JP2915534B2 - ワイヤ式レギュレータ - Google Patents
ワイヤ式レギュレータInfo
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- JP2915534B2 JP2915534B2 JP2259240A JP25924090A JP2915534B2 JP 2915534 B2 JP2915534 B2 JP 2915534B2 JP 2259240 A JP2259240 A JP 2259240A JP 25924090 A JP25924090 A JP 25924090A JP 2915534 B2 JP2915534 B2 JP 2915534B2
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- winding drum
- plate
- ratchet
- drum
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- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 71
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 7
- 239000005357 flat glass Substances 0.000 description 6
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 2
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
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- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
- Window Of Vehicle (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 「技術分野」 本発明は、例えば車両のウィンドガラスの昇降機構に
用いられるワイヤ式レギュレータに関する。
用いられるワイヤ式レギュレータに関する。
「従来技術およびその問題点」 ウィンドガラスの昇降機構の一種として知られるワイ
ヤ式ウィンドレギュレータは、ウィンドガラスを支持す
るスライダベースをガイドレールにより上下移動可能に
支持し、このスライダベースから上下方向に繰り出した
一対のワイヤを、ガイドレールの上下に設けたガイドロ
ーラ(ガイド部材)を経由させて、それぞれ巻取ドラム
に巻き付け、この巻取ドラムを回転駆動することによ
り、ウィンドガラスを昇降させるという基本構成を有す
る。
ヤ式ウィンドレギュレータは、ウィンドガラスを支持す
るスライダベースをガイドレールにより上下移動可能に
支持し、このスライダベースから上下方向に繰り出した
一対のワイヤを、ガイドレールの上下に設けたガイドロ
ーラ(ガイド部材)を経由させて、それぞれ巻取ドラム
に巻き付け、この巻取ドラムを回転駆動することによ
り、ウィンドガラスを昇降させるという基本構成を有す
る。
ところで、上記ワイヤ式ウィンドレギュレータ組立時
に、巻取ドラムに巻き付けるワイヤのたるみの除去作業
を簡略化させるため、次のことが考えられる。すなわ
ち、この巻取ドラムを、例えば互いに相対回転可能な主
巻取ドラムとラチェットプレートとに分割し、スライダ
ベースから上下方向に繰り出した一対のワイヤをそれぞ
れ主巻取ドラムとラチェットプレートにそれぞれ接続し
ておき、主巻取ドラムとラチェットプレートとを互いに
相対回転させることにより、たるみを除去するのであ
る。
に、巻取ドラムに巻き付けるワイヤのたるみの除去作業
を簡略化させるため、次のことが考えられる。すなわ
ち、この巻取ドラムを、例えば互いに相対回転可能な主
巻取ドラムとラチェットプレートとに分割し、スライダ
ベースから上下方向に繰り出した一対のワイヤをそれぞ
れ主巻取ドラムとラチェットプレートにそれぞれ接続し
ておき、主巻取ドラムとラチェットプレートとを互いに
相対回転させることにより、たるみを除去するのであ
る。
そしてこれを実現させようとすると、主巻取ドラムと
ラチェットプレートとの間に、一方向への相対回転のみ
を許容するラチェット歯による接合構造が必要となる。
しかしながら、主巻取ドラムとラチェットプレートとせ
れぞれに形成したラチェット歯の精度にバラツキがなけ
れば良いが、そうでない場合は、主巻取ドラムとラチェ
ットプレートとが適正に係合できず、両者間でガタが発
生する虞れがある。またこれを防ぐためにラチェット歯
の精度を追求すると、部品製造時の負担が大きくなっ
て、コストアップを招く虞れもある。
ラチェットプレートとの間に、一方向への相対回転のみ
を許容するラチェット歯による接合構造が必要となる。
しかしながら、主巻取ドラムとラチェットプレートとせ
れぞれに形成したラチェット歯の精度にバラツキがなけ
れば良いが、そうでない場合は、主巻取ドラムとラチェ
ットプレートとが適正に係合できず、両者間でガタが発
生する虞れがある。またこれを防ぐためにラチェット歯
の精度を追求すると、部品製造時の負担が大きくなっ
て、コストアップを招く虞れもある。
「発明の目的」 本発明は、このようなワイヤ式レギュレータの問題点
を解消し、組付け時のワイヤの巻付作業を簡略化させ、
ガタを発生させないワイヤ式レギュレータを得ることを
目的とする。
を解消し、組付け時のワイヤの巻付作業を簡略化させ、
ガタを発生させないワイヤ式レギュレータを得ることを
目的とする。
「発明の概要」 本発明は、同一の被駆動体に接続された一対のワイヤ
の先端部をそれぞれ巻取ドラムに巻回し、この巻取ドラ
ムを正逆に回転駆動することにより、上記被駆動体を駆
動するワイヤ式レギュレータにおいて、上記巻取ドラム
を、ラチェット歯を有する主巻取ドラムと、このラチェ
ット歯に噛み合うラチェット歯を有し、上記主巻取ドラ
ムに対するいずれか一方向の相対回転が可能なラチェッ
トプレートとに分割し、この主巻取ドラムとラチェット
プレートにそれぞれ、上記一対のワイヤの先端部の係止
部を設け、かつ上記主巻取ドラムとラチェットプレート
のラチェット歯は、このラチェットプレートが主巻取ド
ラムに対して相対回転を許さない歯面の係合状態におい
て、他方の歯面に隙間を生じさせるように構成したこと
特徴を有する。
の先端部をそれぞれ巻取ドラムに巻回し、この巻取ドラ
ムを正逆に回転駆動することにより、上記被駆動体を駆
動するワイヤ式レギュレータにおいて、上記巻取ドラム
を、ラチェット歯を有する主巻取ドラムと、このラチェ
ット歯に噛み合うラチェット歯を有し、上記主巻取ドラ
ムに対するいずれか一方向の相対回転が可能なラチェッ
トプレートとに分割し、この主巻取ドラムとラチェット
プレートにそれぞれ、上記一対のワイヤの先端部の係止
部を設け、かつ上記主巻取ドラムとラチェットプレート
のラチェット歯は、このラチェットプレートが主巻取ド
ラムに対して相対回転を許さない歯面の係合状態におい
て、他方の歯面に隙間を生じさせるように構成したこと
特徴を有する。
このワイヤ式レギュレータによると、主巻取ドラムと
ラチェットプレートをワイヤ巻取方向に相対回転させる
ことにより、ワイヤの巻取ドラムへの巻取、ワイヤ全長
の調整(ワイヤ遊びの除去)を簡単に行なうことができ
る。そして、ラチェットプレートが主巻取ドラムに対し
て相対回転できない歯面の係合状態において、他方の歯
面に隙間を生じているから、ラチェット歯にあまり高い
精度を要求しなくても寸法のバラツキは上記隙間で吸収
できるから、ガタを発生させることはない。
ラチェットプレートをワイヤ巻取方向に相対回転させる
ことにより、ワイヤの巻取ドラムへの巻取、ワイヤ全長
の調整(ワイヤ遊びの除去)を簡単に行なうことができ
る。そして、ラチェットプレートが主巻取ドラムに対し
て相対回転できない歯面の係合状態において、他方の歯
面に隙間を生じているから、ラチェット歯にあまり高い
精度を要求しなくても寸法のバラツキは上記隙間で吸収
できるから、ガタを発生させることはない。
「発明の実施例」 以下図示実施例について本発明を説明する。第11図は
ワイヤ式ウィンドレギュレータの全体構造を示すもの
で、ドア内の補強部材に固定されるガイドレール10に
は、スライダベース11が昇降自在に支持されている。こ
のスライダベース11には、図示しないウィンドガラスが
固定される。スライダベース11には、ガイドレール10に
沿って上下方向に延びるワイヤ12、13が固定されてお
り、このワイヤ12、13は、ガイドレール10の上下端部に
設けたガイド部材14、15により曲折ガイドされている。
ワイヤ12、13は、ガイド部材14、15を出た後ガイドケー
ブル16、17内に入り、ワイヤ式レギュレータ20に導かれ
ている。本発明は、このワイヤ式レギュレータ20に特徴
を有する。
ワイヤ式ウィンドレギュレータの全体構造を示すもの
で、ドア内の補強部材に固定されるガイドレール10に
は、スライダベース11が昇降自在に支持されている。こ
のスライダベース11には、図示しないウィンドガラスが
固定される。スライダベース11には、ガイドレール10に
沿って上下方向に延びるワイヤ12、13が固定されてお
り、このワイヤ12、13は、ガイドレール10の上下端部に
設けたガイド部材14、15により曲折ガイドされている。
ワイヤ12、13は、ガイド部材14、15を出た後ガイドケー
ブル16、17内に入り、ワイヤ式レギュレータ20に導かれ
ている。本発明は、このワイヤ式レギュレータ20に特徴
を有する。
ワイヤ式レギュレータ20は、第1図に示すように、ド
ア内の支持部材に固定されるハウジングケース21を有
し、このハウジングケース21に形成した筒状部21aに、
主巻取ドラム22Aとラチェットプレート22Bとからなる巻
取ドラム22が回転自在に支持されている。
ア内の支持部材に固定されるハウジングケース21を有
し、このハウジングケース21に形成した筒状部21aに、
主巻取ドラム22Aとラチェットプレート22Bとからなる巻
取ドラム22が回転自在に支持されている。
主巻取ドラム22Aは、第1図、および第3〜5図に示
すように、その上側の周面4に、螺旋状に連続したワイ
ヤ溝23を有し、フランジ24より下方の周面を、ブレーキ
機構25のばね保持面26としている。この主巻取ドラム22
Aの軸部には、ハンドルシャフト27を挿通する軸孔28、
その上方に回動支持孔50が穿けられている。
すように、その上側の周面4に、螺旋状に連続したワイ
ヤ溝23を有し、フランジ24より下方の周面を、ブレーキ
機構25のばね保持面26としている。この主巻取ドラム22
Aの軸部には、ハンドルシャフト27を挿通する軸孔28、
その上方に回動支持孔50が穿けられている。
主巻取ドラム22Aは、上方から見ると第3図のように
なっている。つまり、外周にドラム側接合面52を有して
おり、このドラム側接合面52の内周側に、ドラム側ラチ
ェット歯51を有している。またワイヤ溝23は、図の下方
から上方にかけて同寸法で形成されているが、最上端の
幅広ワイヤ溝53、つまりラチェットプレート22Bに隣接
する約一巻分の溝は、他のワイヤ溝23とはその幅が異な
る。すなわち幅広ワイヤ溝53は第4図に示すように、ワ
イヤ溝23を図の上方に向けて同幅で形成した場合に最上
端のワイヤ溝を構成する境界cを除去して、ワイヤ溝23
と同幅に形成されるべきこのワイヤ溝を除変させて幅広
にしている(第5〜7図)。これにより、上記的一巻分
のワイヤ12を主巻取ドラム22Aの上端に安定して保持す
ることができる。したがって組付け作業時等に、ラチェ
ットプレート22Bが主巻取ドラム22Aから離れた瞬間に、
上記約一巻分のワイヤ12が、ラチェットプレート22B側
に脱落する不具合を防止することができる。
なっている。つまり、外周にドラム側接合面52を有して
おり、このドラム側接合面52の内周側に、ドラム側ラチ
ェット歯51を有している。またワイヤ溝23は、図の下方
から上方にかけて同寸法で形成されているが、最上端の
幅広ワイヤ溝53、つまりラチェットプレート22Bに隣接
する約一巻分の溝は、他のワイヤ溝23とはその幅が異な
る。すなわち幅広ワイヤ溝53は第4図に示すように、ワ
イヤ溝23を図の上方に向けて同幅で形成した場合に最上
端のワイヤ溝を構成する境界cを除去して、ワイヤ溝23
と同幅に形成されるべきこのワイヤ溝を除変させて幅広
にしている(第5〜7図)。これにより、上記的一巻分
のワイヤ12を主巻取ドラム22Aの上端に安定して保持す
ることができる。したがって組付け作業時等に、ラチェ
ットプレート22Bが主巻取ドラム22Aから離れた瞬間に、
上記約一巻分のワイヤ12が、ラチェットプレート22B側
に脱落する不具合を防止することができる。
ラチェットプレート22Bは、第1図および第8〜10図
に示すように、円盤部54を有しており、この円盤部54に
は、上下に突出するラチェットプレート突出部56と回動
軸部55が形成されている。そしてラチェットプレート22
Bは、主巻取ドラム22Aの回動支持孔50に、回動軸部55を
相対回転自在に嵌合している。ラチェットプレート22B
は、円盤部54の外周縁裏面に巻取部57を有し、この巻取
部57より内周側の裏面に、主巻取ドラム22Aのドラム側
接合面52と接合するプレート側接合面59を有している。
ラチェットプレート22Bの裏面における、プレート側接
合面59のさらに内周側には、プレート側ラチェット歯60
が形成されている。
に示すように、円盤部54を有しており、この円盤部54に
は、上下に突出するラチェットプレート突出部56と回動
軸部55が形成されている。そしてラチェットプレート22
Bは、主巻取ドラム22Aの回動支持孔50に、回動軸部55を
相対回転自在に嵌合している。ラチェットプレート22B
は、円盤部54の外周縁裏面に巻取部57を有し、この巻取
部57より内周側の裏面に、主巻取ドラム22Aのドラム側
接合面52と接合するプレート側接合面59を有している。
ラチェットプレート22Bの裏面における、プレート側接
合面59のさらに内周側には、プレート側ラチェット歯60
が形成されている。
第2図に示すように、ドラム側ラチェット歯51とプレ
ート側ラチェット歯60は、それぞれ回転対称たる鋸歯状
に形成され、そのピッチはドラム柄ラチェット歯51もプ
レート側ラチェット歯60も同じに構成されている。ドラ
ム側接合面52は、ドラム側ラチェット歯51の先端と同一
平面に位置するように構成されている。またプレート側
ラチェット歯60は、プレート側接合面59と同一面より下
方に突出するように形成されている。ドラム側接合面52
にプレート側接合面59を接合させ、プレート側ラチェッ
ト歯60をドラム側ラチェット歯51に噛み合わせた(各背
面60Bと背面51Bとを係合させた)状態で、プレート側ラ
チェット歯60の底部60Aはドラム側ラチェット歯51の先
端とaだけ隙間が開くように設定されている。この状態
において、プレート側ラチェット歯60の傾斜面60Cとド
ラム側ラチェット歯51の傾斜面51Cとはbだけ隙間が開
くように設定されている。
ート側ラチェット歯60は、それぞれ回転対称たる鋸歯状
に形成され、そのピッチはドラム柄ラチェット歯51もプ
レート側ラチェット歯60も同じに構成されている。ドラ
ム側接合面52は、ドラム側ラチェット歯51の先端と同一
平面に位置するように構成されている。またプレート側
ラチェット歯60は、プレート側接合面59と同一面より下
方に突出するように形成されている。ドラム側接合面52
にプレート側接合面59を接合させ、プレート側ラチェッ
ト歯60をドラム側ラチェット歯51に噛み合わせた(各背
面60Bと背面51Bとを係合させた)状態で、プレート側ラ
チェット歯60の底部60Aはドラム側ラチェット歯51の先
端とaだけ隙間が開くように設定されている。この状態
において、プレート側ラチェット歯60の傾斜面60Cとド
ラム側ラチェット歯51の傾斜面51Cとはbだけ隙間が開
くように設定されている。
ラチェットプレート22Bの巻取部57と、主巻取ドラム2
2Aには、それぞれワイヤ13と12の一方と他方の先端部が
係止される。ワイヤ12と13の先端には、第12図に示すよ
うに、係止駒12eと13eが固定されており、主巻取ドラム
22Aに係止駒12eが、ラチェットプレート22Bに係止駒13e
がそれぞれ係止される。これによりワイヤ12と13は、そ
れぞれ巻取ドラム22をいずれか一方に回転駆動したと
き、一方が巻き取られ他方が繰り出される関係で、巻取
ドラム22に巻き付けられる。
2Aには、それぞれワイヤ13と12の一方と他方の先端部が
係止される。ワイヤ12と13の先端には、第12図に示すよ
うに、係止駒12eと13eが固定されており、主巻取ドラム
22Aに係止駒12eが、ラチェットプレート22Bに係止駒13e
がそれぞれ係止される。これによりワイヤ12と13は、そ
れぞれ巻取ドラム22をいずれか一方に回転駆動したと
き、一方が巻き取られ他方が繰り出される関係で、巻取
ドラム22に巻き付けられる。
ハンドルシャフト27は、手動または電動の回転駆動機
構に接続できるようになっている。ブレーキ機構25は、
ハンドルシャフト27に回転力が与えられた場合にはその
回転を主巻取ドラム22Aに伝達し、主巻取ドラム22A側に
加わる回動力によってはハンドルシャフト27を回転させ
ない周知の機構である。この機構は、本発明の要旨に関
係がないので、詳細な説明を省略するが、基本的には、
主巻取ドラム22A側が回動しようとすると、ブレーキス
プリング38が拡径してベースプレート39に密着し、ハン
ドルシャフト27が回動しようとすると、ブレーキスプリ
ング38が縮径してベースプレート39との摩擦を解き、主
巻取ドラム22Aの回動を許容するものである。
構に接続できるようになっている。ブレーキ機構25は、
ハンドルシャフト27に回転力が与えられた場合にはその
回転を主巻取ドラム22Aに伝達し、主巻取ドラム22A側に
加わる回動力によってはハンドルシャフト27を回転させ
ない周知の機構である。この機構は、本発明の要旨に関
係がないので、詳細な説明を省略するが、基本的には、
主巻取ドラム22A側が回動しようとすると、ブレーキス
プリング38が拡径してベースプレート39に密着し、ハン
ドルシャフト27が回動しようとすると、ブレーキスプリ
ング38が縮径してベースプレート39との摩擦を解き、主
巻取ドラム22Aの回動を許容するものである。
第1図のバランススプリング45は、本発明装置による
ワイヤの巻付(長さの調節)の後、ラチェットプレート
22Bのラチェットプレート突出部56(ハンドルシャフト2
7)に装着されるもので、被駆動体(この例ではウィン
ドガラス)の重量を相殺し、上昇下降の操作力をほぼ等
しくする作用をする。
ワイヤの巻付(長さの調節)の後、ラチェットプレート
22Bのラチェットプレート突出部56(ハンドルシャフト2
7)に装着されるもので、被駆動体(この例ではウィン
ドガラス)の重量を相殺し、上昇下降の操作力をほぼ等
しくする作用をする。
上記構成のワイヤ式レギュレータ20は、従来品と異な
り、第11図のガイドレール10の上下に、予めガイド部材
14、15を固定し、これにワイヤ12、13をガイドさせると
ともに、スライダベース11を、ガイドレール10の最上方
に上げる。ワイヤ式レギュレータ20のバランススプリン
グ45およびそのスプリングケース46は、外しておく。ス
ライダベース11を最上方に上げた状態は、下方のワイヤ
13が、巻取ドラム22から最も繰り出される状態であり、
この状態のワイヤ13の先端部の係止駒13eをラチェット
プレート22Bにできるだけたるみなく係止する。他方上
方のワイヤ12は、最もたるんだ状態にある。
り、第11図のガイドレール10の上下に、予めガイド部材
14、15を固定し、これにワイヤ12、13をガイドさせると
ともに、スライダベース11を、ガイドレール10の最上方
に上げる。ワイヤ式レギュレータ20のバランススプリン
グ45およびそのスプリングケース46は、外しておく。ス
ライダベース11を最上方に上げた状態は、下方のワイヤ
13が、巻取ドラム22から最も繰り出される状態であり、
この状態のワイヤ13の先端部の係止駒13eをラチェット
プレート22Bにできるだけたるみなく係止する。他方上
方のワイヤ12は、最もたるんだ状態にある。
この状態において、ラチェットプレート22Bを例えば
適当な治具を用いて固定し、次に、ハンドルシャフト27
を介して、主巻取ドラム22Aをワイヤ12を巻き取る方向
(例えば第2図の矢印A方向)に回動させる。すると、
主巻取ドラム22Aがラチェットプレート22Bに対して回動
するから、鋸歯状のプレート側ラチェット歯60の傾斜60
Cに沿って、ドラム側ラチェット歯51がせり上がり、プ
レート側ラチェット歯60を一山越えて次の歯と噛み合
い、これを繰り返して主巻取ドラム22Aが回動する。
適当な治具を用いて固定し、次に、ハンドルシャフト27
を介して、主巻取ドラム22Aをワイヤ12を巻き取る方向
(例えば第2図の矢印A方向)に回動させる。すると、
主巻取ドラム22Aがラチェットプレート22Bに対して回動
するから、鋸歯状のプレート側ラチェット歯60の傾斜60
Cに沿って、ドラム側ラチェット歯51がせり上がり、プ
レート側ラチェット歯60を一山越えて次の歯と噛み合
い、これを繰り返して主巻取ドラム22Aが回動する。
これにより、主巻取ドラム22Aは、固定状態のラチェ
ットプレート22Bに対して相対回転する。したがって、
ワイヤ12は外周のワイヤ溝23に巻かれているとき、最終
的にはワイヤ12のたるみが完全に取られる。このとき、
ワイヤ溝23の上端部に巻かれるワイヤ12は、主巻取ドラ
ム22A上端の幅広ワイヤ溝53に、余裕を持って巻かれ
る。このため、主巻取ドラム22Aの回動時に、ワイヤ12
がワイヤ溝23から外れて、回動時に瞬間的に離れるラチ
ェットプレート22Bと主巻取ドラム22Aとの間隙に挟み込
まれることはない。
ットプレート22Bに対して相対回転する。したがって、
ワイヤ12は外周のワイヤ溝23に巻かれているとき、最終
的にはワイヤ12のたるみが完全に取られる。このとき、
ワイヤ溝23の上端部に巻かれるワイヤ12は、主巻取ドラ
ム22A上端の幅広ワイヤ溝53に、余裕を持って巻かれ
る。このため、主巻取ドラム22Aの回動時に、ワイヤ12
がワイヤ溝23から外れて、回動時に瞬間的に離れるラチ
ェットプレート22Bと主巻取ドラム22Aとの間隙に挟み込
まれることはない。
そして、ワイヤ12を完全に巻き付けてたるみを取った
後、ハンドルシャフト27へ加えていた回動力を開放する
と、主巻取ドラム22Aは、矢印Aと反対のB方向に回動
しようとする。しかし、主巻取ドラム22Aが矢印B方向
に回動しようとすると、ドラム側ラチェット歯51の背面
51Bがプレート側ラチェット歯60の背面60Bと係合するか
ら、ドラム側ラチェット歯51とプレート側ラチェット歯
60とが完全に噛み合う。この結果、主巻取ドラム22Aの
ラチェットプレート22Bに対する相対回転は阻止され、
ワイヤ12の緩みは防止される。
後、ハンドルシャフト27へ加えていた回動力を開放する
と、主巻取ドラム22Aは、矢印Aと反対のB方向に回動
しようとする。しかし、主巻取ドラム22Aが矢印B方向
に回動しようとすると、ドラム側ラチェット歯51の背面
51Bがプレート側ラチェット歯60の背面60Bと係合するか
ら、ドラム側ラチェット歯51とプレート側ラチェット歯
60とが完全に噛み合う。この結果、主巻取ドラム22Aの
ラチェットプレート22Bに対する相対回転は阻止され、
ワイヤ12の緩みは防止される。
以上のたるみ取りが終了したら、バランススプリング
45の中心をラチェットプレート突出部56の先端のスリッ
ト62に挿入し、バランススプリング45による適当なバラ
ンス回転力をハンドルシャフト27(主巻取ドラム22A)
に与えた状態で、スプリングケース46をハウジングケー
ス21に固定する。
45の中心をラチェットプレート突出部56の先端のスリッ
ト62に挿入し、バランススプリング45による適当なバラ
ンス回転力をハンドルシャフト27(主巻取ドラム22A)
に与えた状態で、スプリングケース46をハウジングケー
ス21に固定する。
組立終了状態ではそのまま維持されるから、以後、ラ
チェットプレート突出部56を正逆に回転させると、主巻
取ドラム22Aとラチェットプレート22Bは常に一体に回動
して、ワイヤ12と13を一方では巻き取り、他方では繰り
出すこととなる。
チェットプレート突出部56を正逆に回転させると、主巻
取ドラム22Aとラチェットプレート22Bは常に一体に回動
して、ワイヤ12と13を一方では巻き取り、他方では繰り
出すこととなる。
同組立終了状態では、ドラム側接合面52とプレート側
接合面59と接合させた状態において、ドラム側接合面52
の底部60Aに対してドラム側ラチェット歯51の先端が隙
間aを有し、プレート側ラチェット歯60の傾斜面60Cと
ドラム側ラチェット歯51の傾斜面51Cとが隙間bを有し
ているので、仮にプレート側ラチェット歯60又はドラム
側ラチェット歯51の精度に多少のバラツキがあっても、
このバラツキを、隙間a、bによって吸収させることが
できる。したがって、ラチェット歯51、60にあまり高い
精度を要求しなくても良いから、製品製造時の負担を減
少させることができる。
接合面59と接合させた状態において、ドラム側接合面52
の底部60Aに対してドラム側ラチェット歯51の先端が隙
間aを有し、プレート側ラチェット歯60の傾斜面60Cと
ドラム側ラチェット歯51の傾斜面51Cとが隙間bを有し
ているので、仮にプレート側ラチェット歯60又はドラム
側ラチェット歯51の精度に多少のバラツキがあっても、
このバラツキを、隙間a、bによって吸収させることが
できる。したがって、ラチェット歯51、60にあまり高い
精度を要求しなくても良いから、製品製造時の負担を減
少させることができる。
以上の実施例では、ラチェットプレート22Bを固定し
て主巻取ドラム22Aを回動させることにより、ワイヤ12
のたるみ取りを行なったが、この関係は逆でも良い。
て主巻取ドラム22Aを回動させることにより、ワイヤ12
のたるみ取りを行なったが、この関係は逆でも良い。
また本実施例では、主巻取ドラム22Aのドラム側ラチ
ェット歯51を後退させてドラム側接合面52と同一平面上
に位置させることにより、プレート側ラチェット歯60の
傾斜面60Cとの間に隙間bを生じさせていたが、この関
係は逆でも良い。つまり、プレート側ラチェット歯60を
後退させてプレート側接合面59と同一平面上に位置さ
せ、ドラム側ラチェット歯51をドラム側接合面52から突
出させて、同様に隙間bを生じさせるようにすれば良
い。
ェット歯51を後退させてドラム側接合面52と同一平面上
に位置させることにより、プレート側ラチェット歯60の
傾斜面60Cとの間に隙間bを生じさせていたが、この関
係は逆でも良い。つまり、プレート側ラチェット歯60を
後退させてプレート側接合面59と同一平面上に位置さ
せ、ドラム側ラチェット歯51をドラム側接合面52から突
出させて、同様に隙間bを生じさせるようにすれば良
い。
「発明の効果」 以上のように本発明のワイヤ式レギュレータは、主巻
取ドラムとラチェットプレートを相対回転させることに
より、巻き付けるべきワイヤのたるみを容易に取ること
ができる。そして、歯面精度のバラツキは、両者間の隙
間によって簡単に吸収させることができるから、ラチェ
ット歯製造時の負担を減少させることができ、これに伴
うコストダウンも図ることができる。
取ドラムとラチェットプレートを相対回転させることに
より、巻き付けるべきワイヤのたるみを容易に取ること
ができる。そして、歯面精度のバラツキは、両者間の隙
間によって簡単に吸収させることができるから、ラチェ
ット歯製造時の負担を減少させることができ、これに伴
うコストダウンも図ることができる。
【図面の簡単な説明】 図は本発明を適用したワイヤ式ウィンドレギュレータの
実施例を示すもので、 第1図は、第11図のI−I線に沿う断面図、 第2図は、主巻取ドラム側とラチェットプレート側それ
ぞれのラチェット歯を噛み合わせた状態を示す要部の拡
大断面図、 第3〜5図は主巻取ドラムを示し、第3図はその平面
図、第4図はその正面図、第5図はその断面図、 第6図は、主巻取ドラムの幅広ワイヤ溝を示す断面図、 第7図は、主巻取ドラムのワイヤ溝を示す断面図、 第8〜10図はラチェットプレートを示し、第8図はその
底面図、第9図はその平面図、第10図はその正面断面
図、 第11図は、ワイヤ式ウィンドレギュレータ全体の正面
図、 第12図は、ワイヤの先端部形状例を示す斜視図である。 10……ガイドレール、11……スライダベース、12,13…
…ワイヤ、12e,13e……係止駒、14,15……ガイド部材、
16,17……ガイドケーブル、20……ワイヤ式レギュレー
タ、21……ハウジングケース、21a……筒状部、22……
巻取ドラム、22A……主巻取ドラム、22B……ラチェット
プレート、23……ワイヤ溝、25……ブレーキ機構、27…
…ハンドルシャフト、39……ベースプレート、45……バ
ランススプリング、46……スプリングケース、50……回
動支持孔、51……ドラム側ラチェット歯、52……ドラム
側接合面、53……幅広ワイヤ溝、54……円盤部、55……
回動軸部、56……ラチェットプレート突出部、57……巻
取部(係止部)、59……プレート側接合面、60……プレ
ート側ラチェット歯。
実施例を示すもので、 第1図は、第11図のI−I線に沿う断面図、 第2図は、主巻取ドラム側とラチェットプレート側それ
ぞれのラチェット歯を噛み合わせた状態を示す要部の拡
大断面図、 第3〜5図は主巻取ドラムを示し、第3図はその平面
図、第4図はその正面図、第5図はその断面図、 第6図は、主巻取ドラムの幅広ワイヤ溝を示す断面図、 第7図は、主巻取ドラムのワイヤ溝を示す断面図、 第8〜10図はラチェットプレートを示し、第8図はその
底面図、第9図はその平面図、第10図はその正面断面
図、 第11図は、ワイヤ式ウィンドレギュレータ全体の正面
図、 第12図は、ワイヤの先端部形状例を示す斜視図である。 10……ガイドレール、11……スライダベース、12,13…
…ワイヤ、12e,13e……係止駒、14,15……ガイド部材、
16,17……ガイドケーブル、20……ワイヤ式レギュレー
タ、21……ハウジングケース、21a……筒状部、22……
巻取ドラム、22A……主巻取ドラム、22B……ラチェット
プレート、23……ワイヤ溝、25……ブレーキ機構、27…
…ハンドルシャフト、39……ベースプレート、45……バ
ランススプリング、46……スプリングケース、50……回
動支持孔、51……ドラム側ラチェット歯、52……ドラム
側接合面、53……幅広ワイヤ溝、54……円盤部、55……
回動軸部、56……ラチェットプレート突出部、57……巻
取部(係止部)、59……プレート側接合面、60……プレ
ート側ラチェット歯。
Claims (1)
- 【請求項1】同一の被駆動体に接続された一対のワイヤ
の先端部をそれぞれ巻取ドラムに巻回し、この巻取ドラ
ムを正逆に回転駆動することにより、上記被駆動体を駆
動するワイヤ式レギュレータにおいて、 上記巻取ドラムを、ラチェット歯を有する主巻取ドラム
と、このラチェット歯に噛み合うラチェット歯を有し、
上記主巻取ドラムに対するいずれか一方向の相対回転が
可能なラチェットプレートとに分割し、 この主巻取ドラムとラチェットプレートにそれぞれ、上
記一対のワイヤの先端部の係止部を設け、 かつ上記主巻取ドラムとラチェットプレートのラチェッ
ト歯は、このラチェットプレートが主巻取ドラムに対し
て相対回転を許さない歯面の係合状態において、他方の
歯面に隙間を生じさせるように構成したことを特徴とす
るワイヤ式レギュレータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2259240A JP2915534B2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | ワイヤ式レギュレータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2259240A JP2915534B2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | ワイヤ式レギュレータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04140387A JPH04140387A (ja) | 1992-05-14 |
| JP2915534B2 true JP2915534B2 (ja) | 1999-07-05 |
Family
ID=17331357
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2259240A Expired - Lifetime JP2915534B2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | ワイヤ式レギュレータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2915534B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7059085B1 (en) * | 1998-07-09 | 2006-06-13 | Meritor Light Vehicle Systems France, Llc | Vehicle window arrangement having an angled opening for inserting a cable end during assembly |
-
1990
- 1990-09-28 JP JP2259240A patent/JP2915534B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04140387A (ja) | 1992-05-14 |
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Legal Events
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