JPH06310916A - マイクロ波集積回路 - Google Patents
マイクロ波集積回路Info
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- JPH06310916A JPH06310916A JP9347593A JP9347593A JPH06310916A JP H06310916 A JPH06310916 A JP H06310916A JP 9347593 A JP9347593 A JP 9347593A JP 9347593 A JP9347593 A JP 9347593A JP H06310916 A JPH06310916 A JP H06310916A
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- impedance
- fet
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 半絶縁性基板上でマイクロ波集積回路の整合
を行う場合に、チップ面積をとるオープンスタブ回路を
使用せず整合を行う。 【構成】 オープンスタブ回路3,6を、積層コンデン
サ30,32と、半絶縁性基板を貫通する貫通孔の等価
インダクタ31,33とによる直列素子を用いて置換
え、これによりFET1の所要の入出力インピーダンス
への整合を行う。 【効果】 整合回路のチップ面積を縮小でき、電力合成
する際の整合も容易にできる効果がある。
を行う場合に、チップ面積をとるオープンスタブ回路を
使用せず整合を行う。 【構成】 オープンスタブ回路3,6を、積層コンデン
サ30,32と、半絶縁性基板を貫通する貫通孔の等価
インダクタ31,33とによる直列素子を用いて置換
え、これによりFET1の所要の入出力インピーダンス
への整合を行う。 【効果】 整合回路のチップ面積を縮小でき、電力合成
する際の整合も容易にできる効果がある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、マイクロ波集積回路
に関し、特に該マイクロ波集積回路上のFETの整合回
路に関するものである。
に関し、特に該マイクロ波集積回路上のFETの整合回
路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は、マイクロ波集積回路に用いられ
る従来のオープンスタブ回路によるFETの増幅器を示
す構成図、図7は、図6のような増幅器において、電力
合成を行った増幅器の構成図である。図6において、1
はFET、2はゲート側入力インピーダンスを変換する
伝送線路、3は入力端4における整合用オープンスタ
ブ、5はドレイン側出力インピーダンスを変換する伝送
線路、6は出力端7における整合用オープンスタブであ
る。図7において、10a,10bは図6のように整合
をとった図6の構成のFET増幅器、11a,11b,
13a,13bは高周波信号合成伝送線路、12は不整
合による反射信号を吸収するための吸収抵抗、14は伝
送線路、15は合成増幅器の入力端子、16a,16
b,18a,18bは高周波信号合成伝送線路、17は
吸収抵抗12と同一目的の吸収抵抗、19は伝送線路、
20は合成した増幅器の出力端子である。
る従来のオープンスタブ回路によるFETの増幅器を示
す構成図、図7は、図6のような増幅器において、電力
合成を行った増幅器の構成図である。図6において、1
はFET、2はゲート側入力インピーダンスを変換する
伝送線路、3は入力端4における整合用オープンスタ
ブ、5はドレイン側出力インピーダンスを変換する伝送
線路、6は出力端7における整合用オープンスタブであ
る。図7において、10a,10bは図6のように整合
をとった図6の構成のFET増幅器、11a,11b,
13a,13bは高周波信号合成伝送線路、12は不整
合による反射信号を吸収するための吸収抵抗、14は伝
送線路、15は合成増幅器の入力端子、16a,16
b,18a,18bは高周波信号合成伝送線路、17は
吸収抵抗12と同一目的の吸収抵抗、19は伝送線路、
20は合成した増幅器の出力端子である。
【0003】次に動作について説明する。FET1の入
出力インピーダンスが容量性の場合、伝送線路2,5に
よって、これを誘導性インピーダンスに変換し、所要帯
域においてオープンスタブ3,6の開放容量の接地分で
整合をとることが可能である。このような増幅器を図7
に示すように2つ(10a,10b)合成することによ
り、電力増幅器として動作させることが可能であり、こ
の場合、図7に示すように、伝送線路11,13および
16,18の線路長をa側とb側で等しくすることによ
り、両FET増幅器回路の対応する位置での高周波信号
の位相を同相にするよう調整する。この際に、入力端子
15や出力端子20と伝送線路13,18との接続部分
での反射信号を吸収する吸収抵抗12,17を用いる。
出力インピーダンスが容量性の場合、伝送線路2,5に
よって、これを誘導性インピーダンスに変換し、所要帯
域においてオープンスタブ3,6の開放容量の接地分で
整合をとることが可能である。このような増幅器を図7
に示すように2つ(10a,10b)合成することによ
り、電力増幅器として動作させることが可能であり、こ
の場合、図7に示すように、伝送線路11,13および
16,18の線路長をa側とb側で等しくすることによ
り、両FET増幅器回路の対応する位置での高周波信号
の位相を同相にするよう調整する。この際に、入力端子
15や出力端子20と伝送線路13,18との接続部分
での反射信号を吸収する吸収抵抗12,17を用いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のマイクロ波集積
回路は以上のような整合回路を用いるため、オープンス
タブ3,6の長さが周波数帯域によっては長くなり、こ
のため半絶縁性基板上のチップ面積を大きくとる必要が
あった。また、電力増幅器として合成してゆく場合、こ
の合成に必要な伝送線路が長くなり、チップ面積を大き
くすることとなるなどの問題点があった。
回路は以上のような整合回路を用いるため、オープンス
タブ3,6の長さが周波数帯域によっては長くなり、こ
のため半絶縁性基板上のチップ面積を大きくとる必要が
あった。また、電力増幅器として合成してゆく場合、こ
の合成に必要な伝送線路が長くなり、チップ面積を大き
くすることとなるなどの問題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、整合回路を小型にすることがで
き、チップ面積を大きくとることのないマイクロ波集積
回路を得ることを目的とする。
ためになされたもので、整合回路を小型にすることがで
き、チップ面積を大きくとることのないマイクロ波集積
回路を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るマイクロ
波集積回路は、その整合回路を構成するオープンスタブ
を、積層コンデンサと、基板表面側の積層コンデンサに
接続され、これを基板裏面に接地する貫通孔とにより等
価的に置き換えたものである。
波集積回路は、その整合回路を構成するオープンスタブ
を、積層コンデンサと、基板表面側の積層コンデンサに
接続され、これを基板裏面に接地する貫通孔とにより等
価的に置き換えたものである。
【0007】またこの発明は、上記オープンスタブを等
価的に構成する回路のうちの積層コンデンサを複数備
え、これを選択することで、FETの特性の変化に伴い
そのインピーダンスの変換量を調整できるようにしたも
のである。
価的に構成する回路のうちの積層コンデンサを複数備
え、これを選択することで、FETの特性の変化に伴い
そのインピーダンスの変換量を調整できるようにしたも
のである。
【0008】またこの発明は、上記整合回路を用いて電
力合成を行う場合に、各単位増幅器で整合するインピー
ダンスを上記電力合成器の整合するインピーダンスの2
倍と高く設定し、これを並列化した時、その並列化回路
の入出力端子で上記インピーダンスで整合をとれるよう
にしたものである。
力合成を行う場合に、各単位増幅器で整合するインピー
ダンスを上記電力合成器の整合するインピーダンスの2
倍と高く設定し、これを並列化した時、その並列化回路
の入出力端子で上記インピーダンスで整合をとれるよう
にしたものである。
【0009】
【作用】この発明におけるマイクロ波集積回路は、半絶
縁性基板上に形成される積層コンデンサと、基板上の積
層コンデンサを基板裏面へ接地する貫通孔とにより等価
的オープンスタブを構成するから、チップ面積を小さく
し、整合回路を小型とできる。
縁性基板上に形成される積層コンデンサと、基板上の積
層コンデンサを基板裏面へ接地する貫通孔とにより等価
的オープンスタブを構成するから、チップ面積を小さく
し、整合回路を小型とできる。
【0010】また上記積層コンデンサを多数形成し、こ
れを選択することにより、整合インピーダンスの調整を
行うことが可能になる。
れを選択することにより、整合インピーダンスの調整を
行うことが可能になる。
【0011】また、電力合成器の単位増幅器のインピー
ダンスを2倍とすることにより、電力合成時の該単位増
幅器の整合回路の伝送線路を短くすることが可能とな
り、電力増幅器の小型化を行うことができる。
ダンスを2倍とすることにより、電力合成時の該単位増
幅器の整合回路の伝送線路を短くすることが可能とな
り、電力増幅器の小型化を行うことができる。
【0012】
【実施例】実施例1.図1は、本発明の一実施例による
マイクロ波集積回路を示し、これはオープンスタブ回路
を用いたFET増幅器を構成するものである。図1にお
いて、1,2,4,5,7は上記図6と同一のものを示
し、図において、30,32は半絶縁性基板の表面上に
形成した積層コンデンサによる等価容量、31,33は
該基板表面側の積層コンデンサに接続され、これを接地
する、半絶縁性基板の表面から裏面に貫通する貫通孔に
よる等価インダクタである。
マイクロ波集積回路を示し、これはオープンスタブ回路
を用いたFET増幅器を構成するものである。図1にお
いて、1,2,4,5,7は上記図6と同一のものを示
し、図において、30,32は半絶縁性基板の表面上に
形成した積層コンデンサによる等価容量、31,33は
該基板表面側の積層コンデンサに接続され、これを接地
する、半絶縁性基板の表面から裏面に貫通する貫通孔に
よる等価インダクタである。
【0013】次に動作について説明する。FET1の入
出力インピーダンスが容量性の場合、このインピーダン
スを誘導性にするためにこれを伝送線路2,5で変換す
ることが可能である。この伝送線路2,5端に設けた積
層コンデンサ30,32を、基板裏面の接地面に貫通孔
31,33を介して接地する。この接地した積層コンデ
ンサ30,32と貫通孔31,33は、等価的にコンデ
ンサとインダクタの直列素子を構成する。従って、この
直列素子が容量性インピーダンスを示すように調整する
ことにより、上記のように伝送線路2,5で変換された
FETの誘導性インピーダンスを、整合インピーダンス
へ変換することができる。
出力インピーダンスが容量性の場合、このインピーダン
スを誘導性にするためにこれを伝送線路2,5で変換す
ることが可能である。この伝送線路2,5端に設けた積
層コンデンサ30,32を、基板裏面の接地面に貫通孔
31,33を介して接地する。この接地した積層コンデ
ンサ30,32と貫通孔31,33は、等価的にコンデ
ンサとインダクタの直列素子を構成する。従って、この
直列素子が容量性インピーダンスを示すように調整する
ことにより、上記のように伝送線路2,5で変換された
FETの誘導性インピーダンスを、整合インピーダンス
へ変換することができる。
【0014】このような本実施例1のマイクロ波集積回
路では、半絶縁性基板上に形成される積層コンデンサ3
0,32と、基板上の積層コンデンサを基板裏面へ接地
する貫通孔31,33とにより等価的オープンスタブを
構成するから、チップ面積を小さくし、整合回路を小型
とすることができる効果が得られる。
路では、半絶縁性基板上に形成される積層コンデンサ3
0,32と、基板上の積層コンデンサを基板裏面へ接地
する貫通孔31,33とにより等価的オープンスタブを
構成するから、チップ面積を小さくし、整合回路を小型
とすることができる効果が得られる。
【0015】実施例2.図2は本発明の第2の実施例に
よるマイクロ波半導体装置を示す。上記図1の実施例1
の回路においては、FET1のSパラメータ等、その特
性が何らかの原因で変化すると、該FET1に対してイ
ンピーダンスの整合がとれないこととなり、問題とな
る。
よるマイクロ波半導体装置を示す。上記図1の実施例1
の回路においては、FET1のSパラメータ等、その特
性が何らかの原因で変化すると、該FET1に対してイ
ンピーダンスの整合がとれないこととなり、問題とな
る。
【0016】本発明の第2の実施例は、この問題に対処
したもので、図2に示すように、上記実施例1の伝送線
路2,5に相当する,入出力インピーダンスを変換する
伝送線路を、42、41、40、50,51,52とし
て設け、かつ入,出力側のそれぞれに、複数の積層コン
デンサ48,47,46、56,57,58を設け、通
常は、端子44,54を閉、その他の端子45,43、
53,55を開として、積層コンデンサ47,57と、
貫通孔によるインダクタ49,59とからなるオープン
スタブにより、上記FET1増幅器の中心周波数におい
てFET1のインピーダンスの整合をとり、該FET1
のインピーダンスのずれに対しては、端子43,44,
45、50,51,52のうちの所望のものを閉として
所望の積層コンデンサ46,47,48、56,57,
58を用いることにより、インピーダンス整合をとるこ
とができるようにしたものである。
したもので、図2に示すように、上記実施例1の伝送線
路2,5に相当する,入出力インピーダンスを変換する
伝送線路を、42、41、40、50,51,52とし
て設け、かつ入,出力側のそれぞれに、複数の積層コン
デンサ48,47,46、56,57,58を設け、通
常は、端子44,54を閉、その他の端子45,43、
53,55を開として、積層コンデンサ47,57と、
貫通孔によるインダクタ49,59とからなるオープン
スタブにより、上記FET1増幅器の中心周波数におい
てFET1のインピーダンスの整合をとり、該FET1
のインピーダンスのずれに対しては、端子43,44,
45、50,51,52のうちの所望のものを閉として
所望の積層コンデンサ46,47,48、56,57,
58を用いることにより、インピーダンス整合をとるこ
とができるようにしたものである。
【0017】このような本実施例2では、FET1増幅
器のSパラメータ等の特性が何らかの原因で変化して
も、使用する積層コンデンサを適宜選択することによ
り、該FET1に対してインピーダンス整合をとること
ができ、マイクロ波半導体装置の安定な動作を得ること
ができる効果がある。
器のSパラメータ等の特性が何らかの原因で変化して
も、使用する積層コンデンサを適宜選択することによ
り、該FET1に対してインピーダンス整合をとること
ができ、マイクロ波半導体装置の安定な動作を得ること
ができる効果がある。
【0018】実施例3.図3は、この発明の第3の実施
例によるマイクロ波半導体装置を示し、これは上記実施
例1あるいは2のFET増幅器の整合回路をパターン化
したものの一例を示すものである。図3において、70
はFET、71,72,73,78は伝送線路、74,
75は積層コンデンサ、77は接地となる貫通孔、76
はパッド、79a,79bはそれぞれ71,72とつづ
く伝送線路の境界、および72,73とつづく伝送線路
の境界である。
例によるマイクロ波半導体装置を示し、これは上記実施
例1あるいは2のFET増幅器の整合回路をパターン化
したものの一例を示すものである。図3において、70
はFET、71,72,73,78は伝送線路、74,
75は積層コンデンサ、77は接地となる貫通孔、76
はパッド、79a,79bはそれぞれ71,72とつづ
く伝送線路の境界、および72,73とつづく伝送線路
の境界である。
【0019】次に、動作,作用について説明する。FE
T70は、伝送線路71,72から積層コンデンサ74
を通して貫通孔77で接地される。この時、FET70
のインピーダンスが設計通りであれば、端面79aで、
即ち伝送線路73なしで整合をとることができる。しか
るに、FET70のインピーダンスが高インピーダンス
側に変動した場合には、さらに、パッド76と線路72
とをワイヤで接続することにより、パッド76を介して
積層コンデンサ75をも整合回路に用いることができ、
これにより、整合回路の調整を行うことが可能である。
T70は、伝送線路71,72から積層コンデンサ74
を通して貫通孔77で接地される。この時、FET70
のインピーダンスが設計通りであれば、端面79aで、
即ち伝送線路73なしで整合をとることができる。しか
るに、FET70のインピーダンスが高インピーダンス
側に変動した場合には、さらに、パッド76と線路72
とをワイヤで接続することにより、パッド76を介して
積層コンデンサ75をも整合回路に用いることができ、
これにより、整合回路の調整を行うことが可能である。
【0020】以上は、線路72に接続される容量を大き
くする場合の調整方法であるが、線路72に接続される
容量を小さくする場合には、積層コンデンサ74をレー
ザトリミングして伝送線路72から切離し、積層コンデ
ンサ74より容量の小さい積層コンデンサ75をパッド
76を介して伝送線路72に接続することにより、この
容量を小さくする方向に整合回路の調整を行うことが可
能である。なお、図3中の伝送線路73はFET1から
の信号をさらに他の箇所へ伝送するための伝送線路であ
る。
くする場合の調整方法であるが、線路72に接続される
容量を小さくする場合には、積層コンデンサ74をレー
ザトリミングして伝送線路72から切離し、積層コンデ
ンサ74より容量の小さい積層コンデンサ75をパッド
76を介して伝送線路72に接続することにより、この
容量を小さくする方向に整合回路の調整を行うことが可
能である。なお、図3中の伝送線路73はFET1から
の信号をさらに他の箇所へ伝送するための伝送線路であ
る。
【0021】実施例4.図4は、本発明の第4の実施例
のマイクロ波半導体装置を示す。上記実施例1の1つの
FETからなる単一増幅器を用いて電力合成を行い、電
力増幅器を構成することも可能であり、図4に示す本第
4の実施例は、同一高周波数性能を有する増幅器を、並
列に用いて電力合成するようにした増幅器を示す。図4
(a) は本第4の実施例の増幅器の回路図、図4(b) はそ
の等価回路図である。図において、80は、上記実施例
1の単一増幅器と同じもの、81は入力端子、82は出
力端子、90は上記単一増幅器80の整合時の等価回
路、91は上記単一増幅器80の整合時の入力インピー
ダンス、即ち端子81から見たインピーダンス、92は
単一増幅器80の整合時の出力インピーダンス、即ち端
子82から見たインピーダンスである。
のマイクロ波半導体装置を示す。上記実施例1の1つの
FETからなる単一増幅器を用いて電力合成を行い、電
力増幅器を構成することも可能であり、図4に示す本第
4の実施例は、同一高周波数性能を有する増幅器を、並
列に用いて電力合成するようにした増幅器を示す。図4
(a) は本第4の実施例の増幅器の回路図、図4(b) はそ
の等価回路図である。図において、80は、上記実施例
1の単一増幅器と同じもの、81は入力端子、82は出
力端子、90は上記単一増幅器80の整合時の等価回
路、91は上記単一増幅器80の整合時の入力インピー
ダンス、即ち端子81から見たインピーダンス、92は
単一増幅器80の整合時の出力インピーダンス、即ち端
子82から見たインピーダンスである。
【0022】次に動作について説明する。本実施例4の
整合回路においては、単一増幅器80の整合のための入
出力インピーダンス(91,92)を、該単一増幅器8
0を合成して電力増幅器としたときに整合するインピー
ダンス、即ち該電力増幅器の入出力インピーダンスの2
倍、例えば、100Ω、とすると、これを2つ並列化し
て構成した全体の電力増幅器の入出力インピーダンス
は、50Ωとなり、その入力端81の高周波信号源、お
よびその出力端82の負荷インピーダンスと整合をとる
ことが可能である。この場合、2倍(100Ω)と高イ
ンピーダンスとなった単一増幅器80の整合回路は、そ
の伝送線路の波長短縮率が大きくなることによってその
線路長が短くなり、チップ面積を小さくすることができ
るものである。
整合回路においては、単一増幅器80の整合のための入
出力インピーダンス(91,92)を、該単一増幅器8
0を合成して電力増幅器としたときに整合するインピー
ダンス、即ち該電力増幅器の入出力インピーダンスの2
倍、例えば、100Ω、とすると、これを2つ並列化し
て構成した全体の電力増幅器の入出力インピーダンス
は、50Ωとなり、その入力端81の高周波信号源、お
よびその出力端82の負荷インピーダンスと整合をとる
ことが可能である。この場合、2倍(100Ω)と高イ
ンピーダンスとなった単一増幅器80の整合回路は、そ
の伝送線路の波長短縮率が大きくなることによってその
線路長が短くなり、チップ面積を小さくすることができ
るものである。
【0023】このような本実施例4では、1つのFET
からなる単一増幅器を用いて、電力増幅器を構成するこ
とが可能となり、また、その際チップ面積を小さくする
ことができる効果がある。
からなる単一増幅器を用いて、電力増幅器を構成するこ
とが可能となり、また、その際チップ面積を小さくする
ことができる効果がある。
【0024】実施例5.図5は、本発明の第5の実施例
による電力増幅器を示し、これは上記図4の電力増幅器
の構成をさらに多段として構成したものである。即ち、
図において、100a,100bは上記実施例1の構成
になり、入出力インピーダンスが100Ωの単一増幅
器、また、101a,101b,101c,101dは
上記実施例1の構成になり、入出力インピーダンスが2
00Ωの単一増幅器であり、入出力インピーダンス10
0Ωの単一増幅器100a,100bの各々と、2つの
入出力インピーダンス200Ωの単一増幅器101aと
101b、あるいは101cと101dにより、それぞ
れ入出力インピーダンスの整合(100Ω)を行い、さ
らにこのような回路(100a,100bをそれぞれ含
むもの)を2段並列化して合成し、入力端子102と出
力端子103とにおいて、50Ωに入出力インピーダン
スの整合をとったものである。
による電力増幅器を示し、これは上記図4の電力増幅器
の構成をさらに多段として構成したものである。即ち、
図において、100a,100bは上記実施例1の構成
になり、入出力インピーダンスが100Ωの単一増幅
器、また、101a,101b,101c,101dは
上記実施例1の構成になり、入出力インピーダンスが2
00Ωの単一増幅器であり、入出力インピーダンス10
0Ωの単一増幅器100a,100bの各々と、2つの
入出力インピーダンス200Ωの単一増幅器101aと
101b、あるいは101cと101dにより、それぞ
れ入出力インピーダンスの整合(100Ω)を行い、さ
らにこのような回路(100a,100bをそれぞれ含
むもの)を2段並列化して合成し、入力端子102と出
力端子103とにおいて、50Ωに入出力インピーダン
スの整合をとったものである。
【0025】このような本実施例5のマイクロ波集積回
路では、多段で増幅度の大きい電力増幅器を構成するこ
とができる効果がある。
路では、多段で増幅度の大きい電力増幅器を構成するこ
とができる効果がある。
【0026】
【発明の効果】以上のように、この発明にかかるマイク
ロ波集積回路によれば、オープンスタブ回路を、基板表
面上の積層コンデンサと、基板を表面から裏面に貫通す
る貫通孔とで構成される等価コンデンサ、およびインダ
クタにより置換えるようにしたので、整合回路の小型化
を図ることができる。
ロ波集積回路によれば、オープンスタブ回路を、基板表
面上の積層コンデンサと、基板を表面から裏面に貫通す
る貫通孔とで構成される等価コンデンサ、およびインダ
クタにより置換えるようにしたので、整合回路の小型化
を図ることができる。
【0027】また、上記積層コンデンサからなる等価コ
ンデンサを複数設けることにより、FETのインピーダ
ンスの変化に伴う調整をも行うことができる効果があ
る。
ンデンサを複数設けることにより、FETのインピーダ
ンスの変化に伴う調整をも行うことができる効果があ
る。
【0028】さらには、整合回路を有するFET増幅器
を合成して電力合成器を構成する際の整合をも容易に行
うことができる等の効果が得られる。
を合成して電力合成器を構成する際の整合をも容易に行
うことができる等の効果が得られる。
【図1】この発明の第1の実施例による単一増幅器の構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図2】この発明の第2の実施例による調整用積層コン
デンサを設けた単一増幅器の構成を示す図である。
デンサを設けた単一増幅器の構成を示す図である。
【図3】この発明の第3の実施例によるFET増幅器の
整合回路のレイアウトを示す図である。
整合回路のレイアウトを示す図である。
【図4】この発明の第4の実施例による電力合成した単
一増幅器の構成を示す図である。
一増幅器の構成を示す図である。
【図5】この発明の第5の実施例による多段増幅器の構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図6】従来のオープンスタブ回路を用いた単一増幅器
の構成を示す図である。
の構成を示す図である。
【図7】従来の電力合成した場合の単一増幅器の構成を
示す図である。
示す図である。
1 電界効果トランジスタ( FET ) 2 入力インピーダンス変換用伝送線路 5 出力インピーダンス変換用伝送線路 30,32 積層コンデンサの等価容量 31,33 半絶縁性基板上表面から裏面まで貫通した
貫通孔の等価インダクタ 40,41 入力インピーダンス変換用伝送線路 44,45,46 端子間 53,54,55 端子間 46〜48 調整用積層コンデンサの等価容量 50,51 出力インピーダンス変換用伝送線路 56〜58 調整用積層コンデンサの等価容量 70 FETセル 74,75 積層コンデンサパターン
貫通孔の等価インダクタ 40,41 入力インピーダンス変換用伝送線路 44,45,46 端子間 53,54,55 端子間 46〜48 調整用積層コンデンサの等価容量 50,51 出力インピーダンス変換用伝送線路 56〜58 調整用積層コンデンサの等価容量 70 FETセル 74,75 積層コンデンサパターン
Claims (4)
- 【請求項1】 半絶縁性または半導体基板上に、電界効
果トランジスタ(以下FETと称す)及びその整合回路
を形成しているマイクロ波集積回路において、 上記整合回路は、これを構成する伝送線路の長さによっ
て所望のインピーダンス値に設定され、 上記伝送線路の一端は、積層型コンデンサと、上記基板
を貫通し基板裏面に接続された貫通孔とにより接地され
ていることを特徴とするマイクロ波集積回路。 - 【請求項2】 請求項1記載のマイクロ波集積回路にお
いて、 上記積層型コンデンサを複数並列に備え、その選択によ
り、上記FETの特性の変化に伴い上記整合回路による
インピーダンスの変換量を調整できることを特徴とする
マイクロ波集積回路。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載のマイクロ波集
積回路において、 上記FETによる増幅器を2つ並列に備えて電力増幅器
を構成しており、 各々整合回路を有する上記の各FET増幅器は、所要帯
域において、該電力増幅器としての入出力インピーダン
スの2倍の入出力整合インピーダンスを有することを特
徴とするマイクロ波集積回路。 - 【請求項4】 請求項3に記載のマイクロ波集積回路に
おいて、 上記電力増幅器を構成する2つのFET増幅器を単位と
し、これが多段に構成されていることを特徴とするマイ
クロ波集積回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9347593A JPH06310916A (ja) | 1993-04-21 | 1993-04-21 | マイクロ波集積回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9347593A JPH06310916A (ja) | 1993-04-21 | 1993-04-21 | マイクロ波集積回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06310916A true JPH06310916A (ja) | 1994-11-04 |
Family
ID=14083373
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9347593A Pending JPH06310916A (ja) | 1993-04-21 | 1993-04-21 | マイクロ波集積回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06310916A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08242133A (ja) * | 1995-03-06 | 1996-09-17 | Nec Corp | 発振器 |
| US6628176B1 (en) | 1999-04-27 | 2003-09-30 | Fujitsu Quantum Devices Limited | High-frequency input impedance matching circuit, high-frequency output impedance matching circuit and semiconductor integrated circuit |
| CN115483890A (zh) * | 2022-09-16 | 2022-12-16 | 中国电子科技集团公司第十三研究所 | 一种微波功率器件及设计方法 |
-
1993
- 1993-04-21 JP JP9347593A patent/JPH06310916A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08242133A (ja) * | 1995-03-06 | 1996-09-17 | Nec Corp | 発振器 |
| US6628176B1 (en) | 1999-04-27 | 2003-09-30 | Fujitsu Quantum Devices Limited | High-frequency input impedance matching circuit, high-frequency output impedance matching circuit and semiconductor integrated circuit |
| CN115483890A (zh) * | 2022-09-16 | 2022-12-16 | 中国电子科技集团公司第十三研究所 | 一种微波功率器件及设计方法 |
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