JPH06309817A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

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JPH06309817A
JPH06309817A JP11647493A JP11647493A JPH06309817A JP H06309817 A JPH06309817 A JP H06309817A JP 11647493 A JP11647493 A JP 11647493A JP 11647493 A JP11647493 A JP 11647493A JP H06309817 A JPH06309817 A JP H06309817A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クラッシュストップ取付時の調整工事を不要
とすると共に取付位置精度を向上させ,クラッシュスト
ップのゴム厚を増大してクラッシュストップとキャリッ
ジ機構との衝突加速度を緩和する。 【構成】 ディスク1に対し情報の書込/読出を行うヘ
ッドスライダ2と、ヘッドスライダ2を支持するキャリ
ッジ機構5と、キャリッジ機構5を介してヘッドスライ
ダ2をディスク径方向へ揺動させる力を発生するコイル
4と、コイル4へ磁束を供給する磁気回路部8と、キャ
リッジ機構5を介してヘッドスライダ2の揺動範囲を規
制すると共に初期位置を決めるクラッシュストップ9,
10とを備え、クラッシュストップ9,10を半円柱状
のゴム12,14と固定用金具13,15とから構成
し、磁気回路部8に、穴部16,17を配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク装置に係
り、特にヘッドスライダの揺動範囲を規制するクラッシ
ュストップの取付時における調整を不要とする場合に好
適な磁気ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気ディスク装置には、例えば図
4に示す構造を有するヘッド位置決め機構が装備されて
いる。ヘッド位置決め機構は、ディスク50への情報の
書込み/読出しを行うヘッドスライダ51と,ヘッドス
ライダ51の浮上力に抗する力を発生するサスペンショ
ン52と,ヘッドスライダ51を移動させる力を発生す
るコイル53と,サスペンション52及びコイル53を
支持するキャリッジ機構54と,キャリッジ機構54を
軸受55を介して回転可能に支持する支持軸56と,コ
イル53へ磁束を供給する磁気回路部57とを備えてい
る。
【0003】更に、ヘッド位置決め機構は、ゴム(又は
樹脂)58及び固定用金具59を有するクラッシュスト
ップ60と,ゴム(又は樹脂)62及び固定用金具63
を有するクラッシュストップ64と,クラッシュストッ
プ60,64を各々固定するベースプレート61,65
とを備えており、クラッシュストップ60,64によ
り,キャリッジ機構54を介してヘッドスライダ51の
揺動範囲を規制すると共に初期位置を決めるようになっ
ている。
【0004】ヘッドスライダ51は、停止時には,クラ
ッシュストップ60,64により,ディスク50に予め
記録されたサーボ信号を読出すことができる初期位置に
高精度で位置決めされて停止し接触する一方、駆動時に
は,ディスク50の回転により発生した空気流により浮
上すると共に,サスペンション54により浮上姿勢を制
御される。そして、ヘッドスライダ51は、コイル53
への通電により移動し所定トラックへ位置決めされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した従
来の磁気ディスク装置では、制御部(図示略)によりコ
イル53への通電電流を制御しているが、エラー等が原
因でコイル53に過大な電流が通電されると,キャリッ
ジ機構54とクラッシュストップ60,64とが衝突す
る可能性があるため、該クラッシュストップ60,64
を構成するゴム58,62の機械的性質や形状等を検討
して衝突加速度を緩和し,ヘッドスライダ51がディス
ク面を叩く現象を防止していた。また、温度の影響によ
りゴム58,62とキャリッジ機構54とが吸着し,ヘ
ッドスライダ51を移動できなくなる現象の対策も考慮
する必要があった。
【0006】更に、クラッシュストップ60,64の取
付位置には高精度が要求されるが、その材質であるゴム
(又は樹脂)の寸法精度を向上させることが難しいとい
う点や,組立によるバラツキが生ずるという点から、一
般には、クラッシュストップ60,64の取付時には調
整工事を行い、ヘッドスライダ51,クラッシュストッ
プ60,64,ディスク50の相対位置を合わせる必要
があった。また、磁気ディスク装置の小型化や高速化の
進展に伴いディスク50に対するサーボ信号の記録密度
を上げる必要があるため、クラッシュストップ60,6
4に要求される取付位置精度が更に高まってきている。
更に、高速化に伴いキャリッジ機構54とクラッシュス
トップ60,64との衝突加速度が増大するため、ゴム
58,62の性能や厚みを増加させる必要があった。更
にまた、コスト的な面から調整工事を簡略化したいとい
う要求もあった。
【0007】しかしながら、従来の磁気ディスク装置に
装備したヘッド位置決め機構では、クラッシュストップ
60,64の取付時には調整工事が必要となるため、コ
スト高となる問題があった。また、キャリッジ機構54
とクラッシュストップ60,64との衝突加速度を緩和
するためにはゴム58,62の厚みを増加させる必要が
生ずるが、実装上からはゴム58,62の厚みを充分に
取ることができないという問題があった。
【0008】
【発明の目的】本発明は、上記従来例の有する不都合を
改善し、特にクラッシュストップ取付時の調整工事を不
要とすると共にクラッシュストップの取付位置精度を向
上させ,更にクラッシュストップを構成するゴムの厚さ
を増大してクラッシュストップとキャリッジ機構との衝
突加速度を緩和することを可能とした磁気ディスク装置
の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディスクに対
し情報の書込/読出を行うヘッドスライダと、該ヘッド
スライダを支持するキャリッジ機構と、該キャリッジ機
構を介して前記ヘッドスライダを前記ディスク径方向へ
揺動させる力を発生するコイルと、該コイルへ磁束を供
給する磁気回路と、該磁気回路の近傍に配設され前記キ
ャリッジ機構を介して前記ヘッドスライダの揺動範囲を
規制すると共に初期位置を決めるストッパ機構と、前記
キャリッジ機構及び前記磁気回路を支持する基板とを備
えた磁気ディスク装置において、前記ストッパ機構が、
前記キャリッジ機構の揺動を規制する弾性部材と,該弾
性部材を軸支する軸部材とを備え、前記磁気回路に、前
記ストッパ機構の前記軸部材が支持された構成としてい
る。これにより、前述した目的を達成しようとするもの
である。
【0010】
【作用】本発明によれば、ストッパ機構をキャリッジ機
構の揺動を規制する弾性部材と弾性部材を軸支する軸部
材とを備える構成とすると共に、磁気回路にストッパ機
構の軸部材を支持した構成としているため、ストッパ機
構とヘッドスライダ及びディスクとの相対位置を合わせ
ることができる。これにより、従来のようにストッパ機
構とヘッドスライダ及びディスクとの相対位置を合わせ
る調整工事を不要とすることができると共に、ストッパ
機構をヘッドスライダ及びディスクに対し高精度で位置
決めすることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の磁気ディスク装置を適用して
なる実施例を図面に基づいて説明する。
【0012】本実施例の磁気ディスク装置に装備したヘ
ッド位置決め機構の構成を図1乃至図3に基づき説明す
ると、ヘッド位置決め機構は、ディスク1に対し情報の
書込み/読出しを行うヘッドスライダ2と,ヘッドスラ
イダ2の浮上力に抗する力を発生するサスペンション3
と,ヘッドスライダ2を移動させる力を発生するコイル
4と,サスペンション3及びコイル4を支持するキャリ
ッジ機構5と,キャリッジ機構5を軸受6を介して回転
可能に支持する支持軸7と,コイル4へ磁束を供給する
磁気回路部8とを備えた構造となっている。
【0013】更に、ヘッド位置決め機構は、キャリッジ
機構5を介してヘッドスライダ2の揺動範囲を規制する
と共に当該ヘッドスライダ2の初期位置を決める一対の
クラッシュストップ9,10と,磁気回路部8及びクラ
ッシュストップ9,10が固定されたベースプレート1
1とを備えた構造となっている。クラッシュストップ9
は、半円柱状のゴム12(又は樹脂)と,ゴム12が固
定されたシャフト状の固定用金具13とを備え(図3参
照)、同様に、クラッシュストップ10は、半円柱状の
ゴム14(又は樹脂)と,ゴム14が固定されたシャフ
ト状の固定用金具15とを備えた構造となっている。
【0014】また、磁気回路部8の長手方向両端部に
は、穴部16,17がディスク1及びクラッシュストッ
プ9,10の相対位置を考慮して加工形成されており、
穴部16,17には、クラッシュストップ9,10の固
定用金具13,15が各々隙間ばめされている。穴部1
6,17の公差(最大穴径−最小穴径)は、表面処理上
のメッキ厚を考慮しても30μm以下に形成することが
できるようになっている。また、クラッシュストップ
9,10の固定用金具13,15の径の公差(最大軸径
−最小軸径)は、旋盤加工により10μm以下に形成す
ることができるようになっている。
【0015】また、磁気回路部8は、その基準面または
基準用位置決めピン(図示略)を介してベースプレート
11及びディスク1に対し±20μmの誤差で固定する
こともできるようになっている。また、固定用金具1
3,15の穴部16,17の中心を、磁気回路部8の基
準面から±20μmの範囲で加工することもできるよう
になっている。以上のことから、磁気回路部8の穴部1
6,17とクラッシュストップ9,10の固定用金具1
3,15とを隙間ばめとした場合には、クラッシュスト
ップ9,10をベースプレート11及びディスク1に対
して60μm以下という高精度で位置決めできるように
なっている。
【0016】次に、上記の如く構成した本実施例の作用
を説明する。
【0017】ヘッド位置決め機構のヘッドスライダ2
は、停止時には,クラッシュストップ9,10により,
ディスク1に予め記録されたサーボ信号を読出すことが
できる初期位置に高精度で位置決めされて停止し接触す
る一方、駆動時には,ディスク1の回転に伴い発生した
空気流により浮上すると共に,サスペンション3により
浮上姿勢を制御される。ヘッドスライダ2は、コイル4
への通電により移動してディスク1の所定トラックへ位
置決めされる。
【0018】この場合、クラッシュストップ9,10の
固定用金具13,15を磁気回路部8の穴部16,17
に各々隙間ばめした構造であるが、穴部16,17の公
差(最大穴径−最小穴径)を30μm以下に形成でき,
固定用金具13,15の径の公差(最大軸径−最小軸
径)を10μm以下に形成できると共に,磁気回路部8
をベースプレート11及びディスク1に対し±20μm
の誤差で固定でき,穴部16,17の中心を磁気回路部
8の基準面から±20μmの範囲で加工できるため、ク
ラッシュストップ9,10をベースプレート11及びデ
ィスク1に対し60μm以下という高精度で位置決めす
ることができる。
【0019】また、クラッシュストップ9,10の磁気
回路部8に対する取付時には、クラッシュストップ9,
10の固定用金具13,15を磁気回路部8の穴部1
6,17に各々隙間ばめするだけで済むため、取付作業
を極めて容易に行うことができ、この結果、従来のよう
にクラッシュストップ取付時の調整工事を不要とするこ
とができる。
【0020】更に、クラッシュストップ9,10のゴム
12,14の形状を半円柱状としているため、クラッシ
ュストップ9,10の組立時には図1に破線で示す状態
に取付け,クラッシュストップ9,10の実装時にはキ
ャリッジ機構5側へ半回転させて当該クラッシュストッ
プ9,10の方向を定めれば実装することができるた
め、クラッシュストップ9,10の実装効率を向上させ
ることができる。これにより、ゴム12,14の厚さを
充分に取ることができるため、キャリッジ機構5とクラ
ッシュストップ9,10との衝突加速度を緩和すること
ができる。
【0021】上述したように、本実施例によれば、磁気
回路部8に穴部16,17を形成し当該穴部16,17
にクラッシュストップ9,10の固定用金具13,15
を隙間ばめした構造であるため、従来のように,クラッ
シュストップの取付時に当該クラッシュストップ,ヘッ
ドスライダ,ディスクの相対位置を合わせる調整工事を
不要とすることができると共に、クラッシュストップ
9,10をベースプレート11及びディスク1に対し6
0μm以下という高精度で位置決めすることができる。
【0022】また、クラッシュストップ9,10のゴム
12,14の形状を半円柱状としているため、クラッシ
ュストップ9,10の実装効率を向上し得てゴム12,
14の厚さを充分に取ることが可能となり、キャリッジ
機構5とクラッシュストップ9,10との衝突加速度を
緩和することができる。以上のことから、ヘッド位置決
め機構の精度及び信頼性を向上させることができる。
【0023】ここで、本実施例では、磁気回路8にクラ
ッシュストップ9,10の固定用金具13,15を取付
けるための穴部16,17を形成したが、これに限定さ
れるものではなく、ベースプレート11に穴部を形成す
ることも可能である。この場合においても本実施例と同
様の効果を奏することができる。
【0024】また、本実施例では、クラッシュストップ
9,10のゴム12,14の形状を半円柱状としたが、
これに限定されるものではなく、円柱の一部をその軸方
向に沿って切欠いた形状もしくは円柱形状とすることも
可能である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の磁気ディ
スク装置によれば、ストッパ機構をキャリッジ機構の揺
動を規制する弾性部材と弾性部材を軸支する軸部材とを
備える構成とすると共に、磁気回路にストッパ機構の軸
部材を支持した構成としているため、ストッパ機構とヘ
ッドスライダ及びディスクとの相対位置を合わせること
ができる。これにより、従来のようにストッパ機構とヘ
ッドスライダ及びディスクとの相対位置を合わせる調整
工事を不要とすることができると共に、ストッパ機構を
ヘッドスライダ及びディスクに対し高精度で位置決めす
ることができる、という顕著な効果を奏することができ
る。また、基板にストッパ機構の軸部材を支持した場合
も、ストッパ機構とヘッドスライダ及びディスクとの相
対位置を合わせることができるため、上記と同様の効果
を奏することができる。更に、ストッパ機構を構成する
弾性部材の形状を円柱の一部をその軸方向に沿って切欠
いた形状または半円柱形状もしくは円柱形状とした場合
は、ストッパ機構とキャリッジ機構との衝突加速度を緩
和するために必要な弾性部材の厚さを充分に取ることが
できる、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した本実施例におけるヘッド位置
決め機構の平面構成を示す一部を切欠いた説明図であ
る。
【図2】図1におけるヘッド位置決め機構の側面構成を
示す一部を断面とした説明図である。
【図3】本実施例におけるクラッシュストップの構成を
示し、(a)は正面構成を示す説明図、(b)は平面構
成を示す説明図である。
【図4】従来例におけるヘッド位置決め機構の構成を示
す一部を切欠いた平面図である。
【符号の説明】
1 ディスク 2 ヘッドスライダ 5 キャリッジ機構 8 磁気回路 9,10 ストッパ機構としてのクラッシュストップ 11 基板としてのベースプレート 12,14 弾性部材としてのゴム 13,15 軸状部材としての固定用金具 16,17 穴部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクに対し情報の書込/読出を行う
    ヘッドスライダと、該ヘッドスライダを支持するキャリ
    ッジ機構と、該キャリッジ機構を介して前記ヘッドスラ
    イダを前記ディスク径方向へ揺動させる力を発生するコ
    イルと、該コイルへ磁束を供給する磁気回路と、該磁気
    回路の近傍に配設され前記キャリッジ機構を介して前記
    ヘッドスライダの揺動範囲を規制すると共に初期位置を
    決めるストッパ機構と、前記キャリッジ機構及び前記磁
    気回路を支持する基板とを備えた磁気ディスク装置にお
    いて、 前記ストッパ機構が、前記キャリッジ機構の揺動を規制
    する弾性部材と,該弾性部材を軸支する軸部材とを備
    え、 前記磁気回路に、前記ストッパ機構の前記軸部材が支持
    されていることを特徴とする磁気ディスク装置。
  2. 【請求項2】 ディスクに対し情報の書込/読出を行う
    ヘッドスライダと、該ヘッドスライダを支持するキャリ
    ッジ機構と、該キャリッジ機構を介して前記ヘッドスラ
    イダを前記ディスク径方向へ揺動させる力を発生するコ
    イルと、該コイルへ磁束を供給する磁気回路と、該磁気
    回路の近傍に配設され前記キャリッジ機構を介して前記
    ヘッドスライダの揺動範囲を規制すると共に初期位置を
    決めるストッパ機構と、前記キャリッジ機構及び前記磁
    気回路を支持する基板とを備えた磁気ディスク装置にお
    いて、 前記ストッパ機構が、前記キャリッジ機構の揺動を規制
    する弾性部材と,該弾性部材を軸支する軸部材とを備
    え、 前記基板に、前記ストッパ機構の前記軸部材が支持され
    ていることを特徴とする磁気ディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記ストッパ機構の前記弾性部材を、円
    柱形状としたことを特徴とする請求項1又は2記載の磁
    気ディスク装置。
  4. 【請求項4】 前記ストッパ機構の前記弾性部材を、円
    柱の一部をその軸方向に沿って切欠いた形状としたこと
    を特徴とする請求項1又は2記載の磁気ディスク装置。
  5. 【請求項5】 前記ストッパ機構の前記弾性部材を、半
    円柱形状としたことを特徴とする請求項1,2又は4記
    載の磁気ディスク装置。
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