際に用いる樹脂としては、ポリエ
チレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン樹脂、ポ
リエステル樹脂、ポリアミド樹脂、塩化ビニル樹脂など
が好ましい。
また成形時に用いられる充填剤としては、無機の充填剤
があり、無機充填剤としては、炭酸カルシウム、シリ
カ、ゼオライトなどが好ましい。また該充填剤として
は、平均粒径が50μ以下に調整されたものが用いら
れ、その表面を脂肪酸またその金属塩で処理したものが
好ましい。平均粒径を50μ以下としたのは、50μを
超えると必要とする微細孔2が形成されないからであ
る。また、上記ポリエチレン等の樹脂には、柔軟性を付
与するために液状またはワックス状の炭化水素重合体な
どを配合し、更には熱安定剤、紫外線安定剤、帯電防止
剤を添加して上記樹脂の安定化を図るようにしても良
い。これらの配合割合は上記樹脂100重量部に対し充
填剤25〜400重量部、炭化水素重合体1〜100重
量部であることが好ましい。このように調整した樹脂か
ら本実施例の天日乾燥用シート1を形成するには、イン
フレーション法、Tダイ法などを採用することができ
る。延伸方法としては一軸延伸または二軸延伸を採用す
ることができ、一軸延伸の場合には、延伸率が1.2〜4.0
倍の範囲が好ましく、延伸の仕方は一段または二段以上
の多段を適宜採用することができる。また二軸延伸の場
合には、縦延伸及び横延伸を逐次あるいは同時に行って
も良く、その延伸倍率は縦延伸、横延伸共に1.2〜6倍
の範囲が好ましい。また総合延伸倍率は物性上3倍以上
が好ましく、3.5倍以上、更には4倍以上がより好まし
い。尚、上述したシートの成形法は、特開昭61−17
9307号公報、特開昭58−149203号公報を参
照することができる。
以上のようにして得られた天日乾燥用シート1は、更に
ネットを用いて補強することができ、補強用ネットとし
ては、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフ
ィン樹脂または綿糸、ポリエステル、ポリアミドなどの
合成繊維糸を5本/cm以下の密度でなるネット、または
織物を用いることができる。
尚、単なる天日乾燥を目的とする際には、着色のない多
孔質シートを用いることによって、シートの保温性を有
効に利用することができる。
次に本実施例の天日乾燥用シートを用いて布団を天日乾
燥した場合について具体的に説明する。
本実施例に用いた天日乾燥用シート1は、ポリオレフィ
ン樹脂を用いた黒色シートであって、その厚さは60
μ、透湿性は1,000g/m2・24hrであった。また、用
いた布団は、敷布団で、中綿/綿が70%、ポリエステ
ルが30%であり、中綿の重量が6.0kgであった。また
天日乾燥の条件は、天日照射下で、夏季(8月)の午前
10時から午後2時の4時間を選び、板の上に上記敷布
団を水平に展開し天日乾燥用シート1を被せて天日乾燥
した。このときの温度及び湿度の測定に用いた温度計及
び湿度計は、次の通りであった。
・布団表面の温度:温度計505 ミノルタ販売(株)
製 ・布団内の温湿度:温湿計データ収録装置 TRH−DM 神栄(株)製 上記条件で天日乾燥の結果を示したものが下記第1表で
同表には布団の表面近傍及び内部それぞれの乾燥開始時
点から3時間後における相対湿度及び水分の蒸散量を示
した。また、布団表布の天日乾燥開始時点から1時間後
の温度及び中綿の温度を示したものが第2表であり、更
に添付した第2図は天日乾燥開始時点から3時間後まで
の温度変化を示したものである。
尚、水分の蒸散量については従来のビニルシートについ
ても併せて試験を行った。
上記第1表に示した結果からも明らかなように本実施例
の天日乾燥用シート1を被せた場合であっても、シート
なしの場合と略同様に除湿、乾燥することができること
が判る。しかし従来のビニルシートを被せると相対湿度
が他に比較して高く、水分の蒸散量が半分に過ぎず、蒸
散量が格段に低下し乾燥が進んでいないことが判る。
また上記第2表及び第2図のグラフによれば、本実施例
の天日乾燥用シート1を被せると乾燥開始後、略1時間
程で平衡温度、つまり布団表面で約70℃、布団内部で
約50℃に達し、ダニ等の殺滅温度が得られることが判
る。これに対し、上記天日乾燥用シート1を被せない状
態では平衡温度が約40℃までにしか到達し得ず、到底
ダニ殺滅の温度に達し得ないことが判る。
以上本実施例の天日乾燥用シート1は、天日乾燥用の本
来の目的を充分に満たし、更にダニ等を殺滅する温度条
件を速やかに作り、ダニ等を有効に殺滅することができ
る。
〔考案の効果〕
本考案の天日乾燥用シートは、天日乾燥時に寝具等の被
乾燥物を被って用い、水分の蒸散を妨げることなく寝具
等を天日乾燥するとともに、太陽光線、特に熱線である
赤外線を有効に吸収してダニ等を簡易に殺滅することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の天日乾燥用シートの一実施例を示す部
分断面図、第2図は天日乾燥時間と布団の温度上昇の関
係を示すグラフである。 1……天日乾燥用シート 2……微細孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−141432(JP,A) 実開 昭59−22688(JP,U) 実開 昭62−182189(JP,U) 実開 昭63−30990(JP,U) 特公 昭61−2100(JP,B2) 特公 昭58−30899(JP,B2) 実公 昭52−46370(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】天日乾燥時に寝具等の被乾燥物を被覆する
    シートであって、上記シートは、平均粒径50μ以下の
    充填剤を含有する樹脂組成物を溶融押出成形して得られ
    たフィルムを延伸して微細孔を全面に均一に生じさせた
    多孔質シートで、その透湿性が500g/m2・24hr〜1
    0,000g/m2・24hrで且つ厚さが20〜100μであ
    り、更に太陽光線を吸収する濃色に着色されていること
    を特徴とする天日乾燥用シート。
JP1988028464U 1988-03-03 1988-03-03 天日乾燥用シート Expired - Lifetime JPH0630155Y2 (ja)

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JPH01131492U JPH01131492U (ja) 1989-09-06
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