JPH0630156U - 基板処理装置 - Google Patents
基板処理装置Info
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- JPH0630156U JPH0630156U JP065250U JP6525092U JPH0630156U JP H0630156 U JPH0630156 U JP H0630156U JP 065250 U JP065250 U JP 065250U JP 6525092 U JP6525092 U JP 6525092U JP H0630156 U JPH0630156 U JP H0630156U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 プロセス部における基板支持トレイとこれに
対向する電極及びヒータとの位置合わせを容易に行い得
る基板処理装置を提供する。 【構成】 真空チャンバCH内の電極EL間に、被処理
基板Sを支持させた一対の基板支持トレイTを配置し、
該一対のトレイ間には基板加熱ヒータHを設け、基板S
を該ヒータにて所定温度に加熱しつつチャンバCH内に
導入した処理ガスgをトレイTとこれに対向する電極E
Lとの間に所定電圧を印加してプラズマ化させ、該プラ
ズマに基板Sを曝して目的とする処理を行うプロセス部
を含む基板処理装置において、ヒータHが予め真空チャ
ンバCH内に設置され、一対のトレイTが互いに分離さ
れ、各トレイをそれぞれ別個にチャンバCH内に搬入配
置できるトレイ搬送機構13が設けられている基板処理
装置。
対向する電極及びヒータとの位置合わせを容易に行い得
る基板処理装置を提供する。 【構成】 真空チャンバCH内の電極EL間に、被処理
基板Sを支持させた一対の基板支持トレイTを配置し、
該一対のトレイ間には基板加熱ヒータHを設け、基板S
を該ヒータにて所定温度に加熱しつつチャンバCH内に
導入した処理ガスgをトレイTとこれに対向する電極E
Lとの間に所定電圧を印加してプラズマ化させ、該プラ
ズマに基板Sを曝して目的とする処理を行うプロセス部
を含む基板処理装置において、ヒータHが予め真空チャ
ンバCH内に設置され、一対のトレイTが互いに分離さ
れ、各トレイをそれぞれ別個にチャンバCH内に搬入配
置できるトレイ搬送機構13が設けられている基板処理
装置。
Description
【0001】
本考案は液晶表示装置、その他各種半導体デバイス等の各種薄膜デバイスにお ける基板に所定の薄膜を形成したり、或いはさらに形成した薄膜をエッチングし て所定パターンを形成する等の基板処理を行う装置に関する。 さらに詳言すると、所定真空度を得ることができる真空チャンバ内に設置した 一対の電極間に、それぞれに被処理基板を支持させた一対の基板支持トレイを配 置し、該一対のトレイ間には基板加熱ヒータを設け、前記被処理基板を該ヒータ にて所定温度に加熱しつつ前記真空チャンバ内に導入した処理ガスを前記各トレ イとこれに対向する前記電極との間に所定電圧を印加してプラズマ化させ、該プ ラズマに前記被処理基板を曝して目的とする処理を行うプロセス部を含む基板処 理装置に関する。
【0002】
一般に、薄膜デバイスの基板に所定の薄膜を形成するにあたっては、プラズマ CVD法、スパッタリング法等が採用され、また形成した薄膜から配線パターン 等を形成するにあたっては、プラズマエッチング等の各種ドライエッチングが採 用されている。このような基板処理を行う従来の装置は、基板を1枚1枚処理す るもの、複数枚をセットしておいてバッチ処理するもの、被処理基板を順次供給 して連続的に処理を行うもの等、各種タイプのものが知られている。
【0003】 複数枚をセットしておいてバッチ処理する代表的なものとして、例えば図6や 図7に示す装置が知られている。 これら基板処理装置は、所定真空度を得ることができる真空チャンバ91内に 設置した一対の電極間92、92に、それぞれに被処理基板Sを支持させた一対 の基板支持トレイ93、93を配置し、該一対のトレイ間には基板加熱ヒータH を設け、被処理基板SをヒータHにて所定温度に加熱しつつ真空チャンバ91内 に導入した処理ガスgを前記各トレイ93とこれに対向する前記電極92との間 に所定電圧を印加してプラズマ化させ、該プラズマに基板Sを曝して目的とする 成膜等の処理を行う。
【0004】 一対の基板支持トレイ92、92は、図6の装置では、それらの下端部が互い に連結されることで両トレイ間隔が固定され、トレイ搬送装置94にて下方から 支持されつつチャンバ91に出し入れされる。 また、図7の装置では、両トレイ93、93はそれらの上端部が互いに連結さ れることで両トレイ間隔が固定され、トレイ搬送装置95にて上方から吊り下げ 支持されつつチャンバ91に出し入れされる。
【0005】 被処理基板を順次供給して連続的に処理を行うものとしては、図8に例示する ようなインライン型の装置が知られている。 この基板処理装置は、被処理基板を基板支持トレイに装着するロード室96、 処理済基板をトレイから取り出すアンロード室97、ロード・アンロード室96 、97間の、成膜等を行うプロセス室98a、98b・・・・、さらに、必要に 応じ設けられるロード室96のあとの基板予備加熱室99aやアンロード室97 の前の基板予備冷却室99bを有する。各室はそれぞれ独立した排気系で所定の 真空度に減圧可能であり、各室はゲートバルブv1、v2・・・・v5により開 閉される。
【0006】 各プロセス室98a、98b・・・・には、大量処理のため、図6や図7に示 すチャンバ91のような一対のトレイ収容型のプロセス室が採用されることもあ る。
【0007】
しかしながら、図6や図7に示す基板処理装置、かかる装置における一対基板 収容型のプロセス室を有するインライン型の基板処理装置においては、次の問題 がある。 すなわち、基板処理装置では、周期的に基板支持トレイやそれに関連する部品 を薬品洗浄やメカニカル清掃する必要があり、この場合、該トレイや部品をその 搬送系から取り出し、洗浄、清掃後、再び搬送系に取り付け、処理を行う真空チ ャンバやプロセス室で電極及び基板加熱ヒータの双方に対し所定の配置が得られ るように位置合わせを行うが、各一対のトレイ91、91は互いに連結され、両 者間隔が固定されているため、一方のトレイ91をこれに対向する電極及びヒー タに対し位置合わせすると、他方のトレイ91がそれに対する電極やヒータに対 し位置ずれを起こすというように、位置合わせが極めて困難である。延いては位 置合わせの精度が低下する。
【0008】 そこで本考案は、所定真空度を得ることができる真空チャンバ内に設置した一 対の電極間に、それぞれに被処理基板を支持させた一対の基板支持トレイを配置 し、該一対のトレイ間には基板加熱ヒータを設け、前記被処理基板を該ヒータに て所定温度に加熱しつつ前記真空チャンバ内に導入した処理ガスを前記各トレイ とこれに対向する前記電極との間に所定電圧を印加してプラズマ化させ、該プラ ズマに前記被処理基板を曝して目的とする処理を行うプロセス部を含む基板処理 装置であって、プロセス部における基板支持トレイとこれに対向する電極及びヒ ータとの位置合わせを容易に行い得る基板処理装置を提供することを課題とする 。
【0009】
前記課題を解決する本考案の基板処理装置は、プロセス部の前記基板加熱ヒー タが予め真空チャンバ内に設置され、前記一対の基板支持トレイが互いに分離し たものであり、該各トレイをそれぞれ別個に前記真空チャンバ内に搬入配置でき るトレイ搬送手段が設けられていることを特徴とする。
【0010】 基板の順次処理のため、かかる基板処理装置を次のように構成してもよい。 すなわち、前記プロセス部が1又は2以上含まれ、前記被処理基板を前記基板 支持トレイに装着するためのロード室及び前記被処理基板を前記基板支持トレイ から取り出すためのアンロード室が設けられるとともに前記ロード室、プロセス 部及びアンロード室を接続する基板搬送室が設けられ、前記トレイ搬送手段は、 前記トレイを前記ロード室及び基板搬送室間、前記基板搬送室及びプロセス部間 、前記基板搬送室及びアンロード室間でそれぞれ搬送することができるものであ る基板処理装置である。
【0011】 この場合、前記ロード室は前記目的とする処理前の基板を予備加熱する予備加 熱室を介して前記基板搬送室に接続されてもよい。また、前記アンロード室は前 記目的とする処理終了後の基板を冷却する予備冷却室を介して前記基板搬送室に 接続されてもよい。 さらに、前記予備加熱室が予備冷却室を兼ねるように構成され、前記予備冷却 室が予備加熱室を兼ねるように構成されてもよい。
【0012】
本考案基板処理装置によると、被処理基板は一対の基板支持トレイのそれぞれ に支持され、各トレイがトレイ搬送手段によりそれぞれ個別に搬送されて真空チ ャンバ内の一対の電極間に配置される。また、両トレイ間に基板加熱ヒータが位 置する状態とされる。
【0013】 かくして真空チャンバ内に配置された各基板が該ヒータにより所定の処理温度 に加熱されつつ、真空チャンバ内に導入された処理ガスが各トレイとそれに対向 する電極との間に所定電圧が印加されることでプラズマ化され、このプラズマに 基板が曝されることで成膜等の目的とする処理が施される。 トレイの洗浄や清掃にあたっては該トレイ及びそれに関連する部品がトレイ搬 送手段から取り出され、洗浄や清掃終了後は再びトレイ搬送手段に取り付けられ る。このとき、各トレイが真空チャンバ内の電極やヒータに対し所定の配置がな されるように、該電極やヒータに対し位置合わせされるが、その位置合わせは各 トレイごとに、位置合わせ自由度の大きい状態で容易に、且つ、精度良く行われ る。
【0014】 プロセス室、ロード室、アンロード室及び基板搬送室を有する基板処理装置で は、被処理基板はロード室において基板支持トレイに装着される。基板を支持し た各トレイは、二個一組で、しかし、それぞれ独立してトレイ搬送手段より搬送 され、基板搬送室を経て一つのプロセス室へ導かれる。或いは、予備加熱室が備 わっているときは、予備加熱室内へ搬送され、ここで必要に応じ基板が予備加熱 されたのち、基板搬送室を経て一つのプロセス部へ導かれる。
【0015】 ここで基板が目的の処理(プラズマCVDによる成膜等の処理)を受けたのち 、トレイごと基板搬送室を経て直ちに、或いはさらに1又は2以上のプロセス部 で処理を受けたのち、アンロード室へ搬送される。或いは、予備冷却室が備わっ ているときは、該予備冷却室へ搬送され、ここで必要に応じ、基板がその取り出 し前の予備冷却を受けたのち、アンロード室へ搬送される。
【0016】 アンロード室へ導かれたトレイは、そこで処理済の基板を取り外される。 前記各プロセス部及び各室は、それぞれ操作の各段階で、或いは予め、必要に 応じ、適宜真空引きされる。 かくして、基板が2枚ずつ順次連続的に処理を受ける。 なお、予備加熱室、予備冷却室が備わっていない場合や、備わっていても使用 しない場合には、アンロード室において空になったトレイに、このアンロード室 において被処理基板を装着し、該トレイを逆の操作でロード室側へ進め、その途 中でこれら基板に目的とする処理を施すこともできる。
【0017】 また、予備加熱室や予備冷却室を使用する場合でも、予備加熱室が予備冷却室 を兼ねるように構成され、予備冷却室が予備加熱室を兼ねるように構成されてい るときは、アンロード室において空になったトレイに、このアンロード室におい て被処理基板を装着し、該トレイを逆の操作でロード室側へ進め、その途中で基 板の予備加熱、プロセス室における処理及び予備冷却を実施し、ロード室におい て取り出すことができる。
【0018】 各トレイの洗浄や清掃、その後の取り付け及び位置合わせは前述と同様に行わ れ、各トレイのプロセス部における電極及びヒータに対する位置合わせは、容易 、正確に行える。
【0019】
以下、本考案の実施例を図1から図5を参照して説明する。図1は全体の平面 図、図2はトレイ搬送機構及びトレイ装着機構と共に示すロード室の概略断面図 、図3はロード室におけるトレイ搬送機構の側面図、図4は基板搬送室のトレイ 搬送機構の正面図、図5は一つのプロセス室の概略断面図である。
【0020】 この基板処理装置は、図1に示すように、ロード室1と、該ロード室に開閉可 能のゲートバルブV1を介して連接された予備加熱室2と、該予備加熱室に開閉 可能のゲートバルブV2を介して連接された第1の基板搬送室3Aと、該搬送室 3Aに開閉可能のゲートバルブV3、V4及びV5を介してそれぞれ接続された 第1プロセス室P1、第2プロセス室P2及び第2の基板搬送室3Bと、該搬送 室3Bに開閉可能のゲートバルブV6、V7、V8を介してそれぞれ接続された 第3プロセス室P3、第4プロセス室P4及び予備冷却室4と、該予備冷却室に 開閉可能のゲートバルブV9を介して接続されたアンロード室5とを備えている 。
【0021】 以上説明した各室はクリーンルーム内に設置されている。 ロード室1は、図2に示すように、その両側壁に開口11、11を備えており 、各開口11はゲートバルブを兼ねる扉12によって開閉される。 このロード室1には被処理基板Sを支持するトレイTを搬送するための二系統 の搬送機構13、13が左右対象に設けてある。
【0022】 各搬送機構13は、図2及び図3に示すように、ロード室1内の天井中央部か ら架設されたフレーム130に水平方向に一列に並べられ、且つ、該フレームに 回転可能に支持されたトレイ支持ローラ131a、131b、131c、131 dを備えており、該4つのローラのうち真ん中の2つのローラの1つ131bと トレイ進行方向α(図3参照)において先端側のローラ131dのそれぞれが伝 動機構132を介してモータ133により正転又は逆転駆動されるようになって いる。各モータ133はロード室1の外側壁に固定されている。
【0023】 各列における2つのモータ133は同期運転される。 各列のローラ131a〜131dにはトレイ支持部材134が係合しており、 これらローラによって支持され、ローラ131b及び131dの駆動回転により 水平に走行できる。各トレイ支持部材134の下面には一対のブロック135、 135が設けてあり、各ブロック135には一対のトレイ挟着板バネ136を設 けてある。各ブロック135は支持部材134に対し、トレイTの搬送方向に対 し直角な方向に位置調節可能に取り付けてある。
【0024】 また、各トレイ支持部材134には、後述するように一対の板バネ136、1 36に挟着されて吊り下げられたトレイTを該板バネ136、136から押し出 すためのソレノイド駆動のプッシャー137を設けてある。 ロード室天井に架設されたフレーム130の下端からはさらにフレーム138 が架設されている。このフレーム138はその両側面がそれぞれ平滑面に形成さ れており、一対のトレイ支持部材134、134は該フレーム138の側面上部 に沿って走行することができる。
【0025】 ロード室1の両側には、図2に示すように、トレイ取り出し機構を兼ねるトレ イ装着機構14を設けてある。各装着機構14は、図示しない駆動手段により水 平に移動してロード室内のフレーム138の下端に接近離反できる板体141と 、該板体上に搭載されたブロック142と、該ブロックに回転可能に支持され、 図示しないモータにより正転逆転駆動される雌ねじ部143と、該雌ねじ部に螺 合され、それ自体の回転は阻止されている螺子棒144と、板体141の端部下 面に設けたソレノイド駆動のプッシャー146とを含んでいる。
【0026】 なお、二つのトレイ装着機構14のうち、図2中右側のものは、螺子棒144 の右端にもローラ145を設けてあり、板体141の右端にもプッシャー146 を設けてある。 図2は、ロード室1の図中左側において、被処理基板Sを搭載した基板支持ト レイTが左側のトレイ装着機構14により既にロード室内のトレイ支持部材13 4に装着され、左側の扉12が気密に閉じられている状態を示しており、ロード 室1の右側において、被処理基板Sを搭載したトレイTが、これからトレイ支持 部材134に搭載されようとしている状態を示している。
【0027】 トレイ装着機構14によるトレイTの装着は、装着機構14における螺子棒先 端のローラ145を後退させた状態で、板体141上にトレイTを平坦に寝かせ 、該トレイ上に被処理基板Sを適当な固定治具等を用いて搭載したのち、板体1 41先端部のソレノイドプッシャー146を作動させてトレイTの先端部を若干 持ち上げ、その状態で雌ねじ部143を回転させて螺子棒144を前進させ、そ の先端のローラ145でトレイTの後端部を押し、該トレイTの先端部をロード 室内のフレーム138の平滑側面に沿わせつつ立ち上げ、該トレイTの先端部を 一対の板バネ136に押し込むことで、該バネにトレイTを挟着支持させるもの である。かくしてトレイTの装着が終了すると、板体141はロード室外へ後退 せしめられ、ロード室開口11が扉12により気密に閉じられる。
【0028】 なお、一旦トレイ支持部材134に支持されたトレイTをこれから取り外すに は、該部材134上のソレノイド駆動のプッシャー137を作動させて板バネ1 36からトレイTを押し出し、しかるのちロード室内フレーム138の下端に設 けたソレノイド駆動のプッシャー139でトレイTの下端部を外方へ若干押し、 且つ、このとき螺子棒144を突出させ、その先端のローラ145がトレイTの 下端部に接触し得るようにしておき、しかるのち螺子棒144を後退させること でトレイTをロード室内フレーム138に沿わせつつその自重で下降させて板体 141上に寝かせ配置することができる。しかるのち板体141を後退させれば よい。
【0029】 以上説明したようにトレイ装着機構14はロード室内のトレイ支持部材134 におけるプッシャー137及びフレーム138上のプッシャー139と共働して トレイ支持部材134からトレイTを取り外すことができるので、図2に示すロ ード室の構造及びこれに付設されているトレイ装着機構14はそのままアンロー ド室5にも適用されている。但し、ロード室1に対する右側のトレイ装着機構1 4はアンロード室5に対する左側のトレイ装着機構14を兼ねる。なお、アンロ ード室5もロード室1と同様に左右に開口を備え、扉で開閉される。
【0030】 前記各ゲートバルブV1〜V9、ロード室1の開閉扉12、12、アンロード 室5の開閉扉は、それぞれ図示しない駆動装置にて独立して開閉されるようにな っており、前記各室には図示しない排気装置が接続されており、該排気装置にて 各室をそれぞれ独立して所定の真空度に維持できるようになっている。 各基板搬送室3A、3Bは、図4に示すように、ロード室1における一対のト レイ搬送機構13、13と同様の一対のトレイ搬送機構13a、13aを備えて いる。但し、各搬送機構13aでは、トレイ支持部材134を支持するローラ1 31a〜131d(ローラ131b以下は図示を省略)、該ローラを駆動するモ ータ133及びモータ133と前記ローラとを繋ぐ伝動機構132は何れも基板 搬送室上部中央に配置したブロック130aに支持されており、該ブロック13 0aは基板搬送室天井30に回転可能に支持され、天井上面に搭載したモータM によって正転逆転される。従ってモータMの正転逆転駆動により、トレイT及び これに搭載された基板Sを該基板搬送室に隣る他の室に向け、該室へそれらを送 り込むことができるし、逆に他の室からトレイTを支持したトレイ支持部材13 4を受け取ることもできる。
【0031】 予備加熱室2及び予備冷却室4もそれぞれ、ロード室1における一対のトレイ 搬送機構13、13と同じ搬送機構を備えており、予備加熱室2は、さらに、こ こに搬入された被処理基板Sを予備加熱するためのヒータ(本例では赤外線ラン プ)21をトレイ軌道の両側に備えている。 また、予備冷却室4は、ここに搬入される処理済の基板をアンロード室5で取 り出すに先立って予備冷却するための窒素ガス導入部41を備えている。
【0032】 各プロセス室P1、P2、P3、P4もそれぞれロード室1における一対のト レイ搬送機構と同じ搬送機構を備えている。 プロセス室P1、P4は本例では成膜用のプラズマCVD装置として構成され ている。その概略断面を図5に示す。この装置は真空チャンバCHを備え、その 中に先程述べたように、ロード室1における一対のトレイ搬送機構13、13と 同じ一対の搬送機構を備えており、さらに、これら搬送機構により搬入されてく る一対のトレイTの間に位置するように基板加熱用ヒータHが配置されている。 また、搬入されてきた基板Sに対向するそれぞれの位置に高周波電極EL及び処 理ガス導入部Gを備えている。成膜にあたっては、各トレイTは接地され、排気 口DCから図示しない排気装置により所定成膜真空度が得られるように排気され る。
【0033】 プロセス室P2、P3はそれぞれ2枚の基板Sについて同時にドライエッチン グを行えるように構成されている。 以上説明した基板処理装置によると、ロード室1において両側の扉12、12 がそれぞれ開かれ、ロード室1の傍に配置した各基板装着機構14における板体 141上に被処理基板を支持するトレイTが平坦に載置される。この平坦に載置 されたトレイT上に基板Sを載置して図示しない治具等で固定し、しかるのち前 述のように装着機構14を作動させ、該トレイTをロード室1内のトレイ搬送機 構13に吊り下げられたトレイ支持部材134における一対の板バネ136に挟 着させる。しかるのち扉12、12を気密に閉じ、ロード室1内を所定真空度に 真空引きする。
【0034】 次いで予備加熱室2とロード室1の途中にあるゲートバルブV1の開閉と、ロ ード室1及び予備加熱室2におけるトレイ搬送機構の運転により、トレイTを予 備加熱室2内へ搬送し、該加熱室内を所定の真空度に維持し、そこでトレイT上 の被処理基板Sをヒータ21により基板処理前の所定温度まで予備加熱する。 一方、基板搬送室3Aも所定の真空度に維持しておき、前記予備加熱後、ゲー トバルブV2を開いて予備加熱室2及び搬送室3A内の各トレイ搬送機構を運転 することでトレイTを搬送室3A内へ搬入する。しかるのちゲートバルブV2を 閉じ、搬送室3AにおいてモータM(図4参照)を運転することで該トレイを1 つのプロセス室P1の方に向ける。次にゲートバルブV3を開け、搬送室3A内 及びプロセス室P1内のトレイ搬送機構を運転することで、トレイTをプロセス 室1内へ搬入し、ゲートバルブV3を閉じる。かくしてプロセス室P1内を所定 の真空度に維持し、トレイT上の基板Sに所定のプラズマCVDによる成膜処理 を行う。
【0035】 該成膜処理はプロセス室P1におけるガス導入部Dから導入した成膜用ガスg を高周波電極ELとこれに対向するトレイTとの間に高周波電圧を印加すること でプラズマ化し、このプラズマに基板Sを曝すことで成膜を行う。 プロセス室P1において基板処理が終了すると、ゲートバルブV3を開き、室 P1内のトレイTを再び搬送室3Aに搬入し、しかるのちバルブV3を閉じる。 搬送室3A内に搬入されたトレイTはゲートバルブV5の開閉と搬送室3A、3 B内のトレイ搬送機構の運転により該搬送室3B内に搬入し、しかるのちゲート バルブV8の開閉と搬送室3B及び予備冷却室4内のトレイ搬送機構の運転によ りトレイTを予備冷却室4に搬入する。
【0036】 かくして冷却室4内に窒素ガス導入部41から窒素ガスを、例えば数十リット ル導入し、真空度を約100Torr程度とすることにより、基板取り出しに先 立ってトレイT上の基板Sを冷却する。かかる冷却処理が終了すると、ゲートバ ルブV9の開閉と予備冷却室4及びアンロード室5内のトレイ搬送機構の運転に よりトレイTをアンロード室5へ搬入する。かくしてアンロード室5内に搬入し たトレイTを、既にロード室1に関連して説明したように、トレイ支持部材13 4上のプッシャー137及びフレーム138上のプッシャー139の動作並びに トレイ装着機構14の逆動作によりトレイ支持部材134から装着機構14の板 体141上に平坦に取り出す。なお、これに先立ってアンロード室5の扉は予め 開けておく。このようにして板体141上に水平に取り出したトレイT上から被 処理基板Sを取り外す。
【0037】 被処理済基板S取り出し後はアンロード室5を閉じておく。かくして空になっ たトレイTはロード室1側へ移送し、次の基板処理に用いることができる。 前述の説明では基板Sが1つのプロセス室P1において処理を受けたのち直ち に基板搬送室3A、3Bを経て予備冷却室4に搬入され、ここで予備冷却された のちアンロード室5から取り出されるが、1つのプロセス室P1において処理を 受けたのち、1又は2以上のプロセス室P2、P3、P4によりさらに処理を行 ったのち予備冷却室4、アンロード室5を経て取り出してもよい。
【0038】 なお、前記実施例では、予備加熱室2において処理前基板を加熱し、予備冷却 室4において処理後基板を予備冷却しているが、処理温度が低い場合には基板S を予備加熱室2及び予備冷却室4に素通りさせてもよい。また、処理温度が低い 場合には、かかる予備加熱室2及び予備冷却室4を省略してもよい。 また、予備加熱室2にも予備冷却できる手段を設けるとともに、予備冷却室4 にも予備加熱できる手段を設け、アンロード室5において基板Sを取り出したの ち、このアンロード室において新たな被処理基板Sを空になったトレイTに装着 し、該トレイを前記と逆の操作で移動させ、その途中で必要な予備加熱、目的と する処理、必要な予備冷却を行い、ロード室1側から処理済基板を取り出すよう にしてもよい。このように構成すると、基板処理のタクト時間を短縮できる。
【0039】 また、前記実施例では予備冷却室4における基板の予備冷却手段は窒素ガス導 入部41であるが、該予備冷却室4に配置される一対のトレイTの間に位置する ように冷却水を流せるクーラーを配置するなどして、これで冷却を行ってもよく 、さらには窒素ガス冷却とクーラー冷却を併用してもよく、このようにすれば急 速冷却が可能となる。
【0040】 前記基板処理装置によると、被処理基板Sは一対の基板支持トレイのそれぞれ に支持され、各トレイTがトレイ搬送機構13、13aによりそれぞれ個別に搬 送される。そして、各トレイTは、これを支持する板バネ136及びバネ支持ブ ロック135がトレイ支持部材134上で位置調節可能であるから、通常のトレ イ装着の場合は勿論のこと、各トレイTやトレイ支持部材134を洗浄、清掃等 したあと、再びそれらを搬送系に取り付けるとき、ブロック135の位置を調節 して各トレイTを、各プロセス室内の電極ELや基板加熱ヒータ等に対し所定の 配置がなされるように、該電極やヒータ等に対し各トレイごとに位置合わせ自由 度の大きい状態で容易に、且つ、精度良く位置合わせできる。
【0041】 次に、図1に示す基板処理装置による具体的な成膜例について説明する。条件 は以下の通りである。 基板処理:プロセス室P1におけるa−Si膜の形成 基板:350mm×450mmの大型四角形ガラス基板(コーニング7059) プロセス室P1における基板処理温度:280℃、面内均一性 ±5℃ トレイTの基板支持面サイズ:一辺700mmの四角形。前記基板を2枚支持。 プロセス室P1における高周波電極ELサイズ:一辺700mmの四角形 高周波電力:200ワット 成膜真空度:0.5Torr 使用ガス:シラン 100ccm 水素 100ccm プロセス室P1における電極EL−基板間距離:35mm 予備加熱室2のヒータ21:20KWの赤外線ランプ、 加熱速度500℃/min 以上の条件で各基板面にa−Si膜を形成したところ、成膜速度350Å/m in、 膜圧均一性 ±3%、 位置合わせ精度 ±2mmであった。
【0042】
以上説明したように本考案によると、所定真空度を得ることができる真空チャ ンバ内に設置した一対の電極間に、それぞれに被処理基板を支持させた一対の基 板支持トレイを配置し、該一対のトレイ間には基板加熱ヒータを設け、前記被処 理基板を該ヒータにて所定温度に加熱しつつ前記真空チャンバ内に導入した処理 ガスを前記各トレイとこれに対向する前記電極との間に所定電圧を印加してプラ ズマ化させ、該プラズマに前記被処理基板を曝して目的とする処理を行うプロセ ス部を含む基板処理装置であって、プロセス部における基板支持トレイとこれに 対向する電極及びヒータとの位置合わせを容易に行い得る基板処理装置を提供す ることができる。
【0043】 ロード室が目的とする処理前の基板を予備加熱する予備加熱室を介して基板搬 送装置に接続され、アンロード室が目的とする処理終了後の基板を冷却する予備 冷却室を介して基板搬送室に接続されているときは、基板処理温度が高温のとき 、この予備加熱室において処理前基板を加熱し、予備冷却室において処理終了後 基板を予備冷却することにより、円滑な基板処理を行うことができる。
【0044】 また、予備加熱室が予備冷却室を兼ねるように構成され、予備冷却室が予備加 熱室を兼ねるように構成されているときは、アンロード室においても被処理基板 を基板支持トレイTに装着し、該トレイTをロード室側へ向け移動させ、その途 中で処理を行うことができるので、基板処理のタクト時間がそれだけ短縮される 利点がある。
【図1】本考案の一実施例の全体の平面図である。
【図2】トレイ搬送機構及びトレイ装着機構と共に示す
ロード室の概略断面図である。
ロード室の概略断面図である。
【図3】ロード室におけるトレイ搬送機構の側面図であ
る。
る。
【図4】基板搬送室のトレイ搬送機構の正面図である。
【図5】プラズマCVD装置として構成した一つのプロ
セス室の断面図である。
セス室の断面図である。
【図6】従来例の概略断面図である。
【図7】他の従来例の概略断面図である。
【図8】さらに他の従来例の概略側面図である。
1 ロード室 11 ロード室開口 12 ロード室扉 13 トレイ搬送機構 14 トレイ装着機構 2 予備加熱室 21 ヒータ 3A、3B 基板搬送室 13a 基板搬送機構 4 予備冷却室 41 窒素ガス導入部 P1、P2、P3、P4 プロセス室 5 アンロード室 V1〜V9 室間のゲートバルブ S 基板 T 基板支持トレイ
Claims (4)
- 【請求項1】 所定真空度を得ることができる真空チャ
ンバ内に設置した一対の電極間に、それぞれに被処理基
板を支持させた一対の基板支持トレイを配置し、該一対
のトレイ間には基板加熱ヒータを設け、前記被処理基板
を該ヒータにて所定温度に加熱しつつ前記真空チャンバ
内に導入した処理ガスを前記各トレイとこれに対向する
前記電極との間に所定電圧を印加してプラズマ化させ、
該プラズマに前記被処理基板を曝して目的とする処理を
行うプロセス部を含む基板処理装置において、該プロセ
ス部の前記基板加熱ヒータが予め前記真空チャンバ内に
設置され、前記一対の基板支持トレイが互いに分離した
ものであり、該各トレイをそれぞれ別個に前記真空チャ
ンバ内に搬入配置できるトレイ搬送手段が設けられてい
ることを特徴とする基板処理装置。 - 【請求項2】 前記プロセス部が1又は2以上含まれ、
前記被処理基板を前記基板支持トレイに装着するための
ロード室及び前記被処理基板を前記基板支持トレイから
取り出すためのアンロード室が設けられるとともに前記
ロード室、プロセス部及びアンロード室を接続する基板
搬送室が設けられ、前記トレイ搬送手段は、前記トレイ
を前記ロード室及び基板搬送室間、前記基板搬送室及び
プロセス部間、前記基板搬送室及びアンロード室間でそ
れぞれ搬送することができるものである請求項1記載の
基板処理装置。 - 【請求項3】 前記ロード室が前記目的とする処理前の
基板を予備加熱する予備加熱室を介して前記基板搬送室
に接続され、前記アンロード室が前記目的とする処理終
了後の基板を冷却する予備冷却室を介して前記基板搬送
室に接続されている請求項2記載の基板処理装置。 - 【請求項4】 前記予備加熱室が予備冷却室を兼ねるよ
うに構成され、前記予備冷却室が予備加熱室を兼ねるよ
うに構成されている請求項3記載の基板処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP065250U JPH0630156U (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 基板処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP065250U JPH0630156U (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 基板処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0630156U true JPH0630156U (ja) | 1994-04-19 |
Family
ID=13281477
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP065250U Withdrawn JPH0630156U (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 基板処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0630156U (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012149286A (ja) * | 2011-01-17 | 2012-08-09 | Ihi Corp | アレイアンテナ式のcvdプラズマ装置及びアレイアンテナユニット |
| JP2012149287A (ja) * | 2011-01-17 | 2012-08-09 | Ihi Corp | 補助治具及びアレイアンテナ式のcvdプラズマ装置 |
| JP2012158802A (ja) * | 2011-01-31 | 2012-08-23 | Ihi Corp | アンテナ搬送体、アレイアンテナ式プラズマcvd装置、並びに、アレイアンテナ式プラズマcvd装置のアンテナおよび基板搬送方法 |
| JP2013072132A (ja) * | 2011-09-29 | 2013-04-22 | Ulvac Japan Ltd | 成膜装置 |
| KR101470883B1 (ko) * | 2008-12-29 | 2014-12-10 | 주식회사 케이씨텍 | 원자층 증착장치 |
| CN117878037A (zh) * | 2023-12-26 | 2024-04-12 | 浙江丽水中欣晶圆半导体科技有限公司 | 一种降低硅片翘曲度的硅片衬底传送系统及方法 |
-
1992
- 1992-09-18 JP JP065250U patent/JPH0630156U/ja not_active Withdrawn
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| CN117878037A (zh) * | 2023-12-26 | 2024-04-12 | 浙江丽水中欣晶圆半导体科技有限公司 | 一种降低硅片翘曲度的硅片衬底传送系统及方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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