JPH07266344A - 成形用金型 - Google Patents

成形用金型

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JPH07266344A
JPH07266344A JP8404294A JP8404294A JPH07266344A JP H07266344 A JPH07266344 A JP H07266344A JP 8404294 A JP8404294 A JP 8404294A JP 8404294 A JP8404294 A JP 8404294A JP H07266344 A JPH07266344 A JP H07266344A
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JP
Japan
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mold
molding
auxiliary
protrusion
molded product
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JP8404294A
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English (en)
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Kazuhiro Yamamoto
和洋 山本
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HIGHTECH IZUMI KK
Original Assignee
HIGHTECH IZUMI KK
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/40Removing or ejecting moulded articles
    • B29C45/44Removing or ejecting moulded articles for undercut articles
    • B29C45/4435Removing or ejecting moulded articles for undercut articles using inclined, tiltable or flexible undercut forming elements driven by the ejector means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
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    • B29C45/44Removing or ejecting moulded articles for undercut articles
    • B29C45/4435Removing or ejecting moulded articles for undercut articles using inclined, tiltable or flexible undercut forming elements driven by the ejector means
    • B29C2045/4442Flexible undercut forming elements

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 成形後の金型からの離型を阻止する方向に突
出する突起部を損傷することなく、該突起部を有する成
形品を良好に離型することができる成形用金型の提供を
目的とする。 【構成】 成形しようとする成形品の上面を成形する上
型13と、該成形品の下面を成形する下型23と、該下
型23を上下に貫通する孔23aに収納されて、駆動用
シリンダ35の上下動によって上記上型13と下型23
の離接方向に進退する補助型31とを備え、該補助型3
1の頭部31cに成形品の突起部を成形する成形部位を
設ける。補助型31は上記成形部位が設けられている面
と対向する面の方向に所定の角度で屈曲する板バネ形状
に形成されて、上昇時には本来の形状に復帰し、下降時
に上記孔23aに嵌装される際は該孔23aの壁面によ
り押圧力が加えられるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は成形用金型、より詳しく
は成形後に金型から成形品を離型する際、その離型を阻
止するような方向に突出する突起部を有する樹脂成形
品、ゴム成形品等の成形品を支障なく離型し得る成形用
金型に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に合成樹脂あるいはゴム等の熱可塑
性材料を所望の形状を有する製品に成形する場合には、
成形用の金型を用いて、型締め時に構成されるキャビテ
ィへ溶融樹脂を射出注入したり、ゴム材料を金型の間に
挟み込んで型締め、加熱することにより、該キャビティ
の形状に合致する製品を製造する。
【0003】例えば樹脂成形品の射出成形においては、
対向配置されて互いに離接可能とされた上型と下型とか
らなる一対の金型を用い、これら両型の型締め時に構成
されるキャビティ内へ溶融樹脂を射出注入し、これを該
キャビティ内で硬化させることにより該キャビティ形状
に合致した形状を有する成形品を製造する。
【0004】そして樹脂硬化後に両型を離反させて型開
きし、いずれか一方の金型上に残った成形品をその金型
から取り外すのであるが、当該成形品に突起部分があ
り、その突起部分がこの成形品の離型を阻止するような
方向に突出していると当該成形品を離型することができ
ず、又は成形品を歪ませて取り外すこととなるので好ま
しくない。
【0005】そこで従来より上記のような突起部を有す
る成形品を支障なく離型するための改良が金型に加えら
れてきている。
【0006】例えば図6に示す成形品X6はその内面に
内方向へ突出する突起部Y6を有するので、かかる形状
の内面に対応する金型を使用して成形すると、該金型か
ら図中上方向への離型がこの突起部Y6によって阻止さ
れ、当該成形品X6を歪ませて取り外さなければならな
くなる。
【0007】そこで図示するように、可動型である上型
A6と、固定型であって上記突起部Y6を成形する成形
部位を有しない下型B6と、該下型B6の側面に設けら
れた凹陥部と嵌合して横方向に摺動するスライド型C6
とを用いて、このスライド型C6に上記突起部Y6を成
形する成形部位を設けることが知られている。
【0008】そして、成形時には上型A6を下降させて
型締めすることにより該上型A6に設けられたガイド部
D6を介してスライド型C6が右方向へ移動し、該型C
6の突起部形成部位が下型B6に対する所定位置に位置
決めされて、これによって上記突起部Y6を有する当該
成形品X6を成形するキャビティが三つの金型A6,B
6及びC6によって構成される。
【0009】一方、離型時には図示するように上型A6
を上昇させて型開きするとスライド型C6が左方向へ移
動することとなり、その結果、成形された突起部Y6が
突出する内面内方向に空間ができるので支障なく成形品
X6を下型B6から離型することができる。
【0010】また図7に示す成形品X7の場合では、内
面上部から垂下した後横方向へ突出する二つの突起部Y
7及びY7’が、前述の成形品X6における突起部Y6
と同様、該突起部Y7,Y7’を成形する金型から当該
成形品X7を上方向へ離型することを阻止することとな
る。
【0011】そこで図示するように、可動型である上型
A7と、固定型であって上記突起部Y7,Y7’を成形
する成形部位を有しない下型B7と、該下型B7をそれ
ぞれ所定の傾斜角で貫通する孔部と嵌合して上下方向に
摺動する二つのスライド型C7及びC7’と、該型C
7,C7’の下端に取り付けられたスライドブロックD
7,D7’がそれぞれ横方向に摺動自在となるように収
納し、上下方向に駆動する駆動部材E7とを用いて、上
記スライド型C7及びC7’にそれぞれ対応する突起部
Y7及びY7’を成形する成形部位を設けることもまた
知られている。
【0012】この場合は、成形時に上型A7を下降させ
ると共に、スライド型C7及びC7’の上面がそれぞれ
下型B7の凸部表面と一致するまで駆動部材E7を下降
させることにより、四つの金型A7,B7,C7及びC
7’によって上記突起部Y7,Y7’を有する当該成形
品X7を成形するキャビティが構成される。
【0013】そして樹脂硬化後に、図示するように上型
A7を上昇させて型開きすると共に、駆動部材E7を上
昇させて二つのスライド型C7及びC7’を押し上げ、
成形品X7を下型B7から離型させる。このときスライ
ド型C7及びC7’はそれぞれ上記貫通孔の傾斜に沿っ
て斜め上方へ上昇することとなるので、突起部Y7及び
Y7’と自然に離反し、該突起部Y7,Y7’を損傷す
ることなく成形品X7を離型することができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図6に示
した例では、長時間の使用によりスライド型C6やガイ
ド部D6が摩耗する結果、スライド型C6の位置決めの
精度が劣化したり、下型B6の凹陥部とスライド型C6
との間に間隙が生じて仕上がった成形品にバリが発生す
る等の問題がある。また、上型A6の下降によりガイド
部D6を介して間接的にスライド型C6を位置決めする
ので成形品の寸法精度に限界がある。さらに、例えば図
6に鎖線で示したように、突起部Y6の成形面の内側方
向、換言すればスライド型C6が離型時に移動する方向
に、成形品X6の上面から垂下する突出部Z6が成形さ
れるような場合は、スライド型C6の背面部分の厚みを
少なくしなければならないが、該背面部分は当該型C6
の横方向の移動力を受け止める部分でもあり、また該型
C6の強度を考慮すると薄くするにも限界があって、上
記突出部Z6が突起部Y6の成形面に近いときはこの種
のスライド型C6を使用することができない。
【0015】一方、図7に示した例においては、駆動部
材E7の上下動に伴ってスライド型C7,C7’が貫通
孔の傾斜に沿って斜め方向に摺動するので、これら各ス
ライド型C7,C7’に取り付けられたスライドブロッ
クD7,D7’が駆動部材E7の内部において左右に移
動することとなるが、上下方向の運動を左右方向の運動
に変換するためスライドブロックD7,D7’の移動が
円滑に行われず、その結果駆動部材E7の上下動が滞っ
たり、スライド型C7,C7’あるいは下型B7に無理
な力が加わって金型自体を損傷する虞がある。
【0016】そこで本発明は、合成樹脂やゴム等を所望
の形状に成形した後、型開きをして成形品を金型から離
型する際、その離型を阻止するような方向に突出する突
起部を損傷することなく、かかる突起部を有する成形品
を良好に離型することができる成形用金型であって、離
型の際の金型の移動動作が少なく且つ簡単で、長期使用
に耐え得る成形用金型の提供を課題とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】すなわち、本願の請求項
1に係る発明(以下「本願発明」という。)は、金型か
らの離型を阻止する方向に突出する突起部を有する成形
品を成形する金型であって、対向配置されて互いに離接
可能とされた上型及び下型と、上記成形品の突起部を成
形する補助型とが備えられていると共に、該補助型が、
バネ材で形成され且つ上記上型又は下型のいずれか一方
の型にこれらの離接方向に進退自在に設けられて、型締
め時には上記一方の型内に変形しながら後退して上記上
型及び下型と共に上記成形品を成形するキャビティを構
成し、型開き時には上記一方の型内から突出して自らの
弾性復元力により成形品の突起部から離反するように構
成されていることを特徴とする成形用金型に関するもの
である。
【0018】
【作用】本願発明によれば、金型からの離型を阻止する
ような突起部を有する成形品を成形する三種類の金型、
すなわち上型、下型及び補助型が備えられている。
【0019】これらのうち上型と下型は対向配置されて
互いに離接可能とされるので、型締め時に対接させたり
型開き時に離反させたりすることが可能である。
【0020】一方補助型は成形品の突起部を成形する金
型であり、且つ上記の上型又は下型のいずれか一方の型
にこれらが対接又は離反する方向に進退自在に設けられ
ているので、型締め時に上型と下型とが対接するときに
は当該補助型を後退させて、これら上型及び下型と共に
上記成形品を成形するキャビティを構成させることがで
き、このとき該キャビティ内へ溶融樹脂を射出注入した
り、ゴム材を挟み込んだりした後、硬化させることによ
って上記の突起部を有する樹脂成形品やゴム成形品等が
成形されることとなる。
【0021】さらに当該補助型がバネ材で形成され、上
記型締め時に後退するときは変形しながら上記一方の型
内に後退することとされているので、上記キャビティを
構成している間は当該補助型は応力を受けて変形してい
ることとなる。
【0022】そして型開き時に上型と下型とが離反する
ときには、当該補助型が上記一方の型内から突出して自
らの弾性復元力により成形品の突起部から離反するよう
に構成されているので、当該補助型が一方の型内から突
出することによって応力が解かれ、バネ材として自ら有
する弾性復元力により上記の変形がなくなる結果、型開
き時には成形品の突起部が当該補助型から離型されるこ
ととなる。
【0023】従って、該突起部を損傷することなく、且
つ成形品を支障なく離型することが可能となる。
【0024】
【実施例】次に本願発明の実施例を図面に基づいて説明
する。尚、図1、図4及び図5において、本願の特徴部
分である補助型31は図面構成上やや拡大して示した。
【0025】図1に示すように、この実施例における射
出成形機は、互いに対向配置された上型ユニット10及
び下型ユニット20と、該下型ユニット20の内部にお
いて上下に駆動する補助型ユニット30とを有する。
【0026】上記上型ユニット10は、合せ面11の中
央にキャビティを構成する凹部12が設けられた上型1
3を支持盤14に取り付けた構成とされ、該支持盤14
の上部に備えられている図示しないシリンダによって当
該上型ユニット10全体が上下に駆動され、下型ユニッ
ト20に対して対接又は離反する。
【0027】また上記下型ユニット20は、合せ面21
の中央にキャビティを構成する凸部22が設けられた下
型23を支持盤24に取り付け、該支持盤24を側壁2
5,25を介して固定台26に固設した構成とされると
共に、上記下型23の背部に溶融樹脂の射出ノズル2
7,27’を配設し、且つ該ノズル27,27’から下
型23の凸部表面22aに通じる射出通路28を設け、
その先端の射出ゲート28aを上記凸部表面22aの中
央部に臨ませている。さらに上記下型23及び支持盤2
4には、それぞれ上下方向に貫通する二つの断面四角形
状の孔23a,23a及び24a,24aが上下方向の
軸心が一致するように設けられている。尚、支持盤24
に設けられた孔24a,24aは、下型23に設けられ
た孔23a,23aに比べて断面寸法が大きく設定され
ている。
【0028】一方補助型ユニット30は、上下一対の上
記孔23a,24a及び23a,24a内にそれぞれ内
装された二つの補助型31及び31と、該補助型31の
下部に設けられた丸孔31aに貫設されたピン32によ
って該補助型31を支承する支承板33と、該支承板3
3の背面に取り付けられ、上記補助型31,31が下方
向に抜け落ちないように支持する支持盤34とからな
り、当該補助型ユニット30は固定された上記下型ユニ
ット20の支持盤24、側壁25,25及び固定台26
により囲まれた内部スペース29に収納されている。ま
た上記支持盤34の背面には上記固定台26を貫通する
補助型ユニット駆動用のシリンダ35が備えられてお
り、このシリンダ35の上下動によって当該補助型ユニ
ット30全体が上記内部スペース29において上下方向
に駆動される。
【0029】このとき図示するように、支持盤34が固
定台26と当接して補助型ユニット30が最も下降した
ときに、上記補助型31,31の上面が下型23の凸部
表面22aと一致するように各構成部材の縦方向の長さ
が設定されている。また、補助型31,31の下部が貫
通する支承板33の孔33a,33aは、上記支持盤2
4に設けられた孔24a,24aと同様に、下型23に
設けられた孔23a,23aの断面寸法又は該補助型3
1,31の断面寸法に比べて大きく設定されている。
【0030】ここで上記補助型31は樹脂成形用の金型
に一般に用いられる金属材料からなり、図2及び図3に
その右側面図及び正面図をそれぞれ示すように、断面四
角形状で縦に細長く延びる棒状とされる。そして中間部
31bにおいてその厚みが少なくされていると共に、該
中間部31bの所定部分から図2において右方向に、換
言すれば背面方向に所定の角度θで屈曲する形状とされ
て、当該補助型31全体が板バネとしての機能を有する
ようになされている。
【0031】従って、補助型31に図2において横方向
の応力が働いても、その応力が解かれたときは当該補助
型31が再び屈曲角θを有する図2に示す元の形状に復
帰することとなる。
【0032】また補助型31の下部には、正面から背面
に貫く前述の丸孔31aが設けられ、該丸孔31aに貫
設されるピン32によって当該補助型31が上記支承板
33に支承されると共に、その頭部31cの正面にはキ
ャビティを構成する成形部位31dが背面方向に湾曲す
る形状で設けられている。
【0033】そして上記下型23に設けられた孔23a
は、当該補助型31が下降した際にその頭部31cを隙
間なく嵌装することができるように、該頭部31cの断
面寸法とほぼ同じ寸法の四角形状に設定されている。
【0034】従って、図1に示すように補助型31が下
降され、その頭部31cが孔23aに嵌装されるとき
は、該頭部31cを背面から正面方向に向けて押圧する
応力が孔23aの側壁によって加えられることとなり、
前述した横方向の応力が当該補助型31に働くこととな
る。
【0035】一方、補助型ユニット30が上昇すること
によって補助型31が上方向へ駆動されるときは、上記
頭部31cが孔23aから押し出されるので、該孔23
aの側壁による応力が解かれ、当該補助型31が再び屈
曲角θを有する元の形状に復帰することとなる。このと
き補助型31の下部が支承板33によって固定されてい
るため、頭部31cが孔23a内に収納されていたとき
の位置よりも屈曲角θだけ背面方向へ移動することとな
る。
【0036】尚、図1に示すように、この実施例におけ
る二つの補助型31,31は互いに背面を対向させて備
えられており、応力が解かれた際に図中左側の補助型3
1は右方向に、又図中右側の補助型31は左方向にそれ
ぞれ頭部31c,31cが移動する。
【0037】次に図4及び図5に基づいてこの実施例の
作用を説明すると、まず型締め時には図4に示すよう
に、固定型である下型23の凸部22が可動型である上
型13の凹部12に進入し、両型13,23の合せ面1
1,21が密着するまで上型ユニット10を下降させる
と共に、補助型ユニット30をその支持盤34が下型ユ
ニット20の固定台26と当接するまで下降させる。
【0038】ここで、補助型ユニット30の支承板33
から上方向に突出して取り付けられた補助型31はピン
32により該支承板33にその下部を固定されているの
で、本来その頭部31cが図中右方向に角度θだけ屈曲
した形状であるが、補助型ユニット30の下降に伴い下
型ユニット20の孔23a,24a内において下方向に
引き下げられ、上記頭部31cが下型23の孔23aに
隙間なく嵌装される結果として、補助型31全体が上記
孔23a,24aの軸方向に一直線状に延びることとな
る。
【0039】このとき上記孔23aの図中右側の壁面
が、補助型31の屈曲方向の面、すなわち背面を正面方
向へ押圧することとなり、当該補助型31はかかる押圧
力を受けながら下降されることとなる。ここで、上記頭
部31cの下方で補助型31の厚みが少なくされている
中間部31bにおいて、かかる押圧力を受ける背面側で
滑らかに湾曲するように肉厚を削っておくと当該補助型
31の下降が円滑に行われるので好ましい。
【0040】また、上記孔24a並びに支承板33の孔
33aのいずれの断面寸法も、頭部31cを隙間なく嵌
装する孔23aの断面寸法に比べて大きく設定すること
により、上記頭部31cが上記の押圧力を受けるときの
反力として補助型31の中間部31b又は下部が図中左
右方向に自由に移動することができるので、押圧力を受
けながらの下降が円滑に行われることとなる。
【0041】ここにおいて上型13の凹部12と、下型
23の凸部22と、補助型31の成形部位31dとによ
ってキャビティが構成され、前述の射出通路28を介し
て射出ゲート28aから溶融樹脂を注入して硬化させる
ことにより該キャビティの形状に合致した成形品Xが得
られることとなる。
【0042】このとき得られる成形品Xは、図中右方向
に湾曲する形状の成形部位31dに合致した形状で成形
されるため、補助型31の背面方向にくい込んで突出す
る突起部Yを有することとなり、この突起部Yが当該成
形品Xの金型からの離型を阻止することとなる。
【0043】次に型開き時には、図5に示すように上型
ユニット10を上昇させて上型13を下型23から離反
させた後に、補助型ユニット30を所定の位置まで上昇
させる。
【0044】前述のように、この成形機では下型23側
から溶融樹脂を射出注入するので硬化後の成形品Xは下
型23の方に残ることとなる。そして、まず上型ユニッ
ト10を上昇させることにより下型23の上方に該成形
品Xを離型するためのスペースをつくった後に、補助型
ユニット30を上昇させて補助型31を該スペースに向
けて押し上げるのである。その結果、下型23に残った
成形品Xは補助型31によって上方へ押し上げられ、支
承なく下型23から離型することとなる。
【0045】さらに前述のように、この補助型31は本
来図中右方向に角度θだけ屈曲した形状であり、且つ弾
性を有する板バネと同様の機能を有するので、上昇によ
ってその頭部31cが孔23aから押し出されて押圧力
が解かれたときは元の形状に復帰することとなり、その
結果該頭部31cが図中右方向へ移動することとなる。
つまり突起部Yから頭部31cないし補助型31が離反
することとなって、該突起部Yを損傷することなく当該
成形品Xを補助型31から離型することができる。
【0046】また、この離型時において、補助型31の
頭部31cは、下型23の上方に生じたスペースに向け
て押し出されるので、突起部Yから離反するように移動
する際、その背面が何等かの部材に衝突したりするもの
ではない。従って、前述の図6で示したスライド型C6
においては強度等の観点から背面部分の厚みを薄くでき
ず、その結果、突起部近傍に突出部Z6を成形すること
ができなかったが、本願発明における上記補助型31で
はその頭部31cの厚みを薄くすることが可能なため、
且つ前述したように該補助型31は板バネとしての機能
を有するように設計されるので全体の厚みが薄くされる
ため、図4及び図5に示すような突出部Zを突起部Yに
接近して成形することができると共に、離型時において
も補助型頭部31cの背面が該突出部Zを押圧すること
がない。
【0047】以上説明したように、二つの補助型31,
31が逆方向に備えられて、内方向に突出する二つの突
起部Y,Yを有する当該成形品Xを成形した場合におい
ても良好に金型から離型することができると共に、単に
補助型31を上下動させるだけなので金型の移動動作が
簡単であり、作業が円滑且つ確実なものとなる。また、
金型において摩耗する部分が少ないので長期使用に耐え
得るものとなり、位置ズレを起こして寸法精度が劣化す
る等の問題がない。さらに、補助型31の厚みを薄くす
ることができるので、別の突出部を近接して設けること
ができると共に、離型時にこの突出部を損傷することも
ない。
【0048】尚、この実施例では成形品Xが下型23に
残る場合を示したが、成形品Xが上型13の凹部12に
残り、型開き時における上型ユニット10の上昇に伴っ
て上型13と共に上昇するような場合では、上型ユニッ
ト10と補助型ユニット30とを同時に同じ速度で上昇
させるようにすると、成形品Xが支障なく下型23から
離型すると共に突起部Yが補助型31から外れて良好な
離型が行えることとなる。
【0049】また、補助型31の突起部成形部位31d
を該補助型31の屈曲方向と対向する面に設けることに
より、補助型31が突起部Yを損傷することなく該突起
部Yから離反することとなる。
【0050】さらに、屈曲角θは成形される突起部Yの
突出長さに基づいて設定され、該突出長さが長くなるほ
ど屈曲角θを大きくすることにより、補助型31の突起
部Yからの離反が確実となり、良好な離型が行えること
となる。
【0051】尚、上記の実施例では射出成形による樹脂
成形の場合を示したが、これに限らずゴム材料を挟み込
んで型締めし、加熱、離型してゴム成形品を製造する場
合等、広く一般の成形用に用いられる金型として使用す
ることができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本願発明によれば、
上型、下型及び補助型が備えられ、金型からの離型を阻
止するような突起部を有する成形品がこれら三種の金型
によって成形されたときでも、該突起部を成形する補助
型自体を駆動させることにより当該成形品を支障なく金
型から離型させることができる。
【0053】また補助型はバネ材とされ、型開き時に応
力が解かれて本来の形状に復帰することにより上記突起
部から離反するので、該突起部を損傷することなく、当
該成形品を良好に離型することができる。
【0054】さらに補助型の移動動作が簡単なため、円
滑且つ確実な作業が保障され、長期使用にも耐え得るこ
ととなる。
【0055】そして補助型の厚みが薄く移動距離も少な
いので、突起部に接近して別の突出部を成形することが
でき、且つこの突出部を損傷することなく当該成形品を
離型することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明の実施例に係る成形用金型を備えた
樹脂成形機の要部縦断面図である。
【図2】 上記実施例における補助型を示す右側面図で
ある。
【図3】 上記補助型の正面図である。
【図4】 上記成形機の要部拡大断面図である。
【図5】 同じく上記成形機の要部拡大断面図である。
【図6】 従来の成形用金型が有する課題の説明図であ
る。
【図7】 別の従来の成形用金型が有する課題の説明図
である。
【符号の説明】
10 上型ユニット 13 上型 20 下型ユニット 23 下型 23a,24a 孔 30 補助型ユニット 31 補助型 31c 補助型頭部 31d 突起部成形部位 33 支承板 35 補助型ユニット駆動用シリンダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型からの離型を阻止する方向に突出す
    る突起部を有する成形品を成形する金型であって、対向
    配置されて互いに離接可能とされた上型及び下型と、上
    記成形品の突起部を成形する補助型とが備えられている
    と共に、該補助型が、バネ材で形成され且つ上記上型又
    は下型のいずれか一方の型にこれらの離接方向に進退自
    在に設けられて、型締め時には上記一方の型内に変形し
    ながら後退して上記上型及び下型と共に上記成形品を成
    形するキャビティを構成し、型開き時には上記一方の型
    内から突出して自らの弾性復元力により成形品の突起部
    から離反するように構成されていることを特徴とする成
    形用金型。
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