JPH063024B2 - 環状圧気ケーソン - Google Patents

環状圧気ケーソン

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JPH063024B2
JPH063024B2 JP2149074A JP14907490A JPH063024B2 JP H063024 B2 JPH063024 B2 JP H063024B2 JP 2149074 A JP2149074 A JP 2149074A JP 14907490 A JP14907490 A JP 14907490A JP H063024 B2 JPH063024 B2 JP H063024B2
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JP
Japan
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annular
side wall
caisson
blade
ground
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豊 加島
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DAIHO KENSETSU
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DAIHO KENSETSU
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、地中に埋設されるコンクリート構造物からな
り、大規模の地下空間を得るのに適した環状圧気ケーソ
ンに関する。
(従来の技術) 第3図は、鉄筋コンクリートから成るこの種の従来の環
状圧気ケーソンを示すもので、図中100は環状圧気ケー
ソン本体で、外環状側壁101と、その内側に位置する内
環状側壁102とを備えている。また、103は圧気作業室天
井、104は外環状刃口、105は外環状刃口104とほぼ同形
状の内環状刃口で、これらにより圧気作業室106が区画
形成されている。
なお、Gは圧気作業室106部分の地盤である。
しかして、圧気作業室106内には、周知のように送気管
(図示せず)により、掘削地盤深さに相当する地下水圧
に対抗する圧気が送られ、高気圧下となっており、地盤
が入力あるいは機械力により掘削され、それに伴っ
てケーソンの自重により外・内環状刃口105,104が沈
下、ひいては環状ケーソン本体が沈設されるものであ
る。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、この場合、外・内環状刃口105,104を均
等に沈下させるべく地盤Gを均等に掘削できないこと
がある。このような場合、環状圧気ケーソン本体100は
僅かに傾斜するため、圧気作業室(106)内の圧気が、外
環状刃口(104)または内環状刃口(105)の先端から、矢印
aで示すように漏気することがあり、特に外環状側壁(1
01)側への漏気では、その漏気が外環状側壁(101)に沿っ
て上昇するとき、周囲の外周地盤Gを損傷し、その崩壊
や沈下等を起こすことがあり、極めて危険であるという
課題があった。
また、外周地盤Gへ漏気するとき、周辺の地下室やトン
ネルに漏気し、その際、高圧空気が地質中に含まれてい
る末酸化鉱物と反応し酸欠空気となって地下室等へ漏出
し、重大な事故を誘発する原因となる、といった課題も
あった。
本発明はこのようなことに鑑み提案されたもので、その
目的とするところは、外環状側壁101の周囲の地盤損
傷、崩壊等を防止、かつ外周地盤側での酸欠空気発生の
阻止を図った環状圧気ケーソンを提供するにある。
(課題を解決するための手段) 本発明では、外環状側壁と内環状側壁とを有する環状圧
気ケーソンにおいて、 前記外環状側壁の下部に設けられた外環状刃口の長さを
前記内環状側壁の内環状刃口の長さより下方に長く延設
する構成とし、上記目的を達成している。
また、外・内環状側壁の各刃口の長さはほぼ同寸で、か
つ内環状刃口の下部に凹部を設けることにより、上記目
的を達成している。
(作用) 本発明では上記のように構成することにより、内環状刃
口部分から環状作業室内の高圧空気を外部へ漏出するよ
うにしている。
(実施例1) 第1図は本発明の第1実施例を示す。図中()は、例
えば円環状となっている鉄筋コンクリート製の環状圧気
ケーソン本体を示す。ここで、環状とは、ケーソン本体
の断面が閉じているものを意味し、その形が円型、角
形、その他の形状であっても良い。
しかして、上記環状圧気ケーソン本体()は、外側に
位置する外環状側壁(2)と、その内側に間隔を介して
位置する内環状側壁(3)とを有し、これらの下方であ
って内環状側壁(3)と外環状側壁(2)との間には作
業室天井(4)が設けられている。また、外環状側壁
(2)の下方延長線状には外環状刃口(5)が、内環状
側壁(3)の下方延長線状にも内環状刃口(6)がそれ
ぞれ設けられている。
(7)はこれら外・内環状刃口(5),(6)、作業室
天井(4)、およびその下側の内部地盤Gとによって
区画形成された環状作業室、(8)は作業室天井(4)
に設けられた開口、(9)は開口(4)から地上側に延
びる適数のシャフト、(10)はその上部に設けられたエア
ロックである。
なお、外環状刃口(5)の外側壁面は、外環状側壁
(2)に外側壁面より若干外側に突出した段部(5a)
を有しており、環状圧気ケーソン本体()の沈設に際
して外周地盤Gとの間に外間隙(11)が形成され、これ
に、ベントナイト溶液等の周知の潤滑材が注入される。
内環状刃口(6)の内側壁面も段部(6a)を有し、内
環状側壁(3)の内側壁面より同様に突出しており、内
周盤Gとの間に内間隙(11′)が形成される。同様に潤滑
材が充填され また、この場合、本発明において、外環状刃口(2)の
段部(5a)から外環状刃口(5)の下端までの高さH
は内環状刃口(6)の段部(6a)から内環状刃口
(3)の下端までの高さhよりaだけ低くなっている。
換言すると、外環状刃口(2)の長さは内環状刃口
(3)よりもaだけ長く下方に延設されている。このa
の寸法は環状圧気ケーソン()の規模により適宜最適
のものが採択される。
その他、Wは地下水、W′は作業室内地下水である。
しかして、環状圧気ケーソン本体()の沈設にあた
り、環状作業室(7)は、地上に設置されたコンプレッ
サおよび送気管等(図示せず)を介し送気され、内部の
空気圧が内環状刃口(6)の下端までの水頭圧に等しい
圧力に維持され、環状作業室(7)内において人力また
は機械力等により内部地盤Gが掘削され、掘削土砂
は、例えばケーソンバケット(図示せず)に積込まれ、
開口(8)およびシャフト(9)を経てエアロック(10)
より大気圧下の地上側へ排出される。
これらの過程において、環状作業室(7)内の高圧空気
は、過剰圧になったり、環状圧気ケーソン本体()が
傾いたような場合、寸法aだけ短い内環状刃口(3)の
下端から矢印Pで示すように高圧空気が外部に漏出し、
内環状側室(3)の内側壁に沿って上昇したり、内部地
盤G側へ漏出し、外環状刃口(2)の下端部は常に地
下水位以下にあるため、ここから高圧空気が外周地盤G
へ漏出することなく、安全に環状圧気ケーソン()を
沈設することができる。
(実施例2) 第2図(a)〜(c)は本発明の第2実施例を示すもので、こ
の実施例では、内環状刃口(6−1)の高さは外環状刃
口(5)と同じ高さとなっており、内環状刃口(6−
1)の下部の全周に対し、複数の切欠き状の凹部(6−
2)を適間隔でてもって設け、この凹部(6−2)を介
し環状作業室(7)の過剰空気や、環状圧気ケーソン本
体()が傾いたりした時に高圧空気Pを内部地盤G
側へ漏出するようにしたことに特徴を有している。
その他の構成、作用は前述の実施例と同様であるので、
説明の重複を避けるために同じ部材は同一符号で示しそ
れらの説明は省略する。
(発明の効果) 以上のように構成した本発明によれば、環状作業室内の
高圧空気を内周地盤側へ漏出するようにしたため、外環
状刃口側から高圧空気が漏出せず、よって外周地盤Gを
傷めず、周辺地盤崩壊や地上の沈下を防止することがで
きる。
また、周辺地盤への高圧空気の漏出がないため、周辺の
トンネルや地下室へ酸欠空気を送ることがなく、安全性
が向上する、といった効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図(a)は本発明の第1実施例の縦断面図、(b)図は同
上A−A線断面図、第2図(a)は本発明の第2実施例の
縦断面図、(b)図は同上のB−B線から見た底面図、(c)
図は部分斜視図、第3図は従来例を示す。 1・・・・・環状圧気ケーソン本体 2・・・・・外環状側壁 3・・・・・内環状側壁 4・・・・・圧気作業室天井 5・・・・・外環状刃口 5a,6a・段部 6,6−1・内環状刃口 7・・・・・環状作業室

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外環状側壁と内環状側壁と環状圧気作業室
    とを有する環状圧気ケーソンにおいて、 前記外環状側壁の下部に設けられた外環状刃口の長さを
    前記内環状側壁の内環状刃口の長さより下方に長く延設
    したことを特徴とする環状圧気ケーソン。
  2. 【請求項2】外環状側壁と内環状側壁と環状圧気作業室
    とを有する環状圧気ケーソンにおいて、 前記外・内環状側壁の各刃口の長さはほぼ同寸で、かつ
    内環状刃口の下部に凹部を設けたことを特徴とする環状
    圧気ケーソン。
JP2149074A 1990-06-07 1990-06-07 環状圧気ケーソン Expired - Lifetime JPH063024B2 (ja)

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