JPH063124B2 - 内燃機関用油圧タペツト - Google Patents

内燃機関用油圧タペツト

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JPH063124B2
JPH063124B2 JP22960185A JP22960185A JPH063124B2 JP H063124 B2 JPH063124 B2 JP H063124B2 JP 22960185 A JP22960185 A JP 22960185A JP 22960185 A JP22960185 A JP 22960185A JP H063124 B2 JPH063124 B2 JP H063124B2
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valve
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hydraulic
hydraulic chamber
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俊也 園田
敏彦 松原
英世 宮野
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 A.発明の目的 (1)産業上の利用分野 本発明は、内燃機関において、弁頭間隙を排除するため
に動弁装置に設けられる油圧タペット、特に、有底のシ
リンダと、このシリンダの内周面に摺合してその底部に
油圧室を画成するプランジャとを備え、プランジャに
は、外部から給油される油溜室、及びこの油溜室を前記
油圧室に連通する弁孔を設け、また前記油圧室には、該
油圧室の減・昇圧に応じて前記弁孔を開・閉するフリー
ボール弁、このフリーボール弁を収容するバルブケー
ジ、及びプランジャを伸長方向に付勢する伸長ばねを配
設してなる、所謂フリーボール弁式油圧タペットの改良
に関する。
(2)従来の技術 従来、かかる形式の油圧タペットでは、フリーボール弁
の開閉ストロークをバルブケージの底壁により一定に規
制している。
(3)発明が解決しようとする問題点 フリーボール弁式の油圧タペットでは、プランジャが圧
縮荷重を受けたとき、フリーボール弁が閉じるまでに若
干の時間遅れがあるため、その間に、油圧室から油溜室
へ流出した少量の油の体積分だけプランジャがシリンダ
内に沈んでから踏張り機能を発揮する。このようなプラ
ンジャの初期沈みを利用して、動弁装置のカム軸の芯振
れや撓みを吸収して、排気弁の突き上げを防止し、確実
な閉弁状態を確保するようにしている。
ところで、プランジャの初期沈みは、フリーボール弁の
開弁ストロークにより決定される外、油温の影響を大き
く受ける。即ちフリーボール弁の開閉ストロークを一定
にしても、油温が上昇して油の粘性が下がると、プラン
ジャが圧縮荷重を受けたときからフリーボール弁が閉じ
るまでに油圧室から油溜室へ流出する油量が増加し、そ
の増加分だけプランジャの初期沈み量が増加することに
なる。このように、プランジャの初期沈み量が油温の変
化に応じて変動することは、吸,排気弁の開弁リフト量
の変動を招き、機関の出力性能に悪影響を及ぼす。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、油温の
変化にも拘らず、常に必要最小限のプランジャの初期沈
みを得ることができる前記油圧タペットを提供すること
を目的とする。
B.発明の構成 (1)問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明は、バルブゲージ内
に、フリーボール弁の背面を支承して該弁の開閉ストロ
ークを油温の上昇に応じて減少させるストローク制御板
を収容したことを特徴とする。
(2)作用 低油温状態では、フリーボール弁の開閉ストロークはス
トローク制御板により大きく制御されるため、油の粘性
が高くても、プランジャが圧縮荷重を受けたときにはフ
リーボール弁の閉弁までに油圧室から油溜室へ所定量の
油を流出させることができ、したがってプランジャに必
要量の初期沈みを与えることができる。
高油温状態になると、フリーボール弁の開閉ストローク
は制御板により小さく制御されるため、油の粘性低下に
よるも、プランジャが圧縮荷重を受けたとき、フリーボ
ール弁の閉弁までに油圧室から油溜室へ流出する油量の
増加を抑え、したがってプランジャの初期沈み量を必要
最小限に保つことができる。
(3)実施例 以下、図面により本発明の一実施例について説明する
と、第1図において、内燃機関のシリンダヘッド1には
燃焼室2と、その燃焼室2に開口する吸(排)気ポート
3とが形成されており、吸(排)気ポート3は吸(排)
気弁4により開閉される。
弁4はシリンダヘッド1にバルブガイド5を介して昇降
自在に支承され、動弁装置6により駆動される。
動弁装置6は、弁4の上端部に付設されたリテーナ4a
とシリンダヘッド1との間に縮設されて弁4を閉じ方向
に付勢する弁ばね7と、シリンダヘッド1の支持孔8に
装着される油圧タペット9と、この油圧タペット9に基
端部を揺動自在に支承されて先端部を弁4の上端に係合
させるカムフォロワ10と、シリンダヘッド1に支承さ
れて図示しないクランク軸より回転駆動され、カムフォ
ロワ10の上側に形成されたスリッパ面10aにカム1
1aを係合させるカム軸11とより構成される。
第2図において、油圧タペット9は、シリンダ20と、
その内周面に摺合してその内部に油圧室21を画成する
プランジャ22とを主たる構成要素としており、シリン
ダ20はシリンダヘッド1の支持孔8に嵌装され、プラ
ンジャ22はその外端の球状端部22aをカムフォロワ
10の基端部の球状凹部10bに係合させる。
プランジャ22には油溜室23と、この油溜室23を前
記油圧室21に連通する弁孔24とが形成されており、
油溜室23は、プランジャ22の側壁の油孔25及びシ
リンダ20の側壁の油孔26を介して、シリンダヘッド
1に穿設された給油路27に連通し、その給油路27か
ら送られる油で常に満されている。
プランジャ22の内端にハット形のバルブケージ28が
嵌着され、このバルブケージ28には、前記弁孔24を
開閉するフリーボール弁29と、該弁29の背面を支承
してその開閉ストロークsを制御するストローク制御板
30とが収容される。
更に油圧室21にはプランジャ22をシリンダ20の上
方へ突出させるように付勢する伸長ばね31が収容され
る。
前記フリーボール弁29は、油圧室21の減圧時に開弁
し、昇圧時に閉弁するようになっており、また前記スト
ローク制御板30は形状記憶合金またはバイメタル製
で、フリーボール弁29に凸曲面を向けた皿形をなし、
油温の上昇に応じて上記凸曲面の曲率を増大させるよう
になっている。したがってストローク制御板30は、油
温の上昇に応じてフリーボール弁29の開閉ストローク
sを減少するように作動する。
このストローク制御板30の振動を防止するために、そ
の周縁部を嵌込む溝部28aがバルブケージ28の底部
周縁に形成される。
次にこの実施例の作用を説明する。
カム軸11の回転に伴いカム11aがそのリフト作用に
よりカムフォロワ10のスリッパ面10aに押圧力を加
えると、油圧タペット9では、プランジャ22が油圧室
21側へ押圧されるので、油圧室21から弁孔24を通
して油溜室23へ少量の油が流出することによりプラン
ジャ22が初期沈みを起こした後、フリーボール弁29
が弁孔24を閉じて油圧室21に油圧を発生させ、その
油圧によりプランジャ22が踏張ってカムフォロワ10
の基端を支える結果、カロフォロワ10は、プランジャ
22の球状端部22aを支点として、カム11aにより
下方へ揺動され、弁ばね7の力に抗して弁4を開く。
次に、カム11aがカムフォロワ10に対するリフト作
用を解除すると、弁ばね7が弁4をカムフォロワ10と
共に押上げて閉弁位置に戻す。他方、油圧タペット9で
は伸長ばね31がプランジャ22を押上げてカムフォロ
ワ10のスリッパ面10aをカム11aに当接させ、こ
れによって弁頭間隙を排除する。
そして、伸長ばね31のプランジャ22に対する押上げ
作用により油圧室21が減圧すれば、フリーボール弁2
9が開弁するので、油溜室23の油が弁孔24を通して
油圧室21に供給され、油圧室21からの油の前記流出
分が補充される。
ところで、低油温状態では、ストローク制御板30は、
第2図に示すようにフリーボール弁29の背面を支承す
る凸曲面の曲率を小さくすることにより、フリーボール
弁29の開閉ストロークsを大きく制御するので、油の
粘性が高くても、プランジャ22が圧縮荷重を受けたと
きには、フリーボール弁29の閉弁までに油圧室21か
ら油溜室23へ所定量の油を流出させることができ、し
たがってプランジャ22に必要量の初期沈みを与えるこ
とができる。
この状態から油温が上昇していくと、ストローク制御板
30は、第3図に示すように凸曲面の曲率を増大させる
ことにより、フリーボール弁29の開閉ストロークを減
少するので、油の粘性低下によるも、プランジャ22が
圧縮荷重を受けたとき、フリーボール弁29の閉弁まで
に油圧室21から油溜室23へ流出する油量の増加を抑
え、これによりプランジャ22の初期沈み量を必要最小
限に保つことができる。
こうして、プランジャ22の初期沈みは、第4図に線A
で示すように油温の変化に対応して適正に制御される。
尚、プランジャ22の初期沈み量の設定に当つては、低
油温時(−20℃位)において、各部の製作誤差等によ
るカム軸11の偏心運動を吸収して弁4の突き上げを防
止し得ることを条件として必要最小沈み量を設定し、ま
た高油温時(+130℃位)において、動弁装置6の最大
慣性力を支持し得ることを条件として必要最大沈み量を
設定する。
C.発明の効果 以上のように本発明によれば、バルブケージ内に、フリ
ーボール弁の背面を支承して該弁の開閉ストロークを油
温の上昇に応じて減少させるストローク制御板を収容し
たので、フリーボール弁の開弁ストロークを、低油温時
には大きく、高油温時には小さく自動的に制御すること
ができ、したがって油温の変化によるも、プランジャに
は常に必要最小限の初期沈みを与えることができ、それ
により機関の冷間、熱間を問わず、常に動弁装置の作動
を適正にし、機関の出力性能及び静粛性の向上に寄与す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は本発明
油圧タペットを備えた内燃機関の頭部の縦断面図、第2
図は低油温状態で示した上記油圧タペット及びその周辺
部の拡大縦断面図、第3図は高油温状態で示した同油圧
タペットの要部の断面図、第4図は油圧タペットの油温
と初期沈み量との関係を示す線図である。 9…油圧タペット、20…シリンダ、21…油圧室、2
2…プランジャ、23…油溜室、28…バルブケージ、
29…フリーボール弁、30…ストローク制御板、31
…伸長ばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実願 昭59−189479号(実開 昭61− 103509号)のマイクロフィルム 実願 昭60−33813号(実開 昭61− 149707号)のマイクロフィルム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有底のシリンダと、このシリンダの内周面
    に摺合してその底部に油圧室を画成するプランジャとを
    備え、プランジャには、外部から給油される油溜室、及
    びこの油溜室を前記油圧室に連通する弁孔を設け、また
    前記油圧室には、該油圧室の減・昇圧に応じて前記弁孔
    を開・閉するフリーボール弁、このフリーボール弁を収
    容するバルブケージ、及びプランジャを伸長方向に付勢
    する伸長ばねを配設してなる、内燃機関用油圧タペット
    において、バルブケージ内に、フリーボール弁の背面を
    支承して該弁の開閉ストロークを油温の上昇に応じて減
    少させるストローク制御板を収容したことを特徴とす
    る、内燃機関用油圧タペット。
JP22960185A 1985-10-15 1985-10-15 内燃機関用油圧タペツト Expired - Fee Related JPH063124B2 (ja)

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DE102004018386A1 (de) * 2004-04-16 2005-11-03 Ina-Schaeffler Kg Verfahren zum Einstellen des Kugelhubs eines Ventilspielausgleichselements
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