JPH06304381A - 全自動洗濯機及び全自動洗濯機用防振装置 - Google Patents
全自動洗濯機及び全自動洗濯機用防振装置Info
- Publication number
- JPH06304381A JPH06304381A JP5120609A JP12060993A JPH06304381A JP H06304381 A JPH06304381 A JP H06304381A JP 5120609 A JP5120609 A JP 5120609A JP 12060993 A JP12060993 A JP 12060993A JP H06304381 A JPH06304381 A JP H06304381A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water tank
- outer box
- vibration
- peripheral surface
- washing machine
- Prior art date
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- Pending
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- Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】外箱の内側に水槽を設けるとともに水槽の内側
に脱水槽を設け、水槽を吊持装置にて外箱により支持し
てなる全自動洗濯機において、脱水起動時又は急ブレー
キ時に水槽が首振運動するのを抑制する。 【構成】弾性部材から成る緩衝体に、水槽14の外周面
に対して周方向に相対摺動する摺動部材を設けて成る防
振装置32を水槽14の周りに複数個配置し、防振装置
32の緩衝体が予圧縮状態となってその弾発力に基づき
摺動部材が水槽14外周面に押圧される状態に防振装置
32を水槽14と外箱12との間に介設する。
に脱水槽を設け、水槽を吊持装置にて外箱により支持し
てなる全自動洗濯機において、脱水起動時又は急ブレー
キ時に水槽が首振運動するのを抑制する。 【構成】弾性部材から成る緩衝体に、水槽14の外周面
に対して周方向に相対摺動する摺動部材を設けて成る防
振装置32を水槽14の周りに複数個配置し、防振装置
32の緩衝体が予圧縮状態となってその弾発力に基づき
摺動部材が水槽14外周面に押圧される状態に防振装置
32を水槽14と外箱12との間に介設する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は全自動洗濯機及び全自
動洗濯機用防振装置に関する。
動洗濯機用防振装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の全自動洗濯機の構成を示し
たもので、図中100は全自動洗濯機の外箱である。外
箱100の内部には水槽102が設けられており、更に
この水槽102の内側に脱水槽104が設けられてい
る。脱水槽104の周壁には多数の脱水孔106が形成
されており、またその上端部には流体バランサ108が
設けられている。流体バランサ108は、中空リング状
体の内部に所定量の塩水等比重の大きい液を封入したも
のである。
たもので、図中100は全自動洗濯機の外箱である。外
箱100の内部には水槽102が設けられており、更に
この水槽102の内側に脱水槽104が設けられてい
る。脱水槽104の周壁には多数の脱水孔106が形成
されており、またその上端部には流体バランサ108が
設けられている。流体バランサ108は、中空リング状
体の内部に所定量の塩水等比重の大きい液を封入したも
のである。
【0003】水槽102の底部には、駆動源としてのモ
ータ112と、モータ112からの駆動力を脱水槽10
4,これに設けられた撹拌翼113に伝達又は遮断する
クラッチ及び高速回転する脱水槽104を急停止させる
ためのブレーキを備えた駆動機構部114が設けられて
いる。更にこの水槽102の底部には、水槽102内の
水を抜くための排水管116が接続されている。
ータ112と、モータ112からの駆動力を脱水槽10
4,これに設けられた撹拌翼113に伝達又は遮断する
クラッチ及び高速回転する脱水槽104を急停止させる
ためのブレーキを備えた駆動機構部114が設けられて
いる。更にこの水槽102の底部には、水槽102内の
水を抜くための排水管116が接続されている。
【0004】水槽102は、外箱100の上端の支持部
118に取り付けられた吊持装置120にて重量支持さ
れている。吊持装置120は、吊棒122と、ポリアミ
ド樹脂等から成るカップ状体124と、吊棒122の下
端に固定されるとともにカップ状体124の内周面に摺
動可能に嵌合されたゴム等から成る摩擦摺接部材126
と、これを下向きに弾発するスプリング128とを備え
ている。
118に取り付けられた吊持装置120にて重量支持さ
れている。吊持装置120は、吊棒122と、ポリアミ
ド樹脂等から成るカップ状体124と、吊棒122の下
端に固定されるとともにカップ状体124の内周面に摺
動可能に嵌合されたゴム等から成る摩擦摺接部材126
と、これを下向きに弾発するスプリング128とを備え
ている。
【0005】この吊持装置120は、水槽102の上下
振動をスプリング128の弾性変形及び摩擦摺接部材1
26とカップ状体124との相対摺動に基づいて吸収な
いし減衰する作用をなす。
振動をスプリング128の弾性変形及び摩擦摺接部材1
26とカップ状体124との相対摺動に基づいて吸収な
いし減衰する作用をなす。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の全自動洗濯
機の場合、水槽102の上下振動は吊持装置120にて
良好に吸収される。しかしながら水槽102が水平方向
に振動したとき、振動吸収ないし抑制が十分に行われな
い問題がある。
機の場合、水槽102の上下振動は吊持装置120にて
良好に吸収される。しかしながら水槽102が水平方向
に振動したとき、振動吸収ないし抑制が十分に行われな
い問題がある。
【0007】従って水槽102の水を抜いた状態で脱水
槽104の回転により洗濯物の脱水動作を行うとき、洗
濯物が脱水槽104内で偏在していると脱水起動時に水
槽102が大きく首振運動して外箱100に当ってしま
う問題を生ずる。或いはまた高速回転中の脱水槽104
を急ブレーキを掛けて停止させるとき、その反力を受け
た水槽102が大きく首振運動して外箱100に当って
しまい、騒音を発生するといった問題を生ずる。
槽104の回転により洗濯物の脱水動作を行うとき、洗
濯物が脱水槽104内で偏在していると脱水起動時に水
槽102が大きく首振運動して外箱100に当ってしま
う問題を生ずる。或いはまた高速回転中の脱水槽104
を急ブレーキを掛けて停止させるとき、その反力を受け
た水槽102が大きく首振運動して外箱100に当って
しまい、騒音を発生するといった問題を生ずる。
【0008】これを防止するため、従来水槽102と外
箱100との隙間を大きく取っているが、このようにす
ると洗濯機が大型化し、占有床面積が広くなってしまう
問題を生ずる。
箱100との隙間を大きく取っているが、このようにす
ると洗濯機が大型化し、占有床面積が広くなってしまう
問題を生ずる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決するためになされたものであり、その要旨は、外
箱の内側に水槽を設けるとともに該水槽の内側に脱水槽
を設け、該水槽を該脱水槽とともに吊持装置にて外箱に
より支持して成る全自動洗濯機において、弾性部材から
成り又はこれを含む緩衝体に、該水槽の外周面又は/及
び該外箱の内周面に対して周方向に相対摺動する摺動部
材を設けて成る防振装置を該水槽の周りに複数個配置
し、該防振装置の該緩衝体が予圧縮状態となってその弾
発力に基づき該摺動部材が該水槽外周面又は/及び外箱
内周面に押圧される状態に該防振装置をそれら水槽と外
箱との間に介設するようになしたことにある。
を解決するためになされたものであり、その要旨は、外
箱の内側に水槽を設けるとともに該水槽の内側に脱水槽
を設け、該水槽を該脱水槽とともに吊持装置にて外箱に
より支持して成る全自動洗濯機において、弾性部材から
成り又はこれを含む緩衝体に、該水槽の外周面又は/及
び該外箱の内周面に対して周方向に相対摺動する摺動部
材を設けて成る防振装置を該水槽の周りに複数個配置
し、該防振装置の該緩衝体が予圧縮状態となってその弾
発力に基づき該摺動部材が該水槽外周面又は/及び外箱
内周面に押圧される状態に該防振装置をそれら水槽と外
箱との間に介設するようになしたことにある。
【0010】
【作用及び発明の効果】このように本発明は水槽の周り
に圧縮弾性変形可能な緩衝体と摺動部材とを備えて成る
防振装置を複数個配置し、且つ緩衝体を予圧縮した状態
で水槽と外箱との間に介設したもので、本発明によれば
脱水起動時において或いは脱水急停止時等において、水
槽が大きく首振り運動しようとするとその周りに配置さ
れた防振装置、厳密には水槽が外箱に対して接近する側
に位置する防振装置の緩衝体が、摺動部材を水槽外周面
又は外箱内周面に対して周方向に相対摺動させつつ圧縮
弾性変形してエネルギー吸収し、水槽の首振りを抑制す
る。
に圧縮弾性変形可能な緩衝体と摺動部材とを備えて成る
防振装置を複数個配置し、且つ緩衝体を予圧縮した状態
で水槽と外箱との間に介設したもので、本発明によれば
脱水起動時において或いは脱水急停止時等において、水
槽が大きく首振り運動しようとするとその周りに配置さ
れた防振装置、厳密には水槽が外箱に対して接近する側
に位置する防振装置の緩衝体が、摺動部材を水槽外周面
又は外箱内周面に対して周方向に相対摺動させつつ圧縮
弾性変形してエネルギー吸収し、水槽の首振りを抑制す
る。
【0011】これにより水槽の首振り運動が効果的に小
さくでき、外箱と水槽との間の隙間を小さくすることが
可能となる。従って本発明によれば同一床面積の下で水
槽を大きく形成でき、洗濯機容量を大容量化することが
可能となる。或いは同一容量を保持しつつ外箱を小型化
でき、床占有面積を少なくすることができる。
さくでき、外箱と水槽との間の隙間を小さくすることが
可能となる。従って本発明によれば同一床面積の下で水
槽を大きく形成でき、洗濯機容量を大容量化することが
可能となる。或いは同一容量を保持しつつ外箱を小型化
でき、床占有面積を少なくすることができる。
【0012】本発明においては、外箱と水槽との間に防
振装置が介在させられているため、脱水槽内における洗
濯物の片寄りが著しい場合等において、たとえ水槽が大
きく振れることがあったとしてもこれが直接外箱に当る
のを阻止できる。これにより水槽と外箱との直接的衝突
音の発生を防止できる。
振装置が介在させられているため、脱水槽内における洗
濯物の片寄りが著しい場合等において、たとえ水槽が大
きく振れることがあったとしてもこれが直接外箱に当る
のを阻止できる。これにより水槽と外箱との直接的衝突
音の発生を防止できる。
【0013】本発明において、上記防振装置は予圧縮状
態で外箱と水槽との間に介設されており、而してその予
圧縮量を適当に選定しておくことによって、水槽が外箱
から離れる側に位置する防振装置において摺動部材が水
槽外周面から或いは外箱内周面から離れてしまうのを防
止できる。
態で外箱と水槽との間に介設されており、而してその予
圧縮量を適当に選定しておくことによって、水槽が外箱
から離れる側に位置する防振装置において摺動部材が水
槽外周面から或いは外箱内周面から離れてしまうのを防
止できる。
【0014】摺動部材が水槽外周面又は外箱内周面から
離れると、次にこれに水槽外周面又は外箱内周面が当る
ときに当接音を発生させる恐れがあるが、本発明によれ
ばこうした不具合を防止できる。
離れると、次にこれに水槽外周面又は外箱内周面が当る
ときに当接音を発生させる恐れがあるが、本発明によれ
ばこうした不具合を防止できる。
【0015】尚、防振装置における緩衝体のばね特性
は、圧縮変形量が大きくなるにつれてばね力(復元力)
が大きくなるようにばね特性を非線形としておくのが望
ましい。このようにすると、定常運転時には水槽の振動
を防振装置により良好に吸収し得て水槽の振動が外箱に
伝わるのを良好に抑制できる一方、水槽に大きな首振力
が作用したとき緩衝体においてこれを良好に且つ柔らか
く受け止めさせることができる。
は、圧縮変形量が大きくなるにつれてばね力(復元力)
が大きくなるようにばね特性を非線形としておくのが望
ましい。このようにすると、定常運転時には水槽の振動
を防振装置により良好に吸収し得て水槽の振動が外箱に
伝わるのを良好に抑制できる一方、水槽に大きな首振力
が作用したとき緩衝体においてこれを良好に且つ柔らか
く受け止めさせることができる。
【0016】本発明において、防振装置は水槽の周りに
複数個配置される。その配置位置は水槽中心に対して対
称位置であることが望ましいが、必ずしも対称位置でな
くても、各防振装置全体が水槽の中心を脱水槽の回転中
心に一致させるようにバランスして配置されていれば良
い。
複数個配置される。その配置位置は水槽中心に対して対
称位置であることが望ましいが、必ずしも対称位置でな
くても、各防振装置全体が水槽の中心を脱水槽の回転中
心に一致させるようにバランスして配置されていれば良
い。
【0017】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1において10は全自動洗濯機で、12は
平面四角形状の外箱、14及び16はその内部に配され
た水槽及び脱水槽である。
説明する。図1において10は全自動洗濯機で、12は
平面四角形状の外箱、14及び16はその内部に配され
た水槽及び脱水槽である。
【0018】18は脱水槽16に設けられた脱水孔、2
0は流体バランサ、22は撹拌翼、24は水槽14の底
部に設けられたモータ、26は駆動機構部であり、28
は水抜きのための排水管である。
0は流体バランサ、22は撹拌翼、24は水槽14の底
部に設けられたモータ、26は駆動機構部であり、28
は水抜きのための排水管である。
【0019】30は外箱12に設けられた支持部で、3
1は上端がこの支持部30に取り付けられた吊持装置で
ある。これらの各構成部材は前述した従来の全自動洗濯
機におけるそれと同様の構成であるので、ここでは詳し
い説明は省略する。
1は上端がこの支持部30に取り付けられた吊持装置で
ある。これらの各構成部材は前述した従来の全自動洗濯
機におけるそれと同様の構成であるので、ここでは詳し
い説明は省略する。
【0020】水槽14の周りには、計4つの防振装置3
2が配置されている。具体的には、外箱12の4つの辺
の夫々の中間位置において、防振装置32が外箱12と
水槽14との間に介設されている。
2が配置されている。具体的には、外箱12の4つの辺
の夫々の中間位置において、防振装置32が外箱12と
水槽14との間に介設されている。
【0021】図2はこの防振装置32の取付前の形状
(自由状態の形状)を示している。図示のようにこの防
振装置32は、外箱12内周面への取付部となる取付板
34と、水槽14外周面への当接部となる摺動部材とし
ての当板36とを有している。ここで当板36は、滑り
性,耐摩耗性に優れたポリアミド樹脂が用いられてお
り、また同じく取付板34もポリアミド樹脂から成って
いる。
(自由状態の形状)を示している。図示のようにこの防
振装置32は、外箱12内周面への取付部となる取付板
34と、水槽14外周面への当接部となる摺動部材とし
ての当板36とを有している。ここで当板36は、滑り
性,耐摩耗性に優れたポリアミド樹脂が用いられてお
り、また同じく取付板34もポリアミド樹脂から成って
いる。
【0022】取付板34と当板36との間には、一対の
ゴム弾性体38がハの字状を成すように配置され、且つ
各固着部40においてそれらに接着(加硫接着)されて
いる。
ゴム弾性体38がハの字状を成すように配置され、且つ
各固着部40においてそれらに接着(加硫接着)されて
いる。
【0023】ゴム弾性体38は、固着部40より取付板
34,当板36に対してほぼ垂直に起立する起立部42
と、斜めに延びてこれらを連結する本体部44とから成
っており、固着部40を除いてほぼ一様な厚みとされて
いる。
34,当板36に対してほぼ垂直に起立する起立部42
と、斜めに延びてこれらを連結する本体部44とから成
っており、固着部40を除いてほぼ一様な厚みとされて
いる。
【0024】尚ゴム弾性体38の高さ(取付板34と当
板36との各内面間の寸法)l1は45mmとされ、ま
たゴム弾性体38における本体部44の取付板34,当
板36と平行方向に対する傾斜角度θは約50°とされ
ている。
板36との各内面間の寸法)l1は45mmとされ、ま
たゴム弾性体38における本体部44の取付板34,当
板36と平行方向に対する傾斜角度θは約50°とされ
ている。
【0025】また当板36,取付板34の長さ,幅寸法
l2,l3,l4,l5はそれぞれ80mm,100mm,
40mm,50mmとされている。
l2,l3,l4,l5はそれぞれ80mm,100mm,
40mm,50mmとされている。
【0026】図3(A)はこの防振装置38を外箱12
と水槽14との間に装着した状態を示している。図示の
ようにこの防振装置32は、ゴム弾性体38を予圧縮し
た状態に装着される。このときゴム弾性体38は、本体
部44の傾斜角度θ´が自由状態よりも小さくなってい
る。即ちより水平に近い形状となっている。
と水槽14との間に装着した状態を示している。図示の
ようにこの防振装置32は、ゴム弾性体38を予圧縮し
た状態に装着される。このときゴム弾性体38は、本体
部44の傾斜角度θ´が自由状態よりも小さくなってい
る。即ちより水平に近い形状となっている。
【0027】これら防振装置32を装着して成る本例の
全自動洗濯機10において、脱水槽16内に洗濯物を収
容して脱水動作させたとき、洗濯物に片寄りがあると水
槽14が大きく首振運動しようとする。
全自動洗濯機10において、脱水槽16内に洗濯物を収
容して脱水動作させたとき、洗濯物に片寄りがあると水
槽14が大きく首振運動しようとする。
【0028】しかしながらこのとき、水槽14が外箱1
2に対して接近する側に位置している防振装置32のゴ
ム弾性体38が、当板36を水槽14に対して相対摺動
させつつ図3(B)に示しているように圧縮方向に弾性
変形する。
2に対して接近する側に位置している防振装置32のゴ
ム弾性体38が、当板36を水槽14に対して相対摺動
させつつ図3(B)に示しているように圧縮方向に弾性
変形する。
【0029】そしてその過程で本体部44の一部が取付
板34に当ってその後の弾性変形に対する抵抗力を高
め、水槽14の水平荷重に対する支持力を高めながら水
槽14の首振運動に応じて弾性変形し、エネルギー吸収
する。即ち水槽14の振れを抑制作用する。
板34に当ってその後の弾性変形に対する抵抗力を高
め、水槽14の水平荷重に対する支持力を高めながら水
槽14の首振運動に応じて弾性変形し、エネルギー吸収
する。即ち水槽14の振れを抑制作用する。
【0030】以上のように本例の防振装置32は、ゴム
弾性体38のばね力が当初は弱く(小変形領域)、水槽
14の振れがある程度以上大きくなったところ(大変形
領域)で大きくなるようにばね特性が非線形に設計され
ている。
弾性体38のばね力が当初は弱く(小変形領域)、水槽
14の振れがある程度以上大きくなったところ(大変形
領域)で大きくなるようにばね特性が非線形に設計され
ている。
【0031】図4はそのばね特性を示したものであっ
て、小変形領域ではゴム弾性体44が柔らかく、そして
途中でゴム弾性体44の変形抵抗が大きくなっている。
て、小変形領域ではゴム弾性体44が柔らかく、そして
途中でゴム弾性体44の変形抵抗が大きくなっている。
【0032】一方水槽14が外箱12に対して接近する
側と反対側に位置している防振装置32においては、水
槽14が当板36から離れる方向に相対移動するが、こ
の防振装置32は予め予圧縮状態で装着されているた
め、当板36が水槽14の離間方向の運動に追従してそ
れらの間に隙間を生ぜしめない。予圧縮量が予めそのよ
うに定められている。
側と反対側に位置している防振装置32においては、水
槽14が当板36から離れる方向に相対移動するが、こ
の防振装置32は予め予圧縮状態で装着されているた
め、当板36が水槽14の離間方向の運動に追従してそ
れらの間に隙間を生ぜしめない。予圧縮量が予めそのよ
うに定められている。
【0033】この結果水槽14が再び元の位置に復帰し
或いは逆方向に相対移動したとき、水槽14と防振装置
32の当板36とが衝突して音を発生するといった不具
合を発生しない。即ち本例の場合、各防振装置32が協
働して水槽14を周囲から保持しつつその首振運動を抑
制する。
或いは逆方向に相対移動したとき、水槽14と防振装置
32の当板36とが衝突して音を発生するといった不具
合を発生しない。即ち本例の場合、各防振装置32が協
働して水槽14を周囲から保持しつつその首振運動を抑
制する。
【0034】尚、高速回転している脱水槽16をブレー
キにより急停止させた場合においても同様に水槽14の
首振運動が発生することがあるが、この場合においても
各防振装置32がその運動を良好に抑制する。
キにより急停止させた場合においても同様に水槽14の
首振運動が発生することがあるが、この場合においても
各防振装置32がその運動を良好に抑制する。
【0035】尚、各防振装置32は外箱12と水槽14
との間に介在した状態にあるから、外箱12と水槽14
との直接的な衝突を回避し、当り音の発生を防止する。
との間に介在した状態にあるから、外箱12と水槽14
との直接的な衝突を回避し、当り音の発生を防止する。
【0036】一方において、洗濯及び脱水の定常運転時
においては、各防振装置32は図3(A)に示す状態に
あって、主に本体部44の剪断弾性変形によって水槽1
4の振動を柔らかく吸収し、水槽14から外箱12への
振動伝達を良好に抑制する。
においては、各防振装置32は図3(A)に示す状態に
あって、主に本体部44の剪断弾性変形によって水槽1
4の振動を柔らかく吸収し、水槽14から外箱12への
振動伝達を良好に抑制する。
【0037】以上のように本例の洗濯機10において
は、水槽14の首振運動が良好に抑制される。この結果
外箱12と水槽14との隙間を少なくすることが可能と
なり、これにより図5(イ)と(ロ)の比較から明らか
なように占有床面積を同一に保ちつつ水槽14を大きく
して洗濯容量を増すことが可能となり、或いは(イ)と
(ハ)の比較から明らかなように同一容量の下において
外箱12を小型化し得、占有床面積を少なくすることが
できる。
は、水槽14の首振運動が良好に抑制される。この結果
外箱12と水槽14との隙間を少なくすることが可能と
なり、これにより図5(イ)と(ロ)の比較から明らか
なように占有床面積を同一に保ちつつ水槽14を大きく
して洗濯容量を増すことが可能となり、或いは(イ)と
(ハ)の比較から明らかなように同一容量の下において
外箱12を小型化し得、占有床面積を少なくすることが
できる。
【0038】図6(B)は上記防振装置32を装着して
振動実験を行なったときの結果を示している。この実験
は、図6(A)に示しているように水槽14の上端に板
34を載せてそこに記録紙36を貼り付ける一方、外箱
12の上端に板38を載せてそこに下向きにペン40を
取り付けてこれを記録紙36上に押し当てた状態とし、
その状態で脱水槽16内に錘を偏在させて、脱水起動
し、ペン先の描く軌跡を調べたものである。
振動実験を行なったときの結果を示している。この実験
は、図6(A)に示しているように水槽14の上端に板
34を載せてそこに記録紙36を貼り付ける一方、外箱
12の上端に板38を載せてそこに下向きにペン40を
取り付けてこれを記録紙36上に押し当てた状態とし、
その状態で脱水槽16内に錘を偏在させて、脱水起動
し、ペン先の描く軌跡を調べたものである。
【0039】但し図(B)中(ロ)は防振装置32を装
着しないで錘を偏在させ、アンバランスを生ぜしめた状
態での試験結果を、また(イ)はアンバランスがない状
態での試験結果を示している。また(ハ)〜(ヘ)は防
振装置32を装着した状態でアンバランスを生ぜしめた
ときの試験結果を示している。
着しないで錘を偏在させ、アンバランスを生ぜしめた状
態での試験結果を、また(イ)はアンバランスがない状
態での試験結果を示している。また(ハ)〜(ヘ)は防
振装置32を装着した状態でアンバランスを生ぜしめた
ときの試験結果を示している。
【0040】これらのうち(ハ)はゴム弾性体38とし
て、JIS K6301に規定するスプリング式硬さ試
験でのゴム硬さが40度のゴムを用いたときの試験結果
を示している。
て、JIS K6301に規定するスプリング式硬さ試
験でのゴム硬さが40度のゴムを用いたときの試験結果
を示している。
【0041】更に(ニ)はゴム硬さ25度のゴムを用い
た場合の試験結果を示している。
た場合の試験結果を示している。
【0042】以上の結果から、上記防振装置32を設け
ることにより、水槽14の首振りが良好に抑制されるこ
とが分かる。
ることにより、水槽14の首振りが良好に抑制されるこ
とが分かる。
【0043】図7は防振装置の他の形態例を示したもの
で、図中(A)の防振装置50はブロック状のスポンジ
体から成る緩衝体52の上面にポリアミド樹脂製の当板
54を設けた例で、また(B)は当板58と取付板60
との間に金属コイルバネ62を装着して防振装置56を
構成した例を示している。ここで金属コイルバネ62
は、バネ特性が非線形のものが用いられている。
で、図中(A)の防振装置50はブロック状のスポンジ
体から成る緩衝体52の上面にポリアミド樹脂製の当板
54を設けた例で、また(B)は当板58と取付板60
との間に金属コイルバネ62を装着して防振装置56を
構成した例を示している。ここで金属コイルバネ62
は、バネ特性が非線形のものが用いられている。
【0044】以上の本発明の実施例を詳述したが、これ
はあくまで一例示である。例えば本発明においては、防
振装置を水槽の側に固定的に設けて、その摺動部材を外
箱内周面に対して相対摺動可能に押圧するようになすこ
とも可能であるし、また場合により別途の支持手段にて
防振装置を支持し、その防振装置に水槽外周面及び外箱
内周面に対して夫々相対摺動する摺動部材を設けて、こ
れらを水槽外周面及び外箱内周面に押圧状態に接触させ
るといったことも可能である。また、当板,取付板の部
材はポリアミドに限定するものではなく、その他の樹脂
を用いることができる。また取付板なしでゴム弾性体を
直接外箱に取り付けても良い。
はあくまで一例示である。例えば本発明においては、防
振装置を水槽の側に固定的に設けて、その摺動部材を外
箱内周面に対して相対摺動可能に押圧するようになすこ
とも可能であるし、また場合により別途の支持手段にて
防振装置を支持し、その防振装置に水槽外周面及び外箱
内周面に対して夫々相対摺動する摺動部材を設けて、こ
れらを水槽外周面及び外箱内周面に押圧状態に接触させ
るといったことも可能である。また、当板,取付板の部
材はポリアミドに限定するものではなく、その他の樹脂
を用いることができる。また取付板なしでゴム弾性体を
直接外箱に取り付けても良い。
【0045】更に防振装置における緩衝体として袋状の
ゴム弾性体の内部に液を封入しダンパー機能を高めたも
のを用いることも可能であるし、更に金属ばねと液入ダ
ンパーとを組み合わせて防振装置を構成することも可能
である。この他本発明はその主旨を逸脱しない範囲にお
いて、当業者の知識に基づき様々な変更を加えた形態で
構成可能である。
ゴム弾性体の内部に液を封入しダンパー機能を高めたも
のを用いることも可能であるし、更に金属ばねと液入ダ
ンパーとを組み合わせて防振装置を構成することも可能
である。この他本発明はその主旨を逸脱しない範囲にお
いて、当業者の知識に基づき様々な変更を加えた形態で
構成可能である。
【図1】本発明の一実施例である全自動洗濯機の図であ
る。
る。
【図2】図1における防振装置の装着前の形状を示す図
である。
である。
【図3】同防振装置を装着した状態及びその作用を示す
図である。
図である。
【図4】同防振装置におけるゴム弾性体のバネ特性を示
す図である。
す図である。
【図5】図1の全自動洗濯機の利点の説明図である。
【図6】図1ないし図3における防振装置の効果を確認
するための試験方法及び試験結果を示す図である。
するための試験方法及び試験結果を示す図である。
【図7】防振装置の他の形態例を示す図である。
【図8】従来の全自動洗濯機の図である。
10 全自動洗濯機 12 外箱 14 水槽 16 脱水槽 31 吊持装置 32,50,56 防振装置 34,60 取付板 36,54,58 当板 38 ゴム弾性体 52 緩衝体 62 金属コイルばね
Claims (2)
- 【請求項1】 外箱の内側に水槽を設けるとともに該水
槽の内側に脱水槽を設け、該水槽を該脱水槽とともに吊
持装置にて外箱により支持して成る全自動洗濯機におい
て弾性部材から成り又はこれを含む緩衝体に、該水槽の
外周面又は/及び該外箱の内周面に対して周方向に相対
摺動する摺動部材を設けて成る防振装置を該水槽の周り
に複数個配置し、該防振装置の該緩衝体が予圧縮状態と
なってその弾発力に基づき該摺動部材が該水槽外周面又
は/及び外箱内周面に押圧される状態に該防振装置をそ
れら水槽と外箱との間に介設したことを特徴とする全自
動洗濯機。 - 【請求項2】 外箱の内側に水槽を設けるとともに該水
槽の内側に脱水槽を設け、該水槽を該脱水槽とともに吊
持装置にて外箱により支持して成る全自動洗濯機の該外
箱と水槽との間に介設される防振装置であって、弾性部
材から成り又はこれを含む緩衝体に、該水槽の外周面又
は/及び該外箱の内周面に対して周方向に相対摺動する
摺動部材が設けられていることを特徴とする全自動洗濯
機用防振装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5120609A JPH06304381A (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | 全自動洗濯機及び全自動洗濯機用防振装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5120609A JPH06304381A (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | 全自動洗濯機及び全自動洗濯機用防振装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06304381A true JPH06304381A (ja) | 1994-11-01 |
Family
ID=14790486
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5120609A Pending JPH06304381A (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | 全自動洗濯機及び全自動洗濯機用防振装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06304381A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005087806A (ja) * | 2003-09-12 | 2005-04-07 | Sanix Inc | 生ゴミ粉砕装置 |
| WO2012086287A1 (ja) * | 2010-12-24 | 2012-06-28 | ヤマウチ株式会社 | 洗濯機の振動吸収装置 |
| CN107109748A (zh) * | 2014-12-22 | 2017-08-29 | 海尔亚洲株式会社 | 洗衣机 |
-
1993
- 1993-04-23 JP JP5120609A patent/JPH06304381A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005087806A (ja) * | 2003-09-12 | 2005-04-07 | Sanix Inc | 生ゴミ粉砕装置 |
| WO2012086287A1 (ja) * | 2010-12-24 | 2012-06-28 | ヤマウチ株式会社 | 洗濯機の振動吸収装置 |
| JP2012135367A (ja) * | 2010-12-24 | 2012-07-19 | Yamauchi Corp | 洗濯機の振動吸収装置 |
| CN103154348A (zh) * | 2010-12-24 | 2013-06-12 | 山内株式会社 | 洗衣机的振动吸收装置 |
| KR101300885B1 (ko) * | 2010-12-24 | 2013-08-27 | 야마우치 가부시키가이샤 | 세탁기의 진동 흡수 장치 |
| CN103154348B (zh) * | 2010-12-24 | 2014-06-04 | 山内株式会社 | 洗衣机的振动吸收装置 |
| CN107109748A (zh) * | 2014-12-22 | 2017-08-29 | 海尔亚洲株式会社 | 洗衣机 |
| EP3239380A4 (en) * | 2014-12-22 | 2018-08-29 | Haier Asia Co., Ltd | Washing machine |
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