JPH0630816Y2 - ガラス壜用成形金型の潤滑液塗布装置 - Google Patents

ガラス壜用成形金型の潤滑液塗布装置

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JPH0630816Y2
JPH0630816Y2 JP1987121448U JP12144887U JPH0630816Y2 JP H0630816 Y2 JPH0630816 Y2 JP H0630816Y2 JP 1987121448 U JP1987121448 U JP 1987121448U JP 12144887 U JP12144887 U JP 12144887U JP H0630816 Y2 JPH0630816 Y2 JP H0630816Y2
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  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はガラス壜用成形金型の潤滑液塗布装置に係り、
特にガラス壜用成形金型の型面に潤滑液を塗布するため
の装置に関する。
〔従来の技術〕
ガラス壜は、通常、製壜機によって粗型を用いてブロー
又はプレスを行なって、溶融ガラスゴブ(GOB)より
パリソンを形成した後、このパリソンを仕上型に移送し
てブロー成形を行うことによって製造される。
次に、従来のブロー成形によるガラス壜の成形工程を第
5図を参照して説明する。
第5図は製壜機における各金型の位置関係を示すもので
あり、製壜機はダブルゴブ用であるため1セクションに
2個同一部品があり、これを記号A,Bを符して区別す
ることにより説明する。
第5(a)図において、符号2(図上は2A,2Bで区
別)は粗型であり、1対の半割型よりなっている。符号
10はファンネル、11は下部口型、12はプランジ
ャ、13はバッフルである。
粗型2Aが閉塞しバッフル13Aがファンネル10Aか
ら上に逃げた状態で、溶融ガラスゴブはファンネル10
Aを通って粗型2A内に挿入され、この後第5(a)図
に示されるようにファンネル10A上部を閉塞するよう
にバッフル13Aが下降し、この状態でエアー導入孔1
3oより圧縮空気が粗型2A内に導入され、ゴブ20A
は粗型2Aの内面、下部口型11Aの内面及びプランジ
ャ12Aの頭部外面と密接した状態となり壜口部が形成
される。
次に、バッフル13,ファンネル10が上昇して逃げた
後に再度バッフル13は下降して粗型2の上面を閉塞す
るとともにプランジャ12がやや下降し、第5(a)図
の粗型2B、バッフル13B及びプランジャ12Bで示
される状態となり、この状態でエアー導入孔12oより
圧縮空気が導入されてゴブ20Aが膨脹しパリソン21
Bが形成される。そして、バッフル13が外され半割型
よりなる粗型2が開き、インバート機構15の作動によ
りこの機構に組込まれた口型ホルダ16がパリソン20
A,21Bを保持した下部口型11を保持しつつ180
°回転し、1対の分割型からなり開放状態にある仕上型
17にパリソン21を移送し、インバート動作が終了す
る。
次に、仕上型17が閉じ、この状態が第5(b)図の仕
上型17B、パリソン22B及び口型11Bの位置関係
にて示される。この後、仕上型17上部の口型11が開
きパリソン22Bはパリソン22Aに示される位置にわ
ずかに落ち込む。なお、仕上型17は開閉可能である
が、底型19は常時定位置にある。その後、インバート
機構15は上記動作と逆の動作であるリバート動作を行
い、口型ホルダ16及び口型11は開放状態の粗型2の
位置に戻り、粗型2は再び閉じ次の成形工程に備える。
一方、仕上型17においてはブローヘッド18が下降し
て仕上型17の上部を閉塞し、この状態が仕上型17
A、ブローヘッド18A及びパリソン22Aで示され
る。この後、ブローヘッド18Aの開口部18oより圧
縮空気が仕上型17A内に供給され、パリソン22Aは
この状態から仕上型17A及び底型19で形成される内
面形状に沿って膨脹する。そして、ブローヘッド18A
が上昇して仕上型17Aが開き、取出装置(図示せず)
にて壜口部を保持して仕上型17Aより取出してガラス
壜成形工程が終了する。
しかしながら、従来のガラス壜の成形金型は、全体が例
えば鋳鉄のような金属で形成されており、ガラスと成形
金型との潤滑性が悪く、そのため成形工程でゴブが成形
金型内に滑り落ちる際や1対の分割型からなる成形金型
を開く段階で潤滑性、離型性(ガラス壜の金型からの分
離性)が悪く壜に微細なクラック(ビリ)やしわが生ず
る欠陥がある。このような欠陥を防止するため、成形金
型の内面に塗油(例えば油性の液体に粉末黒鉛を分散さ
せた潤滑剤の塗布)を手作業により行っていた。そのた
め、塗油作業に人員を確保しなくてはならず、又、手作
業による塗油では個人差があり、ビリやしわ等の欠陥を
完全に除去することが困難であるという問題点があり、
潤滑液塗布装置を設けて塗油作業の自動化を図る試みが
種々なされている。例えば、従来の代表的なものとし
て、 特公昭38−33430号、特開昭48−2981
2号、特開昭60−46935号、特公昭51−220
05号、特開昭48−34914号および特開昭60−
171242号に開示されているようにファンネル或い
はバッフルに噴霧装置を組み込み、粗型閉の状態でゴブ
の供給を停止して当該噴霧装置により潤滑油を上方より
噴霧する装置、 特開昭57−123839号で示すように粗型を開
放した状態で噴霧する装置、 また、口型塗油には、の装置により粗型と併わせ
て口型を塗油する装置並びにに口型用に別途ノズルを
設ける装置がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記の装置のように上述の粗型閉の状
態で潤滑液を上方より噴霧する装置は、粗型1組に対し
ノズル1個で済む利点はあるが、ゴブ供給を1回停止す
る必要があるため、生産性が低下するとともに、プラン
ジャ等の金型が潤滑液を被り金型の過冷却の問題が生ず
るという問題点がある。上記の装置のように、粗型開
の状態で各分割型の上部にスプールヘッドを設け、分割
型を開いた状態でこのスプレーヘッドにより型面を上方
より噴霧する装置は、粗型以外に潤滑液が付着する恐れ
が少い利点はあるが、粗型や粗型ホルダーを交換すると
きに邪魔になり、作業性を著しく悪化させる。又、場合
によっては自動の塗油だけでは潤滑性が劣り、追加の塗
油作業を従来のように手作業で行なう必要があるが、か
かる場合においては、スプレーヘッドが著しく邪魔にな
るという問題点がある。
一方、口型塗油には、粗型閉の状態で潤滑油を上方より
噴霧する装置では、口型と粗型とを1つのノズルで噴霧
するため、どうしても片方が噴霧不足になりやすいとい
う問題点がある。また、特開昭57−123839号に
開示されているような、固定フレーム側に噴霧ヘッド3
6を設け、粗型を開いた状態で上方から口型に噴霧する
装置では斜めにスプレーされるために口型の型面に平均
的に潤滑液を塗布できないという問題点がある。
即ち、従来の方法は成形金型に潤滑液が適正筒処に適正
量塗布できず、又、塗布動作のため成形工程を停止しな
ければならないという問題点がある。
本考案は上述した事情に鑑み創案されたもので、その目
的とする処は、ガラス壜用成形金型に潤滑液が必要とさ
れる箇処に成形工程に支障を与えることなく適正量塗布
することができ、プランジャ等を過冷却しないようなガ
ラス壜用成形金型潤滑液塗布装置を提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上述した問題点を解決するため本考案は、溶融ガラスゴ
ブよりガラス壜の半成形品を粗型によって成形し、この
半成形品よりガラス壜の成形品を仕上型により仕上成形
するためのガラス壜用成形金型の型面に潤滑液を塗布す
るための潤滑液塗布装置において、給気管を介して圧縮
空気源に連通されるとともに給油管を介して潤滑油タン
クに連通された潤滑液噴霧ノズルをファンネルを保持し
たファンネルアーム上に設け、このファンネルアームを
粗型の開放時に互いに対向する粗型割型間の上方位置に
移動せしめて、前記噴霧ノズルを粗型の割型面に近接対
向せしめたことを特徴とするものである。
〔作用〕
本考案はファンネルアーム上に噴霧ノズルを設け、ファ
ンネルアームを粗型の開放時にその上方に移動させて噴
霧ノズルを成形金型の上方で近接した対向する位置に配
置せしめ、この位置にある時、噴霧ノズルを作動させる
ため、ガラス壜の成形工程に支障を与えることなく、成
形金型の潤滑液が必要とされる箇所にのみ適正量塗布す
ることができ、プランジャ等の金型を過冷却させない。
また、口型噴霧用の噴霧ノズルを口型が粗型と仕上型間
を移動する際に割型の型面と対向する位置に配置すると
口型の型面に均一に、しかも他のプランジャ等の金型に
潤滑液をかけることがない。
〔実施例〕
以下、本考案に係るガラス壜用成形金型の潤滑液塗布装
置の実施例を第1図乃至第3図を参照して説明する。
第1図乃至第3図は粗型の潤滑液塗布装置の実施例を示
し、同図において符号1はファンネルアームであり、こ
のファンネルアーム1は回転軸Sに固定されていて水平
方向に揺動するようになっている。第1図及び第2図に
おいて粗型2は開放状態にあり、半割型よりなる粗型2
は、分割型を各々2AR,2AL,2BR,2BLで示
す。
開放状態にある粗型2の各分割型2AR,2AL,2B
R,2BLに隣接してやや上方位置になるように、ファ
ンネルアーム1に噴霧ノズル3AR,3AL,3BR,
3BLがそれぞれ取付けられている。
上記各噴霧ノズル3AR,3AL,3BR,3BLは各
給油管4AR,4AL,4BR,4BLに連通されると
ともに、各給気管5AR,5AL,5BR,5BLに連
通されている。
噴霧ノズル3(3AR,3AL,3BR,3BL)は第
3図に示されるように給油管4によって潤滑液タンク6
に連通されるとともに、給気管5によって電磁弁V
減圧弁V及びフィルタFを介して圧縮空気源7に連通
されている。
しかして、電磁弁Vが開となって圧縮空気源7より噴
霧ノズル3に圧縮空気が導入されると、この圧縮空気は
連通路(第3図では図示せず)を介して作動室25に入
り、ピストンバルブ26を圧縮コイルスプリング27の
付勢力に抗して開放させる。このとき、潤滑液は重力に
より給油管4を通してピストンバルブ26の先端位置ま
で供給されている。これにより、潤滑液は矢印に沿って
流れ潤滑液噴出口28に送出される一方、圧縮空気は連
通路(図示せず)を介して空気溜室29に入り、この室
29より潤滑液噴出口28の周囲の圧縮空気噴出口30
より勢いよく噴出され、このとき生ずる負圧により潤滑
液は潤滑液噴出口28より吸引され、圧縮空気と混合さ
れて霧状となって噴出するようになっている。
次に、前述のように構成された粗型の潤滑液塗布装置の
作動について説明する。
第5図に示した成形工程において、粗型2を開放してパ
リソン21を仕上型17に移送するインバート動作の後
で、口型11が仕上型17にパリソン21を渡した後に
口型11が粗型2に戻るリバート動作の前で、粗型2が
開放状態にある時に、ファンネルアーム1を待機位置か
ら追加作動させて粗型2の割型の中間の上方位置へ移動
せしめる。そして、粗型2の各分割片2AR,2AL,
2BR,2BLに各噴霧ノズル3AR,3AL,3B
R,3BLを各割型の型面に対して第2図に示すように
近接対向させた状態で、電磁弁Vを開き、各噴霧ノズ
ル3AR,3AL,3BR,3BLより粗型型面に潤滑
液を噴霧して塗布する。ファンネルアーム1は噴霧後は
元の待機位置に戻り、このファンネルアームの追加動作
は噴霧が必要な時だけ行なわれ、壜成形サイクル毎に行
う必要はなく、成形状態をチェックしつつ塗油の頻度を
決定する。すなわち、従来の1サイクルの製造工程中に
おけるファンネルアーム1の待機中(口型11のインバ
ート動作およびリバート動作中)に追加動作させて潤滑
液の噴霧を行なうので、従来の通常の1サイクルの製造
工程時間を延ばすことはない。また、噴霧時間、給気手
段並びに潤滑液供給手段を制御することにより型面への
塗布量を容易に調節できる。そして、噴霧ノズル3はノ
ズル部において角度調整が容易に可能な構成となってい
る。
次に、第4図を参照して本考案の他の実施例を説明す
る。
第4図は口型の潤滑液塗布装置の実施例を示し、同図に
おいて符号11A,11Bは口型、15はインバート機
構、16は口型ホルダである。
噴霧ノズル3A,3Bは、インバート機構15の上部に
あるフレーム8に固定されており、インバート機構15
がリバート動作をする際に口型11の口部内面型面に向
けて噴霧するようになっている。すなわち、口型11
A,11Bはパリソン22A,22Bを仕上型17A,
17Bに受け渡した後に、空の状態で前記粗型2A,2
Bの下部に戻るが、この回転移動時に口型型面に対向し
て噴霧ノズル3A,3Bを配置する。なお、噴霧ノズル
3A,3Bの噴霧動作は前述した動作と全く同様であ
る。
〔考案の効果〕
以上、実施例の説明から明らかなように本考案は噴霧ノ
ズルを備えたファンネルファームをガラス壜成形工程中
に移動させて、噴霧ノズルを成形金型の上方で近接した
対向する位置に配置し、この位置にある時、噴霧ノズル
を作動させるため、ガラス壜の成形工程に支障を与える
ことなく、成形金型の潤滑液が必要とされる箇所にのみ
適正量塗布することができる。
さらに本考案によれば、潤滑液噴霧ノズルを既存のファ
ンネルアームに設けることにより、潤滑液噴霧ノズルを
移動可能にするための機構を特に成形機に設ける必要が
ない。また、潤滑液の塗布時および待機位置への退避時
に、潤滑液噴霧ノズルの移動および待機が、ファンネル
アームのための既存の移動スペースおよび待機スペース
を利用して行われるので、成形機に特に潤滑液噴霧ノズ
ルのための上記スペースを確保する必要がない。このた
め、潤滑液噴霧ノズルを移動自在にするために成形機の
大型化を招来することがなく、また他の装置を付加する
際の配置の自由度が妨げられることがない。
また、口型用噴霧ノズルを固定フレームに口型が粗型と
仕上型間を移動する際に、割型の型面と対向する位置に
配置すれば、口型の型面に平均的に潤滑液を供給するこ
とができるばかりでなく、他の部材に不用な潤滑剤をか
けることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るガラス壜用成形金型の潤滑液塗布
装置の実施例を示す平面図、第2図は第1図のII-II線
断面図、第3図は同塗布装置における噴霧ノズル及び給
油、給気系統の説明図、第4図は本考案の他の実施例を
示す側面図、第5図は従来のガラス壜用成形金型の断面
図である。 1……ファンネルアーム、2……粗型、3……噴霧ノズ
ル、4……給油管、5……給気管、6……潤滑液タン
ク、7……圧縮空気源、8……フレーム、10……ファ
ンネル、11……口型、12……プランジャ、13……
バッフル、15……インバート機構、16……口型ホル
ダ、17……仕上型、18……ブローヘッド、19……
底型、20……ゴブ、21,22……パリソン。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭48−29812(JP,A) 特開 昭57−123839(JP,A) 特開 昭60−46935(JP,A) 特開 昭48−34914(JP,A) 特開 昭60−171242(JP,A) 特開 昭58−204829(JP,A) 特公 昭38−3430(JP,B1) 特公 昭51−22005(JP,B2)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】溶融ガラスゴブよりガラス壜の半成形品を
    粗型によって成形し、この半成形品よりガラス壜の成形
    品を仕上型により仕上成形するためのガラス壜用成形金
    型の型面に潤滑液を塗布するための潤滑液塗布装置にお
    いて、給気管を介して圧縮空気源に連通されるとともに
    給油管を介して潤滑油タンクに連通された潤滑液噴霧ノ
    ズルをファンネルを保持したファンネルアーム上に設
    け、このファンネルアームを粗型の開放時に互いに対向
    する粗型割型間の上方位置に移動せしめて、前記噴霧ノ
    ズルを粗型の割型面に近接対向せしめたことを特徴とす
    るガラス壜用成形金型の潤滑液塗布装置。
  2. 【請求項2】前記粗型に係合して壜口を保持し、粗型と
    仕上型間を移動する口型に潤滑液を噴霧する噴霧ノズル
    を固定フレームに設け、上記噴霧ノズルを前記口型が粗
    型と仕上型間を移動する際に割型の型面と対向する位置
    に配置するようにしたことを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項記載のガラス壜用成形金型の潤滑液塗布
    装置。
JP1987121448U 1987-08-10 1987-08-10 ガラス壜用成形金型の潤滑液塗布装置 Expired - Lifetime JPH0630816Y2 (ja)

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