JPH0114723Y2 - - Google Patents
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- JPH0114723Y2 JPH0114723Y2 JP1982180543U JP18054382U JPH0114723Y2 JP H0114723 Y2 JPH0114723 Y2 JP H0114723Y2 JP 1982180543 U JP1982180543 U JP 1982180543U JP 18054382 U JP18054382 U JP 18054382U JP H0114723 Y2 JPH0114723 Y2 JP H0114723Y2
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- JP
- Japan
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- high pressure
- pressure chamber
- plunger
- oil
- valve
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Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、自動車用内燃機関の動弁機構に組み
込まれる油圧リフタに関する。
込まれる油圧リフタに関する。
[従来の技術]
従来、動弁系に組み込まれる油圧リフタは、た
とえば第1図に示すように、プランジヤ1、ボデ
ー2、プランジヤ1によつて形成されるプランジ
ヤ室3からプランジヤ1とボデー2によつて形成
される高圧室4へのオイルの流れを制御する逆止
弁5からなつており、逆止弁は、通常、チエツク
ボール6a、チエツクボールスプリング6b、リ
テーナ7からなつている。そして、プランジヤ1
とボデー2との間にはリターンスプリング8が介
装されている。動弁系に発生しようとするギヤツ
プは、リターンスプリング8によりボデー2がプ
ランジヤ1に対し相対的に押し下げられるととも
に、その際低下しようとする高圧室4の油圧が逆
止弁5によるプランジヤ室3から高圧室4へのオ
イルの流入および高圧室4へのオイルの封入の制
御によつて制御されることにより、自動的に吸収
されるようになつている。この従来の油圧リフタ
においては、逆止弁を構成するための部品の点数
が多いので、逆止弁の小型化、軽量化、逆止弁部
のスペースの低減およびコスト低減には自ずから
限界があつた。
とえば第1図に示すように、プランジヤ1、ボデ
ー2、プランジヤ1によつて形成されるプランジ
ヤ室3からプランジヤ1とボデー2によつて形成
される高圧室4へのオイルの流れを制御する逆止
弁5からなつており、逆止弁は、通常、チエツク
ボール6a、チエツクボールスプリング6b、リ
テーナ7からなつている。そして、プランジヤ1
とボデー2との間にはリターンスプリング8が介
装されている。動弁系に発生しようとするギヤツ
プは、リターンスプリング8によりボデー2がプ
ランジヤ1に対し相対的に押し下げられるととも
に、その際低下しようとする高圧室4の油圧が逆
止弁5によるプランジヤ室3から高圧室4へのオ
イルの流入および高圧室4へのオイルの封入の制
御によつて制御されることにより、自動的に吸収
されるようになつている。この従来の油圧リフタ
においては、逆止弁を構成するための部品の点数
が多いので、逆止弁の小型化、軽量化、逆止弁部
のスペースの低減およびコスト低減には自ずから
限界があつた。
一方、動弁系には慣性力を小さくして応答性の
良好な運動特性と低騒音化およびメンテナンスフ
リー化が望まれるが、そのためには、動弁系の各
部品ができる限り小型かつ軽量のものであること
が望まれるとともに、できる限り簡単な構造で確
実な動作が得られる機構が望まれる。
良好な運動特性と低騒音化およびメンテナンスフ
リー化が望まれるが、そのためには、動弁系の各
部品ができる限り小型かつ軽量のものであること
が望まれるとともに、できる限り簡単な構造で確
実な動作が得られる機構が望まれる。
このような要求に沿うために特公昭55−31288
号公報は、ボール弁に代えてばね付勢された平板
状の弁を用いることを提案しているが、逆止弁ア
ツセンブリが、平板状弁、付勢スプリング、コツ
プ状のリテーナ(リターンスプリングの座を兼
用)の、複数部材のアツセンブリから構成されて
いたため、部品点数の増大、組付性が悪い、構造
が複雑、コストアツプを招く、等の問題があつ
た。
号公報は、ボール弁に代えてばね付勢された平板
状の弁を用いることを提案しているが、逆止弁ア
ツセンブリが、平板状弁、付勢スプリング、コツ
プ状のリテーナ(リターンスプリングの座を兼
用)の、複数部材のアツセンブリから構成されて
いたため、部品点数の増大、組付性が悪い、構造
が複雑、コストアツプを招く、等の問題があつ
た。
[考案が解決しようとする課題]
本考案は、上記の従来技術における問題点解決
するために、動弁系における油圧リフタに用いら
れる逆止弁を単一部材から構成して、部品点数の
低減、構造の簡素化、小型かつ軽量化、組付性の
向上、製作コストの低減、をはかり、かつリター
ンスプリングの座としても機能させることを目的
とする。
するために、動弁系における油圧リフタに用いら
れる逆止弁を単一部材から構成して、部品点数の
低減、構造の簡素化、小型かつ軽量化、組付性の
向上、製作コストの低減、をはかり、かつリター
ンスプリングの座としても機能させることを目的
とする。
[課題を解決するための手段]
この目的に沿う本考案の内燃機関の油圧リフタ
は、次のものから成る。すなわち、 プランジヤ室と高圧室とを有し、プランジヤ室
と高圧室との間にプランジヤ室から高圧室方向の
みにオイルを流す、開閉部がリード弁から成る逆
止弁を設け、高圧室内にプランジヤを付勢するリ
ターンスプリングを内装した内燃機関の油圧リフ
タにおいて、前記逆止弁を、ばね材から成るコツ
プ状の単一部材から構成し、該コツプ状の底壁に
外周部に環状部を残してスリツトを設け、スリツ
トより内周側にある部分を、プランジヤ室と高圧
室とを連通するオイル通路孔に対応させて前記リ
ード弁とし、スリツトより外周側にある底壁の前
記環状部を、前記リターンスプリングの座部とし
たことを特徴とする内燃機関の油圧リフタ。
は、次のものから成る。すなわち、 プランジヤ室と高圧室とを有し、プランジヤ室
と高圧室との間にプランジヤ室から高圧室方向の
みにオイルを流す、開閉部がリード弁から成る逆
止弁を設け、高圧室内にプランジヤを付勢するリ
ターンスプリングを内装した内燃機関の油圧リフ
タにおいて、前記逆止弁を、ばね材から成るコツ
プ状の単一部材から構成し、該コツプ状の底壁に
外周部に環状部を残してスリツトを設け、スリツ
トより内周側にある部分を、プランジヤ室と高圧
室とを連通するオイル通路孔に対応させて前記リ
ード弁とし、スリツトより外周側にある底壁の前
記環状部を、前記リターンスプリングの座部とし
たことを特徴とする内燃機関の油圧リフタ。
[作用]
プランジヤ室から高圧室へのオイル通路の高圧
室側にリード弁を設けることにより、リード弁は
プランジヤ室と高圧室の油圧バランスによつてオ
イルの流れを制御する。すなわち、高圧室の油圧
が低下すればプランジヤ室の油圧に押されてリー
ド弁が開弁し、プランジヤ室から高圧室にオイル
が流入し、高圧室の油圧が高まれば、高圧室側の
油圧に押されてリード弁はオイル通路を閉じ、オ
イルは高圧室内に封入される。
室側にリード弁を設けることにより、リード弁は
プランジヤ室と高圧室の油圧バランスによつてオ
イルの流れを制御する。すなわち、高圧室の油圧
が低下すればプランジヤ室の油圧に押されてリー
ド弁が開弁し、プランジヤ室から高圧室にオイル
が流入し、高圧室の油圧が高まれば、高圧室側の
油圧に押されてリード弁はオイル通路を閉じ、オ
イルは高圧室内に封入される。
逆止弁は、オイル通路を閉塞可能なリード弁を
含む単一薄板ばね部材から構成されるので、構造
が簡単であり、容易に小型かつ軽量化されるとと
もに、組付性が改善されかつ低コストで製作され
得る。さらにスリツトより外周側の環状部がリタ
ーンスプリングの変動として機能し、リターンス
プリングによるプランジヤこじりを、リード弁と
別部材を設けることなく、解決できる。
含む単一薄板ばね部材から構成されるので、構造
が簡単であり、容易に小型かつ軽量化されるとと
もに、組付性が改善されかつ低コストで製作され
得る。さらにスリツトより外周側の環状部がリタ
ーンスプリングの変動として機能し、リターンス
プリングによるプランジヤこじりを、リード弁と
別部材を設けることなく、解決できる。
[実施例]
以下に本考案の内燃機関の油圧リフタの望まし
い実施例を図面を参照して説明する。
い実施例を図面を参照して説明する。
第2図および第3図は本考案の第一実施例に係
る内燃機関の油圧リフタを示しており、動弁系の
カム側に組み込まれたものを示している。図中、
9は油圧リフタ全体を示しており、油圧リフタ9
は、カム10とプツシユロツド11間に組み込ま
れている。プツシユロツド11は、図示を省略し
たが、ロツカアームを介して吸、排気バルブに接
続されている。油圧リフタ9は、有底のプランジ
ヤ12とプツシユロツド11に当接されたプツシ
ユロツドシート13とによつて画成されるプラン
ジヤ室14と、プランジヤ12とシリンダブロツ
ク15間に摺動可能に挿入された有底のボデー1
6とプランジヤ12とによつて画成される高圧室
17とを有している。
る内燃機関の油圧リフタを示しており、動弁系の
カム側に組み込まれたものを示している。図中、
9は油圧リフタ全体を示しており、油圧リフタ9
は、カム10とプツシユロツド11間に組み込ま
れている。プツシユロツド11は、図示を省略し
たが、ロツカアームを介して吸、排気バルブに接
続されている。油圧リフタ9は、有底のプランジ
ヤ12とプツシユロツド11に当接されたプツシ
ユロツドシート13とによつて画成されるプラン
ジヤ室14と、プランジヤ12とシリンダブロツ
ク15間に摺動可能に挿入された有底のボデー1
6とプランジヤ12とによつて画成される高圧室
17とを有している。
プランジヤ室14は、プランジヤ12の側壁に
穿設された穴18、プランジヤ12の側壁外面に
形成された環状の凹部19、ボデー16の側壁に
穿設された穴20を介して、シリンダブロツク1
5のオイルホール21、オイルホール21からの
オイル通路22に連通されている。凹部19は、
ボデー16がプランジヤ12に対して相対的に摺
動移動しても、プランジヤ室14とオイルホール
21との連通が切れないように、ボデー16の摺
動方向に適当な長さを有している。
穿設された穴18、プランジヤ12の側壁外面に
形成された環状の凹部19、ボデー16の側壁に
穿設された穴20を介して、シリンダブロツク1
5のオイルホール21、オイルホール21からの
オイル通路22に連通されている。凹部19は、
ボデー16がプランジヤ12に対して相対的に摺
動移動しても、プランジヤ室14とオイルホール
21との連通が切れないように、ボデー16の摺
動方向に適当な長さを有している。
高圧室17には、プランジヤ12とボデー16
の底面とに当接された圧縮ばねから成るリターン
スプリング23と、プランジヤ12の底壁に穿設
されプランジヤ室14と高圧室17とを連通する
オイル通路孔24を開閉可能な逆止弁25が設け
られている。
の底面とに当接された圧縮ばねから成るリターン
スプリング23と、プランジヤ12の底壁に穿設
されプランジヤ室14と高圧室17とを連通する
オイル通路孔24を開閉可能な逆止弁25が設け
られている。
逆止弁25は、第3図に示すように、コツプ状
に形成された単一の薄板ばね部材25の底壁に円
弧状の一部を残した打ち抜き(スリツト)26を
施したものから成つている。したがつて、スリツ
ト26より内周側の部分は、スリツト26により
外周側にある底壁の環状部とスリツト26以外の
部分27aでつながる円形の部材に形成される。
この円形部材がオイル通路孔24を閉塞するよう
に、すなわち円形部材をオイル通路孔24の開口
に対応させて、逆止弁25はプランジヤ12の底
壁外面に形成された凹部28に嵌着されている。
したがつて、円形部材は、プランジヤ室14から
高圧室17へのオイルの流れに対し、リード弁2
7として構成される。リード弁27の支持部27
aは、ばね効果を有しており、リード弁27は、
オイル通路孔24側の圧力と高圧室17側の圧力
とのバランスに応じて、オイル通路孔24の開口
を開閉する。コツプ状の逆止弁25のプランジヤ
12底部の凹部28への装着は、圧入によつて行
なわれる。逆止弁25の底壁のうちスリツト26
より外周側にある環状部は、リターンスプリング
23のばね座とされている。
に形成された単一の薄板ばね部材25の底壁に円
弧状の一部を残した打ち抜き(スリツト)26を
施したものから成つている。したがつて、スリツ
ト26より内周側の部分は、スリツト26により
外周側にある底壁の環状部とスリツト26以外の
部分27aでつながる円形の部材に形成される。
この円形部材がオイル通路孔24を閉塞するよう
に、すなわち円形部材をオイル通路孔24の開口
に対応させて、逆止弁25はプランジヤ12の底
壁外面に形成された凹部28に嵌着されている。
したがつて、円形部材は、プランジヤ室14から
高圧室17へのオイルの流れに対し、リード弁2
7として構成される。リード弁27の支持部27
aは、ばね効果を有しており、リード弁27は、
オイル通路孔24側の圧力と高圧室17側の圧力
とのバランスに応じて、オイル通路孔24の開口
を開閉する。コツプ状の逆止弁25のプランジヤ
12底部の凹部28への装着は、圧入によつて行
なわれる。逆止弁25の底壁のうちスリツト26
より外周側にある環状部は、リターンスプリング
23のばね座とされている。
上記のように構成された本考案の油圧リフタの
作用について以下に述べる。
作用について以下に述べる。
シリンダブロツク15のオイルホール21に送
られてくるオイルは、オイル通路22、穴20、
凹部19、穴18を通つてプランジヤ室14に送
られる。プランジヤ室14に送られたオイルは、
オイル通路孔24を通して高圧室17に送られる
が、オイルは、リード弁27が開弁状態のときに
は高圧室17内に流入され、閉弁状態のときには
高圧室17内に封入される。
られてくるオイルは、オイル通路22、穴20、
凹部19、穴18を通つてプランジヤ室14に送
られる。プランジヤ室14に送られたオイルは、
オイル通路孔24を通して高圧室17に送られる
が、オイルは、リード弁27が開弁状態のときに
は高圧室17内に流入され、閉弁状態のときには
高圧室17内に封入される。
カム10が回転してカム10のリフト部10a
でボデー16と当接するとき、ボデー16は持ち
上げられ、カム10の駆動力は、高圧室17内に
封入されたオイルを介して、プランジヤ12、プ
ツシユロツドシート13、プツシユロツド11に
伝達され、ロツカアームを介してバルブが開かれ
る。バルブは、バルブスプリング(図示略)の押
圧力に抗して開弁されるので、バルブスプリング
押圧力に対する反力が高圧室17に伝わり、高圧
室17内の油圧は上昇する。そのため、プランジ
ヤ12とボデー16との間の微小隙間からオイル
がリークし、カム10が基本円部10bにきたと
き、オイルがリークした分動弁系にギヤツプを生
じようとする。この隙間を埋める如く、ボデー1
6はプランジヤ12に対して相対的にリターンス
プリング23によつて押し下げられ、高圧室17
の油圧は低下する。高圧室17の油圧が低下する
と、リード弁27をオイル通路孔24側に押圧す
る力よりもオイル通路孔24内にあるオイルによ
つてリード弁27を高圧室17側に押圧する力の
方が大になつて、リード弁27は開かれる。プラ
ンジヤ室14には、機関運転中シリンダブロツク
15のオイルホール21からのオイル供給圧が常
時かけられているので、リード弁27が開弁され
ると、プランジヤ室14のオイルは高圧室17に
流入される。高圧室17にオイルが補充され高圧
室17の油圧が再び適切な圧力にまで高められる
と、リード弁27は高圧室17の油圧によりオイ
ル通路孔24側に押圧されて閉弁され、オイル通
路孔24の開口形状に沿うシール線27bに沿つ
てオイル通路孔24のオイルをシールし、オイル
は高圧室17内に封入される。このようにリード
弁27は、高圧室17の油圧に応じて開閉され、
高圧室内の油圧が一定値になるように自然に制御
される。すなわち、従来のチエツクボール、チエ
ツクボールスプリング、リテーナから成る逆止弁
と同等のオイル制御機能を発揮する。高圧室17
の油圧が一定値に制御されることにより、ボデー
16はカム10に対して一定押圧力で押圧される
ことになり、動弁系に生じようとするギヤツプは
自動的に吸収される。
でボデー16と当接するとき、ボデー16は持ち
上げられ、カム10の駆動力は、高圧室17内に
封入されたオイルを介して、プランジヤ12、プ
ツシユロツドシート13、プツシユロツド11に
伝達され、ロツカアームを介してバルブが開かれ
る。バルブは、バルブスプリング(図示略)の押
圧力に抗して開弁されるので、バルブスプリング
押圧力に対する反力が高圧室17に伝わり、高圧
室17内の油圧は上昇する。そのため、プランジ
ヤ12とボデー16との間の微小隙間からオイル
がリークし、カム10が基本円部10bにきたと
き、オイルがリークした分動弁系にギヤツプを生
じようとする。この隙間を埋める如く、ボデー1
6はプランジヤ12に対して相対的にリターンス
プリング23によつて押し下げられ、高圧室17
の油圧は低下する。高圧室17の油圧が低下する
と、リード弁27をオイル通路孔24側に押圧す
る力よりもオイル通路孔24内にあるオイルによ
つてリード弁27を高圧室17側に押圧する力の
方が大になつて、リード弁27は開かれる。プラ
ンジヤ室14には、機関運転中シリンダブロツク
15のオイルホール21からのオイル供給圧が常
時かけられているので、リード弁27が開弁され
ると、プランジヤ室14のオイルは高圧室17に
流入される。高圧室17にオイルが補充され高圧
室17の油圧が再び適切な圧力にまで高められる
と、リード弁27は高圧室17の油圧によりオイ
ル通路孔24側に押圧されて閉弁され、オイル通
路孔24の開口形状に沿うシール線27bに沿つ
てオイル通路孔24のオイルをシールし、オイル
は高圧室17内に封入される。このようにリード
弁27は、高圧室17の油圧に応じて開閉され、
高圧室内の油圧が一定値になるように自然に制御
される。すなわち、従来のチエツクボール、チエ
ツクボールスプリング、リテーナから成る逆止弁
と同等のオイル制御機能を発揮する。高圧室17
の油圧が一定値に制御されることにより、ボデー
16はカム10に対して一定押圧力で押圧される
ことになり、動弁系に生じようとするギヤツプは
自動的に吸収される。
このように高圧室17へのオイルの流入、封
入、すなわちいわゆる呼吸作用を行なうための逆
止弁25が、単に薄板ばね部材から構成され、リ
ード弁27によつてその機能が発揮される。した
がつて、従来のチエツクボール等から成る逆止弁
に比べて、同等のオイル制御機能を発揮しなが
ら、構造が大幅に簡素化される。構造の簡素化に
より、逆止弁25は容易に小型化、軽量化され
る。逆止弁25の小型化により、逆止弁25の装
着スペースも小型化され、それぞれ油圧リフタ9
全体も容易に小型、軽量化される。油圧リフタ9
部の小型、軽量化により、慣性力が低減されて動
弁系の運動特性が向上される。また、逆止弁25
の組み付けは、コツプ状部材を単に圧入するだけ
でよいので、かつ単一部材の組付部材の組付けで
済むので、チエツクボール等の扱いにくい部品を
組み付ける場合に比べ、組付性も大幅に向上され
る。さらに、逆止弁25の構造の簡素化および小
型化により、逆止弁25自体の製作費は、従来の
ものに比べ大幅に低減される。
入、すなわちいわゆる呼吸作用を行なうための逆
止弁25が、単に薄板ばね部材から構成され、リ
ード弁27によつてその機能が発揮される。した
がつて、従来のチエツクボール等から成る逆止弁
に比べて、同等のオイル制御機能を発揮しなが
ら、構造が大幅に簡素化される。構造の簡素化に
より、逆止弁25は容易に小型化、軽量化され
る。逆止弁25の小型化により、逆止弁25の装
着スペースも小型化され、それぞれ油圧リフタ9
全体も容易に小型、軽量化される。油圧リフタ9
部の小型、軽量化により、慣性力が低減されて動
弁系の運動特性が向上される。また、逆止弁25
の組み付けは、コツプ状部材を単に圧入するだけ
でよいので、かつ単一部材の組付部材の組付けで
済むので、チエツクボール等の扱いにくい部品を
組み付ける場合に比べ、組付性も大幅に向上され
る。さらに、逆止弁25の構造の簡素化および小
型化により、逆止弁25自体の製作費は、従来の
ものに比べ大幅に低減される。
なお、本実施例においては、動弁系のカム側に
組み込んだ油圧リフタに本考案を適用したものに
ついて述べたが、密封型油圧リフタまたはロツカ
アーム内蔵式の油圧リフタについても同様に本考
案の適用が可能である。また、本考案のリード弁
を含む逆止弁は、ラツシユアジヤスタ等チエツク
ボールを利用した逆止弁が組み込まれたものも同
様に適用が可能である。
組み込んだ油圧リフタに本考案を適用したものに
ついて述べたが、密封型油圧リフタまたはロツカ
アーム内蔵式の油圧リフタについても同様に本考
案の適用が可能である。また、本考案のリード弁
を含む逆止弁は、ラツシユアジヤスタ等チエツク
ボールを利用した逆止弁が組み込まれたものも同
様に適用が可能である。
つぎに、第4図および第5図に本考案の第二実
施例に係る油圧リフタの逆止弁を示す。本実施例
においては、逆止弁29は、第一実施例の逆止弁
25のリード弁27のオイル通路孔24側にゴム
層30がコーテイングされたものから成つてい
る。ゴムコーテイング30により、リード弁27
によるオイル通路孔24閉塞時のシール性能はよ
り向上され、高圧室17へのオイル封入性能が向
上される。オイル封入性能の向上により、動弁系
の駆動力伝達は、より正確かつ確実に行なわれ
る。その他の構成、作用は第一実施例に準じる。
施例に係る油圧リフタの逆止弁を示す。本実施例
においては、逆止弁29は、第一実施例の逆止弁
25のリード弁27のオイル通路孔24側にゴム
層30がコーテイングされたものから成つてい
る。ゴムコーテイング30により、リード弁27
によるオイル通路孔24閉塞時のシール性能はよ
り向上され、高圧室17へのオイル封入性能が向
上される。オイル封入性能の向上により、動弁系
の駆動力伝達は、より正確かつ確実に行なわれ
る。その他の構成、作用は第一実施例に準じる。
つぎに、第6図に本考案の第三実施例に係る油
圧リフタの逆止弁部を示す。本実施例において
は、逆止弁31のリード弁27が、その支持部2
7a近傍で折れ曲がり構造32に構成されてい
る。そして、オイル通路孔24の高圧室17側開
口部が高圧室17側に若干突出されている。この
ように構成することにより、リード弁27がオイ
ル通路孔24を閉塞する際に、リード弁27上面
がプランジヤ12の下面に当接する部分の面積が
小さくなるので、その部分の面圧が上昇し、リー
ド弁27のオイル通路孔24閉塞時のシール性能
が向上される。したがつて、高圧室17からプラ
ンジヤ室14へのオイルの逆流もそれだけ確実に
防止され、オイルが高圧室17に確実に封入され
て駆動力の伝達が正確に行なわれる。その他構
成、作用は第一実施例に準じる。
圧リフタの逆止弁部を示す。本実施例において
は、逆止弁31のリード弁27が、その支持部2
7a近傍で折れ曲がり構造32に構成されてい
る。そして、オイル通路孔24の高圧室17側開
口部が高圧室17側に若干突出されている。この
ように構成することにより、リード弁27がオイ
ル通路孔24を閉塞する際に、リード弁27上面
がプランジヤ12の下面に当接する部分の面積が
小さくなるので、その部分の面圧が上昇し、リー
ド弁27のオイル通路孔24閉塞時のシール性能
が向上される。したがつて、高圧室17からプラ
ンジヤ室14へのオイルの逆流もそれだけ確実に
防止され、オイルが高圧室17に確実に封入され
て駆動力の伝達が正確に行なわれる。その他構
成、作用は第一実施例に準じる。
つぎに、第7図に本考案の第四実施例に係る油
圧リフタの逆止弁部を示す。本実施例において
は、逆止弁33のリード弁部27に、オイル通路
孔24内に向けて若干突出するように横断面が円
形の突起34が形成されている。突起34の形成
により、リード弁27は、単に平板構造の場合に
比べその剛性が向上される。剛性の向上により、
リード弁27とオイル通路孔24の開口部とのよ
り確実な密着が可能となり、それだけシール性能
が向上される。その他の構成、作用は第一実施例
に準じる。
圧リフタの逆止弁部を示す。本実施例において
は、逆止弁33のリード弁部27に、オイル通路
孔24内に向けて若干突出するように横断面が円
形の突起34が形成されている。突起34の形成
により、リード弁27は、単に平板構造の場合に
比べその剛性が向上される。剛性の向上により、
リード弁27とオイル通路孔24の開口部とのよ
り確実な密着が可能となり、それだけシール性能
が向上される。その他の構成、作用は第一実施例
に準じる。
[考案の効果]
以上説明したように、本考案の内燃機関の油圧
リフタによるときは、プランジヤ室と高圧室との
間に設けられる逆止弁を、単一部材の薄板ばね部
材からなる、リード弁を有する逆止弁から構成し
たので、従来のチエツクボール等からなる逆止弁
または複数部材の組合せから成る逆止弁と同等の
機能を発揮させながら、構造を大幅に簡素化する
ことができ、構造の簡素化により、容易に小型、
軽量化、組付性の向上、コスト低減をはかること
ができる。また、逆止弁のコツプ状部材の底壁
の、スリツトより外周側にある環状部をリターン
スプリングの座として機能させたので、座として
別部材を設けた従来の技術に比べて部品点数低
減、組付性の向上、プランジヤの耐久性向上をは
かることができる。
リフタによるときは、プランジヤ室と高圧室との
間に設けられる逆止弁を、単一部材の薄板ばね部
材からなる、リード弁を有する逆止弁から構成し
たので、従来のチエツクボール等からなる逆止弁
または複数部材の組合せから成る逆止弁と同等の
機能を発揮させながら、構造を大幅に簡素化する
ことができ、構造の簡素化により、容易に小型、
軽量化、組付性の向上、コスト低減をはかること
ができる。また、逆止弁のコツプ状部材の底壁
の、スリツトより外周側にある環状部をリターン
スプリングの座として機能させたので、座として
別部材を設けた従来の技術に比べて部品点数低
減、組付性の向上、プランジヤの耐久性向上をは
かることができる。
第1図は従来の油圧リフタの縦断面図、第2図
は本考案の第1実施例に係る油圧リフタの縦断面
図、第3図は第2図の装置の逆止弁の斜視図、第
4図は本考案の第二実施例に係る油圧リフタの部
分縦断面図、第5図は第4図の装置の逆止弁部の
斜視図、第6図は本考案の第三実施例に係る油圧
リフタの部分縦断面図、第7図は本考案の第四実
施例に係る油圧リフタの部分縦断面図、である。 9……油圧リフタ、10……カム、11……プ
ツシユロツド、12……プランジヤ、14……プ
ランジヤ室、16……ボデー、17……高圧室、
23……リターンスプリング、24……オイル通
路孔、25,29,31,33……逆止弁、26
……打ち抜き(スリツト)、27……リード弁、
30……ゴムコーテイング層、32……折れ曲が
り部、34……突起。
は本考案の第1実施例に係る油圧リフタの縦断面
図、第3図は第2図の装置の逆止弁の斜視図、第
4図は本考案の第二実施例に係る油圧リフタの部
分縦断面図、第5図は第4図の装置の逆止弁部の
斜視図、第6図は本考案の第三実施例に係る油圧
リフタの部分縦断面図、第7図は本考案の第四実
施例に係る油圧リフタの部分縦断面図、である。 9……油圧リフタ、10……カム、11……プ
ツシユロツド、12……プランジヤ、14……プ
ランジヤ室、16……ボデー、17……高圧室、
23……リターンスプリング、24……オイル通
路孔、25,29,31,33……逆止弁、26
……打ち抜き(スリツト)、27……リード弁、
30……ゴムコーテイング層、32……折れ曲が
り部、34……突起。
Claims (1)
- プランジヤ室と高圧室とを有し、プランジヤ室
と高圧室との間にプランジヤ室から高圧室方向の
みにオイルを流す、開閉部がリード弁を有する逆
止弁を設け、高圧室内にプランジヤを付勢するリ
ターンスプリングを内装した内燃機関の油圧リフ
タにおいて、前記逆止弁を、ばね材から成るコツ
プ状の単一部材から構成し、該コツプ状の底壁に
外周部に環状部を残してスリツトを設け、スリツ
トより内周側にある部分を、プランジヤ室と高圧
室とを連通するオイル通路孔に対応させて前記リ
ード弁とし、スリツトより外周側にある底壁の前
記環状部を前記リターンスプリングの座部とした
ことを特徴とする内燃機関の油圧リフタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18054382U JPS5985307U (ja) | 1982-12-01 | 1982-12-01 | 内燃機関の油圧リフタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18054382U JPS5985307U (ja) | 1982-12-01 | 1982-12-01 | 内燃機関の油圧リフタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5985307U JPS5985307U (ja) | 1984-06-09 |
| JPH0114723Y2 true JPH0114723Y2 (ja) | 1989-04-28 |
Family
ID=30391441
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18054382U Granted JPS5985307U (ja) | 1982-12-01 | 1982-12-01 | 内燃機関の油圧リフタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5985307U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001524639A (ja) * | 1997-11-21 | 2001-12-04 | ディーゼル エンジン リターダーズ,インコーポレイテッド | 制限式ロストモーション・タペットの弁着座速度制限装置 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5152313B2 (ja) * | 2010-12-10 | 2013-02-27 | 株式会社デンソー | バルブタイミング調整装置 |
| JP6154738B2 (ja) * | 2013-12-05 | 2017-06-28 | 株式会社オティックス | 吸排気用の動弁機構 |
| KR102762672B1 (ko) * | 2018-05-14 | 2025-02-05 | 가부시끼 가이샤 구보다 | 블로바이 가스 환류장치 부착 엔진 |
| JP6982542B2 (ja) * | 2018-05-14 | 2021-12-17 | 株式会社クボタ | ブローバイガス還流装置付エンジン |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DD135758A1 (de) * | 1978-04-10 | 1979-05-23 | Heino Moeller | Hoechstleistungsbrennkammer |
| IT7853889V0 (it) * | 1978-11-15 | 1978-11-15 | Fiat Spa | Punteria idraulica a ripresa automatica del gioco per motori a combustione interna con alberi a camme in testa |
| JPS57182035A (en) * | 1981-04-16 | 1982-11-09 | Fueboparu Ltd | Method and device for venting air |
-
1982
- 1982-12-01 JP JP18054382U patent/JPS5985307U/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001524639A (ja) * | 1997-11-21 | 2001-12-04 | ディーゼル エンジン リターダーズ,インコーポレイテッド | 制限式ロストモーション・タペットの弁着座速度制限装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5985307U (ja) | 1984-06-09 |
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