JPH06311006A - 出力回路 - Google Patents

出力回路

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JPH06311006A
JPH06311006A JP5101539A JP10153993A JPH06311006A JP H06311006 A JPH06311006 A JP H06311006A JP 5101539 A JP5101539 A JP 5101539A JP 10153993 A JP10153993 A JP 10153993A JP H06311006 A JPH06311006 A JP H06311006A
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JP
Japan
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transistors
output
channel mos
potential side
mos transistor
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JP5101539A
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Inventor
Takahiro Yamamoto
恭弘 山本
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Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は出力信号及び電源でのノイズの発生を
防止して、動作速度を向上させ得る出力回路を提供する
ことを目的とする。 【構成】高電位側電源VDDと低電位側電源Vssとの間
に、PチャネルMOSトランジスタTr8とNチャネルM
OSトランジスタTr7とが直列に接続され、各トランジ
スタTr8,Tr7のゲートに入力信号INd,INcが入
力される。両トランジスタTr8,Tr7の接続点が出力端
子To に接続され、トランジスタTr8,Tr7の少なくと
も一方がオフされて出力信号OUTが出力される。Nチ
ャネルMOSトランジスタTr7が高電位側とされるとと
もに、PチャネルMOSトランジスタTr8が低電位側と
されて両トランジスタTr7,Tr8が直列に接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体集積回路の出力
回路に関するものである。近年の半導体集積回路ではそ
の動作の高速化が益々要請されているため、その動作の
高速化を妨げるノイズの発生を防止する必要がある。そ
こで、半導体集積回路の出力回路においてもその動作に
基づくノイズの発生を防止する必要がある。
【0002】
【従来の技術】従来のCMOS構成の出力バッファ回路
では、図10に示すようにPチャネルMOSトランジス
タTr1と、NチャネルMOSトランジスタTr2とが、電
源VDDと電源Vssとの間で直列に接続される。
【0003】前記トランジスタTr1のゲートには入力信
号IN1が入力され、前記トランジスタTr2のゲートに
は入力信号IN2が入力され、両トランジスタTr1,T
r2のドレインから出力信号OUTが出力される。
【0004】前記トランジスタTr1は入力信号IN1が
Hレベルとなるとオフされ、Lレベルとなるとオンされ
る。また、前記トランジスタTr2は入力信号IN2がH
レベルとなるとオンされ、Lレベルとなるとオフされ
る。
【0005】従って、入力信号IN1,IN2がLレベ
ルとなると、出力信号OUTはHレベルとなり、入力信
号IN1,IN2がHレベルとなると、出力信号OUT
はLレベルとなる。
【0006】また、入力信号IN1がHレベル、入力信
号IN2がLレベルとなると、出力信号OUTは不定と
なる。NMOS構成の出力バッファ回路では、図10に
示すようにNチャネルMOSトランジスタTr3,Tr4
が、電源VDDと電源Vssとの間で直列に接続される。
【0007】前記トランジスタTr3のゲートには入力信
号IN3が入力され、前記トランジスタTr4のゲートに
は入力信号IN4が入力され、トランジスタTr3のソー
スとトランジスタTr4のドレインとの接続点から出力信
号OUTが出力される。
【0008】前記トランジスタTr3,Tr4は入力信号I
N3,IN4がHレベルとなるとオンされ、Lレベルと
なるとオフされる。従って、入力信号IN3がHレベ
ル、入力信号IN4がLレベルとなると、出力信号OU
TはHレベルとなり、入力信号IN3がLレベル、入力
信号IN4がHレベルとなると、出力信号OUTはLレ
ベルとなる。
【0009】また、入力信号IN3がともにLレベルと
なると、両トランジスタTr3,Tr4はともにオフされ
て、出力信号OUTは不定となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前記CMOS構成の出
力回路では、出力信号OUTの立ち上がり速度及び立ち
下がり速度を向上させるためには、トランジスタTr1,
Tr2のサイズを大きくする必要がある。
【0011】ところが、前記トランジスタTr1,Tr2の
サイズを大きくすると、出力信号OUTがHレベルに近
づくにつれて、トランジスタTr1の出力インピーダンス
が低下し、出力信号OUTがLレベルに近づくにつれ
て、トランジスタTr2の出力インピーダンスが低下す
る。
【0012】すなわち、MOSトランジスタの特性とし
て、ゲート電位が一定であるとき、図5に破線で示すよ
うにドレイン−ソース間電圧VDSが一定レベル以上であ
れば、出力インピーダンスが大きいため、ドレイン−ソ
ース間電圧VDSが増大してもドレイン電流ID の変化は
少ない。
【0013】一方、ドレイン−ソース間電圧VDSが一定
レベル以下の範囲では、ドレイン−ソース間電圧VDSの
変動にともなって、ドレイン電流ID は大きく変動す
る。すなわち、この領域では出力インピーダンスが小さ
くなっている。
【0014】従って、図10に示すCMOS構成の出力
回路では、出力信号OUTがLレベルからHレベルに立
ち上がるとき、あるいは出力信号OUTがHレベルから
Lレベルに立ち上がるときに、出力端子に接続される負
荷回路との間で出力インピーダンスと入力インピーダン
スとの整合がとれなくなる。
【0015】この結果、図12に実線で示すように出力
信号OUTにインピーダンスの不整合による反射波が生
じ、この反射波によるノイズが動作速度を低下させると
いう問題点がある。
【0016】また、前記NMOS構成の出力回路でも、
電源Vss側のトランジスタTr4については同様に反射波
が生じ、この反射波によるノイズが動作速度を低下させ
るという問題点がある。
【0017】また、トランジスタのサイズを大きくする
と、複数の出力回路の出力信号OUTが同時に切り換わ
る時に、電源VDDから電源Vssに流れる貫通電流が増大
して、電源ノイズの原因となる。そこで、各出力回路の
入力信号の位相をずらすことにより、貫通電流のピーク
値を抑制すると、電源ノイズの発生を抑制することがで
きるが、出力信号が遅延することにより動作速度が低下
する。
【0018】また、前記出力回路の出力端子に抵抗を接
続すると、出力インピーダンスの変動を抑制することは
できるが、出力電流の変化によって出力電位が変動する
とともに、負荷駆動能力も低下するため動作速度が低下
する。
【0019】このような不具合を解消するために、前記
出力回路を構成するトランジスタのサイズを小さくする
と、各トランジスタに流れるドレイン電流が小さくなっ
て、出力インピーダンスの変動を小さくすることが可能
となる。
【0020】従って、図12に破線で示すように出力信
号OUTに生ずるノイズを低減することができる。しか
し、負荷駆動能力が低下することにより、出力信号OU
Tの立ち上がり速度及び立ち下がり速度が低下するとい
う問題点がある。
【0021】この発明の目的は、出力信号及び電源での
ノイズの発生を防止して、動作速度を向上させ得る出力
回路を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】図1は請求項1の発明の
原理説明図である。すなわち、高電位側電源VDDと低電
位側電源Vssとの間に、PチャネルMOSトランジスタ
Tr8とNチャネルMOSトランジスタTr7とが直列に接
続され、前記各トランジスタTr8,Tr7のゲートに入力
信号INd,INcが入力され、前記両トランジスタT
r8,Tr7の接続点が出力端子To に接続され、前記トラ
ンジスタTr8,Tr7の少なくとも一方がオフされて出力
信号OUTが出力される。
【0023】前記NチャネルMOSトランジスタTr7が
高電位側とされるとともに、前記PチャネルMOSトラ
ンジスタTr8が低電位側とされて両トランジスタTr7,
Tr8が直列に接続される。
【0024】また、請求項2の発明では、図2に示すよ
うに高電位側電源VDDと低電位側電源Vssとの間に、P
チャネルMOSトランジスタTr8とNチャネルMOSト
ランジスタTr7とが直列に接続され、前記両トランジス
タTr8,Tr7のゲートに入力信号INd,INcが入力
され、前記両トランジスタTr8,Tr7の接続点が出力端
子To に接続され、前記トランジスタTr8,Tr7の少な
くとも一方がオフされて出力信号OUTが出力される。
【0025】前記NチャネルMOSトランジスタTr7が
高電位側とされるとともに、前記PチャネルMOSトラ
ンジスタTr8が低電位側とされて両トランジスタTr7,
Tr8が直列に接続され、PチャネルMOSトランジスタ
Tr5と、NチャネルMOSトランジスタTr6とが高電位
側電源VDDと低電位側電源Vssとの間で前記Pチャネル
MOSトランジスタTr5を高電位側として直列に接続さ
れ、前記各トランジスタTr5,Tr6のゲートに前記入力
信号INc,INdとは逆相の入力信号INa,INb
が入力され、前記両トランジスタTr5,Tr6のドレイン
が抵抗Rを介して前記出力端子To に接続される。
【0026】また、請求項3の発明では、高電位側電源
VDDと低電位側電源Vssとの間に、PチャネルMOSト
ランジスタTr8とNチャネルMOSトランジスタTr7と
が直列に接続され、前記両トランジスタTr8,Tr7のゲ
ートに入力信号INd,INcが入力され、前記両トラ
ンジスタTr8,Tr7の接続点が出力端子To に接続され
る。
【0027】前記NチャネルMOSトランジスタTr7が
高電位側とされるとともに、前記PチャネルMOSトラ
ンジスタTr8が低電位側とされて両トランジスタTr7,
Tr8が直列に接続され、PチャネルMOSトランジスタ
Tr5と、NチャネルMOSトランジスタTr6とが高電位
側電源VDDと低電位側電源Vssとの間で前記Pチャネル
MOSトランジスタTr5を高電位側として直列に接続さ
れ、前記各トランジスタTr5,Tr6のゲートに前記入力
信号INc,INdとは逆相の入力信号INa,INb
が入力され、前記両トランジスタTr5,Tr6のドレイン
が抵抗Rを介して前記出力端子To に接続され、前記各
トランジスタTr5〜Tr8のゲートには、前記入力信号I
Na,INbの切り換わりを前記入力信号INd,IN
cの切り換わりより遅延させる駆動回路3が接続され
る。
【0028】
【作用】請求項1においては、トランジスタTr7,Tr8
がオンされるときには、各トランジスタTr7,Tr8のド
レインとゲートとが短絡された状態となる。従って、M
OSトランジスタの特性として各トランジスタTr7,T
r8のドレイン−ソース間電圧が変動しても、同トランジ
スタTr7,Tr8の出力インピーダンスの変動は抑制され
る。
【0029】請求項2においては、請求項1と同様な作
用に加えて、トランジスタTr7とトランジスタTr5、あ
るいはトランジスタTr8とトランジスタTr6とが同時に
オンされることにより、動作速度が向上する。
【0030】請求項3においては、請求項1及び請求項
2と同様な作用に加えて、トランジスタTr7とトランジ
スタTr5、あるいはトランジスタTr8とトランジスタT
r6とのオン動作に遅延時間が設けられることにより、出
力インピーダンスの変動はさらに抑制される。
【0031】
【実施例】図2はこの発明を具体化した出力回路の一実
施例を示す。PチャネルMOSトランジスタTr5と、N
チャネルMOSトランジスタTr6とは、電源VDDと電源
Vssとの間で、同トランジスタTr5を電源VDD側とし、
同トランジスタTr6を電源Vss側として直列に接続され
ている。
【0032】前記トランジスタTr5,Tr6のドレインは
抵抗Rを介して出力端子To に接続され、トランジスタ
Tr5のゲートには入力信号INaが入力され、トランジ
スタTr6のゲートには入力信号INbが入力されてい
る。
【0033】前記電源VDDと電源Vssとの間には、Nチ
ャネルMOSトランジスタTr7と、PチャネルMOSト
ランジスタTr8とが、同トランジスタTr7を電源VDD側
とし、同トランジスタTr8を電源Vss側として直列に接
続されている。
【0034】前記トランジスタTr7,Tr8のソースは前
記出力端子To に接続され、トランジスタTr7のゲート
には入力信号INcが入力され、トランジスタTr8のゲ
ートには入力信号INdが入力されている。
【0035】上記のように構成された出力回路におい
て、入力信号INc,INdがともにHレベル、すなわ
ち電源VDDレベルとなって、トランジスタTr7がオンさ
れ、トランジスタTr8がオフされると、出力信号OUT
はHレベルとなる。
【0036】この状態では、前記トランジスタTr7は図
6に示すようにそのゲートがドレインに短絡された状態
となる。この状態でのトランジスタTr7の特性は、図5
に実線で示すようにドレイン−ソース間電圧VDSの変動
にほぼ比例してドレイン電流ID が変動することから、
ドレイン−ソース間電圧VDSの変動にともなって出力イ
ンピーダンスが大きく変動することはない。
【0037】また、入力信号INc,INdがともにL
レベル、すなわち電源Vssレベルとなって、トランジス
タTr7がオフされ、トランジスタTr8がオンされると、
出力信号OUTはLレベルとなる。
【0038】この状態では、前記トランジスタTr8は図
7に示すようにそのゲートがドレインに短絡された状態
となる。この状態でのトランジスタTr8の特性は、同じ
く図5に実線で示すようにドレイン−ソース間電圧VDS
の変動にほぼ比例してドレイン電流ID が変動すること
から、ドレイン−ソース間電圧VDSの変動にともなって
出力インピーダンスが大きく変動することはない。
【0039】前記出力回路を駆動するための駆動回路3
を図3に従って説明する。入力データDはNAND回路
1bの一方の入力端子に入力されるとともに、インバー
タ回路2aを介してNAND回路1aの一方の入力端子
に入力される。
【0040】前記出力回路を不活性状態として、その出
力信号OUTを不定状態、すなわちハイインピーダンス
状態とするための不活性化信号HiZは、インバータ回
路2bを介して前記NAND回路1a,1bの他方の入
力端子に入力されている。
【0041】前記NAND回路1aの出力信号は、前記
出力回路の入力信号INdとして出力されるとともに、
NAND回路1cの一方の入力端子に入力され、かつ偶
数段のインバータ回路2cを介してNAND回路1cの
他方の入力端子に入力されている。
【0042】そして、前記NAND回路1cから前記出
力回路の入力信号INbが出力される。前記NAND回
路1bの出力信号はインバータ回路2dで反転されて、
前記出力回路の入力信号INcとして出力される。
【0043】また、前記インバータ回路2dの出力信号
はNAND回路1dの一方の入力端子に入力されるとと
もに、偶数段のインバータ回路2eを介して、NAND
回路1dの他方の入力端子に入力されている。
【0044】そして、前記NAND回路1dから前記出
力回路の入力信号INaが出力される。このように構成
された駆動回路は、前記不活性化信号HiZがHレベル
となると、入力データDに関わらずNAND回路1a,
1bの出力信号はHレベルとなる。すると、出力信号I
NbはLレベル、出力信号INdはHレベル、出力信号
INaはHレベル、出力信号INcはLレベルとなる。
【0045】また、前記不活性化信号HiZがLレベル
の状態で、入力データDがLレベルとなると、出力信号
INbはHレベル、出力信号INdはLレベル、出力信
号INaはHレベル、出力信号INcはLレベルとな
る。
【0046】また、前記不活性化信号HiZがLレベル
の状態で、入力データDがHレベルとなると、出力信号
INbはLレベル、出力信号INdはHレベル、出力信
号INaはLレベル、出力信号INcはHレベルとな
る。
【0047】また、NAND回路1aがLレベルからH
レベルに立ち上がるとき、出力信号INbは出力信号I
Ndの立ち上がりから、インバータ回路2cの動作時間
に相当する遅延時間後に立ち下がる。
【0048】また、NAND回路1bがHレベルからL
レベルに立ち下がるとき、出力信号INaは出力信号I
Ncの立ち上がりから、インバータ回路2eの動作時間
に相当する遅延時間後に立ち下がる。
【0049】次に、上記のように構成された駆動回路3
に基づいて動作する出力回路の作用を図4に従って説明
する。さて、不活性化信号HiZがLレベルの状態で入
力データDがLレベルに維持されている状態では、駆動
回路から出力回路に入力される入力信号INbはHレベ
ル、入力信号INdはLレベル、入力信号INaはHレ
ベル、入力信号INcはLレベルとなる。
【0050】すると、出力回路のトランジスタTr5,T
r7はオフされるとともに、トランジスタTr6,Tr8はオ
ンされて、出力信号OUTはLレベルとなる。この状態
から、入力データDがHレベルに立ち上がると、NAN
D回路1aの出力信号はLレベルからHレベルに立ち上
がり、NAND回路1bの出力信号はHレベルからLレ
ベルに立ち下がる。
【0051】すると、出力回路の入力信号INdが立ち
上がるとともに、入力信号INbは入力信号INdの立
ち上がりから遅延時間t後に立ち下がる。また、出力回
路の入力信号INcが立ち上がるとともに、入力信号I
Naは入力信号INcの立ち上がりから遅延時間t後に
立ち下がる。
【0052】すると、まずトランジスタTr7がオンされ
るとともに、トランジスタTr8がオフされ、次いで遅延
時間t後に、トランジスタTr5がオンされるとともに、
トランジスタTr6がオフされ、出力信号OUTはHレベ
ルとなる。
【0053】このとき、トランジスタTr7は図5に実線
で示す特性で動作するため、出力インピーダンスは大き
く変動せず、出力信号OUTの電位が上昇して、ドレイ
ン−ソース間電圧VDSが小さくなるにつれて、ドレイン
電流Id が減少する。
【0054】トランジスタTr5は、図5に破線で示す特
性で動作して、ドレイン−ソース間電圧VDSが小さくな
ると出力インピーダンスが急激に低下するが、抵抗Rに
より出力インピーダンスの低下が抑制される。
【0055】従って、トランジスタTr7,Tr5の動作に
よる出力インピーダンスは大きく変動せず、図8に示す
ように出力信号OUTの立ち上がり速度を確保しなが
ら、反射波によるノイズの発生が抑制される。
【0056】この状態から、不活性化信号HiZがHレ
ベルとなると、入力データDに関わらず、入力信号IN
bはLレベル、入力信号INdはHレベル、入力信号I
NaはHレベル、入力信号INcはLレベルとなる。
【0057】すると、トランジスタTr5〜Tr8はすべて
オフされ、出力信号OUTは不定状態となる。一方、出
力信号OUTがHレベルにある状態から、入力データD
がLレベルとなると、入力信号INc,INdがLレベ
ル、入力信号INaはHレベルとなり、次いで入力信号
INbはHレベルとなる。
【0058】すると、トランジスタTr7,Tr5がオフさ
れるとともに、トランジスタTr8がオンされ、次いでト
ランジスタTr6がオンされる。このとき、トランジスタ
Tr8は図5に実線で示す特性で動作するため、出力イン
ピーダンスは大きく変動せず、出力信号OUTの電位が
下降して、ドレイン−ソース間電圧VDSが小さくなるに
つれて、ドレイン電流Id が減少する。
【0059】トランジスタTr6は、図5に破線で示す特
性で動作して、ドレイン−ソース間電圧VDSが小さくな
ると出力インピーダンスが急激に低下するが、抵抗Rに
より出力インピーダンスの低下が抑制される。
【0060】従って、トランジスタTr6,Tr8の動作に
よる出力インピーダンスは大きく変動せず、図8に示す
ように出力信号OUTの立ち下がり速度を確保しなが
ら、反射波によるノイズの発生が抑制される。
【0061】また、トランジスタのサイズを大きくする
ことなく、動作速度を確保することができるので、貫通
電流を抑制することもできる。また、出力信号OUTが
不定状態からLレベル、あるいはHレベルに移行する場
合にも、トランジスタTr5,Tr7あるいはトランジスタ
Tr6,Tr8の動作による出力インピーダンスは大きく変
動せず、出力信号OUTの立ち下がり速度を確保しなが
ら、反射波によるノイズの発生が抑制される。
【0062】また、前記実施例ではトランジスタTr5,
Tr6の動作をトランジスタTr7,Tr8より遅延させるた
めに、駆動回路にインバータ回路2c,2eによる遅延
回路を設けたが、遅延させなくても同様な効果を得るこ
とができる。
【0063】この場合には、図9に示す駆動回路を使用
する。すなわち、前記実施例の駆動回路のNAND回路
1aの出力信号を前記出力回路の入力信号INdとし、
NAND回路1aの出力信号をインバータ回路2fを介
して出力して入力信号INbとする。
【0064】また、NAND回路1bの出力信号を前記
出力回路の入力信号INaとし、NAND回路1bの出
力信号をインバータ回路2gを介して出力して入力信号
INcとする。
【0065】また、前記実施例の出力回路のトランジス
タTr7,Tr8だけで出力回路を構成することもできる。
このような構成によれば、前記実施例に比して出力信号
OUTの波形がHレベルあるいはLレベル近傍で若干鈍
るが、トランジスタTr7,Tr8により出力信号OUTの
立ち上がり速度及び立ち下がり速度を確保しながら、出
力インピーダンスの変動を抑制して反射波を抑制するこ
とができる。
【0066】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明は出力信
号及び電源でのノイズの発生を防止して、動作速度を向
上させ得る出力回路を提供することができる優れた効果
を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】一実施例を示す回路図である。
【図3】一実施例の駆動回路を示す回路図である。
【図4】一実施例の動作を示す波形図である。
【図5】MOSトランジスタの特性を示すグラフ図であ
る。
【図6】一実施例のトランジスタの動作時の接続状態を
示す回路図である。
【図7】一実施例のトランジスタの動作時の接続状態を
示す回路図である。
【図8】一実施例の出力回路の出力波形を示す波形図で
ある。
【図9】駆動回路の変形例を示す回路図である。
【図10】従来の出力回路を示す回路図である。
【図11】従来の出力回路を示す回路図である。
【図12】従来例の動作を示す波形図である。
【符号の説明】
Tr7 NチャネルMOSトランジスタ Tr8 PチャネルMOSトランジスタ VDD 高電位側電源 Vss 低電位側電源 To 出力端子 INd,INc 入力信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高電位側電源(VDD)と低電位側電源
    (Vss)との間に、PチャネルMOSトランジスタ(T
    r8)とNチャネルMOSトランジスタ(Tr7)とを直列
    に接続し、前記各トランジスタ(Tr8,Tr7)のゲート
    に入力信号(INd,INc)を入力し、前記両トラン
    ジスタ(Tr8,Tr7)の接続点を出力端子(To )に接
    続し、前記トランジスタ(Tr8,Tr7)の少なくとも一
    方をオフさせて出力信号(OUT)を出力する出力回路
    であって、 前記NチャネルMOSトランジスタ(Tr7)を高電位側
    とするとともに、前記PチャネルMOSトランジスタ
    (Tr8)を低電位側として両トランジスタ(Tr7,Tr
    8)を直列に接続したことを特徴とする出力回路。
  2. 【請求項2】 高電位側電源(VDD)と低電位側電源
    (Vss)との間に、PチャネルMOSトランジスタ(T
    r8)とNチャネルMOSトランジスタ(Tr7)とを直列
    に接続し、前記両トランジスタ(Tr8,Tr7)のゲート
    に入力信号(INd,INc)を入力し、前記両トラン
    ジスタ(Tr8,Tr7)の接続点を出力端子(To )に接
    続し、前記トランジスタ(Tr8,Tr7)の少なくとも一
    方をオフさせて出力信号(OUT)を出力する出力回路
    であって、 前記NチャネルMOSトランジスタ(Tr7)を高電位側
    とするとともに、前記PチャネルMOSトランジスタ
    (Tr8)を低電位側として両トランジスタ(Tr7,Tr
    8)を直列に接続し、PチャネルMOSトランジスタ
    (Tr5)と、NチャネルMOSトランジスタ(Tr6)と
    を高電位側電源(VDD)と低電位側電源(Vss)との間
    で前記PチャネルMOSトランジスタ(Tr5)を高電位
    側として直列に接続し、前記各トランジスタ(Tr5,T
    r6)のゲートに前記入力信号(INc,INd)とは逆
    相の入力信号(INa,INb)を入力し、前記両トラ
    ンジスタ(Tr5,Tr6)のドレインを抵抗(R)を介し
    て前記出力端子(To )に接続したことを特徴とする出
    力回路。
  3. 【請求項3】 高電位側電源(VDD)と低電位側電源
    (Vss)との間に、PチャネルMOSトランジスタ(T
    r8)とNチャネルMOSトランジスタ(Tr7)とを直列
    に接続し、前記両トランジスタ(Tr8,Tr7)のゲート
    に入力信号(INd,INc)を入力し、前記両トラン
    ジスタ(Tr8,Tr7)の接続点を出力端子(To )に接
    続し、前記トランジスタ(Tr8,Tr7)の少なくとも一
    方をオフさせて出力信号(OUT)を出力する出力回路
    であって、 前記NチャネルMOSトランジスタ(Tr7)を高電位側
    とするとともに、前記PチャネルMOSトランジスタ
    (Tr8)を低電位側として両トランジスタ(Tr7,Tr
    8)を直列に接続し、PチャネルMOSトランジスタ
    (Tr5)と、NチャネルMOSトランジスタ(Tr6)と
    を高電位側電源(VDD)と低電位側電源(Vss)との間
    で前記PチャネルMOSトランジスタ(Tr5)を高電位
    側として直列に接続し、前記各トランジスタ(Tr5,T
    r6)のゲートに前記入力信号(INc,INd)とは逆
    相の入力信号(INa,INb)を入力し、前記両トラ
    ンジスタ(Tr5,Tr6)のドレインを抵抗(R)を介し
    て前記出力端子(To )に接続し、前記各トランジスタ
    (Tr5〜Tr8)のゲートには、前記入力信号(INa,
    INb)の切り換わりを前記入力信号(INd,IN
    c)の切り換わりより遅延させる駆動回路(3)を接続
    したことを特徴とする出力回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008148229A (ja) * 2006-12-13 2008-06-26 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 論理回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008148229A (ja) * 2006-12-13 2008-06-26 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 論理回路

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