JPH0631116U - 雑音電流吸収具 - Google Patents
雑音電流吸収具Info
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- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 abstract description 46
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁性体をケースにいれて保護すると共に、ケ
ース内での磁性体のがたつきをも防止した雑音電流吸収
具を提供すること。 【構成】 雑音電流吸収具10は、合成樹脂製のケース
12と、合成樹脂製の蓋14と、フェライトリング16
とから構成されている。ケース12には、圧接突起42
が設けられたバネ部40が形成されている。フェライト
リング16は、外部をケース12と蓋14とで完全に覆
われているので、運搬時などに、外部のものに直接ぶつ
かって破損することがない。また、ケース12内では、
バネ部40が、弾性変形による反発力によって、フェラ
イトリング16の内周面を外側に向かって押さえつける
ので、フェライトリング16は内筒22にがたつかない
ように固定される。この結果、運搬時や使用時における
振動によってフェライトリング16が破損するのを防止
することができる。
ース内での磁性体のがたつきをも防止した雑音電流吸収
具を提供すること。 【構成】 雑音電流吸収具10は、合成樹脂製のケース
12と、合成樹脂製の蓋14と、フェライトリング16
とから構成されている。ケース12には、圧接突起42
が設けられたバネ部40が形成されている。フェライト
リング16は、外部をケース12と蓋14とで完全に覆
われているので、運搬時などに、外部のものに直接ぶつ
かって破損することがない。また、ケース12内では、
バネ部40が、弾性変形による反発力によって、フェラ
イトリング16の内周面を外側に向かって押さえつける
ので、フェライトリング16は内筒22にがたつかない
ように固定される。この結果、運搬時や使用時における
振動によってフェライトリング16が破損するのを防止
することができる。
Description
【0001】
本考案は、電子機器の電線に取り付けられて、電子機器の内部で発生した雑音 電流、あるいは外部で発生し電線を通して電子機器へ流れ込む雑音電流を吸収す る雑音電流吸収具に関する。
【0002】
従来より、リング状に成型したフェライトに電子機器の電線を挿通し、その電 線を流れる雑音電流を吸収する雑音電流吸収具が知られていた。
【0003】
従来は、焼結によってリング状に成型したフェライトを、そのまま雑音電流吸 収具として使用していた。このようなフェライトは、非常に脆弱であるため、運 搬時や使用時に周りのものにぶつかったりすることによって、ひびが入ったり割 れたりすることがあった。
【0004】 そこで、このようなフェライトの破損を防ぐために、フェライトを合成樹脂な どでできたケースにいれて、周りのものに直接ぶつからないように保護すること が考えられる。しかし、焼結によって成型されるフェライトは、その大きさにば らつきがあるため、成型したフェライトをすべてケースに収めるためには、ケー スの大きさを大きめのフェライトに合わせて作らなければならない。その結果、 小さめにできたフェライトを入れるとケース内でがたつきが生じてしまい、運搬 時や使用時において、フェライトがケース内で振動して、ケースにいれなかった 場合と同様に破損してしまうことがある。
【0005】 そこで本考案は、磁性体をケースにいれて保護すると共に、ケース内でのがた つきをも防止した雑音電流吸収具を提供することを目的とする。
【0006】
かかる目的を達成すべく、本考案は課題を解決するための手段として次の構成 を採った。 即ち、リング状の凹部を有する本体ケースと、該ケースの凹部に取り付けられ る蓋とによって形成されるリング状の収納空間に、リング状の磁性体を収納し、 電子機器の電線に取り付けて該電線に流れる雑音電流を吸収する雑音電流吸収具 であって、前記収納空間内に、部分的に凸部を設けたことを特徴とする雑音電流 吸収具の構成がそれである。
【0007】 前記構成を有する本考案の雑音電流吸収具によれば、リング状の磁性体を収納 するリング状の収納空間に設けられた凸部によって磁性体を保持することができ 、磁性体のがたつきを防止することができる。
【0008】
次に、本考案の第1実施例を図面に基づいて説明する。 図1は、本考案の第1実施例を示す一部を切断した分解斜視図である。この雑 音電流吸収具10は、合成樹脂製のケース12と、合成樹脂製の蓋14と、フェ ライトリング16とから構成されている。
【0009】 ケース12は、図1に示すように、外筒20、内筒22、及び底面24が一体 成型されて、フェライトリング16を収納するためのリング状の凹部26が形成 されている。底面24は、内筒22に連通する孔27を備えると共に、外筒20 と内筒22との間を端面で閉塞している。外筒20の開口側内周には、蓋14と の嵌合面28が形成されると共に、内筒22の開口側外周にも、蓋14との嵌合 面30が形成され、外筒20の嵌合面28には、突条34が4箇所に設けられて いる。
【0010】 更に、内筒22には、本考案の要目であるフェライトリング16のがたつき防 止構造を備えている。即ち、内筒22には、その周を3等分する位置それぞれに バネ部40が形成されている。各々のバネ部40は、内筒22の端部から中程ま で2本の平行な切り込みを入れて、弾性変形しやすくした内筒22の一部である 。バネ部40は、開口側において、内筒22より短く形成されると共に、外周側 に圧接突起42が設けられている。
【0011】 また、蓋14は、ケース12の外筒20の外径に等しい円板50の中央に、ケ ース12の内筒22の内径に等しい孔52が設けられて、リング状に形成されて いる。そして、一方の面には、外筒54、内筒56が一体成型されている。外筒 54の外周には突条58が全周にわたって設けられている。
【0012】 加えて、フェライトリング16は、フェライトをリング状に焼結成型したもの である。 これらの部品は、次の要領で組み立てられる。 まず、フェライトリング16を凹部26に押し込む。このとき、フェライトリ ング16が、内筒22の外周面にある圧接突起42に当たり、バネ部40は内筒 22の中心に向かって押さえつけられる。バネ部40は、弾性変形による反発力 によって、フェライトリング16の内周面を外側に向かって押さえつけるので、 フェライトリング16は内筒22にがたつかないように固定される。
【0013】 更に、ケース12の開口には、蓋14を取り付ける。蓋14の外筒54及び内 筒56は、ケース12の嵌合面28と嵌合面30との間に嵌められる。このとき 、図2に示すように、蓋14の突条34と突条58とが係合し、蓋14がケース 12に取り付けられる。
【0014】 このように、組み立てられた雑音電流吸収具10は、例えば図3に示すように 、電子機器の電線をリング状の本体に巻き付けたり、電線をリングに挿通して使 用する。 以上説明した第1実施例の雑音電流吸収具10によれば、フェライトリング1 6は、外部をケース12と蓋14とで完全に覆われているので、運搬時などに、 外部のものに直接ぶつかって破損することがない。また、ケース12内では、バ ネ部40が、フェライトリング16を弾性力によって保持しているので、フェラ イトリング16はがたつくことがなく、運搬時や使用時における振動によってフ ェライトリング16が破損するのを防止することができる。
【0015】 次に、本考案の第2実施例について説明する。第2実施例以降は、第1実施例 において、ケース12に設けられていたがたつき防止用の凸部、即ち、バネ部4 0を、別のがたつき防止用の凸部に置き換えた例を示す。したがって、ケースに 取り付けられるフェライトリングや蓋については、第1実施例で示したものと同 じであるので、説明を省略する。
【0016】 図4,図5は、第2実施例の雑音電流吸収具のケースを示す。このケース60 には、がたつき防止用の凸部として、突条62が備えられている。突条62は、 内筒64の外周で、その周を3等分する位置に形成されている。突条62の開口 側は、傾斜がつけられているので、フェライトリングが容易にケースに導入でき る。フェライトリングを押し込むと、突条62は内筒64と共に弾性変形して、 その反発力でフェライトリングを保持することができる。
【0017】 次に、本考案の第3実施例について説明する。 図6,図7は、第3実施例の雑音電流吸収具のケースを示す。このケース70 には、がたつき防止用の凸部として、突起72が備えられている。突起72は、 内筒74の外周を6等分する位置において、開口側寄りと底面寄りとに交互に形 成されている。フェライトリングを押し込むと、突起72が内筒74と共に弾性 変形して、その反発力でフェライトリングを保持することができる。また、開口 側寄りと底面寄りとの両方から保持しているので、ある軸を中心に揺動してがた つくことがない。
【0018】 次に、本考案の第4実施例について説明する。 図8,図9は、第4実施例の雑音電流吸収具のケースを示す。このケース80 には、がたつき防止用の凸部として、突条82が備えられている。突条82は、 外筒84の内周を3等分する位置において、開口側からの距離が、それぞれ外筒 84の高さの1/4,2/4,3/4である位置に形成されている。フェライト リングを押し込むと、突条82が外筒84と共に弾性変形して、その反発力でフ ェライトリングを保持することができる。また、突条82の開口側からの距離を 変えてあるので、ある軸を中心に揺動してがたつくことがない。
【0019】 次に、本考案の第5実施例について説明する。 図10,図11は、第5実施例の雑音電流吸収具のケースを示す。このケース 90には、がたつき防止用の凸部として、バネ部92が備えられている。バネ部 92は、内筒94の外周上で互いに180度正反対の位置に設けられた平坦部9 6の上に形成されている。フェライトリングを押し込むと、バネ部92が弾性変 形して、その反発力でフェライトリングを保持することができる。
【0020】 次に、本考案の第6実施例について説明する。本実施例では、がたつき防止用 の凸部がケースと別体として設けられている。 図12は、第6実施例の雑音電流吸収具のがたつき防止部材を示す。弾性を有 するリング状の薄板100は、リングを3等分する位置に、図示したように、薄 板100の一部を切り欠いて、くの字形に曲げられたバネ部102が形成されて いる。凸部を設けていない単純なケースの底に、薄板100を入れ、その上から フェライトリングを入れて蓋を閉めると、バネ部102が弾性変形して、その反 発力でフェライトリングを蓋との間に挟み込むことができる。
【0021】 次に、本考案の第7実施例について説明する。 図13は、第7実施例の雑音電流吸収具のがたつき防止部材を示す。弾性を有 するリング状の薄板110の外周には、その周を3等分する位置に薄板110の 表面に対して略垂直方向に延出され、くの字形に曲げられたバネ部112が形成 されている。第6実施例と同様にケースの底に、薄板110を入れ、その上から フェライトリングを入れると、バネ部112が弾性変形して、その反発力でフェ ライトリングを外周から保持することができる。
【0022】 以上説明した第2実施例〜第7実施例の雑音電流吸収具によっても、フェライ トリングはケースによって保護されると共に、ケース内でのがたつきをも防止で きる点において、第1実施例のものと全く同様の効果を得ることができる。 以上本考案の実施例を説明したが、本考案はこれに限定されず、本考案の要旨 を逸脱しない範囲内の種々なる態様を採用することができる。
【0023】 例えば、各実施例中に示したがたつき防止用の凸部は、複数のものを組み合わ せて採用しても良い。また、凸部はケースと一体に合成樹脂によって形成されて いても、別体の例えば金属バネなどを取り付けたものであっても良い。更に、凸 部が、例えば金属バネのように単独で弾性変形をするものであれば、ケースや蓋 は弾性材料でないものによって形成されていても良い。加えて、第6,第7実施 例において、ケース,蓋とは別体のがたつき防止部材に設けられたバネ部は、ケ ースあるいは蓋と一体に形成されていても良い。
【0024】
以上の如く本考案によれば、磁性体はケースによって保護すると共に、ケース 内でのがたつきをも防止してあるので、磁性体が何かに直接ぶつかって破損する ことがない上に、ケース内で振動することもないので、運搬時や使用時における 振動によってケース内で磁性体が破損することをも防止する。
【図1】 第1実施例の雑音電流吸収具の一部を切断し
た分解斜視図である。
た分解斜視図である。
【図2】 第1実施例の雑音電流吸収具の断面図であ
る。
る。
【図3】 第1実施例の雑音電流吸収具の使用態様を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図4】 第2実施例の雑音電流吸収具の部品の一部を
切断した斜視図である。
切断した斜視図である。
【図5】 第2実施例の雑音電流吸収具の部品の正面図
及び断面図である。
及び断面図である。
【図6】 第3実施例の雑音電流吸収具の部品の一部を
切断した斜視図である。
切断した斜視図である。
【図7】 第3実施例の雑音電流吸収具の部品の正面図
及び断面図である。
及び断面図である。
【図8】 第4実施例の雑音電流吸収具の部品の一部を
切断した斜視図である。
切断した斜視図である。
【図9】 第4実施例の雑音電流吸収具の部品の正面図
及び断面図である。
及び断面図である。
【図10】 第5実施例の雑音電流吸収具の部品の一部
を切断した斜視図である。
を切断した斜視図である。
【図11】 第5実施例の雑音電流吸収具の部品の正面
図及び断面図である。
図及び断面図である。
【図12】 第6実施例の雑音電流吸収具の部品の斜視
図である。
図である。
【図13】 第7実施例の雑音電流吸収具の部品の斜視
図である。
図である。
10・・・雑音電流吸収具、12,60,70,80,
90・・・ケース、14・・・蓋、16・・・フェライ
トリング、20,54,84・・・外筒、22,56,
64,74,94・・・内筒、24・・・底面、26・
・・凹部、27,52・・・孔、28,30・・・嵌合
面、34,58,62,82・・・突条、40,92,
102,112・・・バネ部、42・・・圧接突起、5
0・・・円板、72・・・突起、96・・・平坦部、1
00,110・・・薄板。
90・・・ケース、14・・・蓋、16・・・フェライ
トリング、20,54,84・・・外筒、22,56,
64,74,94・・・内筒、24・・・底面、26・
・・凹部、27,52・・・孔、28,30・・・嵌合
面、34,58,62,82・・・突条、40,92,
102,112・・・バネ部、42・・・圧接突起、5
0・・・円板、72・・・突起、96・・・平坦部、1
00,110・・・薄板。
Claims (1)
- 【請求項1】 リング状の凹部を有する本体ケースと、
該ケースの凹部に取り付けられる蓋とによって形成され
るリング状の収納空間に、リング状の磁性体を収納し、
電子機器の電線に取り付けて該電線に流れる雑音電流を
吸収する雑音電流吸収具であって、 前記収納空間内に、部分的に凸部を設けたことを特徴と
する雑音電流吸収具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992056069U JP2538267Y2 (ja) | 1992-08-10 | 1992-08-10 | 雑音電流吸収具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992056069U JP2538267Y2 (ja) | 1992-08-10 | 1992-08-10 | 雑音電流吸収具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0631116U true JPH0631116U (ja) | 1994-04-22 |
| JP2538267Y2 JP2538267Y2 (ja) | 1997-06-11 |
Family
ID=13016798
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992056069U Expired - Lifetime JP2538267Y2 (ja) | 1992-08-10 | 1992-08-10 | 雑音電流吸収具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2538267Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2024232071A1 (ja) * | 2023-05-11 | 2024-11-14 | 住友電気工業株式会社 | コアユニットおよびノイズフィルタ |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60144208U (ja) * | 1984-03-02 | 1985-09-25 | 株式会社トーキン | コア絶縁ケ−ス |
| JPH0276816U (ja) * | 1988-11-30 | 1990-06-13 |
-
1992
- 1992-08-10 JP JP1992056069U patent/JP2538267Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60144208U (ja) * | 1984-03-02 | 1985-09-25 | 株式会社トーキン | コア絶縁ケ−ス |
| JPH0276816U (ja) * | 1988-11-30 | 1990-06-13 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2024232071A1 (ja) * | 2023-05-11 | 2024-11-14 | 住友電気工業株式会社 | コアユニットおよびノイズフィルタ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2538267Y2 (ja) | 1997-06-11 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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