JPH0630332B2 - 位置決め装置、及び該装置を用いた基板の位置決め方法 - Google Patents
位置決め装置、及び該装置を用いた基板の位置決め方法Info
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- JPH0630332B2 JPH0630332B2 JP59100247A JP10024784A JPH0630332B2 JP H0630332 B2 JPH0630332 B2 JP H0630332B2 JP 59100247 A JP59100247 A JP 59100247A JP 10024784 A JP10024784 A JP 10024784A JP H0630332 B2 JPH0630332 B2 JP H0630332B2
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- chip
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Description
【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明はICやLSI等の半導体装置の製造に用いられ
るマスク、レチクル、ウエハ等の位置決め装置、及び位
置決め方法に関し、特にウエハプローバやウエハスクラ
イバーに適した位置決め装置、及び位置決め方法に関す
る。
るマスク、レチクル、ウエハ等の位置決め装置、及び位
置決め方法に関し、特にウエハプローバやウエハスクラ
イバーに適した位置決め装置、及び位置決め方法に関す
る。
(発明の背景) ウエハ等のように複数のチツプパターンが2次元的に配
列された基板の位置合せ装置として、例えば特開昭58
−54648号公報に開示されているように、レーザ光
のスポツトをウエハ上で走査し、ウエハ上のパターンか
らの散乱光を光電検出し、その光電信号の波形データと
予め記憶しておいた基準となる波形データ(テンプレー
ト)とをパターンマツチングにより比較して、ウエハの
位置ずれを検出する装置が知られている。この装置では
テンプレートは1番目のウエハ上の所定の局所領域から
抽出して作られ、2番目以降のウエハはその1番目のウ
エハと同一位置に2次元的に位置決めされる。ところ
で、このような位置決めにあたつて、ウエハが装置に回
転して載置されると、所期の位置決め精度が得られない
ので、何らかの方法でウエハの回転を直す必要がある。
従来よりウエハは2次元移動ステージの上に回転可能な
ウエハホルダーを介して載置される。そしてウエハの回
転を直すためにそのウエハホルダーを回転するが、この
回転を補正するにはある程度のくり返しが必要であり、
時間を要していた。とくに簡単な装置ではウエハホルダ
ーの回転位置決め精度が低い場合もあり、回転補正の時
間は全体の位置決め時間の中でかなりの割合をしめ、ス
ループツトを低下させるという欠点があつた。
列された基板の位置合せ装置として、例えば特開昭58
−54648号公報に開示されているように、レーザ光
のスポツトをウエハ上で走査し、ウエハ上のパターンか
らの散乱光を光電検出し、その光電信号の波形データと
予め記憶しておいた基準となる波形データ(テンプレー
ト)とをパターンマツチングにより比較して、ウエハの
位置ずれを検出する装置が知られている。この装置では
テンプレートは1番目のウエハ上の所定の局所領域から
抽出して作られ、2番目以降のウエハはその1番目のウ
エハと同一位置に2次元的に位置決めされる。ところ
で、このような位置決めにあたつて、ウエハが装置に回
転して載置されると、所期の位置決め精度が得られない
ので、何らかの方法でウエハの回転を直す必要がある。
従来よりウエハは2次元移動ステージの上に回転可能な
ウエハホルダーを介して載置される。そしてウエハの回
転を直すためにそのウエハホルダーを回転するが、この
回転を補正するにはある程度のくり返しが必要であり、
時間を要していた。とくに簡単な装置ではウエハホルダ
ーの回転位置決め精度が低い場合もあり、回転補正の時
間は全体の位置決め時間の中でかなりの割合をしめ、ス
ループツトを低下させるという欠点があつた。
(発明の目的) 本発明はウエハやマスク等のチツプパターンを有する基
板の回転補正の時間を短縮するとともに、精度を向上す
る位置決め装置、及び該装置による基板の位置決め方法
を提供することを目的とする。
板の回転補正の時間を短縮するとともに、精度を向上す
る位置決め装置、及び該装置による基板の位置決め方法
を提供することを目的とする。
(発明の概要) 本発明は、所定の大きさのチツプを所定のピツチで2次
元的に複数配列した基板(ウエハやマスク等)を直交座
標系xyに沿つて位置決めする装置において、基板上の
第1局所領域中のパターンに応じた第1情報と、この第
1局所領域からチツプの配列方向にピツチの略整数倍の
距離だけ離れた第2局所領域中のパターンに応じた第2
情報とを抽出するパターン情報抽出手段と、第1情報と
第2情報の相関性に基づいて基板の座標系xyに関する
回転誤差を検出し、その回転誤差を補正するように基板
を回転する回転誤差補正手段と、その回転補正された基
板の残存回転誤差を検出する手段と、この残存回転誤差
に応じて基板を座標系xyのx方向とy方向に関して補
正して位置決めする手段とを設けることを技術的要点と
している。
元的に複数配列した基板(ウエハやマスク等)を直交座
標系xyに沿つて位置決めする装置において、基板上の
第1局所領域中のパターンに応じた第1情報と、この第
1局所領域からチツプの配列方向にピツチの略整数倍の
距離だけ離れた第2局所領域中のパターンに応じた第2
情報とを抽出するパターン情報抽出手段と、第1情報と
第2情報の相関性に基づいて基板の座標系xyに関する
回転誤差を検出し、その回転誤差を補正するように基板
を回転する回転誤差補正手段と、その回転補正された基
板の残存回転誤差を検出する手段と、この残存回転誤差
に応じて基板を座標系xyのx方向とy方向に関して補
正して位置決めする手段とを設けることを技術的要点と
している。
次に本発明の実施例による位置決め装置の構成を第1図
及び第2図に基づいて説明する。ウエハ6はレーザ干渉
測長器等の位置センサ12を備えたステージ7に載置さ
れる。このステージ7はモータ等を含む駆動機構8によ
つて2次元的に移動する。一方レーザ発振器1とシリン
ドリカルレンズ2を含む光源からは断面形状が楕円形の
収束したレーザ光束が射出し、このレーザ光束は反射ミ
ラー3によつて折り曲げられ、ウエハ6の表面に細長い
スリツト状のスポツト光13として結像する。そしてウ
エハ6表面の凹凸状のパターンで散乱されたレーザ光は
光電素子4に達する。この光電素子4の光電信号は増幅
器9によつて所定量増幅されて、次のA/D変換器(以
下、ADCとする。)10に印加される。従つてADC
10から出力されるデジタル信号D2はウエハ6から生
じる散乱光の強さ又は光量に比例したものとなる。ま
た、ウエハ6上のパターンを観察するための顕微鏡14
が設けられ、位置合わせされた位置が正しいか否かを確
認する。前述の位置センサ12は、例えばスポツト光1
3の照射位置を基準としたステージ17の2次元的な位
置に関する位置信号D1を発生し、ADC10の信号D
2と共に、演算処理部11に入力する。演算処理部11
は信号D1,D2に基づいて位置合わせに必要な演算を行
なうと共に、その結果に応じて駆動機構8を制御して、
ウエハ6を所定の位置まで移動させる。
及び第2図に基づいて説明する。ウエハ6はレーザ干渉
測長器等の位置センサ12を備えたステージ7に載置さ
れる。このステージ7はモータ等を含む駆動機構8によ
つて2次元的に移動する。一方レーザ発振器1とシリン
ドリカルレンズ2を含む光源からは断面形状が楕円形の
収束したレーザ光束が射出し、このレーザ光束は反射ミ
ラー3によつて折り曲げられ、ウエハ6の表面に細長い
スリツト状のスポツト光13として結像する。そしてウ
エハ6表面の凹凸状のパターンで散乱されたレーザ光は
光電素子4に達する。この光電素子4の光電信号は増幅
器9によつて所定量増幅されて、次のA/D変換器(以
下、ADCとする。)10に印加される。従つてADC
10から出力されるデジタル信号D2はウエハ6から生
じる散乱光の強さ又は光量に比例したものとなる。ま
た、ウエハ6上のパターンを観察するための顕微鏡14
が設けられ、位置合わせされた位置が正しいか否かを確
認する。前述の位置センサ12は、例えばスポツト光1
3の照射位置を基準としたステージ17の2次元的な位
置に関する位置信号D1を発生し、ADC10の信号D
2と共に、演算処理部11に入力する。演算処理部11
は信号D1,D2に基づいて位置合わせに必要な演算を行
なうと共に、その結果に応じて駆動機構8を制御して、
ウエハ6を所定の位置まで移動させる。
この演算処理部11については詳しくは特開昭58−5
4648号公報に開示されているので、ここでは説明を
省略するが、ウエハ6から生じた散乱光を位置に対応し
て記憶し、予め記憶してある基準パターンと、その散乱
光パターンとのマツチングをとり、もつともマツチング
がよい位置を検出するものである。
4648号公報に開示されているので、ここでは説明を
省略するが、ウエハ6から生じた散乱光を位置に対応し
て記憶し、予め記憶してある基準パターンと、その散乱
光パターンとのマツチングをとり、もつともマツチング
がよい位置を検出するものである。
さて、スポツト光13の長手方向の大きさは、位置合わ
せの対象物がウエハやマスクのように、同一のチツプパ
ターンが周期的に配列されている場合、標準的な1チツ
プの一辺の大きさとほぼ等しくする。このように定める
と、第1図で示したステージ7をスポツト光13の長手
方向と直交する方向に移動したとき、光電素子4は、ス
ポツト光13の照射部内に存在する細かいパターンのエ
ツジ(凹凸の段差部)から全方向に生じる散乱光をほぼ
全体に渡つて受光するから、光電信号はパターンの細か
い変化に対してはほとんど変化しない。このことを第3
図によりさらに詳しく説明する。この図はウエハ6上の
隣接する2つのチツプ50とスポツト光13の関係を示
したものである。先にも述べたように、スポツト光13
はウエハ6に対して長手方向と直交する方向に移動す
る。このとき図中に示すようにその移動はチツプ50の
配列の方向に沿つて行なわれる。従つてスポツト光13
はその長手方向がチツプ50の間に設けられた通常スト
リートライン53と呼ばれる50〜100μm程度の帯
幅部分と平行を保ちつつ移動する。またチツプ50の内
部には実際の回路パターンが形成された領域51と、そ
の周囲に位置した複数のボンデイング用のパツト52と
が設けられる。今、チツプ50寸法を5×5mm、スポツ
ト光13寸法を5mm×50μmとすると、スポツト光1
3が領域51を照射すると、回路パターンは二次元的に
は複雑な形状をしており、散乱光は全方向に生じる。従
つて光電素子4の光電信号はスポツト光13が領域51
内を移動している間は平均的に大きな値になる。また、
スポツト光13がパツト52の近傍を照射すると、パツ
ト52が並ぶパツト列の幅は通常100μm程度である
ので、スポツト光13の移動に伴つて光電信号の大きさ
は変動する。さらにスポツト光13がストリートライン
53を照射すると、ストリートライン53は通常光を全
反射する特性、すなわち、ほとんど散乱しない特性を有
しているので、光電信号は極めて小さな値になる。以上
述べた光電信号の変化状態は、スポツト光13の長手方
向がチツプ50の一辺の長さよりも大きい限り、ウエハ
6上のいかなる位置においてもほぼ同じように再現され
る。このようにスポツト光13をスリツト状に細長くす
ることによつて、ウエハ6上のパターン密度(例えばス
ポツト光13で照射される範囲内に存在する微細な線パ
ターンの本数等)の変化を平滑化して検出することがで
きる。
せの対象物がウエハやマスクのように、同一のチツプパ
ターンが周期的に配列されている場合、標準的な1チツ
プの一辺の大きさとほぼ等しくする。このように定める
と、第1図で示したステージ7をスポツト光13の長手
方向と直交する方向に移動したとき、光電素子4は、ス
ポツト光13の照射部内に存在する細かいパターンのエ
ツジ(凹凸の段差部)から全方向に生じる散乱光をほぼ
全体に渡つて受光するから、光電信号はパターンの細か
い変化に対してはほとんど変化しない。このことを第3
図によりさらに詳しく説明する。この図はウエハ6上の
隣接する2つのチツプ50とスポツト光13の関係を示
したものである。先にも述べたように、スポツト光13
はウエハ6に対して長手方向と直交する方向に移動す
る。このとき図中に示すようにその移動はチツプ50の
配列の方向に沿つて行なわれる。従つてスポツト光13
はその長手方向がチツプ50の間に設けられた通常スト
リートライン53と呼ばれる50〜100μm程度の帯
幅部分と平行を保ちつつ移動する。またチツプ50の内
部には実際の回路パターンが形成された領域51と、そ
の周囲に位置した複数のボンデイング用のパツト52と
が設けられる。今、チツプ50寸法を5×5mm、スポツ
ト光13寸法を5mm×50μmとすると、スポツト光1
3が領域51を照射すると、回路パターンは二次元的に
は複雑な形状をしており、散乱光は全方向に生じる。従
つて光電素子4の光電信号はスポツト光13が領域51
内を移動している間は平均的に大きな値になる。また、
スポツト光13がパツト52の近傍を照射すると、パツ
ト52が並ぶパツト列の幅は通常100μm程度である
ので、スポツト光13の移動に伴つて光電信号の大きさ
は変動する。さらにスポツト光13がストリートライン
53を照射すると、ストリートライン53は通常光を全
反射する特性、すなわち、ほとんど散乱しない特性を有
しているので、光電信号は極めて小さな値になる。以上
述べた光電信号の変化状態は、スポツト光13の長手方
向がチツプ50の一辺の長さよりも大きい限り、ウエハ
6上のいかなる位置においてもほぼ同じように再現され
る。このようにスポツト光13をスリツト状に細長くす
ることによつて、ウエハ6上のパターン密度(例えばス
ポツト光13で照射される範囲内に存在する微細な線パ
ターンの本数等)の変化を平滑化して検出することがで
きる。
また、第3図に示したように、スポツト光13はストリ
ートライン53と平行を保ちつつ、チツプ50の配列方
向に沿つて移動するが、このときスポツト光13とウエ
ハ16との関係は第4図のようになる。ウエハ16には
同一のパターンを有する複数のチツプ50がマトリツク
ス状に形成されるが、その一方の列、すなわち紙面で左
右方向のチツプ50は、一般にウエハ6の周囲の一部を
直線的に切欠いたフラツトFと平行に並ぶ。このフラツ
トFはウエハ6の粗い位置決め(プリアライメントと呼
ばれる。)のための基準端となるものである。そして、
ステージ7にはウエハ6を載置して回転する回転補正機
構が組み込まれており、プリアライメント時にフラツト
Fはステージ7の一方の移動方向、例えば第4図に示す
x方向と平行に定められる。これにより、ステージ7の
互いに直交する2つの移動方向x,yと、ウエハ6上の
互いに直交する2つのストリートライン53とがそれぞ
れ平行になる。このようにプリアライメントされた状態
で、スポツト光13をウエハ6に照射しつつ、ステージ
7をx方向、又はy方向に移動すれば、ウエハ6の表面
はスポツト光13によつて走査されることになる。この
際第4図に示すように、ステージ7をx方向に移動する
ときはスポツト光13は、y方向に細長く延びたスリツ
ト状とし、y方向に移動するときは、x方向に細長く延
びたスリツト状とする。これは例えばシリンドシリカル
レンズ2の母線方向を90゜回転されることによつて行
なわれる。
ートライン53と平行を保ちつつ、チツプ50の配列方
向に沿つて移動するが、このときスポツト光13とウエ
ハ16との関係は第4図のようになる。ウエハ16には
同一のパターンを有する複数のチツプ50がマトリツク
ス状に形成されるが、その一方の列、すなわち紙面で左
右方向のチツプ50は、一般にウエハ6の周囲の一部を
直線的に切欠いたフラツトFと平行に並ぶ。このフラツ
トFはウエハ6の粗い位置決め(プリアライメントと呼
ばれる。)のための基準端となるものである。そして、
ステージ7にはウエハ6を載置して回転する回転補正機
構が組み込まれており、プリアライメント時にフラツト
Fはステージ7の一方の移動方向、例えば第4図に示す
x方向と平行に定められる。これにより、ステージ7の
互いに直交する2つの移動方向x,yと、ウエハ6上の
互いに直交する2つのストリートライン53とがそれぞ
れ平行になる。このようにプリアライメントされた状態
で、スポツト光13をウエハ6に照射しつつ、ステージ
7をx方向、又はy方向に移動すれば、ウエハ6の表面
はスポツト光13によつて走査されることになる。この
際第4図に示すように、ステージ7をx方向に移動する
ときはスポツト光13は、y方向に細長く延びたスリツ
ト状とし、y方向に移動するときは、x方向に細長く延
びたスリツト状とする。これは例えばシリンドシリカル
レンズ2の母線方向を90゜回転されることによつて行
なわれる。
さて、ウエハ6はステージ7の座標系xyに回転ずれな
く載置しなければならない。そこでこの回転ずれの検出
についての原理的な説明を第5図、第6図に基づき述べ
る。第5図はウエハ6をプリアライメントで概ね回転な
く座標系xyに位置決めした状態を示し、さらにウエハ
6上でx方向に距離Lだけ離れ、かつy方向に一列に並
んだ2つのチツプ50を示す。ここで距離Lはチツプ5
0のx方向の配列ピツチの整数倍で、なるべく大きな値
になるように定められている。まず、スポツト光13を
x方向に伸びたスリツト状にし、このスポツト光13が
ウエハ6の左側のチツプ50に重なるようにステージ7
を位置決めする。このとき信号処理部11はステージ7
の座標値を位置センサー12から読み込み記憶する。そ
の値を位置x0,y0とする。次に信号処理部11はス
テージ7をチツプ50のy方向の配列ピツチ分よりも長
い距離だけy方向に走査し、スポツト光13の移動に伴
う散乱光の強度分布を抽出して記憶する。第6図(a)
はこのときの強度分布Aを表わした図であり、縦軸に散
乱光の強度I、横軸にy方向の位置を表わす。ウエハ6
の左側のチツプ50と50の間にあるx方向に伸びたス
トリートライン53のところでは、スポツト光13がチ
ツプ50を走査しているときの散乱光強度よりもかなり
低くなる。このため、位置y0からy2まで走査する間
の位置y1で、強度Iはボトム(最小値)になる。次に
信号処理部11はステージ7は座標値(x0,y0)に
戻し、その位置からy座標値を変化させることなくx方
向に距離Lだけステージ7を移動させ、スポツト光13
がウエハ6の右側に位置するチツプ50と重なるように
制御する。ここで再びステージ7を位置y2までy方向
に走査し、散乱光の強度分布を抽出する。第6図(b)は
このときの強度分布Bを表わす図であり、縦軸と横軸は
それぞれ第6図(a)と同一である。ここでウエハ6の
右側のチツプ間のストリートライン53は位置y0から
y2までの間の位置y3にあることがわかる。そして信
号処理部11は2つの強度分布AとBとの相関演算を行
ない、ストリートライン53による波形上のボトムがも
つともマツチングしたときの両強度分布A,Bのy方向
のずれ量、すなわちy1−y3を演算する。
く載置しなければならない。そこでこの回転ずれの検出
についての原理的な説明を第5図、第6図に基づき述べ
る。第5図はウエハ6をプリアライメントで概ね回転な
く座標系xyに位置決めした状態を示し、さらにウエハ
6上でx方向に距離Lだけ離れ、かつy方向に一列に並
んだ2つのチツプ50を示す。ここで距離Lはチツプ5
0のx方向の配列ピツチの整数倍で、なるべく大きな値
になるように定められている。まず、スポツト光13を
x方向に伸びたスリツト状にし、このスポツト光13が
ウエハ6の左側のチツプ50に重なるようにステージ7
を位置決めする。このとき信号処理部11はステージ7
の座標値を位置センサー12から読み込み記憶する。そ
の値を位置x0,y0とする。次に信号処理部11はス
テージ7をチツプ50のy方向の配列ピツチ分よりも長
い距離だけy方向に走査し、スポツト光13の移動に伴
う散乱光の強度分布を抽出して記憶する。第6図(a)
はこのときの強度分布Aを表わした図であり、縦軸に散
乱光の強度I、横軸にy方向の位置を表わす。ウエハ6
の左側のチツプ50と50の間にあるx方向に伸びたス
トリートライン53のところでは、スポツト光13がチ
ツプ50を走査しているときの散乱光強度よりもかなり
低くなる。このため、位置y0からy2まで走査する間
の位置y1で、強度Iはボトム(最小値)になる。次に
信号処理部11はステージ7は座標値(x0,y0)に
戻し、その位置からy座標値を変化させることなくx方
向に距離Lだけステージ7を移動させ、スポツト光13
がウエハ6の右側に位置するチツプ50と重なるように
制御する。ここで再びステージ7を位置y2までy方向
に走査し、散乱光の強度分布を抽出する。第6図(b)は
このときの強度分布Bを表わす図であり、縦軸と横軸は
それぞれ第6図(a)と同一である。ここでウエハ6の
右側のチツプ間のストリートライン53は位置y0から
y2までの間の位置y3にあることがわかる。そして信
号処理部11は2つの強度分布AとBとの相関演算を行
ない、ストリートライン53による波形上のボトムがも
つともマツチングしたときの両強度分布A,Bのy方向
のずれ量、すなわちy1−y3を演算する。
尚、このずれ量を検出する方法として、例えばストリー
トライン53を含む前後の一定距離(配列ピツチよりも
小さな値)から予め散乱光の強度分布を抽出し、この分
布の波形を基準パターンとして記憶し、強度分布A,B
のそれぞれについて、基準パターンとの相関度を演算し
て位置y1とy3を求めた後y1−y3の演算を行なつて
もよい。以上のようにしてずれ量が求まつたら、ウエハ
6の回転量θは次の式(1)により近似演算される。
トライン53を含む前後の一定距離(配列ピツチよりも
小さな値)から予め散乱光の強度分布を抽出し、この分
布の波形を基準パターンとして記憶し、強度分布A,B
のそれぞれについて、基準パターンとの相関度を演算し
て位置y1とy3を求めた後y1−y3の演算を行なつて
もよい。以上のようにしてずれ量が求まつたら、ウエハ
6の回転量θは次の式(1)により近似演算される。
θ=(y1−y3)/L ……(1) 従つて、原理的には、この回転量θだけウエハ6を回転
補正すればよい訳だが、この方法のみに頼つていると次
のような問題が生じる。まず第1の問題は、上記のよう
に回転量θが算出されたとしても、ウエハ6を回転する
機構の精度がそれに伴なわない場合、ウエハ6を回転補
正した後、再びウエハ6の回転量を検出する動作を繰り
返す必要があり、回転補正に長時間を要することが起り
得る点である。そして第2の問題は、距離Lに対してチ
ツプ50の大きさが極端に小さい場合、ステージ7をx
方向に距離Lだけ送つたとき、ウエハ6の回転によつ
て、スポツト光13がx方向に並んだ同一列上の左右の
チツプを走査しないことが生じる点である。この第2の
問題点は重大な誤差の原因になる。すなわち、ウエハ6
上の左側のチツプと右側のチツプとでy方向に配列ピツ
チの整数倍(零を含まず)だけずれたチツプ同志をパタ
ーンマツチングしてしまい、距離Lに対して配列ピツチ
の整数倍の回転誤差が残存してしまうことである。
補正すればよい訳だが、この方法のみに頼つていると次
のような問題が生じる。まず第1の問題は、上記のよう
に回転量θが算出されたとしても、ウエハ6を回転する
機構の精度がそれに伴なわない場合、ウエハ6を回転補
正した後、再びウエハ6の回転量を検出する動作を繰り
返す必要があり、回転補正に長時間を要することが起り
得る点である。そして第2の問題は、距離Lに対してチ
ツプ50の大きさが極端に小さい場合、ステージ7をx
方向に距離Lだけ送つたとき、ウエハ6の回転によつ
て、スポツト光13がx方向に並んだ同一列上の左右の
チツプを走査しないことが生じる点である。この第2の
問題点は重大な誤差の原因になる。すなわち、ウエハ6
上の左側のチツプと右側のチツプとでy方向に配列ピツ
チの整数倍(零を含まず)だけずれたチツプ同志をパタ
ーンマツチングしてしまい、距離Lに対して配列ピツチ
の整数倍の回転誤差が残存してしまうことである。
そこで上記第2の問題点を解決する本発明の実施例を第
7図を用いて説明する。第7図は座標系xyに対してウ
エハ6がθだけ回転しているのを極端に表わしたもので
あり、座標系αβはウエハ6上のチツプの配列座標であ
る。そしてまずウエハ6の右側の1つのチツプとx方向
のストリートラインとが走査できるようにスポツト光1
3aを位置決めする。そしてステージ7をy方向に所定
距離だけ走査して散乱光の強度分布のデータを抽出し、
基準パターン(テンプレート)とのパターンマツチング
により、そのチツプに付随したストリートラインの位置
y5を検出する。次に、チツプのβ軸(y軸)方向の配
列ピツチ(又はチツプの大きさ)をCP、プリアライメ
ント等の精度に応じて起り得るウエハ6の回転誤差をε
0、0よりも大きく0.5以下の係数をa、1以上の整
数をnとしたとき、信号処理部11は、次の式(2),
(3)を同時に満足する距離dを算出する。
7図を用いて説明する。第7図は座標系xyに対してウ
エハ6がθだけ回転しているのを極端に表わしたもので
あり、座標系αβはウエハ6上のチツプの配列座標であ
る。そしてまずウエハ6の右側の1つのチツプとx方向
のストリートラインとが走査できるようにスポツト光1
3aを位置決めする。そしてステージ7をy方向に所定
距離だけ走査して散乱光の強度分布のデータを抽出し、
基準パターン(テンプレート)とのパターンマツチング
により、そのチツプに付随したストリートラインの位置
y5を検出する。次に、チツプのβ軸(y軸)方向の配
列ピツチ(又はチツプの大きさ)をCP、プリアライメ
ント等の精度に応じて起り得るウエハ6の回転誤差をε
0、0よりも大きく0.5以下の係数をa、1以上の整
数をnとしたとき、信号処理部11は、次の式(2),
(3)を同時に満足する距離dを算出する。
d<a・CP/ε0 …… (2) d=n・CP …… (3) 距離dは次に散乱光の強度分布を抽出するために位置す
べきスポツト光13bのスポツト光13aからのx方向
の距離を表わす。こうしてスポツト光13aから距離d
の位置にスポツト光13bを位置決めしてから、y方向
にステージ7を走査して、散乱光の強度分布のデータを
抽出する。このとき、上記式(2),(3)により距離dを
定めたので、スポツト光13bの走査範囲中に存在する
ストリートラインは、スポツト光13aの走査範囲中に
存在したストリートラインと同一のものである。すなわ
ち、座標系αβのα軸に沿つて一列に並んだ複数のチツ
プに関して距離dだけ離れた2つの位置で散乱光のy方
向の強度分布を抽出したことになる。さて、スポツト光
13bの走査により抽出したデータから、パターンマツ
チングによりストリートラインの位置y6を検出する。
べきスポツト光13bのスポツト光13aからのx方向
の距離を表わす。こうしてスポツト光13aから距離d
の位置にスポツト光13bを位置決めしてから、y方向
にステージ7を走査して、散乱光の強度分布のデータを
抽出する。このとき、上記式(2),(3)により距離dを
定めたので、スポツト光13bの走査範囲中に存在する
ストリートラインは、スポツト光13aの走査範囲中に
存在したストリートラインと同一のものである。すなわ
ち、座標系αβのα軸に沿つて一列に並んだ複数のチツ
プに関して距離dだけ離れた2つの位置で散乱光のy方
向の強度分布を抽出したことになる。さて、スポツト光
13bの走査により抽出したデータから、パターンマツ
チングによりストリートラインの位置y6を検出する。
次に信号処理部11は位置y5とy6のずれ量と距離d
とに基づいて式(4)により回転量θ0を算出する。
とに基づいて式(4)により回転量θ0を算出する。
θ0=(y5−y6)/d …… (4) さて、この回転量θ0には距離dがウエハ6上で、距離
Lよりも短かいために誤差分が含まれている。そこで、
この距離dで回転量θ0を検出した位置におけるy方向
の誤差分(検出精度)を第8図に示すようにδ0とす
る。また第8図において、スポツト光13aのx方向の
位置をP1、スポツト光13bのx方向の位置をP2と
する。そして位置P1から距離Lだけx方向に離れ、か
つx軸に対して回転量θ0で決まる角度方向の位置P3
にスポツト光13cを位置決めして散乱光のy方向の強
度分布を抽出し、基準パターンとのマツチングを行な
い、その強度分布と基準パターンとのずれ量を求めたと
き、その起り得るずれ量をδ1とすると距離Lは第8図
に示すような幾何学的な関係から式(5)によつて表わさ
れる。
Lよりも短かいために誤差分が含まれている。そこで、
この距離dで回転量θ0を検出した位置におけるy方向
の誤差分(検出精度)を第8図に示すようにδ0とす
る。また第8図において、スポツト光13aのx方向の
位置をP1、スポツト光13bのx方向の位置をP2と
する。そして位置P1から距離Lだけx方向に離れ、か
つx軸に対して回転量θ0で決まる角度方向の位置P3
にスポツト光13cを位置決めして散乱光のy方向の強
度分布を抽出し、基準パターンとのマツチングを行な
い、その強度分布と基準パターンとのずれ量を求めたと
き、その起り得るずれ量をδ1とすると距離Lは第8図
に示すような幾何学的な関係から式(5)によつて表わさ
れる。
L=d・(δ1/δ0) …… (5) さらに、ずれ量δ1もy方向の配列ピツチ(又はチツプ
の大きさ)CPの1/2よりも小さいものにするとすれ
ば、 δ1<a・CP …… (6) で表わされる。
の大きさ)CPの1/2よりも小さいものにするとすれ
ば、 δ1<a・CP …… (6) で表わされる。
そこで上記式(5),(6)から信号処理部11は次の式
(7),(8)を同時に満足するような最適な距離Lを算出
する。
(7),(8)を同時に満足するような最適な距離Lを算出
する。
L<(a・CP・d)/δ0 …… (7) L=n・CP …… (8) 次に信号処理部11は、位置P1(スポツト光13aの
位置)からx方向に距離Lだけステージ7を移動させる
とともに、さらにy方向に回転量θ0で決まる量(L・
θ0)だけ移動させた位置P3に停止させる。ここでス
ポツト光13cをy方向に走査して散乱光の強度分布を
抽出し、パターンマツチングによりチツプに付随したス
トリートラインのy方向の位置y7を検出する。ここで
検出したストリートラインはスポツト光13aの走査で
検出したストリートラインと同一のものであり、スポツ
ト光13aと13cの走査が同一列中の左右のチツプに
関して行なわれたことになる。そして信号処理部11は
先にスポツト光13aの走査で求めた位置y5と、スポ
ツト光13cの走査で求めた位置y7とに基づいて、次
の近似式(9)でウエハ6の正確な回転量θを算出する。
位置)からx方向に距離Lだけステージ7を移動させる
とともに、さらにy方向に回転量θ0で決まる量(L・
θ0)だけ移動させた位置P3に停止させる。ここでス
ポツト光13cをy方向に走査して散乱光の強度分布を
抽出し、パターンマツチングによりチツプに付随したス
トリートラインのy方向の位置y7を検出する。ここで
検出したストリートラインはスポツト光13aの走査で
検出したストリートラインと同一のものであり、スポツ
ト光13aと13cの走査が同一列中の左右のチツプに
関して行なわれたことになる。そして信号処理部11は
先にスポツト光13aの走査で求めた位置y5と、スポ
ツト光13cの走査で求めた位置y7とに基づいて、次
の近似式(9)でウエハ6の正確な回転量θを算出する。
θ=(y5−y7)/L …… (9) 以上のような方法で回転量θを求めれば、距離Lに対し
てチツプの大きさが極単に小さい場合でも、同一列中の
左右のチツプに関してパターンマツチングを行なうこと
ができるので、先に述べた第2の問題点は解決される。
そして信号処理部11によつて回転量θだけウエハ6を回
転補正すればよい訳であるが、1度の回転補正だけでは
回転補正機構の精度によつて誤差を補正しきれずに、回
転誤差Δθが残存する。この回転誤差Δθを繰り返し回
転補正して誤差Δθを零まで追い込むことは可能である
が、そうすると先に述べた第1の問題点が生じてしま
う。そこで第1の問題点を解決する本発明の実施例を引
き続き説明する。
てチツプの大きさが極単に小さい場合でも、同一列中の
左右のチツプに関してパターンマツチングを行なうこと
ができるので、先に述べた第2の問題点は解決される。
そして信号処理部11によつて回転量θだけウエハ6を回
転補正すればよい訳であるが、1度の回転補正だけでは
回転補正機構の精度によつて誤差を補正しきれずに、回
転誤差Δθが残存する。この回転誤差Δθを繰り返し回
転補正して誤差Δθを零まで追い込むことは可能である
が、そうすると先に述べた第1の問題点が生じてしま
う。そこで第1の問題点を解決する本発明の実施例を引
き続き説明する。
まずウエハ6を算出した回転量θに応じて1度だけ回転
補正する。そして信号処理部11は再びウエハ6上でx
方向に距離L(ただしL=n・CP)だけ離れて位置す
る2つのチツプとそれに付随したストリートラインとを
含む局所部分を、それぞれスポツト光13でy方向に例
えば第5図のように走査して、その局所部分から生じた
散乱光の強度分布を抽出し、パターンマツチングにより
両局所部分のy方向の位置ずれ量Δyを演算する。そし
て距離Lとの関係から、残存回転誤差Δθを次の式(1
0)によつて求める。
補正する。そして信号処理部11は再びウエハ6上でx
方向に距離L(ただしL=n・CP)だけ離れて位置す
る2つのチツプとそれに付随したストリートラインとを
含む局所部分を、それぞれスポツト光13でy方向に例
えば第5図のように走査して、その局所部分から生じた
散乱光の強度分布を抽出し、パターンマツチングにより
両局所部分のy方向の位置ずれ量Δyを演算する。そし
て距離Lとの関係から、残存回転誤差Δθを次の式(1
0)によつて求める。
Δθ=Δy/L …… (10) 次に信号処理部11は第9図に示すように位置ずれ量Δ
yを求めた2つの位置P4,P5に対して予め決められ
た位置P6を含む局所部分をx方向に伸びたスポツト光
13dとy方向に伸びたスポツト光13eとでそれぞれ
y方向とx方向に走査し、その局所部分から生じた散乱
光の2次元的な強度分布を抽出する。尚、位置P6の位
置P4,P5に対する相対位置は位置合せすべき全ての
ウエハに関して同一に定められている。そして、信号処
理部11は予め1枚目のウエハの位置P6に相当する局
所部分から抽出しておいた散乱光の2次元的な強度分布
のデータを、テンプレートとして、このテンプレートと
ウエハ6の位置P6の局所部分の強度分布データとをパ
ターンマツチングし、テンプレートに対するずれ量を求
める。このずれ量を補正するようにステージ7を位置決
めすれば、1枚目のウエハの位置P6に相当する位置
に、2枚目以降のウエハ6の位置P6がスポツト光13
に関して位置合せされたことになる。すなわち、1枚の
ウエハの2次元的な位置が、2枚目以降のウエハ6につ
いて再現されたことになる。そして、この再現された位
置P6のチツプを原点としてステージ7を2次元移動す
れば、ウエハ6上の所望のチツプを顕微鏡14の観察視
野内、又はプローバーのプローブ針の直下に位置決めで
きる。しかしながら位置P6から離れる程、残存回転誤
差Δθのために位置ずれが大きくなつてくる。ところで
ウエハ6上の各チツプのx方向とy方向の大きさ(ある
いは配列ピツチ)をそれぞれα0,β0とすれば、例え
ば位置P6のチツプ中心を原点とするように配列座標系
αβを定めたとき、各チツプの中心は座標系αβにおい
て、m、nをそれぞれ整数としたとき(mα0、n
β0)の座標値にマトリツクス状に分布する。そこで残
存回転誤差Δθを考慮して、座標系αβにおける位置を
座標系xyにおける位置に変換してみると、次の式(1
1),(12)で表わされる。
yを求めた2つの位置P4,P5に対して予め決められ
た位置P6を含む局所部分をx方向に伸びたスポツト光
13dとy方向に伸びたスポツト光13eとでそれぞれ
y方向とx方向に走査し、その局所部分から生じた散乱
光の2次元的な強度分布を抽出する。尚、位置P6の位
置P4,P5に対する相対位置は位置合せすべき全ての
ウエハに関して同一に定められている。そして、信号処
理部11は予め1枚目のウエハの位置P6に相当する局
所部分から抽出しておいた散乱光の2次元的な強度分布
のデータを、テンプレートとして、このテンプレートと
ウエハ6の位置P6の局所部分の強度分布データとをパ
ターンマツチングし、テンプレートに対するずれ量を求
める。このずれ量を補正するようにステージ7を位置決
めすれば、1枚目のウエハの位置P6に相当する位置
に、2枚目以降のウエハ6の位置P6がスポツト光13
に関して位置合せされたことになる。すなわち、1枚の
ウエハの2次元的な位置が、2枚目以降のウエハ6につ
いて再現されたことになる。そして、この再現された位
置P6のチツプを原点としてステージ7を2次元移動す
れば、ウエハ6上の所望のチツプを顕微鏡14の観察視
野内、又はプローバーのプローブ針の直下に位置決めで
きる。しかしながら位置P6から離れる程、残存回転誤
差Δθのために位置ずれが大きくなつてくる。ところで
ウエハ6上の各チツプのx方向とy方向の大きさ(ある
いは配列ピツチ)をそれぞれα0,β0とすれば、例え
ば位置P6のチツプ中心を原点とするように配列座標系
αβを定めたとき、各チツプの中心は座標系αβにおい
て、m、nをそれぞれ整数としたとき(mα0、n
β0)の座標値にマトリツクス状に分布する。そこで残
存回転誤差Δθを考慮して、座標系αβにおける位置を
座標系xyにおける位置に変換してみると、次の式(1
1),(12)で表わされる。
x=m・α0・cos(Δθ)+n・β0・sin(Δθ)……(1
1) y=n・β0・cos(Δθ)−m・α0・sin(Δθ)……(1
2) 誤差Δθは極めて小さいので、cos (Δθ)≒1、sin
(Δθ)≒Δθとすると、式(11),(12)はそれぞ
れ式(13),(14)のように近似される。
1) y=n・β0・cos(Δθ)−m・α0・sin(Δθ)……(1
2) 誤差Δθは極めて小さいので、cos (Δθ)≒1、sin
(Δθ)≒Δθとすると、式(11),(12)はそれぞ
れ式(13),(14)のように近似される。
x=m・α0+n・β0・Δθ …(13) y=n・β0−m・α0・Δθ …(14) この式(13),(14)によつて決まる座標値(x,
y)に従えば、座標系αβで(m・α0、n・β0)の
位置にあるチツプを顕微鏡14やプローブ針の直下に位
置合せするようにステージ7を位置決めするとき、その
チツプに対してはステージ7の位置が(n・β0・Δ
θ、−m・α0・Δθ)だけ補正されることになる。
y)に従えば、座標系αβで(m・α0、n・β0)の
位置にあるチツプを顕微鏡14やプローブ針の直下に位
置合せするようにステージ7を位置決めするとき、その
チツプに対してはステージ7の位置が(n・β0・Δ
θ、−m・α0・Δθ)だけ補正されることになる。
この様子を第10図、第11図に示す。第10図は残存
回転誤差Δθの補正を行なわずに、ステージ7を位置決
めしたときの様子を表わし、第11図は残存回転誤差Δθ
を補正してステージ7を位置決めたときの様子を表わ
す。第10図、第11図で点線で示した矩形は、プロー
ブ針が位置する領域30を各チツプに対応させて表わし
たものである。補正しないでステージ7を位置決めする
と、位置P6のチツプC1はそれ自身の回転誤差のみが
あるだけで、よく位置合せされているが、チツプC1か
らx方向(α方向)に離れたチツプC2,C3について
は領域30との位置ずれが誤差Δθに対して順次増大し
ていく。ところが第11図のように補正することによつ
て、各チツプC1,C2,C3の中心はx軸上に位置
し、各チツプC1,C2,C3と領域30とを位置合せ
したとき、チツプと領域30の相対的な回転誤差が残る
のみで、ウエハ6上の全てのチツプに対して同等の位置
合せ精度が得られる。
回転誤差Δθの補正を行なわずに、ステージ7を位置決
めしたときの様子を表わし、第11図は残存回転誤差Δθ
を補正してステージ7を位置決めたときの様子を表わ
す。第10図、第11図で点線で示した矩形は、プロー
ブ針が位置する領域30を各チツプに対応させて表わし
たものである。補正しないでステージ7を位置決めする
と、位置P6のチツプC1はそれ自身の回転誤差のみが
あるだけで、よく位置合せされているが、チツプC1か
らx方向(α方向)に離れたチツプC2,C3について
は領域30との位置ずれが誤差Δθに対して順次増大し
ていく。ところが第11図のように補正することによつ
て、各チツプC1,C2,C3の中心はx軸上に位置
し、各チツプC1,C2,C3と領域30とを位置合せ
したとき、チツプと領域30の相対的な回転誤差が残る
のみで、ウエハ6上の全てのチツプに対して同等の位置
合せ精度が得られる。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、ウエハ等の基板の回転誤
差を検出した後、一回だけ基板を回転補正すればよいの
で、極めて高速である。しかも回転補正後に再度基板の
残存回転誤差を検出して、座標系xyに沿つた位置決め
の際、その残存回転誤差に応じて位置決めすべき位置を
xy方向に補正するようにしたので、例えばプローブ針
を基板上の全チツプに対して同等の高精度で位置合せで
きるという効果が得られる。
差を検出した後、一回だけ基板を回転補正すればよいの
で、極めて高速である。しかも回転補正後に再度基板の
残存回転誤差を検出して、座標系xyに沿つた位置決め
の際、その残存回転誤差に応じて位置決めすべき位置を
xy方向に補正するようにしたので、例えばプローブ針
を基板上の全チツプに対して同等の高精度で位置合せで
きるという効果が得られる。
また本発明の位置決め方法において、基板上の3つのチ
ップ位置を検出する方法によれば、基板上で大きく離れ
た2ヶ所のチップの各位置を検出して基板の回転誤差を
求める際、その2ヶ所のチップが同一列上に存在しない
と言う問題点が解決され、チップが極端に小さい場合で
あっても基板の回転誤差を常に精密に検出することが可
能となる。
ップ位置を検出する方法によれば、基板上で大きく離れ
た2ヶ所のチップの各位置を検出して基板の回転誤差を
求める際、その2ヶ所のチップが同一列上に存在しない
と言う問題点が解決され、チップが極端に小さい場合で
あっても基板の回転誤差を常に精密に検出することが可
能となる。
第1図は本発明の実施例に好適な位置合せ装置の概略的
な構成図、第2図はスポツト光を形成する光学系の斜視
図、第3図はスポツト光とチツプの関係を示す平面図、
第4図はウエハとスポツト光の2次元的な関係を示す平
面図、第5図は本発明の原理を説明するための図、第6
図はパターンマツチングに使われる散乱光の強度分布を
示す波形図、第7図は本発明の実施例を説明するための
図、第8図はウエハの回転量の算出方法を説明する図、
第9図は、位置合せのための動作を説明する図、第10
図、第11図は残存回転誤差の補正動作を説明する図で
ある。 〔主要部分の符号の説明〕 5……レーザ光束、6……ウエハ、7……ステージ、1
1……信号処理部、12……位置センサー、13……ス
ポツト光、50,C1,C2,C3……チツプ、53……ス
トリートライン
な構成図、第2図はスポツト光を形成する光学系の斜視
図、第3図はスポツト光とチツプの関係を示す平面図、
第4図はウエハとスポツト光の2次元的な関係を示す平
面図、第5図は本発明の原理を説明するための図、第6
図はパターンマツチングに使われる散乱光の強度分布を
示す波形図、第7図は本発明の実施例を説明するための
図、第8図はウエハの回転量の算出方法を説明する図、
第9図は、位置合せのための動作を説明する図、第10
図、第11図は残存回転誤差の補正動作を説明する図で
ある。 〔主要部分の符号の説明〕 5……レーザ光束、6……ウエハ、7……ステージ、1
1……信号処理部、12……位置センサー、13……ス
ポツト光、50,C1,C2,C3……チツプ、53……ス
トリートライン
Claims (4)
- 【請求項1】矩形状のチップの複数個が所定のピッチで
2次元的に配列された基板を載置して、直交座標系xy
に沿って2次元移動するステージを有し、該直交座標系
xy内の所定の位置に前記基板上の任意のチップを位置
決めする装置において、 前記直交座標系xy内の定められた位置に検出中心を有
し、前記基板上に形成された特徴的なパターン形状を含
む第1の局所領域を光電走査することによって該第1の
局所領域内のパターンに応じた第1の信号を発生すると
ともに、前記第1の局所領域から前記チップの配列方向
に前記ピッチの略整数倍の距離だけ離れた第2の局所領
域を光電走査することによって該第2の局所領域内のパ
ターンに応じた第2の信号を発生するパターン情報発生
手段と; 前記第1の信号と第2の信号との相関性に基づいて前記
基板の前記直交座標系xy内での全体的な回転誤差を算
出する演算手段と; 該算出された全体的な回転誤差を補正するために、前記
基板を前記ステージ上で回転させる回転機構と; 前記基板の全体的な回転誤差の補正の後、前記基板上の
2ヶ所の局所領域の夫々から得られた2つの信号の相関
性に基づいて、前記基板の全体的な回転誤差の残差を算
出する残差算出手段と; 前記基板上の任意のチップを前記所定位置に順次位置決
めする際、前記基板の全体的な回転誤差の残差に応じて
前記ステージを直交座標系xyのx方向とy方向とに関
して補正して移動させる制御手段とを設けたことを特徴
とする位置決め装置。 - 【請求項2】前記パターン情報発生手段は、前記基板上
の複数個のチップの配列方向に関する周期的なパターン
構造のうち、光電走査によって特徴的な光強度分布を発
生する部分を前記第1、第2の局所領域として設定し、
該第1、第2の局所領域の夫々の光強度分布を検出する
光電素子を含むことを特徴とする特許請求の範囲第1項
に記載の装置。 - 【請求項3】矩形状のチップの複数個がほぼ一定のピッ
チで2次元的に配列された半導体素子製造用の基板を載
置して、直交座標系xyに沿って2次元移動するステー
ジと、該ステージ上で前記基板を回転させる回転機構
と、前記直交座標系xy上の所定位置に検出中心を有
し、前記基板上の一部に形成された特徴的なパターン形
状を含む局所範囲を、前記座標系xyのx方向、又はy
方向に走査したとき、該パターン形状に応じて強度変化
する光電信号を出力する光電検出手段と、該光電信号に
基づいて、前記直交座標系xyに対する前記基板上のチ
ップの位置を算出する演算手段と、該算出された値に基
づいて前記ステージの駆動を制御する制御手段とを備え
た位置決め装置を用いた基板の位置決め方法において、 前記基板上の特性の位置におけるチップの位置を、前記
光電検出手段と前記演算手段とを用いて複数のチップに
関して検出する段階と; 検出された複数のチップの各位置から前記基板の全体的
なθ方向の回転誤差を求める段階と; 求められた前記基板の全体的なθ方向の回転誤差を補正
するために前記基板を前記回転機構によりθ方向に回転
させる段階と; 前記ステージによって前記基板上の各チップを前記直交
座標系xy上の予め定められた位置に順次位置決めする
際、前記基板の全体的なθ方向の回転誤差の残存誤差に
応じて前記制御手段によるxy方向の移動量を補正する
段階とを有することを特徴とする位置決め方法。 - 【請求項4】矩形状のチップの複数個が所定のピッチで
2次元的に配列された基板を載置して、直交座標系xy
に沿って2次元移動するステージと、該ステージ上で前
記基板を回転させる回転機構と、前記直交座標系xy上
の所定位置に検出中心を有し、前記基板上に形成された
特徴的なパターン形状を含む局所範囲を走査したとき、
該パターン形状に応じて変化する光強度分布を出力する
光電検出手段と、該光強度分布に基づいて前記直交座標
系xy上における前記チップの位置を算出する演算手段
と、該算出された位置に基づいて前記ステージの駆動を
制御する制御手段とを備えた位置決め装置を用いた基板
の位置決め方法において、 前記基板上にx方向に配列された一列のチップ群のう
ち、前記基板の周辺に位置する第1チップを指定し、該
第1チップの一部を含む第1の局所範囲内のy方向のパ
ターン形状に応じた第1の光強度分布を前記光電検出手
段により検出する段階と; 前記一列のチップ群のうち、前記第1チップからx方向
に距離dだけ離れ、かつ前記基板の中央側に位置する第
2チップを指定し、該第2チップの一部を含む第2の局
所範囲内のy方向のパターン形状に応じた第2の光強度
分布を前記光電検出手段により検出する段階と; 前記第1の光強度分布と第2の光強度分布とに基づい
て、前記第1チップと第2チップのy方向の各位置を求
め、それら各位置と前記距離dとに基づいて座標系xy
の座標軸に対する前記一列のチップ群の配列軸の回転量
θ0を算出する段階と; 該算出された回転量θ0に基づいて、前記一列のチップ
群のうち前記距離dよりも大きな距離Lだけ離れた第3
チップを指定し、該第3チップの一部を含む第3の局所
範囲内のy方向のパターン形状に応じた第3の光強度分
布を前記光電検出手段により検出する段階と; 該第3の光強度分布に基づいて前記第3チップのy方向
の位置を求め、その位置と前記第1チップのy方向の位
置との差、及び前記距離Lとに基づいて前記基板の前記
直交座標系xy内での正確な回転誤差を算出する段階と
を含むことを特徴とする位置決め方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59100247A JPH0630332B2 (ja) | 1984-05-18 | 1984-05-18 | 位置決め装置、及び該装置を用いた基板の位置決め方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59100247A JPH0630332B2 (ja) | 1984-05-18 | 1984-05-18 | 位置決め装置、及び該装置を用いた基板の位置決め方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60245134A JPS60245134A (ja) | 1985-12-04 |
| JPH0630332B2 true JPH0630332B2 (ja) | 1994-04-20 |
Family
ID=14268905
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59100247A Expired - Lifetime JPH0630332B2 (ja) | 1984-05-18 | 1984-05-18 | 位置決め装置、及び該装置を用いた基板の位置決め方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0630332B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999066543A1 (en) | 1998-06-15 | 1999-12-23 | Nikon Corporation | Position sensing method, position sensor, exposure method, exposure apparatus, and production process thereof, and device and device manufacturing method |
| JP5253217B2 (ja) * | 2009-02-13 | 2013-07-31 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | 基板アライメント方法、基板アライメント装置、レーザ加工裝置及びソーラパネル製造方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5780724A (en) * | 1980-11-07 | 1982-05-20 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | Positioning device |
-
1984
- 1984-05-18 JP JP59100247A patent/JPH0630332B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60245134A (ja) | 1985-12-04 |
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Legal Events
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| EXPY | Cancellation because of completion of term |