JPH0630492Y2 - スタビライザ装置 - Google Patents
スタビライザ装置Info
- Publication number
- JPH0630492Y2 JPH0630492Y2 JP1987164253U JP16425387U JPH0630492Y2 JP H0630492 Y2 JPH0630492 Y2 JP H0630492Y2 JP 1987164253 U JP1987164253 U JP 1987164253U JP 16425387 U JP16425387 U JP 16425387U JP H0630492 Y2 JPH0630492 Y2 JP H0630492Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- port
- stabilizer
- hydraulic
- pressure line
- chamber side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 考案の目的 [産業上の利用分野] 本考案は、乗り心地向上とローリング抑制との両立に有
効なスタビライザ装置に関する。
効なスタビライザ装置に関する。
[従来の技術] 車両は旋回走行状態に移行すると、遠心力の作用により
ローリングを生じる。この場合、ロール角の増加に伴っ
てキャンバ角も変化するので、キャンバスラストが増大
して操縦性・安定性の低下を招く。したがって、旋回走
行状態を維持するためには、修正操舵を頻繁に行なう必
要が生じる。このようなローリングを抑制し、操縦性・
安定性を高めるには、例えば、サスペンションのばね定
数を高く設定することも考えられるが、この場合には、
悪路走行時等の衝撃的な振動が吸収されず、乗り心地は
低下する。そこで、左右車輪の懸架位置が異なる場合に
のみばねとして作用し復元力を発生するスタビライザを
車両に配設し、ローリングの抑制を図っている。
ローリングを生じる。この場合、ロール角の増加に伴っ
てキャンバ角も変化するので、キャンバスラストが増大
して操縦性・安定性の低下を招く。したがって、旋回走
行状態を維持するためには、修正操舵を頻繁に行なう必
要が生じる。このようなローリングを抑制し、操縦性・
安定性を高めるには、例えば、サスペンションのばね定
数を高く設定することも考えられるが、この場合には、
悪路走行時等の衝撃的な振動が吸収されず、乗り心地は
低下する。そこで、左右車輪の懸架位置が異なる場合に
のみばねとして作用し復元力を発生するスタビライザを
車両に配設し、ローリングの抑制を図っている。
しかし、車両にローリングが生じていない場合でも、例
えば、左右車輪の一方が路面の突起に乗り上げたような
ときには、左右車輪の懸架位置に差を生じるので、スタ
ビライザは捩り弾性力を発生し、ばねとして作用してし
まう。このため、ホイールレート(サスペンションレー
ト)が見かけ上増加し、サスペンションのばね定数を高
く設定したときと同様に、乗り心地が低下する。このよ
うな不具合点に対する対策として、例えば、「車両用姿
勢制御装置」(特開昭61−146612号公報)等が
提案されている。すなわち、車両の走行速度と操舵角度
とに基づいて車両のロール量に対応した制御量を演算
し、その制御量に応じてスタビライザの捩り弾性特性を
変更する技術である。
えば、左右車輪の一方が路面の突起に乗り上げたような
ときには、左右車輪の懸架位置に差を生じるので、スタ
ビライザは捩り弾性力を発生し、ばねとして作用してし
まう。このため、ホイールレート(サスペンションレー
ト)が見かけ上増加し、サスペンションのばね定数を高
く設定したときと同様に、乗り心地が低下する。このよ
うな不具合点に対する対策として、例えば、「車両用姿
勢制御装置」(特開昭61−146612号公報)等が
提案されている。すなわち、車両の走行速度と操舵角度
とに基づいて車両のロール量に対応した制御量を演算
し、その制御量に応じてスタビライザの捩り弾性特性を
変更する技術である。
[考案が解決しようとする問題点] ところで、上記従来技術では、車両の走行速度と操舵角
度とに基づいて演算した制御量に応じてスタビライザの
捩り弾性特性を変更していた。このため、例えば、左右
車輪の何れか一方が路面の単発的凹凸部を乗り越えると
き、あるいは、左右両車輪が同時にバウンド、もしく
は、リバウンドした場合でも、走行速度と操舵角度に応
じた制御量だけスタビライザが捩られていたので、該ス
タビライザの作用により、ホイールレート(サスペンシ
ョンレート)が見かけ上高まって衝撃的振動が吸収され
ず、乗り心地の悪化を招くという問題点があった。
度とに基づいて演算した制御量に応じてスタビライザの
捩り弾性特性を変更していた。このため、例えば、左右
車輪の何れか一方が路面の単発的凹凸部を乗り越えると
き、あるいは、左右両車輪が同時にバウンド、もしく
は、リバウンドした場合でも、走行速度と操舵角度に応
じた制御量だけスタビライザが捩られていたので、該ス
タビライザの作用により、ホイールレート(サスペンシ
ョンレート)が見かけ上高まって衝撃的振動が吸収され
ず、乗り心地の悪化を招くという問題点があった。
上記のような現象に起因する衝撃的振動は、乗員に不快
な違和感を与えていた。
な違和感を与えていた。
また、走行速度および操舵角度から演算された制御量に
応じてスタビライザを捩る制御を行なうためには、例え
ば、スタビライザの捩れ量を電気信号として検出する専
用の検出手段および外部から伝達される電気信号に応じ
て作動する捩れ量調節手段等を車両のばね下に配設する
必要がある。しかし、周知のようにばね下振動の振動数
はばね上振動の振動数より、約1桁程度高く、しかも、
ばね下に配設された検出手段や捩れ量調節手段とばね上
の電子制御装置とを接続する配線等が必要になり、装置
の信頼性・耐久性が低下することも考えられた。
応じてスタビライザを捩る制御を行なうためには、例え
ば、スタビライザの捩れ量を電気信号として検出する専
用の検出手段および外部から伝達される電気信号に応じ
て作動する捩れ量調節手段等を車両のばね下に配設する
必要がある。しかし、周知のようにばね下振動の振動数
はばね上振動の振動数より、約1桁程度高く、しかも、
ばね下に配設された検出手段や捩れ量調節手段とばね上
の電子制御装置とを接続する配線等が必要になり、装置
の信頼性・耐久性が低下することも考えられた。
さらに、上記検出手段や捩れ量調節手段を予め定められ
た処理手順に従って制御する論理演算回路のような専用
の電子制御装置を搭載すると、該専用の電子制御装置や
上記検出手段および捩れ量調節手段の実装空間確保の困
難性、装置構成の複雑化、制御プログラムの煩雑化およ
び部品点数の増加による信頼性の低下、車両搭載時の汎
用性の縮小等各種の弊害を生じることも予想され、上記
従来技術も未だ充分ではなかった。
た処理手順に従って制御する論理演算回路のような専用
の電子制御装置を搭載すると、該専用の電子制御装置や
上記検出手段および捩れ量調節手段の実装空間確保の困
難性、装置構成の複雑化、制御プログラムの煩雑化およ
び部品点数の増加による信頼性の低下、車両搭載時の汎
用性の縮小等各種の弊害を生じることも予想され、上記
従来技術も未だ充分ではなかった。
本考案は、信頼性・耐久性の高い機構のみから成る装置
構成で、左右車輪の一方、もしくは、両方が同時にバウ
ンド、もしくは、リバウンドした場合の乗り心地改善
と、ローリング発生時には、スタビライザをアクティブ
制御した場合に匹敵する車両姿勢の高い安定性の確保と
を好適に両立可能なスタビライザ装置の提供を目的とす
る。
構成で、左右車輪の一方、もしくは、両方が同時にバウ
ンド、もしくは、リバウンドした場合の乗り心地改善
と、ローリング発生時には、スタビライザをアクティブ
制御した場合に匹敵する車両姿勢の高い安定性の確保と
を好適に両立可能なスタビライザ装置の提供を目的とす
る。
考案の構成 [問題点を解決するための手段] 上記問題を解決するためになされた本考案は、 車両の左右車輪を支持するばね下部材を結合するスタビ
ライザの捩れ方向および量を、外部から供給される2系
統の作動流体の圧力差により変更する捩れ状態変更機構
と、 該捩れ状態変更機構に作動流体を供給する圧力源と、 左右一対をなすと共に、該圧力源に接続された吸入ポー
トとドレンポートとに連通された第1と第2のポートを
備え、一方の第1のポート及び他方の第2のポートを上
記捩れ状態変更機構の1系統に接続すると共に一方の第
2のポート及び他方の第1のポートを上記捩れ状態変更
機構の他の系統に接続した制御弁を有する調圧機構とを
備え、 かつ、上記一対の制御弁が、それぞれ上記左右車輪のバ
ウンド、リバウンドと機械的に連動して作動し、上記車
輪がバウンドした際には上記吸入ポートと上記第2のポ
ート間、及び上記第1のポートと上記ドレンポート間の
連通を絞り、上記車輪がリバウンドした際には上記吸入
ポートと上記第1のポート間、及び上記第2のポートと
上記ドレンポート間の連通を絞る弁体を備えたことを特
徴とするスタビライザ装置を要旨とするものである。
ライザの捩れ方向および量を、外部から供給される2系
統の作動流体の圧力差により変更する捩れ状態変更機構
と、 該捩れ状態変更機構に作動流体を供給する圧力源と、 左右一対をなすと共に、該圧力源に接続された吸入ポー
トとドレンポートとに連通された第1と第2のポートを
備え、一方の第1のポート及び他方の第2のポートを上
記捩れ状態変更機構の1系統に接続すると共に一方の第
2のポート及び他方の第1のポートを上記捩れ状態変更
機構の他の系統に接続した制御弁を有する調圧機構とを
備え、 かつ、上記一対の制御弁が、それぞれ上記左右車輪のバ
ウンド、リバウンドと機械的に連動して作動し、上記車
輪がバウンドした際には上記吸入ポートと上記第2のポ
ート間、及び上記第1のポートと上記ドレンポート間の
連通を絞り、上記車輪がリバウンドした際には上記吸入
ポートと上記第1のポート間、及び上記第2のポートと
上記ドレンポート間の連通を絞る弁体を備えたことを特
徴とするスタビライザ装置を要旨とするものである。
捩れ状態変更機構とは、車両の左右車輪を支持するばね
下部材を結合するスタビライザの捩れ方向および量を、
外部から供給される2系統の作動流体の圧力差により変
更するものである。ここで、作動流体とは、例えば、ア
ブソーバオイル等の作動油、もしくは、圧縮空気、窒素
ガス等の気体である。例えば、ばね下部材とスタビライ
ザの該ばね下部材に対向する取付部との一方に配設され
たシリンダ、上記ばね下部材と上記スタビライザの該ば
ね下部材に対向する取付部との他方に装着されて上記シ
リンダと摺動自在に嵌合するピストンを有し、該ピスト
ンにより区分された上記シリンダの上室および下室に供
給される作動流体の圧力差に応じて上記ピストンを移動
させ、上記ばね下部材と上記スタビライザの該ばね下部
材に対向する取付部との間隔を調節する機構により実現
できる。また、例えば、スタビライザを車体に取り付け
ている左右2箇所の軸受部の上下位置を、該車体側に配
設された油圧アクチュエータ(シリンダおよびピストン
から成る摺動型アクチュエータ)により変位される構
成、あるいは、上記軸受部近傍の車体側に配設されてス
タビライザを能動的(Active)に捩る油圧アクチ
ュエータ(圧力差により回転力を生じる回転型アクチュ
エータ)を使用した構成を取ることもできる。このよう
に、油圧アクチュエータを車体側、すなわち、ばね上に
配設した場合には、ばね上振動の振動数がばね下振動の
振動数より約1桁程度低いので、油圧アクチュエータの
耐久性および信頼性を向上できる。
下部材を結合するスタビライザの捩れ方向および量を、
外部から供給される2系統の作動流体の圧力差により変
更するものである。ここで、作動流体とは、例えば、ア
ブソーバオイル等の作動油、もしくは、圧縮空気、窒素
ガス等の気体である。例えば、ばね下部材とスタビライ
ザの該ばね下部材に対向する取付部との一方に配設され
たシリンダ、上記ばね下部材と上記スタビライザの該ば
ね下部材に対向する取付部との他方に装着されて上記シ
リンダと摺動自在に嵌合するピストンを有し、該ピスト
ンにより区分された上記シリンダの上室および下室に供
給される作動流体の圧力差に応じて上記ピストンを移動
させ、上記ばね下部材と上記スタビライザの該ばね下部
材に対向する取付部との間隔を調節する機構により実現
できる。また、例えば、スタビライザを車体に取り付け
ている左右2箇所の軸受部の上下位置を、該車体側に配
設された油圧アクチュエータ(シリンダおよびピストン
から成る摺動型アクチュエータ)により変位される構
成、あるいは、上記軸受部近傍の車体側に配設されてス
タビライザを能動的(Active)に捩る油圧アクチ
ュエータ(圧力差により回転力を生じる回転型アクチュ
エータ)を使用した構成を取ることもできる。このよう
に、油圧アクチュエータを車体側、すなわち、ばね上に
配設した場合には、ばね上振動の振動数がばね下振動の
振動数より約1桁程度低いので、油圧アクチュエータの
耐久性および信頼性を向上できる。
圧力源とは、捩れ状態変更機構に作動流体を供給するも
のである。例えば、作動油を昇圧させるポンプ、帰還し
た作動油を貯蔵するドレンから成る油圧源により実現で
きる。また、例えば、コンプレッサ、アキュームレータ
およびエアタンクから成る圧縮空気発生器により構成し
ても良い。
のである。例えば、作動油を昇圧させるポンプ、帰還し
た作動油を貯蔵するドレンから成る油圧源により実現で
きる。また、例えば、コンプレッサ、アキュームレータ
およびエアタンクから成る圧縮空気発生器により構成し
ても良い。
調圧機構とは、捩れ状態変更機構と圧力源との間に介装
され、左右車輪の懸架位置が逆方向に変位したとき、変
位を減少させる方向にスタビライザを捩る側の系統の作
動流体圧力を変位に応じて上昇させるものである。例え
ば、油圧ポンプ、ドレン、シリンダの上室および下室に
連通し、左右車輪の懸架位置が逆方向に変位すると、変
位を減少させる方向にスタビライザを捩る側の系統と逆
の系統の油路を絞る、可変絞り式ロータリバルブを各車
輪に対して1個づつ配設することにより実現できる。
され、左右車輪の懸架位置が逆方向に変位したとき、変
位を減少させる方向にスタビライザを捩る側の系統の作
動流体圧力を変位に応じて上昇させるものである。例え
ば、油圧ポンプ、ドレン、シリンダの上室および下室に
連通し、左右車輪の懸架位置が逆方向に変位すると、変
位を減少させる方向にスタビライザを捩る側の系統と逆
の系統の油路を絞る、可変絞り式ロータリバルブを各車
輪に対して1個づつ配設することにより実現できる。
[作用] 本考案のスタビライザ装置は、捩れ状態変更機構と圧力
源との間に介装された調圧機構が、左右車輪の懸架位置
が逆方向に変位したとき、該変位を減少させる方向にス
タビライザを捩る側の系統の作動流体圧力を上記変位の
量に応じて上昇させるよう働く。
源との間に介装された調圧機構が、左右車輪の懸架位置
が逆方向に変位したとき、該変位を減少させる方向にス
タビライザを捩る側の系統の作動流体圧力を上記変位の
量に応じて上昇させるよう働く。
すなわち、左右車輪の片方が標準懸架位置にあるときは
スタビライザを作用させず、一方、左右車輪の懸架位置
が逆方向に変位したときはスタビライザを該変位と逆方
向に上記変位に応じて積極的に捩って復元力を発生させ
るのである。
スタビライザを作用させず、一方、左右車輪の懸架位置
が逆方向に変位したときはスタビライザを該変位と逆方
向に上記変位に応じて積極的に捩って復元力を発生させ
るのである。
従って、本考案のスタビライザ装置は、左右車輪の懸架
位置が逆方向に変位したときに限りスタビライザの作用
力を積極的に発揮させるよう働く。
位置が逆方向に変位したときに限りスタビライザの作用
力を積極的に発揮させるよう働く。
以上のように本考案の各構成要素が作用することによ
り、本考案の技術的課題が解決される。
り、本考案の技術的課題が解決される。
[実施例] 次に本考案の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。本考案の一実施例であるスタビライザ装置の概略
構成を第1図に示す。
する。本考案の一実施例であるスタビライザ装置の概略
構成を第1図に示す。
同図に示すように、スタビライザ装置1は、スタビライ
ザ2、該スタビライザ2の一端部に接続された油圧シリ
ンダ3、該油圧シリンダ3に供給する作動油の圧力を調
節する左右の油圧コントロールバルブ4L,4Rおよび
該左右の油圧コントロールバルブ4L,4Rを介して上
記油圧シリンダ3に作動油を供給する油圧源5から構成
されている。
ザ2、該スタビライザ2の一端部に接続された油圧シリ
ンダ3、該油圧シリンダ3に供給する作動油の圧力を調
節する左右の油圧コントロールバルブ4L,4Rおよび
該左右の油圧コントロールバルブ4L,4Rを介して上
記油圧シリンダ3に作動油を供給する油圧源5から構成
されている。
上記スタビライザ2の左取付部2aと左車輪6を支持す
るロワーアーム7との間には上記油圧シリンダ3が介装
され、しかも、上記左の油圧コントロールバルブ4Lの
アーム4Laと上記ロワーアーム7とはリンク8により
接続されている。なお、上記左車輪6はロワーアーム7
により図示しない車体に取り付けられており、上記左の
油圧コントロールバルブ4Lも図示しない車体に固定さ
れている。一方、上記スタビライザ2の右取付部2bと
右車輪9を支持するロワーアーム10とはスタビライザ
リンク11により、上記右の油圧コントロールバルブ
4Rのアーム4Raと上記ロワーアーム10とはリンク
12により、各々接続されている。なお、上記右車輪9
はロワーアーム10により図示しない車体に取り付けら
れており、上記右の油圧コントロールバルブ4Rも図示
しない車体に固定されている。また、上記スタビライザ
2は、左右2箇所に配設されたラバー軸受13L,13
Rにより図示しない車体に回動自在に取り付けられてい
る。
るロワーアーム7との間には上記油圧シリンダ3が介装
され、しかも、上記左の油圧コントロールバルブ4Lの
アーム4Laと上記ロワーアーム7とはリンク8により
接続されている。なお、上記左車輪6はロワーアーム7
により図示しない車体に取り付けられており、上記左の
油圧コントロールバルブ4Lも図示しない車体に固定さ
れている。一方、上記スタビライザ2の右取付部2bと
右車輪9を支持するロワーアーム10とはスタビライザ
リンク11により、上記右の油圧コントロールバルブ
4Rのアーム4Raと上記ロワーアーム10とはリンク
12により、各々接続されている。なお、上記右車輪9
はロワーアーム10により図示しない車体に取り付けら
れており、上記右の油圧コントロールバルブ4Rも図示
しない車体に固定されている。また、上記スタビライザ
2は、左右2箇所に配設されたラバー軸受13L,13
Rにより図示しない車体に回動自在に取り付けられてい
る。
上記油圧源5は、作動油を貯蔵するドレン14から管路
15を介して作動油を汲み上げる定流量型の油圧ポンプ
16、該油圧ポンプ16で昇圧された高圧作動油を上記
左右の油圧コントロールバルブ4L,4Rに導くプレッ
シャーライン17および該油圧コントロールバルブ4
L,4Rから上記ドレン14に低圧作動油が還流するリ
ターンライン18を備える。
15を介して作動油を汲み上げる定流量型の油圧ポンプ
16、該油圧ポンプ16で昇圧された高圧作動油を上記
左右の油圧コントロールバルブ4L,4Rに導くプレッ
シャーライン17および該油圧コントロールバルブ4
L,4Rから上記ドレン14に低圧作動油が還流するリ
ターンライン18を備える。
なお、上記油圧コントロールバルブ4L,4Rと上記油
圧シリンダ3とは、上室側ターンプレッシャーライン1
9および下室側ターンプレッシャーライン20により接
続されている。
圧シリンダ3とは、上室側ターンプレッシャーライン1
9および下室側ターンプレッシャーライン20により接
続されている。
次に、上記左右の油圧コントロールバルブ4L,4Rの
構造は同一のため、右の油圧コントロールバルブ4Rを
一例として、第2図に基づいて説明する。
構造は同一のため、右の油圧コントロールバルブ4Rを
一例として、第2図に基づいて説明する。
同図に示すように、油圧コントロールバルブ4Rは、既
述したロワーアーム10に接続されたアーム4Ra、バ
ルブボディー21、該バルブボディー21に回動自在に
内蔵されて上記アーム4Raに連動する弁体22から構
成されている。上記バルブボディ21内壁面と弁体22
外壁面とは、可変絞り23BR,24BR,25RR,
26RRを形成している。また、上記バルブボディ21
には、既述したプレッシャーライン17から分岐した右
のプレッシャーライン17Rに連通する吸入ポート27
RP、上室側ターンプレッシャーライン19から分岐し
た右の上室側ターンプレッシャーライン19Rに連通す
る第1のポート28RA、下室側ターンプレッシャーラ
イン20から分岐した右の下室側ターンプレッシャーラ
イン20Rに連通する第2のポート29RBおよびリタ
ーンライン18に接続されたリターンライン18Rに連
通するドレンポート30RDが穿設されている。
述したロワーアーム10に接続されたアーム4Ra、バ
ルブボディー21、該バルブボディー21に回動自在に
内蔵されて上記アーム4Raに連動する弁体22から構
成されている。上記バルブボディ21内壁面と弁体22
外壁面とは、可変絞り23BR,24BR,25RR,
26RRを形成している。また、上記バルブボディ21
には、既述したプレッシャーライン17から分岐した右
のプレッシャーライン17Rに連通する吸入ポート27
RP、上室側ターンプレッシャーライン19から分岐し
た右の上室側ターンプレッシャーライン19Rに連通す
る第1のポート28RA、下室側ターンプレッシャーラ
イン20から分岐した右の下室側ターンプレッシャーラ
イン20Rに連通する第2のポート29RBおよびリタ
ーンライン18に接続されたリターンライン18Rに連
通するドレンポート30RDが穿設されている。
上記構成の油圧コントロールバルブ4Rは、右車輪9の
バウンド時には、アーム4Raが反時計方向(同図に矢
印CCWで示す方向。)に回転し、弁体22も同方向に
回転するので、可変絞り23BR,24BRが絞られ
る。従って、右のプレッシャーライン17Rと右の下室
側ターンプレッシャーライン20Rとの間および右の上
室側ターンプレッシャーライン19Rと右のリターンラ
イン18Rとの間の流動抵抗が増加する。一方、右車輪
9のリバウンド時には、アーム4Raが時計方向(同図
に矢印CWで示す方向。)に回転し、弁体22も同方向
に回転するので、可変絞り25RR,26RRが絞られ
る。従って、右のプレッシャーライン17Rと右の上室
側ターンプレッシャーライン19Rとの間および右の下
室側ターンプレッシャーライン20Rと右のリターンラ
イン18Rとの間の流動抵抗が増加する。
バウンド時には、アーム4Raが反時計方向(同図に矢
印CCWで示す方向。)に回転し、弁体22も同方向に
回転するので、可変絞り23BR,24BRが絞られ
る。従って、右のプレッシャーライン17Rと右の下室
側ターンプレッシャーライン20Rとの間および右の上
室側ターンプレッシャーライン19Rと右のリターンラ
イン18Rとの間の流動抵抗が増加する。一方、右車輪
9のリバウンド時には、アーム4Raが時計方向(同図
に矢印CWで示す方向。)に回転し、弁体22も同方向
に回転するので、可変絞り25RR,26RRが絞られ
る。従って、右のプレッシャーライン17Rと右の上室
側ターンプレッシャーライン19Rとの間および右の下
室側ターンプレッシャーライン20Rと右のリターンラ
イン18Rとの間の流動抵抗が増加する。
また、上述した油圧シリンダ3は、第3図に示すよう
に、シリンダ31内に、ピストン32が摺動自在に嵌合
し、該ピストン32にはピストンロッド33が連設され
ており、上記ピストン32は上記シリンダ31内を、ポ
ート34aを有する上室34とポート35aを有する下
室35とに区分している。また、上記ピストンロッド3
3の上端部33aは上記スタビライザ2の左取付部2a
に、一方、上記シリンダ31の底部31aは上記ロワー
アーム7に、各々装着されている。したがって、上記ス
タビライザ装置1は、油圧シリンダ3のピストン32の
所定ストローク量に亘る移動により、スタビライザ2の
捩り剛性を変更するよう構成されている。
に、シリンダ31内に、ピストン32が摺動自在に嵌合
し、該ピストン32にはピストンロッド33が連設され
ており、上記ピストン32は上記シリンダ31内を、ポ
ート34aを有する上室34とポート35aを有する下
室35とに区分している。また、上記ピストンロッド3
3の上端部33aは上記スタビライザ2の左取付部2a
に、一方、上記シリンダ31の底部31aは上記ロワー
アーム7に、各々装着されている。したがって、上記ス
タビライザ装置1は、油圧シリンダ3のピストン32の
所定ストローク量に亘る移動により、スタビライザ2の
捩り剛性を変更するよう構成されている。
次に、上記構成のスタビライザ装置1の作動を、第3図
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
左右車輪6,9の内、片側のみバウンド、または、リバ
ウンドした場合、例えば、右車輪9のみがバウンドした
ときは、右の油圧コントロールバルブ4Rの可変絞り2
3BR,24BRが絞られるが、左車輪6の懸架位置は
変わらないので、左の油圧コントロールバルブ4Lの可
変絞り23BL,24BL,25RL,26RLは絞ら
れない。したがって、油圧ポンプ16、プレッシャーラ
イン17から右のプレッシャーライン17Rに流入した
作動油は、右の油圧コントロールバルブ4Rの吸入ポー
ト27RP、可変絞り25RR、第2のポート28R
A、右の上室側ターンプレッシャーライン19R、左の
上室側ターンプレッシャーライン19L、左の油圧コン
トロールバルブ4Lの第2のポート28LA、可変絞り
26RL、ドレンポート30LD、左のリターンライン
18L、リターンライン18を介してドレン14に戻
る。一方、左のプレッシャーライン17Lに流入した作
動油は、左の油圧コントロールバルブ4Lの吸入ポート
27LP、可変絞り23BL,26RL、または、25
RL,24BLを通過し、ドレンポート30LD、左の
リターンライン18L、リターンライン18を介してド
レン14に戻る。このため、上室側ターンプレッシャー
ライン19および下室側ターンプレッシャーライン20
内部の圧力上昇が生じないので、ピストン32は摺動自
在に移動し(同図に矢印A,Bで示す方向)、スタビラ
イザ2とロワーアーム7との間隔(ストローク量)は常
時変化する、所謂フリー状態になるので、スタビライザ
2は作用しない。左車輪6のみがバウンドしたときもス
タビライザ2は作用しない。
ウンドした場合、例えば、右車輪9のみがバウンドした
ときは、右の油圧コントロールバルブ4Rの可変絞り2
3BR,24BRが絞られるが、左車輪6の懸架位置は
変わらないので、左の油圧コントロールバルブ4Lの可
変絞り23BL,24BL,25RL,26RLは絞ら
れない。したがって、油圧ポンプ16、プレッシャーラ
イン17から右のプレッシャーライン17Rに流入した
作動油は、右の油圧コントロールバルブ4Rの吸入ポー
ト27RP、可変絞り25RR、第2のポート28R
A、右の上室側ターンプレッシャーライン19R、左の
上室側ターンプレッシャーライン19L、左の油圧コン
トロールバルブ4Lの第2のポート28LA、可変絞り
26RL、ドレンポート30LD、左のリターンライン
18L、リターンライン18を介してドレン14に戻
る。一方、左のプレッシャーライン17Lに流入した作
動油は、左の油圧コントロールバルブ4Lの吸入ポート
27LP、可変絞り23BL,26RL、または、25
RL,24BLを通過し、ドレンポート30LD、左の
リターンライン18L、リターンライン18を介してド
レン14に戻る。このため、上室側ターンプレッシャー
ライン19および下室側ターンプレッシャーライン20
内部の圧力上昇が生じないので、ピストン32は摺動自
在に移動し(同図に矢印A,Bで示す方向)、スタビラ
イザ2とロワーアーム7との間隔(ストローク量)は常
時変化する、所謂フリー状態になるので、スタビライザ
2は作用しない。左車輪6のみがバウンドしたときもス
タビライザ2は作用しない。
また、左右車輪6,9の両側が同時にバウンド、また
は、リバウンドした場合、例えば、右車輪9および左車
輪6が同時にバウンドしたときは、右の油圧コントロー
ルバルブ4Rの可変絞り23BR,24BRおよび左の
油圧コントロールバルブ4Lの可変絞り23BL,24
BLが絞られるが、右の油圧コントロールバルブ4Rの
可変絞り25RR,26RRおよび左の油圧コントロー
ルバルブ4Lの可変絞り25RL,26RLは絞られな
い。したがって、油圧ポンプ16、プレッシャーライン
17から右のプレッシャーライン17Rに流入した作動
油は、右の油圧コントロールバルブ4Rの吸入ポート2
7RP、可変絞り25RR、第1のポート28RA、右
の上室側ターンプレッシャーライン19R、左の上室側
ターンプレッシャーライン19L、左の油圧コントロー
ルバルブ4Lの第2のポート28LA、可変絞り26R
L、ドレンポート30LD、左のリターンライン18
L、リターンライン18を介してドレン14に戻る。一
方、左のプレッシャーライン17Lに流入した作動油
は、左の油圧コントロールバルブ4Lの吸入ポート27
LP、可変絞り25RLを通過し、第1のポート29L
B、左の下室側ターンプレッシャーライン20L、右の
下室側ターンプレッシャーライン20R、右の油圧コン
トロールバルブ4Rの第2のポート29RB、可変絞り
26RR、ドレンポート30RD、右のリターンライン
18R、リターンライン18を介してドレン14に戻
る。このため、上室側ターンプレッシャーライン19お
よび下室側ターンプレッシャーライン20内部の圧力上
昇が生じないので、この場合も、ピストン32は摺動自
在に移動し、スタビライザ2とロワーアーム7との間隔
(ストローク量)は常時変化する、所謂フリー状態にな
るのでスタビライザ2は作用しない。左右車輪6,9の
両側が同時にリバウンドした場合も、スタビライザ2は
作用しない。
は、リバウンドした場合、例えば、右車輪9および左車
輪6が同時にバウンドしたときは、右の油圧コントロー
ルバルブ4Rの可変絞り23BR,24BRおよび左の
油圧コントロールバルブ4Lの可変絞り23BL,24
BLが絞られるが、右の油圧コントロールバルブ4Rの
可変絞り25RR,26RRおよび左の油圧コントロー
ルバルブ4Lの可変絞り25RL,26RLは絞られな
い。したがって、油圧ポンプ16、プレッシャーライン
17から右のプレッシャーライン17Rに流入した作動
油は、右の油圧コントロールバルブ4Rの吸入ポート2
7RP、可変絞り25RR、第1のポート28RA、右
の上室側ターンプレッシャーライン19R、左の上室側
ターンプレッシャーライン19L、左の油圧コントロー
ルバルブ4Lの第2のポート28LA、可変絞り26R
L、ドレンポート30LD、左のリターンライン18
L、リターンライン18を介してドレン14に戻る。一
方、左のプレッシャーライン17Lに流入した作動油
は、左の油圧コントロールバルブ4Lの吸入ポート27
LP、可変絞り25RLを通過し、第1のポート29L
B、左の下室側ターンプレッシャーライン20L、右の
下室側ターンプレッシャーライン20R、右の油圧コン
トロールバルブ4Rの第2のポート29RB、可変絞り
26RR、ドレンポート30RD、右のリターンライン
18R、リターンライン18を介してドレン14に戻
る。このため、上室側ターンプレッシャーライン19お
よび下室側ターンプレッシャーライン20内部の圧力上
昇が生じないので、この場合も、ピストン32は摺動自
在に移動し、スタビライザ2とロワーアーム7との間隔
(ストローク量)は常時変化する、所謂フリー状態にな
るのでスタビライザ2は作用しない。左右車輪6,9の
両側が同時にリバウンドした場合も、スタビライザ2は
作用しない。
さらに、一方の車輪がバウンド、他方の車輪がリバウン
ドした場合、例えば、右車輪9がバウンド、左車輪6が
リバウンドしたときは、右の油圧コントロールバルブ4
Rの可変絞り23BR,24BRおよび左の油圧コント
ロールバルブ4Lの可変絞り25RL,26RLが絞ら
れる。したがって、油圧ポンプ16、プレッシャーライ
ン17から右のプレッシャーライン17Rに流入した作
動油は、右の油圧コントロールバルブ4Rの吸入ポート
27RP、可変絞り25RR、第1のポート28RA、
右の上室側ターンプレッシャーライン19R、上室側タ
ーンプレッシャーライン19、油圧シリンダ3の上室側
ポート34aを介して上室34に流入する。また、一
方、左のプレッシャーライン17Lに流入した作動油
は、左の油圧コントロールバルブ4Lの吸入ポート27
LP、可変絞り23BLを通過し、第2のポート28L
A、左の上室側ターンプレッシャーライン19L、上室
側ターンプレッシャーライン19、油圧シリンダ3の上
室側ポート34aを介して上室34に流入する。一方、
上記油圧シリンダ3の下室35内部の作動油は、下室側
ポート35a、下室側ターンプレッシャーライン20か
ら、右の下室側ターンプレッシャーライン20R、右の
油圧コントロールバルブ4Rの第2のポート29RB、
可変絞り26RR、ドレンポート30RD、右のリター
ンライン18R、または、左の下室側ターンプレッシャ
ーライン20L、左の油圧コントロールバルブ4Lの第
1のポート29LB、可変絞り24BL、ドレンポート
30LD、左のリターンライン18L、からリターンラ
イン18に流入し、ドレン14に戻る。このため、上室
側ターンプレッシャーライン19内部の圧力が上昇し、
一方、下室側ターンプレッシャーライン20内部の圧力
は低下するので、ピストン32の矢印A方向への移動に
より油圧シリンダ3は収縮し、スタビライザ2が積極的
に捩り作用力を発揮して車両のローリングを抑制する。
一方、左車輪6がバウンド、右車輪9がリバウンドした
ときは、上室側ターンプレッシャーライン19内部の圧
力が低下し、下室側ターンプレッシャーライン20内部
の圧力は上昇するので、ピストン32の矢印B方向への
移動により油圧シリンダ3は伸張し、スタビライザ2が
積極的に捩り作用力を発揮して車両のローリングを抑制
する。
ドした場合、例えば、右車輪9がバウンド、左車輪6が
リバウンドしたときは、右の油圧コントロールバルブ4
Rの可変絞り23BR,24BRおよび左の油圧コント
ロールバルブ4Lの可変絞り25RL,26RLが絞ら
れる。したがって、油圧ポンプ16、プレッシャーライ
ン17から右のプレッシャーライン17Rに流入した作
動油は、右の油圧コントロールバルブ4Rの吸入ポート
27RP、可変絞り25RR、第1のポート28RA、
右の上室側ターンプレッシャーライン19R、上室側タ
ーンプレッシャーライン19、油圧シリンダ3の上室側
ポート34aを介して上室34に流入する。また、一
方、左のプレッシャーライン17Lに流入した作動油
は、左の油圧コントロールバルブ4Lの吸入ポート27
LP、可変絞り23BLを通過し、第2のポート28L
A、左の上室側ターンプレッシャーライン19L、上室
側ターンプレッシャーライン19、油圧シリンダ3の上
室側ポート34aを介して上室34に流入する。一方、
上記油圧シリンダ3の下室35内部の作動油は、下室側
ポート35a、下室側ターンプレッシャーライン20か
ら、右の下室側ターンプレッシャーライン20R、右の
油圧コントロールバルブ4Rの第2のポート29RB、
可変絞り26RR、ドレンポート30RD、右のリター
ンライン18R、または、左の下室側ターンプレッシャ
ーライン20L、左の油圧コントロールバルブ4Lの第
1のポート29LB、可変絞り24BL、ドレンポート
30LD、左のリターンライン18L、からリターンラ
イン18に流入し、ドレン14に戻る。このため、上室
側ターンプレッシャーライン19内部の圧力が上昇し、
一方、下室側ターンプレッシャーライン20内部の圧力
は低下するので、ピストン32の矢印A方向への移動に
より油圧シリンダ3は収縮し、スタビライザ2が積極的
に捩り作用力を発揮して車両のローリングを抑制する。
一方、左車輪6がバウンド、右車輪9がリバウンドした
ときは、上室側ターンプレッシャーライン19内部の圧
力が低下し、下室側ターンプレッシャーライン20内部
の圧力は上昇するので、ピストン32の矢印B方向への
移動により油圧シリンダ3は伸張し、スタビライザ2が
積極的に捩り作用力を発揮して車両のローリングを抑制
する。
なお本実施例において、油圧シリンダ3が捩れ状態変更
機構に、油圧源5が圧力源に、油圧コントロールバルブ
4L,4Rが調圧機構に各々該当する。
機構に、油圧源5が圧力源に、油圧コントロールバルブ
4L,4Rが調圧機構に各々該当する。
以上説明したように本実施例によれば、スタビライザ2
の捩れ量を調節する油圧シリンダ3および油圧コントロ
ールバルブ4L,4Rを制御する電子制御装置等の電気
系統を備えずに、信頼性・耐久性の高い油圧シリンダ
3、油圧コントロールバルブ4L,4R、油圧源5、こ
れらを接続するプレッシャーライン17、リターンライ
ン18、上室側および下室側ターンプレッシャーライン
19,20から成る油圧回路構成で、油圧シリンダ作動
の応答性・追従性および信頼性の高いスタビライザ装置
1を実現できる。
の捩れ量を調節する油圧シリンダ3および油圧コントロ
ールバルブ4L,4Rを制御する電子制御装置等の電気
系統を備えずに、信頼性・耐久性の高い油圧シリンダ
3、油圧コントロールバルブ4L,4R、油圧源5、こ
れらを接続するプレッシャーライン17、リターンライ
ン18、上室側および下室側ターンプレッシャーライン
19,20から成る油圧回路構成で、油圧シリンダ作動
の応答性・追従性および信頼性の高いスタビライザ装置
1を実現できる。
従って、路面の単発的な凹凸部を乗り越える場合や左右
車輪6,9が同時にバウンド、もしくは、リバウンドし
た場合等、左右両車輪の一方が標準懸架位置にあると
き、または、左右両車輪の懸架位置が等しいときは、油
圧シリンダ3の上室34および下室35に供給する作動
油に圧力差を生じないように維持するので、衝撃的振動
の吸収が可能になり、乗り心地を向上できる。
車輪6,9が同時にバウンド、もしくは、リバウンドし
た場合等、左右両車輪の一方が標準懸架位置にあると
き、または、左右両車輪の懸架位置が等しいときは、油
圧シリンダ3の上室34および下室35に供給する作動
油に圧力差を生じないように維持するので、衝撃的振動
の吸収が可能になり、乗り心地を向上できる。
また、車両が急激な旋回走行状態に移行した場合、ある
いは、突然横風を受けた場合等、左右両車輪の懸架位置
が逆方向に異なる場合、すなわち、ローリング発生の可
能性が高いときには、油圧シリンダ3の上室34、もし
くは、下室35の何れか一方に高圧の作動油を供給する
ため、アクティブ制御実行時と同様にローリングの発生
を極力回避できる。すなわち、第4図に実線で示すよう
に、右車輪のバウンド量と左車輪のリバウンド量との差
が増加すると、スタビライザによる復元力は速やかに増
加するので、ローリング発生初期に充分な抑止力を発揮
できる。このことは、車両の操縦性・安定性の向上と乗
り心地の改善との両立に極めて効果的であり、乗員に不
快な違和感を与えなくなる。ちなみに、スタビライザを
機械的に固定した状態では、同図に破線で示すように、
右車輪のバウンド量と左車輪のリバウンド量とに差が生
じても、スタビライザによる復元力は徐々にしか増加し
ないため、ローリング発生初期では、僅かに抑止力しか
生じないので、復元力発生の遅れによりローリングを充
分に抑制できなかった。
いは、突然横風を受けた場合等、左右両車輪の懸架位置
が逆方向に異なる場合、すなわち、ローリング発生の可
能性が高いときには、油圧シリンダ3の上室34、もし
くは、下室35の何れか一方に高圧の作動油を供給する
ため、アクティブ制御実行時と同様にローリングの発生
を極力回避できる。すなわち、第4図に実線で示すよう
に、右車輪のバウンド量と左車輪のリバウンド量との差
が増加すると、スタビライザによる復元力は速やかに増
加するので、ローリング発生初期に充分な抑止力を発揮
できる。このことは、車両の操縦性・安定性の向上と乗
り心地の改善との両立に極めて効果的であり、乗員に不
快な違和感を与えなくなる。ちなみに、スタビライザを
機械的に固定した状態では、同図に破線で示すように、
右車輪のバウンド量と左車輪のリバウンド量とに差が生
じても、スタビライザによる復元力は徐々にしか増加し
ないため、ローリング発生初期では、僅かに抑止力しか
生じないので、復元力発生の遅れによりローリングを充
分に抑制できなかった。
さらに、スタビライザ2の捩れ方向および捩れ量の計測
・制御を実行するために、振動数の高いばね下部に、例
えば、スタビライザ2の捩れ量を電気信号として検出す
るストロークセンサや外部から伝達される電気信号に応
じて作動する電磁弁等を備えた油圧アクチュエータ等を
搭載しなくて済むと共に、該ストロークセンサや油圧ア
クチュエータを制御するマイクロコンピュータから成る
電子制御装置が不用になる。このため、ばね下からばね
上に接続される各種のケーブル等の配線が不要になると
共に、振動数の高いばね下振動の影響を直接受けないの
で、スタビライザ装置1の耐久性・信頼性が向上する。
・制御を実行するために、振動数の高いばね下部に、例
えば、スタビライザ2の捩れ量を電気信号として検出す
るストロークセンサや外部から伝達される電気信号に応
じて作動する電磁弁等を備えた油圧アクチュエータ等を
搭載しなくて済むと共に、該ストロークセンサや油圧ア
クチュエータを制御するマイクロコンピュータから成る
電子制御装置が不用になる。このため、ばね下からばね
上に接続される各種のケーブル等の配線が不要になると
共に、振動数の高いばね下振動の影響を直接受けないの
で、スタビライザ装置1の耐久性・信頼性が向上する。
また、上述のように、ストロークセンサや油圧アクチュ
エータを増設する必要がないため、車両の大幅な改造が
不要になるので、装置の小型化・構成の簡略化、制御プ
ログラムの簡素化および部品点数の低減が可能になり、
スタビライザ装置1の汎用性を拡大できる。
エータを増設する必要がないため、車両の大幅な改造が
不要になるので、装置の小型化・構成の簡略化、制御プ
ログラムの簡素化および部品点数の低減が可能になり、
スタビライザ装置1の汎用性を拡大できる。
なお、本実施例では、油圧シリンダ3を左前輪6側にの
み配設するよう構成したが、例えば、左右前輪、もしく
は、四輪総てに配設し、各油圧シリンダに各油圧コント
ロールバルブから作動油を圧送するよう構成してもよ
い。このような構成を取った場合でも、上記実施例と同
様な効果を奏する。
み配設するよう構成したが、例えば、左右前輪、もしく
は、四輪総てに配設し、各油圧シリンダに各油圧コント
ロールバルブから作動油を圧送するよう構成してもよ
い。このような構成を取った場合でも、上記実施例と同
様な効果を奏する。
以上本考案の実施例について説明したが、本考案はこの
ような実施例に何等限定されるものではなく、本考案の
要旨を逸脱しない範囲内において種々なる態様で実施し
得ることは勿論である。
ような実施例に何等限定されるものではなく、本考案の
要旨を逸脱しない範囲内において種々なる態様で実施し
得ることは勿論である。
考案の効果 以上詳記したように本考案のスタビライザ装置は、左右
車輪の片方が標準懸架位置にあるときはスタビライザを
作用させず、一方、左右車輪の懸架位置が逆方向に変位
したときはスタビライザを該変位と逆方向に上記変位に
応じて積極的に捩って復元力を発生させるよう構成され
ている。このため、スタビライザ制御用の電気系統を備
えること無く、信頼性・耐久性の高い機構のみから成る
装置構成で、動作の応答性・追従性および信頼性の高い
スタビライザ装置を実現できるので、路面突起部乗り越
え時、左右両車輪が同時にバウンド、もしくは、リバウ
ンドした場合の乗り心地向上と車両旋回時、あるいは、
横風を受けた場合に生じるローリング抑制による操縦性
・安定性の改善とを最適に両立できるという優れた効果
を奏する。
車輪の片方が標準懸架位置にあるときはスタビライザを
作用させず、一方、左右車輪の懸架位置が逆方向に変位
したときはスタビライザを該変位と逆方向に上記変位に
応じて積極的に捩って復元力を発生させるよう構成され
ている。このため、スタビライザ制御用の電気系統を備
えること無く、信頼性・耐久性の高い機構のみから成る
装置構成で、動作の応答性・追従性および信頼性の高い
スタビライザ装置を実現できるので、路面突起部乗り越
え時、左右両車輪が同時にバウンド、もしくは、リバウ
ンドした場合の乗り心地向上と車両旋回時、あるいは、
横風を受けた場合に生じるローリング抑制による操縦性
・安定性の改善とを最適に両立できるという優れた効果
を奏する。
上記効果により、衝撃的振動および車両姿勢の旋回外輪
側への傾斜を生じないので、乗員に不快な違和感を与え
なくなるという利点も得られる。
側への傾斜を生じないので、乗員に不快な違和感を与え
なくなるという利点も得られる。
また、スタビライザの捩れ方向および捩れ量を計測して
制御するために、車両の振動数の高いばね下部に、例え
ば、スタビライザの捩れ量を電気信号として検出する専
用の検出手段および外部から伝達される電気信号に応じ
て作動する捩れ量調節手段等を搭載しなくて済むと共
に、該検出手段や捩れ量調節手段を予め定められた処理
手順に従って制御する論理演算回路のような電気系統が
不用になるため、車両の大幅な改造を行なう必要も無
く、上記専用の検出手段や捩れ量調節手段の増設に伴
う、実装空間確保の困難性、電気系統の装置構成の複雑
化、制御プログラムの煩雑化および部品点数の増加等各
種の弊害を生じないので、スタビライザ装置を広範囲の
車両に適用でき、その汎用性も拡大する。
制御するために、車両の振動数の高いばね下部に、例え
ば、スタビライザの捩れ量を電気信号として検出する専
用の検出手段および外部から伝達される電気信号に応じ
て作動する捩れ量調節手段等を搭載しなくて済むと共
に、該検出手段や捩れ量調節手段を予め定められた処理
手順に従って制御する論理演算回路のような電気系統が
不用になるため、車両の大幅な改造を行なう必要も無
く、上記専用の検出手段や捩れ量調節手段の増設に伴
う、実装空間確保の困難性、電気系統の装置構成の複雑
化、制御プログラムの煩雑化および部品点数の増加等各
種の弊害を生じないので、スタビライザ装置を広範囲の
車両に適用でき、その汎用性も拡大する。
さらに、左右車輪の懸架位置が逆方向に変位したときは
スタビライザを該変位と逆方向に上記変位に応じて積極
的に捩って復元力を発生させるので、スタビライザをア
クティブ制御した場合に匹敵する、車両姿勢の高い安定
性が得られる。
スタビライザを該変位と逆方向に上記変位に応じて積極
的に捩って復元力を発生させるので、スタビライザをア
クティブ制御した場合に匹敵する、車両姿勢の高い安定
性が得られる。
第1図は本考案一実施例の概略構成図、第2図は同じく
そのロータリバルブの構造を示す断面図、第3図は同じ
くその油圧回路の構成を示す油圧回路図、第4図は同じ
くその左右車輪の変位量とスタビライザによる復元力と
の関係を示すグラフである。 1……スタビライザ装置 2……スタビライザ 3……油圧シリンダ 4L,4R……油圧コントロールバルブ 5……油圧源 17……プレッシャーライン 18……リターンライン 19……上室側ターンプレッシャーライン 20……下室側ターンプレッシャーライン
そのロータリバルブの構造を示す断面図、第3図は同じ
くその油圧回路の構成を示す油圧回路図、第4図は同じ
くその左右車輪の変位量とスタビライザによる復元力と
の関係を示すグラフである。 1……スタビライザ装置 2……スタビライザ 3……油圧シリンダ 4L,4R……油圧コントロールバルブ 5……油圧源 17……プレッシャーライン 18……リターンライン 19……上室側ターンプレッシャーライン 20……下室側ターンプレッシャーライン
Claims (1)
- 【請求項1】車両の左右車輪を支持するばね下部材を結
合するスタビライザの捩れ方向および量を、外部から供
給される2系統の作動流体の圧力差により変更する捩れ
状態変更機構と、 該捩れ状態変更機構に作動流体を供給する圧力源と、 左右一対をなすと共に、該圧力源に接続された吸入ポー
トとドレンポートとに連通された第1と第2のポートを
備え、一方の第1のポート及び他方の第2のポートを上
記捩れ状態変更機構の1系統に接続すると共に一方の第
2のポート及び他方の第1のポートを上記捩れ状態変更
機構の他の系統に接続した制御弁を有する調圧機構とを
備え、 かつ、上記一対の制御弁が、それぞれ上記左右車輪のバ
ウンド、リバウンドと機械的に連動して作動し、上記車
輪がバウンドした際には上記吸入ポートと上記第2のポ
ート間、及び上記第1のポートと上記ドレンポート間の
連通を絞り、上記車輪がリバウンドした際には上記吸入
ポートと上記第1のポート間、及び上記第2のポートと
上記ドレンポート間の連通を絞る弁体を備えたことを特
徴とするスタビライザ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987164253U JPH0630492Y2 (ja) | 1987-10-27 | 1987-10-27 | スタビライザ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987164253U JPH0630492Y2 (ja) | 1987-10-27 | 1987-10-27 | スタビライザ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0167108U JPH0167108U (ja) | 1989-04-28 |
| JPH0630492Y2 true JPH0630492Y2 (ja) | 1994-08-17 |
Family
ID=31449702
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987164253U Expired - Lifetime JPH0630492Y2 (ja) | 1987-10-27 | 1987-10-27 | スタビライザ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0630492Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04262910A (ja) * | 1991-01-16 | 1992-09-18 | Nippondenso Co Ltd | 車両用姿勢制御装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0771888B2 (ja) * | 1984-12-19 | 1995-08-02 | 日本電装株式会社 | 車両用姿勢制御装置 |
| JPS63134322A (ja) * | 1986-11-25 | 1988-06-06 | Nippon Denso Co Ltd | スタビライザ制御装置 |
-
1987
- 1987-10-27 JP JP1987164253U patent/JPH0630492Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0167108U (ja) | 1989-04-28 |
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