JPH06307549A - 支持枠付きゴム状成形品 - Google Patents
支持枠付きゴム状成形品Info
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- JPH06307549A JPH06307549A JP11770693A JP11770693A JPH06307549A JP H06307549 A JPH06307549 A JP H06307549A JP 11770693 A JP11770693 A JP 11770693A JP 11770693 A JP11770693 A JP 11770693A JP H06307549 A JPH06307549 A JP H06307549A
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- Japan
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- rubber
- molded product
- support frame
- molding
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- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ガスケット等に利用される形状が不安定なゴ
ム状成形品の定型性を保有可能にすること。 【構成】 所定形状に形成された支持枠11と、この支
持枠11の内側領域内に当該支持枠11と分離可能に係
合された連結リブ12と、この連結リブ12の領域に切
り離し可能に一体化されたゴム状成形品13とにより支
持枠付きゴム状成形品10が形成されている。この支持
枠付きゴム状成形品10は、プレス成形ないし射出成形
により前記支持枠11、連結リブ12及びゴム状成形品
13が一体的に形成されるようになっており、一体化さ
れた支持枠付きゴム状成形品10からゴム状成形品13
のみが所定の押し込み力で前記支持枠11及び連結リブ
12より切り離されてエンジンマウント等の被装着部材
の所定箇所に形成される溝内に装着されるようになって
いる。
ム状成形品の定型性を保有可能にすること。 【構成】 所定形状に形成された支持枠11と、この支
持枠11の内側領域内に当該支持枠11と分離可能に係
合された連結リブ12と、この連結リブ12の領域に切
り離し可能に一体化されたゴム状成形品13とにより支
持枠付きゴム状成形品10が形成されている。この支持
枠付きゴム状成形品10は、プレス成形ないし射出成形
により前記支持枠11、連結リブ12及びゴム状成形品
13が一体的に形成されるようになっており、一体化さ
れた支持枠付きゴム状成形品10からゴム状成形品13
のみが所定の押し込み力で前記支持枠11及び連結リブ
12より切り離されてエンジンマウント等の被装着部材
の所定箇所に形成される溝内に装着されるようになって
いる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は支持枠付きゴム状成形品
に係り、更に詳しくは、各種機械部品のシール材あるい
は緩衝材等に用いることができるゴム状成形品に関す
る。
に係り、更に詳しくは、各種機械部品のシール材あるい
は緩衝材等に用いることができるゴム状成形品に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、各種機械における部品相互間
には、所定のシール効果または緩衝効果等を付与するた
め、例えばリング形状を有するゴム状成形品により構成
されたガスケット等のシール材を介在させる手法が採用
されている。このゴム状成形品を分割型機械部品を構成
するカップリング部材等の被装着部材に装着あるいは接
着して一体成形品を作る方法としては、一般的には、予
めゴム状成形品を射出成形またはプレス成形(圧縮成
形)などによって成形しておき、これをハンドリングに
よって前記被装着部材の所定位置に形成された溝等の内
部に圧入または所定の接着剤を用いて一体化させるとい
う手法が採用されている。
には、所定のシール効果または緩衝効果等を付与するた
め、例えばリング形状を有するゴム状成形品により構成
されたガスケット等のシール材を介在させる手法が採用
されている。このゴム状成形品を分割型機械部品を構成
するカップリング部材等の被装着部材に装着あるいは接
着して一体成形品を作る方法としては、一般的には、予
めゴム状成形品を射出成形またはプレス成形(圧縮成
形)などによって成形しておき、これをハンドリングに
よって前記被装着部材の所定位置に形成された溝等の内
部に圧入または所定の接着剤を用いて一体化させるとい
う手法が採用されている。
【0003】また、前記ゴム状成形品の形状が比較的シ
ンプルなものである場合、あるいはゴム状成形品と当該
ゴム状成形品が装着される被装着部材との形状的な取り
合いが旨く適合している場合等の限定的な条件下におい
ては、適宜な押し込み治具等を備えた自動機を介してゴ
ム状成形品を前記被装着部材に自動装着している場合も
見受けられている。
ンプルなものである場合、あるいはゴム状成形品と当該
ゴム状成形品が装着される被装着部材との形状的な取り
合いが旨く適合している場合等の限定的な条件下におい
ては、適宜な押し込み治具等を備えた自動機を介してゴ
ム状成形品を前記被装着部材に自動装着している場合も
見受けられている。
【0004】更に、インサート成形法によって一体成形
品とする方法も一部に採用されている。すなわち、前記
被装着部材を成形用金型内に予め配置しておき、この状
態で成形材料を射出して一体成形品とする方法である。
この他、ダブルインジェクション成形法により、プラス
チック部材を一次成形で所定形状に成形した後、成形用
金型の一部を置き換えたり、コアバック法などにより二
次キャビティを設け、二次成形でゴム状成形品を成形す
ることによって一体成形品を製造する方法等も報じられ
ている。
品とする方法も一部に採用されている。すなわち、前記
被装着部材を成形用金型内に予め配置しておき、この状
態で成形材料を射出して一体成形品とする方法である。
この他、ダブルインジェクション成形法により、プラス
チック部材を一次成形で所定形状に成形した後、成形用
金型の一部を置き換えたり、コアバック法などにより二
次キャビティを設け、二次成形でゴム状成形品を成形す
ることによって一体成形品を製造する方法等も報じられ
ている。
【0005】なお、一般的には、ゴム状成形品を成形す
る際、当該ゴム状成形品の周囲に金型のパーティング面
に沿って薄いバリが生じるのは不可避であり、ゴム状成
形品自体の製品化にはバリの除去作業が要求されるが、
この作業がゴム状成形品自体の形状やバリの形状が不安
定なために自動化しにくく、従って、バリ取りをハンド
リングで行っているのが実情である。
る際、当該ゴム状成形品の周囲に金型のパーティング面
に沿って薄いバリが生じるのは不可避であり、ゴム状成
形品自体の製品化にはバリの除去作業が要求されるが、
この作業がゴム状成形品自体の形状やバリの形状が不安
定なために自動化しにくく、従って、バリ取りをハンド
リングで行っているのが実情である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ようなゴム状成形品を被装着部材にハンドリングで装着
する方法は、根本的に人手によるものであるため、量産
性に乏しく、コストアップを招来するとともに、装着ミ
スといった製品の品質のバラツキも生じ易く、作業者の
熟練度をも要求するという問題があった。
ようなゴム状成形品を被装着部材にハンドリングで装着
する方法は、根本的に人手によるものであるため、量産
性に乏しく、コストアップを招来するとともに、装着ミ
スといった製品の品質のバラツキも生じ易く、作業者の
熟練度をも要求するという問題があった。
【0007】また、極く一部で行われているゴム状成形
品の自動装着は、前述のようにゴム状成形品の形状がシ
ンプルである場合と、このゴム状成形品と被装着部材と
の形状的な取り合いが極めて簡単な場合とに限定される
という問題があった。さらに、ゴム状成形品の製造現場
と、当該ゴム状成形品を被装着部材に装着する現場とが
異なるという条件下においては、ゴム状成形品を梱包し
ておき、これを装着する現場まで運搬する必要が生ずる
が、この場合、ゴム状成形品に加えられる振動や荷重に
よってねじれ等の変形を発生させ、これに起因して自動
装着をするための自動機にゴム状成形品が正確に掛から
ないという問題があった。
品の自動装着は、前述のようにゴム状成形品の形状がシ
ンプルである場合と、このゴム状成形品と被装着部材と
の形状的な取り合いが極めて簡単な場合とに限定される
という問題があった。さらに、ゴム状成形品の製造現場
と、当該ゴム状成形品を被装着部材に装着する現場とが
異なるという条件下においては、ゴム状成形品を梱包し
ておき、これを装着する現場まで運搬する必要が生ずる
が、この場合、ゴム状成形品に加えられる振動や荷重に
よってねじれ等の変形を発生させ、これに起因して自動
装着をするための自動機にゴム状成形品が正確に掛から
ないという問題があった。
【0008】さらに、インサート成形法、ダブルインジ
ェクション成形法により、ゴム状成形品と前記被装着部
材との一体成形品を製造する方法は、インサートする被
装着部材(ダブルインジェクション成形法においては一
次成形品)の形状が、一体化するために形状精度が良く
なければならないとともに、ゴム状成形品を配置する部
分の領域も大きく確保する必要の他、一体化するための
構造も配慮しなけらばならない等の設計上の制約があ
り、これがため、従来のゴム状成形品を装着した製品の
形状そのままでは、殆ど実施不可能で、前記成形法を採
用する場合に特別な設計が必要とされるという問題もあ
った。
ェクション成形法により、ゴム状成形品と前記被装着部
材との一体成形品を製造する方法は、インサートする被
装着部材(ダブルインジェクション成形法においては一
次成形品)の形状が、一体化するために形状精度が良く
なければならないとともに、ゴム状成形品を配置する部
分の領域も大きく確保する必要の他、一体化するための
構造も配慮しなけらばならない等の設計上の制約があ
り、これがため、従来のゴム状成形品を装着した製品の
形状そのままでは、殆ど実施不可能で、前記成形法を採
用する場合に特別な設計が必要とされるという問題もあ
った。
【0009】ところで、ゴム状成形品単独の場合の形状
の不安定を改善するために、例えば、図7に示されるよ
うに、形状支持材51とゴム状成形品であるガスケット
52とが一体化されたキャリアガスケット50と称され
るものが実用化されている。これは、形状支持材51を
成形用金型内にインサートしてこれの表裏方向の複数箇
所に穿設された貫通孔53を通じてガスケット52をイ
ンサート成形で形成したものである。しかし、この場
合、形状支持材51を製品の構成要素の一部として用い
ることが不可避であり、コストアップを余儀なくされる
ばかりでなく、Oリング構造が取り難く耐圧性等を低下
させるものとなり、このキャリアガスケット50を装着
する被装着部材はそれに整合した形状でなければなら
ず、依然として製品設計に対する制約は解消されない。
の不安定を改善するために、例えば、図7に示されるよ
うに、形状支持材51とゴム状成形品であるガスケット
52とが一体化されたキャリアガスケット50と称され
るものが実用化されている。これは、形状支持材51を
成形用金型内にインサートしてこれの表裏方向の複数箇
所に穿設された貫通孔53を通じてガスケット52をイ
ンサート成形で形成したものである。しかし、この場
合、形状支持材51を製品の構成要素の一部として用い
ることが不可避であり、コストアップを余儀なくされる
ばかりでなく、Oリング構造が取り難く耐圧性等を低下
させるものとなり、このキャリアガスケット50を装着
する被装着部材はそれに整合した形状でなければなら
ず、依然として製品設計に対する制約は解消されない。
【0010】なお、ゴム状成形品におけるバリ取りの作
業は、量産性の低下に起因したコストアップをもたらす
ため、一部には金型のパーティングライン面を高精度に
仕上げてバリを回避する金型製作も行われているが、極
めて高度な熟練を要するのみならず汎用性がなく、更な
るコストアップにつながるという問題があった。
業は、量産性の低下に起因したコストアップをもたらす
ため、一部には金型のパーティングライン面を高精度に
仕上げてバリを回避する金型製作も行われているが、極
めて高度な熟練を要するのみならず汎用性がなく、更な
るコストアップにつながるという問題があった。
【0011】
【発明の目的】本発明は、このような従来の種々の問題
点に着目してなされたものであり、その目的は、形状が
不安定なゴム状成形品の定型性を常に安定して保有する
ことができるとともに、この定型性を確保するために利
用する支持枠とゴム状成形品とを容易に一体化成形する
ことができ、かつ、前記定型性を保有した状態でゴム状
成形品のみを切り離しつつ、所定の被装着部材に装着す
ることができる支持枠付きゴム状成形品を提供すること
にある。
点に着目してなされたものであり、その目的は、形状が
不安定なゴム状成形品の定型性を常に安定して保有する
ことができるとともに、この定型性を確保するために利
用する支持枠とゴム状成形品とを容易に一体化成形する
ことができ、かつ、前記定型性を保有した状態でゴム状
成形品のみを切り離しつつ、所定の被装着部材に装着す
ることができる支持枠付きゴム状成形品を提供すること
にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る支持枠付きゴム状成形品は、所定形状
に画成された支持枠と、この支持枠の内側領域内に配置
されるとともに当該支持枠と分離可能に一体化された連
結リブと、この連結リブを介して保持されるとともに、
所定の押し込み力で前記連結リブから切り離し可能に一
体成形されたゴム状成形品とを備える、という構成を採
っている。
め、本発明に係る支持枠付きゴム状成形品は、所定形状
に画成された支持枠と、この支持枠の内側領域内に配置
されるとともに当該支持枠と分離可能に一体化された連
結リブと、この連結リブを介して保持されるとともに、
所定の押し込み力で前記連結リブから切り離し可能に一
体成形されたゴム状成形品とを備える、という構成を採
っている。
【0013】
【作用】本発明によれば、ゴム状成形品は連結リブを介
して支持枠に一体化されているため、ゴム状成形品が被
装着部材に装着されるまでの間に、ゴム状成形品が本来
的に有すべき形状が安定して保持されることとなる。こ
の支持枠付きゴム状成形品は、初めに支持枠を成形する
工程を経て、プレス成形(圧縮成形)ないし射出成形法
により連結リブとゴム状成形品とを成形しつつ前記支持
枠と連結リブとを係合させるという手法により成形する
ことができる。そして、前記ゴム状成形品は、支持枠を
被装着部材と相対する位置に配置させた状態で、所定の
押し込み力によって被装着部材への装着が実現される。
して支持枠に一体化されているため、ゴム状成形品が被
装着部材に装着されるまでの間に、ゴム状成形品が本来
的に有すべき形状が安定して保持されることとなる。こ
の支持枠付きゴム状成形品は、初めに支持枠を成形する
工程を経て、プレス成形(圧縮成形)ないし射出成形法
により連結リブとゴム状成形品とを成形しつつ前記支持
枠と連結リブとを係合させるという手法により成形する
ことができる。そして、前記ゴム状成形品は、支持枠を
被装着部材と相対する位置に配置させた状態で、所定の
押し込み力によって被装着部材への装着が実現される。
【0014】本発明におけるゴム状成形品は、ガスケッ
トやパッキン、あるいは計算機や携帯電話等に用いられ
る薄板状のコンタクトラバー等、各種機械部品相互間も
しくは電子部品等に利用される。また、支持枠付きゴム
状成形品の成形方法としては、一般的に広く利用されて
いるプレス成形法と射出成形法とを用いることができ
る。
トやパッキン、あるいは計算機や携帯電話等に用いられ
る薄板状のコンタクトラバー等、各種機械部品相互間も
しくは電子部品等に利用される。また、支持枠付きゴム
状成形品の成形方法としては、一般的に広く利用されて
いるプレス成形法と射出成形法とを用いることができ
る。
【0015】前記プレス成形法は、加硫剤、その他の添
加剤を未加硫ゴム生地にニーダーや二本のロール等で混
練りしたものを製品の形状に合せて部出しし、金型内に
配置し、熱プレス機で120〜180℃程度の温度で数
分間加熱圧縮することで材料を硬化させて成形品を得る
方法である。この際、支持枠付きゴム状成形品を作るた
めには、熱プレスの温度以上の耐熱性を有する材質で形
成された支持枠を予め金型の中に配置しておくことで可
能となる。
加剤を未加硫ゴム生地にニーダーや二本のロール等で混
練りしたものを製品の形状に合せて部出しし、金型内に
配置し、熱プレス機で120〜180℃程度の温度で数
分間加熱圧縮することで材料を硬化させて成形品を得る
方法である。この際、支持枠付きゴム状成形品を作るた
めには、熱プレスの温度以上の耐熱性を有する材質で形
成された支持枠を予め金型の中に配置しておくことで可
能となる。
【0016】連結リブ及びゴム状成形品の材質として
は、一般的には、プレス成形に用いられているものであ
ればすべてのもので成形可能であるが、本発明では、ア
クリルゴム、NBR、SBR、天然ゴム、ウレタンゴ
ム、シリコーンゴム、フッ素ゴム、EPDM等が例示さ
れ、使用目的に対応して任意に選択することができる。
これらのゴムの硬化方法としては、硫黄加硫による方法
やパーオキサイド加硫による方法など、いずれも加熱に
よって橋掛け反応を起こさせて硬化させる方法が用いら
れる。前記連結リブは、必要に応じて支持枠の方にプラ
イマー的に接着剤を塗布しておくことで接着により一体
化した成形品を形成することも可能である。
は、一般的には、プレス成形に用いられているものであ
ればすべてのもので成形可能であるが、本発明では、ア
クリルゴム、NBR、SBR、天然ゴム、ウレタンゴ
ム、シリコーンゴム、フッ素ゴム、EPDM等が例示さ
れ、使用目的に対応して任意に選択することができる。
これらのゴムの硬化方法としては、硫黄加硫による方法
やパーオキサイド加硫による方法など、いずれも加熱に
よって橋掛け反応を起こさせて硬化させる方法が用いら
れる。前記連結リブは、必要に応じて支持枠の方にプラ
イマー的に接着剤を塗布しておくことで接着により一体
化した成形品を形成することも可能である。
【0017】本発明における射出成形においては、材料
面からは熱可塑性エラストマーと熱硬化性エラストマー
とに大別され、成形法としては、インサート成形法と、
ダブルインジェクション法とに大別される。ここで、熱
可塑性エラストマーとしては、塩ビ系、オレフィン系、
ウレタン系、ポリエステル系、フッ素系等が使用可能で
ある。これらの特徴としては、通常のプラスチックの成
形サイクル同様に、非常に高速に成形できる点と、金型
温度が低いので支持枠の材質の耐熱温度が低いものでも
使用できる点が挙げられる。
面からは熱可塑性エラストマーと熱硬化性エラストマー
とに大別され、成形法としては、インサート成形法と、
ダブルインジェクション法とに大別される。ここで、熱
可塑性エラストマーとしては、塩ビ系、オレフィン系、
ウレタン系、ポリエステル系、フッ素系等が使用可能で
ある。これらの特徴としては、通常のプラスチックの成
形サイクル同様に、非常に高速に成形できる点と、金型
温度が低いので支持枠の材質の耐熱温度が低いものでも
使用できる点が挙げられる。
【0018】熱硬化性エラストマーとしては、ミラブル
タイプと液状タイプとに分類される。ミラブルタイプ
は、基本的には上述したプレス成形と材質的には同一の
もので、混練りしてテープ状に部出しした未加硫ゴムを
射出筒に投入し、インジェクション法により成形するも
ので、プレス成形と同様に各種の材料を安価に使用する
ことができる。液状タイプは、シリコーン樹脂とウレタ
ン樹脂が一般的に使用可能であり、このうち、シリコー
ン樹脂は特に成形サイクルが早いことから、成形品の特
性が優れていることのメリットが大きい。
タイプと液状タイプとに分類される。ミラブルタイプ
は、基本的には上述したプレス成形と材質的には同一の
もので、混練りしてテープ状に部出しした未加硫ゴムを
射出筒に投入し、インジェクション法により成形するも
ので、プレス成形と同様に各種の材料を安価に使用する
ことができる。液状タイプは、シリコーン樹脂とウレタ
ン樹脂が一般的に使用可能であり、このうち、シリコー
ン樹脂は特に成形サイクルが早いことから、成形品の特
性が優れていることのメリットが大きい。
【0019】射出成形法におけるインサート成形法は、
プレス成形と同様、支持枠を予め金型内に配置してから
前述の材料を射出成形することによって、一体化した成
形品を作る方法である。この一方、ダブルインジェクシ
ョン法は、一次成形でプラスチック支持枠を成形してか
ら固定側あるいは移動側のいずれかの金型をスライド若
しくは回転によって置き換え、二次成形品である連結リ
ブ及びゴム状成形品用のキャビティを設けることによっ
て支持枠付きゴム状成形品を成形する方法である。この
際、二次キャビティは、金型内の一部を移動させるコア
バック法も採用することができる。射出成形法は、一次
成形品である支持枠の耐熱温度が二次成形品である連結
リブ及びゴム状成形品の硬化温度あるいは金型温度以下
であることが絶対条件となるため、一次成形材料と二次
成形材料の組み合わせは限定的になる場合がある。この
点、二次成形材料として、熱可塑性エラストマーを用い
た場合には、二次成形時の金型温度が低いため、相当の
汎用性があるというメリットがある。
プレス成形と同様、支持枠を予め金型内に配置してから
前述の材料を射出成形することによって、一体化した成
形品を作る方法である。この一方、ダブルインジェクシ
ョン法は、一次成形でプラスチック支持枠を成形してか
ら固定側あるいは移動側のいずれかの金型をスライド若
しくは回転によって置き換え、二次成形品である連結リ
ブ及びゴム状成形品用のキャビティを設けることによっ
て支持枠付きゴム状成形品を成形する方法である。この
際、二次キャビティは、金型内の一部を移動させるコア
バック法も採用することができる。射出成形法は、一次
成形品である支持枠の耐熱温度が二次成形品である連結
リブ及びゴム状成形品の硬化温度あるいは金型温度以下
であることが絶対条件となるため、一次成形材料と二次
成形材料の組み合わせは限定的になる場合がある。この
点、二次成形材料として、熱可塑性エラストマーを用い
た場合には、二次成形時の金型温度が低いため、相当の
汎用性があるというメリットがある。
【0020】前記成形法において、連結リブ及びゴム状
成形品は、射出成形用液状シリコーンゴムの場合、成形
サイクル60秒以下、射出圧力150Kgf/cm2以下での
成形が例示されるとともに、射出成形用液状ウレタンゴ
ムの場合、成形サイクル300秒以下、射出圧力70Kg
f/cm2以下での成形が例示される。
成形品は、射出成形用液状シリコーンゴムの場合、成形
サイクル60秒以下、射出圧力150Kgf/cm2以下での
成形が例示されるとともに、射出成形用液状ウレタンゴ
ムの場合、成形サイクル300秒以下、射出圧力70Kg
f/cm2以下での成形が例示される。
【0021】なお、本発明における支持枠の成形材料と
しては、適宜な剛性を備えて形状保持機能を付与するこ
とが可能な材質であればよく、具体的には、鉄、アルミ
ニウム、ステンレス、マグネシウム合金などの金属材
料、木材、あるいは熱可塑性、熱硬化性の各種合成樹脂
材料によって成形することができる。
しては、適宜な剛性を備えて形状保持機能を付与するこ
とが可能な材質であればよく、具体的には、鉄、アルミ
ニウム、ステンレス、マグネシウム合金などの金属材
料、木材、あるいは熱可塑性、熱硬化性の各種合成樹脂
材料によって成形することができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
詳細に説明する。ここで、図1は第1の実施例に係る支
持枠付きゴム状成形品の外観斜視図を示し、図2は、図
1のA−A線矢視拡大断面図を示す。
詳細に説明する。ここで、図1は第1の実施例に係る支
持枠付きゴム状成形品の外観斜視図を示し、図2は、図
1のA−A線矢視拡大断面図を示す。
【0023】図1及び図2において、本実施例に係る支
持枠付きゴム状成形品10は、全体的に見て平面形状が
略方形をなすように形成されている。この支持枠付きゴ
ム状成形品10は、方形のリング形状を有する支持枠1
1と、この支持枠11の内側領域内に配置されるゴム状
成形品13と、これら支持枠11及びゴム状成形品13
との間に配置されるとともに、支持枠11及びゴム状成
形品13を相互に連結して両者を一体化させる複数の連
結リブ12とを備えて構成されている。
持枠付きゴム状成形品10は、全体的に見て平面形状が
略方形をなすように形成されている。この支持枠付きゴ
ム状成形品10は、方形のリング形状を有する支持枠1
1と、この支持枠11の内側領域内に配置されるゴム状
成形品13と、これら支持枠11及びゴム状成形品13
との間に配置されるとともに、支持枠11及びゴム状成
形品13を相互に連結して両者を一体化させる複数の連
結リブ12とを備えて構成されている。
【0024】前記支持枠11は、本実施例においては、
アルミニウムを成形材料として用いて形成されている。
この支持枠11は、前記連結リブ12と協働してゴム状
成形品13の形状を一時的に保持するために用いられる
ものであり、最終的にはゴム状成形品13と分離されて
再利用することができるものである。この支持枠11
は、図2に示されるように、一方の面、すなわち上面1
1Aにおいて、凸条に形成された係合構造部11Bが当
該支持枠11の周方向全域に亘って設けられている。
アルミニウムを成形材料として用いて形成されている。
この支持枠11は、前記連結リブ12と協働してゴム状
成形品13の形状を一時的に保持するために用いられる
ものであり、最終的にはゴム状成形品13と分離されて
再利用することができるものである。この支持枠11
は、図2に示されるように、一方の面、すなわち上面1
1Aにおいて、凸条に形成された係合構造部11Bが当
該支持枠11の周方向全域に亘って設けられている。
【0025】前記複数の連結リブ12は、前記ゴム状成
形品13と同一の材料で成形されるものであり、本実施
例においてはそれぞれ帯状もしくは板状に形成されてい
る。各連結リブ12は、それらの外側間を相互に連結す
る連結枠12Aを備えたものとされている。この連結枠
12Aには、前記支持枠11の係合構造部11Bに係合
可能な凹部12Bが形成されているとともに、各連結リ
ブ12の内側端部は前記ゴム状成形品13に連結される
ようになっている。この連結リブ部12は、本実施例で
は0.5〜2mmの肉厚にて形成されている。なお、この連
結リブ12も前記支持枠11と同様に最終的に用いられ
るものでなく、ゴム状成形品13が切り離しされた後
に、熱可塑性樹脂の場合においては再度成形用材料とし
て利用することができるようになっている。
形品13と同一の材料で成形されるものであり、本実施
例においてはそれぞれ帯状もしくは板状に形成されてい
る。各連結リブ12は、それらの外側間を相互に連結す
る連結枠12Aを備えたものとされている。この連結枠
12Aには、前記支持枠11の係合構造部11Bに係合
可能な凹部12Bが形成されているとともに、各連結リ
ブ12の内側端部は前記ゴム状成形品13に連結される
ようになっている。この連結リブ部12は、本実施例で
は0.5〜2mmの肉厚にて形成されている。なお、この連
結リブ12も前記支持枠11と同様に最終的に用いられ
るものでなく、ゴム状成形品13が切り離しされた後
に、熱可塑性樹脂の場合においては再度成形用材料とし
て利用することができるようになっている。
【0026】前記ゴム状成形品13は、例えばカップリ
ング部材等の部材相互間に介在されて、所定のシール効
果または緩衝効果等を得るために用いられるガスケット
または緩衝用部品であり、このゴム状成形品13は、前
記連結リブ12に対して切り離し可能に一体的に形成さ
れている。その断面形状は、図2に示されるように、前
記連結リブ12の延びる方向に沿って横長の楕円形状に
設けられているが、この形状は適宜変更可能であり発明
の本質的な要素ではない。このゴム状成形品13は、当
該ゴム状成形品13と前記連結リブ12との連結部に、
図2に示されるように、くさび状の切欠溝15が形成さ
れており、極めて肉薄な連結膜12Cを介して両者間の
連結が行われ、これにより、所定の押し込み力でゴム状
成形品13が連結リブ12より切り離し容易とされ、カ
ップリング部材等を構成する図示しない被装着部材側の
適宜な溝内に収容されるようになっている。この際、前
記連結膜12Cに更に薄い部分をミシン目状に設け、切
り離しをより容易にすることもできる。なお、前記連結
膜12Cは、0.05〜0.4mmの肉厚に設けることが好ま
しい。
ング部材等の部材相互間に介在されて、所定のシール効
果または緩衝効果等を得るために用いられるガスケット
または緩衝用部品であり、このゴム状成形品13は、前
記連結リブ12に対して切り離し可能に一体的に形成さ
れている。その断面形状は、図2に示されるように、前
記連結リブ12の延びる方向に沿って横長の楕円形状に
設けられているが、この形状は適宜変更可能であり発明
の本質的な要素ではない。このゴム状成形品13は、当
該ゴム状成形品13と前記連結リブ12との連結部に、
図2に示されるように、くさび状の切欠溝15が形成さ
れており、極めて肉薄な連結膜12Cを介して両者間の
連結が行われ、これにより、所定の押し込み力でゴム状
成形品13が連結リブ12より切り離し容易とされ、カ
ップリング部材等を構成する図示しない被装着部材側の
適宜な溝内に収容されるようになっている。この際、前
記連結膜12Cに更に薄い部分をミシン目状に設け、切
り離しをより容易にすることもできる。なお、前記連結
膜12Cは、0.05〜0.4mmの肉厚に設けることが好ま
しい。
【0027】次に、前記第1の実施例に係る支持枠付き
ゴム状成形品の成形方法について、図3をも参照しなが
ら説明する。
ゴム状成形品の成形方法について、図3をも参照しなが
ら説明する。
【0028】図3に示されるように、前記アルミ製支持
枠11をプレス成形用金型25内にインサートしてから
通常の方法でプレス成形し、これによって、支持枠付き
ゴム状成形品10が成形されている。この場合の成形条
件としては、連結リブ12及びゴム状成形品13には硫
黄加硫タイプのアクリルゴムを使用し、金型温度170
℃、5分間の硬化条件で加硫を行うとともに、プレス圧
力を50トンで行う場合が例示される。
枠11をプレス成形用金型25内にインサートしてから
通常の方法でプレス成形し、これによって、支持枠付き
ゴム状成形品10が成形されている。この場合の成形条
件としては、連結リブ12及びゴム状成形品13には硫
黄加硫タイプのアクリルゴムを使用し、金型温度170
℃、5分間の硬化条件で加硫を行うとともに、プレス圧
力を50トンで行う場合が例示される。
【0029】なお、この実施例におけるプレス成形を行
う際に、一般的には図3に示されるように、支持枠11
の回りに部出しした材料がはみ出してバリ26が発生す
るが、これは20μm以下の非常に薄いバリを介して存
在するため、金型25から取り外した後、これを引っ張
ることにより簡単に除去できるものであり、バリ26の
位置が固定されているので除去作業自体を自動化するこ
とは何なく実現することが可能である。
う際に、一般的には図3に示されるように、支持枠11
の回りに部出しした材料がはみ出してバリ26が発生す
るが、これは20μm以下の非常に薄いバリを介して存
在するため、金型25から取り外した後、これを引っ張
ることにより簡単に除去できるものであり、バリ26の
位置が固定されているので除去作業自体を自動化するこ
とは何なく実現することが可能である。
【0030】他の成形法として、液状シリコーンゴムに
よるインサートインジェクション法も採用することがで
き、この場合、金型温度150℃で硬化時間を1分間とし
て行う場合が例示される。この成形においても、支持枠
11の外側のバリの発生が問題となる場合には、前記支
持枠11に形成された係合構造部11Bの回りに0.2m
m程度の高さを有する突起を予め支持枠11に設けてお
き、金型25の型閉めの際にこの突起を潰すことにより
パーティング面のクリアランスをなくすようにすればバ
リの発生を良好に回避することが可能となる。
よるインサートインジェクション法も採用することがで
き、この場合、金型温度150℃で硬化時間を1分間とし
て行う場合が例示される。この成形においても、支持枠
11の外側のバリの発生が問題となる場合には、前記支
持枠11に形成された係合構造部11Bの回りに0.2m
m程度の高さを有する突起を予め支持枠11に設けてお
き、金型25の型閉めの際にこの突起を潰すことにより
パーティング面のクリアランスをなくすようにすればバ
リの発生を良好に回避することが可能となる。
【0031】以上のようにして形成された支持枠付きゴ
ム状成形品10は、図示しないロボットアーム等の搬送
手段によって全体的に保持しつつ、定位置に固定される
被装着部材、例えば、自動車のインテークマニホールド
或いはエギゾーストマニホールドのエンジンマウントに
おける取付面上に載置される。
ム状成形品10は、図示しないロボットアーム等の搬送
手段によって全体的に保持しつつ、定位置に固定される
被装着部材、例えば、自動車のインテークマニホールド
或いはエギゾーストマニホールドのエンジンマウントに
おける取付面上に載置される。
【0032】このようにしてゴム状成形品13を所定位
置に載置した後、図示しない昇降自在な押し込み治具を
被装着部材に向かって下降させ、この押し込み治具でゴ
ム状成形品13に押し込み力を付与することで、ゴム状
成形品13を前記連結リブ12より切り離しでき、当該
ゴム状成形品13のみを被装着部材の所定箇所に圧入す
ることができるようになっている。
置に載置した後、図示しない昇降自在な押し込み治具を
被装着部材に向かって下降させ、この押し込み治具でゴ
ム状成形品13に押し込み力を付与することで、ゴム状
成形品13を前記連結リブ12より切り離しでき、当該
ゴム状成形品13のみを被装着部材の所定箇所に圧入す
ることができるようになっている。
【0033】前記ゴム状成形品13の切り離しが完了し
た後の支持枠11及びこれに一体化されている連結リブ
12は、以後の支持枠付きゴム状成形品を成形するため
の一部品として再度の利用に供されることとなる。
た後の支持枠11及びこれに一体化されている連結リブ
12は、以後の支持枠付きゴム状成形品を成形するため
の一部品として再度の利用に供されることとなる。
【0034】従って、ゴム状成形品のみを単体として形
成する従来例においては、当該ゴム状成形品の形状が不
安定なために、金型からの取り出しの際にエジェクトピ
ンによって自動突き出しをすることの困難性から成形作
業が自動化し難いという欠点を有していたが、本実施例
によれば、ゴム状成形品13は連結リブ12を介して支
持枠11と一体的に形成されるものであり、この支持枠
11は形状が比較的堅牢であるため、自動突き出しも可
能となり、成形全体を自動化することができるという効
果がある。
成する従来例においては、当該ゴム状成形品の形状が不
安定なために、金型からの取り出しの際にエジェクトピ
ンによって自動突き出しをすることの困難性から成形作
業が自動化し難いという欠点を有していたが、本実施例
によれば、ゴム状成形品13は連結リブ12を介して支
持枠11と一体的に形成されるものであり、この支持枠
11は形状が比較的堅牢であるため、自動突き出しも可
能となり、成形全体を自動化することができるという効
果がある。
【0035】また、本実施例における支持枠付きゴム状
成形品10は、所定の搬送手段及び押し込み治具を介し
て被装着部材に自動的に装着することができるため、人
手による作業を一掃することで、装着ミスなどの品質の
バラツキをよりよく抑制できるとともに、量産性を有効
に向上させて製造コストの大幅な削減を実現することも
できる。その上、支持枠付きゴム状成形品10の製造現
場と、これを被装着部材に装着する現場とが離れている
場合においても、支持枠11及び連結リブ12によって
ゴム状成形品13自体の定型性が確実に保障され、輸送
に起因した変形なども確実に回避することが期待でき
る。
成形品10は、所定の搬送手段及び押し込み治具を介し
て被装着部材に自動的に装着することができるため、人
手による作業を一掃することで、装着ミスなどの品質の
バラツキをよりよく抑制できるとともに、量産性を有効
に向上させて製造コストの大幅な削減を実現することも
できる。その上、支持枠付きゴム状成形品10の製造現
場と、これを被装着部材に装着する現場とが離れている
場合においても、支持枠11及び連結リブ12によって
ゴム状成形品13自体の定型性が確実に保障され、輸送
に起因した変形なども確実に回避することが期待でき
る。
【0036】さらに、支持枠11及び連結リブ12は、
ゴム状成形品13の装着時に除去されるものであり、こ
れらを回収し得る構成としたから、支持枠11をそのま
まの状態で次なる成形品の支持枠として再利用できると
ともに、連結リブ12も再度溶融して再利用することが
でき、巨視的に見た場合の製造コストの大幅な削減に有
効に寄与することが可能となる。その上、ガスケット等
として用いられるゴム状成形品13には、前記従来例と
して示した図7の形状支持材51を全く不要とする構成
であるため、Oリング構造を容易に取ることができ、所
望の防水性等を有効に発揮せしめる効果の他に、被装着
部材の設計上の制約も緩和することができる。
ゴム状成形品13の装着時に除去されるものであり、こ
れらを回収し得る構成としたから、支持枠11をそのま
まの状態で次なる成形品の支持枠として再利用できると
ともに、連結リブ12も再度溶融して再利用することが
でき、巨視的に見た場合の製造コストの大幅な削減に有
効に寄与することが可能となる。その上、ガスケット等
として用いられるゴム状成形品13には、前記従来例と
して示した図7の形状支持材51を全く不要とする構成
であるため、Oリング構造を容易に取ることができ、所
望の防水性等を有効に発揮せしめる効果の他に、被装着
部材の設計上の制約も緩和することができる。
【0037】次に、本発明の第2の実施例を図4及び図
5に基づいて説明する。
5に基づいて説明する。
【0038】なお、以下の説明において、前記第1の実
施例と同一もしくは同等の構成部分については同一符号
を用いるものとし、説明を省略もしくは簡略にする。
施例と同一もしくは同等の構成部分については同一符号
を用いるものとし、説明を省略もしくは簡略にする。
【0039】図4及び図5に示される第2の実施例は、
連結リブ12を棒状に設けるとともに、連結リブ12ひ
いてはゴム状成形品13を支持する支持枠11を、各連
結リブ12の外側相互間を連結するよう設けられた連結
枠12Aにて全体的に包囲しているところに特徴を有す
るものである。その他の構成については、前記第1の実
施例と略同様になっている。
連結リブ12を棒状に設けるとともに、連結リブ12ひ
いてはゴム状成形品13を支持する支持枠11を、各連
結リブ12の外側相互間を連結するよう設けられた連結
枠12Aにて全体的に包囲しているところに特徴を有す
るものである。その他の構成については、前記第1の実
施例と略同様になっている。
【0040】このような第2の実施例によっても前記第
1の実施例と同一の効果を奏する他、連結リブ12が棒
状に形成されているので、ゴム状成形品13との連結面
積が更に縮小でき、被装着部材への装着に際して、少な
い押し込み力でゴム状成形品13の切り離しを行うこと
ができるという効果を別途に付加することが可能とな
る。
1の実施例と同一の効果を奏する他、連結リブ12が棒
状に形成されているので、ゴム状成形品13との連結面
積が更に縮小でき、被装着部材への装着に際して、少な
い押し込み力でゴム状成形品13の切り離しを行うこと
ができるという効果を別途に付加することが可能とな
る。
【0041】また、支持枠11は、前記連結枠12Aに
よって全体的に包囲される構成としたから、不用意な外
力が与えられることがあっても、連結リブ12及びゴム
状成形品13が支持枠11から分離される虞を確実に回
避することが可能となる。なお、ゴム状成形品13を被
装着部材に取り付けた後は、例えばカッターナイフ等を
用いて支持枠11の外周領域に適宜な切り込みを入れれ
ば連結リブ12と支持枠11との分離は容易に行うこと
ができる。
よって全体的に包囲される構成としたから、不用意な外
力が与えられることがあっても、連結リブ12及びゴム
状成形品13が支持枠11から分離される虞を確実に回
避することが可能となる。なお、ゴム状成形品13を被
装着部材に取り付けた後は、例えばカッターナイフ等を
用いて支持枠11の外周領域に適宜な切り込みを入れれ
ば連結リブ12と支持枠11との分離は容易に行うこと
ができる。
【0042】図6には本発明の支持枠付きゴム状成形品
に係る第3の実施例が示されている。この実施例は、図
6の状態における仮想水平線に対して上下方向にシフト
する領域を有するゴム状成形品13を対象とした支持枠
付きゴム状成形品10に関するものである。すなわち、
ゴム状成形品13が装着される被装着部材の装着面は、
必ずしも平面的なものに限らず、一定の傾斜面等を有す
る場合も実際の機械部品間に存在するため、本実施例
は、かかる場合において特に良好に適合することができ
るようになっている。
に係る第3の実施例が示されている。この実施例は、図
6の状態における仮想水平線に対して上下方向にシフト
する領域を有するゴム状成形品13を対象とした支持枠
付きゴム状成形品10に関するものである。すなわち、
ゴム状成形品13が装着される被装着部材の装着面は、
必ずしも平面的なものに限らず、一定の傾斜面等を有す
る場合も実際の機械部品間に存在するため、本実施例
は、かかる場合において特に良好に適合することができ
るようになっている。
【0043】図6に示されるように、ゴム状成形品13
は、仮想水平線に対して最も上部に位置する上部領域1
3Aと、この上部領域13Aから傾斜領域13Bを介し
て設けられた下部領域13Cとを備えて構成されてい
る。このゴム状成形品13を支持枠11に連結するため
の各連結リブ12は、略三角形状に形成されており、そ
れらの内側に位置する先端部がゴム状成形品13に対し
て、前記各実施例と同様の態様で連結されている。
は、仮想水平線に対して最も上部に位置する上部領域1
3Aと、この上部領域13Aから傾斜領域13Bを介し
て設けられた下部領域13Cとを備えて構成されてい
る。このゴム状成形品13を支持枠11に連結するため
の各連結リブ12は、略三角形状に形成されており、そ
れらの内側に位置する先端部がゴム状成形品13に対し
て、前記各実施例と同様の態様で連結されている。
【0044】支持枠11は、その内周面側において上下
方向に延びる溝状の係合構造部11Bが複数箇所に形成
されており、これらの係合構造部11B内に前記連結リ
ブ12の一部が係合し、これによって、支持枠11と各
連結リブ12との一体化が図られるようになている。
方向に延びる溝状の係合構造部11Bが複数箇所に形成
されており、これらの係合構造部11B内に前記連結リ
ブ12の一部が係合し、これによって、支持枠11と各
連結リブ12との一体化が図られるようになている。
【0045】従って、このような第3の実施例によれ
ば、前述の仮想水平線に対して、上下方向にシフトした
領域を有するゴム状成形品13を支持枠11に支持させ
ることが可能になるとともに、各種の立体形状を有する
ゴム状成形品を対象とすることができ、汎用性の拡大を
図ることができるという効果を別途に付加することが可
能となる。
ば、前述の仮想水平線に対して、上下方向にシフトした
領域を有するゴム状成形品13を支持枠11に支持させ
ることが可能になるとともに、各種の立体形状を有する
ゴム状成形品を対象とすることができ、汎用性の拡大を
図ることができるという効果を別途に付加することが可
能となる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
形状が不安定なゴム状成形品の定型性を常に安定して保
有することができるとともに、この定型性を確保するた
めに利用する支持枠とゴム状成形品とを容易に一体化成
形することができ、所定の被装着部材に対して容易に装
着することができる、という従来にない優れた効果を奏
する支持枠付きゴム状成形品を提供することができる。
形状が不安定なゴム状成形品の定型性を常に安定して保
有することができるとともに、この定型性を確保するた
めに利用する支持枠とゴム状成形品とを容易に一体化成
形することができ、所定の被装着部材に対して容易に装
着することができる、という従来にない優れた効果を奏
する支持枠付きゴム状成形品を提供することができる。
【図1】本発明における支持枠付きゴム状成形品の第1
の実施例を示す外観斜視図である。
の実施例を示す外観斜視図である。
【図2】図1のA−A線矢視拡大断面図である。
【図3】前記実施例における支持枠付きゴム状成形品の
製造方法を説明するための金型内の要部断面図である。
製造方法を説明するための金型内の要部断面図である。
【図4】本発明における支持枠付きゴム状成形品の第2
の実施例を示す外観斜視図である。
の実施例を示す外観斜視図である。
【図5】図2のB−B線矢視拡大断面図である。
【図6】本発明における支持枠付きゴム状成形品の第3
の実施例を示す外観斜視図である。
の実施例を示す外観斜視図である。
【図7】従来の形状保持材付きガスケットを示す断面図
である。
である。
10 支持枠付きゴム状成形品 11 支持枠 11B 係合構造部 12 連結リブ 12A 連結枠 13 ゴム状成形品 15 切欠溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 31:26 4F
Claims (6)
- 【請求項1】 所定形状に画成された支持枠(11)
と、この支持枠(11)の内側領域内に配置されるとと
もに当該支持枠(11)と分離可能に一体化された連結
リブ(12)と、この連結リブ(12)を介して保持さ
れるとともに、所定の押し込み力で前記連結リブ(1
2)から切り離し可能に一体成形されたゴム状成形品
(13)とを備えたことを特徴とする支持枠付きゴム状
成形品。 - 【請求項2】 請求項1において、前記連結リブ(1
2)は、前記支持枠(11)とゴム状成形品(13)と
の間を略水平方向に延びていることを特徴とする支持枠
付きゴム状成形品。 - 【請求項3】 請求項1において、前記ゴム状成形品
(13)は、仮想水平線上に位置する領域(13A)
と、この領域に対して上下方向にシフトした領域(13
C)とを有する形状を備えていることを特徴とする支持
枠付きゴム状成形品。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか一項におい
て、前記連結リブ(12)とゴム状成形品(13)との
連結部(12B)に、くさび状の切欠溝(15)が形成
されていることを特徴とする支持枠付きゴム状成形品。 - 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか一項におい
て、前記支持枠(11)には係合構造部(11B)が形
成されているとともに、この係合構造部(11B)に前
記連結リブ(12)間を相互に連結する連結枠(12
A)が係合して前記連結リブ(12)が支持枠(11)
に一体化されていることを特徴とする支持枠付きゴム状
成形品。 - 【請求項6】 請求項1ないし4のいずれか一項におい
て、前記支持枠(11)は、各連結リブ(12)間を相
互に連結する連結枠(12A)に包囲されていることを
特徴とする支持枠付きゴム状成形品。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11770693A JPH06307549A (ja) | 1993-04-21 | 1993-04-21 | 支持枠付きゴム状成形品 |
| US08/155,310 US5564714A (en) | 1993-02-23 | 1993-11-19 | Rubber-like molded product with support frame |
| US08/424,937 US5577314A (en) | 1993-02-23 | 1995-04-19 | Method of fitting a rubber-like molded Product to a fitted member |
| US08/424,938 US5733493A (en) | 1993-02-23 | 1995-04-19 | Method of manufacturing an elastic molded product with support frame |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11770693A JPH06307549A (ja) | 1993-04-21 | 1993-04-21 | 支持枠付きゴム状成形品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06307549A true JPH06307549A (ja) | 1994-11-01 |
Family
ID=14718299
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11770693A Withdrawn JPH06307549A (ja) | 1993-02-23 | 1993-04-21 | 支持枠付きゴム状成形品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06307549A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007108560A1 (ja) * | 2006-03-22 | 2007-09-27 | Nok Corporation | 防水ガスケット |
| JP2008542656A (ja) * | 2005-06-01 | 2008-11-27 | フェデラル−モーグル コーポレイション | モジュラガスケット |
| JP3151604U (ja) * | 2009-02-25 | 2009-07-02 | 株式会社バンダイ | 成形装置、及び成形物 |
| WO2010024097A1 (ja) * | 2008-08-27 | 2010-03-04 | Nok株式会社 | 電子機器のシール構造 |
| JP2010252224A (ja) * | 2009-04-20 | 2010-11-04 | Panasonic Corp | 携帯端末装置および携帯端末装置の製造方法 |
| JP2012121237A (ja) * | 2010-12-09 | 2012-06-28 | Maxell Seiki Kk | 金属成形品のシール構造 |
| JP2016207406A (ja) * | 2015-04-21 | 2016-12-08 | 住友理工株式会社 | 燃料電池用シール部材およびその配置方法 |
| CN106584533A (zh) * | 2016-12-06 | 2017-04-26 | 山东航天电子技术研究所 | 一种纳米滤光膜转运裁切工装 |
| JP2021126895A (ja) * | 2020-02-11 | 2021-09-02 | コンクラフト ホールディング コーポレーション エルティーデーConcraft Holding Co., Ltd. | 外部にシリコンゴム層を備えた枠体及びその枠体外部にシリコンゴム層を形成する製造方法 |
-
1993
- 1993-04-21 JP JP11770693A patent/JPH06307549A/ja not_active Withdrawn
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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