JPH06304678A - 簡易金型とその製造方法 - Google Patents

簡易金型とその製造方法

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JPH06304678A
JPH06304678A JP12193593A JP12193593A JPH06304678A JP H06304678 A JPH06304678 A JP H06304678A JP 12193593 A JP12193593 A JP 12193593A JP 12193593 A JP12193593 A JP 12193593A JP H06304678 A JPH06304678 A JP H06304678A
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JP
Japan
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mold
layer
model
resin
simple mold
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Application number
JP12193593A
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English (en)
Inventor
Iwao Usui
巖 碓井
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JUSHI KIGATA KK
Original Assignee
JUSHI KIGATA KK
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  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 型の表面近くに、強化繊維と同程度の強さを
有する表面強化層を備えた精度が高く、優れた強度性を
備えた簡易金型を提供する。 【構成】 模型1の表面に塗布形成した表面樹脂層2が
硬化しないうちに、その上にアラミド糸3を縦横に張り
巡らせることにより、表面強化層1Tを形成し、この表
面強化層1Tの上に中間樹脂層1Sを塗布形成した模型
1をコアーボックス4内に取付けて、内部にサンドコア
ー5を充填することによって簡易金型Tを成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属プレス用の金型と
かプラスチック成形用の金型と云って各種金型(本型)
の代りに使用して好適な簡易金型と、この簡易金型の製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プレス成形機とか射出成形機と云った成
形機には、通常の場合、例えば炭素鋼のような各種金型
鋼を用いて造った金型が使用されているが、金型は切削
加工が面倒で非常に高価であるため、多品種小量生産化
が進んでいる最近、商品の製造価格全体に占める金型代
の割合が高く成って不経済であるとか、製造納期が長く
掛って商品製造に与える影響が大きい等の問題があっ
た。
【0003】そこで、従来の金属製の金型に代わるもの
として、表面を熱硬化性樹脂(ゲルコート)で覆い、そ
の内側を樹脂と金属粉末並びにガラスチョップの混合物
である中間ペースト層で覆うと共に、更にその内側を、
ガラス繊維に樹脂を含浸させたラミネート層で覆って成
る簡易金型(樹脂型)の利用が考えられた。
【0004】しかし、以上の如き構成の簡易金型は、ゲ
ルコートを構成する熱硬化性樹脂自身に充分な機械的強
度性、耐摩耗性並びに耐熱性が存在せず、また、ラミネ
ート層のガラス繊維も充分な耐摩耗性、耐熱性を備えて
いないし、このガラス繊維が直接型の表面に出て来ない
構成の点から、繰返し使用すると型の表面が変形、摩耗
してしまう問題があり、加えて、ゲルコートと中間ペー
スト層との間は、熱硬化性樹脂がゲル化又は半ゲル化し
た時に結合する様に構成しているため、ゲルコートと中
間ペースト層が組織的に完全一体化せずに、両者は単に
接着又は密着しているだけであり、また、熱硬化性樹脂
は硬化時に縮んで中間ペースト層との間に隙間を造る関
係で、使用中に中間ペースト層とゲルコートとの間に剥
離が生じる場合が多く、従って、簡易金型の使用限度回
数は極めて少なく、精々試作品等の成形にしか利用でき
ず、金型に代えて本型として使用できない問題があっ
た。
【0005】そこで、例えば特開昭59−135110
号公報とか同61−244508号公報に見られるよう
に、型の表面近くに、炭素繊維やアラミド繊維と云った
強化繊維に熱硬化性樹脂を含浸して固化させて成る表面
強化層を張り合せることにより、表面に優れた強度性
と、耐摩耗性及び耐熱性を備え、長時間に亘って繰返し
使用可能な簡易金型が開発され、更に、その他の簡易金
型として、主として亜鉛合金を使用した鋳物型も開発さ
れた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した炭素
繊維とかアラミド繊維と云った強化繊維は、その特徴と
して強い反発力を備えているため、この強化繊維を木
型、石膏型、或は、製品サンプルと云った模型の表面近
くに張り付ける場合に、強化繊維をその反発力に抗して
模型の形状に合せて屈曲してこれを剥れないように張り
付けることが難しく、また、模型の形状が少し複雑にな
るとその屈曲と張り付けは殆ど不可能になるから、従っ
て、上記構成の簡易金型は形状が頗るシンプルなものに
限られ、少し形状が複雑な金型(製品)には使用できな
い問題があり、更に、上述した亜鉛合金を中心とする鋳
物型の場合は、金属固化時に変形する鋳物特有の欠点が
あって、寸法精度が安定しない問題があった。
【0007】而して、本発明の技術的課題は、型の表面
形状が少々複雑であっても、この型の表面近くに上述し
た強化繊維と同程度の強さを備え、且つ、この複雑な形
状に適合した表面強化層を形成して、優れた強度性と精
度を備えた簡易金型を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために本発明で講じた手段は以下の如くである。 (1) 型の表面を、アラミド糸を縦横網目状又は蜘蛛
の巣状に張り巡らせ、且つ、この張り巡らせたアラミド
糸を熱硬化性樹脂で密着した表面強化層を用いて構成す
ること。
【0009】(2) 模型の表面に熱硬化性樹脂を薄く
塗布し、この樹脂が硬化しないうちにその周面にアラミ
ド糸を縦横網目状又は蜘蛛の巣状に張り巡らせて表面強
化層を造り、且つ、この表面強化層の上に薄い中間樹脂
層を造ると共に、この模型を取付けたコアーボックス内
にサンドコアーを充填し、サンドコアーが固化したらコ
アーボックスと模型を取外して金型を取出すこと。
【0010】
【作用】上記の手段は以下の如く作用する。上記(1)
で述べた手段によれば、表面強化層をアラミド糸を縦横
網目状又は蜘蛛の巣状に張り巡らせることによって形成
するため、強化繊維(アラミド繊維)を直接型の表面近
くに設ける場合に比較して、表面強化層を複雑な型の形
状に合せて容易に形成することができ、また、その強度
も縦横に張ることによって繊維に近い強度を得ることが
できるから、優れた強度性と精度を備える簡易金型を提
供することができる。
【0011】上記(2)で述べた手段によれば、模型の
表面に薄く塗布した熱硬化性樹脂が硬化する前に、アラ
ミド糸を縦横に張り巡らせるため、アラミド糸を模型の
表面形状に合せて正確に、且つ、容易に張り巡らせて、
樹脂が硬化すると表面近くに模型の表面形状と同じ形状
の表面強化層を形成することができ、更に、サンドコア
ーを充填する前に表面強化層の上に薄い中間樹脂層が形
成されているため、その後充填されるサンドコアーがこ
の中間樹脂層によって表面強化層を一体的に結合して、
コアーボックスと模型を取外すと、表面近くにアラミド
糸が縦横に張り巡らせられている表面強化層を備えた優
れた強度性と、優れた精度を備えた簡易金型を提供する
ことを可能にする。以上の如くであるから、上記の手段
によって上述した技術的課題を解決して、前記従来の技
術の問題点を解消することができる。
【0012】
【実施例】以下に、上述した本発明に係る簡易金型とそ
の製造方法の好適な実施例を添付した図面と共に詳細に
説明する。図1は、木型、石膏型、或は、製品サンプル
と云った模型1の表面に、エポキシ樹脂、不飽和ポリエ
ステル樹脂、或は、ウレタン樹脂と云った熱硬化性樹脂
を塗布して、模型1の表面に表面樹脂層2を形成した本
発明に係る製造方法の第1工程を示した斜視図であっ
て、塗布する熱硬化性樹脂の厚さは薄い方が好ましい
が、樹脂の流動性と模型1の形状を考えて0.1mm〜
2.0mm程度に成る。
【0013】図2は、アラミド糸3を上記表面樹脂層2
が硬化する前にその表面、具体的には模型1の表面に縦
横網目状又は蜘蛛の巣状に張り巡らせた本発明に係る製
造方法の第2工程を示した斜視図であって、この様に張
り巡らせたアラミド糸3は繊維に近い状態となり、ま
た、表面樹脂層2が硬化すると一体化して強化繊維に近
い強度性を備えた表面強化層1Tと成る。
【0014】図3は、表面に表面強化層1Tを形成した
模型1をコアーボックス4の底板4aに固定し、且つ、
この表面強化層1Tの上面に薄い中間樹脂層1Sを塗布
形成した本発明に係る製造方法の第3工程を示した正断
面図であって、上述したアラミド糸3を表面樹脂層2に
一体化するこの中間樹脂層1Sには、表面樹脂層2と同
じ熱硬化性樹脂が使用され、その塗布の厚さはアラミド
糸3への含浸と流動性を考えて0.1mm〜2.0mm
程度になる。
【0015】図4は、硅砂と樹脂溶液(上述した熱硬化
性樹脂と同系のもの)を混合したサンドコアー5を上述
したコアーボックス4内に充填し、且つ、サンドコアー
5の上面を水平にするために注入形成されたレベリング
用の樹脂層5Tを押え板6で押えて水平面を出している
本発明に係る製造方法の第4工程を示した正断面図であ
って、この様に充填されたサンドコアー5には、樹脂相
互の親和性とゲル化によって上述した中間樹脂層1Sを
介して表面強化層1Tが一体的に結合し、且つ定着す
る。
【0016】図5は、上述した各樹脂が固化した後にコ
アーボックス4の取外しと模型1の離型を行っている本
発明に係る製造方法の第5工程(最終工程)を示した正
断面図であって、以上の工程順に製造された簡易金型T
の型面Taには、その表面近くにアラミド糸3を縦横に
張り巡らせた優れた強度性を備えた表面強化層1Tが形
成される。
【0017】
【発明の効果】本発明に係る簡易金型とその製造方法は
以上述べた如くであって、本発明によって製造された簡
易金型は、アラミド糸を縦横に張り巡らせることによっ
て型の表面近くに表面強化層を造るため、複雑な形状の
型にも表面強化層を正確に定着させて優れた強度性と、
高い精度を発揮できるものであって、強化繊維を型面に
張り合せていた従来の簡易金型の欠点を全て克服して、
少量生産でも採算の合う社会的ニーズに適合した簡易金
型を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】模型の表面に表面樹脂層を形成した状態を示し
た斜視図である。
【図2】模型の表面にアラミド糸を縦横網目状又は蜘蛛
の巣状に張り巡らせている状態を示した斜視図である。
【図3】表面に強化層と中間樹脂層を形成した模型をコ
アーボックス内に取付けた状態を示した正断面図であ
る。
【図4】コアーボックス内にサンドコアーを充填し、そ
の上面を水平にレベリングした状態を示した正断面図で
ある。
【図5】簡易金型を離型している状態を示した正断面図
である。
【符号の説明】
1 模型 2 表面樹脂層 3 アラミド糸 1T 表面強化層 1S 中間樹脂層 4 コアーボックス 5 サンドコアー T 簡易金型 Ta 型面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 型の表面を、アラミド糸を縦横網目状又
    は蜘蛛の巣状に張り巡らせ、且つ、この張り巡らせたア
    ラミド糸を熱硬化性樹脂で密着した表面強化層を用いて
    構成したことを特徴とする簡易金型。
  2. 【請求項2】 模型の表面に熱硬化性樹脂を薄く塗布
    し、この樹脂が硬化しないうちにその周面にアラミド糸
    を縦横網目状又は蜘蛛の巣状に張り巡らせて表面強化層
    を造り、且つ、この表面強化層の上に薄い中間樹脂層を
    造ると共に、この模型を取付けたコアーボックス内にサ
    ンドコアーを充填し、サンドコアーが固化したらコアー
    ボックスと模型を取外して金型を取出すことを特徴とす
    る簡易金型の製造方法。
JP12193593A 1993-04-26 1993-04-26 簡易金型とその製造方法 Pending JPH06304678A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117001922A (zh) * 2023-08-17 2023-11-07 上海洁诺德塑胶制品有限公司 高阻隔容器的制备方法
CN117001922B (zh) * 2023-08-17 2026-05-01 上海洁诺德塑胶制品有限公司 高阻隔容器的制备方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117001922A (zh) * 2023-08-17 2023-11-07 上海洁诺德塑胶制品有限公司 高阻隔容器的制备方法
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