JPH06312145A - 非鉄金属分離振動コンベヤ - Google Patents

非鉄金属分離振動コンベヤ

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Publication number
JPH06312145A
JPH06312145A JP5125487A JP12548793A JPH06312145A JP H06312145 A JPH06312145 A JP H06312145A JP 5125487 A JP5125487 A JP 5125487A JP 12548793 A JP12548793 A JP 12548793A JP H06312145 A JPH06312145 A JP H06312145A
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JP
Japan
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ferrous metal
trough
vibration
waste
vibrating
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JP5125487A
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English (en)
Inventor
Masao Fujiwara
正男 藤原
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Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 [目的] ごみから非鉄金属、例えばアルミニウム屑を
分離するための、小型で設置場所に制約が少なく、かつ
分離の負荷が軽減され、分離効率の向上した非鉄金属分
離振動コンベヤを提供すること。 [構成] 振動トラフ10の第1通路50の上流側端部
の直上方に一体的に固定したくし歯状スクリーン61
b、61cにベルトコンベヤ81からのごみを供給し
て、形状の小さいごみをあらかじめ分別し、残りのごみ
についてアルミニウムの分離を行なう。更には以上の構
成に加え、スクリーン61cと第1通路50の上流側端
部との間に向って空気流78を噴出させ、形状の小さい
ごみ成分のほかに、形状が大きく比較的軽いごみ成分を
も分別し、残りのごみについてアルミニウムの分離を行
なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はごみから非鉄金属屑を回
収するための非鉄金属分離振動コンベヤに関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】都市ごみには金属屑、例
えばビールやジュースの空缶が含まれていることが多
い。これら空缶はアルミニウムから成るのであるがこれ
らをごみから回収して資源として再利用するためにリニ
アモータを用いた非鉄金属分離振動コンベヤがすでに開
発されている。
【0003】上記非鉄金属分離振動コンベヤでは振動ト
ラフによりごみを一方向に移送するのであるが、このと
きリニアモータの移動磁界により振動による移送方向に
対し横方向に空缶を偏倚させるようにしている。これに
より空缶とその他のごみとを分離するようにしているの
であるが、以下、本従来例によるアルミセパレータにつ
いて図4乃至図6を参照して説明する。
【0004】これらにおいて、アルミセパレータは全体
として1で示されるが、振動トラフ10は各部分でリブ
15により補強され支柱18、19上にコイルスプリン
グ16、17により振動可能に支持される。図4乃至図
6に示すようにトラフ10の両側壁部には振動電動機2
0a、20bが取り付けられている。振動電動機20
a、20bは公知の構造を有し、回転軸の両端部に不平
衡重錘が固定され、この回転により遠心力が発生する
が、両電動機20a、20bの遠心力の合成により図5
の矢印aで示すような直線的な振動力が得られる。
【0005】振動トラフ10内には上流側から順に階段
状に第1通路50及び第2通路24a、24b、25
a、25b、27が形成され、このうち最上段及び中段
の第2通路24a、24b、25a、25bはトラフ1
0の中心線に沿った仕切部材22、23で仕切られてい
る。また、これら通路の先端部にはくし歯26が固定さ
れている。
【0006】第2通路24a、24b、25a、25
b、27の床下にはそれぞれ左右一対の第1リニアモー
タ40a、40b、41a、41b、42a、42bが
固定されており、矢印Pで示すようにこれら第1リニア
モータのうち40a、41a、42aはトラフ10の中
心線からトラフ10の一方の側壁部に向う移動磁界を発
生し、矢印Qで示すようにリニアモータ40b、41
b、42bはトラフ10の中心線からトラフ10の他方
の側壁部に向う移動磁界を発生する。
【0007】最下段の第2通路27にはこの通路巾より
は小さい巾の排出口30が連接され、これにはガイド筒
21が固定されている。排出口30の両側にはアルミガ
イド通路28a、28bが形成されている。アルミガイ
ド通路28a、28bは仕切壁29a、29bにより排
出口30より画成され、図4及び図6に明示するような
内側に向って下向きに傾斜する一対のシュート31a、
31bに連接している。すなわちアルミガイド通路28
a、28bからのごみはシュート31a、31bを滑動
して中央ガイド通路32上に導かれ、ここから開口33
を通って第3通路34上に至る。
【0008】第3通路34の床下には第2リニアモータ
43が取り付けられており、このリニアモータ43は矢
印Rで示すようにトラフ10の一方の側壁部に向う移動
磁界を発生する。トラフ10の右端の開口端は仕切部材
35で仕切られ、一方の開口端36からはアルミニウム
缶以外のごみが排出され、他方の開口端37からは精選
されたアルミニウム缶が排出されるようになっている。
【0009】本従来例は以上のように構成されるが、次
にこの作用について説明する。
【0010】振動電動機20a、20bに電源を供給す
るとトラフ10は矢印aで示す方向に例えば750回/
分で振動する。トラフ10内に導かれたごみは、まず最
上流側の第1通路50上を右方へと移送され、2列に分
かれた第2通路24a、24bに分配される。第1リニ
アモータ40a、40bの移動磁界とこれによりアルミ
ニウム缶Aに誘起された渦電流との相互作用でアルミニ
ウム缶Aは通路24a、24b上でそれぞれ横方向の偏
倚力もしくは付勢力を受ける。他のごみBは振動により
右方への直線的な移送力を受ける。
【0011】くし歯26から大部分のアルミニウム缶
(大抵は押し潰されている。)は落下するが、他の大部
分のごみはそのままくし歯26上を走行し、その先端か
ら下段の第2通路25a、25b上に落下する。くし歯
26のふるい分け作用によりアルミニウム缶Aは通路2
5a、25b上で全面で有効にリニアモータ41a、4
1bの移動磁界を受けることができる。また、一般にリ
ニアモータは端部では他の部分と異なる磁束分布を有
し、いわゆる端効果(end effect)を奏する
が、仕切部材22、23によりこの端効果を防止し、ア
ルミニウム缶Aがトラフ10の中心線に沿って、すなわ
ちリニアモータ40a、40b、41a、41bの境界
線に沿ってそのまま直進しないようにしている。
【0012】然しながら最下段の第2通路27上ではア
ルミニウム缶Aは全体として充分に横方向に偏倚されて
いるので、仕切部材は用いられていない。
【0013】非金属性のごみはリニアモータ40a、4
0b、41a、41b、42a、42bの移動磁界の影
響を全く受けず、そのまま振動により直線的に移送さ
れ、第1排出口30から下方へと落下し、外部に導かれ
る。横方向に偏倚されたアルミニウム缶Aを主成分とす
るごみは両側方にあるアルミガイド通路28a、28b
を振動により移送され、シュート31a、31bを滑動
してトラフ10の中心部に集められる。
【0014】トラフ10の中心線に沿う通路32を右方
へと移送され、開口33を通って第2通路34上に導か
れる。ここでアルミニウム缶Aは第2リニアモータ43
の移動磁界を受けてトラフ10の一方の側壁部側へ偏倚
され、分離作用を受ける。他のごみは振動により直線的
に右方へと移送され(図4及び図6参照)、一方の排出
端36から外部へと排出される。また他方の排出端37
からは充分に精選されたアルミニウム缶Aが外部に排出
される。アルミニウム缶Aは第1通路24a、24b、
25a、25b、27上で第1リニアモータ40a、4
0b、41a、41b、42a、42bの移動磁界によ
り一次的にかなりの高密度で回収されているので、第2
通路34上では1個の第2リニアモータ43の移動磁界
を受けるだけでも分離効率を極めて高くすることができ
る。
【0015】なお、以上の過程においてごみは振動によ
り適度にほぐされるためアルミニウム缶Aはリニアモー
タの移動磁界を有効に受け、分離効率を向上させること
ができる。
【0016】以上の従来例は本出願人が先に提案した非
鉄金属分離振動コンベヤであり、以上のように構成さ
れ、作用を行なうのであるが次の欠点を有する。
【0017】ごみ、すなわち一般廃棄物には紙、布、プ
ラスチックス、鉄、アルミニウム、ガラスなど多種多様
のものが含まれているほか、それらの形状も大小さまざ
まであり、これらをそのまま非鉄金属分離振動コンベヤ
へ供給することは分離効率の向上、分離負荷の軽減の点
から見て好ましくない。
【0018】そのために、非鉄金属分離振動コンベヤの
上流側直上部に風力選別機(以降、風選機と略す。)を
一体的に設けたものが提案、実用化されており、供給さ
れたごみを、紙のように比較的軽いごみ成分と、アルミ
ニウム、鉄のように比較的重いごみ成分とに分別し、比
較的重いごみ成分を振動トラフ10の移送路部へ導入す
ることが行われている(例えば特願平3−290590
号)。しかし、風選機はごみ全量を空気流によって分別
するものであるから、それ自体が大であり、従って風選
機を設けた非鉄金属分離振動コンベヤは大型となり、そ
の設置場所に制約されるものとなっている。
【0019】また、ごみの中には鉄材でなるものもかな
り含まれており、これらはリニアモータ40a、40
b、41a、41b、42a、42bの磁束により振動
トラフ10の移送面に吸着され、トラフ10の振動によ
り移送力を受けても、この吸着力の方が大きいので、そ
こで停止し、上述したように非鉄金属、例えばアルミニ
ウムでなる缶などは、その横方向の移動がこれにより阻
止されるのみならず、振動トラフ10の振動により、ト
ラフを直進して移送されることになり、通常のごみと非
鉄金属との分離効率を悪化させるものであるが、鉄材で
なるものには釘、ボルト、ナットなど形状の小さいもの
が比較的多いにもかかわらず、風選機はこれらを分別し
得ず、そのことにおいても、風選機を設けた非鉄金属分
離振動コンベヤは改良されるべき点を有している。
【0020】
【発明が解決しようとする問題点】本発明は上述の問題
に鑑みてなされたものであり、小型で設置場所に制限を
受けることの少ない非鉄金属分離振動コンベヤ、鉄材も
含まれることの多い形状の小さいごみ成分をあらかじめ
分別することによって非鉄金属の分離負荷が軽減され、
かつ分離効率が高められた非鉄金属分離振動コンベヤを
提供することを目的とする。
【0021】
【問題点を解決するための手段】上記の目的は、移送面
を移送方向に向って下降する複数段の移送路部で形成さ
せた振動トラフと、該振動トラフの前記移送路部の下方
に各々、固定配設され、ごみの振動による移送方向に対
し横方向に移動磁界を発生するリニアモータと、前記振
動トラフを加振させるための加振機と、前記振動トラフ
に設けられた非鉄金属排出口と、通常のごみ排出口とか
ら成り、非鉄金属ごみは前記各リニアモータの移動磁界
により横方向に偏倚するようにして、前記非鉄金属排出
口から外方に排出し、通常のごみは振動による搬送方向
に沿って直進させて、前記通常のごみ排出口から外方に
排出するようにした非鉄金属分離振動コンベヤにおい
て、前記振動トラフの前記移送路部の上流側の端部の直
上方にスクリーンを一体的に固定させて、この上方から
非鉄金属を分離すべきごみをごみ輸送手段により供給す
ることを特徴とする非鉄金属分離振動コンベヤ、によっ
て達成される。
【0022】更には、前記スクリーンと前記移送路部の
上流側端部との間に向って、圧縮空気を噴出させる手段
を設けた上記の非鉄金属分離振動コンベヤによっては、
以上の目的のほかに比較的比重の小さくてかさばったご
みも分別され、より非鉄金属分離効率を向上させること
ができる。
【0023】
【作用】ごみ輸送手段によって、振動トラフの移送路部
の上流側端部の直上方に一体的に固定されたスクリーン
上へ供給されるごみは、振動トラフの振動を受けて、ス
クリーン上を下流側へ移送される。この時、形状の小さ
いごみ成分はスクリーンの隙間から落下して分別され、
残った形状の大きいごみ成分が振動トラフの移送路部の
上流側端部へ移送されて非鉄金属の分離作用を受ける。
その分離作用は従来例のアルミセパレータの場合と同様
である。形状の小さいごみ成分がスクリーンから落下し
て分別されることにより、以後の振動トラフにおける非
鉄金属分離の負荷が軽減されるほか、形状の小さいごみ
成分の中に含まれており、かつ非鉄金属の分離を阻害す
る鉄材もスクリーンから落下分別されるので、以後の振
動トラフにおける非鉄金属分離の効率が高められる。更
には請求項2によれば、スクリーンと振動トラフの移送
路部の上流側端部との間に向って圧縮空気を噴出させる
ことにより、スクリーンから移送路部へ移送されるべき
形状の大きいごみ成分の中の比較的軽いごみ成分が吹き
飛ばされ分別されるので、以後の振動トラフにおける非
鉄金属分離の負荷が一層軽減される。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例による非鉄金属分離振
動コンベヤについて、図面を参照して説明する。なお、
従来例を示す図4乃至図6に対応する部分については同
一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0025】図1乃至図3はスクリーン及び圧縮空気噴
出手段を設けた本発明の実施例によるアルミセパレータ
を示す図である。すなわち図1は同アルミセパレータの
主要部の部分破断側面図である。図2は同アルミセパレ
ータの排出側から見た部分正面図である。図3は同アル
ミセパレータの主要部を示す部分平面図であり、図1に
対応するものである。
【0026】図1乃至図3に明示されるように、本発明
の実施例によるアルミセパレータ51においては、振動
トラフ10の第1通路50の上流側端部の直上方に、受
け平板61a、及び同様のくし歯を有する2段のくし歯
状スクリーン61b、61cを一体的に固定し、かつく
し歯状スクリーン61b、61cの隙間から落下する形
状の小さいごみ成分の排出をガイドする支持構造体64
が、振動トラフ10の後方において、振動トラフ10と
一体的に取り付けられている。受け平板61a、及びく
し歯状スクリーン61b、61cの面は相互に若干の重
なりをもち間隔を置いて順次下側に位置し、かつ下流側
へ向けて下向きの傾斜となるように、それぞれの取り付
け部材62a、62b、62cによって支持構造体64
に固定されている。また、支持構造体64の下部周囲に
はくし歯状スクリーン61b、61cから落下する形状
の小さいごみ成分の散乱を防ぐためのゴム製ののれん6
5が取り付けられている。
【0027】また、図1乃至図3に明示されるように、
本実施例ではアルミセパレータ51において、スクリー
ン61cと振動トラフ10の第1通路50の上流側端部
との間に向って圧縮空気を噴出させる手段、すなわち受
け平板61a、くし歯状スクリーン61b、61cと同
等の幅を有し、先き細で、かつ両端に向い細くなる形の
圧縮空気噴出口71が、振動トラフ10の左右の側壁に
渡したアングル73に前記噴出口71の取り付け部材7
2を介してボルト74で固定されており、前記噴出口7
1は、フレキシブルなダクトホース77によって、H型
鋼75を介し床上に設置された空気ブロア76と連結さ
れている。
【0028】なお、本実施例においては、受け平板61
aにごみを供給する手段としてベルトコンベヤ81を、
またスクリーン61b、61cから落下する形状の小さ
いごみ成分を系外へ移送する手段としてリニア振動コン
ベヤ82を設けている。
【0029】本発明の実施例は以上のように構成される
が、次にこの作用について図面を参照して説明する。
【0030】ベルトコンベヤ81によって供給され、受
け平板61aへ矢印Mのように投入されたごみは、振動
トラフ10の振動によって受け平板61aの面上を滑落
し、くし歯状スクリーン61bへ落ちる。くし歯状スク
リーン61bの隙間より小さい形状のごみJはスクリー
ン61bから下方へ落下し、残った形状の大きいごみK
は振動トラフ10の振動を受けてくし歯状スクリーン6
1bの面上を滑落し、くし歯状スクリーン61cへ落ち
る。
【0031】くし歯状スクリーン61cにおいては、く
し歯状スクリーン61bで落下しなかった形状の小さい
ごみ成分が下方へ落下する。残った形状の大きいごみ成
分は振動トラフ10の振動を受けてくし歯状スクリーン
61cの面上を滑落し、振動トラフ10の第1通路50
へ落ちる。この時、スクリーン61cと振動トラフ10
の第1通路50の上流側端部との間に向って圧縮空気噴
出口71から噴出される空気流78によって、形状の大
きいごみ成分の中で比較的軽いごみ成分、例えばフェル
ト屑、綿屑、フィルム屑などが支持構造体64の中へ吹
き飛ばされて分別され、形状が大きくて比較的重いごみ
成分のみが振動トラフ10の第1通路50へ落ちる。第
1通路50へ落ちた形状が大きく比較的重いごみ成分は
従来例によるアルミセパレータと同様のアルミニウム分
離作用を受ける。
【0032】一方、スクリーン61b、61cから落下
した形状の小さいごみ成分には、砂、小石、ガラス片な
どのほかに、釘やボルト、ナットなど鉄材からなるもの
も比較的多く含まれている。これら形状の小さいごみ成
分と前述の空気流78によって吹き飛ばされた形状が大
きく比較的軽いごみ成分は、排出ガイドを兼ねる支持構
造体64および該支持構造体64の下部周囲に取り付け
られたゴム製ののれん65にガイドされて、支持構造体
64の下方に設置されたリニア振動コンベヤ82上に落
下し、該コンベヤ82によって矢印Nの方向に輸送され
る。
【0033】以上のように本発明の実施例におけるアル
ミセパレータは、比較的軽いごみ成分と比較的重いごみ
成分を大量の空気流で分別する故に大型にならざるを得
ない風選機に代え、形状の小さいごみ成分と形状の大き
いごみ成分を分別する単なるくし歯状スクリーン61
b、61cを使用するものであるため、小型であり設置
する場所に限定を受けにくい。
【0034】また、砂、小石、ガラス片など形状の小さ
いごみ成分をあらかじめ分別し、残った形状の大きいご
み成分を振動トラフ10へ移送するので、アルミニウム
(缶屑のクラッシュしたものが大部分で比較的かさばっ
たごみが多い。)分離の負荷が軽減されるほか、アルミ
ニウムの分離を阻害する鉄材からなる形状の小さい釘、
ボルト、ナット等も同時に分別除去されるので、振動ト
ラフ10におけるアルミニウム分離の効率が期せずして
高められる。
【0035】また更には、本実施例では振動トラフ10
へ移送される直前に空気流78により、形状が大きくて
比較的軽いごみ成分、例えばフェルト屑、綿屑、フィル
ム屑などを分別するので、振動トラフ10へ移送される
ごみは形状が大きく、かつ比較的重いごみ成分のみとな
り、振動トラフ10におけるアルミニウム分離の負荷が
一層軽減される。
【0036】以上、本発明の実施例について説明した
が、勿論、本発明はこれに限定されることなく、本発明
の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。
【0037】例えば上記実施例では、スクリーン61
b、61cの上流側に、供給されるごみを受ける受け平
板61aを設けたが、これをくし歯状スクリーン61
b、61cと同様のスクリーンとすることは何等差し支
えない。
【0038】また実施例では、くし歯状スクリーン61
b、61cのように、スクリーンを複数段としたが、こ
れを1段としても問題はない。なお複数段とすれば各段
を落下するときに攪拌作用を受けて、ふるい下となるご
みの分離効率を高めることができる。
【0039】また実施例では、スクリーン61b、61
cに同じ形状のくし歯を使用したが、隙間の大きさの異
なるものとしても良く、またこれらを網目状のものとし
ても良い。その他、スクリーンはごみを形状の大小によ
って分別し得るものであれば良く、スクリーンの形、す
なわち隙間の形は問わない。
【0040】また実施例では、受け平板61a、くし歯
状スクリーン61b、61cを振動トラフ10に一体的
に固定するための支持構造体64に、くし歯状スクリー
ン61b、61cから落下する形状の小さいごみ成分の
排出ガイドを兼ねさせたが、振動トラフ10の振動負荷
の軽減を目的として、形状の小さいごみ成分の飛散を防
ぎ、かつリニア振動コンベヤ82上に落下させ得る排出
ガイドを支持構造体64とは独立して別に設けることも
何等かまわない。
【0041】また実施例では、ごみ輸送手段としてベル
トコンベヤ81を採用したが、他の公知の輸送手段、例
えばバケットコンベヤ、振動コンベヤであってもよい。
【0042】また実施例では、圧縮空気噴出口71とし
て、スクリーン61cの全幅にわたって噴出圧力が比較
的均一で、厚さの薄い空気流78を得るべく、先き細
で、かつ両端に向い細くなる形のものを採用したが、形
状の大きい比較的軽いごみ成分を吹き飛ばすことさえ可
能であれば、圧縮空気噴出口71はその形を問わない。
【0043】また実施例では、形状が大きく比較的軽い
ごみ成分を空気流78によって、形状が小さいごみ成分
の排出ガイドを兼ねる支持構造体64の中へ吹き飛ばす
ようにしたが、形状の小さいごみ成分との区別が好まし
い場合には、形状が大きく比較的軽いごみ成分単独の排
出ガイドを別に設けてもよい。また形状が大きく比較的
軽いごみ成分の割合が少ないときには、空気噴出手段は
省略してもよい。
【0044】また実施例では、空気ブロア76を床上に
設置したが、場合によっては、例えばアルミセパレータ
全体の据付け面積に制限のある場合には、振動トラフ1
0の上部に設置してもよい。
【0045】また実施例では、圧縮空気の供給源として
空気ブロア76を使用したが、他の公知の供給源、例え
ば空気コンプレッサを使用してもよい。
【0046】また実施例では、ごみの分別にくし歯状ス
クリーン61b、61cと圧縮空気の噴出による空気流
78とを使用したが、上述したようにごみの種類によ
り、スクリーンだけでの分別で充分に効果のある場合に
は、圧縮空気の噴出を併用しなくてもよいことは言うま
でもない。
【0047】また実施例には、アルミニウムを分離する
アルミセパレータを例示したが、移動磁界による分離が
適用可能な金属、すなわち非磁性体でかつ導電体である
金属、例えば銅、真鍮などの分離にも本発明は適用可能
である。
【0048】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の非鉄金属分
離振動コンベヤによれば、 1)従来の風選機を設けた非鉄金属分離振動コンベヤに
比較すると小型であるので、設置場所の制限を受けにく
い。 2)鉄材も含まれることの多い形状の小さいごみ成分を
あらかじめ分別するので、非鉄金属分離の負荷が軽減さ
れるほか、非鉄金属分離の効率も向上する。 3)更には非鉄金属分離作用の直前で、形状の大きく比
較的軽いごみ成分を噴出空気流により分別する構成も容
易に追加することができるので、非鉄金属分離の負荷を
より一層軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるアルミセパレータの主要
部の部分破断側面図である。
【図2】同アルミセパレータの排出側から見た部分正面
図である。
【図3】同アルミセパレータの主要部を示す部分平面図
であり、図1に対応するものである。
【図4】従来例によるアルミセパレータの振動トラフの
断面平面図である。
【図5】従来例によるアルミセパレータの部分破断側面
図である。
【図6】従来例によるアルミセパレータの排出側から見
た正面図である。
【符号の説明】
10 振動トラフ 50 第1通路 51 アルミセパレータ 61a 受け平板 61b くし歯状スクリーン 61c くし歯状スクリーン 71 圧縮空気噴出口 76 空気ブロア 81 ベルトコンベヤ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移送面を移送方向に向って下降する複数
    段の移送路部で形成させた振動トラフと、該振動トラフ
    の前記移送路部の下方に各々、固定配設され、ごみの振
    動による移送方向に対し横方向に移動磁界を発生するリ
    ニアモータと、前記振動トラフを加振させるための加振
    機と、前記振動トラフに設けられた非鉄金属排出口と、
    通常のごみ排出口とから成り、非鉄金属ごみは前記各リ
    ニアモータの移動磁界により横方向に偏倚するようにし
    て、前記非鉄金属排出口から外方に排出し、通常のごみ
    は振動による搬送方向に沿って直進させて、前記通常の
    ごみ排出口から外方に排出するようにした非鉄金属分離
    振動コンベヤにおいて、前記振動トラフの前記移送路部
    の上流側の端部の直上方にスクリーンを一体的に固定さ
    せて、この上方から非鉄金属を分離すべきごみをごみ輸
    送手段により供給することを特徴とする非鉄金属分離振
    動コンベヤ。
  2. 【請求項2】前記スクリーンと前記移送路部の上流側端
    部との間に向って、圧縮空気を噴出させる手段を設けた
    請求項1に記載の非鉄金属分離振動コンベヤ。
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