JPH06311559A - 車両用データ伝送システム - Google Patents

車両用データ伝送システム

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JPH06311559A
JPH06311559A JP5117915A JP11791593A JPH06311559A JP H06311559 A JPH06311559 A JP H06311559A JP 5117915 A JP5117915 A JP 5117915A JP 11791593 A JP11791593 A JP 11791593A JP H06311559 A JPH06311559 A JP H06311559A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
network bus
vehicle
data signal
twisted pair
Prior art date
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Pending
Application number
JP5117915A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Hase
裕司 長谷
Atsushi Ishii
淳 石井
Hiroshi Hashimoto
寛 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP5117915A priority Critical patent/JPH06311559A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両に搭載される複数の電子制御装置をネッ
トワークバスにより接続して前記複数の電子制御装置間
でデータ信号の送受信を行う送受信回路を備えた車両用
データ伝送システムにおいて、受動素子を用いた簡単、
かつ安価な構成で、より高品位なデータ伝送を行えるよ
うにする。 【構成】 送信用のトランジスタ119、または120
のコレクタを、保護抵抗116とこれに並列に接続され
たコンデンサ121、または保護抵抗118とこれに並
列に接続されたコンデンサ122を介して、ツイストペ
ア線6c、または6cに接続することにより、ツイスト
ペア線6b、6cの障害から送信回路を保護すると共
に、データ信号波形の立上がり時間を短くして高速伝送
を行えるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両に搭載される複数
の電子制御装置をネットワークバスにより接続して前記
複数の電子制御装置間でデータ信号の送受信を行う車両
用データ伝送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車等の車両では、エンジン制
御、サスペンション制御等の殆どが電子制御化されてお
り、これら各種制御を個別に行う複数の電子制御装置
(以下「ECU」という)を共通の通信線(以下「ネッ
トワークバス」という)で接続して、各ECUでの制御
に必要なデータ信号を相互に伝送する車両用データ伝送
システムが実現されている。
【0003】ところで、車両用データ伝送システムにお
いては、各ECUは、上記のように、他のECUから伝
送されたデータ信号に基づいて制御を行っているため、
高品位なデータ伝送が要求される。
【0004】従来、高品位なデータ伝送を行うための対
策の1つとして、断線、短絡等のネットワークバスで発
生した障害から送信回路を保護するため、送信回路の出
力部分、すなわち、ネットワークバスとの接続部分に直
列に保護抵抗を挿入していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、保護抵抗が小
さい場合には、データ信号の振幅レベルは大きくなる
が、送信回路の電流容量を大きくする必要があり、逆
に、保護抵抗が大きい場合には、ネットワークバスの障
害を考慮した送信回路の電流容量は小さくて済むが、デ
ータ信号の振幅レベルが小さくなるばかりでなく、デー
タ信号波形の立上がり勾配も小さくなり、すなわちデー
タ信号波形の立上がり時間が長くなり、伝送遅延を招い
ていた。
【0006】このような問題を解決するための対策とし
ては、電流制限回路、波形補償回路等の能動素子(能動
回路)を付加することが考えられが、能動素子による対
策では、回路が複雑になり故障原因が大きくなると共
に、コスト高にもなる。
【0007】本発明は、このような事情の下になされた
もので、その目的は、車両に搭載される複数の電子制御
装置をネットワークバスにより接続して前記複数の電子
制御装置間でデータ信号の送受信を行う送受信回路を備
えた車両用データ伝送システムにおいて、受動素子を用
いた簡単、かつ安価な構成で、より高品位なデータ伝送
を行えるようにすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の本発明は、車両に搭載される複数の電子制御
装置をネットワークバスにより接続して前記複数の電子
制御装置間でデータ信号の送受信を行う送受信手段を備
えた車両用データ伝送システムにおいて、前記複数の電
子制御装置の送受信手段は、それぞれ、前記ネットワー
クバスとの接続部に直列に挿入され、ネットワークバス
の障害時に送信手段を保護するための保護抵抗と、該保
護抵抗に並列に接続され、送信データ信号の信号レベル
と過渡特性を補償するためのコンデンサとを有してい
る。
【0009】上記目的を達成するため、第2の本発明
は、前記ネットワークバスは、当該ネットワークバスの
特性インピーダンスに略等しいインピーダンス値の終端
器を備えている。
【0010】
【作用】第1の本発明では、電子制御装置の送受信手段
は、それぞれ、ネットワークバスの障害から送受信手段
を保護するための保護抵抗と、該保護抵抗に並列に接続
され、送信データ信号の信号レベルと過渡特性を補償す
るコンデンサとを有しているので、この保護抵抗によ
り、断線、短絡等のネットワークバスで発生した障害か
ら送信回路が保護され、また、保護抵抗に並列に接続さ
れたコンデンサにより、データ信号波形の振幅、ならび
に立上がり勾配が改善されるため、正確かつ高速にデー
タ信号が伝送されることとなる。
【0011】また、第2の本発明では、ネットワークバ
スは、当該ネットワークバスの特性インピーダンスに略
等しいインピーダンス値の終端器を備えているので、ネ
ットワークバスの終端部でデータ信号が反射しなくな
り、信号波形の歪みが無くなって、伝送遅延が回避さ
れ、第1の発明に比べて、より高速にデータ信号が伝送
されることとなる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施例に係る車両用デ
ータ伝送システムを適用した車両用制御システムの概略
構成を示すブロック図であり、電子制御装置(以下「E
CU」という)1〜5は、ネットワークバス6を介して
相互に接続されている。ENG制御ECU1は、車両の
運転者のアクセルペダル操作等に応じてエンジンの作動
を制御するECU、MISS制御ECU2は、車両の運
転状態に応じて自動変速機の制御を行うECU、TCS
制御ECU3は、車両の駆動輪のスリップ状態を検出
し、エンジンの出力トルクの制御を行うECU、サスペ
ンション制御ECU4は、車両の運転状態に応じてサス
ペンション(アクティブサスペンション)の制御を行う
ECU、ブレーキ制御ECU5は、車輪のロック状態を
検出してブレーキ制御を行うECUである。これらのE
CU1〜5は、制御パラメータやセンサによって検出さ
れる運転パラメータを相互にモニタする必要があるた
め、ネットワークバス6を介して接続され、相互に必要
なデータ(デジタルデータ信号)の送受信を行う。
【0014】図2は、ENG制御ECU1の構成を示す
ブロック図であり、中央処理装置(以下「CPU」とい
う)101は、入出力インターフェイス104を介して
複数のセンサ11、および燃料噴射弁等のアクチュエー
タ12に接続されている。CPU101は、バスライン
107を介してRAM(Random Access
Memory)102、ROM(Read Only
Memory)103、および通信制御IC(Inte
grated Circuit)105に接続されてい
る。通信制御IC105は、バスインターフェイス10
6を介してネットワークバス6に接続されている。
【0015】CPU101は、ROM103に格納され
たプログラムに従って、センサ11の検出値に基づいて
制御パラメータを決定し、アクチュエータ12を駆動す
る。RAM102は、演算中のデータの一時的な記憶等
に使用される。また通信制御ICは、ネットワークバス
6へのメッセージ(デジタルデータ信号)の送信制御、
およびネットワークバス6からのメッセージの受信制御
を行う。
【0016】図3は、バスインターフェイス106、お
よびネットワークバス6の具体的な構成を示す図であ
り、ネットワークバス6は、終端抵抗6aで終端された
ツイストペア線6b,6cから成る。
【0017】通信制御IC105の第1送信端子は、抵
抗115を介してトランジスタ119のベースに接続さ
れている。トランジスタ119のエミッタは電源ライン
VSUPに接続され、コレクタは保護抵抗116、コン
デンサ121を介してコンパレータ111の反転入力、
および一方のツイストペア線6bに接続されている。
【0018】通信制御IC105の第2送信端子は、抵
抗117を介してトランジスタ120のベースに接続さ
れている。トランジスタ120のエミッタはアースに接
続され、コレクタは保護抵抗118、コンデンサ122
を介してコンパレータ111の非反転入力、および他方
のツイストペア線6cに接続されている。
【0019】コンパレータ111の非反転入力は、抵抗
112を介して電源ラインVSUPに接続されるととも
に、抵抗113を介してコンパレータ111の反転入力
にも接続されている。コンパレータ111の反転入力
は、抵抗114を介してアースに接続され、コンパレー
タ111の出力は通信制御IC105の受信端子に接続
されている。
【0020】通信制御ICの第1及び第2送信端子に
は、位相が互いに逆相のパルス信号が出力され、第1送
信端子が低レベル(ロー、L、または0ともいう)で第
2送信端子が高レベル(ハイ、Hまたは1ともいう)、
のとき、トランジスタ119及び120がともにオン
し、一方のツイストペア線6bがハイ、他方のツイスト
ペア線6cがローとなる。第1送信端子がハイで第2送
信端子がローのときには、トランジスタ119及び12
0がともにオフし、一方のツイストペア線6bがロー、
他方のツイストペア線6cがハイとなる。このようにし
て、ネットワークバス6上に信号が送出される。
【0021】一方のツイストペア線6bのハイ/ローに
対応して、コンパレータ111の出力はロー/ハイに変
化し、ネットワークバス6上の信号が受信される。この
ように、2つのツイストペア線6b、6cに対して互い
に逆極性のデジタルデータ信号を出力することにより、
データ伝送が可能となる。
【0022】なお、ECU2〜5も基本的にはECU1
と同様に構成されている。したがって、一のECUが一
方のツイストペア線6bがローとなる(6cがハイとな
る)信号を送出しても、他のECUがハイとなる信号を
送出すると、ツイストペア線6b上の信号はハイとなる
ので、本実施例ではツイストペア線6bがハイとなる
(6cがローとなる)状態がドミナント(優位)であ
り、逆の状態がレセシブ(劣位)である。
【0023】図3の回路において、保護抵抗116、1
18は100Ω程度、抵抗112、114は2kΩ程
度、抵抗113は200Ω程度、終端抵抗6aは100
Ω程度である。
【0024】2つの終端抵抗6aの抵抗値(100Ω程
度)は、共に、ツイストペア線6b、6cの終端部のイ
ンピーダンスが、ツイストペア線6b、6cの特性イン
ピーダンスに略等しくなるように設定されたものであ
る。このように設定することにより、ツイストペア線6
b、6cの終端部でデータ信号が反射しなくなり、信号
波形の歪みが無くなって、高速にデータ伝送を行うこと
が可能となる。
【0025】すなわち、ツイストペア線6b、6cの終
端部のインピーダンスが、ツイストペア線6b、6cの
特性インピーダンスより大きい場合は、ツイストペア線
6b、6cの終端部で、ツイストペア線6b、6cの長
さに応じた時間tだけ遅れてデータ信号が反射してくる
が、ツイストペア線6b、6c上で観測される信号波形
は、データ信号の進行波と反射波との合成波となるた
め、図4(a)に示したように、信号波形に歪みが生じ
て実効的な信号波形の立上がり時間が長くなり、伝送遅
延が生じる。
【0026】しかし、本実施例では、ツイストペア線6
b、6cの終端部のインピーダンスと、ツイストペア線
6b、6cの特性インピーダンスとが略等しくなるよう
に2つの終端抵抗6aの抵抗値を設定して整合終端させ
ているので、ツイストペア線6b、6cの終端部でデー
タ信号の反射による信号波形の歪みが発生しなくなり、
高速にデータ伝送を行うことが可能となる。
【0027】トランジスタ119の出力端子(コレク
タ)とツイストペア線6bとの間に直列に挿入された保
護抵抗116と、トランジスタ120の出力端子(コレ
クタ)とツイストペア線6cとの間に直列に挿入された
保護抵抗118は、それぞれ、ツイストペア線6b、6
cで発生した断線、グランドショート等の障害から、ト
ランジシタ119、120や、通信制御IC105に形
成された図示省略した送信回路を保護するために設けら
れている。
【0028】すなわち、適切な終端抵抗6aが設けられ
て反射が無い状態において、保護抵抗116、118の
抵抗値が小さい場合は、図4(b)に示したように、信
号の振幅レベルは大きくなる。しかし、ネットワークバ
スの障害時を考慮すると、送信回路の電流容量を大きく
する必要がある。
【0029】一方、保護抵抗116、118の抵抗値が
大きい場合には、データ信号の振幅レベルが小さくなる
ばかりでなく、データ信号波形の立上がり勾配も小さく
なり、すなわちデータ信号波形の立上がり時間が長くな
り、伝送遅延を招くこととなる。しかし、ネットワーク
バスの障害時を考慮した送信回路の電流容量は小さくて
済む。
【0030】このような事情を考慮して最適化するため
には、ツイストペア線6b、6cの故障時の送信回路の
保護を図るように保護抵抗116、118の抵抗値を設
定し、送信回路の電流容量を小さくした上でデータ信号
の振幅および立上がり勾配を大きくすることが最良の対
策である。すなわち、信号成分は交流であり、ツイスト
ペア線6b、6cの障害は直流的であることに着目し、
送受信信号に対してはインピーダンスを小さくし、ツイ
ストペア線6b、6cの障害に対してはインピーダンス
を大きくすることにより最適化できる。
【0031】そこで、送受信信号に対するインピーダン
スを小さくしてデータ信号波形の振幅ならびに立上がり
勾配を大きくすべく、上記のような抵抗値の保護抵抗1
16、118に対して、コンデンサ121、122を並
列に接続している。
【0032】すなわち、保護抵抗116、118だけの
場合は、図4(c)に破線で示したように、データ信号
波形の立上がり勾配が小さくて立上がり時間が長くな
り、伝送遅延の原因となり、また、振幅が不十分である
が、保護抵抗116、118に対して、コンデンサ12
1、122を並列に接続した場合には、図4(c)に実
線で示したように、データ信号波形の立上がり勾配が大
きくなって立上がり時間が短くなり、伝送遅延が生じ
ず、また、振幅も確保されるため、高速かつ正確なデー
タ伝送が可能となる。
【0033】このように、電流制限回路、波形保障回路
等の能動素子を付加することなく、抵抗、コンデンサと
いった受動素子による簡単、かつ安価な構成により、よ
り高品位なデータ伝送を行えるようにしている。
【0034】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
ることなく、例えば、3線式平衡伝送路に適用すること
も可能である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
車両に搭載される複数の電子制御装置をネットワークバ
スにより接続して前記複数の電子制御装置間でデータ信
号の送受信を行う送受信回路を備えた車両用データ伝送
システムにおいて、受動素子を用いた簡単、かつ安価な
構成で、より高品位なデータ伝送を行えるようになる。
従って、回路が複雑になって故障要因が多くなることは
なく、経済的にも有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る車両用データ伝送シス
テムを適用した車両用制御システムの概略構成を示すシ
ステム構成図である。
【図2】図1における電子制御装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】図2におけるバスインターフェイス、およびネ
ットワークバスの具体的な構成を示す回路図である。
【図4】図2の回路図の特徴を説明するための波形図で
ある。
【符号の説明】
1:電子制御装置 6:ネットワークバス 6a:終端抵抗 6b,6c:ツイストペア線(ネットワークバス) 105:通信制御IC 106:バスインターフェイス 119,120:トランジスタ 116,118:保護抵抗 121,122:コンデンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 29/14

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載される複数の電子制御装置を
    ネットワークバスにより接続して前記複数の電子制御装
    置間でデータ信号の送受信を行う送受信手段を備えた車
    両用データ伝送システムにおいて、前記複数の電子制御
    装置の送受信手段は、それぞれ、 前記ネットワークバスとの接続部に直列に挿入され、ネ
    ットワークバスの障害時に送信手段を保護するための保
    護抵抗と、 該保護抵抗に並列に接続され、送信データ信号の信号レ
    ベルと過渡特性を補償するためのコンデンサとを有する
    ことを特徴とする車両用データ伝送システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両用データ伝送システ
    ムにおいて、前記ネットワークバスは、当該ネットワー
    クバスの特性インピーダンスに略等しいインピーダンス
    値の終端器を備えたことを特徴とする車両用データ伝送
    システム。
JP5117915A 1993-04-21 1993-04-21 車両用データ伝送システム Pending JPH06311559A (ja)

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