JPH06306766A - 糸条の減量方法 - Google Patents
糸条の減量方法Info
- Publication number
- JPH06306766A JPH06306766A JP5093229A JP9322993A JPH06306766A JP H06306766 A JPH06306766 A JP H06306766A JP 5093229 A JP5093229 A JP 5093229A JP 9322993 A JP9322993 A JP 9322993A JP H06306766 A JPH06306766 A JP H06306766A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yarn
- fibers
- acetate
- fiber
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アセテート繊維を含む糸条の柔軟性及び風合
いを改良する従来にない優れた減量方法を提供する。 【構成】 アセテート繊維を含む糸条を抜蝕剤の水溶液
に浸漬させて、次いで、該糸条を100〜200℃の温
度で1〜60分間スチーミングし、アセテート繊維の表
層を分解し、さらに、該糸条を、水中で攪拌し、該アセ
テート繊維の15重量%以下を除去する糸条の減量方
法。
いを改良する従来にない優れた減量方法を提供する。 【構成】 アセテート繊維を含む糸条を抜蝕剤の水溶液
に浸漬させて、次いで、該糸条を100〜200℃の温
度で1〜60分間スチーミングし、アセテート繊維の表
層を分解し、さらに、該糸条を、水中で攪拌し、該アセ
テート繊維の15重量%以下を除去する糸条の減量方
法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、柔軟性及び風合いを改
良する糸条の減量方法に関する。さらに、詳しくは、従
来にない優れた減量方法によって、アセテート繊維を含
む糸条の柔軟性及び風合いを改良する方法に関する。
良する糸条の減量方法に関する。さらに、詳しくは、従
来にない優れた減量方法によって、アセテート繊維を含
む糸条の柔軟性及び風合いを改良する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、衣料用繊維分野においては、消費
者ニーズの多様化、高級化の流れにより、各種の天然・
化学繊維で様々な改質、改良が行われている。そして、
アセテート繊維についても、繊維断面,表面や糸形態を
変化させ、光沢感及び風合の改良等がなされてきてい
る。
者ニーズの多様化、高級化の流れにより、各種の天然・
化学繊維で様々な改質、改良が行われている。そして、
アセテート繊維についても、繊維断面,表面や糸形態を
変化させ、光沢感及び風合の改良等がなされてきてい
る。
【0003】また、一般に、糸条または布帛を減量加工
によって、該糸条または布帛を構成する繊維の表面の改
質による風合いの改良が行われている。アセテート繊維
についても、アセテート繊維をアルカリ処理してセルロ
ース化(鹸化)することにより減量を行うことは可能で
ある。
によって、該糸条または布帛を構成する繊維の表面の改
質による風合いの改良が行われている。アセテート繊維
についても、アセテート繊維をアルカリ処理してセルロ
ース化(鹸化)することにより減量を行うことは可能で
ある。
【0004】一方、アセテート繊維を抜蝕する方法とし
て、アセトンなどの有機溶剤を含む糊液を印捺し熱処理
する方法、硫酸、硫酸アルミニウムなどを含む糊液を印
捺し熱処理する方法、及び、アルキレンカーボネートと
金属の鉱酸塩を含む糊液を印捺し熱処理する方法が知ら
れている。
て、アセトンなどの有機溶剤を含む糊液を印捺し熱処理
する方法、硫酸、硫酸アルミニウムなどを含む糊液を印
捺し熱処理する方法、及び、アルキレンカーボネートと
金属の鉱酸塩を含む糊液を印捺し熱処理する方法が知ら
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、アセテート繊
維をアルカリ処理してセルロース化(鹸化)する方法で
は、少なくとも繊維表面がセルロース化されてしまい、
表面がアセテートのままである繊維を得ることは不可能
である。
維をアルカリ処理してセルロース化(鹸化)する方法で
は、少なくとも繊維表面がセルロース化されてしまい、
表面がアセテートのままである繊維を得ることは不可能
である。
【0006】また、前記した抜蝕剤を用いて、抜蝕する
方法は、糊液を印捺する抜蝕加工方法であり、アセテー
ト繊維を減量加工によって、風合いを改良することを目
的としたものでなかった。また、これらの方法は、脆化
したアセテート繊維の除去が不完全になり易かったり、
アセテート繊維及び混用される他の繊維を黄変させ易い
という欠点を有しているため、単に、抜蝕剤を用いて、
減量加工しても、風合いが良好なアセテート繊維を得る
ことは、困難であった。
方法は、糊液を印捺する抜蝕加工方法であり、アセテー
ト繊維を減量加工によって、風合いを改良することを目
的としたものでなかった。また、これらの方法は、脆化
したアセテート繊維の除去が不完全になり易かったり、
アセテート繊維及び混用される他の繊維を黄変させ易い
という欠点を有しているため、単に、抜蝕剤を用いて、
減量加工しても、風合いが良好なアセテート繊維を得る
ことは、困難であった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる従来の問
題点を解消し、柔軟な風合を付与できるアセテート繊維
を含む糸条の減量方法を提供するものである。本発明者
らは、抜蝕剤を特定条件で使用することにより、アセテ
ート繊維及び混用される他の繊維を黄変させることな
く、減量加工が可能であり、また、減量加工されたアセ
テート繊維を含む糸条は、良好な風合いを有することを
見いだし本発明を完成するに至った。すなわち、本発明
の要旨は、アセテート繊維を含む糸条を抜蝕剤の水溶液
に浸漬させて、次いで、該糸条を100〜200℃の温
度で1〜60分間スチーミングし、アセテート繊維の表
層を分解し、さらに、該糸条を、水中で攪拌し、該アセ
テート繊維の15重量%以下を除去することを特徴とす
る糸条の減量方法である。
題点を解消し、柔軟な風合を付与できるアセテート繊維
を含む糸条の減量方法を提供するものである。本発明者
らは、抜蝕剤を特定条件で使用することにより、アセテ
ート繊維及び混用される他の繊維を黄変させることな
く、減量加工が可能であり、また、減量加工されたアセ
テート繊維を含む糸条は、良好な風合いを有することを
見いだし本発明を完成するに至った。すなわち、本発明
の要旨は、アセテート繊維を含む糸条を抜蝕剤の水溶液
に浸漬させて、次いで、該糸条を100〜200℃の温
度で1〜60分間スチーミングし、アセテート繊維の表
層を分解し、さらに、該糸条を、水中で攪拌し、該アセ
テート繊維の15重量%以下を除去することを特徴とす
る糸条の減量方法である。
【0008】本発明は、前記従来の抜蝕加工技術と違っ
て、アセテート繊維を分解除去することを目的としたも
のでなく、減量加工により、風合いの改善を目的とした
ものである。したがって、アセテート繊維の強度が低下
しないように、アセテート繊維の表層部分のみを分解除
去する必要がある。そこで、抜蝕剤による処理条件及び
アセテート繊維を分解除去する割合は、厳密に選定しな
くてはならない。すなわち、本発明においては、抜蝕剤
の水溶液に浸漬させた後の熱処理は、100〜200℃
の温度、好ましくは100〜130℃で、1〜60分
間、好ましくは2〜20分間のスチーミングを行う必要
がある。また、アセテート繊維の表層を分解する割合
は、該アセテート繊維の15重量%以下を制限すること
必要がある。
て、アセテート繊維を分解除去することを目的としたも
のでなく、減量加工により、風合いの改善を目的とした
ものである。したがって、アセテート繊維の強度が低下
しないように、アセテート繊維の表層部分のみを分解除
去する必要がある。そこで、抜蝕剤による処理条件及び
アセテート繊維を分解除去する割合は、厳密に選定しな
くてはならない。すなわち、本発明においては、抜蝕剤
の水溶液に浸漬させた後の熱処理は、100〜200℃
の温度、好ましくは100〜130℃で、1〜60分
間、好ましくは2〜20分間のスチーミングを行う必要
がある。また、アセテート繊維の表層を分解する割合
は、該アセテート繊維の15重量%以下を制限すること
必要がある。
【0009】本発明で用いる抜蝕剤とは、アセテート繊
維を炭化、加水分解する酸類が好ましく、硫酸、塩酸な
どの無機酸、硫酸水素ナトリウム、硫酸アルミニウム、
硫酸第二鉄、硫酸アンモニウム、硫酸亜鉛、硫酸第一錫
などの硫酸塩、塩化第一鉄、塩化第二鉄、塩化アルミニ
ウム、塩化マグネシウム、塩化亜鉛、塩化コバルト、塩
化第一銅、塩化第二銅、塩化ニッケル、塩化第一錫、塩
化第二錫などの塩化物、塩素酸ナトリウム、塩素酸アル
ミニウム、塩素酸カリウム、亜塩素酸ナトリウムなどの
塩素酸塩類、硝酸クロム、硝酸銅、硝酸亜鉛などの硝酸
塩、修酸第一鉄、修酸第二鉄、修酸第一錫などの修酸
塩、酢酸亜鉛などの酢酸塩、燐酸亜鉛などの燐酸塩、ア
ルキルナフタレンスルホン酸などの有機酸などが掲げら
れる。
維を炭化、加水分解する酸類が好ましく、硫酸、塩酸な
どの無機酸、硫酸水素ナトリウム、硫酸アルミニウム、
硫酸第二鉄、硫酸アンモニウム、硫酸亜鉛、硫酸第一錫
などの硫酸塩、塩化第一鉄、塩化第二鉄、塩化アルミニ
ウム、塩化マグネシウム、塩化亜鉛、塩化コバルト、塩
化第一銅、塩化第二銅、塩化ニッケル、塩化第一錫、塩
化第二錫などの塩化物、塩素酸ナトリウム、塩素酸アル
ミニウム、塩素酸カリウム、亜塩素酸ナトリウムなどの
塩素酸塩類、硝酸クロム、硝酸銅、硝酸亜鉛などの硝酸
塩、修酸第一鉄、修酸第二鉄、修酸第一錫などの修酸
塩、酢酸亜鉛などの酢酸塩、燐酸亜鉛などの燐酸塩、ア
ルキルナフタレンスルホン酸などの有機酸などが掲げら
れる。
【0010】さらに、本発明で用いる抜蝕剤の濃度は、
用いる抜蝕剤の種類及びその熱処理条件によって、適宜
選択すれば良いが、硫酸水素ナトリウム・1水和物(H
2SO4として34〜37%)の水溶液を用いる場合は、
3〜17%の濃度にすることが好ましい。
用いる抜蝕剤の種類及びその熱処理条件によって、適宜
選択すれば良いが、硫酸水素ナトリウム・1水和物(H
2SO4として34〜37%)の水溶液を用いる場合は、
3〜17%の濃度にすることが好ましい。
【0011】本発明においては、糸条を連続的に抜蝕剤
に浸漬させても良く、また、布帛を形成させてから、抜
蝕剤に連続的またはバッチで浸漬処理させても良い。こ
こで、本発明でいう布帛とは、織物、編物、不織布のい
ずれであってもよい。
に浸漬させても良く、また、布帛を形成させてから、抜
蝕剤に連続的またはバッチで浸漬処理させても良い。こ
こで、本発明でいう布帛とは、織物、編物、不織布のい
ずれであってもよい。
【0012】また、本発明においては、抜蝕助剤を併用
しても差し支えない。抜蝕助剤としては、アルキルスル
ホン酸ソーダなどの界面活性剤、トリエタノールアミ
ン、第4級アンモニウム塩などの浸透剤、促進剤やグリ
セライド、ポリエチレングリコールなどの多価アルコー
ルの緩和剤が挙げられる。
しても差し支えない。抜蝕助剤としては、アルキルスル
ホン酸ソーダなどの界面活性剤、トリエタノールアミ
ン、第4級アンモニウム塩などの浸透剤、促進剤やグリ
セライド、ポリエチレングリコールなどの多価アルコー
ルの緩和剤が挙げられる。
【0013】本発明でいうアセテート繊維とは、酢化度
が45〜59.5%のジアセテート繊維及び59.5%
以上のトリアセテート繊維のことをいう。しかし、減量
加工での強度保持などから、トリアセテート繊維より、
ジアセテート繊維の方が好ましい。
が45〜59.5%のジアセテート繊維及び59.5%
以上のトリアセテート繊維のことをいう。しかし、減量
加工での強度保持などから、トリアセテート繊維より、
ジアセテート繊維の方が好ましい。
【0014】本発明でいうアセテート繊維を含む糸条と
は、アセテート繊維だけから構成される糸条であっても
良い。また、ジアセテート繊維及びトリアセテート繊維
から構成される糸条であっても良い。さらに、アセテー
ト繊維と他の繊維、好ましくは、ポリエステル繊維から
なる混繊糸であっても良い。
は、アセテート繊維だけから構成される糸条であっても
良い。また、ジアセテート繊維及びトリアセテート繊維
から構成される糸条であっても良い。さらに、アセテー
ト繊維と他の繊維、好ましくは、ポリエステル繊維から
なる混繊糸であっても良い。
【0015】また、本発明のアセテート繊維を含む糸条
が、アセテート繊維と他の繊維、好ましくは、ポリエス
テル繊維の混繊糸であると、混繊糸による風合いの改良
を付与でき、その風合いの改良に加えて、本発明におけ
る減量方法による風合いの改良によって、風合いの高級
的な改良が可能になる。
が、アセテート繊維と他の繊維、好ましくは、ポリエス
テル繊維の混繊糸であると、混繊糸による風合いの改良
を付与でき、その風合いの改良に加えて、本発明におけ
る減量方法による風合いの改良によって、風合いの高級
的な改良が可能になる。
【0016】さらに、本発明においては、アセテート繊
維を経糸または緯糸で、他の繊維を緯糸または経糸で構
成した織物を用いて、抜蝕剤処理することによって、布
帛の構成によって、風合いの特殊化を図り、さらに、本
発明の減量方法による風合いの改良によって、風合いの
高級的な改良が可能になる。
維を経糸または緯糸で、他の繊維を緯糸または経糸で構
成した織物を用いて、抜蝕剤処理することによって、布
帛の構成によって、風合いの特殊化を図り、さらに、本
発明の減量方法による風合いの改良によって、風合いの
高級的な改良が可能になる。
【0017】このように、本発明においては、抜蝕剤及
び熱処理の処理条件を特定することによって、アセテー
ト繊維の強度低下を引き起こすことがないばかりか、他
の繊維を混用する場合においても、他の繊維の黄変を引
き起こすこともない。
び熱処理の処理条件を特定することによって、アセテー
ト繊維の強度低下を引き起こすことがないばかりか、他
の繊維を混用する場合においても、他の繊維の黄変を引
き起こすこともない。
【0018】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。 (実施例1〜3、比較例1、2)酢化度56.9のジア
セテート繊維からなる5枚朱子織物(経糸:ブライト7
5d/21f、緯糸:ダル100d/27f、経密度2
00本/インチ、緯密度87本/インチ)を6槽連続精
練機にて精練後乾燥し、次いで、硫酸水素ナトリウム・
1水和物(H2SO4として34〜37%)の各種濃度水
溶液に浸漬し、ニツプし、75重量%含浸させた後、l
30℃でl0分間スチーミングし、アセテート繊維の表
層を分解し、水中で攪拌、除去させ、アセテート織物を
減量加工した。結果は表1に示すが、本発明の方法によ
って得られた織物は、柔軟で絹様の手触りを有したもの
であった。比較例2は、抜蝕剤によるアセテート繊維の
分解除去を行いすぎて、強度が低下して、実用にそぐわ
ないものになった。
る。 (実施例1〜3、比較例1、2)酢化度56.9のジア
セテート繊維からなる5枚朱子織物(経糸:ブライト7
5d/21f、緯糸:ダル100d/27f、経密度2
00本/インチ、緯密度87本/インチ)を6槽連続精
練機にて精練後乾燥し、次いで、硫酸水素ナトリウム・
1水和物(H2SO4として34〜37%)の各種濃度水
溶液に浸漬し、ニツプし、75重量%含浸させた後、l
30℃でl0分間スチーミングし、アセテート繊維の表
層を分解し、水中で攪拌、除去させ、アセテート織物を
減量加工した。結果は表1に示すが、本発明の方法によ
って得られた織物は、柔軟で絹様の手触りを有したもの
であった。比較例2は、抜蝕剤によるアセテート繊維の
分解除去を行いすぎて、強度が低下して、実用にそぐわ
ないものになった。
【0019】
【表1】 ○:良好,△:普通,×:不良
【0020】(実施例4)酢化度56.9のジアセテー
ト繊維(ブライト75d/21f)を経糸(経糸密度2
00本/インチ)に、ポリエステル長繊維の2ヒーター
仮撚加工糸(セミダル75d/36f)を緯糸(緯糸密
度83本/インチ)に用いて、5枚朱子織物に製織し、
精練、乾燥を行った。得られた織物を、硫酸水素ナトリ
ウム・1水和物(H2SO4として34〜37%)の12
重量%水溶液に浸漬し、ニツプし、75重量%含浸させ
た後、l30℃でl0分間スチーミングし、アセテート
繊維の表層を分解し、水中で攪拌、除去させ、アセテー
ト織物を減量加工した。得られた織物は、柔軟で、絹様
の手触りを持ったものであった。
ト繊維(ブライト75d/21f)を経糸(経糸密度2
00本/インチ)に、ポリエステル長繊維の2ヒーター
仮撚加工糸(セミダル75d/36f)を緯糸(緯糸密
度83本/インチ)に用いて、5枚朱子織物に製織し、
精練、乾燥を行った。得られた織物を、硫酸水素ナトリ
ウム・1水和物(H2SO4として34〜37%)の12
重量%水溶液に浸漬し、ニツプし、75重量%含浸させ
た後、l30℃でl0分間スチーミングし、アセテート
繊維の表層を分解し、水中で攪拌、除去させ、アセテー
ト織物を減量加工した。得られた織物は、柔軟で、絹様
の手触りを持ったものであった。
【0021】
【発明の効果】従来のアルカリ処理の減量処理(鹸化処
理)によって得られる風合いとは異なって、本発明の抜
蝕剤を利用したアセテート繊維の減量加工により、従来
にない柔軟で、手触りの良い、風合いの織編物を得るこ
とができる。しかも、減量加工によって、アセテート繊
維の強度低下を引き起こすことがないばかりか、他の繊
維を混用する場合においても、他の繊維の黄変を引き起
こすこともない。さらに、表面が、アセテート繊維であ
る部分を有しているので、アセテート繊維の特徴である
良好な染色性などの特性を合わせ持っている。
理)によって得られる風合いとは異なって、本発明の抜
蝕剤を利用したアセテート繊維の減量加工により、従来
にない柔軟で、手触りの良い、風合いの織編物を得るこ
とができる。しかも、減量加工によって、アセテート繊
維の強度低下を引き起こすことがないばかりか、他の繊
維を混用する場合においても、他の繊維の黄変を引き起
こすこともない。さらに、表面が、アセテート繊維であ
る部分を有しているので、アセテート繊維の特徴である
良好な染色性などの特性を合わせ持っている。
Claims (6)
- 【請求項1】 アセテート繊維を含む糸条を抜蝕剤の水
溶液に浸漬させ、次いで、該糸条を100〜200℃の
温度で1〜60分間スチーミングし、アセテート繊維の
表層を分解し、さらに、該糸条を、水中で攪拌し、該ア
セテート繊維の15重量%以下を除去することを特徴と
する糸条の減量方法。 - 【請求項2】 100〜130℃の温度で2〜20分間
スチーミングする請求項1記載の糸条の減量方法。 - 【請求項3】 抜蝕剤として、3〜17%の硫酸水素ナ
トリウム・1水和物水溶液を用いる請求項1または2記
載の糸条の減量方法。 - 【請求項4】 アセテート繊維を含む糸条が、アセテー
ト繊維とポリエステル繊維の混繊糸である請求項1,2
または3記載の糸条の減量方法。 - 【請求項5】 アセテート繊維を含む糸条を用いて布帛
を形成してから、抜蝕剤の水溶液に浸漬させる請求項
1,2,3または4記載の糸条の減量方法。 - 【請求項6】 布帛がアセテート繊維を経糸または緯糸
で、他の繊維を緯糸または経糸で構成した織物である請
求項5記載の糸条の減量方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09322993A JP3179240B2 (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | 糸条の減量方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09322993A JP3179240B2 (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | 糸条の減量方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06306766A true JPH06306766A (ja) | 1994-11-01 |
| JP3179240B2 JP3179240B2 (ja) | 2001-06-25 |
Family
ID=14076720
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09322993A Expired - Fee Related JP3179240B2 (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | 糸条の減量方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3179240B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016141921A (ja) * | 2015-02-05 | 2016-08-08 | 明成化学工業株式会社 | セルロース系繊維を含む編織物の抜蝕加工のための着色防止剤、それを含む抜蝕加工剤及び抜蝕加工方法 |
-
1993
- 1993-04-20 JP JP09322993A patent/JP3179240B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016141921A (ja) * | 2015-02-05 | 2016-08-08 | 明成化学工業株式会社 | セルロース系繊維を含む編織物の抜蝕加工のための着色防止剤、それを含む抜蝕加工剤及び抜蝕加工方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3179240B2 (ja) | 2001-06-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4507272A (en) | Method of purifying partially carbonized pan material prior to carbonization | |
| JPS5953945B2 (ja) | 繊維構造物の処理方法 | |
| JP3065850B2 (ja) | 複合糸の改質方法 | |
| JP2844292B2 (ja) | 新規なアセテート繊維含有織編物の製造方法 | |
| JPH06306766A (ja) | 糸条の減量方法 | |
| JPH0598587A (ja) | ポリエステル系繊維のオパール加工方法及びオパール加工着色方法およびオパール加工着色布帛 | |
| KR20050106402A (ko) | 염색 및 정련된 라이오셀 직물의 제조방법 | |
| US5476518A (en) | Process for producing two-toned lustrous effects in dyed fabrics | |
| JPH09195160A (ja) | 改質セルロースアセテート繊維の製造方法 | |
| JP3177063B2 (ja) | アセテート系繊維の改質法 | |
| JP3179241B2 (ja) | 糸条の捲縮付与方法 | |
| JP3312965B2 (ja) | アセテート系繊維布帛及びその製造方法 | |
| US3950129A (en) | Flame-resistant wool | |
| JP2844293B2 (ja) | アセテート繊維含有織編物の加工方法 | |
| JPS583068B2 (ja) | センシヨクサレタセンイブツシツ ノ タンシヨクカホウ | |
| JPH09195161A (ja) | 改質セルロースアセテート繊維の製造方法 | |
| JP3186310B2 (ja) | アセテート繊維布帛の捲縮付与方法 | |
| JP2759807B2 (ja) | ポリエステル系繊維布帛の処理方法 | |
| JP2002115175A (ja) | セルロース系繊維を含むポリエステル系繊維布帛の製造方法 | |
| EP0064568B1 (en) | A process for the treatment of a fibrous structure | |
| JPS6352152B2 (ja) | ||
| WO1991002117A1 (en) | Treatment of wool and woollen goods | |
| US3031254A (en) | Process of delustering acetone-soluble cellulose acetate textile with a hot soap solution containing hydrogen peroxide | |
| KR100483811B1 (ko) | 제전성이 우수한 폴리에스테르/개질 아세테이트 복합직편물의 제조방법 | |
| JPS6115194B2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080413 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090413 Year of fee payment: 8 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |