JPH0630231U - 基礎梁構造 - Google Patents
基礎梁構造Info
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 建築物の基礎部の構築の簡略化に加え、基礎
内部(床下部)の夏季における良好な空気の流通性確保
と冬季における良好な断熱性の確保を両立させること。 【構成】 地盤に一部が埋設されかつ複数連設されて建
築物の基礎を構成する基礎梁本体10を形成し、この基
礎梁本体10の内側面に断熱材14を設けた。そして、
この基礎梁本体10には換気口16を形成し、さらにこ
の換気口16に着脱可能な蓋体20を設けた。蓋体20
は挿着状態でこの換気口16を閉塞することができる。
従って、気温の高い夏季においては蓋体20を取り外し
て床下部の空気の良好な流通性を確保し、気温の低い冬
季においては蓋体20を挿着して床下部の良好な断熱性
を確保することができる。
内部(床下部)の夏季における良好な空気の流通性確保
と冬季における良好な断熱性の確保を両立させること。 【構成】 地盤に一部が埋設されかつ複数連設されて建
築物の基礎を構成する基礎梁本体10を形成し、この基
礎梁本体10の内側面に断熱材14を設けた。そして、
この基礎梁本体10には換気口16を形成し、さらにこ
の換気口16に着脱可能な蓋体20を設けた。蓋体20
は挿着状態でこの換気口16を閉塞することができる。
従って、気温の高い夏季においては蓋体20を取り外し
て床下部の空気の良好な流通性を確保し、気温の低い冬
季においては蓋体20を挿着して床下部の良好な断熱性
を確保することができる。
Description
【0001】
本考案は、建築物の構築される地盤に複数連設されて建築物の基礎を構成する 基礎梁の構造に関するものである。
【0002】
住居などの建築物が構築される場合、その構築箇所である地盤に基礎が形成さ れる。
【0003】 図4はこのような建築物の基礎の一例を示す説明図である。
【0004】 図示のように基礎300は建築物の構築される敷地部分、主としてその外壁に 対応する部分に構成される。通常、内部に鉄筋を配したコンクリートにて所定の 高さ、所定の厚さをもって構成されている。
【0005】 そして、鎖線100に示した部分まで地中に埋設された状態でその上部に土台 や床部が構成されるものである。従って、基礎部の非埋設部分の内部空間が床下 部となる。
【0006】
上記のような建築物の基礎において、夏季における床下部の空気の流通を確保 し快適な居住環境を形成するためには、基礎部の非埋設部分に図4に示した換気 口200を設けることが好適である。
【0007】 しかしながら、寒冷地などにおいては夏季にはそのような換気口200が有効 に機能するが、気温の低い秋季や冬季においては保温性を低下させ好ましくない 。従って、冬季等においては逆に床下部の気密性を保持し有効な断熱作用を発揮 することが望まれる。
【0008】 従って、上記従来のような基礎部の構成では、換気口200を設けた場合には 気温の低い時期において基礎部分の断熱効果が低下するという問題があり、これ を防止すべく換気口200を全く形成しない場合には、気温の高い夏季において 床下部の空気の流通性を確保することができないという問題があった。
【0009】 本考案は、上記問題点を解決することを課題としてなされたものであり、その 目的は夏季においては床下部の空気の良好な流通性を確保し、秋季や冬季におい ては基礎の良好な断熱作用を確保することのできる基礎梁構造を提供することに ある。
【0010】
上記目的を達成するため、本考案の基礎梁構造によれば、 建築物が構築される地盤に一部が埋設されて設置され、複数連設されることに よって建築物の基礎を構成するプレキャストコンクリート製の基礎梁本体を有す る基礎梁構造において、 該基礎梁本体の設置状態における内側面全体に設けられた断熱材と、 前記設置された基礎梁本体にて仕切られた外気と床下空間との換気を行うため 基礎梁本体の非埋設部分に設けられた換気口と、 建築物外方から前記基礎梁本体の換気口に着脱可能な蓋体と、 を含むことを特徴とする。
【0011】
本考案は、建築物の基礎部の建築現場における構築作業の効率化を期して本出 願人が先に提案した基礎梁を用いた建築物の基礎構築を基本としてなされたもの であり、基礎を複数の基礎梁本体を連接することによって構成するようにしてい る。
【0012】 従って、基本的に建築物の基礎部の建築現場における構築の簡略化も達成され ているものである。
【0013】 そして、基礎梁本体の内側面、すなわち床下側の側面には断熱材が設けられて おり、気温の低い時期における断熱効果を良好なものとしている。
【0014】 そして、このような断熱材の設けられた基礎梁の非埋設部分には貫通口が形成 され、この換気口には建築物外方すなわち基礎梁の外方から着脱可能な蓋体が挿 着され得るようになっている。これによって、気温の高い夏季においてはこの蓋 体を換気口から取り外しておくことにより、複数連設された基礎梁に形成された 換気口の換気機能により床下部は良好な空気の流通性が得られることとなる。
【0015】 そして、気温の低い時期や積雪の生じる時期においては換気口に蓋体を挿着し ておくことによって各基礎梁はそれぞれ開口部のない構成となり床下部の気密性 が確保され、かつ基礎梁の内側面側に設けられた断熱作用と相まって基礎全体の 断熱効果は良好なものとなる。
【0016】
以下、図面に基づいて本考案の実施例について詳細に説明する。
【0017】 図1は断熱材の設けられた基礎梁の構成を示す図であり、同図(A)は正面図 、同図(B)は平面図、同図(C)は同図(A)のB−B線に沿う縦断面図であ る。
【0018】 図示のように、基礎梁本体10は略直方体状で、内部に鉄筋が配されコンクリ ートによってその全体が構成されたプレキャストコンクリート製のものとなって ている。
【0019】 また、同図(B)から理解されるように、その左右両端側は肉厚を厚く形成し 、そこに側方に開口する凹部12がそれぞれ形成されている。この凹部12は、 複数連設される基礎梁本体10を相互に良好に結合するために用いられるもので あり、この凹部12をそれぞれ対向させて連設し、その2つの凹部12によって 形成された空間に鉄筋を配すると共に、コンクリートを流入固化させることによ って、基礎梁本体10相互を強固に連結するようにしている。
【0020】 そして、基礎梁本体10の内側面側には断熱材14がその全体に設けられてい る。この断熱材14は、例えば発泡ポリスチレンフォームにて形成される。
【0021】 次に、基礎梁本体10の設置状態におけるやや上部寄り位置には換気口16が 形成されている。この換気口16は基礎梁本体10を厚さ方向に貫通して形成さ れており、同図(C)に示したように内部に物や動物などが入り込むことのない ように金網18が張られている。なお、本実施例では換気口16は1つの基礎梁 本体10に1個形成するようにしている。
【0022】 次に図2には、換気口16に挿着される蓋部20の構成が示されており、同図 (A)は平面図、同図(B)は側面図をそれぞれ示している。
【0023】 図示のように、蓋体20の換気口16への挿入側の先端側は取手22aの形成 された基端20b側よりも上下左右とも幅が狭く形成されている。すなわち蓋体 20はテーパを付けた構成となっている。このような構成とすることにより、使 用者は取手22をもって換気口16内にこの蓋体20を容易に挿着することが可 能となっている。
【0024】 この蓋体20の材質については、換気口16に挿入されたときに、より良好な 気密性をもって換気口16を塞ぐことのできる材質が好適である。例えば、合成 樹脂やゴムなどをもって構成することができ、また風などにより容易に外れるこ とのないような重量や設置状態が確保される部材であれば種々の材質のものを用 いることができる。
【0025】 図3は蓋体20の挿着動作を示す説明図であり、図示のように下側部分が地中 に埋設された基礎梁本体10の換気口16に外方から矢印400方向に装填され るものである。また、夏季などにおいて床下部の空気の流通性を確保することが 必要な場合には逆にこの蓋体20を取り外す動作を行い別途保管しておくことが できる。
【0026】 このように、蓋体20は基礎梁の外方位置で簡単に着脱が可能である。従って 、床下部の空気の流通性の確保あるいは断熱性の向上のいずれかの機能を選択し 適宜その挿着取外し作業を行うことができる。
【0027】 また、上記の基礎梁本体10は工場段階において予め形成しておくことができ るので、建築現場における基礎部の構築作業は基礎梁本体を適切な位置に連設設 置するという作業によって基本的な構成を行うことができ基礎部の構築作業の効 率化も図られている。
【0028】 なお、本考案は、上記実施例の構成に限定されるものではなく、本考案の要旨 の範囲内で種々の変形が可能である。
【0029】 例えば、上記実施例では換気口16は基礎梁本体10一個について1つ形成す るようにしたが、複数形成するようにすることも可能であることは勿論である。
【0030】 また、その換気口16の形状も長方形状に限られず円形のものや他の形状のも のを用いることも可能である。
【0031】
以上説明したように、本考案に係る基礎梁構造によれば、基礎の構築の簡略化 に加え、基礎部内外の良好な空気の流通性の確保と基礎間、すなわち床下部の断 熱性の確保を季節に合わせて任意に選択することができ、住居などの建築物の居 住性をより良好なものとすることができる。
【図1】実施例に係る基礎梁本体の構成を示しており、
(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は(A)のB
−B線に沿う断面図をそれぞれ示している。
(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は(A)のB
−B線に沿う断面図をそれぞれ示している。
【図2】実施例に係る蓋体の構成を示しており、図
(A)は平面図、(B)は側面図をそれぞれ示してい
る。
(A)は平面図、(B)は側面図をそれぞれ示してい
る。
【図3】実施例に係る蓋体の挿着動作を示す説明図であ
る。
る。
【図4】従来の一般的な基礎部の構成例を示す説明図で
ある。
ある。
10 基礎梁本体 14 断熱材 16 換気口 20 蓋体 22 取手
Claims (1)
- 【請求項1】建築物が構築される地盤に一部が埋設され
て設置され、複数連設されることによって建築物の基礎
を構成するプレキャストコンクリート製の基礎梁本体を
有する基礎梁構造において、 該基礎梁本体の設置状態における内側面全体に設けられ
た断熱材と、 前記設置された基礎梁本体にて仕切られた外気と床下空
間との換気を行うため基礎梁本体の非埋設部分に設けら
れた換気口と、 建築物外方から前記基礎梁本体の換気口に着脱可能な蓋
体と、 を含むことを特徴とする基礎梁構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7111392U JPH0630231U (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | 基礎梁構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7111392U JPH0630231U (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | 基礎梁構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0630231U true JPH0630231U (ja) | 1994-04-19 |
Family
ID=13451184
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7111392U Pending JPH0630231U (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | 基礎梁構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0630231U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011132755A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Tomonori Akiyama | 断熱基礎換気口 |
| JP2015045166A (ja) * | 2013-08-28 | 2015-03-12 | 株式会社竹中工務店 | 二重床構造 |
-
1992
- 1992-09-17 JP JP7111392U patent/JPH0630231U/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011132755A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Tomonori Akiyama | 断熱基礎換気口 |
| JP2015045166A (ja) * | 2013-08-28 | 2015-03-12 | 株式会社竹中工務店 | 二重床構造 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19981013 |