JPH06307937A - 連続鋳造機のロールアライメントの測定装置及び測定方法 - Google Patents
連続鋳造機のロールアライメントの測定装置及び測定方法Info
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- JPH06307937A JPH06307937A JP9811193A JP9811193A JPH06307937A JP H06307937 A JPH06307937 A JP H06307937A JP 9811193 A JP9811193 A JP 9811193A JP 9811193 A JP9811193 A JP 9811193A JP H06307937 A JPH06307937 A JP H06307937A
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- Japan
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- laser
- alignment
- roll
- continuous casting
- casting machine
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ロールアライメントを労力と時間を要するこ
となく高精度にて測定できて、きめ細かいロールアライ
メント管理を可能にする。 【構成】 連続状に設けられた鋳片案内ロール13のア
ライメントを自動測定するための連続鋳造機のロールア
ライメントの測定装置において、鋳片案内ロール13間
を通過するダミーバー14又は地上側に、一定方向にレ
ーザ光を発信するレーザ発信装置15が設けられ、地上
側又はダミーバー14に、レーザ発信装置15からのレ
ーザ光を受信してそのレーザ光の受信位置を示す信号を
出力するレーザ受信装置16が設けられ、レーザ受信装
置16の出力信号を入力して、レーザ光の受信位置から
ロールアライメントを算出する信号処理装置23が設け
られている。
となく高精度にて測定できて、きめ細かいロールアライ
メント管理を可能にする。 【構成】 連続状に設けられた鋳片案内ロール13のア
ライメントを自動測定するための連続鋳造機のロールア
ライメントの測定装置において、鋳片案内ロール13間
を通過するダミーバー14又は地上側に、一定方向にレ
ーザ光を発信するレーザ発信装置15が設けられ、地上
側又はダミーバー14に、レーザ発信装置15からのレ
ーザ光を受信してそのレーザ光の受信位置を示す信号を
出力するレーザ受信装置16が設けられ、レーザ受信装
置16の出力信号を入力して、レーザ光の受信位置から
ロールアライメントを算出する信号処理装置23が設け
られている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄鋼業の鋳造工場等で
使用される連続鋳造機のロールアライメントの測定装置
及び測定方法に関するものである。
使用される連続鋳造機のロールアライメントの測定装置
及び測定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、連続鋳造機1内のロールアライメ
ントの管理は、図10に示すようにオペレータ2が連続
鋳造機1内に入って、ロールスタンド3と同じ曲率の定
規4をロール5に当てて、この定規4とロール5との距
離をミスアライメント量とし、この値が一定値以内であ
るように調整して行っていた。
ントの管理は、図10に示すようにオペレータ2が連続
鋳造機1内に入って、ロールスタンド3と同じ曲率の定
規4をロール5に当てて、この定規4とロール5との距
離をミスアライメント量とし、この値が一定値以内であ
るように調整して行っていた。
【0003】また、最近では図11に示すようにダミー
バー6に設置した傾斜計7を利用した計測を行っている
ところもある。これは、ロール5間角度を測定する傾斜
計7と、その傾斜計7より得られた信号を処理する信号
処理装置とをダミーバー6に搭載し、以下に述べるよう
な手順でロール5のミスアライメント量を算出するもの
である。
バー6に設置した傾斜計7を利用した計測を行っている
ところもある。これは、ロール5間角度を測定する傾斜
計7と、その傾斜計7より得られた信号を処理する信号
処理装置とをダミーバー6に搭載し、以下に述べるよう
な手順でロール5のミスアライメント量を算出するもの
である。
【0004】即ち、図12に示すように、隣合うロール
5間の鉛直に対する傾斜角θを測定するべく、傾斜計7
を積んだ平らな板体8を隣合うロール5に押し当てる機
構をダミーバー6に搭載する。傾斜計7より得られる信
号は、(ダミーバー6下方挿入式連続鋳造機の場合で
は)地上側のコンピュータに引き出される。傾斜計7は
各ロール5毎に傾斜角θを測定し、地上側のコンピュー
タに信号を出力する一方、地上側のコンピュータでは事
前にインプットされた各ロール間距離Lを基に、下記数
式により、得られた傾斜角θの値を用いてアライメント
測定値Dを算出し、アライメント測定値Dとアライメン
ト設計値Dとの差でミスアライメント量を求めるのであ
る。
5間の鉛直に対する傾斜角θを測定するべく、傾斜計7
を積んだ平らな板体8を隣合うロール5に押し当てる機
構をダミーバー6に搭載する。傾斜計7より得られる信
号は、(ダミーバー6下方挿入式連続鋳造機の場合で
は)地上側のコンピュータに引き出される。傾斜計7は
各ロール5毎に傾斜角θを測定し、地上側のコンピュー
タに信号を出力する一方、地上側のコンピュータでは事
前にインプットされた各ロール間距離Lを基に、下記数
式により、得られた傾斜角θの値を用いてアライメント
測定値Dを算出し、アライメント測定値Dとアライメン
ト設計値Dとの差でミスアライメント量を求めるのであ
る。
【0005】
【数1】
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図10に示す
ようにオペレータ2が連続鋳造機1内に入って測定する
従来の方法では、多大な労力と時間を要するばかりか、
長時間の工場休止期間中にしか行えない等、きめ細かい
ロールアライメント管理は不可能であった。一方、図1
1及び図12に示す傾斜計7を用いる従来の方法では、
隣合うロール5の傾斜角度という相対位置を計測するの
で、十分な精度が得られない。アライメント測定は、ロ
ール5が一定曲率上に配置されているかどうかを調べる
ために行うのであるから、相対位置でなく、地上の絶対
位置に基づいて測定する必要がある。加えて、傾斜計に
よる方法は、アライメント量の算出に、ロール間距離が
必要であるが、このロール間距離は実際には変化するこ
とが少なくない。特に、隣合うスタンド間のロール間距
離においては、その傾向が強い(スタンド設置上の都
合)。従って、アライメント自体ではそれほど狂ってい
なくても、計算で使用する設定値が実際のロール間距離
と異なるために、精度が得られなかった。
ようにオペレータ2が連続鋳造機1内に入って測定する
従来の方法では、多大な労力と時間を要するばかりか、
長時間の工場休止期間中にしか行えない等、きめ細かい
ロールアライメント管理は不可能であった。一方、図1
1及び図12に示す傾斜計7を用いる従来の方法では、
隣合うロール5の傾斜角度という相対位置を計測するの
で、十分な精度が得られない。アライメント測定は、ロ
ール5が一定曲率上に配置されているかどうかを調べる
ために行うのであるから、相対位置でなく、地上の絶対
位置に基づいて測定する必要がある。加えて、傾斜計に
よる方法は、アライメント量の算出に、ロール間距離が
必要であるが、このロール間距離は実際には変化するこ
とが少なくない。特に、隣合うスタンド間のロール間距
離においては、その傾向が強い(スタンド設置上の都
合)。従って、アライメント自体ではそれほど狂ってい
なくても、計算で使用する設定値が実際のロール間距離
と異なるために、精度が得られなかった。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑み、ロールアラ
イメントを労力と時間を要することなく高精度で測定で
きて、きめ細かいロールアライメント管理が可能になる
ようにしたしたものである。
イメントを労力と時間を要することなく高精度で測定で
きて、きめ細かいロールアライメント管理が可能になる
ようにしたしたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を解決す
るための本発明の第一の技術的手段は、連続状に設けら
れた鋳片案内ロール13のアライメントを自動測定する
ための連続鋳造機のロールアライメントの測定装置にお
いて、鋳片案内ロール13間を通過するダミーバー14
に、一定方向にレーザ光を発信するレーザ発信装置15
が設けられ、地上側に、レーザ発信装置15からのレー
ザ光を受信してそのレーザ光の受信位置を示す信号を出
力するレーザ受信装置16が設けられ、レーザ受信装置
16の出力信号を入力して、レーザ光の受信位置からロ
ールアライメントを算出する信号処理装置23が設けら
れている点にある。
るための本発明の第一の技術的手段は、連続状に設けら
れた鋳片案内ロール13のアライメントを自動測定する
ための連続鋳造機のロールアライメントの測定装置にお
いて、鋳片案内ロール13間を通過するダミーバー14
に、一定方向にレーザ光を発信するレーザ発信装置15
が設けられ、地上側に、レーザ発信装置15からのレー
ザ光を受信してそのレーザ光の受信位置を示す信号を出
力するレーザ受信装置16が設けられ、レーザ受信装置
16の出力信号を入力して、レーザ光の受信位置からロ
ールアライメントを算出する信号処理装置23が設けら
れている点にある。
【0009】第二の技術的手段は、連続状に設けられた
鋳片案内ロール13のアライメントを自動測定するため
の連続鋳造機のロールアライメントの測定方法におい
て、鋳片案内ロール13間を通過するダミーバー14に
設けられたレーザ発信装置15から一定方向にレーザ光
を発信し、そのレーザ光を地上側のレーザ受信装置16
によって受信し、レーザ受信装置16によるレーザ光の
受信位置からロールアライメントを算出する点にある。
鋳片案内ロール13のアライメントを自動測定するため
の連続鋳造機のロールアライメントの測定方法におい
て、鋳片案内ロール13間を通過するダミーバー14に
設けられたレーザ発信装置15から一定方向にレーザ光
を発信し、そのレーザ光を地上側のレーザ受信装置16
によって受信し、レーザ受信装置16によるレーザ光の
受信位置からロールアライメントを算出する点にある。
【0010】第三の技術的手段は、連続状に設けられた
鋳片案内ロール13のアライメントを自動測定するため
の連続鋳造機のロールアライメントの測定装置におい
て、地上側に、鋳片案内ロール13間を通過するダミー
バー14に向けて一定方向にレーザ光を発信するレーザ
発信装置15が設けられ、ダミーバー14に、レーザ発
信装置15からのレーザ光を受信してそのレーザ光の受
信位置を示す信号を出力するレーザ受信装置16が設け
られ、レーザ受信装置16の出力信号を入力して、レー
ザ光の受信位置からロールアライメントを算出する信号
処理装置23が設けられている点にある。
鋳片案内ロール13のアライメントを自動測定するため
の連続鋳造機のロールアライメントの測定装置におい
て、地上側に、鋳片案内ロール13間を通過するダミー
バー14に向けて一定方向にレーザ光を発信するレーザ
発信装置15が設けられ、ダミーバー14に、レーザ発
信装置15からのレーザ光を受信してそのレーザ光の受
信位置を示す信号を出力するレーザ受信装置16が設け
られ、レーザ受信装置16の出力信号を入力して、レー
ザ光の受信位置からロールアライメントを算出する信号
処理装置23が設けられている点にある。
【0011】第四の技術的手段は、連続状に設けられた
鋳片案内ロール13のアライメントを自動測定するため
の連続鋳造機のロールアライメントの測定方法におい
て、地上側のレーザ発信装置15から一定方向にレーザ
光を発信し、そのレーザ光を鋳片案内ロール13間を通
過するダミーバー14に設けられたレーザ受信装置16
によって受信し、レーザ受信装置16によるレーザ光の
受信位置からロールアライメントを算出する点にある。
鋳片案内ロール13のアライメントを自動測定するため
の連続鋳造機のロールアライメントの測定方法におい
て、地上側のレーザ発信装置15から一定方向にレーザ
光を発信し、そのレーザ光を鋳片案内ロール13間を通
過するダミーバー14に設けられたレーザ受信装置16
によって受信し、レーザ受信装置16によるレーザ光の
受信位置からロールアライメントを算出する点にある。
【0012】
【作用】ロールアライメントを測定する場合、鋳片案内
ロール13間を通過するダミーバー14に設けられたレ
ーザ発信装置15から一定方向にレーザ光を発信し、そ
のレーザ光を地上側のレーザ受信装置16によって受信
する。又は、地上側のレーザ発信装置15から一定方向
にレーザ光を発信し、そのレーザ光を鋳片案内ロール1
3間を通過するダミーバー14に設けられたレーザ受信
装置16によって受信する。そして、レーザ受信装置1
6がレーザ光の受信位置を示す信号を出力し、このレー
ザ受信装置16の出力信号を信号処理装置23が入力し
て、絶対位置であるレーザ光の受信位置からロールアラ
イメントを正確に算出する。
ロール13間を通過するダミーバー14に設けられたレ
ーザ発信装置15から一定方向にレーザ光を発信し、そ
のレーザ光を地上側のレーザ受信装置16によって受信
する。又は、地上側のレーザ発信装置15から一定方向
にレーザ光を発信し、そのレーザ光を鋳片案内ロール1
3間を通過するダミーバー14に設けられたレーザ受信
装置16によって受信する。そして、レーザ受信装置1
6がレーザ光の受信位置を示す信号を出力し、このレー
ザ受信装置16の出力信号を信号処理装置23が入力し
て、絶対位置であるレーザ光の受信位置からロールアラ
イメントを正確に算出する。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図面の実施例にしたがって説
明する。図2乃至図5に示すように、連続鋳造機11に
は、上端部に鋳型12が設けられるとともに、多数の鋳
片案内ロール13が鋳型12から間隔を置いて連続状に
設けられ、鋳片案内ロール13間を通過するダミーバー
14が設けられている。レーザ発信装置15がダミーバ
ー14の側面に設置され、レーザ発信装置15はロール
軸方向にレーザ光を発信するようになっている。レーザ
発信装置15からのレーザ光を受光してその受光面の位
置を示す信号を出力するレーザ受信装置16が、連続鋳
造機11内に鋳片案内ロール13に沿って複数個設けら
れている。
明する。図2乃至図5に示すように、連続鋳造機11に
は、上端部に鋳型12が設けられるとともに、多数の鋳
片案内ロール13が鋳型12から間隔を置いて連続状に
設けられ、鋳片案内ロール13間を通過するダミーバー
14が設けられている。レーザ発信装置15がダミーバ
ー14の側面に設置され、レーザ発信装置15はロール
軸方向にレーザ光を発信するようになっている。レーザ
発信装置15からのレーザ光を受光してその受光面の位
置を示す信号を出力するレーザ受信装置16が、連続鋳
造機11内に鋳片案内ロール13に沿って複数個設けら
れている。
【0014】レーザ受信装置16で使用する位置検出素
子には、CCD等走査型撮像素子やフォトダイオードア
レイ等の分割素子を用いてもよいが、半導体位置検出素
子(PSD)が最適である。なぜならPSDはフォトダ
イオードを応用した検出素子で、走査の必要がないため
応答速度が早く、非分割形のため、連続した位置測定が
行え、高速で移動する光スポットの動きも高精度に計測
することが可能だからである。
子には、CCD等走査型撮像素子やフォトダイオードア
レイ等の分割素子を用いてもよいが、半導体位置検出素
子(PSD)が最適である。なぜならPSDはフォトダ
イオードを応用した検出素子で、走査の必要がないため
応答速度が早く、非分割形のため、連続した位置測定が
行え、高速で移動する光スポットの動きも高精度に計測
することが可能だからである。
【0015】このPSDを用いたレーザ受信装置16
は、(スタンドのフレーム等による)レーザ光の障害物
があるところでは設置が困難であるが、(その他の鋳片
案内ロール13の間で)特にアライメントの狂い易い位
置など監視が必要な場所に設置すると効果的である(隣
合う別々のスタンドの鋳片案内ロール13間のアライメ
ントは、特にスタンドの固定状況の影響を受け易く、こ
のような場所に設置すると非常に有効である。)。この
レーザ受信装置16からは、その光の当たった検出面の
X−Y座標上のX軸、Y軸に相当する位置の値をアナロ
グで取り出すことができる。この信号の処理方法につい
ては後で述べる。
は、(スタンドのフレーム等による)レーザ光の障害物
があるところでは設置が困難であるが、(その他の鋳片
案内ロール13の間で)特にアライメントの狂い易い位
置など監視が必要な場所に設置すると効果的である(隣
合う別々のスタンドの鋳片案内ロール13間のアライメ
ントは、特にスタンドの固定状況の影響を受け易く、こ
のような場所に設置すると非常に有効である。)。この
レーザ受信装置16からは、その光の当たった検出面の
X−Y座標上のX軸、Y軸に相当する位置の値をアナロ
グで取り出すことができる。この信号の処理方法につい
ては後で述べる。
【0016】又、ダミーバー14に搭載するレーザ発信
装置15は、鋳片案内ロール13から一定の高さ(距離
h)の位置からレーザ光を出せるようにする必要がある
(部分的にダミーバー14が鋳片案内ロール13から離
れることも起こりうるため。)。その為には、図4に示
すように隣合うロール間距離よりも広い板体19を、二
つの鋳片案内ロール13にバネ20のようなもので押し
当てて、その板体19の上にレーザ発信装置15を固定
すればよい。但し、この板体19の長さは連続鋳造機1
1のロール配置を考慮し、最もロール間距離の長い部分
の長さよりも長く、かつロール間距離の最も短いスタン
ドの三つのロール間距離よりも短いことが要求される。
装置15は、鋳片案内ロール13から一定の高さ(距離
h)の位置からレーザ光を出せるようにする必要がある
(部分的にダミーバー14が鋳片案内ロール13から離
れることも起こりうるため。)。その為には、図4に示
すように隣合うロール間距離よりも広い板体19を、二
つの鋳片案内ロール13にバネ20のようなもので押し
当てて、その板体19の上にレーザ発信装置15を固定
すればよい。但し、この板体19の長さは連続鋳造機1
1のロール配置を考慮し、最もロール間距離の長い部分
の長さよりも長く、かつロール間距離の最も短いスタン
ドの三つのロール間距離よりも短いことが要求される。
【0017】ところで、図6及び図7に示すようにn−
1,n,n+1の三つの鋳片案内ロール13がある場
合、C0 点〜D点間距離が正常時のアライメント(アラ
イメント設計値)である。異常時は図6及び図7の破線
の状態になるので、アライメントはC点〜D点間距離と
なる。従って、C点〜C0 点距離がミスアライメント量
である。
1,n,n+1の三つの鋳片案内ロール13がある場
合、C0 点〜D点間距離が正常時のアライメント(アラ
イメント設計値)である。異常時は図6及び図7の破線
の状態になるので、アライメントはC点〜D点間距離と
なる。従って、C点〜C0 点距離がミスアライメント量
である。
【0018】このとき、n−1の鋳片案内ロール13と
nの鋳片案内ロール13との間に設置されたレーザ受信
装置16でのレーザ光軌跡を見ると、アライメント正常
時は、レーザ受信装置16上でA0 点〜B0 点の軌跡を
描くが、異常時はA点〜B点の軌跡を描く。これを座標
で考えると、図8、図9のようになる。図9において、
X軸に連続鋳造機11を側方から見たときの長手方向を
X軸に取り、高さ方向をY軸に取ると、全ての鋳片案内
ロール13、レーザ受信装置16並びに図7及び図8の
D点、C0 点の絶対位置が決まる。ここで連続鋳造機1
1内の複数箇所に設けられたレーザ受信装置16の座標
の原点位置を(xn ,yn )と定める。
nの鋳片案内ロール13との間に設置されたレーザ受信
装置16でのレーザ光軌跡を見ると、アライメント正常
時は、レーザ受信装置16上でA0 点〜B0 点の軌跡を
描くが、異常時はA点〜B点の軌跡を描く。これを座標
で考えると、図8、図9のようになる。図9において、
X軸に連続鋳造機11を側方から見たときの長手方向を
X軸に取り、高さ方向をY軸に取ると、全ての鋳片案内
ロール13、レーザ受信装置16並びに図7及び図8の
D点、C0 点の絶対位置が決まる。ここで連続鋳造機1
1内の複数箇所に設けられたレーザ受信装置16の座標
の原点位置を(xn ,yn )と定める。
【0019】アライメントはCD間距離であるが、D点
が既知の位置(設計上定まる)であることから、C点を
(図7におけるレーザ受信装置16上のレーザ軌跡であ
る)A点、B点を基に算出すればアライメントが求めら
れる。C点は直線αと直線βとの交点であるが、直線α
は既知のD点(xD ,yD )及びC0 (xC0,yC0)よ
り求まるので、直線βを求めればよいことになる。一
方、レーザ受信装置16上の軌跡ABと直線βは、距離
hだけ離れた互いに平行な線である。従って、軌跡AB
の直線を、レーザ受信装置16の出力のA点(x A ,y
A ),B点(xB ,yB )より求め、その結果得られた
式を、y=−Cx+Dとすると、直線βは、y=−Cx
+D−h√(1+C2 )として得られる(但しC>0,
D>0)。この直線βと直線αの交点を計算すると、点
C(xc ,yc )が求められる。以上より、点C
(xc ,yc )、点D間(xD ,yD )の距離を計算す
ることで、アライメントを算出できる。
が既知の位置(設計上定まる)であることから、C点を
(図7におけるレーザ受信装置16上のレーザ軌跡であ
る)A点、B点を基に算出すればアライメントが求めら
れる。C点は直線αと直線βとの交点であるが、直線α
は既知のD点(xD ,yD )及びC0 (xC0,yC0)よ
り求まるので、直線βを求めればよいことになる。一
方、レーザ受信装置16上の軌跡ABと直線βは、距離
hだけ離れた互いに平行な線である。従って、軌跡AB
の直線を、レーザ受信装置16の出力のA点(x A ,y
A ),B点(xB ,yB )より求め、その結果得られた
式を、y=−Cx+Dとすると、直線βは、y=−Cx
+D−h√(1+C2 )として得られる(但しC>0,
D>0)。この直線βと直線αの交点を計算すると、点
C(xc ,yc )が求められる。以上より、点C
(xc ,yc )、点D間(xD ,yD )の距離を計算す
ることで、アライメントを算出できる。
【0020】アライメントの測定方法は上記の通りであ
るが、具体的には図1のような装置構成になる。即ち、
レーザ受信装置16の信号は全て地上の信号処理装置2
3へ入力され、コンピュータ24にてアライメントが計
算される。また、コンピュータ24には鋳片案内ロール
13(座標)位置等、計算に必要な情報が予めインプッ
トされている。鋳造が開始され、ダミーバー14の引き
抜きにしたがって、信号処理装置23は、鋳造機制御装
置25から得られる全長カウンタ信号により、ダミーバ
ー14上のレーザ発信装置15の位置を考慮しながら、
上流のレーザー受信装置16の場所から順にアライメン
トを自動計測し、結果表示を行って一連の動作を終了す
る。
るが、具体的には図1のような装置構成になる。即ち、
レーザ受信装置16の信号は全て地上の信号処理装置2
3へ入力され、コンピュータ24にてアライメントが計
算される。また、コンピュータ24には鋳片案内ロール
13(座標)位置等、計算に必要な情報が予めインプッ
トされている。鋳造が開始され、ダミーバー14の引き
抜きにしたがって、信号処理装置23は、鋳造機制御装
置25から得られる全長カウンタ信号により、ダミーバ
ー14上のレーザ発信装置15の位置を考慮しながら、
上流のレーザー受信装置16の場所から順にアライメン
トを自動計測し、結果表示を行って一連の動作を終了す
る。
【0021】変形例としては下記のような事例が考えら
れる。その一つは、ダミーバー14側に二つのレーザ発
信装置15を搭載し、レーザ受信装置16側で同時に二
点の信号を計測する方法である。この方法でも、図7の
A点、B点に相当する信号が得られる。もう一つは、ダ
ミーバー14側のレーザ発信装置15と地上側のレーザ
ー受信装置16とを入れ換えて、ダミーバー14側にレ
ーザ受信装置16、地上側にレーザ発信装置15を設置
する方法である。但し、この場合は地上側のレーザ発信
装置15は二台必要である。ダミーバー14側のレーザ
受信装置16の信号を、有線もしくは無線でデータを信
号処理装置23に取り込んだ後の考え方は基本的に同じ
である。
れる。その一つは、ダミーバー14側に二つのレーザ発
信装置15を搭載し、レーザ受信装置16側で同時に二
点の信号を計測する方法である。この方法でも、図7の
A点、B点に相当する信号が得られる。もう一つは、ダ
ミーバー14側のレーザ発信装置15と地上側のレーザ
ー受信装置16とを入れ換えて、ダミーバー14側にレ
ーザ受信装置16、地上側にレーザ発信装置15を設置
する方法である。但し、この場合は地上側のレーザ発信
装置15は二台必要である。ダミーバー14側のレーザ
受信装置16の信号を、有線もしくは無線でデータを信
号処理装置23に取り込んだ後の考え方は基本的に同じ
である。
【0022】なお、前記実施例では、レーザ発信装置1
5はロール軸方向にレーザ光を発信するようになってい
るが、レーザ光の発信方向はロール軸方向に限定され
ず、一定方向に向いていれば、ロール軸に対して上下方
向に傾斜していてもよいし、またロール軸に対して前後
方向に傾斜していてもよい。
5はロール軸方向にレーザ光を発信するようになってい
るが、レーザ光の発信方向はロール軸方向に限定され
ず、一定方向に向いていれば、ロール軸に対して上下方
向に傾斜していてもよいし、またロール軸に対して前後
方向に傾斜していてもよい。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、従来正確に測定できな
かったロールアライメントを絶対位置に基づいて、大き
な労力と時間とを要することなく高精度にて確実に測定
できて、きめ細かいロールアライメント管理が可能にな
り、連続鋳造に於ける品質の安定化と保全性の向上に大
きく貢献できる。
かったロールアライメントを絶対位置に基づいて、大き
な労力と時間とを要することなく高精度にて確実に測定
できて、きめ細かいロールアライメント管理が可能にな
り、連続鋳造に於ける品質の安定化と保全性の向上に大
きく貢献できる。
【図1】本発明の一実施例を示すアライメント測定装置
の構成図である。
の構成図である。
【図2】連続鋳造機の側面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】ダミーバー部分の拡大側面図である。
【図5】レーザ受信装置部分の側面図である
【図6】ロールとアライメントとの関係を示す原理図で
ある。
ある。
【図7】図6の拡大図である。
【図8】アライメントを測定するための原理図である。
【図9】レーザ受信装置の配置と連続鋳造の座標系との
関係を示すグラフである。
関係を示すグラフである。
【図10】従来例を示す側面図である。
【図11】ダミーバー部分の拡大側面図である。
【図12】従来例説明用の原理図である。
11 連続鋳造機 13 鋳片案内ロール 14 ダミーバー 15 レーザ発信装置 16 レーザ受信装置 23 信号処理装置
Claims (4)
- 【請求項1】 連続状に設けられた鋳片案内ロール13
のアライメントを自動測定するための連続鋳造機のロー
ルアライメントの測定装置において、 鋳片案内ロール13間を通過するダミーバー14に、一
定方向にレーザ光を発信するレーザ発信装置15が設け
られ、地上側に、レーザ発信装置15からのレーザ光を
受信してそのレーザ光の受信位置を示す信号を出力する
レーザ受信装置16が設けられ、レーザ受信装置16の
出力信号を入力して、レーザ光の受信位置からロールア
ライメントを算出する信号処理装置23が設けられてい
ることを特徴とする連続鋳造機のロールアライメントの
測定装置。 - 【請求項2】 連続状に設けられた鋳片案内ロール13
のアライメントを自動測定するための連続鋳造機のロー
ルアライメントの測定方法において、 鋳片案内ロール13間を通過するダミーバー14に設け
られたレーザ発信装置15から一定方向にレーザ光を発
信し、そのレーザ光を地上側のレーザ受信装置16によ
って受信し、レーザ受信装置16によるレーザ光の受信
位置からロールアライメントを算出することを特徴とす
る連続鋳造機のロールアライメントの測定方法。 - 【請求項3】 連続状に設けられた鋳片案内ロール13
のアライメントを自動測定するための連続鋳造機のロー
ルアライメントの測定装置において、 地上側に、鋳片案内ロール13間を通過するダミーバー
14に向けて一定方向にレーザ光を発信するレーザ発信
装置15が設けられ、ダミーバー14に、レーザ発信装
置15からのレーザ光を受信してそのレーザ光の受信位
置を示す信号を出力するレーザ受信装置16が設けら
れ、レーザ受信装置16の出力信号を入力して、レーザ
光の受信位置からロールアライメントを算出する信号処
理装置23が設けられていることを特徴とする連続鋳造
機のロールアライメントの測定装置。 - 【請求項4】 連続状に設けられた鋳片案内ロール13
のアライメントを自動測定するための連続鋳造機のロー
ルアライメントの測定方法において、 地上側のレーザ発信装置15から一定方向にレーザ光を
発信し、そのレーザ光を鋳片案内ロール13間を通過す
るダミーバー14に設けられたレーザ受信装置16によ
って受信し、レーザ受信装置16によるレーザ光の受信
位置からロールアライメントを算出することを特徴とす
る連続鋳造機のロールアライメントの測定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9811193A JPH06307937A (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | 連続鋳造機のロールアライメントの測定装置及び測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9811193A JPH06307937A (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | 連続鋳造機のロールアライメントの測定装置及び測定方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06307937A true JPH06307937A (ja) | 1994-11-04 |
Family
ID=14211219
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9811193A Pending JPH06307937A (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | 連続鋳造機のロールアライメントの測定装置及び測定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06307937A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009274130A (ja) * | 2008-05-19 | 2009-11-26 | Nippon Steel Corp | ロール診断方法 |
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| US8205662B2 (en) | 2006-09-19 | 2012-06-26 | Sms Demag Aktiengesellschaft | Method for the continuous casting of a metal strand |
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-
1993
- 1993-04-23 JP JP9811193A patent/JPH06307937A/ja active Pending
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