JPH06306816A - 浮体及びその製造方法 - Google Patents
浮体及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH06306816A JPH06306816A JP5118996A JP11899693A JPH06306816A JP H06306816 A JPH06306816 A JP H06306816A JP 5118996 A JP5118996 A JP 5118996A JP 11899693 A JP11899693 A JP 11899693A JP H06306816 A JPH06306816 A JP H06306816A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- truss structure
- foam
- mortar
- wire mesh
- floating body
- Prior art date
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- Manufacturing Of Tubular Articles Or Embedded Moulded Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 合成樹脂製発泡体をコンクリート壁で覆うの
みでなく、このコンクリート壁の内部に格子状金網又は
トラス構造体を内在させることにより、浮体の強度を向
上させると共に、上記格子状金網又はトラス構造体の組
み付けにより合成樹脂製発泡体周囲へのモルタル吹き付
けを可能にして外枠を廃止し且つ発泡体の浮揚防止構造
を廃止できるようにして、コスト低減、工期短縮を図
る。 【構成】 所定間隔をあけて配置された複数枚の格子状
金網21を梁状金網材22で接合してなるトラス構造体
20が発泡体10の周囲に配置され、このトラス構造体
10にモルタル30が付着している。一枚の格子状金網
が発泡体の周囲に所定距離だけ浮かして配置され、この
格子状金網にモルタルが付着している。その製造方法
は、発泡体10の周囲に格子状金網又はトラス構造体2
0を配置し、この格子状金網又はトラス構造体20にモ
ルタル30を吹き付ける。
みでなく、このコンクリート壁の内部に格子状金網又は
トラス構造体を内在させることにより、浮体の強度を向
上させると共に、上記格子状金網又はトラス構造体の組
み付けにより合成樹脂製発泡体周囲へのモルタル吹き付
けを可能にして外枠を廃止し且つ発泡体の浮揚防止構造
を廃止できるようにして、コスト低減、工期短縮を図
る。 【構成】 所定間隔をあけて配置された複数枚の格子状
金網21を梁状金網材22で接合してなるトラス構造体
20が発泡体10の周囲に配置され、このトラス構造体
10にモルタル30が付着している。一枚の格子状金網
が発泡体の周囲に所定距離だけ浮かして配置され、この
格子状金網にモルタルが付着している。その製造方法
は、発泡体10の周囲に格子状金網又はトラス構造体2
0を配置し、この格子状金網又はトラス構造体20にモ
ルタル30を吹き付ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばポンツーン(浮
き桟橋)や、養魚場等に浮かべる足場などとして利用さ
れる浮体に係り、詳しくは合成樹脂製の発泡体を鉄筋コ
ンクリート壁で覆ってなる浮体及びその製造方法に関す
る。
き桟橋)や、養魚場等に浮かべる足場などとして利用さ
れる浮体に係り、詳しくは合成樹脂製の発泡体を鉄筋コ
ンクリート壁で覆ってなる浮体及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ポンツーンに利用する浮体とし
て、例えば実開平1−119409号公報に開示される
ように、合成樹脂製の発泡体を薄いコンクリート壁で覆
ってなるものが知られている。この浮体は発泡体及びコ
ンクリートでできているために耐食性に優れている上、
コンクリート壁が重量物であるために安定性が増して高
い消波能力が得られる。このような浮体を製造する方法
としては、例えば特開平2−24286号公報では、浮
体の内部形状に合わせて発泡体を形成し、発泡体の周囲
に外枠を組み、この外枠と発泡体との間にコンクリート
を注入固化するようにした方法が提案されている。
て、例えば実開平1−119409号公報に開示される
ように、合成樹脂製の発泡体を薄いコンクリート壁で覆
ってなるものが知られている。この浮体は発泡体及びコ
ンクリートでできているために耐食性に優れている上、
コンクリート壁が重量物であるために安定性が増して高
い消波能力が得られる。このような浮体を製造する方法
としては、例えば特開平2−24286号公報では、浮
体の内部形状に合わせて発泡体を形成し、発泡体の周囲
に外枠を組み、この外枠と発泡体との間にコンクリート
を注入固化するようにした方法が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の浮
体では、合成樹脂製発泡体を薄いコンクリート壁で覆っ
ただけの構成であるので、強度が充分であるとはいえな
い。また、その製造方法においても、外枠を組むのは大
がかりな作業であるし、外枠と発泡体との間にコンクリ
ートを注入すると、発泡体とコンクリートの比重差によ
って発泡体に大きな浮力が作用するため、発泡体を押さ
え込む支持構造が必要になる。これらの理由から、コス
ト的に高くつくし、工期も長期にわたる。
体では、合成樹脂製発泡体を薄いコンクリート壁で覆っ
ただけの構成であるので、強度が充分であるとはいえな
い。また、その製造方法においても、外枠を組むのは大
がかりな作業であるし、外枠と発泡体との間にコンクリ
ートを注入すると、発泡体とコンクリートの比重差によ
って発泡体に大きな浮力が作用するため、発泡体を押さ
え込む支持構造が必要になる。これらの理由から、コス
ト的に高くつくし、工期も長期にわたる。
【0004】本発明は、このような点に着目してなされ
たものであり、その目的とするところは、合成樹脂製発
泡体をコンクリート壁で覆うのみでなく、このコンクリ
ート壁の内部に格子状金網又はトラス構造体を内在させ
ることにより、浮体の強度を向上させると共に、上記格
子状金網又はトラス構造体の組み付けにより合成樹脂製
発泡体周囲へのモルタル吹き付けを可能にして外枠を廃
止し且つ発泡体の浮揚防止構造を廃止できるようにし
て、コスト低減、工期短縮を図ることにある。
たものであり、その目的とするところは、合成樹脂製発
泡体をコンクリート壁で覆うのみでなく、このコンクリ
ート壁の内部に格子状金網又はトラス構造体を内在させ
ることにより、浮体の強度を向上させると共に、上記格
子状金網又はトラス構造体の組み付けにより合成樹脂製
発泡体周囲へのモルタル吹き付けを可能にして外枠を廃
止し且つ発泡体の浮揚防止構造を廃止できるようにし
て、コスト低減、工期短縮を図ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の浮体は、合成樹脂製の発泡体を鉄筋コン
クリート壁で覆ってなる浮体を対象とする。そして、こ
れに対して、一枚の格子状金網を発泡体の周囲に所定距
離だけ浮かして配置し、この格子状金網にモルタルを付
着させる構成としている。また、請求項2の浮体は、同
じく合成樹脂製の発泡体を鉄筋コンクリート壁で覆って
なる浮体として、所定間隔をあけて配置された複数枚の
格子状金網を梁状金網材で接合してなるトラス構造体を
発泡体の周囲に配置し、このトラス構造体にモルタルを
付着させる構成としている。さらに、請求項3の浮体の
製造方法は、上記各構成の浮体を製造するにあたり、発
泡体の周囲に格子状金網又はトラス構造体を配置し、こ
の格子状金網又はトラス構造体にモルタルを吹き付ける
構成にしている。
め、請求項1の浮体は、合成樹脂製の発泡体を鉄筋コン
クリート壁で覆ってなる浮体を対象とする。そして、こ
れに対して、一枚の格子状金網を発泡体の周囲に所定距
離だけ浮かして配置し、この格子状金網にモルタルを付
着させる構成としている。また、請求項2の浮体は、同
じく合成樹脂製の発泡体を鉄筋コンクリート壁で覆って
なる浮体として、所定間隔をあけて配置された複数枚の
格子状金網を梁状金網材で接合してなるトラス構造体を
発泡体の周囲に配置し、このトラス構造体にモルタルを
付着させる構成としている。さらに、請求項3の浮体の
製造方法は、上記各構成の浮体を製造するにあたり、発
泡体の周囲に格子状金網又はトラス構造体を配置し、こ
の格子状金網又はトラス構造体にモルタルを吹き付ける
構成にしている。
【0006】
【作用】請求項1及び請求項2の構成では、浮体が合成
樹脂製発泡体、格子状金網もしくはトラス構造体、及び
モルタルとによりできているので、耐食性に優れている
上、格子状金網もしくはトラス構造体及びモルタルが重
量物であるために安定性が増して高い消波能力が得られ
る。しかも、格子状金網もしくはトラス構造体及びモル
タルによる鉄筋コンクリート構造によって浮体の強度が
向上する。また、請求項3の構成では、発泡体の周囲に
格子状金網又はトラス構造体を配置してモルタルを吹き
付けるので、従来のように外枠を組む必要がなく、また
格子状金網又はトラス構造体により発泡体が押さえられ
て浮揚防止構造を設ける必要がない。
樹脂製発泡体、格子状金網もしくはトラス構造体、及び
モルタルとによりできているので、耐食性に優れている
上、格子状金網もしくはトラス構造体及びモルタルが重
量物であるために安定性が増して高い消波能力が得られ
る。しかも、格子状金網もしくはトラス構造体及びモル
タルによる鉄筋コンクリート構造によって浮体の強度が
向上する。また、請求項3の構成では、発泡体の周囲に
格子状金網又はトラス構造体を配置してモルタルを吹き
付けるので、従来のように外枠を組む必要がなく、また
格子状金網又はトラス構造体により発泡体が押さえられ
て浮揚防止構造を設ける必要がない。
【0007】
【実施例】図1は実施例の浮体を示す。この浮体はポン
ツーンとして利用されるものである。同図において、1
0は例えば発泡ポリオレフィン、発泡スチロール、発泡
ウレタン、発泡塩化ビニール等の合成樹脂製の発泡体で
あって、この発泡体10はほぼ直方体形に形成されてお
り、その各面が鉄筋コンクリート壁で覆われている。こ
の鉄筋コンクリート壁は、図2〜図4に示すように、所
定間隔をあけて配置された二枚の格子状金網21,21
を梁状金網材22,22・・・で接合してなるトラス構
造体20を発泡体10の周囲に配置し、このトラス構造
体20にモルタル30を付着させた構成である。
ツーンとして利用されるものである。同図において、1
0は例えば発泡ポリオレフィン、発泡スチロール、発泡
ウレタン、発泡塩化ビニール等の合成樹脂製の発泡体で
あって、この発泡体10はほぼ直方体形に形成されてお
り、その各面が鉄筋コンクリート壁で覆われている。こ
の鉄筋コンクリート壁は、図2〜図4に示すように、所
定間隔をあけて配置された二枚の格子状金網21,21
を梁状金網材22,22・・・で接合してなるトラス構
造体20を発泡体10の周囲に配置し、このトラス構造
体20にモルタル30を付着させた構成である。
【0008】上記梁状金網材22による連結構造を説明
すると、図3に示すように、二枚の格子状金網21,2
1の相対向する縦筋同士21a,21aが、格子1ピッ
チおきに斜めに配置された梁状金網材22によって連結
されている。図4に示すように、横筋21bの軸方向に
みると、手前の梁状金網材22と奥の梁状金網材22が
「ねじれの位置」の関係になるように方向が異なえてあ
る。さらに、図5に示すように二枚のトラス構造体20
の端辺同士が出会うコーナー部においては、縦筋21a
及び横筋21bが針金25で結索することにより連結さ
れている。この結索作業は手作業で行ってもよいが、連
続した針金材を連結すべき2本の鉄筋の周囲に絡ませて
から針金材先端を切り離していく専用治具を使用すれば
作業時間が短縮できる。なお、26は発泡体10とトラ
ス構造体20との間に配置されたスペーサであって、例
えばモルタルまたは合成樹脂製発泡体で形成される。
すると、図3に示すように、二枚の格子状金網21,2
1の相対向する縦筋同士21a,21aが、格子1ピッ
チおきに斜めに配置された梁状金網材22によって連結
されている。図4に示すように、横筋21bの軸方向に
みると、手前の梁状金網材22と奥の梁状金網材22が
「ねじれの位置」の関係になるように方向が異なえてあ
る。さらに、図5に示すように二枚のトラス構造体20
の端辺同士が出会うコーナー部においては、縦筋21a
及び横筋21bが針金25で結索することにより連結さ
れている。この結索作業は手作業で行ってもよいが、連
続した針金材を連結すべき2本の鉄筋の周囲に絡ませて
から針金材先端を切り離していく専用治具を使用すれば
作業時間が短縮できる。なお、26は発泡体10とトラ
ス構造体20との間に配置されたスペーサであって、例
えばモルタルまたは合成樹脂製発泡体で形成される。
【0009】以下、上記浮体の製造方法を図6〜図10
で説明する。先ず、図6に示すように、離型シート40
の上にトラス構造体20を敷き、このトラス構造体20
にモルタルを吹き付けて付着させ、これによって浮体の
下壁を形成する。そして、図7に示すように、その上に
発泡体10を置く。さらに、図8に示すように、発泡体
10の側壁に沿ってトラス構造体20を配置し、下のト
ラス構造体20に針金25で結索することにより連結す
ると共に、これらトラス構造体同士も針金25で結索す
ることにより互いに連結する。次いで、図9に示すよう
に、このトラス構造体20にモルタルを吹き付けて付着
させ、これによって浮体の側壁を形成する。そして、図
10に示すように、発泡体10の上壁に沿ってトラス構
造体20を配置し、側壁を形成するトラス構造体20に
針金25で結索することにより連結する。最後に上のト
ラス構造体20にモルタルを吹き付けて付着させ、これ
によって浮体が完成する。
で説明する。先ず、図6に示すように、離型シート40
の上にトラス構造体20を敷き、このトラス構造体20
にモルタルを吹き付けて付着させ、これによって浮体の
下壁を形成する。そして、図7に示すように、その上に
発泡体10を置く。さらに、図8に示すように、発泡体
10の側壁に沿ってトラス構造体20を配置し、下のト
ラス構造体20に針金25で結索することにより連結す
ると共に、これらトラス構造体同士も針金25で結索す
ることにより互いに連結する。次いで、図9に示すよう
に、このトラス構造体20にモルタルを吹き付けて付着
させ、これによって浮体の側壁を形成する。そして、図
10に示すように、発泡体10の上壁に沿ってトラス構
造体20を配置し、側壁を形成するトラス構造体20に
針金25で結索することにより連結する。最後に上のト
ラス構造体20にモルタルを吹き付けて付着させ、これ
によって浮体が完成する。
【0010】従って、上記実施例においては、浮体が合
成樹脂製発泡体10、トラス構造体20及びモルタル3
0でできているので、耐食性に優れている上、トラス構
造体20及びモルタル30が重量物であるために安定性
が増して高い消波能力が得られる。しかも、トラス構造
体20とモルタル30との鉄筋コンクリート構造によっ
て浮体の強度が向上する。また、実施例の製造方法によ
れば、発泡体10の周囲にトラス構造体20を配置して
モルタル30を吹き付けるので、従来のように外枠を組
む必要がなく、またトラス構造体20により発泡体10
が押さえられて浮揚防止構造を設ける必要がなく、コス
ト低減、工期短縮を図ることができる。
成樹脂製発泡体10、トラス構造体20及びモルタル3
0でできているので、耐食性に優れている上、トラス構
造体20及びモルタル30が重量物であるために安定性
が増して高い消波能力が得られる。しかも、トラス構造
体20とモルタル30との鉄筋コンクリート構造によっ
て浮体の強度が向上する。また、実施例の製造方法によ
れば、発泡体10の周囲にトラス構造体20を配置して
モルタル30を吹き付けるので、従来のように外枠を組
む必要がなく、またトラス構造体20により発泡体10
が押さえられて浮揚防止構造を設ける必要がなく、コス
ト低減、工期短縮を図ることができる。
【0011】なお、上記実施例では浮体をほぼ直方体形
に形成したが、その形状は任意であり、例えば図11に
示すように円盤形に形成してもよい。また、この実施例
の浮体はポンツーンとして利用されるものであるが、本
発明は、合成樹脂製の発泡体を鉄筋コンクリート壁で覆
ってなる浮体であれば、その用途の如何を問わず適用で
きる。従って、例えば養魚場、釣り堀、池で使用される
浮体であっても本発明を適用できるのは勿論である。例
えば図11に示した変形例などはゴルフ場の池に浮かべ
て浮きグリーンとして利用するのに好適であるし、その
中央をくぼませて花を植えることにより、浮き花壇等と
しても利用できる。さらに用途によっては浮体同士を連
結して使用することもある。その場合には結合部材をト
ラス構造体に連結しておけば、高い連結強度が得られ
る。また、トラス構造体に付着させるモルタルは、単純
な構成のモルタルに限定されるものではなく、例えばグ
ラスファイバを混入したモルタルや、レジンをを混入し
たモルタルなども含むものである。
に形成したが、その形状は任意であり、例えば図11に
示すように円盤形に形成してもよい。また、この実施例
の浮体はポンツーンとして利用されるものであるが、本
発明は、合成樹脂製の発泡体を鉄筋コンクリート壁で覆
ってなる浮体であれば、その用途の如何を問わず適用で
きる。従って、例えば養魚場、釣り堀、池で使用される
浮体であっても本発明を適用できるのは勿論である。例
えば図11に示した変形例などはゴルフ場の池に浮かべ
て浮きグリーンとして利用するのに好適であるし、その
中央をくぼませて花を植えることにより、浮き花壇等と
しても利用できる。さらに用途によっては浮体同士を連
結して使用することもある。その場合には結合部材をト
ラス構造体に連結しておけば、高い連結強度が得られ
る。また、トラス構造体に付着させるモルタルは、単純
な構成のモルタルに限定されるものではなく、例えばグ
ラスファイバを混入したモルタルや、レジンをを混入し
たモルタルなども含むものである。
【0012】さらに、上記実施例では所定間隔をあけて
配置された二枚の格子状金網21を梁状金網材22で接
合してなるトラス構造体20を発泡体10の周囲に配置
し、このトラス構造体20にモルタル30を付着させた
が、格子状金網21の枚数は三枚以上であってもよく、
換言すれば所定間隔をあけて配置された複数枚の格子状
金網21を梁状金網材22で接合してトラス構造体20
を構成してもよい。また、このトラス構造体20に代え
て一枚の格子状金網21を使用してもよい。すなわち、
一枚の格子状金網21を発泡体10の周囲に所定距離だ
け浮かして配置し、この格子状金網21にモルタル30
を付着させるというものである。この場合、格子状金網
21を発泡体10に対して所定距離だけ浮かした理由
は、吹き付けたモルタル40が格子状金網21の発泡体
側にも充分に行き渡って強固な鉄筋コンクリート構造を
形成するためである。
配置された二枚の格子状金網21を梁状金網材22で接
合してなるトラス構造体20を発泡体10の周囲に配置
し、このトラス構造体20にモルタル30を付着させた
が、格子状金網21の枚数は三枚以上であってもよく、
換言すれば所定間隔をあけて配置された複数枚の格子状
金網21を梁状金網材22で接合してトラス構造体20
を構成してもよい。また、このトラス構造体20に代え
て一枚の格子状金網21を使用してもよい。すなわち、
一枚の格子状金網21を発泡体10の周囲に所定距離だ
け浮かして配置し、この格子状金網21にモルタル30
を付着させるというものである。この場合、格子状金網
21を発泡体10に対して所定距離だけ浮かした理由
は、吹き付けたモルタル40が格子状金網21の発泡体
側にも充分に行き渡って強固な鉄筋コンクリート構造を
形成するためである。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の浮体
は、一枚の格子状金網を発泡体の周囲に所定距離だけ浮
かして配置し、この格子状金網にモルタルを付着させ
て、また請求項2の浮体は、所定間隔をあけて配置され
た複数枚の格子状金網を梁状金網材で接合してなるトラ
ス構造体を発泡体の周囲に配置し、このトラス構造体に
モルタルを付着させたので、耐食性に優れ且つ安定性が
増して高い消波能力が得られると共に、格子状金網もし
くはトラス構造体及びモルタルによる鉄筋コンクリート
構造によって浮体の強度を向上させることができる。ま
た、請求項3の浮体の製造方法により製造すれば、まず
発泡体の周囲に格子状金網又はトラス構造体を配置し、
次いでこの格子状金網又はトラス構造体にモルタルを吹
き付けるので、従来のように外枠を組む必要がなく、ま
た格子状金網又はトラス構造体により発泡体が押さえら
れて浮揚防止構造を設ける必要がなく、コスト低減、工
期短縮を図ることができる。
は、一枚の格子状金網を発泡体の周囲に所定距離だけ浮
かして配置し、この格子状金網にモルタルを付着させ
て、また請求項2の浮体は、所定間隔をあけて配置され
た複数枚の格子状金網を梁状金網材で接合してなるトラ
ス構造体を発泡体の周囲に配置し、このトラス構造体に
モルタルを付着させたので、耐食性に優れ且つ安定性が
増して高い消波能力が得られると共に、格子状金網もし
くはトラス構造体及びモルタルによる鉄筋コンクリート
構造によって浮体の強度を向上させることができる。ま
た、請求項3の浮体の製造方法により製造すれば、まず
発泡体の周囲に格子状金網又はトラス構造体を配置し、
次いでこの格子状金網又はトラス構造体にモルタルを吹
き付けるので、従来のように外枠を組む必要がなく、ま
た格子状金網又はトラス構造体により発泡体が押さえら
れて浮揚防止構造を設ける必要がなく、コスト低減、工
期短縮を図ることができる。
【図1】実施例の浮体のコーナー部を破断して示す斜視
図、
図、
【図2】実施例の浮体の上面を一部破断して示す拡大斜
視図、
視図、
【図3】実施例のトラス構造体を横筋の軸方向からみた
拡大側面図、
拡大側面図、
【図4】実施例のトラス構造体を縦筋の軸方向からみた
拡大側面図、
拡大側面図、
【図5】実施例の浮体のコーナー部の横断面拡大図、
【図6】実施例の浮体の下壁を形成する工程を示す斜視
図、
図、
【図7】同じく下壁上に発泡体を置く工程を示す斜視
図、
図、
【図8】同じく側壁を形成するトラス構造体を配置した
工程を示す斜視図、
工程を示す斜視図、
【図9】同じく側壁を形成するトラス構造体にモルタル
を吹き付けた工程を示す斜視図、
を吹き付けた工程を示す斜視図、
【図10】同じく上壁を形成するトラス構造体を配置し
た工程を示す斜視図、
た工程を示す斜視図、
【図11】モルタル部分を一部切除して示す変形例の斜
視図である。
視図である。
10 発泡体 20 トラス構造体 21 格子状金網 22 梁状金網材 30 モルタル 10’ 発泡体 20’ トラス構造体 30’ モルタル
Claims (3)
- 【請求項1】合成樹脂製の発泡体を鉄筋コンクリート壁
で覆ってなる浮体であって、一枚の格子状金網が発泡体
の周囲に所定距離だけ浮かして配置され、この格子状金
網にモルタルが付着していることを特徴とする浮体。 - 【請求項2】合成樹脂製の発泡体を鉄筋コンクリート壁
で覆ってなる浮体であって、所定間隔をあけて配置され
た複数枚の格子状金網を梁状金網材で接合してなるトラ
ス構造体が発泡体の周囲に配置され、このトラス構造体
にモルタルが付着していることを特徴とする浮体。 - 【請求項3】発泡体の周囲に格子状金網又はトラス構造
体を配置し、この格子状金網又はトラス構造体にモルタ
ルを吹き付ける請求項1又は2記載の浮体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5118996A JPH06306816A (ja) | 1993-04-21 | 1993-04-21 | 浮体及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5118996A JPH06306816A (ja) | 1993-04-21 | 1993-04-21 | 浮体及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06306816A true JPH06306816A (ja) | 1994-11-01 |
Family
ID=14750424
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5118996A Pending JPH06306816A (ja) | 1993-04-21 | 1993-04-21 | 浮体及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06306816A (ja) |
-
1993
- 1993-04-21 JP JP5118996A patent/JPH06306816A/ja active Pending
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