JPH06308574A - シャッタ幕速調整用ウォームギヤの緩み防止装置 - Google Patents

シャッタ幕速調整用ウォームギヤの緩み防止装置

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JPH06308574A
JPH06308574A JP9448993A JP9448993A JPH06308574A JP H06308574 A JPH06308574 A JP H06308574A JP 9448993 A JP9448993 A JP 9448993A JP 9448993 A JP9448993 A JP 9448993A JP H06308574 A JPH06308574 A JP H06308574A
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shutter
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Shigemi Takahashi
繁実 高橋
Toshihisa Saito
利久 斉藤
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Nidec Copal Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 強度の衝撃及び振動に対してもウォームギヤ
の緩みを生じさせずに安定した幕速を得ることができる
ウォームギヤの緩み防止装置を提供する。 【構成】 ウォーム4に弾性体より成る円筒状部材7を
挿着し、該円筒状部材7の外周面をウォームを支持する
地板6の一部6cで押圧する。円筒状部材7としては小
径の円筒部7aと大径の円筒部7bとを連ねた断面略凸
字状のものを用い、かかる小径円筒部7aの外周面と大
径円筒部7bの上面とを押圧する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高精度,高性能を要す
るフォーカルプレーンシャッタの幕速を調整するために
使用されるウォームギヤの緩み防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、幕速の調整にウォームギヤを用い
たフォーカルプレーンシャッタにおいては、ウォーム
と、その回転によりシャッタ駆動バネの強さを変えるウ
ォームホイールとの噛合いが変化しないように、ウォー
ムに位置固定用のガイドを取付けてウォームギヤの緩み
を防止しているものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のフォーカルプレ
ーンシャッタにあっては、最高速が1/12000
(秒)にも達するシャッタのますますの高速化という要
求に対し、高速化に伴って増大するシャッタチャージの
負荷,シャッタ走行時の衝撃及びその他の振動により、
ウォームギヤに緩みが生じてウォームとウォームホイー
ルとの噛合いが変化し、露出ムラを招来するという問題
があった。また、ウォームを確実に固定するために上記
位置固定用ガイドの位置をできる限りウォームに近づけ
るようにすると、かかるガイドの組付けが複雑となり多
大の工数がかかってしまうという問題があった。
【0004】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、強度の衝撃及び振動に対してもウォームギヤの
緩みを生じさせずに安定した幕速を得、且つ組付けが容
易な、シャッタ高速化に対して効果的に対応したウォー
ムギヤの緩み防止装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のウォームギヤの
緩み防止装置は、ウォームに弾性体より成る円筒状部材
を挿着し、該円筒状部材の外周面を押圧部材により押圧
するように構成されている。上記押圧部材としてはウォ
ームギヤを支持する地板が用いられ、また、上記円筒状
部材としては小径の円筒部と大径の円筒部とを有する断
面略凸字状のものが用いられて、上記押圧部材により円
筒状部材の小径円筒部の外周面と大径円筒部の上面とが
押圧されるようになっている。
【0006】
【作用】ウォームに弾性体より成る円筒状部材を挿着し
て押圧部材でこれを押圧することにより、ウォームが回
動する際に押圧部材の押圧面と該押圧面と接する円筒状
部材の接触面との間に生じる摩擦抵抗が増大し、かかる
摩擦抵抗によりウォームは回動し難くなって一定の位置
に保持される。又、シャッタ作動時の衝撃により振動が
生じてもウォームとウォームを支持する地板とが一体に
振動するので該地板とウォームの相対関係を変える力は
それ程大きく働かず、上記押圧による摩擦抵抗と相俟っ
てウォームは定位地に固定せしめられ、ウォームギヤの
緩みの発生を防止することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1及び図2は、夫々本実施例のウォー
ムギヤの緩み防止装置を取り付けたフォーカルプレーン
シャッタの正面図及び要部拡大側面図である。図におい
て、1は撮影用開口部1aが形成されたシャッタ地板、
2は開口部1aの開閉を行う先幕用シャッタ羽根、3は
シャッタ羽根駆動部、4,5は図1において撮影用開口
部1aの上方位置に重畳格納状態にある後幕用シャッタ
羽根の幕速を調整するためのウォームとウォームホイー
ル、6はウォームホイール5と噛合うようにウォーム4
をガイドし且つ支持する支持地板である。Oはウォーム
4の回転軸を示している。ウォーム4は、図3に示すよ
うに、頭部4aとネジ部4bとを有していて、頭部4a
には後述の円筒状部材7が嵌装されている。
【0008】支持地板6の構成は次のようになってい
る。支持地板6は、ウォーム4のネジ部4bを挿通し頭
部4aを下方より保持する上面部6aと、ネジ部4bの
先端を受容する孔が形成された底部6bと、後述する押
圧面6c1 ,6c2 を有する押圧片6cとを有してい
る。この支持地板6はシャッタ地板1に植設された複数
本の支柱(そのうち2本が図2に符号8,9で示されて
いる)に取り付けられている。支持地板6には三つの立
曲部6dを介して上段部6eと下段部6fが設けられ、
詳細な説明は省略するがこれらの段部には多くのシャッ
タ構成部品が取り付けられている。後幕用シャッタ羽根
を走行させる後幕駆動レバー10は、ウォームホイール
5と同様、支持地板6の上段部6eとシャッタ地板1と
で支承された図示していない支軸に回転可能に軸支さ
れ、ウォームホイール5と後幕駆動レバー10の間には
前記支軸に巻回された後幕用駆動バネ11が張架されて
いる。又、図7には支持地板6の構成を分かり易くする
ためその要部だけを斜視図で示した。この図7におい
て、6gは支柱8の取付孔、6hはウォームホイール5
の支軸の取付孔、6iは支柱8よりも長さの短い図示し
ていない支柱の取付孔である。尚、図2に示した後幕用
駆動バネ11は、説明を省略した先幕用駆動バネとのバ
ランスを考慮しながらウォームホイール5を回動するこ
とによって、その強さが調整され、また幕速度を合わせ
ることができるようになる。
【0009】円筒状部材7は、ゴム等の弾性部材から成
っていて、図4(a)に示すように、小径の円筒部分7
aと大径の円筒部分7bとを有する断面略凸字状に成形
されている。円筒状部材7の内周面の径da は、ウォー
ム4の頭部4aの径db よりも小さく形成されていて、
同図(b)に示すように円筒状部材7が頭部4aに嵌装
された状態で、円筒状部材7の内周面は弾性材の収縮作
用により頭部4aに強固に密接するようになっている。
尚、この嵌装をより強固にするために、ウォーム4の頭
部の形状を円柱状ではなく多角柱若しくはそれに類する
形状とし、円筒状部材7の内周面をそれに対応した形状
としてもよい。
【0010】図5は支持地板6にウォーム4を取り付け
たときの、上面部6a及び押圧片6cと円筒状部材7と
の接触状態を示しており、同図(a)はその平面図、同
図(b)はその一部破断側面図である。図において、6
1 ,6c2 は夫々押圧片6cに形成された押圧面であ
り、これら押圧面は、押圧面6c1 が小径円筒部7aの
外周面に、また押圧面6c2 が小径円筒部7aと大径円
筒部7bとの段差面である大径円筒部7bの上面に夫々
圧接するように設けられている。
【0011】本実施例は、上記の如く構成されているか
ら、ウォーム4は、上面部6a及び底部6bにより、ネ
ジ部4bがウォームホイール5と噛み合う位置にガイド
され、かかる位置で頭部4aが円筒状部材7を介して押
圧面6c1 ,6c2 により押圧されつつ支持される。そ
して、円筒状部材7が弾性部材により形成されているた
め、ウォーム4が回動する際に押圧面6c1 ,6c2
これら押圧面と接する円筒状部材7の接触面との間に生
じる摩擦抵抗が増大し、かかる摩擦抵抗によりウォーム
4は回動し難くなって一定の位置に保持せしめられる。
従って、シャッタ作動時の衝撃によりウォーム4が振動
しても、上記押圧力及び摩擦抵抗によりウォーム4は定
位置に固定せしめられ、ウォームギヤの緩みの発生を防
止することができる。この場合、円筒状部材7の大径円
筒部7bの上面が、押圧面6c2により回転軸Oと平行
な方向に押圧されているので、ウォーム4の回動に対す
る抵抗力がより増大せしめられると共に、ウォーム4の
支持部材6からの抜けを防止することができる。
【0012】また、一般に、ウォームギヤの緩みは、シ
ャタ作動時にウォームを支持する地板が振動し、ウォー
ムがこれに追従しないことに起因するものと考えられ
る。本実施例によれば、ウォーム4は支持地板6と一体
の上面部6aと底面6bに支持されているので、たとえ
シャッタ作動時に強度の衝撃により支持地板6が振動し
たとしても、上面部6aと底面6bも一体的に振動し、
ウォーム4との相対位置関係を変える力は緩和される。
従って、ウォームギヤの緩みは生じることはなく、ウォ
ーム4を一定の位置に保持せしめ、これによりシャッタ
羽根の幕速を安定させることができる。
【0013】図6は、円筒状部材7を筒状に形成した他
の実施態様を示しており、この場合、支持部材6の押圧
片6cの形状も円筒状部材7の外周面に密接するように
形成される。尚、円筒状部材の材質としては、押圧片と
の間の摩擦抵抗を増大させる目的で、表面の摩擦係数が
大きい特性のものを利用することが好ましい。上述の実
施例では、他の部材との配置関係から小径部7aの軸方
向長さを短くして少しでも全高を抑えるようにしている
が、スペースに余裕がある場合には回転防止効果を高め
るため小径部7aの長さを長くして押圧面積を増やすよ
うにすれば良い。
【0014】
【発明の効果】上述の如く、本発明のウォームギヤの緩
み防止装置によれば、構造が簡単で組付けが容易である
と共に、強度の衝撃及び振動に対してもウォームギヤの
緩みを生じさせずに安定した幕速が得られ、露出ムラ,
秒時不良のない、超高速シャッタに対して効果的に対応
した高性能なシャッタ作動を実現させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のウォームギヤの緩み防止装置を取り付
けたフォーカルプレーンシャッタの正面図である。
【図2】本発明のウォームギヤの緩み防止装置を取り付
けたフォーカルプレーンシャッタの要部拡大側面図であ
る。
【図3】本発明にかかるウォームの外観図である。
【図4】(a)は本発明にかかる円筒状部材の一実施例
の外観図、(b)は円筒状部材をウォームに挿着した状
態を示す断面図である。
【図5】支持地板にウォームを取り付けたときの、支持
地板と円筒状部材との接触状態を示しており、(a)は
平面より見た図、(b)は側面より見た要部断面図であ
る。
【図6】(a)は本発明にかかる円筒状部材の他の実施
例の外観図、(b)は円筒状部材をウォームに挿着した
状態を示す断面図である。
【図7】本発明にかかる支持地板の要部斜視図である。
【符号の説明】
1 シャッタ地板 2 先幕用シャッタ羽根 3 シャッタ羽根駆動部 4 ウォーム 5 ウォームホイール 6 支持地板 7 円筒状部材 8,9 支柱 10 後幕駆動レバー 11 後幕用駆動バネ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウォームに弾性体より成る円筒状部材を
    挿着し、該円筒状部材の外周面を押圧部材により押圧す
    るようにしたシャッタ幕速調整用ウォームギヤの緩み防
    止装置。
  2. 【請求項2】 押圧部材としてウォームを支持する地板
    を用いるようにした、請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 円筒状部材は、小径の円筒部と大径の円
    筒部とを有する断面略凸字状に形成されていて、押圧部
    材により上記小径円筒部の外周面と上記大径円筒部の上
    面とを押圧するようにした、請求項1又は2に記載の装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020101702A (ja) * 2018-12-21 2020-07-02 キヤノン電子株式会社 羽根駆動装置

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JP2020101702A (ja) * 2018-12-21 2020-07-02 キヤノン電子株式会社 羽根駆動装置

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