JPH0631009A - 大空間向消火システム - Google Patents

大空間向消火システム

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JPH0631009A
JPH0631009A JP21084692A JP21084692A JPH0631009A JP H0631009 A JPH0631009 A JP H0631009A JP 21084692 A JP21084692 A JP 21084692A JP 21084692 A JP21084692 A JP 21084692A JP H0631009 A JPH0631009 A JP H0631009A
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JP
Japan
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water discharge
fire
water
signal
switch
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Application number
JP21084692A
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English (en)
Inventor
Teruo Iwata
照夫 岩田
Takahiro Nakajima
孝弘 中嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hochiki Corp
Original Assignee
Hochiki Corp
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Publication date
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Publication of JPH0631009A publication Critical patent/JPH0631009A/ja
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  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 意図としない放水および誤操作による放水が
起こらないようにする。 【構成】 火災検出器11A,11B又は自火報受信機
70より出力される火災信号、又は、手動設定スイッチ
26の出力を入力した時点でキースイッチ25へのキー
の挿入禁止を解除する。そして、キースイッチ25にキ
ーを挿入した後、所定のキー操作を行い、放水を行わせ
る指令を出力すると、放水銃1より消火水を放水する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スポーツ施設やコンベ
ンション施設等の大規模な大空間構造物の防災施設に用
いられる大空間向消火システムに係わり、詳しくは火災
位置を検出する火災検出器と、放水を行う放水銃と、火
災検出器から得られる情報に基づいて放水銃を制御する
監視制御装置とから構成される大空間向消火システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、建築物は高層化、大規模化の途を
たどり、上述したスポーツ施設やコンベンション施設等
の大規模な大空間構造物の建設が増加傾向にある。これ
らの大空間建造物は、多様な用途に供され、しかも多数
の人々を収容することから、その安全性が重要視され、
とりわけ防災設備の充実が急務となっている。
【0003】このような大空間構造物に対する防災設備
として、従来、大空間向消火システムが本案出願人によ
り既に開発されている。このシステムは、上述のように
火災位置を検出する火災検出器と、放水を行う放水銃
と、火災検出器から得られる情報に基づいて放水銃を制
御する監視制御装置とから構成されており、監視制御装
置は火災検出器により火災位置を検出(例えば、走査に
よって火災位置を検出)し、この検出結果を演算処理
し、その演算結果に基づいて放水銃の方向付けを行うと
ともに、放水圧力を決定する。そして、放水銃の方向付
け、および放水圧力が決定されると、操作担当者が監視
制御装置の放水銃操作盤に設けられているキースイッチ
にキーを差し込んで放水側に回すことにより、放水が開
始される。
【0004】なお、監視制御装置は、検出した火災規模
により放水を行う必要がないと判断した場合には、その
旨をモニタ上に文字または図形で表示する。このように
することは、消火が本当に必要なとき以外は使用を避け
たいという理由からである。また、最終的な放水の決定
を操作担当者に任せるのは、誤報や、誤動作によって放
水が行わないようにするためである。また、監視制御装
置には、放水銃の方向付け、放水圧力および放水の決定
の全てを手動で行うための切替器も設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の大空間向消火システムにあっては、キースイッチに
キーを差し込んで「放水」位置まで回すと即座に放水が
開始されることから、キースイッチにキーを差し込んだ
ままの状態で放置した場合に、例えば誤ってキーに触れ
たり、ぶつかったりして放水側に回ってしまったり、あ
るいは誤操作により「放水」位置まで回してしまったり
するなど、意図としない放水を行ってしまうという問題
点があった。この場合、放水を行うと大量の消火水が放
出されることから、消火水の損失につながるとともに、
施設に人がいた場合には事故を招くおそれがある。した
がって、火災が生じた時以外は放水を行うことを避ける
のが望ましい。
【0006】そこで本発明は、意図としない放水および
誤操作による放水が起こらないようにした大空間向消火
システムを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明による請求項1記載の大空間向消火システムは、
放水を行う放水手段と、放水を開始させるための放水信
号を出力するスイッチ手段と、前記放水手段を制御する
放水制御手段とを備えた大空間向消火システムにおい
て、前記放水制御手段は、火災信号と前記放水信号とを
入力することにより前記放水手段を動作させることを特
徴とする。
【0008】本発明による請求項2記載の大空間向消火
システムは、放水を行う放水手段と、放水を開始させる
ための放水信号を出力するスイッチ手段と、前記放水手
段を制御する放水制御手段とを備えた大空間向消火シス
テムにおいて、前記スイッチ手段の使用を禁止する禁止
手段と、火災信号を入力することにより前記禁止手段の
機能を無効にする解除手段とを設け、前記放水制御手段
は、前記放水信号を入力することにより前記放水手段を
動作させることを特徴とする。
【0009】本発明による請求項3記載の大空間向消火
システムは、上記請求項1又は上記請求項2いずれかの
項記載の大空間向消火システムにおける前記火災信号
を、大空間監視用火災検出器の出力としたことを特徴と
する。
【0010】本発明による請求項4記載の大空間向消火
システムは、上記請求項1又は上記請求項2いずれかの
項記載の大空間向消火システムにおける前記火災信号
を、自火報受信機の出力としたことを特徴とする。
【0011】本発明による請求項5記載の大空間向消火
システムは、放水を行う放水手段と、放水を開始させる
ための放水信号を出力するスイッチ手段と、前記放水手
段を制御する放水制御手段とを備えた大空間向消火シス
テムにおいて、手動設定スイッチ手段を設け、前記放水
制御手段は、前記手動設定スイッチ手段の出力と前記放
水信号とを入力することにより前記放水手段を動作させ
ることを特徴とする。
【0012】本発明による請求項6記載の大空間向消火
システムは、放水を行う放水手段と、放水を開始させる
ための放水信号を出力するスイッチ手段と、前記放水手
段を制御する放水制御手段とを備えた大空間向消火シス
テムにおいて、手動設定スイッチ手段と、前記スイッチ
手段の使用を禁止する禁止手段と、前記手動設定スイッ
チ手段の出力を入力することにより前記禁止手段の機能
を無効にする解除手段とを設け、前記放水制御手段は、
前記放水信号を入力することにより前記放水手段を動作
させることを特徴とする。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明では、スイッチ手段の操作
により放水信号が出力され、放水制御手段に供給される
一方、火災信号が放水制御手段に供給されると、放水手
段を動作させる制御が行われ、これにより放水が開始す
る。したがって、スイッチ手段の操作のみでは放水手段
が動作せず、火災信号が入ってきた時点ではじめて放水
手段が動作するので、誤ってスイッチ手段を操作させて
も放水が起こらない。
【0014】請求項2記載の発明では、火災信号が入っ
てくると、スイッチ手段の使用禁止が解除され、スイッ
チ手段の使用が可能になる。そして、スイッチ手段の操
作により放水信号が出力され、放水制御手段に供給され
ると、放水手段を動作させる制御が行われ、これにより
放水が開始する。したがって、火災信号が入ってこない
限りスイッチ手段の操作が不可能であるので、誤ってス
イッチ手段を操作させても放水が起こらない。
【0015】請求項3記載の発明では、火災信号として
大空間監視用火災検出器の出力とし、この火災検出器の
出力が放水信号と共に、放水制御手段に供給されると、
放水手段を動作させる制御が行われる。また、該火災検
出器の出力によりスイッチ手段の使用禁止が解除され、
これによりスイッチ手段が有効になり、放水信号が放水
制御手段に供給される。
【0016】請求項4記載の発明では、火災信号として
自火報受信機の出力とし、この火災検出器の出力が放水
信号と共に、放水制御手段に供給されると、放水手段を
動作させる制御が行われる。また、該自火報受信機の出
力によりスイッチ手段の使用禁止が解除され、これによ
りスイッチ手段が有効になり、放水信号が放水制御手段
に供給される。
【0017】請求項5記載の発明では、スイッチ手段の
操作により放水信号が出力され、放水制御手段に供給さ
れる一方、手動設定スイッチ手段の出力が放水制御手段
に供給されると、放水手段を動作させる制御が行われ、
これにより放水が開始する。したがって、スイッチ手段
の操作のみでは放水手段が動作せず、手動設定スイッチ
手段の出力が入ってきた時点ではじめて放水手段が動作
するので、誤ってスイッチ手段を操作させても放水が起
こらない。
【0018】請求項6記載の発明では、手動設定スイッ
チ手段の出力が入ってくると、スイッチ手段の使用禁止
が解除され、スイッチ手段の使用が可能になる。そし
て、スイッチ手段の操作により放水信号が出力され、放
水制御手段に供給されると、放水手段を動作させる制御
が行われ、これにより放水が開始する。したがって、手
動設定スイッチ手段の出力が入ってこない限りスイッチ
手段の操作が不可能であるので、誤ってスイッチ手段を
操作させても放水が起こらない。
【0019】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1は本発明に係る大空間向消火システムの一実施例を示
す構成図である。この図において、1は放水銃であり、
架台2の上に水平回動部3を介して水平方向に回動自在
に装着されている。また、放水銃1は垂直方向に対して
最大飛距離を与える仰角θ(例えば25°前後)をもっ
て角度付けされている。
【0020】放水銃1には消火ポンプ(図示略)で加圧
された消火用水が二次側給水配管5Aを通して供給され
るとともに、空気配管6を通して圧縮空気が供給され
る。空気配管6から供給された圧縮空気は放水銃1内に
おける消火用水の周囲に吹き込まれ、この圧縮空気の吹
き込みにより、低い放水圧力および少ない放水量で長距
離および広散布領域が確保できる。
【0021】7は電動弁であり、放水圧力の制御に使用
される。この電動弁7は二次側給水配管5Aと一次側給
水配管5Bとの接続部分に取り付けられており、放水圧
力制御部8により開閉制御される。9は圧力センサであ
り、その検出部分が二次側給水配管5A内に挿入されて
おり、二次側給水配管5A内の圧力を検出する。
【0022】放水圧力制御部8は、上記電動弁7の開閉
制御を行って放水圧力の調整を行い、放水銃1の放水距
離を制御する。この場合、放水圧力制御部8は後述する
放水銃操作盤10より供給される設定放水距離に応じた
設定圧力信号Piと、圧力センサ9により検出された放
水圧力Pとの偏差をとり、この偏差を増幅して電動弁7
に供給する。すなわち、圧力センサ9で検出する放水圧
力Pを設定圧力Piに保つフィードバック制御を行う。
【0023】11A,11Bは各々監視区域を走査して
火災発生位置を検出する火災検出器であり、例えば監視
区域を斜め上方から見渡せる場所に設置されている。火
災検出器11A,11Bとしては、例えば検出部を水平
回りに所定ステップづつ断続的に回動走査させ、さらに
各ステップ毎に内蔵した反射鏡の垂直回転により垂直方
向の走査を行って火災による炎からの反射エネルギーを
検出する熱反射型のものが用いられる。
【0024】13は報知音を鳴らすためのスピーカであ
り、放水銃操作盤10より所定の周波数の報知音信号が
断続的に供給される。14はCRT等を使用したモニタ
であり、放水銃操作盤10より映像信号が供給される。
【0025】上述した放水銃1およびこれに付属する機
器(架台2、水平回動部3、一次側給水配管5B、二次
側給水配管5A、空気配管6、電動弁7、放水圧力制御
部8、圧力センサ9、および、火災検出器11A,11
B)と同様のものが他に3台分設けられており、それぞ
れ放水銃操作盤10により制御される。
【0026】放水銃操作盤10は、大空間向消火システ
ムの各部を制御するものであり、上記火災検出器11
A,11Bより出力される検出信号に基づいて火災位置
を確認すると、その位置に消火水が散布されるように放
水銃1の方向付けを行うとともに、設定放水距離に応じ
た設定圧力信号Piを放水圧力制御部8に供給する。
【0027】この場合、放水銃操作盤10は、通常の監
視状態ではモニタ14の表示画面に例えば図2に示すよ
うに警戒区域の平面図16を表示し、さらに、この警戒
区域平面図16の中に放水銃1の設定位置を示すマーク
18a〜18dを併せて表示する。そして、この状態で
例えば通常時作動している火災検出器11A,11Bに
て火災を検出すると、火源位置を示す水平走査角θと垂
直走査角αで定まる火源位置を警戒区域平面図16の中
に火源位置マーク20として表示する。
【0028】また、放水銃操作盤10は、火災検出器1
1A,11Bより火災検出信号が出力されたとき、また
は、このシステムの監視区域に隣接する区域の火災検出
を行う自火報受信機70より火災信号が供給されたとき
に、これを報知する表示を行うとともに、報知音を発生
させるためにスピーカ13に報知音信号を供給する。ま
た、放水銃操作盤10は、後述するキースイッチ25へ
のキー27(図4参照)の挿入を可能にする。このキー
スイッチ25へのキー27の挿入についての詳細は後述
する。
【0029】放水銃操作盤10の前面左パネルLP上に
は、監視区域に設定されている4台の放水銃1のいずれ
か一つを選択するための銃切替釦22と、放水距離を遠
距離、中距離、近距離の3段階に切替えるための距離設
定釦23と、放水銃1を右または左回りに回動操作する
ための回動操作釦24とがそれぞれ取り付けられてい
る。
【0030】また、前面右パネルRP上には、放水の起
動および停止を行うためのキースイッチ25と、キース
イッチ25へのキー27(図4参照)の挿入禁止を解除
する手動設定スイッチ26とがそれぞれ取り付けられて
いる。ここで、図3はキースイッチ25および手動設定
スイッチ26を示す拡大図であり、この図に示すよう
に、キースイッチ25には「停止」、「定位」、「放
水」の三つの選択位置が設定されている。
【0031】キースイッチ25は、通常は、キー27の
挿入ができないようになっているが、上述したように火
災検出器11A,11B、または、自火報受信機70よ
り火災信号が供給された場合、および、手動設定スイッ
チ26が押された場合に挿入禁止状態が解除され、キー
27の挿入が可能になる。手動設定スイッチ26は、特
に火災が発生しているのにも拘らず火災信号が来ない場
合に使用するために設けたものである。
【0032】ここで、図6(a)はキースイッチ25の
正面図であり、図6(b)は同スイッチ25の側面図で
ある。また、図6(c)は同スイッチ25の背面図であ
る。これらの図において、50はソレノイドであり、キ
ー27の抜き差しを規制するものである。すなわち、ソ
レノイド50に通電していないときは、ソレノイド50
のロックバー50aがキースイッチ25内に突出するの
で、キー27の挿入禁止状態になる。この状態でソレノ
イド50に通電すると、ロックバー50aが図面下方に
引き付けられ、キー27の挿入禁止が解除される。な
お、キースイッチ25からのキー27を抜き取りは「定
位」位置でのみ可能となっている。したがって、キー2
7をキースイッチ25に差し込むときは、キースイッチ
25の設定位置が必ず「定位」になっている。
【0033】51はソレノイド50用のリード線であ
り、これを介して電源が供給される。52a〜52cは
各々マイクロスイッチであり、キー27を挿入して回転
させることで回転するカム53a〜53cにより互いに
異なるタイミングでオン/オフする。図6(b)ではマ
イクロスイッチ52bの押釦がカム53bにより押され
ている状態が示されている。
【0034】マイクロスイッチ52bはキー27の「定
位」位置への設定を検出し、マイクロスイッチ52aは
キー27の「停止」位置への設定を検出する。また、マ
イクロスイッチ52cはキー27の「放水」位置への設
定を検出する。
【0035】キースイッチ25へのキー27の挿入が解
除され、これによりキー27を差し込み、「定位」位置
から「放水」位置まで回すと、選択した放水銃1から放
水が開始される。そして、さらに「放水」位置から時計
回りにキー27を回し、「停止」位置に設定すると、放
水が停止する。
【0036】次に、図5は上記放水銃操作盤10の構成
を示すブロック図である。この図において、30はCP
U、31はROM、32はワーキングRAMである。こ
の場合、ROM31にはCPU30を制御するためのプ
ログラムが書き込まれている。ワーキングRAM32は
CPU30の動作において使用される。
【0037】33は表示制御部であり、CPU30によ
り作成された表示データを入力し、この表示データに基
づいてモニタ14における表示制御を行う。34は上記
銃切替釦22、距離設定釦23、回動操作釦24、キー
スイッチ25および手動設定スイッチ等で構成されるス
イッチ部である。なお、キースイッチ25にはソレノイ
ド50およびマイクロスイッチ52a〜52cが含まれ
ている。35はI/O(入出力)部であり、CPU30
と水平回動部3、放水圧力制御部8、火災検出器11
A,11B、および、自火報受信機70との間の信号の
授受を行う。なお、この自火報受信機70は、上述した
ように火災検出器11A,11Bによる監視範囲に隣接
する監視範囲を持つものである。
【0038】36は報知音発生部であり、火災信号また
は手動設定スイッチより解除信号が出力されたときにC
PU30の指令により動作し、報知音信号を出力する。
これにより、スピーカ13から例えば“ピッ、ピッ、ピ
ッ、…”という報知音が出力される。37はソレノイド
駆動部であり、火災検出器11A,11B、または、自
火報受信機70より火災信号が供給された場合、およ
び、手動設定スイッチ26が押された場合にCPU30
より供給される指令信号に基づいてソレノイド50を駆
動する。
【0039】上記放水銃1は放水手段に対応する。ま
た、上記キースイッチ25はスイッチ手段に対応する。
また、上記CPU30、ROM31、ワーキングRAM
32、I/O35、電磁弁7、放水圧力制御部8および
圧力センサ9は放水制御手段100を構成する。また、
上記ソレノイド50は禁止手段に対応する。また、CP
U30、ROM31およびソレノイド駆動部37は解除
手段110を構成する。また、上記火災検出器11A,
11Bは大空間監視用火災検出器に対応する。また、上
記手動設定スイッチ26は手動設定スイッチ手段に対応
する。
【0040】このように構成された大空間向消火システ
ムにおける動作について図7に示すフローチャートを参
照して説明する。なお、言うまでもないが、処理の実行
はCPU30により行われるので、このCPU30を主
語として使用する。
【0041】システムに電源を投入した後、CPU30
はステップS1で火災信号の有無を判定する。この火災
信号は火災検出器11A,11B、または、自火報受信
機70より出力されるものである。火災信号があると判
断すると、ステップS2で報知音を発生させるため、報
知音発生部36を動作させる指令信号を出力する。これ
により、報知音発生部36が動作し、スピーカ13より
報知音が出力される。
【0042】次いで、ステップS3に進み、解除信号を
ソレノイド駆動部37に供給する。これにより、ソレノ
イド駆動部37からキースイッチ25のソレノイド50
に電源が供給され、ソレノイド50のロックバー50a
が下がる。この結果、キー挿入禁止が解除され、キース
イッチ25へのキー27の挿入が可能になる。
【0043】ステップS3の処理を行った後、ステップ
S4に進むと、キースイッチ25の設定が「放水」位置
になっているか否かの判定を行う。この場合、ステップ
S3において解除信号が出力されると、キー27の挿入
が可能になるので、操作担当者はキースイッチ25にキ
ー27を挿入して「定位」位置から「放水」位置へ回
す。これにより、CPU30は「放水」位置に設定され
たと判断し、ステップS5で放水を開始する。すなわ
ち、火災検出器11A,11Bより出力される検出信号
に基づいて火災位置を確認すると、その位置に消火水が
散布されるように放水銃1の方向付けを行うとともに、
設定放水距離に応じた設定圧力信号Piを放水圧力制御
部8に供給する。
【0044】放水の開始後、ステップS6においてキー
スイッチ25が「停止」位置に設定されたか否かの判定
を行う。この判定において、「停止」位置に設定された
と判断すると、ステップS7で放水を停止する。すなわ
ち、設定圧力信号Piの出力を停止する。そして、放水
を停止する処理を行った後、再びステップS1に戻る。
【0045】一方、ステップS1の判定において、火災
信号が無いと判断した場合には、ステップS8に進み、
手動設定信号の有無を判定する。この判定において、手
動設定信号が無いと判断すると、ステップS1に戻り、
手動設定信号が有ると判断すると、ステップSP3に進
み、解除信号を出力する。
【0046】なお、上記実施例では、火災信号または手
動設定信号によりキースイッチ25のソレノイド50を
動作させて、キー27のキースイッチ25への挿入を解
除させる所謂キーロック方式を採用したが、火災信号ま
たは手動設定信号が出力されなければ、キースイッチ2
5を「放水」位置に設定しても放水されないようにして
もよい。すなわち、放水を行わせるための起動信号の出
力するタイミングをキースイッチ25の出力と、火災信
号または手動設定信号とのアンド(論理積)をとること
によって決定すれば良い。
【0047】また、上記実施例では、キー27のキース
イッチ25への挿入禁止および解除をソレノド50を用
いて行うようにしたが、その他、モータ、圧電素子等を
用いても良い。
【0048】また、上記実施例では、火災信号が供給さ
れたときに報知音を出力するようにしたが、音声合成を
利用して音声メッセージによる報知を行うようにしても
良い。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、火災検出器、または、
自火報受信機より火災信号が供給されるか、あるいは手
動設定スイッチを押さなければ、放水を許可しないよう
にしたので、意図としない放水および誤操作による放水
を防止することができる。また、誤って放水することが
無くなることから、水損を生じさせないという効果も得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る大空間向消火システムの一実施例
を示す構成図である。
【図2】同実施例の大空間向消火システムのモニタに映
し出される映像を示す平面図である。
【図3】同実施例の大空間向消火システムのキースイッ
チおよび手動設定スイッチを示す平面図である。
【図4】同実施例の大空間向消火システムのキースイッ
チに使用するキーを示す平面図である。
【図5】同実施例の大空間向消火システムの構成の一部
を示すブロック図である。
【図6】同実施例の大空間向消火システムのキースイッ
チを示す三面図である。
【図7】同実施例の大空間向消火システムの処理の一部
を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 放水銃(放水手段) 7 電磁弁 8 放水圧力制御部 9 圧力センサ 11A、11B 火災検出器(大空間監視用火災検出
器) 25 キースイッチ(スイッチ手段) 26 手動設定スイッチ(手動設定スイッチ手段) 27 キー 30 CPU 31 ROM 32 ワーキングRAM 35 I/O 37 ソレノイド駆動部 50 ソレノイド(禁止手段) 52a〜52c マイクロスイッチ 70 自火報受信機 100 放水制御手段 110 解除手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放水を行う放水手段と、 放水を開始させるための放水信号を出力するスイッチ手
    段と、 前記放水手段を制御する放水制御手段と、を備えた大空
    間向消火システムにおいて、 前記放水制御手段は、火災信号と前記放水信号とを入力
    することにより前記放水手段を動作させることを特徴と
    する大空間向消火システム。
  2. 【請求項2】 放水を行う放水手段と、 放水を開始させるための放水信号を出力するスイッチ手
    段と、 前記放水手段を制御する放水制御手段と、を備えた大空
    間向消火システムにおいて、 前記スイッチ手段の使用を禁止する禁止手段と、 火災信号を入力することにより前記禁止手段の機能を無
    効にする解除手段とを設け、 前記放水制御手段は、前記放水信号を入力することによ
    り前記放水手段を動作させることを特徴とする大空間向
    消火システム。
  3. 【請求項3】 前記火災信号は、大空間監視用火災検出
    器より出力されるものであることを特徴とする請求項1
    又は請求項2いずれかの項記載の大空間向消火システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記火災信号は、自火報受信機より出力
    されるものであることを特徴とする請求項1記載又は請
    求項2いずれかの項記載の大空間向消火システム。
  5. 【請求項5】 放水を行う放水手段と、 放水を開始させるための放水信号を出力するスイッチ手
    段と、 前記放水手段を制御する放水制御手段と、を備えた大空
    間向消火システムにおいて、 手動設定スイッチ手段を設け、 前記放水制御手段は、前記手動設定スイッチ手段の出力
    と前記放水信号とを入力することにより前記放水手段を
    動作させることを特徴とする大空間向消火システム。
  6. 【請求項6】 放水を行う放水手段と、 放水を開始させるための放水信号を出力するスイッチ手
    段と、 前記放水手段を制御する放水制御手段と、を備えた大空
    間向消火システムにおいて、 手動設定スイッチ手段と、 前記スイッチ手段の使用を禁止する禁止手段と、 前記手動設定スイッチ手段の出力を入力することにより
    前記禁止手段の機能を無効にする解除手段とを設け、 前記放水制御手段は、前記放水信号を入力することによ
    り前記放水手段を動作させることを特徴とする大空間向
    消火システム。
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