JPH06307251A - ターボチャージャの過給圧制御装置 - Google Patents

ターボチャージャの過給圧制御装置

Info

Publication number
JPH06307251A
JPH06307251A JP5099595A JP9959593A JPH06307251A JP H06307251 A JPH06307251 A JP H06307251A JP 5099595 A JP5099595 A JP 5099595A JP 9959593 A JP9959593 A JP 9959593A JP H06307251 A JPH06307251 A JP H06307251A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
compressor
engine
supercharging pressure
impeller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5099595A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Fujimori
誠 藤森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisan Industry Co Ltd
Original Assignee
Aisan Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisan Industry Co Ltd filed Critical Aisan Industry Co Ltd
Priority to JP5099595A priority Critical patent/JPH06307251A/ja
Publication of JPH06307251A publication Critical patent/JPH06307251A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supercharger (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ターボチャージャの過給圧制御装置におい
て、過給圧の制御精度を高め、ターボラグを減少させ、
製造コストの増大を少なくする。 【構成】 ターボチャージャのタービン20により回転
駆動されるコンプレッサ30のインペラ35は、ディス
ク部35aに一側縁が片持ち支持されたブレード35b
を有している。ブレード35bの他端縁35cと対応す
る形状の内面34bを有するハウジング可動部34は、
インペラ35と同軸的に軸方向移動可能にコンプレッサ
ハウジング31に支持されている。ハウジング可動部3
4の軸方向位置は、内面34bと他端縁35cの間のチ
ップクリアランスeがエンジンの作動状態に応じた所定
値となるように電子制御装置40によりフィードバック
制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、排気通路に設けたター
ビンにより吸気通路に設けたコンプレッサを駆動してエ
ンジンを過給するようにしたターボチャージャ、特にそ
の過給圧制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のターボチャージャを設けたエン
ジンでは、過給圧の過度の上昇によるノッキング等の問
題を防止するために過給圧の制御を行う必要があり、例
えば実開平3−18664号公報に開示された技術で
は、コンプレッサ出口側の過給圧が設定圧に達すれば、
タービン前後の排気通路をバイパスする制御弁をダイア
フラムアクチュエータにより開き、タービン出力を低下
させて過給圧が過大になることを防止している。あるい
はコンプレッサ下流側の吸気通路にリリーフ弁を設け、
過給圧が設定圧に達すれば外部に吸気をリリーフして、
過給圧が過大になることを防止するようにしたものもあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこれらの
技術では、バイパス制御弁やリリーフ弁の作動点は、ダ
イアフラムやスプリング等の部品の累積された誤差の影
響を受け、またフィードバック制御も行っていないの
で、過給圧の制御精度が悪いという問題がある。また前
者の技術では、バイパス制御弁は高温の排気ガスを制御
するので耐熱材料を使用する必要があり、このため製造
コストが増大するという問題もある。
【0004】またこの種のターボチャージャ付エンジン
では、低負荷低回転状態から急激に加速した際にターボ
ラグ(加速開始から過給機が実質的に作動を開始するま
での時間遅れ)が生じ、このためエンジン出力の立ち上
がりが遅れるという問題がある。これは排気エネルギが
増大しても、翼車系の慣性質量などによりコンプレッサ
の回転上昇が遅れるためであり、従来はタービンロータ
のセラミック化などによる翼車系の軽量化、ツインター
ボ化などによりこの問題を解決しているが、このような
解決手段は高価になるという問題がある。
【0005】本発明はこのような各問題を解決して、過
給圧の制御精度が高く、ターボラグを減少させることが
でき、しかも製造コストの増大が少ないターボチャージ
ャの過給圧制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このために、本発明によ
るターボチャージャの過給圧制御装置は、図1〜図3に
例示するように、エンジンの排気エネルギにより駆動さ
れるタービン20と、このタービンにより回転駆動され
るインペラ35及びコンプレッサハウジング31よりな
り空気を圧縮して前記エンジンに供給するコンプレッサ
30を備え、前記インペラ35はディスク部35aに多
数のブレード35bの一側縁を片持ち支持してなるター
ボチャージャの過給圧制御装置において、前記ブレード
35bの他端縁35cと対応する形状の内面34bを有
し前記インペラ35と同軸的に軸方向移動可能に前記コ
ンプレッサハウジング31に支持されたハウジング可動
部34と、駆動装置を介して前記ハウジング可動部34
を軸方向に移動させて前記他端縁35cと内面34bの
間のチップクリアランスeが前記エンジンの作動状態に
応じた所定値となるように同ハウジング可動部の軸方向
位置をフィードバック制御する電子制御装置40を備え
たことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】エンジンが低負荷低回転の状態では、電子制御
装置40はチップクリアランスeが大となるようにハウ
ジング可動部34の軸方向位置を制御し、これによりコ
ンプレッサ30の効率の低下により過給圧が減少するの
でコンプレッサ30の負荷は減少し、インペラ35の回
転速度は高くなっている。この状態から急激に加速を行
えば、電子制御装置40はチップクリアランスeが減少
するようにハウジング可動部34の位置をフィードバッ
ク制御し、これによりすでに高い回転速度となっている
コンプレッサ30は殆ど時間遅れなしに効率が上昇する
ので、直ちに相当な過給が開始され、ターボラグは生じ
ない。
【0008】エンジンの出力が増大すれば、電子制御装
置40は、チップクリアランスeがエンジンの作動状態
に応じた所定値となるように、ハウジング可動部34の
軸方向位置をフィードバック制御する。エンジンの出力
が更に増大して、過給圧等のエンジンの作動状態を示す
信号が設定値に達すれば電子制御装置40はチップクリ
アランスeが増大するようにハウジング可動部34の位
置をフィードバック制御し、これにより給気圧が過大に
なることは防止される。
【0009】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、ハウジ
ング可動部の位置をフィードバック制御することにより
過給圧を制御しているので過給圧の制御精度は高く、ま
た低負荷低回転状態から急激に加速を行っても直ちに相
当な過給が開始されてターボラグを生じることはない。
しかも主要な制御部材であるハウジング可動部はコンプ
レッサ側に設けられて、高価な耐熱材料の使用や熱歪に
対する考慮が不要であるので、製造コストの増大は僅か
で足りる。
【0010】
【実施例】以下に図1〜図3により、本発明の実施例の
説明をする。本発明に使用するターボチャージャは、図
1に示すように、センターハウジング10両側にタービ
ン20とコンプレッサ30が設けられ、ベアリング12
を介してセンターハウジング10に軸承されたシャフト
11の両端には、タービン20のタービンホイール25
とコンプレッサ30のインペラ35が同軸的に固定され
ている。インペラ35のセンターハウジング10側には
メカニカルシール13が、タービンホイール25のセン
ターハウジング10側にはラビリンスシール(図示省
略)が設けられている。
【0011】タービン20のハウジング21はセンター
ハウジング10の一端側に固定されている。タービンハ
ウジング21の外周部に形成したスクロール22は排気
ガス入口を介してエンジン(何れも図示省略)からの排
気ガスを導入し、タービンホイール25に送り込んでこ
れを回転駆動する。タービンホイール25を通った排気
ガスは排気ガス出口23から外部に排出される。
【0012】コンプレッサ30のハウジング31はセン
ターハウジング10の他端側に固定されている。シャフ
ト11を介してタービンホイール25により回転駆動さ
れるインペラ35は、コンプレッサハウジング31の吸
入空気入口32から吸入した空気を圧縮してディフュー
ザ33に送り込む。ディフューザ33内の圧縮された空
気は吸入空気出口からエンジン(何れも図示省略)の吸
気管に供給される。
【0013】インペラ35はシャフト11に同軸的にね
じ止め固定されたディスク部35aと、このディスク部
35aに一側縁が一体的に片持ち支持された多数のブレ
ード35bにより構成されている。吸入空気入口32に
続くコンプレッサハウジング31の内面にシャフト11
と同軸的に形成された円筒状の支持面31aには、ハウ
ジング可動部34の外周の被支持面34aが軸方向摺動
可能に嵌合されている。このハウジング可動部34はブ
レード35bの他端縁(自由端縁)35cと対応する形
状の湾曲した内面34bを有し、この内面34bと他端
縁35cの間のチップクリアランスeは、コンプレッサ
ハウジング31に対しハウジング可動部34を軸方向に
移動することにより増減する。
【0014】このチップクリアランスeが増大すれば、
コンプレッサ30内部における空気の漏れが増大してコ
ンプレッサ効率が低下し、従ってチップクリアランスe
を変化させることによりコンプレッサ30の特性は変化
する。これによりコンプレッサ30の吸入空気出口に生
じる過給圧は、インペラ35の回転速度を一定とした場
合、図2(a) に示すように、チップクリアランスeの増
大に応じて減少する特性となる。これはコンプレッサ3
0による負荷の減少を意味する。従ってタービン20の
回転速度は、与えられる排気ガス量を一定とした場合、
図2(b) に示すように、チップクリアランスeの増大に
応じて増大する特性となる。
【0015】図1に示すように、ハウジング可動部34
の軸方向位置は、ステップモータ41を介して電子制御
装置40により制御される。電子制御装置40は、過給
圧、スロットル開度、エンジン回転速度、吸気温度、冷
却水温度、燃料噴射量などのエンジンの作動状態を示す
信号の少なくとも1つに基づいてハウジング可動部34
の軸方向位置を設定し、ステップモータ41を介してフ
ィードバック制御によりハウジング可動部34を設定位
置に位置決めし、チップクリアランスeもこれに応じた
値に設定される。ハウジング可動部34の設定位置は、
一例をあげれば、エンジンが低スロットル開度低回転速
度状態ではチップクリアランスeが最大となる位置(図
1においてもっとも左側に移動した位置)とし、スロッ
トル開度、その増加速度、エンジン回転速度の増大に応
じてチップクリアランスeが減少する位置とし、出力の
増大により過給圧が増大して設定値に達すれば、それ以
上過給圧が増大しないようにチップクリアランスeが増
大する位置とする。
【0016】次に上記実施例の作動の説明をすれば、エ
ンジンが低スロットル開度低回転速度の状態では、チッ
プクリアランスeは最大となっており、これによりコン
プレッサ30の効率が低下して過給圧が減少するのでコ
ンプレッサ30の負荷は減少し、インペラ35の回転速
度はかなり高くなっている。この状態において図3の時
点T0から急激に加速を行えば、電子制御装置40はハウ
ジング可動部34の位置をチップクリアランスeが減少
する位置に設定してフィードバック制御によりその位置
に位置決めする。この位置決めは殆ど時間遅れなしに行
われ、すでにかなり高い回転速度となっているコンプレ
ッサ30はこのチップクリアランスeの減少により効率
が上昇するので、過給圧は図3の破線A1に示すように殆
ど時間遅れなしに上昇を開始してエンジン出力が増大
し、僅かのターボラグしか生じない。そしてフィードバ
ック制御によるハウジング可動部34の位置決めが終了
した時点で、過給圧の上昇は一時的に遅くなる。
【0017】しかしスロットル開度の増大及びコンプレ
ッサ30の効率上昇により排気ガス量が増大して、多少
の時間遅れの後にタービン20の回転速度が増大するの
で、過給圧は図3の破線A2に示すように再び上昇してエ
ンジン出力は増大する。そして通常の作動状態では、電
子制御装置40は、チップクリアランスeがエンジンの
作動状態に応じた所定値となるように、ハウジング可動
部34の軸方向位置をフィードバック制御し、過給され
たエンジン出力が得られる。スロットル開度を大きく開
けば過給圧は更に増大するが、過給圧が設定値P1に達す
れば電子制御装置40はチップクリアランスeが増大す
るようにハウジング可動部34の位置をフィードバック
制御し、これにより過給圧は設定値P1に維持され、過大
になることは防止される。
【0018】これに対しバイパス制御弁などによる前述
の従来技術では、スロットル開度の増大のみによる排気
ガスの増大によりタービン20の回転速度が増大するの
で、その立ち上がり時点は本発明に比して大幅に遅れ、
図3の実線Bで示すような特性になる。
【0019】上述のように本実施例によれば、低スロッ
トル開度低回転速度状態から急激に加速を行っても僅か
の時間遅れで過給が開始されるのでターボラグは僅かで
あり、従来技術に比してターボラグは大幅に減少され
る。また、ハウジング可動部34の位置をフィードバッ
ク制御することにより過給圧を制御しているので過給圧
の制御精度は高くなる。しかもハウジング可動部34は
コンプレッサ30側に設けられて、高価な耐熱材料の使
用や熱歪に対する考慮が不要であるので、製造コストの
増大は僅かである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるターボチャージャの過給圧制御
装置の一実施例を示す全体構成図である。
【図2】 チップクリアランスに対するターボチャージ
ャの各特性を示す図である。
【図3】 本発明と従来技術の各過給圧制御装置の特性
を比較した図である。
【符号の説明】
20…タービン、30…コンプレッサ、31…コンプレ
ッサハウジング、34…ハウジング可動部、34b…内
面、35…インペラ、35a…ディスク部、35b…ブ
レード、35c…他端縁、40…電子制御装置、41…
駆動装置(ステップモータ)、e…チップクリアラン
ス。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの排気エネルギにより駆動され
    るタービンと、このタービンにより回転駆動されるイン
    ペラ及びコンプレッサハウジングよりなり空気を圧縮し
    て前記エンジンに供給するコンプレッサを備え、前記イ
    ンペラはディスク部に多数のブレードの一側縁を片持ち
    支持してなるターボチャージャの過給圧制御装置におい
    て、前記ブレードの他端縁と対応する形状の内面を有し
    前記インペラと同軸的に軸方向移動可能に前記コンプレ
    ッサハウジングに支持されたハウジング可動部と、駆動
    装置を介して前記ハウジング可動部を軸方向に移動させ
    て前記他端縁と内面の間のチップクリアランスが前記エ
    ンジンの作動状態に応じた所定値となるように同ハウジ
    ング可動部の軸方向位置をフィードバック制御する電子
    制御装置を備えたことを特徴とするターボチャージャ。
JP5099595A 1993-04-26 1993-04-26 ターボチャージャの過給圧制御装置 Pending JPH06307251A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5099595A JPH06307251A (ja) 1993-04-26 1993-04-26 ターボチャージャの過給圧制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5099595A JPH06307251A (ja) 1993-04-26 1993-04-26 ターボチャージャの過給圧制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06307251A true JPH06307251A (ja) 1994-11-01

Family

ID=14251457

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5099595A Pending JPH06307251A (ja) 1993-04-26 1993-04-26 ターボチャージャの過給圧制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06307251A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113833693A (zh) * 2021-09-16 2021-12-24 势加透博洁净动力如皋有限公司 压气涡轮蜗壳和具有它的空压机

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113833693A (zh) * 2021-09-16 2021-12-24 势加透博洁净动力如皋有限公司 压气涡轮蜗壳和具有它的空压机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1090284C (zh) 带助动器的可变几何形状的涡轮增压系统
US7950227B2 (en) High response compact turbocharger
JP3090055B2 (ja) バリアブルノズル式ターボチャージャ
US6256993B1 (en) Motor-assisted variable geometry turbocharging system
JP2007527970A (ja) コンプレッサ、コンプレッサを有する内燃機関、及び内燃機関の運転方法
KR101826551B1 (ko) 엔진 제어 장치 및 방법
JP2000087752A (ja) 遠心式圧縮機
JPS5982526A (ja) 内燃機関の過給装置
GB2425332A (en) Providing swirl to the compressor of a turbocharger
US5400597A (en) Turbocharger system with electric blower
JPH06307251A (ja) ターボチャージャの過給圧制御装置
JPH0444088B2 (ja)
JPS5810117A (ja) 排気タ−ビン過給機
JPS62635A (ja) 圧力波過給器を有する燃焼機関
JPS6248051B2 (ja)
KR100435743B1 (ko) 터보차저 운전 제어장치
JPH1089081A (ja) 可変容量ターボチャージャの過給圧制御装置
JPS595773B2 (ja) タ−ボ過給火花点火機関
JPH0749771B2 (ja) 可変容量型排気タ−ボチヤ−ジヤ付内燃機関の過給圧力制御装置
JP3521463B2 (ja) ターボチャージャ付エンジンの排気還流装置
JPH10141074A (ja) 可変容量排気ターボ過給機
JP2002129966A (ja) 可変容量型過給機の隙間形成装置
JPS6116229A (ja) 過給内燃機関
KR100303818B1 (ko) 터보차저
JPS60240825A (ja) エンジンの過給装置