JPH06305439A - 電動式パワーステアリング装置 - Google Patents

電動式パワーステアリング装置

Info

Publication number
JPH06305439A
JPH06305439A JP12362293A JP12362293A JPH06305439A JP H06305439 A JPH06305439 A JP H06305439A JP 12362293 A JP12362293 A JP 12362293A JP 12362293 A JP12362293 A JP 12362293A JP H06305439 A JPH06305439 A JP H06305439A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
abnormality
power steering
motor
assist
steering device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12362293A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Tanaka
宏明 田中
Katsushi Kuriyama
勝志 栗山
Takashi Iwasaki
尚 岩崎
Masaaki Tsuboi
正昭 坪井
Tomoyuki Watanabe
智之 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP12362293A priority Critical patent/JPH06305439A/ja
Publication of JPH06305439A publication Critical patent/JPH06305439A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Power Steering Mechanism (AREA)
  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 軽微な異常が発生し操舵アシスト力が漸次低
減される過程に於て重大な異常が発生した場合にも、確
実にパワーアシストを中止する。 【構成】 操舵アシスト力を発生するモータM1と、操
舵トルク検出装置M2と、少くとも操舵トルクに応じて
所定のアシスト比にてモータを制御することにより操舵
アシスト力を制御する制御装置M3とを有する電動式パ
ワーステアリング装置。パワーステアリング装置内に重
大な異常が発生すると第一の異常検出処理装置M4によ
りモータの制御を中止し、パワーステアリング装置内に
軽微な異常が発生すると第二の異常検出処理装置M5に
よりアシスト比を所定の値まで漸次変更し、更に第二の
異常検出処理装置による処理中に重大な異常が発生する
と第三の異常検出処理装置M6によりモータの制御を中
止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の車輌のパワ
ーステアリング装置に係り、更に詳細には電動式パワー
ステアリング装置に係る。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車輌の電動式パワーステアリ
ング装置は、従来より一般に、ステアリングギヤボック
スを介してラックバーの如きステアリング部材を駆動す
るモータと、モータの回転を制御する制御装置とを有
し、制御装置はトルクセンサの如き種々のセンサの検出
結果に基づきモータを制御することにより所要の操舵ア
シスト力を発生するようになっている。
【0003】かかる電動式パワーステアリング装置の一
つとして、例えば特開平1−156172号公報に記載
されている如く、パワーステアリング装置内の異常を検
出する異常検出手段と、パワーステアリング装置内に異
常が検出されると操舵アシスト力を所定の値に切換える
異常時処理手段とを有し、異常時処理手段は検出された
異常がモータ電流異常や電源電圧異常の如き重大な異常
であるときにはモータの回転制御を停止してパワーアシ
ストを中止し、異常が車速センサやトルクセンサのオフ
セットの如き軽微な異常であるときには操舵アシスト力
を漸次低減するよう構成された電動式パワーステアリン
グ装置が従来より知られている。
【0004】上述の如き電動式パワーステアリング装置
によれば、パワーステアリング装置に重大な異常が発生
すると、パワーアシストが中止されパワーステアリング
装置がマニュアルステアリング装置に切換えられるの
で、モータが不適切に制御され不適当なパワーアシスト
が行われることが確実に防止され、またパワーステアリ
ング装置に軽微な異常が発生すると、モータにより発生
される操舵アシスト力が急激に零に低減されるのではな
く漸次低減されるので、不適当なパワーアシストが行わ
れることが確実に防止されるだけでなく操舵フィーリン
グが急激に変化することが確実に回避される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし上述の如き従来
の電動式パワーステアリング装置に於ては、パワーステ
アリング装置に軽微な異常が発生し異常時処理手段によ
って操舵アシスト力が漸次低減される過程に於てパワー
ステアリング装置に重大な異常が発生すると、その重大
な異常が異常時処理手段によって検出されず、そのため
パワーステアリング装置に重大な異常が発生しているに
も拘らずパワーアシストが中止されないという問題があ
る。
【0006】本発明は、従来の電動式パワーステアリン
グ装置に於ける上述の如き問題に鑑み、パワーステアリ
ング装置に軽微な異常が発生し操舵アシスト力が漸次低
減される過程に於てパワーステアリング装置に重大な異
常が発生した場合にも、確実にパワーアシストが中止さ
れパワーステアリング装置がマニュアルステアリング装
置に切換えられるよう改良された電動式パワーステアリ
ング装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の如き目的は、本発
明によれば、図1に示されている如く、操舵アシスト力
を発生するモータM1と、操舵トルク検出手段M2と、
少くとも操舵トルクに応じて所定のアシスト比にて前記
モータを制御することにより操舵アシスト力を制御する
制御手段M3とを有する電動式パワーステアリング装置
にして、前記パワーステアリング装置内の重大な異常を
検出し前記モータの制御を中止する第一の異常検出処理
手段M4と、前記パワーステアリング装置内の軽微な異
常を検出し前記アシスト比を所定の値まで漸次変更する
第二の異常検出処理手段M5と、前記第二の異常検出処
理手段による処理中に前記パワーステアリング装置内の
重大な異常を検出し前記モータの制御を中止する第三の
異常検出処理手段M6とを有することを特徴とする電動
式パワーステアリング装置によって達成される。
【0008】
【作用】上述の如き構成によれば、パワーステアリング
装置内の重大な異常を検出しモータの制御を中止する第
一の異常検出処理手段M4及びパワーステアリング装置
内の軽微な異常を検出しアシスト比を所定の値まで漸次
変更する第二の異常検出処理手段M5に加えて、第二の
異常検出処理手段による処理中にパワーステアリング装
置内の重大な異常を検出しモータの制御を中止する第三
の異常検出処理手段M6が設けられているので、パワー
ステアリング装置内に軽微な異常が発生し第二の異常検
出処理手段によってアシスト比が所定の値まで漸次変更
されている過程に於てパワーステアリング装置に重大な
異常が発生した場合には、その重大な異常が第三の異常
検出処理手段によって検出され、モータの制御が中止さ
れることにより確実にパワーアシストが中止され、パワ
ーステアリング装置は確実にマニュアルステアリング装
置に切換えられる。
【0009】
【課題を解決するための手段の補足説明】本明細書に於
て、「重大な異常」とはパワーアシストを継続すること
が車輌の走行上重大な障害となり、そのためパワーアシ
スト制御を即座に中止してパワーステアリング装置をマ
ニュアルステアリング装置に切換える必要がある異常を
意味し、「軽微な異常」とはパワーアシストを継続する
ことが車輌の走行上重大な障害とはならないが最適なパ
ワーアシストを行うことができず、そのため異常発生時
のアシスト比を所定の値まで漸次変更すること(特にア
シスト比を漸次低減し最終的にはパワーステアリング装
置をマニュアルステアリング装置に切換えること)が好
ましい異常を意味する。
【0010】本発明の一つの実施例によれば、トルク検
出手段は一対設けられ、一方のトルク検出手段のみのオ
フセットの如き異常は軽微な異常として処理されるが、
両方のトルク検出手段のオフセットの如き異常は重大な
異常と同様に処理される。かかる構成によれば、両方の
トルク検出手段にオフセット異常が発生した場合には、
それぞれのトルク検出手段に生じた異常は軽微な異常で
あってもパワーステアリング装置全体としては重大な異
常と同様に処理されるので、不適切なパワーアシスト制
御が継続されることが確実に防止される。
【0011】
【実施例】以下に添付の図を参照しつつ、本発明を実施
例について詳細に説明する。
【0012】図2は本発明による電動式パワーステアリ
ング装置の一つの実施例を示す概略構成図、図3は図2
に示された電子制御装置を示すブロック線図である。
【0013】図2に於て、10はステアリングホイール
を示しており、ステアリングホイール10はステアリン
グシヤフト12及びステアリングギヤボックス14を介
してステアリングリンケージ部材としてのラックバー1
6を駆動するようになっている。ステアリングシャフト
12には歯車減速機構18によりパワーユニット20が
駆動接続されている。パワーユニット20はモータ22
と、歯車減速機構18とモータ22とを選択的に駆動接
続する電磁クラッチ24とを有している。
【0014】図示の実施例に於ては、ステアリングシャ
フト12には操舵角θを検出する操舵角センサ26及び
それぞれ操舵トルクT1 及びT2 を検出するトルクセン
サ28及び30が設けられており、これらのセンサの出
力は電子制御装置32へ供給されるようになっている。
また電子制御装置32には車速センサ34により検出さ
れた車速Vを示す信号及び回転角センサ36により検出
されたモータ22の回転角φを示す信号も入力されるよ
うになっている。
【0015】図3に詳細に示されている如く、電子制御
装置32はマイクロコンピュータ38を含み、マイクロ
コンピュータ38は中央処理ユニット(CPU)40
と、リードオンリメモリ(ROM)42と、ランダムア
クセスメモリ(RAM)44と、入力ポート装置46
と、出力ポート装置48とを有し、これらは双方向性の
コモンバス50により互いに接続されている。
【0016】入力ポート装置46には操舵角センサ26
により検出された操舵角θを示す信号、トルクセンサ2
8及び30よりの出力操舵トルクT1 及びT2 を示す信
号、車速センサ34により検出された車速Vを示す信
号、回転角センサ36により検出されたモータ22の回
転角φを示す信号が入力されるようになっている。入力
ポート装置46はそれに入力された信号を適宜に処理
し、ROM42に記憶されている制御プログラムに基く
CPU40の指示に従い、CPU及びRAM44へ処理
された信号を出力するようになっている。
【0017】ROM42は図4に示された制御プログラ
ム及び図5、図6に示されたグラフに対応するマップを
記憶している。CPU40は図4に示された制御プログ
ラムに基き後述の如く種々の演算及び信号の処理を行う
ようになっている。出力ポート装置48はCPU40の
指示に従い駆動回路52を経てモータ22へ制御信号を
出力し、また駆動回路54を経て電磁クラッチ24へ制
御信号を出力するようになっている。
【0018】更に電子制御装置32はパワーステアリン
グ装置に異常が発生したか否かを診断し、その異常が重
大である場合には警報ランプ56へ制御信号を出力して
警報ランプを点滅させると共にモータの回転制御を直ち
に中止し、異常が軽微である場合には警報ランプを点灯
すると共にモータの回転出力を漸次低減するようになっ
ている。
【0019】尚図示の実施例に於ては、トルクセンサ2
8若しくは30に許容範囲を越えるオフセットが発生し
た場合、モータ22が制御信号に対応する回転数回転し
ているか否かを検出する回転角センサ26の出力パルス
の不整列、電子制御装置32の駆動回路52等の異常は
重大な異常として処理され、トルクセンサ28又は30
の断線、ショート、ノイズ重畳、温度ドリフト等の軽微
なオフセット、車速センサ34の断線、ショート、出力
パルスの不整列、ノイズ重畳、操舵角センサ26の断
線、ショート、出力パルスの不整列、ノイズ重畳、中点
ずれ等は軽微な異常として処理され、例外的に二つのト
ルクセンサ28及び30の両者にオフセット等の異常が
生じた場合は重大な異常と同様に処理される。
【0020】またパワーステアリング装置に異常が生じ
たか否かの診断及び異常が重大な異常であるか軽微な異
常であるかの判別は、本発明の要旨をなすものではない
ので、これらについての詳細な説明を省略するが、異常
の診断及び判別は当技術分野に於て従来より提案されて
いる任意の方法により実施されてよい。
【0021】次に図4に示されたフローチャートを参照
して図示の実施例の作動について説明する。尚図4に示
されたフローチャートに於て、フラグFはパワーステア
リング装置に軽微な異常が生じているか否かに関するも
のであり、1は軽微な異常が生じていることを示してい
る。
【0022】まずステップ10に於てはクラッチ24へ
制御信号が出力されることによりクラッチが接続され、
ステップ20に於ては操舵角センサ26により検出され
た操舵角θを示す信号、それぞれトルクセンサ28及び
30により検出された操舵トルクT1 及びT2 を示す信
号、車速センサ34により検出された車速Vを示す信号
及び回転角センサ36により検出されたモータ22の回
転角φを示す信号の読込みが行われる。
【0023】ステップ30に於てはパワーステアリング
装置に重大な異常が発生したか否かの判別が行われ、重
大な異常が発生している旨の判別が行われたときにはス
テップ120へ進み、重大な異常が発生していない旨の
判別が行われたときにはステップ40へ進む。ステップ
40に於てはフラグFが1であるか否かの判別、即ちパ
ワーステアリング装置に軽微な異常が発生しているか否
かの判別が行われ、F=1である旨の判別が行われたと
きにはステップ80へ進み、F=1ではない旨の判別が
行われたときにはステップ50へ進む。
【0024】ステップ50に於てはパワーステアリング
装置に軽微な異常が発生したか否かの判別が行われ、軽
微な異常が発生していない旨の判別が行われたときには
ステップ60に於てアシスト比の分子KがA(正の整
数)にセットされ、軽微な異常が発生している旨の判別
が行われたときにはステップ70に於て警報ランンプ5
6が点灯されると共にフラグFが1にセットされ、更に
ステップ80に於てアシスト比の分子Kが1デクリメン
トされる。
【0025】ステップ90に於てはアシスト比の分子K
が0であるか否かの判別が行われ、K=0である旨の判
別が行われたときにはステップ100に於て電磁クラッ
チ24への制御信号の出力が停止されることによって該
クラッチが解放され、図4に示されたルーチンによるパ
ワーアシスト制御を終了し、K=0ではない旨の判別が
行われたときにはステップ110へ進む。
【0026】ステップ110に於てはトルクセンサ28
及び30の両者が故障したか否かの判別、即ち二つのト
ルクセンサの何れにも断線、ショート等の異常が生じた
か否かの判別が行われ、少なくとも一方のトルクセンサ
が正常である旨の判別が行われたときにはステップ14
0へ進み、二つのトルクセンサが故障している旨の判別
が行われたときにはステップ120へ進む。
【0027】ステップ120に於ては警報ランプ56へ
制御信号が出力されることにより警報ランプが点滅さ
れ、これによりパワーステアリング装置に重大な異常が
発生した旨の警報が車輌の運転者に発せられ、ステップ
130に於てはモータ22への通電が停止されると共に
電磁クラッチ24への制御信号の出力が停止されること
によって該クラッチが解放され、図4に示されたルーチ
ンによるパワーアシスト制御を終了する。
【0028】ステップ140に於てはトルクセンサ2
8、30により検出された操舵トルクT1 、T2 に基づ
き下記の数1に従って操舵トルクの平均値Tが演算され
ると共に、操舵トルクの平均値Tに基づき図5に示され
たグラフに対応するマップより基本アシスト量Tabが演
算され、ステップ150に於ては下記の数2に従って基
本アシスト量Tabが補正される。
【0029】
【数1】T=(T1 +T2 )/2
【数2】Tab=(K/A)・Tab
【0030】ステップ160に於てはステップ20に於
て読込みまれた車速Vに基づき図6に示されたグラフに
対応するマップより車速係数Kv が演算され、ステップ
170に於てはステップ150に於て演算された補正後
の基本アシスト量Tabとステップ160に於て演算され
た車速係数Kv との積としてアシスト量Ta が演算さ
れ、ステップ180に於てはアシスト量Ta に対応する
電圧の制御信号が駆動回路52を経てモータ22へ出力
され、これにより所要のアシスト力が発生され、しかる
後ステップ20へ戻る。
【0031】かくして図示の実施例によれば、ステップ
140に於て基本アシスト量Tabが操舵トルクの平均値
Tに基づき図5に示されたグラフに対応するマップより
演算され、ステップ150に於て基本アシスト量Tabが
補正演算され、ステップ160に於て車速係数Kv が車
速Vに基づき図6に示されたグラフに対応するマップよ
り演算され、ステップ170に於てアシスト量Ta が基
本アシスト量Tabと車速係数Kv との積として演算され
る。
【0032】そしてパワーステアリング装置に異常が生
じておらずそれが正常に作動している場合には、ステッ
プ30、50、110に於てノーの判別が行われること
により、ステップ180に於てアシスト量Ta に対応す
る制御信号がモータ22へ出力され、これにより操舵ア
シスト力は実操舵トルクに対応すると共に車速が高いほ
ど低くなるよう制御されるので、低車速域に於ける軽快
な操舵が確保されると共に高車速域に於ける良好な操縦
安定性が確保される。
【0033】これに対しパワーステアリング装置に重大
な異常が生じると、ステップ30に於てイエスの判別が
行われ、ステップ120に於て警報ランプ56が点滅さ
れ、車輌の運転者にパワーステアリング装置に重大な異
常が生じている旨の警報が発せられ、またステップ13
0に於てモータ22への通電が停止されると共にクラッ
チ24への制御信号の出力が停止されることによって該
クラッチが解放され、これによりパワーステアリング装
置はマニュアルステアリング装置に切換えられる。
【0034】また図示の実施例によれば、パワーステア
リング装置に軽微な異常が生じると、ステップ50に於
てイエスの判別が行われ、ステップ70に於て警報ラン
プ56が点灯され、車輌の運転者にパワーステアリング
装置に軽微な異常が生じている旨の警報が発せられ、ま
たステップ80及び150によりアシスト比K/Aが0
になるまで漸次低減されつつステップ140〜180が
実行される。従ってこの場合にはパワーステアリング装
置は即座にマニュアルステアリング装置に切換えられる
のではなく、アシスト比を漸次低減しつつパワーアシス
トが継続され、アシスト比が0になった段階に於てパワ
ーステアリング装置はマニュアルステアリング装置に切
換えられる。
【0035】また図示の実施例によれば、パワーステア
リング装置に軽微な異常が生じアシスト比を漸次低減し
つつパワーアシストが継続されている過程に於てパワー
ステアリング装置に重大な異常が生じると、ステップ3
0に於てイエスの判別が行われ、必ずステップ120及
び130が実行されるので、これによりパワーステアリ
ング装置に軽微な異常が生じていない状況に於て重大な
異常が生じた場合と同様、車輌の運転者に重大な異常が
生じている旨の警報が発せられると共にパワーステアリ
ング装置は確実にマニュアルステアリング装置に切換え
られる。
【0036】更に図示の実施例によれば、二つのトルク
センサのそれぞれに生じた異常が軽微であっても両方の
トルクセンサに異常が生じれば、ステップ110に於て
イエスの判別が行われることによってステップ120及
び130が実行され、この場合にも車輌の運転者に重大
な異常が生じている旨の警報が発せられると共にパワー
ステアリング装置は確実にマニュアルステアリング装置
に切換えられる。
【0037】以上に於ては本発明を特定の実施例につい
て詳細に説明したが、本発明はかかる実施例に限定され
るものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施例
が可能であることは当業者にとって明らかであろう。
【0038】例えば上述の実施例に於ては、ステップ1
40に於ける基本アシスト量Tabの演算は二つのトルク
センサ28及び30により検出された操舵トルクT1 及
びT2 の平均値Tに基き演算されるようになっている
が、基本アシスト量はトルクセンサ28及び30の一方
により検出された操舵トルクに基き演算されてもよく、
その場合にはステップ50に於て一方のトルクセンサに
軽微な異常が発生した旨の判別が行われたときには、他
方の正常なトルクセンサにより検出された操舵トルクに
基き基本アシスト量が演算されるよう構成されてよい。
【0039】また上述の実施例に於ては、ステップ90
に於てアシスト比の分子Kが0であるか否かの判別が行
われ、K=0である旨の判別が行われるとステップ10
0に於てクラッチが解放されパワーステアリング装置が
マニュアルステアリング装置に切換えられるようになっ
ているが、ステップ90に於ける判別は分子Kが例えば
分母Aの半分の如き所定値Bになったか否かの判別とし
て行われ、K=Bである旨の判別が行われたときにはク
ラッチを解放するのではなくステップ80を迂回し分子
Kを常にBに設定してステップ110以降が実行され、
これによりパワーステアリング装置に軽微な異常が発生
した場合には低減されたアシスト比にてパワーアシスト
制御が継続されるよう構成されてもよい。
【0040】
【発明の効果】以上の説明より明らかである如く、本発
明によれば、パワーステアリング装置内の重大な異常を
検出しモータの制御を中止する第一の異常検出処理手段
M4及びパワーステアリング装置内の軽微な異常を検出
しアシスト比を所定の値まで漸次変更する第二の異常検
出処理手段M5に加えて、第二の異常検出処理手段によ
る処理中にパワーステアリング装置内の重大な異常を検
出しモータの制御を中止する第三の異常検出処理手段M
6が設けられており、従ってパワーステアリング装置内
に軽微な異常が発生し第二の異常検出処理手段によって
アシスト比が所定の値まで漸次変更されている過程に於
てパワーステアリング装置に重大な異常が発生した場合
には、その重大な異常が第三の異常検出処理手段によっ
て検出されるので、モータの制御を中止して確実にパワ
ーアシストを中止することができ、これによりパワース
テアリング装置を確実に且速やかにマニュアルステアリ
ング装置として機能させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電動式パワーステアリング装置の
構成を特許請求の範囲の記載に対応させて示す説明図で
ある。
【図2】本発明による電動式パワーステアリング装置の
一つの実施例を示す概略構成図である。
【図3】図2に示された電子制御装置を示すブロック線
図である。
【図4】図2及び図3に示された電子制御装置より達成
されるパワーアシスト制御ルーチンを示すフローチャー
トである。
【図5】トルクセンサにより検出された操舵トルクの平
均値Tと基本アシスト量Tabとの間の関係を示すグラフ
である。
【図6】車速センサにより検出された車速Vと車速係数
Kv との間の関係を示すグラフである。
【符号の説明】
10…ステアリングホイール 12…ステアリングシャフト 14…ステアリングギヤボックス 22…モータ 24…電磁クラッチ 26…操舵角センサ 28、30…トルクセンサ 32…電子制御装置 34…車速センサ 36…回転角センサ 56…警報ランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坪井 正昭 愛知県豊田市トヨタ町1番地トヨタ自動車 株式会社内 (72)発明者 渡辺 智之 愛知県豊田市トヨタ町1番地トヨタ自動車 株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操舵アシスト力を発生するモータと、操舵
    トルク検出手段と、少くとも操舵トルクに応じて所定の
    アシスト比にて前記モータを制御することにより操舵ア
    シスト力を制御する制御手段とを有する電動式パワース
    テアリング装置にして、前記パワーステアリング装置内
    の重大な異常を検出し前記モータの制御を中止する第一
    の異常検出処理手段と、前記パワーステアリング装置内
    の軽微な異常を検出し前記アシスト比を所定の値まで漸
    次変更する第二の異常検出処理手段と、前記第二の異常
    検出処理手段による処理中に前記パワーステアリング装
    置内の重大な異常を検出し前記モータの制御を中止する
    第三の異常検出処理手段とを有することを特徴とする電
    動式パワーステアリング装置。
JP12362293A 1993-04-27 1993-04-27 電動式パワーステアリング装置 Pending JPH06305439A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12362293A JPH06305439A (ja) 1993-04-27 1993-04-27 電動式パワーステアリング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12362293A JPH06305439A (ja) 1993-04-27 1993-04-27 電動式パワーステアリング装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06305439A true JPH06305439A (ja) 1994-11-01

Family

ID=14865149

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12362293A Pending JPH06305439A (ja) 1993-04-27 1993-04-27 電動式パワーステアリング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06305439A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002225745A (ja) * 2001-02-02 2002-08-14 Nsk Ltd 電動パワーステアリング装置の制御装置
EP1321347A3 (en) * 2001-12-07 2004-02-04 Nsk Ltd., Electric power steering apparatus
WO2006043693A1 (ja) * 2004-10-18 2006-04-27 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha 演算制御装置間の通信手段に於ける通信異常に迅速に対応する車輌用制御装置
JP2006143106A (ja) * 2004-11-24 2006-06-08 Nsk Ltd 電動パワーステアリング装置の制御装置
JP2009035154A (ja) * 2007-08-02 2009-02-19 Denso Corp 操舵補助装置
JP2009184489A (ja) * 2008-02-06 2009-08-20 Kayaba Ind Co Ltd 倍力操舵装置
US8565974B2 (en) 2004-10-18 2013-10-22 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Control system for vehicles for decreasing controlling amount by judging abnormality
CN105501288A (zh) * 2014-10-10 2016-04-20 丰田自动车株式会社 转向助力控制装置和转向助力控制方法

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002225745A (ja) * 2001-02-02 2002-08-14 Nsk Ltd 電動パワーステアリング装置の制御装置
EP1321347A3 (en) * 2001-12-07 2004-02-04 Nsk Ltd., Electric power steering apparatus
US8478487B2 (en) 2004-10-18 2013-07-02 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Control device for vehicles to make rapid counter-measure against communication abnormality in communication means between calculation control devices
WO2006043693A1 (ja) * 2004-10-18 2006-04-27 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha 演算制御装置間の通信手段に於ける通信異常に迅速に対応する車輌用制御装置
EP1803628A4 (en) * 2004-10-18 2008-06-25 Toyota Motor Co Ltd VEHICLE CONTROL DEVICE FOR QUICKLY MANAGING COMMUNICATIONS IN A COMMUNICATOR BETWEEN CALCULATION CONTROL DEVICES
KR100866816B1 (ko) * 2004-10-18 2008-11-04 도요다 지도샤 가부시끼가이샤 연산 제어 장치간의 통신 수단에 있어서의 통신 이상에신속히 대응하는 차량용 제어 장치
US8565974B2 (en) 2004-10-18 2013-10-22 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Control system for vehicles for decreasing controlling amount by judging abnormality
JP2006143106A (ja) * 2004-11-24 2006-06-08 Nsk Ltd 電動パワーステアリング装置の制御装置
US7837004B2 (en) 2007-08-02 2010-11-23 Denso Corporation Steering assisting system for vehicle
JP2009035154A (ja) * 2007-08-02 2009-02-19 Denso Corp 操舵補助装置
JP2009184489A (ja) * 2008-02-06 2009-08-20 Kayaba Ind Co Ltd 倍力操舵装置
CN105501288A (zh) * 2014-10-10 2016-04-20 丰田自动车株式会社 转向助力控制装置和转向助力控制方法
US10046801B2 (en) 2014-10-10 2018-08-14 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Steering assist control apparatus and steering assist control method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0872406B1 (en) Method and apparatus for damping control of an electric assist steering system with vehicle speed signal loss feature
EP1149754B1 (en) Controller for vehicle steering apparatus and method for detecting abnormality in the controller
JP2002012159A (ja) 車輌用自動操舵装置
JPH0577755A (ja) 電動パワーステアリング制御装置及び方法
US5257672A (en) Rear differential gear lock controller including diagnostic system for determining vehicle speed sensor failure
JP3028012B2 (ja) 車速感応型電動式パワーステアリング装置
JP4007200B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JPH06305436A (ja) 電動式パワーステアリング装置
JPS6320266A (ja) モ−タ駆動式パワ−ステアリング制御装置
JPH06344937A (ja) 電動式パワーステアリング装置
JPH072135A (ja) 電動式パワーステアリング装置
JPH06127412A (ja) 電動式パワーステアリング装置
JPH06239256A (ja) 車両の前後輪操舵装置
JPH06305438A (ja) 電動式パワーステアリング装置
JP3282293B2 (ja) 電動式パワーステアリング装置
JPH06321119A (ja) 車輌用操舵装置の故障診断処理装置
JP2943535B2 (ja) 電動式パワーステアリング装置
JP2924516B2 (ja) 電動式パワーステアリング装置
JPH06135340A (ja) 電動式パワーステアリング装置
JPH0725344A (ja) 電動式パワーステアリング装置
JPH06153324A (ja) 電気自動車
JPH06127409A (ja) 車両の後輪操舵装置
JPH06115449A (ja) 電動式パワーステアリング装置
JP3055369B2 (ja) 電動式パワーステアリング装置
JPH06115455A (ja) 電動式パワーステアリング装置