JPH06309178A - 割込処理コードによって割込みを処理するための方法およびコンピュータシステム - Google Patents
割込処理コードによって割込みを処理するための方法およびコンピュータシステムInfo
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Abstract
間とを短縮する。 【構成】 割込みを不能化して実行される割込ハンドラ
による割込処理を高速にするため、コンピュータシステ
ム110内の1以上のプロセッサレジスタを、割込みを
不能化して実行されるソフトウエアの専用にするための
予備とする。高水準言語によって割込処理コードを書く
ことができ、コンパイラの生成するコードが非予備レジ
スタ144.2を用いるならば、これらは割込処理コー
ドの呼び出し前に割込ハンドラによって予備のレジスタ
144.1の中に退避される。割込処理コードの実行
後、割込ハンドラは予備のレジスタから非予備レジスタ
を復元する。非予備レジスタをメモリではなく予備のレ
ジスタの中に退避することで割込処理のスピードが向上
する。
Description
の対象となっている資料を含む。著作権所有者は、それ
が特許商標庁の特許のファイルまたは記録に掲載されて
いるとおりのものである限りは、何者によってであろう
と特許文書または特許の開示をコピーで再現されること
には全く異存はないが、他の場合には一切の著作権を留
保する。
し、より特定的にはコンピュータシステム内における割
込処理に関する。
コンピュータメモリ内に記憶されるソフトウエアを実行
するプロセッサを含む。割込みが起こると、そのプロセ
ッサは割込ハンドラと呼ばれるソフトウエアを実行す
る。割込みが起こった際には通常、コンピュータシステ
ムのハードウエアおよび/または割込ハンドラが、割込
ハンドラによって破壊されてしまう可能性のあるプロセ
ッサレジスタを退避する。なぜならこれらのレジスタは
被割込プログラムにとって必要かもしれないからであ
る。汎用レジスタ、すなわち算術演算/または論理演算
によって直接変更され得るレジスタは、メモリ内に退避
される。
ラおよび/またはシステムハードウエアは、退避されて
いたレジスタを復元する。
が増大する。この割込みの待ち時間とは、システムが割
込みを受ける瞬間と割込処理コードの実行の開始との間
に経過する時間として定義されるものである。割込処理
コードとは、割込ハンドラにおいてレジスタの退避およ
び復元に関係のない部分である。システムのスピードを
増すためには、割込み待ち時間を改善し、かつ割込処理
の終わりでのレジスタの復元時間をも改善する(すなわ
ち低減する)ことが望ましい。割込み待ち時間とレジス
タの復元時間とを改善することは、特に割込みを不能化
して実行される割込ハンドラには重要であるが、これは
そのような割込ハンドラが実行されている間には他の割
込みが見逃されてしまうかもしれないからである。
かつレジスタ復元時間が低減された割込処理技術を提供
することが望ましい。汎用レジスタを回避したり復元し
たりするには、メモリアクセスが必要であり、かつメモ
リアクセスには比較的長い時間がかかるため、汎用レジ
スタの処理の効率を高めることが特に望ましい。さら
に、コードを高水準言語で書くことでコンピュータシス
テムの開発と保守とが容易となるので、割込処理技術は
割込処理コードの少なくとも一部を高水準言語で書くの
に適しているべきである。
て、短い割込み待ち時間と短いレジスタ復元時間とを得
ることができるようにする、割込処理技術を提供する。
これらの技術は、いくつかの実施例において、割込処理
コードを高水準言語で書くのに適するものである。
例において、割込みを不能化して実行されるコードのた
めにいくつかの汎用レジスタを予備としておくことによ
って達成される。したがって、割込みを不能化して実行
される割込ハンドラは、予備としておかれた汎用レジス
タを、退避することなく用いてもよい。
かの汎用レジスタを用いる場合、割込ハンドラはメモリ
の中ではなく、予備としておかれたレジスタの中に、予
備とされていないレジスタを退避する。レジスタのアク
セスは典型的にはメモリアクセスよりも速いため、割込
み待ち時間は改善される。予備としておかれたレジスタ
から予備とされていないレジスタを復元することは、メ
モリから復元するよりも速いので、レジスタ復元時間も
改善される。
割込処理コードを高水準言語で書くのに適している。高
水準言語コンパイラが予備とされていないレジスタを用
いるコードを発生する場合、割込ハンドラは割込処理コ
ードを呼び出す前に、予備とされていないレジスタを予
備としておかれたレジスタの中に退避する。
り説明する。この発明は、前掲の特許請求の範囲によっ
て規定されるものである。
と短いレジスタ復元時間とを提供するコンピュータシス
テム110を示す。プロセッサ114およびメモリ12
0はインタフェース124によって接続される。いくつ
かの実施例では、インタフェース124はプロセッサお
よびメモリのそれぞれのアドレス、データ、および制御
ポートを接続する導線の集まりである。他の実施例で
は、インタフェース124はメモリ制御装置、アドレス
ラッチ、データバッファ、および/または当該技術分野
において知られている他の回路を含む。
の部品で形成され、または集積回路の中に埋め込まれ
る。いくつかの実施例では、プロセッサ114はAm2
9000(商標)タイプ、またはAm29050(商
標)タイプのRISCマイクロプロセッサ、もしくは2
9K(商標)ファミリの他の何らかのプロセッサであっ
て、それらのプロセッサは、カリォルニア州、サニィベ
イル(Sunnyvale,Calfornia )のアドバンスト・マイク
ロ・ディバイシズ・インコーポレイテッド(Advanced M
icro Devices,Inc. )から入手可能である。
込ハンドラ140を含むソフトウエアを記憶する。ソフ
トウエアはプロセッサ114によって実行される。
専用レジスタ148とを含む。プロセッサ114は汎用
レジスタ144の内容に対し、直接に算術演算および/
または論理演算を行なうことができる。
定の機能のために、制御およびデータを提供する。Am
29050タイプのプロセッサでは、専用レジスタはた
とえば、いくつかの算術演算および論理演算の結果につ
いての情報を含むALUステータスレジスタを含む。レ
ジスタ148はまた、現在実行されているプロセスと関
連の制御情報を含むカレントプロセッサステータスレジ
スタ148.1をも含む。『Am29050マイクロプ
ロセッサユーザマニュアル(Am29050 Microprocessor U
ser's Manual)』(アドバンスト・マイクロ・ディバイ
シズ・インコーポレイテッド、1991年)を参照され
たく、これはここでは引用により援用される。また、
『RISC Design−Made−EasySMアプ
リケーションガイド(RISC Design-Made-Easy SM Appli
cation Guide)』(アドバンスト・マイクロ・ディバイ
シズ・インコーポレイテッド、1992年)をも参照さ
れたく、これもまたここで引用により援用される。
し直接に算術演算および論理演算を行なうことはしな
い。これらのレジスタはデータ移動のみによってアクセ
スされる。たとえば、専用レジスタに汎用レジスタ14
4から書込むことができる。
プロセッサのハードウエアは割込みが起こったとき専用
レジスタ148を退避しない。ハードウエアは、しかし
ながらカレントプロセッサステータスレジスタ148.
1内にFZ(フリーズ)ビットをセットすることによっ
て専用レジスタを凍結する。割込ハンドラが何らかの専
用レジスタを用いる場合、割込ハンドラはFZビットを
リセットする前にそのようなレジスタの内容を退避す
る。
ジスタ148も使用せず、これらのハンドラは完全にフ
リーズモードで(すなわちFZビットがセットされた状
態で)実行することができる。これらのハンドラはいか
なる専用レジスタも退避しないので、割込み待ち時間と
レジスタ復元時間とが改善される。
タ144を用いる。これらのレジスタが被割込プログラ
ムによって用いられるならば、その内容は割込ハンドラ
によって退避される必要がある。
善するため、コンピュータシステム110は1以上の汎
用レジスタ144.1を、割込みが不能化された状態で
実行されるソフトウエアの専用とするために予備として
おく。これは、192個の汎用レジスタを有するAm2
9050タイプのプロセッサを含む、多数の汎用レジス
タを有するプロセッサについて実用的である。前述の
『Am29050マイクロプロセッサユーザマニュア
ル』を参照されたい。多くの割込ハンドラが割込みを不
能化された状態で実行され、そのような割込ハンドラは
予備としておかれたレジスタ144.1を退避すること
なく用いることができる。その結果割込み待ち時間が改
善される。割込ハンドラが予備としておかれたレジスタ
のみを用いるならば、レジスタ復元時間は0まで低減さ
れる。
るいくつかの実施例では、レジスタ144.1は17個
の汎用レジスタGR64からGR80である。
言語で書かれたならば、割込処理コードは高水準言語コ
ンパイラによって割り当てられたレジスタをすべて用い
るだろう。コンパイラが予備とされていないレジスタ1
44.2を割り当てるならば、その場合割込ハンドラは
割込処理コードを呼び出す前に、割り当てられた予備と
されていないレジスタをレジスタ144.1内に退避す
る。退避されたレジスタは、割込処理コードが実行され
た後でレジスタ144.1から復元される。レジスタを
メモリの中ではなく予備としておかれたレジスタ14
4.1の中に退避することによって、割込み待ち時間と
レジスタ復元時間とが改善される。
144.2を退避する割込ハンドラ140のブロック図
を含む。図2と図3とは割込ハンドラ140をインスト
ールするAm29050アセンブリ言語マクロを示す。
図4(補遺A)は割込ハンドラ140によって呼び出さ
れたC言語の割込処理コードを示す。
40は割込処理コードによって用いられるレジスタ14
4.2を退避する。レジスタ144.1はAm2905
0タイプのプロセッサのレジスタGR64からGR80
である。レジスタ144.2はAm29050のレジス
タGR1およびGR81からGR255である。レジス
タGR1およびGR81からGR95は主にオペレーテ
ィングシステムによる特別な用途のために予備としてお
かれる。前述の『RISC Design−Made−
Easy』の第1頁を参照されたい。システムコンパイ
ラは汎用レジスタGR96からGR255のみを使用す
るコードを生成するようになっている。コンパイラは生
成コードのためのレジスタの割り当てをレジスタGR9
6から開始し、レジスタ番号の順に、つまりGR96、
GR97…というふうに進んでいく。
ジスタGR65からGR80のそれぞれの中にレジスタ
GR96からGR111を退避する。割込ハンドラはレ
ジスタGR64の中に、レジスタGR128からGR2
55の1つであるレジスタLR0を退避する。レジスタ
LR0のレジスタ番号は、前述の『Am29050マイ
クロプロセッサユーザマニュアル』第7節1.1.3で
説明されるようにレジスタGR1によって決定される。
から111のすべてを使用するというわけではないと
き、いくつかの場合では、割込ハンドラは以下で説明す
るようにこれらのレジスタをすべて退避することはしな
い。コンパイラ生成コードがGR96から111以外の
汎用レジスタを用いるならば、これらのレジスタはメモ
リ120の中に退避される。メモリの中にレジスタを退
避するためのコードは示されていない。
ンパイラ生成コードではどの汎用レジスタが用いられる
のかが、決定される。この決定はコンパイラによって生
成される生成コードのアセンブリ言語リストを調べるこ
とによって行なわれる。補遺A(図4)の割込処理コー
ドのためのリストは補遺B(図5、図6)で示される。
補遺Bのリストが示すのは、レジスタGR98、GR9
7、およびGR96のみである。
レジスタが決定されると、割込ハンドラへのエントリ点
が以下のように設定される。ステップ140.1(図2
および3)における各「add」命令は、レジスタGR
111からGR97、LR0、GR96の1つを(この
順に)退避する移動命令である。エントリ点の設定は、
生成コードで用いられるレジスタの最も大きい番号より
も大きい番号の付いたレジスタは退避しないように行な
われる。したがって補遺Aについては、エントリ点はレ
ジスタGR98、GR97、GR96、およびLR0の
みを退避するように命令「add gr67,gr9
8,0」に設定される。エントリ点は「nregs」パ
ラメータにより、図2および3のマクロに設定される。
(補遺Aにおいてはnregs=3…補遺Aの最終文を
参照のこと) マクロはその後、割込ハンドラをインストールするため
に呼び出される。
d gr65,gr96,0」である。この「add」
命令は図2では命令「calli」の後に現れるにもか
かわらず、この「add」命令は「calli」の完了
前に実行される。Am29050タイプのプロセッサで
は、「calli」命令に続く命令は、「calli」
命令の完了前に実行される。
メータ「C handler」によって識別されるルー
チンを呼び出すことにより、ステップ140.2でC言
語の割込処理コードが呼び出される。割込処理コードは
割込みが不能化された状態で実行される。
たレジスタ144.2がレジスタ144.1から復元さ
れる。ステップ140.3における最初の命令、すなわ
ち「jmp」が、レジスタ復元コードにおける「ad
d」命令に制御を移し、ステップ140.1で退避され
ていたレジスタのみが復元されるようにする。
らのリターンが行なわれる。上述の割込処理技術によっ
て、割込処理コードを高水準言語で書くことができ、そ
れによりソフトウエアの開発および保守を容易にするこ
とができるようになる。
てきたが、それ以外の実施例および変形もこの発明の範
囲内にあるものである。特に、この発明は、プロセッサ
のタイプ、またはいかなる特定のコンピュータ言語によ
っても限定されるものではない。いくつかの実施例で
は、レジスタ144.1のうち1以上が汎用でないレジ
スタである。その他の実施例および変形は前述の特許請
求の範囲によって規定されるこの発明の範囲内にある。
ク図である。
るためのアセンブリ言語のマクロを示す図である。
るためのアセンブリ言語のマクロを示す図である。
図である。
語リストを示す図である。
語リストを示す図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 割込を不能化して実行されるコンピュー
タコードによって用いるために予備としておかれる1以
上のレジスタのセットS1と、 1以上の汎用レジスタのセットS2とを含む、プロセッ
サを含むコンピュータシステムにおいて、 前記セットS2の1以上の汎用レジスタを上書きする命
令を含む割込処理コードによって割込みを処理するため
の方法であって、 前記セットS1における1以上のレジスタの中に、前記
割込処理コードによって上書きされ得る1以上の汎用レ
ジスタを退避するステップと、 その後前記割込処理コードを呼び出すステップとを含
む、割込処理コードによって割込みを処理するための方
法。 - 【請求項2】 前記割込処理コードは、高水準言語で書
かれる、請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 前記割込処理コードが実行された後に、
前記セットS1の1以上のレジスタから、前記退避する
ステップによって退避された1以上のレジスタを復元す
るステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。 - 【請求項4】 1以上のレジスタのセットS1を含み、
かつ1以上の汎用レジスタをも含むプロセッサと、 割込みが不能化されたときのみ前記セットS1のレジス
タにアクセスするソフトウエアを含む記憶装置とを備
え、前記記憶装置は割込ハンドラを含み、前記割込ハン
ドラは、 前記汎用レジスタの1以上のものを上書きする1以上の
命令を含む、割込処理コードと、 前記セットS1の前記1以上のレジスタの中に、前記命
令によって上書きされ得る、前記1以上の汎用レジスタ
を退避するためのコードと、 を含む、コンピュータシステム。 - 【請求項5】 前記割込ハンドラは、前記割込処理コー
ドが実行された後、退避されていた汎用レジスタを前記
セットS1のレジスタから復元するためのコードをさら
に含む、請求項4に記載のコンピュータシステム。 - 【請求項6】 前記セットS1の1以上のレジスタは汎
用レジスタである、請求項4に記載のコンピュータシス
テム。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US5234793A | 1993-04-23 | 1993-04-23 | |
| US052347 | 1993-04-23 |
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|---|---|
| JPH06309178A true JPH06309178A (ja) | 1994-11-04 |
Family
ID=21977024
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6082894A Pending JPH06309178A (ja) | 1993-04-23 | 1994-04-21 | 割込処理コードによって割込みを処理するための方法およびコンピュータシステム |
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| EP (1) | EP0621535B1 (ja) |
| JP (1) | JPH06309178A (ja) |
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