JPH06303767A - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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JPH06303767A
JPH06303767A JP8833793A JP8833793A JPH06303767A JP H06303767 A JPH06303767 A JP H06303767A JP 8833793 A JP8833793 A JP 8833793A JP 8833793 A JP8833793 A JP 8833793A JP H06303767 A JPH06303767 A JP H06303767A
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JP
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efficiency
circuit
frequency
switching element
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JP8833793A
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Yoshinobu Murakami
善宣 村上
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】いかなる負荷状態であっても、最も効率の良い
状態で動作させる。 【構成】検出回路51 ,52 で入出力電力を検出する。
その入出力電力から割算器8で一定周期毎に効率を求
め、周期毎に交互に積分回路91 ,92 で効率を記憶さ
せる。その記憶結果に基づいて、コンパレータCP2
CP3 、論理演算部13及び分周回路11で、前周期と
現周期との効率の変化を判断する。そして、その判別結
果に応じて、分周回路11が効率が良くなるようにスイ
ッチング素子Q1 のスイッチング周波数を変化させる。
つまりは、常に最も効率の良くなるようにスイッチング
素子Q1 のスイッチング周波数を変化させ、いかなる負
荷状態であっても、最も効率の良い状態で動作させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スイッチング素子のス
イッチングにより直流入力電圧の電圧変換を行う電源装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スイッチング素子のスイッチングにより
直流電力変換(直流入力電圧の昇圧あるいは降圧)を行
う電源回路としては例えばチョッパ回路がある。このチ
ョッパ回路は図6に示す放電灯点灯装置などで用いられ
る。図6の放電灯点灯装置では、電源スイッチSWを介
して供給される直流電源Eの電圧を昇圧する昇圧型のチ
ョッパ回路1を用いており、このチョッパ回路1の負荷
としては、チョッパ回路1の出力電圧を電源として動作
して直流電力を高周波電力に変換するインバータ回路2
と、このインバータ回路2から供給される高周波電力で
点灯される放電灯LAとを備えている。
【0003】チョッパ回路1は、インダクタL1 、ダイ
オードD1 、コンデンサC1 及びMOSFETからなる
スイッチング素子Q1 とで構成してあり、インダクタL
1 としては2巻線構造のいわゆるオートトランスを用
い、夫々の巻線L11,L12の接続点と直流電源Eの負極
との間にスイッチング素子Q1 を接続した構成になって
いる。
【0004】上記チョッパ回路1では、スイッチング素
子Q1 のオン時に、直流電源Eからスイッチング素子Q
1 を介して入力側の巻線L11に電流を流し、巻線L11
エネルギを蓄積する。そして、スイッチング素子Q1
オフ時に、巻線L11に蓄積されたエネルギに対応する電
力を、直流電源Eから供給される電力に加える形で、ダ
イオードD1 を介してコンデンサC1 に供給する。
【0005】ここで、インダクタL1 では、スイッチン
グ素子Q1 のオン時に蓄積されたエネルギにより巻線L
11の両端に発生する電圧を、この巻線L11の巻数とイン
ダクタL1 の巻数(巻線L11の巻数と出力側の巻線L12
の巻数とを加えた巻数)との比に応じた電圧まで昇圧す
る。このため、直流電源Eの電圧にインダクタL1 の昇
圧電圧を加えた電圧がコンデンサC1 に印加されて充電
される。上記動作をスイッチング素子Q1 のオン,オフ
に応じて繰り返すことにより、コンデンサC1の両端に
昇圧した電圧を得る。
【0006】上記チョッパ回路1のスイッチング素子Q
1 のスイッチング制御は、三角波を発生する発振器4
と、チョッパ回路1の出力電圧を分圧する抵抗R1 ,R
2 と、これら抵抗R1 ,R2 による分圧電圧と発振器4
の出力とを比較するコンパレータCP1 と、電源スイッ
チSWの投入時点から一定時間を計時するタイマ3とで
行う。つまり、図6の放電灯点灯装置では、上記構成と
チョッパ回路1とで電源装置が構成されている。なお、
チョッパ回路1の入力端間に接続されたコンデンサC2
は高周波カット用であり、チョッパ回路1のスイッチン
グ素子Q1 のオン,オフにより発生する高周波成分が電
源に帰還されることを防止するためのものである。
【0007】上記分圧抵抗R1 ,R2 は、チョッパ回路
1の出力電圧を検出するもので、コンパレータCP1
この分圧抵抗R1 ,R2 の分圧電圧S1 と発振器4の出
力S 2 とを比較し、そのコンパレータCP1 の出力S3
でチョッパ回路1のスイッチング素子Q1 のオン,オフ
を制御する。いま、抵抗R1 ,R2 の分圧電圧S1 が上
昇すれば、発振器4の出力S2 が上記分圧電圧を越える
期間が短くなり、これによりコンパレータCP1 の出力
3がハイレベルである期間が短くなり、スイッチング
素子Q1 のオンデューティが小さくなる。このようにス
イッチング素子Q1 のオンデューティが小さくなると、
インダクタL1 (実際には巻線L11)に蓄積されるエネ
ルギが小さくなるので、チョッパ回路1の出力電圧が低
下する。
【0008】逆に、分圧電圧S1 が下降すれば、スイッ
チング素子Q1 のオンデューティは大きくなる。このと
きには、インダクタL1 に蓄積されるエネルギが大きく
なり、チョッパ回路1の出力電圧が上昇する。以上の動
作により、スイッチング素子Q1 のオンデューティを調
整して、チョッパ回路1の出力電圧を一定としている。
なお、スイッチング素子Q1 の発振周波数は、発振器4
の発振周波数で決まる。
【0009】ところで、放電灯LAは図7に示す特性を
持つ。つまり、始動時(電源投入時点から定常点灯に移
行するまでの過渡的な期間)には図中のA点に示すよう
に重い負荷となり、定常点灯時にはB点に示すように軽
くなる。この放電灯LAの特性によりインバータ回路2
を含む負荷の特性も変化し、チョッパ回路1の効率に影
響を与える。
【0010】図6の回路構成の電源回路の電力損失とス
イッチング周波数との関係を図8に示す。チョッパ回路
1の電力損失の周波数特性は、スイッチング損失W
floss1と実効値損失WRMSloss とを合成して得られるW
loss1 となる。ここで、負荷が重くなって実効値が増加
すると、チョッパ回路1の電力損失はWloss2 と変化す
る。図7の場合に、最もチョッパ回路1の電力損失が小
さい周波数はf1 からf2に変化する。つまり、負荷の
状態によって最も電力損失の小さくなる最適周波数は変
化する。
【0011】そこで、図6の回路では上記タイマ3で始
動期間(電源スイッチSWの投入時から一定時間)を計
時させ、その出力S4 で発振器4の発振周波数を可変す
るようにしてある。具体的には、始動時の放電灯LAが
重い負荷となるときには、タイマ3の出力S4 を図9
(d)に示すようにハイレベルとし、スイッチング素子
1 のスイッチング周波数を低くし、定常点灯時の放電
灯LAが軽い負荷となるときには、出力S4 をローレベ
ルとし、スイッチング素子Q1 のスイッチング周波数を
高くしている。つまりは、始動期(過渡期間)と定常点
灯期とでスイッチング素子Q1 の周波数を変化させるこ
とで、始動時及び定常点灯時でともに低い損失で動作さ
せるようにしてある。
【0012】ここで、図8において周波数が高くなった
場合に実効値損失WRMSloss が小さくなる理由について
説明する。この場合、単に周波数を変化させると、図1
0(a)に比べて同図(b)の方がオフ期間が短くな
り、効率が高くなる。但し、周波数を変化させると、波
形自体が変化するため、電流の実効値が変化する。い
ま、周波数を高くしたとすると、図11(a)のイの電
流波形が、同図(b)に示すハの波形に変化する。この
とき、図11(b)の時間軸形を同図(a)の時間軸で
置き換えると、同図(a)中のロの電流波形で表すこと
ができる。ここで、図11(a)のイ,ロの電流の実効
値IRMS1,IRMS2を求めると、
【0013】
【数1】
【0014】つまり、周波数を高くすると、実効値が小
さくなる。これは、結果的には、実効値が小さくなるこ
とにより、実効ロスが小さくなることを意味する。この
点からも図8において周波数が高くなった場合に実効値
損失WRMSloss が小さくなる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
に始動時だけ効率を良くする方法では、定常時に例えば
スローリクランプなどにより負荷が重くなる異常が発生
した場合、損失が増大し、部品の温度上昇を招くという
問題があった。つまりは、負荷状態により電源装置を効
率良く動作させることができないものであった。
【0016】本発明は上述の点に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、いかなる負荷状態であ
っても、最も効率の良い状態で動作する電源装置を提供
することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、スイッチング素子のスイッチングによ
り直流電力変換を行う電源回路と、この電源回路の出力
電圧を検出する出力電圧検出手段と、出力電圧検出手段
の出力に基づいてスイッチング素子のオンデューティを
制御して出力電圧を一定に保つ第1の制御手段と、スイ
ッチング素子のスイッチング周波数を制御すると共にス
イッチング周波数を可変制御自在な第2の制御手段と、
電源回路の入力電力を検出する入力電力検出手段と、電
源回路の出力電力を検出する出力電力検出手段と、夫々
の検出回路で検出された入出力電力からスイッチング素
子のスイッチング周期の数倍からなる周期毎に効率を演
算する効率演算手段と、上記効率演算手段で演算された
効率を上記周期の2倍期間記憶すると共に夫々の記憶期
間が上記周期に相当する期間ずらされた2個の記憶手段
と、夫々の記憶手段の記憶結果を効率演算手段の効率演
算期間に同期して比較して効率の変動を判別すると共
に、判別結果に応じて第2の制御手段で効率が良くなる
ようにスイッチング素子のスイッチング周波数を可変さ
せる効率変動判別手段とを備えている。
【0018】
【作用】本発明は、上述のように構成することにより、
前周期と現周期との効率の変化を判断し、効率が良くな
るようにスイッチング素子のスイッチング周波数を変化
させ、つまりは常に最も効率の良くなるようにスイッチ
ング素子のスイッチング周波数を変化させ、いかなる負
荷状態であっても、最も効率の良い状態で動作させる。
【0019】
【実施例】(実施例1)図1乃至図3に基づいて本発明
の一実施例を説明する。なお、本実施例の放電灯点灯装
置の基本回路部は図6回路と同じであるので、以下の説
明では本実施例の特徴とする点についてのみ説明する。
【0020】本実施例の放電灯点灯装置では、図1に示
すように、発振器10と、この発振器10の発振周波数
を分周する分周回路11と、分周周波数に応じた三角波
信号を発生する三角波発生器12と、チョッパ回路1の
入力電圧及び入力電流を検出する検出回路51 と、チョ
ッパ回路1の出力電圧及び出力電流を検出する検出回路
2 と、入力電圧及び入力電流を乗算して入力電力を算
出する乗算器61 と、出力電圧及び出力電流を乗算して
出力電力を算出する乗算器62 と、乗算器61の出力を
一定期間(上記三角波発生器12の2周期)積算すると
共にその積算値を一定期間(三角波発生器12の1周
期)保持する積分回路71 と、乗算器62の出力を積分
回路71 と同様に一定期間(2周期)積算すると共にそ
の積算値を一定期間(1周期)保持する積分回路7
2 と、積分回路71 の出力(すなわち、入力電力値)を
積分回路72 の出力(すなわち、出力電力値)で割って
効率を計算する割算器8と、割算器8で算出された効率
を一定周期(三角波発生器12の6周期)毎に一定期間
(1/2周期)積分すると共にその積分値を一定期間
(7/2周期)保持する積分回路91 と、積分回路91
と同様に割算器8で算出された効率を一定周期(6周
期)毎に一定期間(1/2周期)積分すると共にその積
分値を一定期間(7/2周期)保持する動作を一定周期
(3周期)遅延して行う積分回路92 と、積分回路
1 ,92 の夫々の出力を比較し積分回路91 の出力が
大きい場合に出力がハイレベルとなるコンパレータCP
2 と、積分回路91 ,92 の夫々の出力を比較し積分回
路92 の出力が大きい場合に出力がハイレベルとなるコ
ンパレータCP3 と、夫々のコンパレータCP1 ,CP
2 の出力及び分周回路11から与えられるタイミング信
号S11,SA ,SB に基づいて論理演算を行い効率の変
化状態を判別して分周回路11の分周動作を制御する論
理演算部13とで構成してある。
【0021】ここで、検出回路52 の出力電圧の検出
は、図6の分圧抵抗R1 ,R2 を用いて行い、出力電流
はカレントトランスCT2 を用いて検出するようにして
あり、検出回路51 では入力電圧を抵抗R3 ,R4 の分
圧電圧として検出し、入力電流をカレントトランスCT
1 を用いて検出するようにしてある。論理演算部13
は、コンパレータCP2 の出力及びタイミング信号
11,SBのアンドをとるアンドゲートAND1 と、コ
ンパレータCP3 の出力及びタイミング信号S11,SA
のアンドをとるアンドゲートAND2 と、コンパレータ
CP 2 ,CP3 及びタイミング信号S11の反転信号との
ノアをとるノアゲートNOR 1 と、上記アンドゲートA
ND1 ,AND2 の出力のオアをとるオアゲートOR 1
とで構成してある。
【0022】この論理演算部13に分周回路11から与
えられるタイミング信号S11は、積分回路91 ,92
夫々積算した効率を保持する期間(7/2周期)の最初
の一定期間(1/2周期)にハイレベルとなる信号であ
り、タイミング信号SA は、積分回路91 で積算した効
率を保持する期間(7/2周期)の最初の一定期間(1
/2周期)にハイレベルとなる信号であり、タイミング
信号SB は、積分回路92 で積算した効率を保持する期
間(7/2周期)の最初の一定期間(1/2周期)にハ
イレベルとなる信号である。
【0023】チョッパ回路1のオンデューティの制御
は、図6回路と同様に、分圧抵抗R1,R2 で出力電圧
を分圧した出力S2 と、三角波発生器12の出力S1
をコンパレータCP1 で比較し、コンパレータCP1
出力S3 を用いて行う。これにより、チョッパ回路1の
出力電圧は一定に制御される。次に、本実施例の特徴と
する構成に関する動作を説明する。入力電流を検出回路
1 のカレントトランスCT1 で検出し、入力電圧を分
圧抵抗R3 ,R4 の分圧電圧として検出し、検出された
入力電流と入力電圧とを乗算器61 で掛けることにより
入力電力を算出する。また、出力電流を検出回路51
カレントトランスCT1 で検出し、出力電圧を分圧抵抗
1 ,R2 の分圧電圧として検出し、出力電流と出力電
圧とを乗算器62 で掛けることにより出力電力を算出す
る。
【0024】積分回路71 ,72 には、図2(g)に示
すように、三角波発生器12の2周期がハイレベルで、
1周期がローレベルとなるタイミング信号S8 が分周回
路11から与えられ、積分回路71 ,72 では分周回路
11のタイミング信号S8 がハイレベルである2周期に
入力電力及び出力電力を夫々積算する。その積算値は分
周回路11のタイミング信号S8 がローレベルである1
周期保持される。
【0025】割算器8では、上記積分回路71 ,72
積算値を保持している期間に、夫々の出力SE1 ,SE
2 の割算(SE1 /SE2 )を行い、効率を算出する。
積分回路91 には分周回路11から図2(j)に示すタ
イミング信号S9 が与えられ、積分回路92 には同図
(k)に示すタイミング信号S10が与えられる。ここ
で、タイミング信号S9 は三角波発生器12の出力S1
の6周期毎に1/2周期だけハイレベルとなる信号であ
り、タイミング信号S10もタイミング信号S 9 と同様に
三角波発生器12の出力S1 の6周期毎に1/2周期だ
けハイレベルとなる信号である。但し、タイミング信号
9 ,S10とは3周期分だけずれてハイレベルとなる。
【0026】積分回路91 ,92 では、図2(m)に示
すように、タイミング信号S9 ,S 10がハイレベルであ
る期間、つまりは1/2周期に、割算器8の出力を積算
し、その後の7/2周期の間その積算値を保持する。つ
まりは、各積分回路91 ,9 2 は3周期毎の効率を保持
し、例えば積分回路91 で積算を行った直後では、積分
回路92 には3周期前の積算値が保持されていることに
なる。
【0027】コンパレータCP2 ,CP3 では夫々の積
分回路91 ,92 の出力を比較する。ここで、積分回路
1 の出力が大きい場合(SE3 >SE4 )であれば、
コンパレータCP2 の出力がハイレベルとなる。逆に、
積分回路92 の出力が大きい場合(SE3 <SE4 )で
あれば、コンパレータCP3 の出力がハイレベルとな
る。
【0028】分周回路11から出力される図2(l)に
示すタイミング信号S11は、アンドゲートAND1 ,A
ND2 及びノアゲートNOR1 で論理演算を行うタイミ
ングを与える信号である。また、図2(n)に示すタイ
ミング信号SA は現時点の効率は積分回路91 の出力S
3 であることを示す信号であり、同図(o)に示すタ
イミング信号SB は現時点の効率は積分回路92 の出力
SE4 であることを示す信号である。
【0029】ここで、図2におけるタイミング信号S11
がハイレベルである期間(で示す)について論理演算
部13と分周回路11との動作を説明する。この期間に
おける現在の効率は積分回路91 の出力SE3 であり、
3周期前の効率は積分回路9 2 の出力SE4 である。上
記期間では、図2(m)に示すように、出力SE3
出力SE4 とは等しい(SE3 =SE4 )。従って、コ
ンパレータCP2 ,CP3 の夫々出力はローレベルであ
り、アンドゲートAND1 ,AND2 の夫々の出力は共
にローレベルであり、従ってオアゲートOR1 の出力S
12もローレベルとなる。一方、ノアゲートNOR1 の出
力はハイレベルとなる。このようにノアゲートNOR1
の出力がハイレベルであるときには、分周回路11は分
周比を変化させず、チョッパ回路1のスイッチング素子
1 のスイッチング周波数は可変されない。
【0030】次に、図2においてで示すタイミング信
号S11がハイレベルである期間では、現在の効率は積分
回路92 の出力SE4 であり、3周期前の効率は積分回
路9 1 の出力SE3 である。そして、この期間には例え
ば放電灯LAの点灯状態の変化により負荷状態が変化
し、積分回路91 の出力SE3 が積分回路92 の出力S
4 よりも大きくなっている(SE3 >SE4 )。この
ため、コンパレータCP 2 の出力がハイレベルとなり、
コンパレータCP3 の出力がローレベルとなる。このと
きは、タイミング信号S11がハイレベル、タイミング信
号SA がローレベル、タイミング信号SB がハイレベル
であるので、アンドゲートAND1 の出力がハイレベ
ル、アンドゲートAND2 の出力がローレベルとなる。
従って、オアゲートOR1 の出力がハイレベルとなる。
また、このときノアゲートNOR1 の出力はローレベル
となる。
【0031】ここで、それ以前に上述のように積分回路
1 の出力SE3 が積分回路92 の出力SE4 よりも大
きくなっている(SE3 >SE4 )である状態がない場
合には、分周回路11の内部信号S13がローレベルとな
るようにしてある。このときには、分周回路11は三角
波発生器12から出力される三角波出力S1 のスイッチ
ング周波数を高くする。このようにスイッチング周波数
を高くしたときには、内部信号S13をハイレベルとす
る。
【0032】さらに、図2におけるで示すタイミング
信号S11がハイレベルである期間では、現在の効率は積
分回路91 の出力SE3 であり、3周期前の効率は積分
回路92 の出力SE4 である。そして、この期間には上
述のようにスイッチング素子Q1 のスイッチング周波数
が高くなったことにより、例えば図2(m)に示すよう
に積分回路91 の出力SE3 が積分回路92 の出力SE
4 よりも小さくなった(SE3 >SE4 )とする。この
ときには、コンパレータCP2 の出力がローレベルとな
り、コンパレータCP3 の出力がハイレベルとなる。ま
た、タイミング信号S11がハイレベル、タイミング信号
A がハイレベル、タイミング信号SBがローレベルで
あるので、アンドゲートAND1 の出力がローレベル、
アンドゲートAND2 の出力がハイレベルとなる。従っ
て、オアゲートOR1 の出力S12がハイレベルとなる。
また、このときノアゲートNOR1 の出力S14はローレ
ベルとなる。
【0033】このときには、分周回路11の内部信号S
13がハイレベルであるので、分周回路11は三角波発生
器12から出力される三角波出力S1 のスイッチング周
波数を低くする。以上の制御は断片的な説明であった
が、以下に制御方法を場合分けして説明する。
【0034】 前段階の周波数 効率 次段階の周波数 高くしたとき 良くなる 前段階より高くする …A 同じ 〃 と同じ …B 悪くなる 〃 より低くする …C 低くしたとき 良くなる 〃 より低くする …D 同じ 〃 と同じ …E 悪くなる 〃 より低くする …F 変更なしのとき 良くなる 〃 より高くする …G 同じ 〃 と同じ …H 悪くなる 〃 より低くする …I ここで、分周回路11は上記各状態を次のように判断す
る。前段階で周波数を高くしたことは、自己の内部信号
13がハイレベルであることから判断する。効率が良く
なったことは、オアゲートOR1 の出力S12がハイレベ
ルとなるから判断する。効率が悪くなったことは、オア
ゲートOR1 の出力S12がローレベルで、且つノアゲー
トNOR1 の出力S14がローレベルであることから判断
する。さらに、効率に変化がないことは、オアゲートO
1 の出力S12がローレベルで、且つノアゲートNOR
1 の出力S14がハイレベルであることから判断する。
【0035】上記動作を図3を用いて具体的に説明す
る。なお、説明を簡単にするために、図3では負荷が一
定であるときのスイッチング素子Q1 のスイッチング周
波数と効率との関係を示している。ここで、始動時のス
イッチング素子Q1 のスイッチング周波数がfA であ
り、そのときの効率がηA であるとする。この場合に
は、比較される全段階の効率が存在しないので、スイッ
チング周波数fA を高くする。つまりは、電源投入時の
ような始動直後には、スイッチング周波数を一定方向に
変化させるように分周回路11が動作する。なお、スイ
ッチング周波数を低くするようにしてもよい。
【0036】この場合にはスイッチング周波数がfB
なり、そのとき効率はηB と悪くなる。そこで、次段階
ではスイッチング周波数を低くするように制御する。従
って、次段階ではスイッチング周波数がfC となり、そ
のときの効率はηC と良くなる。この場合には、さらに
次の段階でスイッチング周波数を低くする。以下、同様
の動作を繰り返すことにより、最も効率が良いスイッチ
ング周波数であるfD (そのときの効率はηD )となる
ようにスイッチング周波数が自動的に可変される。な
お、上述の場合には負荷が一定である場合について説明
したが、負荷が変化した場合にも同様の動作で、最も効
率が良いスイッチング周波数となるように動作する。
【0037】ところで、電源装置の主回路は図4の構成
であってもよい。図4ではインダクタL1 としてオート
トランスの代わりに通常のインダクタを用いた基本的な
チョッパ回路1を備えている。このようにチョッパ回路
1自体の回路構成に関係なく、本発明で出力を一定に保
ち、負荷変動があっても効率の最も良い状態で電源装置
を動作させることができる。なお、その他の降圧型や昇
降圧型のチョッパ回路にも適用できる。
【0038】(実施例2)図5に本発明の他の実施例を
示す。本実施例では、電源装置の主回路をチョッパ回路
1に代えてフライバック回路1’としたものである。こ
のフライバック回路1’では、カレントトランスCT1
の1次巻線を介して、トランスTの1次巻線n1 とスイ
ッチング素子Q1 との直列回路を直流電源Eの両端に接
続し、トランスTの2次巻線n2 の両端にダイオードD
1 を介してコンデンサC1 を接続して、コンデンサC1
の両端電圧をインバータ回路2の電源として供給する構
成となっている。
【0039】動作的には、スイッチング素子Q1 のオン
時にトランスTの1次巻線n1 に蓄積されたエネルギ
で、スイッチング素子Q1 のオフ時に2次巻線n2 に誘
起される電圧でダイオードD1 を介してコンデンサC1
を充電し、コンデンサC1 の両端に直流電圧変換した出
力電圧を得る。このフライバック回路1’の場合にも、
実施例1で説明したと同様にして出力を一定に保ち、負
荷変動があっても効率の最も良い状態で電源装置を動作
させることができる。つまりは、主回路が直流電力変換
を行う回路であれば、本発明を適用することができる。
【0040】
【発明の効果】本発明は上述のように、スイッチング素
子のスイッチングにより直流電力変換を行う電源回路
と、この電源回路の出力電圧を検出する出力電圧検出手
段と、出力電圧検出手段の出力に基づいてスイッチング
素子のオンデューティを制御して出力電圧を一定に保つ
第1の制御手段と、スイッチング素子のスイッチング周
波数を制御すると共にスイッチング周波数を可変制御自
在な第2の制御手段と、電源回路の入力電力を検出する
入力電力検出手段と、電源回路の出力電力を検出する出
力電力検出手段と、夫々の検出回路で検出された入出力
電力からスイッチング素子のスイッチング周期の数倍か
らなる周期毎に効率を演算する効率演算手段と、上記効
率演算手段で演算された効率を上記周期の2倍期間記憶
すると共に夫々の記憶期間が上記周期に相当する期間ず
らされた2個の記憶手段と、夫々の記憶手段の記憶結果
を効率演算手段の効率演算期間に同期して比較して効率
の変動を判別すると共に、判別結果に応じて第2の制御
手段で効率が良くなるようにスイッチング素子のスイッ
チング周波数を可変させる効率変動判別手段とを備えて
いるので、前周期と現周期との効率の変化を判断し、効
率が良くなるようにスイッチング素子のスイッチング周
波数を変化させ、つまりは常に最も効率の良くなるよう
にスイッチング素子のスイッチング周波数を変化させ、
いかなる負荷状態であっても、最も効率の良い状態で動
作させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路図である。
【図2】同上の動作説明図である。
【図3】スイッチング素子のスイッチング周波数とチョ
ッパ回路の効率との関係を示す説明図である。
【図4】別のチョッパ回路を主回路として備える場合の
回路図である。
【図5】他の実施例の回路図である。
【図6】従来例の回路図である。
【図7】放電灯の特性図である。
【図8】スイッチング素子のスイッチング周波数とチョ
ッパ回路の電力損失との関係を示す説明図である。
【図9】電力損失を少なくしたチョッパ回路の動作を示
す説明図である。
【図10】周波数を変化させた場合の入力電流の波形図
である。
【図11】スイッチング周波数と実効値との関係を示す
説明図である。
【符号の説明】
1 チョッパ回路 1’フライバック回路 51 ,52 検出回路 61 ,62 乗算器 71 ,73 ,91 ,92 積分回路 8 割算器 10 発振器 11 分周回路 12 三角波発生器 13 論理演算部 CP1 〜CP3 コンパレータ Q1 スイッチング素子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチング素子のスイッチングにより
    直流電力変換を行う電源回路と、この電源回路の出力電
    圧を検出する出力電圧検出手段と、出力電圧検出手段の
    出力に基づいてスイッチング素子のオンデューティを制
    御して出力電圧を一定に保つ第1の制御手段と、スイッ
    チング素子のスイッチング周波数を制御すると共にスイ
    ッチング周波数を可変制御自在な第2の制御手段と、電
    源回路の入力電力を検出する入力電力検出手段と、電源
    回路の出力電力を検出する出力電力検出手段と、夫々の
    検出回路で検出された入出力電力からスイッチング素子
    のスイッチング周期の数倍からなる周期毎に効率を演算
    する効率演算手段と、上記効率演算手段で演算された効
    率を上記周期の2倍期間記憶すると共に夫々の記憶期間
    が上記周期に相当する期間ずらされた2個の記憶手段
    と、夫々の記憶手段の記憶結果を効率演算手段の効率演
    算期間に同期して比較して効率の変動を判別すると共
    に、判別結果に応じて第2の制御手段で効率が良くなる
    ようにスイッチング素子のスイッチング周波数を可変さ
    せる効率変動判別手段とを備えて成ることを特徴とする
    電源装置。
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