JPH06307440A - 膨脹補正用のベアリングケース - Google Patents
膨脹補正用のベアリングケースInfo
- Publication number
- JPH06307440A JPH06307440A JP9928393A JP9928393A JPH06307440A JP H06307440 A JPH06307440 A JP H06307440A JP 9928393 A JP9928393 A JP 9928393A JP 9928393 A JP9928393 A JP 9928393A JP H06307440 A JPH06307440 A JP H06307440A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- ring
- inner diameter
- bearing case
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 圧入されたボールベアリング等の転動ベアリ
ング17が熱膨脹によってゆるむことを防止する。 【構成】 ベアリングケース13の内径面に円周方向の
溝部29を形成し、この溝部29に、ベアリングケース
13を構成する材料よりも膨脹係数の大きい合成樹脂製
のリング31を係合し、リング31の内径面に転動ベア
リング17のアウターレース33を圧入する。
ング17が熱膨脹によってゆるむことを防止する。 【構成】 ベアリングケース13の内径面に円周方向の
溝部29を形成し、この溝部29に、ベアリングケース
13を構成する材料よりも膨脹係数の大きい合成樹脂製
のリング31を係合し、リング31の内径面に転動ベア
リング17のアウターレース33を圧入する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンのクランクケ
ース等熱を受け易い装置で、アルミニューム,マグネシ
ュームの合金鋳物等で製作されたケースに鋼製のボール
ベアリング,ローラベアリング等の転動ベアリングを圧
入したベアリングケースに係るものである。
ース等熱を受け易い装置で、アルミニューム,マグネシ
ュームの合金鋳物等で製作されたケースに鋼製のボール
ベアリング,ローラベアリング等の転動ベアリングを圧
入したベアリングケースに係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のベアリングケースでは、
熱膨脹係数がベアリングよりも大きく熱によってケース
内径とベアリングの外周との間がゆるくなってベアリン
グが動くのを防ぐために、図3に示すように、ベアリン
グ1の外周に内周方向の溝3を設けて、この溝3にケー
ス5の材料よりも熱膨脹係数の大きい合成樹脂製のリン
グ7を埋設し、このリング7をケース5の内径に圧入し
ていた。あるいはベアリング1とケース5との間に接着
剤を塗布するものがあった。
熱膨脹係数がベアリングよりも大きく熱によってケース
内径とベアリングの外周との間がゆるくなってベアリン
グが動くのを防ぐために、図3に示すように、ベアリン
グ1の外周に内周方向の溝3を設けて、この溝3にケー
ス5の材料よりも熱膨脹係数の大きい合成樹脂製のリン
グ7を埋設し、このリング7をケース5の内径に圧入し
ていた。あるいはベアリング1とケース5との間に接着
剤を塗布するものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の、ベアリング1
外周に合成樹脂製のリング7を埋設する手段は特殊な高
価なベアリングを必要とし、しかも溝3のためにベアリ
ング1のアウターレース9(外環)の強度が低下する欠
点があり、また接着剤で接着する手段は、接着剤の塗布
が厄介であり、しかもボール,オイルシールに接着剤が
付着して支障を生じるおそれがあった。
外周に合成樹脂製のリング7を埋設する手段は特殊な高
価なベアリングを必要とし、しかも溝3のためにベアリ
ング1のアウターレース9(外環)の強度が低下する欠
点があり、また接着剤で接着する手段は、接着剤の塗布
が厄介であり、しかもボール,オイルシールに接着剤が
付着して支障を生じるおそれがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ベアリングを
嵌入するベアリングケースの内径面に内周方向の溝部を
形成し、この溝部に、ベアリングケースの材料よりも大
きな膨脹係数を有する合成樹脂製のリングを埋設し、こ
のリングにベアリングを圧入したものである。
嵌入するベアリングケースの内径面に内周方向の溝部を
形成し、この溝部に、ベアリングケースの材料よりも大
きな膨脹係数を有する合成樹脂製のリングを埋設し、こ
のリングにベアリングを圧入したものである。
【0005】
【実施例】以下、図面によって本発明の一実施例につい
て詳細に説明する。図1、図2において、エンジンのア
ルミ合金鋳物製のクランクケース11のベアリングケー
ス13にはクランク軸15がボールベアリング(転動ベ
アリング)17によって軸支されている。ボールベアリ
ング17の外方にはオイルシール19,21が並設され
ている。クランク軸15のクランクアーム23にはクラ
ンクピン25によって連結杆27の一端が枢着され、連
結杆27の他端はピストン(図示せず)に連結してい
る。
て詳細に説明する。図1、図2において、エンジンのア
ルミ合金鋳物製のクランクケース11のベアリングケー
ス13にはクランク軸15がボールベアリング(転動ベ
アリング)17によって軸支されている。ボールベアリ
ング17の外方にはオイルシール19,21が並設され
ている。クランク軸15のクランクアーム23にはクラ
ンクピン25によって連結杆27の一端が枢着され、連
結杆27の他端はピストン(図示せず)に連結してい
る。
【0006】ベアリングケース13の内径面には円周方
向に溝部29が形成され、溝部29内に環状のリング3
1が係合している。リング31はアルミ合金鋳物より熱
膨脹係数の大きい合成樹脂で形成され内径面にボールベ
アリング17のアウターレース33の外周が圧入されて
いる。
向に溝部29が形成され、溝部29内に環状のリング3
1が係合している。リング31はアルミ合金鋳物より熱
膨脹係数の大きい合成樹脂で形成され内径面にボールベ
アリング17のアウターレース33の外周が圧入されて
いる。
【0007】エンジンが駆動してクランクケース11の
温度が上昇すると、ボールベアリング17のアウターレ
ース33よりもベアリングケース13の方が熱膨脹係数
が大きいので間隙は大きくなるが、ベアリングケース1
3よりもリング31の方が膨脹係数が大きいので、リン
グ31とアウターレース33との間の押圧力は反対に大
きくなってアウターレース33がゆるむことがない。
温度が上昇すると、ボールベアリング17のアウターレ
ース33よりもベアリングケース13の方が熱膨脹係数
が大きいので間隙は大きくなるが、ベアリングケース1
3よりもリング31の方が膨脹係数が大きいので、リン
グ31とアウターレース33との間の押圧力は反対に大
きくなってアウターレース33がゆるむことがない。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、(1)温度上昇による
ベアリングのゆるみを防止できる。(2)ベアリングの
アウターレースの強度が低下することがない。(3)特
別な転動ベアリングを必要としない。(4)合成樹脂製
のリングを用いるので、組立容易で誤組立をなくし、ベ
アリングの損傷を生じない。
ベアリングのゆるみを防止できる。(2)ベアリングの
アウターレースの強度が低下することがない。(3)特
別な転動ベアリングを必要としない。(4)合成樹脂製
のリングを用いるので、組立容易で誤組立をなくし、ベ
アリングの損傷を生じない。
【図1】本発明の一実施例の側断面図である。
【図2】(a) は同要部の拡大側断面図、(b) は同拡大正
断面図である。
断面図である。
【図3】(a) は従来例の要部の拡大側断面図、(b) は同
拡大正断面図である。
拡大正断面図である。
17 転動ベアリング 29 溝部 31 リング
Claims (1)
- 【請求項1】 転動ベアリング17の外周を嵌合する内
径面に、円周方向の溝部29を形成し、前記溝部29
に、前記内径面を構成する材料よりも大きな膨脹係数を
有する合成樹脂製のリング31を埋設し、前記リング3
1の内径面に前記転動ベアリング17を圧入したことを
特徴とする膨脹補正用のベアリングケース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9928393A JPH06307440A (ja) | 1993-04-26 | 1993-04-26 | 膨脹補正用のベアリングケース |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9928393A JPH06307440A (ja) | 1993-04-26 | 1993-04-26 | 膨脹補正用のベアリングケース |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06307440A true JPH06307440A (ja) | 1994-11-01 |
Family
ID=14243331
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9928393A Pending JPH06307440A (ja) | 1993-04-26 | 1993-04-26 | 膨脹補正用のベアリングケース |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06307440A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000350403A (ja) * | 1999-04-23 | 2000-12-15 | Minebea Co Ltd | スピンドルモータ |
| JP2014025547A (ja) * | 2012-07-27 | 2014-02-06 | Honda Motor Co Ltd | クランクケースの軸受部構造 |
| WO2020137385A1 (ja) * | 2018-12-28 | 2020-07-02 | ダイキン工業株式会社 | 支持構造およびそれを備えた回転式圧縮機 |
-
1993
- 1993-04-26 JP JP9928393A patent/JPH06307440A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000350403A (ja) * | 1999-04-23 | 2000-12-15 | Minebea Co Ltd | スピンドルモータ |
| JP2014025547A (ja) * | 2012-07-27 | 2014-02-06 | Honda Motor Co Ltd | クランクケースの軸受部構造 |
| WO2020137385A1 (ja) * | 2018-12-28 | 2020-07-02 | ダイキン工業株式会社 | 支持構造およびそれを備えた回転式圧縮機 |
| JP2020110039A (ja) * | 2018-12-28 | 2020-07-16 | ダイキン工業株式会社 | 回転式圧縮機 |
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