JPH06302402A - 正特性サーミスタ - Google Patents
正特性サーミスタInfo
- Publication number
- JPH06302402A JPH06302402A JP8754993A JP8754993A JPH06302402A JP H06302402 A JPH06302402 A JP H06302402A JP 8754993 A JP8754993 A JP 8754993A JP 8754993 A JP8754993 A JP 8754993A JP H06302402 A JPH06302402 A JP H06302402A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermistor
- temperature coefficient
- composition
- power consumption
- positive temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Thermistors And Varistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 Pb蒸気の発生なく、低消費電力で信頼性の
高いサーミスタを提供する。 【構成】 サーミスタ本体を構成する半導体の組成を以
下に示すチタン酸バリウム−チタン酸カルシウム系半導
体で正特性サーミスタを構成する。 (Ba1-x-y Cax Yy )Ti(1+z) O3 +p SiO2
+q Mn 0.01≦x ≦0.2 ,0.002 ≦y ≦0.006 ,0.001 ≦z ≦0.
010 ,0.005 ≦p≦0.03 0.0005≦q ≦0.0015
高いサーミスタを提供する。 【構成】 サーミスタ本体を構成する半導体の組成を以
下に示すチタン酸バリウム−チタン酸カルシウム系半導
体で正特性サーミスタを構成する。 (Ba1-x-y Cax Yy )Ti(1+z) O3 +p SiO2
+q Mn 0.01≦x ≦0.2 ,0.002 ≦y ≦0.006 ,0.001 ≦z ≦0.
010 ,0.005 ≦p≦0.03 0.0005≦q ≦0.0015
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、正特性サーミスタに係
り、特にサーミスタ本体の組成に関する。
り、特にサーミスタ本体の組成に関する。
【0002】
【従来の技術】BaTiO遙に、Y,Nd等を0.1〜
0.3at%添加した酸化物半導体は大きな正の温度係数
を有することから、正特性(PTC)サーミスタと呼ば
れる。 この正特性サーミスタは、大きな正の温度係数
を有する温度領域を、Sr,Pb等の添加で調整するこ
とができることから、温度の測定および過電流防止、モ
ータ起動、カラーTV消磁用等の回路素子および低温発
熱ヒータ等、広く様々な分野でなくてはならないものと
なっている。
0.3at%添加した酸化物半導体は大きな正の温度係数
を有することから、正特性(PTC)サーミスタと呼ば
れる。 この正特性サーミスタは、大きな正の温度係数
を有する温度領域を、Sr,Pb等の添加で調整するこ
とができることから、温度の測定および過電流防止、モ
ータ起動、カラーTV消磁用等の回路素子および低温発
熱ヒータ等、広く様々な分野でなくてはならないものと
なっている。
【0003】例えば、このようなサーミスタは、Ba,
Ti,Nd,などの金属の酸化物、炭酸塩、硝酸塩、塩
化物等を焼結し、薄い円柱状等に成形せしめられたサー
ミスタ本体と、その上面と下面に形成されたNiメッキ
層からなる第1の電極層と、この上層に形成された銀を
主成分とする第2の電極層とから構成されている。そし
て、通常、第2の電極層間に電圧を印加して使用され
る。
Ti,Nd,などの金属の酸化物、炭酸塩、硝酸塩、塩
化物等を焼結し、薄い円柱状等に成形せしめられたサー
ミスタ本体と、その上面と下面に形成されたNiメッキ
層からなる第1の電極層と、この上層に形成された銀を
主成分とする第2の電極層とから構成されている。そし
て、通常、第2の電極層間に電圧を印加して使用され
る。
【0004】サーミスタは、キュリー温度と呼ばれる温
度を境に、電気抵抗値が103 〜108 倍程度大きくな
る特徴を有しており、実用に際しては室温比抵抗、キュ
リー温度、抵抗温度係数、抵抗変化幅を目的に、より適
切な値をもつように組成、製法を調整して用いられる。
度を境に、電気抵抗値が103 〜108 倍程度大きくな
る特徴を有しており、実用に際しては室温比抵抗、キュ
リー温度、抵抗温度係数、抵抗変化幅を目的に、より適
切な値をもつように組成、製法を調整して用いられる。
【0005】ところで従来、消費電力を低減する技術と
して、主成分となるBaTiO3 に、キュリ温度を上昇
させるPbTiO3 とキュリ温度を低下させるSrTi
O3とを同時に所定の割合で添加する方法(特公昭63
−28324号、特開平4−170360号、特開平4
−170361号)が提案されている。
して、主成分となるBaTiO3 に、キュリ温度を上昇
させるPbTiO3 とキュリ温度を低下させるSrTi
O3とを同時に所定の割合で添加する方法(特公昭63
−28324号、特開平4−170360号、特開平4
−170361号)が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな正特性サーミスタは、材料中に蒸気圧の高いPbを
含有させる必要があるため、1000℃以上となる焼結
中には、Pb蒸気が大量に発生し、環境に対して有害性
が高いという問題があった。
うな正特性サーミスタは、材料中に蒸気圧の高いPbを
含有させる必要があるため、1000℃以上となる焼結
中には、Pb蒸気が大量に発生し、環境に対して有害性
が高いという問題があった。
【0007】本発明は前記実情に鑑みてなされたもの
で、消費電力が小さく、Pb蒸気の発生がなく信頼性の
高い正特性サーミスタを提供することを目的とする。
で、消費電力が小さく、Pb蒸気の発生がなく信頼性の
高い正特性サーミスタを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで本発明では、サー
ミスタ本体を構成する半導体の組成を以下に示すチタン
酸バリウム−チタン酸カルシウム系半導体で構成したこ
とを特徴とする。 (Ba1-x-y Cax Yy )Ti(1+z) O3 +p SiO2
+q Mn 0.01≦x ≦0.2 ,0.002 ≦y ≦0.006 ,0.001 ≦z ≦0.
010 ,0.005 ≦p≦0.03 0.0005≦q ≦0.0015 すなわち、従来のチタン酸バリウム−チタン酸ストロン
チウム系半導体においてPbの添加を止め、チタンを化
学的量論比よりも過剰に添加するようにしたことを特徴
とする。
ミスタ本体を構成する半導体の組成を以下に示すチタン
酸バリウム−チタン酸カルシウム系半導体で構成したこ
とを特徴とする。 (Ba1-x-y Cax Yy )Ti(1+z) O3 +p SiO2
+q Mn 0.01≦x ≦0.2 ,0.002 ≦y ≦0.006 ,0.001 ≦z ≦0.
010 ,0.005 ≦p≦0.03 0.0005≦q ≦0.0015 すなわち、従来のチタン酸バリウム−チタン酸ストロン
チウム系半導体においてPbの添加を止め、チタンを化
学的量論比よりも過剰に添加するようにしたことを特徴
とする。
【0009】
【作用】本発明者らは組成を変化させて種々の実験を重
ねた結果、上記組成を用いることにより、消費電力の小
さい、正特性サーミスタを得ることが可能となることを
発見した。
ねた結果、上記組成を用いることにより、消費電力の小
さい、正特性サーミスタを得ることが可能となることを
発見した。
【0010】上記組成中、Caは結晶粒を微細化し、耐
電圧特性を向上させる効果がある。組成範囲を0.01≦x
≦0.2 としたのは、0.01以下では特性改善の効果がな
く、0.2を越えると素子の比抵抗が大きくなり、実用
性がなくなるためである。
電圧特性を向上させる効果がある。組成範囲を0.01≦x
≦0.2 としたのは、0.01以下では特性改善の効果がな
く、0.2を越えると素子の比抵抗が大きくなり、実用
性がなくなるためである。
【0011】Yはチタン酸バリウムの半導電性を付与す
る効果がある。比抵抗を実用的値である低い値(10〜
1kΩ・cm)にするため、その組成範囲は0.002 ≦y
≦0.006 の範囲とする必要がある。
る効果がある。比抵抗を実用的値である低い値(10〜
1kΩ・cm)にするため、その組成範囲は0.002 ≦y
≦0.006 の範囲とする必要がある。
【0012】化学量論組成よりも過剰なTi量は結晶粒
の粒径、素子の抵抗温度係数に大きな影響を与えるた
め、通電中の消費電力に最も影響する。ここでTiの組
成範囲を0.001 ≦z ≦0.010 としたのは、0.001 以下で
は抵抗温度係数が小さくなるため、また、0.01以上では
結晶粒が異常粒成長し、バリスタ効果により電圧印加時
の素子抵抗が小さくなるため、通電中の消費電力が大き
くなることからであってこのような理由から、上記範囲
を決定した。
の粒径、素子の抵抗温度係数に大きな影響を与えるた
め、通電中の消費電力に最も影響する。ここでTiの組
成範囲を0.001 ≦z ≦0.010 としたのは、0.001 以下で
は抵抗温度係数が小さくなるため、また、0.01以上では
結晶粒が異常粒成長し、バリスタ効果により電圧印加時
の素子抵抗が小さくなるため、通電中の消費電力が大き
くなることからであってこのような理由から、上記範囲
を決定した。
【0013】また、SiO2 は焼結温度を低下させ、結
晶粒の異常粒成長を抑制するという効果がある。0.005
≦p≦0.03としたのは、0.005 以下では異常粒成長抑制
効果が不十分であり、0.03以下では逆に結晶粒の異常粒
成長を引き起こす。
晶粒の異常粒成長を抑制するという効果がある。0.005
≦p≦0.03としたのは、0.005 以下では異常粒成長抑制
効果が不十分であり、0.03以下では逆に結晶粒の異常粒
成長を引き起こす。
【0014】Mnは、キュリー温度以上での抵抗温度係
数を増大させる効果がある。しかし、Mnの添加は比抵
抗をも増大させるため、実用的な素子比抵抗(1kΩ・
cm以下)の範囲で上記効果を得るには、その組成範囲を
0.0005≦q ≦0.0015とする必要がある。
数を増大させる効果がある。しかし、Mnの添加は比抵
抗をも増大させるため、実用的な素子比抵抗(1kΩ・
cm以下)の範囲で上記効果を得るには、その組成範囲を
0.0005≦q ≦0.0015とする必要がある。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
つつ詳細に説明する。
つつ詳細に説明する。
【0016】実施例1 図1は本発明実施例の正特性サーミスタを示す図であ
る。
る。
【0017】この正特性サーミスタは、サーミスタ本体
1の組成を次表に示すような組成比を有し、以下に示す
チタン酸バリウム−チタン酸カルシウム系半導体で構成
したことを特徴とする。
1の組成を次表に示すような組成比を有し、以下に示す
チタン酸バリウム−チタン酸カルシウム系半導体で構成
したことを特徴とする。
【0018】(Ba1-x-y Cax Yy )Ti(1+z) O3
+p SiO2 +q Mn 0.01≦x ≦0.2 ,0.002 ≦y ≦0.006 ,0.001 ≦z ≦0.
010 ,0.005 ≦p≦0.03 0.0005≦q ≦0.0015 構成したことを特徴とするものである。
+p SiO2 +q Mn 0.01≦x ≦0.2 ,0.002 ≦y ≦0.006 ,0.001 ≦z ≦0.
010 ,0.005 ≦p≦0.03 0.0005≦q ≦0.0015 構成したことを特徴とするものである。
【0019】 すなわちこの正特性サーミスタは、チタン酸バリウムを
主成分とする上記組成のサーミスタ本体1と、その上面
と下面に、外周縁からやや入り込んだ位置に端縁がくる
ように形成されたNi蒸着層からなる第1の電極層2
a,2bと、この上層に第1の電極層2a,2bと端縁
が一致するように形成された銀を主成分とする第2の電
極層3a,3bとから構成されている。
主成分とする上記組成のサーミスタ本体1と、その上面
と下面に、外周縁からやや入り込んだ位置に端縁がくる
ように形成されたNi蒸着層からなる第1の電極層2
a,2bと、この上層に第1の電極層2a,2bと端縁
が一致するように形成された銀を主成分とする第2の電
極層3a,3bとから構成されている。
【0020】次にこの正特性サーミスタの製造工程につ
いて説明する。
いて説明する。
【0021】まず、平均粒径0.3〜2μm の市販のT
iO2 ,BaCO3 、CaCO3 およびY2 O3 の粉末
を前表の割合で配合し湿式混合した後に乾燥し、100
0〜1200℃の温度で4時間仮焼した。得られた仮焼
粉に平均流径1μm のSiO2 およびMn(NO3 )2
・6H2 O水溶液を配合し、湿式混合・粉砕した。この
スラリーに有機バインダーを加え、スプレードライヤー
によって造粒した。そして得られた造粒粉を油圧プレス
によって2.5〜3.0g/cm3 の密度になるよう成型し
た後、大気中にて1350℃で1時間焼成し、直径20
mm、厚み2.5mmのチタン酸バリウム系半導体磁器を得
た。この半導体磁器の両端面に、市販のAg電極の印刷
焼付けを行い、比抵抗を測定するとともに消費電力を測
定した。ここで消費電力は図2に示すような測定回路を
用いて測定した。この測定回路では、正特性サーミスタ
10を負荷抵抗11を介して電源12に接続し、スィッ
チ13によってこの接続をオンオフ可能なようにし、か
つこの正特性サーミスタ10に並列に接続された電圧計
14によって正特性サーミスタ10両端の電圧を測定す
るとともに、正特性サーミスタ10に直列に接続された
電流計15によって正特性サーミスタ10に流れる電流
を測定するようにしてなるものである。このようにして
正特性サーミスタ10両端の電圧および、この正特性サ
ーミスタ10に流れる電流を測定し、消費電力を算出す
る。ここで消費電力P(W)は次式で求めた。
iO2 ,BaCO3 、CaCO3 およびY2 O3 の粉末
を前表の割合で配合し湿式混合した後に乾燥し、100
0〜1200℃の温度で4時間仮焼した。得られた仮焼
粉に平均流径1μm のSiO2 およびMn(NO3 )2
・6H2 O水溶液を配合し、湿式混合・粉砕した。この
スラリーに有機バインダーを加え、スプレードライヤー
によって造粒した。そして得られた造粒粉を油圧プレス
によって2.5〜3.0g/cm3 の密度になるよう成型し
た後、大気中にて1350℃で1時間焼成し、直径20
mm、厚み2.5mmのチタン酸バリウム系半導体磁器を得
た。この半導体磁器の両端面に、市販のAg電極の印刷
焼付けを行い、比抵抗を測定するとともに消費電力を測
定した。ここで消費電力は図2に示すような測定回路を
用いて測定した。この測定回路では、正特性サーミスタ
10を負荷抵抗11を介して電源12に接続し、スィッ
チ13によってこの接続をオンオフ可能なようにし、か
つこの正特性サーミスタ10に並列に接続された電圧計
14によって正特性サーミスタ10両端の電圧を測定す
るとともに、正特性サーミスタ10に直列に接続された
電流計15によって正特性サーミスタ10に流れる電流
を測定するようにしてなるものである。このようにして
正特性サーミスタ10両端の電圧および、この正特性サ
ーミスタ10に流れる電流を測定し、消費電力を算出す
る。ここで消費電力P(W)は次式で求めた。
【0022】P(W)=Vp (v)×I(A) 前記表において、組成No.1〜5,8,9は本発明を
示し、組成No.6,7,10,11は比較例を示す。
示し、組成No.6,7,10,11は比較例を示す。
【0023】組成No.1〜5と、組成No.6,7と
の比較により、過剰TiO2 量が0.001 〜 0.01mol(総
TiO2 量100.1 〜101.0 mol )にて、従来のPbを含
む組成No.11の消費電力(3.0W)と同等以下の
小さい消費電力が得られることがわかる。なお過剰Ti
量が0.001 mol 以下あるいは0.01mol 以上では3.0w
以上の消費電力となる。
の比較により、過剰TiO2 量が0.001 〜 0.01mol(総
TiO2 量100.1 〜101.0 mol )にて、従来のPbを含
む組成No.11の消費電力(3.0W)と同等以下の
小さい消費電力が得られることがわかる。なお過剰Ti
量が0.001 mol 以下あるいは0.01mol 以上では3.0w
以上の消費電力となる。
【0024】また、過剰TiO2 量を0.3mol(総TiO
2 量100.3mol)と固定し、Ca添加量を変化させた場合
(組成No.2,8,9,10)、Ca添加量が20mo
l を越えると比抵抗が急増し、実用的でなくなる。また
Ca添加量が20mol 以下では。比抵抗は1KΩ・cm
以下のものが得られ、消費電力も3.0W以下と小さ
い。
2 量100.3mol)と固定し、Ca添加量を変化させた場合
(組成No.2,8,9,10)、Ca添加量が20mo
l を越えると比抵抗が急増し、実用的でなくなる。また
Ca添加量が20mol 以下では。比抵抗は1KΩ・cm
以下のものが得られ、消費電力も3.0W以下と小さ
い。
【0025】このようにPbを含有しない組成におい
て、Ba,Ca,Ti,Y,Mn,SiO2 の組成範囲
を適正化することにより、従来Pbを添加しなければ得
られなかった低い消費電力を得ることができ、しかもP
bを含まないため、製造時にPb蒸気が発生するという
問題を解決することができた。
て、Ba,Ca,Ti,Y,Mn,SiO2 の組成範囲
を適正化することにより、従来Pbを添加しなければ得
られなかった低い消費電力を得ることができ、しかもP
bを含まないため、製造時にPb蒸気が発生するという
問題を解決することができた。
【0026】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、サーミスタ本体を構成する半導体の組成をPbを含
有しないチタン酸バリウム−チタン酸カルシウム系半導
体で構成しているため、焼成に際しPb蒸気を発生する
ことがなく、通電中の消費電力の低い正特性サーミスタ
を提供することができる。
ば、サーミスタ本体を構成する半導体の組成をPbを含
有しないチタン酸バリウム−チタン酸カルシウム系半導
体で構成しているため、焼成に際しPb蒸気を発生する
ことがなく、通電中の消費電力の低い正特性サーミスタ
を提供することができる。
【図1】本発明実施例の正特性サーミスタを示す図
【図2】本発明実施例の正特性サーミスタの消費電力測
定回路を示す図
定回路を示す図
1 サーミスタ本体 2a,2b 第1の電極層 3a,3b 第2の電極層 10 正特性サーミスタ 11 負荷抵抗 12 電源 13 スィッチ 14 電圧計 15 電流計
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年5月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】BaTiO3 に、Y,Nd等を0.1〜
0.3at%添加した酸化物半導体は大きな正の温度係数
を有することから、正特性(PTC)サーミスタと呼ば
れる。 この正特性サーミスタは、大きな正の温度係数
を有する温度領域を、Sr,Pb等の添加で調整するこ
とができることから、温度の測定および過電流防止、モ
ータ起動、カラーTV消磁用等の回路素子および低温発
熱ヒータ等、広く様々な分野でなくてはならないものと
なっている。
0.3at%添加した酸化物半導体は大きな正の温度係数
を有することから、正特性(PTC)サーミスタと呼ば
れる。 この正特性サーミスタは、大きな正の温度係数
を有する温度領域を、Sr,Pb等の添加で調整するこ
とができることから、温度の測定および過電流防止、モ
ータ起動、カラーTV消磁用等の回路素子および低温発
熱ヒータ等、広く様々な分野でなくてはならないものと
なっている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】ところで従来、消費電力を低減する技術と
して、主成分となるBaTiO3 に、キュリー温度を上
昇させるPbTiO3 とキュリー温度を低下させるSr
TiO3 とを同時に所定の割合で添加する方法(特公昭
63−28324号、特開平4−170360号、特開
平4−170361号)が提案されている。
して、主成分となるBaTiO3 に、キュリー温度を上
昇させるPbTiO3 とキュリー温度を低下させるSr
TiO3 とを同時に所定の割合で添加する方法(特公昭
63−28324号、特開平4−170360号、特開
平4−170361号)が提案されている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】また、SiO2 は焼結温度を低下させ、結
晶粒の異常粒成長を抑制するという効果がある。0.005
≦p≦0.03としたのは、0.005 以下では、異常粒成長抑
制効果が不十分であり、0.03以上では、逆に結晶粒の異
常粒成長を引き起こすためである。
晶粒の異常粒成長を抑制するという効果がある。0.005
≦p≦0.03としたのは、0.005 以下では、異常粒成長抑
制効果が不十分であり、0.03以上では、逆に結晶粒の異
常粒成長を引き起こすためである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】また、過剰TiO2 量を0.3mol(総TiO
2 量100.3mol)と固定し、Ca添加量を変化させた場合
(組成No.2,8,9,10)、Ca添加量が20mo
l を越えると比抵抗が急増し、実用的でなくなる。また
Ca添加量が20mol 以下では、比抵抗は1KΩ・cm
以下のものが得られ、消費電力も3.0W以下と小さ
い。
2 量100.3mol)と固定し、Ca添加量を変化させた場合
(組成No.2,8,9,10)、Ca添加量が20mo
l を越えると比抵抗が急増し、実用的でなくなる。また
Ca添加量が20mol 以下では、比抵抗は1KΩ・cm
以下のものが得られ、消費電力も3.0W以下と小さ
い。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田村 政利 神奈川県平塚市万田1200 株式会社小松製 作所研究所内 (72)発明者 杉澤 克彦 神奈川県平塚市万田1200 株式会社小松製 作所研究所内
Claims (1)
- 【請求項1】 次式を満たすように形成されたチタン酸
バリウム−チタン酸カルシウム半導体からなるサーミス
タ本体と、 (Ba1-x-y Cax Yy )Ti(1+z) O3 +p SiO2
+q Mn 0.01≦x ≦0.2 ,0.002 ≦y ≦0.006 ,0.001 ≦z ≦0.
010 ,0.005 ≦p≦0.03 0.0005≦q ≦0.0015 前記サーミスタ本体に取り付けられた給電用の電極とを
具備したことを特徴とする正特性サーミスタ。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8754993A JPH06302402A (ja) | 1993-04-14 | 1993-04-14 | 正特性サーミスタ |
| KR1019950704028A KR960701453A (ko) | 1993-04-14 | 1994-04-14 | 정특성 서미스터 |
| EP94912679A EP0694930A4 (en) | 1993-04-14 | 1994-04-14 | THERMISTOR WITH POSITIVE CHARACTERISTICS |
| PCT/JP1994/000622 WO1994024680A1 (fr) | 1993-04-14 | 1994-04-14 | Thermistance a caracteristique positive |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8754993A JPH06302402A (ja) | 1993-04-14 | 1993-04-14 | 正特性サーミスタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06302402A true JPH06302402A (ja) | 1994-10-28 |
Family
ID=13918075
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8754993A Pending JPH06302402A (ja) | 1993-04-14 | 1993-04-14 | 正特性サーミスタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06302402A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8093170B2 (en) | 2007-06-14 | 2012-01-10 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Semiconductor ceramic material |
| CN102503414A (zh) * | 2011-11-09 | 2012-06-20 | 中南大学 | 一种高Tc无铅PTC热敏陶瓷材料 |
-
1993
- 1993-04-14 JP JP8754993A patent/JPH06302402A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8093170B2 (en) | 2007-06-14 | 2012-01-10 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Semiconductor ceramic material |
| CN102503414A (zh) * | 2011-11-09 | 2012-06-20 | 中南大学 | 一种高Tc无铅PTC热敏陶瓷材料 |
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