JPH06305619A - 薄板の方向転換部の非接触支持装置 - Google Patents
薄板の方向転換部の非接触支持装置Info
- Publication number
- JPH06305619A JPH06305619A JP9457593A JP9457593A JPH06305619A JP H06305619 A JPH06305619 A JP H06305619A JP 9457593 A JP9457593 A JP 9457593A JP 9457593 A JP9457593 A JP 9457593A JP H06305619 A JPH06305619 A JP H06305619A
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- JP
- Japan
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- thin plate
- hurdle
- plate
- plates
- pad
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2406/00—Means using fluid
- B65H2406/10—Means using fluid made only for exhausting gaseous medium
- B65H2406/11—Means using fluid made only for exhausting gaseous medium producing fluidised bed
- B65H2406/111—Means using fluid made only for exhausting gaseous medium producing fluidised bed for handling material along a curved path, e.g. fluidised turning bar
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- Advancing Webs (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 走行する薄板が所定の通板ラインを外れて蛇
行した場合に直ちに該薄板を正常なラインに戻すセンタ
リング機能を有すると共に、流量効率も非常に良好な常
に安定した状態で薄板の方向転換部における浮上保持を
可能とする。 【構成】 非接触流体支持パッドにおける薄板に対向す
る曲面に、該面と薄板間に静圧を発生させるための流体
噴出スリットノズルを形成すると共に、該スリットノズ
ルを設けたパッド本体曲面の薄板幅方向両側位置に、薄
板の走行方向に平行なそれぞれ複数枚のカーブハードル
プレートをほぼ等間隔で設け、該カーブハードルプレー
トを中心側から両端側に向うに従いその高さを順次高く
した。
行した場合に直ちに該薄板を正常なラインに戻すセンタ
リング機能を有すると共に、流量効率も非常に良好な常
に安定した状態で薄板の方向転換部における浮上保持を
可能とする。 【構成】 非接触流体支持パッドにおける薄板に対向す
る曲面に、該面と薄板間に静圧を発生させるための流体
噴出スリットノズルを形成すると共に、該スリットノズ
ルを設けたパッド本体曲面の薄板幅方向両側位置に、薄
板の走行方向に平行なそれぞれ複数枚のカーブハードル
プレートをほぼ等間隔で設け、該カーブハードルプレー
トを中心側から両端側に向うに従いその高さを順次高く
した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薄鋼板のごとき帯状薄
板の方向変換位置に設置する非接触パッドに関し、特に
薄板を安定した状態で保持しながら方向変換させること
ができる非接触パッドに係る。
板の方向変換位置に設置する非接触パッドに関し、特に
薄板を安定した状態で保持しながら方向変換させること
ができる非接触パッドに係る。
【0002】
【従来の技術】例えば、鋼ストリップの竪型焼鈍炉にお
いては、ストリップの通板ラインとして一定の高さで上
昇と下降を繰り返す形式が採用されており、その方向変
換部に、接触型のロールに代わり、ストリップの通板ラ
インの側方から見て円弧状の表面を持ちこの弧面に流体
噴出用のスリットを有する箱型の非接触パッドが用いら
れている。この非接触パッドはストリップの表面性状の
向上及び処理設備の高さ低減を図るために極めて有効な
ものである。
いては、ストリップの通板ラインとして一定の高さで上
昇と下降を繰り返す形式が採用されており、その方向変
換部に、接触型のロールに代わり、ストリップの通板ラ
インの側方から見て円弧状の表面を持ちこの弧面に流体
噴出用のスリットを有する箱型の非接触パッドが用いら
れている。この非接触パッドはストリップの表面性状の
向上及び処理設備の高さ低減を図るために極めて有効な
ものである。
【0003】しかして、近年の生産性の向上を狙いとし
たラインの高速化は、従前の方向変換部用の非接触パッ
ドでは対応できない事態を生じる。即ち、ストリップの
高速通板による非接触パッドの弧面とストリップ面と
の間隙の不均一化(この間隙の不均一はストリップ長手
方向と幅方向の両方に起こる)、及びストリップの幅
方向におけるずれによりストリップの蛇行が発生し、安
定したストリップの通板が不可能となり、場合によって
はストリップがパッドに接触するという不都合が生じる
ことである。さらに、ストリップ幅はそれぞれのライ
ンにおいて一定せず、例えば、ストリップ幅600mm〜
1300mmなど、広い範囲に亘っている。よって効率的
に支持圧力を発せるためには、走行方向に直交する方向
のスリット長さをそれぞれの板幅に応じた長さにして、
その位置に走行方向と平行なスリットを設定する必要が
あるため、複数以上のスリットが必要となり、装置が複
雑となり操作も煩雑になる欠点がある。
たラインの高速化は、従前の方向変換部用の非接触パッ
ドでは対応できない事態を生じる。即ち、ストリップの
高速通板による非接触パッドの弧面とストリップ面と
の間隙の不均一化(この間隙の不均一はストリップ長手
方向と幅方向の両方に起こる)、及びストリップの幅
方向におけるずれによりストリップの蛇行が発生し、安
定したストリップの通板が不可能となり、場合によって
はストリップがパッドに接触するという不都合が生じる
ことである。さらに、ストリップ幅はそれぞれのライ
ンにおいて一定せず、例えば、ストリップ幅600mm〜
1300mmなど、広い範囲に亘っている。よって効率的
に支持圧力を発せるためには、走行方向に直交する方向
のスリット長さをそれぞれの板幅に応じた長さにして、
その位置に走行方向と平行なスリットを設定する必要が
あるため、複数以上のスリットが必要となり、装置が複
雑となり操作も煩雑になる欠点がある。
【0004】以上の欠点を改良するべき、本件出願人
は、種々の実験を重ねた結果、特願昭60−3870
0に示すように、パッドの前後に凸クラウンロールを設
け、パッド弧面とストリップ面との間隙の不均一化を防
止したり、特願平3−325911号に示すように、
ストリップの蛇行に対し、ストリップ両サイドの外側
にサイドシールと呼ばれる装置を設けて、これの防止方
法を提案している。またストリップ幅の変化に対して
は、ストリップの走行方向と平行なスリットを複数以上
設け、ストリップ幅の変化に応じて、パッド入口のバル
ブ開閉などと対応している。
は、種々の実験を重ねた結果、特願昭60−3870
0に示すように、パッドの前後に凸クラウンロールを設
け、パッド弧面とストリップ面との間隙の不均一化を防
止したり、特願平3−325911号に示すように、
ストリップの蛇行に対し、ストリップ両サイドの外側
にサイドシールと呼ばれる装置を設けて、これの防止方
法を提案している。またストリップ幅の変化に対して
は、ストリップの走行方向と平行なスリットを複数以上
設け、ストリップ幅の変化に応じて、パッド入口のバル
ブ開閉などと対応している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記、課題,,
の対策は、装置が複雑になりさらに、その操作も煩雑な
ため、実用化の大きな障害となっている。本発明はこの
ような従来の走行帯状薄板の通板方向転換手段の問題点
を解決し、ストリップ面との間隙を均一に保持し、走行
する薄板が所定の通板ラインを外れて蛇行した場合に直
ちに該薄板を正常なラインに戻すセンタリング機能を有
すると共に、ストリップ幅の変化に対しても特別な装置
及び操作も不要で常に流量効率も非常に良好な安定した
状態で薄板の水平浮上保持を可能とする薄板の非接触支
持装置を提供することを目的とする。
の対策は、装置が複雑になりさらに、その操作も煩雑な
ため、実用化の大きな障害となっている。本発明はこの
ような従来の走行帯状薄板の通板方向転換手段の問題点
を解決し、ストリップ面との間隙を均一に保持し、走行
する薄板が所定の通板ラインを外れて蛇行した場合に直
ちに該薄板を正常なラインに戻すセンタリング機能を有
すると共に、ストリップ幅の変化に対しても特別な装置
及び操作も不要で常に流量効率も非常に良好な安定した
状態で薄板の水平浮上保持を可能とする薄板の非接触支
持装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るための本発明の要旨とするところは次の通りである。 (1)走行帯状薄板の通板方向転換部に流体を噴出する
パッドを配置して該薄板を非接触支持状態で保持する非
接触支持装置において、前記パッドの薄板に対向する曲
面に、該面と薄板間に静圧を発生させるための流体噴出
スリットノズルを形成すると共に、該スリットノズルを
設けたパッド本体曲面の薄板幅方向両側位置に、薄板の
走行方向に平行なそれぞれ複数枚のカーブハードルプレ
ートをほぼ等間隔で設けたことを特徴とする薄板の非接
触支持装置。 (2)複数枚のカーブハードルプレートをパッドの中心
側から両端側に向うに従いその高さを高くしたことを特
徴とする上記(1)記載の非接触支持装置。 (3)スリットノズル片側の各ハードルプレートの頂面
を結ぶ角度θは0°〜15°であり、隣接するハードル
プレート相互の間隔dは15〜50mmの範囲である上記
(1)〜(4)のいずれか1項記載の支持装置。
るための本発明の要旨とするところは次の通りである。 (1)走行帯状薄板の通板方向転換部に流体を噴出する
パッドを配置して該薄板を非接触支持状態で保持する非
接触支持装置において、前記パッドの薄板に対向する曲
面に、該面と薄板間に静圧を発生させるための流体噴出
スリットノズルを形成すると共に、該スリットノズルを
設けたパッド本体曲面の薄板幅方向両側位置に、薄板の
走行方向に平行なそれぞれ複数枚のカーブハードルプレ
ートをほぼ等間隔で設けたことを特徴とする薄板の非接
触支持装置。 (2)複数枚のカーブハードルプレートをパッドの中心
側から両端側に向うに従いその高さを高くしたことを特
徴とする上記(1)記載の非接触支持装置。 (3)スリットノズル片側の各ハードルプレートの頂面
を結ぶ角度θは0°〜15°であり、隣接するハードル
プレート相互の間隔dは15〜50mmの範囲である上記
(1)〜(4)のいずれか1項記載の支持装置。
【0007】
【作用】本発明においては、パッド本体面のスリットノ
ズルを挟んで通板方向に複数枚のハードルプレートが配
列され、かつ該ハードルプレートは順次その高さを外方
へ向かって高くしていることから、スリットノズルから
噴出される流体の効果的な阻止作用と流体の流れ方向を
規制することができると同時に、薄板の蛇行の際にこれ
ら段階的なハードルプレートによる独特な流体流れが生
じることにより、センタリング作用を果たすことにな
る。特に、ハードルプレート列の配置角度θ及び各プレ
ートの設置間隔dを請求項3に記載の範囲に選ぶことに
より、薄板が蛇行した場合の薄板端部の持ち上げ作用を
発揮する流体の流れを生じさせ、より一層有効なセンタ
リングを行わせる。
ズルを挟んで通板方向に複数枚のハードルプレートが配
列され、かつ該ハードルプレートは順次その高さを外方
へ向かって高くしていることから、スリットノズルから
噴出される流体の効果的な阻止作用と流体の流れ方向を
規制することができると同時に、薄板の蛇行の際にこれ
ら段階的なハードルプレートによる独特な流体流れが生
じることにより、センタリング作用を果たすことにな
る。特に、ハードルプレート列の配置角度θ及び各プレ
ートの設置間隔dを請求項3に記載の範囲に選ぶことに
より、薄板が蛇行した場合の薄板端部の持ち上げ作用を
発揮する流体の流れを生じさせ、より一層有効なセンタ
リングを行わせる。
【0008】
【実施例】以下図面に基づき本発明の実施例を説明す
る。なお、走行する薄板としては薄鋼板を対象とする
が、勿論、他の薄板の水平搬送に適用することも可能で
ある。図1は本発明の1例を示すもので、カーブハード
ルプレート3(A)を使用した。カーブハードルプレー
トとしては3(B)のような、ストリップ両端側で、高
さが高くなるが、カーブハードルの曲率は一定な形状
も、有効である。
る。なお、走行する薄板としては薄鋼板を対象とする
が、勿論、他の薄板の水平搬送に適用することも可能で
ある。図1は本発明の1例を示すもので、カーブハード
ルプレート3(A)を使用した。カーブハードルプレー
トとしては3(B)のような、ストリップ両端側で、高
さが高くなるが、カーブハードルの曲率は一定な形状
も、有効である。
【0009】なお、本発明においては、スリット形状な
どは図示の矩形状の例に限定されることなく、パッド本
体と薄板との間に静圧を生じさせるものであれば、いか
なる形状あるいは構造でも良い。例えば、通板方向に直
交する側のスリット部をさらに両側に延ばしても良い
し、また、一方向側のスリット部だけにすることもでき
る。
どは図示の矩形状の例に限定されることなく、パッド本
体と薄板との間に静圧を生じさせるものであれば、いか
なる形状あるいは構造でも良い。例えば、通板方向に直
交する側のスリット部をさらに両側に延ばしても良い
し、また、一方向側のスリット部だけにすることもでき
る。
【0010】図示の如く、通板方向に平行なスリット部
に沿ってその両側の空間部には、それぞれ同数枚(図で
は5枚ずつ)のカーブハードルプレート3がほぼ等間隔
で列設されており、該プレート3は中心側から両端側へ
向かうに従い順次その高さを高くしている。図2はこの
ハードルプレート3の片側部分をパッド中央部側から見
た図である。該ハードルプレート3は例えば金属板やプ
ラスチック板製からなり、設置枚数は少なくとも2枚は
必要であり、通常は5枚以上設置することが好ましい。
なお、ハードルプレートは場合によっては一体的に形成
してもよい。
に沿ってその両側の空間部には、それぞれ同数枚(図で
は5枚ずつ)のカーブハードルプレート3がほぼ等間隔
で列設されており、該プレート3は中心側から両端側へ
向かうに従い順次その高さを高くしている。図2はこの
ハードルプレート3の片側部分をパッド中央部側から見
た図である。該ハードルプレート3は例えば金属板やプ
ラスチック板製からなり、設置枚数は少なくとも2枚は
必要であり、通常は5枚以上設置することが好ましい。
なお、ハードルプレートは場合によっては一体的に形成
してもよい。
【0011】このように本発明のいずれの例において
も、ハードルプレートのそれぞれの形状は同一ではない
が、その各一側の配列したハードルプレートの頂部を結
ぶ線がつくる角度θと、隣接するハードルプレート間の
間隔dは、共通の範囲に特定できる。即ち、図3に示す
ように、θは0°〜15°の範囲であり、またdは15
〜50mmの範囲である。また、ハードルプレート自体の
厚みtも8〜25mmの範囲にしておくことが望ましい。
も、ハードルプレートのそれぞれの形状は同一ではない
が、その各一側の配列したハードルプレートの頂部を結
ぶ線がつくる角度θと、隣接するハードルプレート間の
間隔dは、共通の範囲に特定できる。即ち、図3に示す
ように、θは0°〜15°の範囲であり、またdは15
〜50mmの範囲である。また、ハードルプレート自体の
厚みtも8〜25mmの範囲にしておくことが望ましい。
【0012】角度θと間隔dを上記のような範囲に維持
することにより、図 に示すように、仮に走行する薄鋼
板が幅方向にその幅方向位置を正常の位置4aから右方
の片寄った位置4bにずれた(蛇行した)場合、そのず
れてきた鋼板の端部とハードルプレート3との隙間が狭
くなるため、鋼板端部近傍のハードルプレート間には渦
流が生成し、これがスリットノズルから噴出して鋼板幅
方向を下方に抜けようとする流体の流れをせき止めるこ
ととなり、その結果ずれた側の鋼板端部下方の圧力(静
圧)Pc が上昇し、その鋼板端部を持ち上げる働きをす
る(破線参照)。薄鋼板の片側(ずれた側)の端部が持
ち上がって位置4cになると、鋼板の自重により鋼板は
矢印の如く底部側へ戻り、これによって薄板は再び正常
な走行ラインに復帰(センタリング)することになる。
このようなセンタリング効果は、適正な範囲の角度θと
間隔dの相乗効果である。
することにより、図 に示すように、仮に走行する薄鋼
板が幅方向にその幅方向位置を正常の位置4aから右方
の片寄った位置4bにずれた(蛇行した)場合、そのず
れてきた鋼板の端部とハードルプレート3との隙間が狭
くなるため、鋼板端部近傍のハードルプレート間には渦
流が生成し、これがスリットノズルから噴出して鋼板幅
方向を下方に抜けようとする流体の流れをせき止めるこ
ととなり、その結果ずれた側の鋼板端部下方の圧力(静
圧)Pc が上昇し、その鋼板端部を持ち上げる働きをす
る(破線参照)。薄鋼板の片側(ずれた側)の端部が持
ち上がって位置4cになると、鋼板の自重により鋼板は
矢印の如く底部側へ戻り、これによって薄板は再び正常
な走行ラインに復帰(センタリング)することになる。
このようなセンタリング効果は、適正な範囲の角度θと
間隔dの相乗効果である。
【0013】図5はこのような角度θと間隔dとの相乗
効果を分かりやすく図示したものであり、中央にある斜
線の部分(θ:0〜15°、d:15〜50mm)が有効
な範囲を表している。配列したハードルプレートのなす
角度θが0°未満であると、ハードル効果、即ち流体を
有効に阻止することができず、鋼板のセンタリング機能
が果たせない。また、θが15°を超えると、流体のせ
き止め効果はあるが、ハードルプレートの段差が急峻す
ぎてセンタリングする前に鋼板がプレートに接触してし
まう。以上の理由から角度θは0°〜15°の範囲とし
た。
効果を分かりやすく図示したものであり、中央にある斜
線の部分(θ:0〜15°、d:15〜50mm)が有効
な範囲を表している。配列したハードルプレートのなす
角度θが0°未満であると、ハードル効果、即ち流体を
有効に阻止することができず、鋼板のセンタリング機能
が果たせない。また、θが15°を超えると、流体のせ
き止め効果はあるが、ハードルプレートの段差が急峻す
ぎてセンタリングする前に鋼板がプレートに接触してし
まう。以上の理由から角度θは0°〜15°の範囲とし
た。
【0014】一方、隣接ハードルプレート間の間隔dが
15mm未満であると、ハードルプレート間がつまり過
ぎ、ハードルプレート間に意図する流体の流れ(渦流)
が生じず、鋼板が蛇行して片側に寄っても流体がハード
ルプレートと鋼板端部間を抜けてしまい、上記した流体
のせき止め効果と鋼板の持ち上げ効果は期待できない。
また、逆に間隔dが50mmを超えると、ハードルプレー
ト間が広くなり過ぎ、やはり渦流が生成せず、狙いとす
る上述したハードル効果が生じない。従って、間隔dは
15〜50mmの範囲とした。
15mm未満であると、ハードルプレート間がつまり過
ぎ、ハードルプレート間に意図する流体の流れ(渦流)
が生じず、鋼板が蛇行して片側に寄っても流体がハード
ルプレートと鋼板端部間を抜けてしまい、上記した流体
のせき止め効果と鋼板の持ち上げ効果は期待できない。
また、逆に間隔dが50mmを超えると、ハードルプレー
ト間が広くなり過ぎ、やはり渦流が生成せず、狙いとす
る上述したハードル効果が生じない。従って、間隔dは
15〜50mmの範囲とした。
【0015】さらに、本発明のように複数枚のハードル
プレートを段階的に配置することにより、薄板幅方向に
流れる流体はこれも段階的に流れが阻止され、薄板長手
方向の流体流れと相俟って、薄板とパッド本体間におい
て平面的にバランスよく外方に流れることとなり、好適
な静圧を生ぜしめる。しかもこの段階的なハードルプレ
ートにより流量効率も高まることになり、特に上辺が曲
率を有するハードルプレートを配列する例においては、
パッド位置でカーブした薄板の曲率に対応した曲率(曲
率半径r:4〜20m程度)を付与することにより、流
体が無駄なく消費され一層の流量効率の向上が図れる。
プレートを段階的に配置することにより、薄板幅方向に
流れる流体はこれも段階的に流れが阻止され、薄板長手
方向の流体流れと相俟って、薄板とパッド本体間におい
て平面的にバランスよく外方に流れることとなり、好適
な静圧を生ぜしめる。しかもこの段階的なハードルプレ
ートにより流量効率も高まることになり、特に上辺が曲
率を有するハードルプレートを配列する例においては、
パッド位置でカーブした薄板の曲率に対応した曲率(曲
率半径r:4〜20m程度)を付与することにより、流
体が無駄なく消費され一層の流量効率の向上が図れる。
【0016】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る非接触
支持装置によれば、ストリップ面との間隙を均一に保持
し、薄板が蛇行してもそれを正常なラインに戻す優れた
センタリング機能を有すると共に、ストリップ幅の変化
に対しても、特別な操作、及び装置が不要で、スリット
ノズルから噴出する流体を効率よく制御して流量効率を
高めることができ、走行する薄板の非接触保持手段、特
に薄鋼板の熱処理時や溶融メッキ時の非接触支持装置と
して最適なものである。
支持装置によれば、ストリップ面との間隙を均一に保持
し、薄板が蛇行してもそれを正常なラインに戻す優れた
センタリング機能を有すると共に、ストリップ幅の変化
に対しても、特別な操作、及び装置が不要で、スリット
ノズルから噴出する流体を効率よく制御して流量効率を
高めることができ、走行する薄板の非接触保持手段、特
に薄鋼板の熱処理時や溶融メッキ時の非接触支持装置と
して最適なものである。
【図1】本発明の支持装置の一実施例を示す斜視図。
【図2】(a)は図1のカーブハードルプレートの正面
図、(b)はカーブハードルプレートの別の実施例の正
面図。
図、(b)はカーブハードルプレートの別の実施例の正
面図。
【図3】ハードルプレートの角度と間隔を説明するため
の図。
の図。
【図4】本発明のハードルプレートの働きを示す説明
図。
図。
【図5】ハードルプレートの角度と間隔との相乗作用を
説明するための図。
説明するための図。
【図6】従来の帯板の非接触保持手段の具体例を示す斜
視図。
視図。
1 パッド本体 2 スリットノズル 3,3A,3B カーブハードルプレート 4 薄板 5 凸クラウンロール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村岡 一雄 山口県光市大字島田3434番地 新日本製鐵 株式会社光製鐵所内
Claims (3)
- 【請求項1】 走行帯状薄板の通板方向転換部に流体を
噴出するパッドを配置して該薄板を非接触支持状態で保
持する非接触支持装置において、前記パッドの薄板に対
向する曲面に、走行方向に直交するスリット部の長さが
薄鋼板の最小幅以下である矩形状の流体噴出スリットノ
ズルを形成すると共に、該スリットノズルを設けたパッ
ド本体曲面の薄板幅方向両側位置に、薄板の走行方向に
平行なそれぞれ複数枚のカーブハードルプレートをほぼ
等間隔で設けたことを特徴とする薄板の非接触支持装
置。 - 【請求項2】 複数枚のカーブハードルプレートをパッ
ドの中心側から両端側に向うに従いその高さを高くした
ことを特徴とする請求項1記載の非接触支持装置。 - 【請求項3】 スリットノズル片側の各ハードルプレー
トの頂面を結ぶ角度θは0°〜15°であり、隣接する
ハードルプレート相互の間隔dは15〜50mmの範囲で
ある請求項1〜2のいずれか1項記載の支持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9457593A JPH06305619A (ja) | 1993-04-21 | 1993-04-21 | 薄板の方向転換部の非接触支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9457593A JPH06305619A (ja) | 1993-04-21 | 1993-04-21 | 薄板の方向転換部の非接触支持装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06305619A true JPH06305619A (ja) | 1994-11-01 |
Family
ID=14114094
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9457593A Pending JPH06305619A (ja) | 1993-04-21 | 1993-04-21 | 薄板の方向転換部の非接触支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06305619A (ja) |
-
1993
- 1993-04-21 JP JP9457593A patent/JPH06305619A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020709 |