JPH0631313B2 - 抗高血圧剤としてのホモシクロスタチンおよびシクロスタチン含有ポリペプチド - Google Patents

抗高血圧剤としてのホモシクロスタチンおよびシクロスタチン含有ポリペプチド

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JPH0631313B2
JPH0631313B2 JP63164852A JP16485288A JPH0631313B2 JP H0631313 B2 JPH0631313 B2 JP H0631313B2 JP 63164852 A JP63164852 A JP 63164852A JP 16485288 A JP16485288 A JP 16485288A JP H0631313 B2 JPH0631313 B2 JP H0631313B2
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    • C07K5/02—Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof containing at least one abnormal peptide link
    • C07K5/0227—Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof containing at least one abnormal peptide link containing the (partial) peptide sequence -Phe-His-NH-(X)2-C(=0)-, e.g. Renin-inhibitors with n = 2 - 6; for n > 6 see C07K5/06 - C07K5/10
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は抗高血圧剤として有益な新規ホモシクロスタチ
ンおよびシクロスタチン含有ポリペプチドに関する。
従来の技術 分子量約40,000のタンパク質分解酵素レニンは腎臓で産
生され血液中へ分泌される。インビボでは天然に存在す
る血漿糖タンパク質アンジオテンシノゲンの分解に活性
がある事が知られており、ヒトアンジオテンシノゲンの
場合アンジオテンシノゲンのN−末端のロイシン(10
番目)およびバリン(11番目)アミノ酸残基の間ま結
合を切断する: 前記のレニンの切断作用により生成した循環N−末端デ
カペプチド(アンジオテンシンI)は続いて生体により
アンジオテンシンIIとして知られているオクタペプチド
に分解する。アンジオテンシンIIは強力な血圧増進物質
である事が知られている(すなわち、血圧の顕著な増加
を誘導でき、血管の収縮を起こし、副腎からナトリウム
−保持ホルモンアンドステロンの放出により作用すると
信じられている物質)。すなわち、高血圧およびうっ血
性心麻痺のある種の型においての誘起因子としてレニン
−アンジオテンシノゲン系が示唆されてきた。レニン−
アンジオテンシノゲン系の機能発現による不利益な効果
を緩和する一つの手段は、レニンのアンジオテンシノゲ
ン−切断作用を阻害できる物質の投与である。多くのそ
のような物質が知られており、抗レニンン抗体ペプスタ
チンおよび天然リン脂質化合物などが挙げられる。ヨー
ロッパ特許出願第45,665号(1982年2月2日公開)に
は、一連の式 X−Y−Pro−Phe−His−A−B−Z−W (式中Xは水素またはアミノ基保護基かもしれず、Yは
なくてもよく、Bは親油性アミノ酸残基であり、Zは芳
香族アミノ酸残基であり、Wはヒドロキシルかもしれず
なかんずくAは式 〔式中R1およびR2は各々親油性または芳香族側鎖で
あろう〕 であろう。) のレニン−阻害ポリペプチド誘導体が記載されている。
この公開特許出願に示されている定義によると、Aまた
はZがスタチンであり得、Bがリジンであり得るとは予
期できない。
ヨーロッパ特許出願第77,028A(1983年4月20日公開)
には非末端スタチンまたはスタチン誘導残基を持つ一連
のレニン−阻害ポリペプチド化合物が記載されている。
この系列に含まれている化合物はフェニルアラニン−ヒ
スチジン−スタチン配列を持っている。
ヨーロッパ特許出願第132,304A号もまた、レニン−阻
害抗高血圧剤としてスタチン含有ポリペプチドの使用に
ついて記載しており、ヨーロッパ特許出願第114,993A
号はレニン−阻害抗高血圧剤としてのシクロスタチン含
有ポリペプチドについて記載している。
発明が解決しようとする課題およびその手段 本発明の新規ペプチドは式 (式中、Xは水素、メトキシまたはヒドロキシであり;
Rは炭素原子数1から6のアルキル、イミダゾール−4
−イルメチルまたはメチルチオメチルであり;nは0ま
たは1の整数であり;R1はアミノ、炭素原子数1から
5のアルキルアミノ、炭素原子数1から3のアルコキ
シ、または2−アルコキシカルボニルピロリジン−1−
イル(アルコキシは1から3の炭素原子を持つ)であ
り;およびR2は炭素原子数3から4のアルキル、−C
H2CH(Cl)=CH2,−CH2CH=CH−CH
2N3,(CH2)4NH2,−CH2CH(Br)=
CH2,−CH2CH=CHCl,−CH2CH=C
(CH3)2,−CH2CH=CHCH3または−CH
2C≡CHである) の化合物およびその医薬として適当な塩である。
好適な化合物群はXが水素であり、Rが炭素原子数3か
ら4のアルキルであるような化合物群である。この群に
おいて特に好適な化合物は、Rがn−ブチルであり、n
−が1であり、R1がメチルアミノであり、およびR2
がi−ブチルである化合物、Rがn−ブチルであり、n
が0であり、およびR1がアミノである化合物、Rがn
−ブチルであり、nが0であり、およびR1がメトキシ
である化合物、Rがn−ブチルであり、nが0であり、
およびR1が2−メチルブチルアミノである化合物、お
よびRがn−ブチルであり、nが0でありおよびR1が
2−メトキシカルボニルピロリジン−1−イルである化
合物である。
第2の好適な化合物群はXが水素であり、Rがイミダゾ
ール−4−イルメチルである化合物群である。この群に
おいて特に好適な化合物は、nが1であり、R1がメチ
ルアミノでありおよびR2がi−ブチルである化合物、
nが0でありおよびR1がメチルアミノである化合物お
よびnが0でありおよびR1がメトキシである化合物で
ある。
第3の好適な化合物群はXが水素であり、Rが炭素原子
数3から4のアルキルであり、およびnが1である化合
物群である。この群において特に好適であるのはR1が
メチルアミノでありおよびR2が−CH2CH(Cl)
=CH2である化合物である。
第4の好適な化合物群はXが水素であり、nが0であり
およびR1が炭素原子数1から3のアルコキシである化
合物群である。この群において特に好適であるのはR1
がメトキシであり、Rがメチルチオメチルである化合物
である。
本発明は抗高血圧症有効量の本発明の化合物、および医
薬として適当な希釈剤または担体からなる医薬組成物も
また包含する。
前に示したごとく、本発明は生物活性化合物の医薬とし
て適当な塩を包含する。そのような塩は投与量において
無毒のものである。本発明の化合物は塩基性基を含んで
いるので、酸付加塩が可能である。医薬として適当な酸
付加塩としては、例えば塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化
水素酸塩、硫酸塩、硫酸水素塩、リン酸塩、酸性リン酸
塩、酢酸塩、乳酸塩、マレイン酸塩、メタンスルホン酸
塩、フマル酸塩、クエン酸塩、酸性クエン酸塩、酒石酸
塩、酒石酸水素塩、コハク酸塩、グルコン酸塩および糖
酸塩などが挙げられる。
簡潔に記載するため一般に受け入れられている個々のア
ミノ酸の省略名が可能なかぎり用いられてきた。例え
ば、アミノ酸フェニルアラニンはPhe、ヒスチジンは
His、リジンはlys、およびノルロイシンはNleなどの
ごとく省略されている。アミノ基保護基t−ブトキシカ
ルボニルはBoc、ベンジルオキシカルボニルはCBZ
およびヒスチジンのイミダゾール上のN−t−ブトキシ
カルボニルはimBocのごとく省略されている。
シクロスタチンおよびホモシクロスタチン(その構造内
に一つ多い炭素原子を含む)は以下の構造式である。
これらの構造は各々C−Staおよびホモ−C−Staのご
とく省略されている。
ここに特許請求された化合物の構造内に含まれるすべて
の天然アミノ酸は特に示さないかぎりL配置(天然に存
在する配位)である。
さらに、本発明は式 (式中、Zは式R5−(A)m−(B)p〔式中、R5
は(C1−C4)アルコキシ、(C1−C4)アルキル
アミノ、ジ−(C1−C4)アルキルアミノ、ヒドロキ
シ(C1−C4)アルキルアミノ、(C1−C4)アル
コキシCOCH2N(CH3)−、モルホリノ、ピペリ
ジノ、ピペラジノ、4−メチルピペラジノ、チオモルホ
リノ、チオモルホリノスルホキシド、チオモルホリノス
ルホン、3−オキソモルホリノ、3,5−ジオキソモル
ホリノ、4−(C1−C4)アルカノイリピペラジノ、
4−(C1−C4)アルコキシカルボニルピペラジノ、
N−プロリン(C1−C4)アルキルエステルまたはア
ルコキシ(C1−C4)アルキルアミノ)であり;Aは
C=O、 またはSO2であり; はNHまたはOであり;mおよびPは各々0または1で
ある〕 であり; Mはフェニル、ベンジルまたはナフチルであり; R2゜は炭素数1から5のアルキル、炭素数2から4の
アルキルチオアルキル、炭素数2から4のアルコキシア
ルキル、炭素数2から4のアルキルスルホニルアルキ
ル、炭素数2から4のアルキルスルフィニルアルキルま
たはイミダゾール−4−イルメチルであり; Yはt−ブチル、フェニル、i−プロピルまたはシクロ
ヘキシルであり; WはC=0または(CH)…OHであり; R3は(C1−C5)アルキル、(C6−C8)シクロ
アルキルアルキル、4−アミノブチル、CH2C(C
l)=CH2、CH2C(Br)=CH2またはCH2
CH=CH−CH2N3であり;および R4は炭素原子数1から4のアルコキシ、炭素原子数1
から4のアルキルアミノ、炭素原子数2から5のアミノ
アルキルアミノ、トリフルオロエチルアミノ、カルボキ
シ(C1−C4)アルキルアミノ、アミノ、ジ(C1−
C4)アルキルアミノまたはアリルアミノである;ただ
しmが0である場合はpは0であり、Bが0の場合、A
はC=0である。) の化合物を包含する。
本発明の化合物はインビボでヒトを含む哺乳類において
抗高血圧活性を示す。とにかくこの活性の実質的な部分
はレニンによるアンジオテンシノゲンの切断を阻害する
これらの能力に起因している。我々は以下の作用機構の
理論に限定される事は欲しないが、本発明の化合物のレ
ニン−阻害活性の機構はそのレニンに対する選択的な結
合(アンジオテンシノゲンに比較して)であるらしい。
本発明の化合物は酵素−阻害活性を示すが、それはレニ
ンに選択的である。これらは低分子量であるため、水性
媒質において良好な溶解特性を示し、そのため経口投与
が容易になり、商業的に現実的な価格で合成する事がで
きる。本発明の化合物はうっ血性心麻痺に対しても有益
である。
本発明の化合物はこの分野に精通する者にとってはなじ
みの深い方法で合成されるであろう。好適な化学合成の
基本的サブユニットはアミノ酸残基の非保護アルファー
アミノ基を活性化された(アシル化の目的で)カルボン
酸官能基を持ち適当な保護基がそれ自身のアルファー窒
素に結合したアミノ酸でアシル化し2つのアミノ酸残基
の間にペプチド結合を形成し、続いて前記保護基を除去
する事からなっている。結合−脱保護のこの合成サブユ
ニットをここに記載してあるごとくC−末端から出発
し、繰り返し実施してポリペプチドを組み立てる。本発
明の化合物の合成に利用されるアミノ酸はアルファーア
ミノ保護およびアルファーアミノ非保護の両方の形で市
販されている(遊離酸、塩またはエステルなど)。
レニンのアンジオテンシノゲン−切断活性の阻害剤とし
ての本発明の化合物の活性はインビトロでレニンのアン
ジオテンシノゲン−切断活性を阻害する能力を検定する
事により決定されるであろう。
本発明の化合物は抗高血圧症剤として経口または非経口
の投与経路で投与できるが、前者が患者の便利さおよび
気楽さという理由から好適であろう。一般に、これらの
抗高血圧症化合物は標準的には経口投与では1日、体重
kg当たり約0.5mgから約50mgの範囲で、非経口の場合は
1日、体重kg当たり、0.1mgから約5mgの範囲で投与さ
れる;必然的に処置している患者の状態および投与して
いる特定の化合成に応じて変化させねばならない。典型
的には、低一日用量で処置を開始し、必要な時のみ医者
により増量される。これらの化合物は前に示した両方の
経路により医薬として適当な担体と一緒に投与されるで
あろう事、およびそのような投与は単一および複数の剤
形の両方で実施できる事に注意されたい。
本発明の新規化合物は、広範囲の異なった剤形で経口投
与できる、すなわち、錠剤、カプセル、ロゼンジ、トロ
ーチ、ハードキャンディー、粉剤、スプレー、水性懸濁
液、エリキシルシロップなどの形で種々の医薬として適
当な不活性担体と処方されるであろう。そのような担体
としては固体希釈剤または充填剤、無菌水性媒質および
種々の無毒性有機溶剤などが挙げられる。さらに、その
ような経口医薬処方は、適当に甘味および/または芳香
をつける事ができる(そのような目的に通常使用される
種類の種々の薬品により)。一般に、本発明の化合物は
そのような経口剤形中、所望の単一用量を提供するのに
十分な量で、総組成分の重量で約0.5%から約90%の濃
度範囲で存在する。
経口投与の目的には、クエン酸ナトリウム、炭酸カルシ
ウムおよびリン酸カルシウムのごとき種々の賦形剤を含
有する錠剤がデンプンのごとき種々の崩壊剤と共に使用
されるであろう、(好適であるのはポテトまたはタピオ
カデンプン、アルギン酸およびある種のケイ酸複合体を
ポリビニルピロリドン、ショ糖、ゼラチンおよびアラビ
アゴムのごとき結合剤と一緒に)。さらに、ステアリン
酸マグネシウム、ラウリン硫酸ナトリウムおよびタルク
のごとき潤滑剤は類似の種類の組成物であり、軟および
硬充填ゼラチンカプセルの充填剤としても使用されるで
あろう;高分子量ポリエチレングルコール同様ラクトー
スまたは乳糖は含まれている。経口投与に水性懸濁液お
よび/またはエリキシルが望まれる場合、必須な活性成
分は種々の甘味または芳香剤、着色剤または色素、およ
び、もし望むなら乳化剤および/または水、エタノー
ル、プロピレングリコール、グリセリンおよびそれらの
種々の類似の組合わせと混ぜられるであろう。
以下の実施例は本発明を例示するものであり、それに限
定される意味に取ってはならない。高速液体クロマトグ
ラフィー(HPLC)は以下の条件で実施された:検出
214nm、4.6×250mmデュポン ゾルバックス C−8
カラム、流速1.5m/min。TLC系は以下のごとく省略
する:系A=酢酸エチル−ヘキサンそれぞれ示された比
で、シリカ上;系B=エーテル−ヘキサン、それぞれ示
された比で、シリカ上、系C=18/2/1HCCl3−EtOH
−HOAcシリカ上、系D=9:2:1クロロホルム−エタ
ノール−酢酸。
実施例 実施例1 モルホリノカルボニルPheHis−2−イソブチルホモ−C
−StaN−メチルアミド(X=H,n=1,R=イミ
ダゾール−4−イルメチル,R1=NHCH3およびR
2=−CH2CH(CH3)2 A.ジ−t−ブトキシカルボニル ヒスチジン ベンジ
ル エステル Nα−t−Boc−Nπ−L−ヒスチジン(113.4g)を8
00mlの乾燥ジメチルホルムアミドに溶解せしめ0℃にて
撹拌しながら43.9gの無水炭酸カリウムおよび37.8mlの
ベンジル ブロミドを添加する。混合物は氷浴上にて撹
拌し、一夜放置して20℃に到達せしめる。懸濁液はセ
ライトを通して過し、エーテルにて洗浄した後液を
濃縮し、残留物は700mlの酢酸エチルに溶解せしめる。
本溶液は2×200mlの1M塩化リチウム水溶液、100mlの
1N水酸化ナトリウム溶液、水、食塩水にて洗浄し、硫
酸マグネシウムにて乾燥後濃縮すると油性の固形物を得
るので500mlのヘキサン中で激しく撹拌する。取した
固形物を25℃にて2×100mlのヘキサンにて洗浄して
乾燥せしめると120.5g(85.5%)の表題化合物を無色
固形物として得る、m.p.97−99.5℃,〔アルファ▲〕25
D▲−6.4゜(C=1.09,CHCl3),TLC1:1の
酢酸エチル−ヘキサンにてRf0.35。1:4酢酸エチル
−ヘキサンより2度再結晶せしめたものはm.p.99−
106℃および〔アルファ▲〕23 D▲−6.6゜(C=1.25,
CHCl3)を示した。
B.ヒスチジン ベンジル エステル 塩酸塩 実施例1Aの生成物を56gの無水塩化水素を含んだ400ml
のp−ジオキサンに溶解せしめる。懸濁液は25℃にて24
時間撹拌する。混合物を濃縮し、残留物をロート上で3
容量のエーテルにて洗浄した後真空下10時間56℃にて乾
燥せしめると69.5gの無色固形物を得る、〔アルファ
▲〕25 D▲+6.4゜(C=2.865,MeOH)(Org.
Preg.Proc.Int′l.1970,255には〔ア
ルファ〕D=6.54゜と報告されている) C.モルホリノカルボニルPhe Hisベンジルエステル 実施例1Bの生成物(1.37g)を5mlのジクロロメタン
に溶解せしめ0℃に冷却し555μ(1.0当量)のトリエ
チルアミン,1.21g(1.05当量)のモルホリノカルボニ
ルPhe,928mgのヒドロキシベンゾトリアゾール水和
物および780mgのジシクロヘキシルカルボジイミドを続
いて添加する。混合物は水浴上にて撹拌した後一夜放置
して20゜まで温度を上げる。混合物を過し、固形物を
ジクロロメタンにて洗浄した後液は1M水酸化ナトリ
ウム溶液(2回)、炭酸水素塩水溶液、食塩水にて洗浄
し、硫酸マグネシウムにて乾燥後濃縮すると1.8gの淡
黄色固形物を得る。エーテル中摩砕して乾燥せしめると
1.68g(67%)の表題物質を黄色固形物として得る。
D.モルホリノカルボニルPhe His(imBoc)ベンジ
ル エステル 実施例1Cの生成物(1.68g)を30mlのp−ジオキサン
および15mlの水に溶解せしめ1N水酸化ナトリウム溶液
の添加によりpHを11に上げる。ジ−t−ブチルジカー
ボナート(850μ)を添加するが、その間塩基を添加
する事によりpHを9から11の間に維持する。45分後新
たに450μのジ−t−ブチルカーボナートを添加し、
PHは10.5付近を維持する。総計で1.5時間後、1N塩
酸にてpHを5に調整し混合物を一部濃縮してp−ジオ
キサンを除去し酢酸エチル(4×100ml)にて抽出す
る。合併した有機層は1N水酸化ナトリウム溶液、炭酸
水素塩水溶液にて洗浄し、硫酸ナトリウムにて乾燥後濃
縮して1.85gの油性あわ状物を得る。60gのシリカ上2
%,4%,6%および8%エタノール含有ジクロロメタ
ンにて溶出するクロマトグラフィーを行い、適当な分画
を濃縮すると1.05gの表題物質を淡黄色あわ状物として
得る。酢酸エチルで展開したTLCにてRf0.13。
E.モルホリノカルボニルPhe His(imBoc) 485mgの実施例1Dの生成物を溶解した25mlの10:1
メタノール−酢酸溶液を200mgの10%Pd/cと50p.
s.i水素圧下30分振とうする。混合物はセライトを通
して過しメタノール−酢酸でセライトを洗浄する。
液を濃縮し、残留物をエーテルと共沸せしめ、乾燥する
と361mg(87%)の表記物質を灰色がかった白色のあわ
状物として得る、18:2:1 クロロホルム−エタノー
ル−酢酸でのTLCにてRf=0.25。
F.モルホリノカルボニルPhe His(imBoc)−2−
i−ブチルホモ−C−Sta ラクトン 213mgの2−イソブチルホモ−C−Sta ラクトン塩酸
塩(EPO出版番号 0212903(A2))を溶解した1.5m
lのジクロロメタン溶液に溶解し、0℃にて126μのト
リエチルアミン,361mgの実施例1Eの生成物,161mgの
1−ヒドロキシベンゾトリアゾールおよび144mgのジシ
クロヘキシルカルボジイミドを続いて添加する。混合物
を一夜撹拌すると温度は20℃まで上昇する。混合物を
過し、沈澱をジクロロメタンにて洗浄し、液を濃縮し
て残留物は酢酸エチルに溶解せしめる。15分間撹拌した
後得られる懸濁液を過し、液は1N水酸化ナトリウ
ム溶液(×2)、食塩水にて洗浄した後硫酸マグネシウ
ムで乾燥し濃縮すると754mgの灰色がかった白色のあわ
状物を得るので、0.5%エタノール−ジクロロメタンで
充填した35gのシリカでクロマトグラフィーを行う。カ
ラムを0.5%、1%,2%および4%エタノール−ジク
ロロメタンにて溶出し、適当な分画を濃縮すると396mg
(74%)の表殖物質を無色あわ状物として得る、18/2
/1クロロホルム−エタノール−酢酸によるTLC R
f0.63。
G.モルホリノカルボニルPhe His−2−i−ブチル
ホモ−C−Sta N−メチルアミド 実施例1Fの生成物(361mg)をメタノール(3ml)に
溶解せしめ、得られる溶液は0℃にて無水メチルアミン
にて飽和する。フラスコに栓を付け、25℃にて70分間溶
液を放置する。減圧下溶媒および過剰のメチルアミンを
留去し、得られる粉末は4%エタノール−ジクロロメタ
ンで充填した20gのシリカ上クロマトグラフィーを行
う。カラムは各々600mlの4%,6%,12%および15%
エタノール−ジクロロメタンにて溶出する。適当な分画
を濃縮して296mg(84%)の表題物質を無色粉末として
得る、HPLC,アセトニトリル−緩衝液で溶出3.23
分。1 HNMR(DMSO−d6,300MHz,δppm,一
部)0.86および0.96(d,計6H)、0.97−1.80(m,
計約15H)2.40(DMSOピークの肩として)、2.51
(d,NCH3)、2.66−3.0(m,約4H)、3.0−3.
72(m)、4.15(m,1H)、4.37(m,1H)、6.80
および7.50(s,各々1H,イミダゾール環CH)、7.
60および8.47(m,各々1H)。FAB−MS〔チオグ
リセロール,m/e(相対強度)〕、233(39)、250
(14)、261(16)、283(17)、405(10)、642(1
6)、699(100,MH+)、697(47)、698(14)。
実施例2 モルホリノカルボニルPhe Nle−2−i−ブチルホモ
C−Sta N−メチルアミド(X=H,n=1,R=n
−C4H9,R1=NHCH3およびR2=−CH2C
H(CH3)2) A.モルホリノカルボニルPhe Nle−2−i−ブチル
ホモ−C−Sta ラクトン 実施例1Fの生成物の合成および精製のための一般的方
法に従い(HをNleに置き換える)、52mgの2−イソブ
チル−ホモ−C−Staラクトン塩酸塩を0.5mlのジクロ
ロメタンに溶解し、34μのトリエチルアミン,67mgの
モルホリノ−カルボニルPheNle39mgHBTおよび35mg
のDCCを添加する。類似の反応および単離過程(クロ
マトグラフィーはこの場合必要としない)により、103m
gの表題物質が無色あわ状物として単離される。TLC
Rf0.69 18/2/1 HCCl3−エタノール−HO
Ac。
B.モルホリノカルボニルPhe Nle−2−i−ブチル
ホモ−C−Sta N−メチルアミド 実施例1Gの生成物の合成および精製法に従い、102mg
の実施例2Aの生成物から77mg(72%)の表題物質を無
色粉末として得る、TLC Rf0.5 18/2/1 HC
Cl3−エタノール−HOAc,HPLC 70/30アセ
トニトリル緩衝液で溶出 2.85分。
1H NMR (DMSO−d6,300MHz,δ,pp
m,一部):0.82−1.0(m,9−10H)、1.0−1.9
(m,約24H)2.46(m,1H)、2.57(d,3H,N
CH3)、2.86(dd,1H)、3.02(dd,1H)、
3.26(m,4H)、3.51(m,4H)、3.78(m,1
H)、4.22(m,2H)、4.59(d,1H)、6.70
(d,1H)、7.14−7.44(m,ca.6H)、7.63
(m,1H)、8.00(d,1H);FAB−MS〔チオ
グリコール,m/e(相対強度)〕、217(18),233
(61)、234(11)、250(13)、264(10),268(1
7),281(12)、299(21),381(12),394(14),6
54(39),655(25),656(17),670(12),972(10
0,MH+),673(40),674(11)。
実施例3 モルホリノカルボニルPheNle−C−Sta メチル エ
ステル(X=H,n=0,R=CH3(CH2)3−お
よびR1=OCH3) A.N−t−ブトキシカルボニル−C−Staメチル エ
ステル t−ブトキシカルボニル−C−Sta(315mg,1ミリモ
ル)を約5ミリモルのジアゾメタンを含有する20mlのジ
エチル エーテルに添加し、反応混合物は室温で一夜撹
拌する。溶媒を留去すると336mgの所望の生成物を油状
物として得る。
B.C−Sta メチル エステル 塩酸塩 実施例3Aの生成物を塩化水素で飽和せしめた5mlのジ
オキサンに加え、室温で90分撹拌する。溶媒の留去によ
り、279mgの所望の化合物をあわ状物して得る。
C.モルホリノカルボニルPhe Nle−C−Staメチル
エステル 265mgの実施例3Bの生成物、101.2gのN−メチルモル
ホリン、391.5mgのモルホリノカルボニルPhe Nle、1
35mgの1−ヒドロキシベンゾトリアゾールおよび206mg
のジシクロヘキシカルボジイミドを20mlの塩化メチレン
に加えた混合物を室温にて一夜撹拌する。反応混合物を
過し、水および飽和食塩溶液で洗浄し、有機相は硫酸
ナトリウムで乾燥する。真空下溶媒を留去し、5.28mgの
粗生成物を得、53gのシリカゲル上、クロロホルム−メ
タノール(99:1;v:v)で最初の160分画(1分画
4.5ml)続いて残りを集めるためにクロロホルム−メタ
ノール(97.5:2.5;v:v)で溶出するクロマトグラ
フィーにより精製する。生成物を含む分画を合併し、濃
縮して203mgの純粋な化合物を白色固形物として得る。
1H NMR (DMSO−d6,60MHz,ppm一
部)1.00(t,3H,J=5Hz)、2.2−2.4(d,2
H,J=5Hz)、3.2−3.4(m,4H)、3.45−3.60
(m,4H)、3.8(s,3H)、7.2(s,5H)。
実施例4 モルホリノカルボニルPheNle−C−Sta N−2−メ
チルブチルアミド(X=H,n=O,R=CH3(CH
2)3−およびR1=NHCH2CH(CH3)CH2
CH3) A.N−t−ブトキシカルボニル−C−StaN−2メチ
ルブチル アミド 80.6mgのN−t−ブトキシカルボニル−C−Staの塩化
メチレン(50ml)溶液に22.3mgの2−メチルブチルアミ
ン、34.5mgの1−ヒドロキシベンゾトリアゾールおよび
52.7mgのジシクロヘキシカルボジイミドを添加し、反応
混合物は0℃にて6時間撹拌し、その後一夜室温まで暖
める。反応液を過し、沈澱物を塩化メチレンで洗浄し
て元の液と合併する。真空下塩化メチレンを留去し、
残留物に酢酸エチルを加える。懸濁液を過し、液を
濃縮してあわ状物を得る。116mg。
B.C−Sta N−2−メチルブチルアミド 塩酸塩 実施例4Aの生成物(116mg)を塩化水素で飽和せしめ
たら5mlのジオキサンに加え、室温で90分撹拌する。真
空下溶液を濃縮して87mgの生成物を得る。
C.モルホリノカルボニルPheNle−C−StaN−2−
メチルブチル アミド 実施例1Fの一般的方法に従い、87mgの実施例4Bの生
成物、25.9mgのN−メチルモルホリン、100mgのモルホ
リノカルボニルPheNle、34.5mgの1−ヒドロキシベン
ゾトリアゾールおよび52.7mgのジシクロヘキシルカルボ
ジイミドの塩化メチレン溶液(20ml)から212mgの粗生
成物を得る。
生成物は21gのシリカゲル上クロロホルム−メタノール
(99:1;v:v)で最初の80分画(4ml)を続いてク
ロロホルム−メタノール(97.5:2.5;v:v)で溶出
するクロマトグラフィーにより精製する。生成物を含む
分画を合併し、真空下濃縮して80mgの純粋な生成物を白
色固形物として得る。
1H NMR (DMSO−d6,60MHz,ppm一
部)2.20(d,2H,J=5Hz)、3.2−3.4(m,4
H)、3.6−3.8(m,4H)、7.25(s,5H)。
実施例5 モルホリノカルボニルPhe Nle−C−Sta Pro メ
チル エステル(X=H,n=O,R=CH3(C
H2)3−およびR1=2−メトキシカルボニルピロリ
ジン−1−イル) A.N−t−ブトキシカルボニル−C−Sta Pro メ
チル エステル 実施例1Fの一般的方法を用い、41.3mgのプロリンメチ
ルエステル塩酸塩、25.3mgのN−メチルモルホリン、7
8.8mgのN−t−ブトキシカルボニル−C−Sta、33.8m
gの1−ヒドロキシベンゾトリアゾール、51.5mgのジシ
クロヘキシルカルボジイミドを20mlの塩化メチレンに加
え124mgの生成物を得る。
B.C−StaPro メチル エステル 塩酸塩 実施例1Bの方法に従い、実施例5Aの生成物から90分
の反応時間後102mgの表題生成物を得る。
C.モルホリノカルボニルPhe Nle−C−Sta Pro
メチル エステル 実施例5Bの生成物、25.3mgのN−メチルモルホリン、
97.8mgのモルホリノカルボニルPheNle、33.8mgの1−
ヒドロキシベンゾトリアゾールおよび51.5mgのジシクロ
ヘキシルカルボジイミドの塩化メチレン(20ml)溶液か
ら、実施例1Fの方法に従って157mgの生成物を得る。
生成物は16gのシリカゲル上、クロロホルム−メタノー
ル溶出液(99:1;v:v)で最初の80分画(4ml)続
いてクロロホルム−メタノール(97.5:2.5;v:v)
で溶出するクロマトグラフィーにかける。生成物を含む
分画を合併し、蒸発乾固する、82mg。
1H NMR (DMSO−d6,60MHz,ppm一
部)1.0(t,3H,J=5Hz)、2.2(d,2H,J
=5Hz)、3.2−3.4(m,4H)、3.5−3.7(m,4
H)、3.85(s,3H)、7.2(s,5H)。
実施例6 モルホリノカルボニルPhe His−C−Staメチルエス
テル(X=H,n=O,R=イミダゾール−4−イルメ
チルおよびR1=OCH3) A.ジ−t−ブトキシカルボニル−His−C−Sta メ
チル エステル 実施例1Fの方法を用い20mlの塩化メチレンに添加した
82.6mgのC−Staメチル エステル塩酸塩、32.1mgのN
−メチルモルホリン、112.7mgのジ−t−ブトキシカル
ボニル L−ヒスチジン、42.9mgの1−ヒドロキシベン
ゾトリアゾールおよび65.4mgのジシクロヘキシルカルボ
ジイミドから221mgの粗生成物を得る。
B.His−C−Sta メチル エステル 二塩酸塩 実施例1Bの一般法に従い、塩化水素飽和の10mlのジオ
キサンに溶解した実施例6Aの生成物から2時間後146m
gの生成物を後処理後得る。
C.モルホリノカルボニルPhe His−C−Staメチル
エステル 再び実施例1Fの結合法に従い、146mgの実施例6Bの
生成物、64.2mgのN−メチルモルホリン、88.3mgのモル
ホリノカルボニルPhe、42.9mgの1−ヒドロキシベンゾ
トリアゾールおよび65.4mgのジシクロヘキシルカルボジ
イミドを20mlの塩化メチレンに添加し、後処理して206m
gの生成物を得る。
生成物は21gのシリカゲル上、クロロホルム−メタノー
ル(99:1;v:v)を最初の160分画(4ml)の溶出
液として、その後クロロホルム−メタノール(95:5;
v:v)で溶出するクロマトグラフィーにて精製する。
生成物を含む分画を合併し、真空下濃縮する、38.6mg。
1H NMR (DMSO−d6,60MHz,ppm一
部)1.0(t,3H,J=5Hz)、2.25(d,2H,
J=5Hz)、3.2−3.4(m,2H)、3.5−3.7(m,
2H)、3.8(s,3H)、6.8(s,1H)、7.2
(p,5H)、7.5(s,1H)。
実施例7 モルホリノカルボニルPheHis−C−Staアミド(X=
H,n=O,R=CH3(CH2)3−およびR1=N
H2 90mgの実施例3の生成物を溶解したアンモニア飽和メタ
ノール(10mgの溶液を室温で数日間撹拌する。溶液を再
びアンモニア飽和し、更に数日撹拌しながら放置する。
過剰のアンモニアおよびメタノールを真空下除去し、残
留物はエーテル中摩砕し、取する、65mg。
1H NMR (DMSO−d6,60MHz,ppm一
部)1.0(t,3H,J=5Hz)、2.2(d,2H,J
=5Hz)、3.25−3.45(m,4H)、3.5−3.7(m,
4H)、7.2(s,5H)。
実施例8 モルホリノカルボニルPheHle−C−Sta N−メチル
アミド(X=H,n=O,R=CH3(CH2)3−
およびR1=NHCH3) 40mgの実施例3の生成物およびメチルアミン飽和メタノ
ール(10ml)を用い実施例7の方法を繰り返すと、室温
で数日の反応時間後に36mgの所望の生成物を得る。
1H NMR (DMSO−d6,60MHz,ppm一
部)1.05(t,3H,J=5Hz)、2.3(d,2H,
J=5Hz)、2.63(s,3H)、3.2−3.4(m,4
H)、3.6−3.8(m,4H)、7.2(s,5H)。
実施例9 モルホリノカルボニルPheHis−C−Sta N−メチル
アミド(X=H,n=O,R=イミダゾール−4−イ
ルメチルおよびR1=NHCH3) 33mgの実施例6の生成物および5mlのメチルアミン飽和
メタノールから出発し、実施例7の方法に従うと、室温
で数日の反応期間後、20mgの生成物を得る。
1H NMR (DMSO−d6,60MHz,ppm一
部)1.0(t,3H,J=5Hz)、2.2(d,2H,J
=5Hz)、2.65(s,3H)、3.2−3.4(m,4
H)、3.5−3.7(m,4H)、6.8(s,1H)、7.2
(s,5H)、7.6(s,1H)。
実施例10 モルホリノカルボニルPheNle−2−(2′−クロロ−
2′−プロペニル)ホモ−C−StaN−メチルアミド
(X=H,R=CH3(CH2)3−,R1=NHCH
3およびR2=−CH2CH(Cl)=CH2) A.モルホリノカルボニルPheNle−2−(2′−クロ
ロ−2′−プロペニル)ホモ−C−Staラクトン 57mgの2−(2′−クロロ−2′プロペニル)ホモ−C
−Staラクトンを溶解した15mlのジクロロメタン、19.5
μのN−メチルモルホリン、69.8mgのモルホニルカル
ボニルPheNle、23.9mgの1−ヒドロキシベンゾトリア
ゾールおよび36.5mgのシクロヘキシルカルボジイミドを
用い、実施例1Fの方法を繰り返すと、88mgのあわ状物
を得るのでクロロホルムで充填した10gのシリカでクロ
マトグラフィーを行う。カラムから99%クロロホルム−
メタノール(v:v)で溶出し、適当な分画を合併して
濃縮し、43mgの生成物を得る。
B.モルホリノカルボニルPheHlele−2−(2′−ク
ロロ−2′プロペニル)ホモ−C−StaN−メチルアミ
ド 実施例10Aの生成物(43mg)をメタノール(5ml)に溶
解し、得られる溶液は0℃にて無水メチルアミンで飽和
せしめる。フラスコに栓をして反応液は25℃にて70分間
放置する。溶媒および過剰のメチルアミンを減圧下除去
し、得られる粉末をエーテル中摩砕して、33mgの表題物
質を無色粉末として得る。1 H−NMR(DMSO−d6,300MHz,δ,ppm,
一部)2.5(d,NCH3),3.4(m,4H),3.6
(m,4H);5.15(m,2H)。
実施例11 モルホリノカルボニルPheNle−2−(4′−アジド−
2′−ブテニル)ホモ−C−Sta N−メチルアミド
(X=H,R=CH3(CH2)3−,R1=CH3お
よびR2=−CH2CH=CHCH2N3) A.モルホリノカルボニルPheNle−2−(4′−アジ
ド−2′−ブテニル)ホモ−C−Staラクトン 97mgの2−(4′−アジド−2′−ブテニル))ホモ−
C−Staラクトン塩酸塩を溶解したジクロロメタン(20
ml)溶液を0℃にて28μのN−メチルモルホリン、11
0.6mgのモルホリノカルボニルPheNle、38.2mgの1−
ヒドロキシベンゾトリアゾールおよび58.3mgのジシクロ
ヘキシルカルボジイミドで連続的に処理する。混合物は
一夜撹拌し、その間温度は20℃に上昇する。混合物を
過し、沈澱をジクロロメタンで洗浄し、液を濃縮して
残留物は酢酸エチルに溶解する。15分撹拌後、、得られ
る懸濁液を過し、液を1N水酸化ナトリウム溶液
(2×)、食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後
濃縮して221mgの灰色がかった白色のあわ状物を得、そ
れはクロロホルムで充填した22gのシリカにてクロマト
グラフィーを行う。99%クロロホルム−メタノールでカ
ラムを溶出し、適当な分画を濃縮すると121mgの表題化
合物を無色あわ状物として得る。
B.モルホリノカルボニルPheNle−2−(4′−アジ
ド−2′−ブテニル)ホモ−C−StaN−メチルアミド 実施例11Aの生成物(121g)をメタノール(10ml)に溶
解し、得られる溶液は0℃にて無水メチルアミンで飽和
する。フラスコに栓をして、反応液は25℃にて70分間放
置する。溶媒および過剰のメチルアミンを減圧下留去
し、得られる粉末はエーテル中摩砕すると88mgの表題物
質を無水粉末として得る。1 H−NMR (DMSO−d6,300MHz,δ,pp
m,一部):2.5(d,NCH3),3.4(m,4H),
3.6(m,4H)。
実施例12 モルホリノカルボニルPheNle−2−(4′−アミノ−
1′−ブチル)ホモ−C−Sta N−メチルアミド(X
=H,R=CH3(CH2)3−,R1=NHCH3お
よびR2=−(CH2)4NH2) 実施例11Bの生成物(58mg)に20mgの5%水酸化パラジ
ウムカーボン存在下メタノール中25℃にて19時間50psi
で水素添加を行う。過後反応液を蒸発乾固せしめると
44mgの表題化合物を得る(エタノール中摩砕した後)。1 H−NMR (DMSO−d6,300MHz,δ,pp
m,(一部):2.5(d,NCH3),3.4(m,4
H),3.6(m,4H)。
実施例13 モルホリノカルボニルPheNle−2−(2′−プロモ−
2′−プロペニル)ホモ−C−StaN−メチルアミド
(X=H,R=CH3(CH2)3−,R1=NHCH
3およびR2=−CH2CH(Br)=CH2) A.モルホリノカルボニルPheNle−2−(2′−プロ
モ−2′−プロペニル)ホモ−C−Staラクトン 78mgの2−(2′−ブロモ−2′−プロペニル)ホモ−
C−Sta ラクトン 塩酸塩のジクロロメタン(20ml)
溶液を0℃にて22μのN−メチルモルホリン78.2mgの
モルホリノカルボニルPheNle、27mgの1−ヒドロキシ
ベンゾトリアゾールおよび41.2mgのジシクロヘキシルカ
ルボジイミドで連続的に処理する。混合物を一夜撹拌す
るとその間温度は20℃に上昇する。混合物を過し、沈
澱をジクロロメタンで洗浄した後液を濃縮し、残留物
を酢酸エチルに溶解する。15分間撹拌後、得られる懸濁
液を過し、液を1N水酸化ナトリウム溶液(2×)
および食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥後濃縮し
て190mgの灰色がかった白色のあわ状物を得、クロロホ
ルムで充填した10gのシリカゲルでクロマトグラフィー
を行う。カラムから溶出し、適当な分画を濃縮すると、
78mgの表題物質を無色あわ状物として得る、TLC R
f0.85 9/1 クロロホルムメタノール。
B.モルホリノカルボニルPheNle−2−(2′−プロ
モ−2′−プロペニル)ホモ−C−Sta N−メチルア
ミド 実施例13Aの生成物(78mg)をメタノール(10ml)に溶
解し、得られる溶液は0℃にて無水メチルアミンで飽和
せしめる。フラスコに栓をし、反応液は25℃にて70分間
放置する。溶媒および過剰のメチルアミンを減圧下留去
し、得られる粉末はエーテル中で摩砕し55mgの表題物質
を無色粉末として得る。1 H−NMR (DMSO−d6,300MHz,δ,pp
m,(一部):2.5(d,NCH3),3.4(m,4
H),3.6(m,4H)、5.5(m.2H)。
実施例14 モルホリノカルボニルPheNle−2−(3′−クロロ−
2′−プロペニル)ホモ−C−StaN−メチルアミド
(X=H,R=CH3(CH2)3−,R1=NHCH
3およびR2=−CH2CH=CHCl) A.モルホリノカルボニルPheNle−2−(3′−クロ
ロ−2′−プロペニル)ホモ−C−Staラクトン 136mgの2−(3′−クロロ−2′−プロペニル)ホモ
−C−Sta ラクトン 塩酸塩を溶解したジクロロメタ
ン(15ml)溶液を0℃にて21.4μのN−メチルモルホ
リン76mgのモルホリノカルボニルPheNle、26.2mgの1
−ヒドロキシベンゾトリアゾールおよび40mgのジシクロ
ヘキシカルボジイミドで連続的に処理する。混合物は一
夜撹拌し、その間温度は20℃に上昇する。混合物を過
し、沈澱をジクロロメタンで洗浄し、液を濃縮して残
留物を酢酸エチルに溶解する。15分撹拌後、得られる懸
濁液を過し、液を1N水酸化ナトリウム溶液(2
×)食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後濃縮す
ると、167mgの灰色ががった白色のあわ状物を得、クロ
ロホルムで充填した17gのシリカにてクロマトグラフィ
ーを行う。カラムからクロロホルムおよび99%クロロホ
ルム−メタノールにて溶出し、適当な分画を濃縮すると
103mgの表題物質を無色あわ状物として得る。TLC
Rf0.9 9/1 クロロホルム−メタノール。
B.モルホリノカルボニルPheNle−2−(3′−クロ
ロ−2′−プロペニル)ホモ−C−Sta N−メチルア
ミド 実施例14Aの生成物(103mg)をメタノール(10ml)に
溶解し、得られた溶液は0℃にて無水メチルアミンで飽
和せしめる。フラスコに栓をして反応液を25℃にて70分
放置する。減圧下溶媒および過剰のメチルアミンを留去
し、得られる粉末をエーテル中摩砕すると74mgの表題化
合物を無色粉末として得る。1 H−NMR (DMSO−d6,300MHz,δ,pp
m,一部):2.5(d,NCH3),3.4(m,4H),
3.6(m,4H)、5.6−6.4(m,2H)。
実施例15 モルホリノカルボニルPheNle−2−(3′,3′−ジ
メチル−2′−プロペニル)ホモ−C−Sta N−メ
チルアミド(X=H,R=CH3(CH2)3−,R1
=NHCH3およびR2=−CH2CH=C(CH3)
2 A.モルホリノカルボニルPheNle−2−(3′,3′
−ジメチル−2′−プロペニル)ホモ−C−Sta ラク
トン 132mgの2−(3′,3′−ジメチル−2′−プロペニ
ル)ホモ−C−Sta ラクトン 塩酸塩を溶解したジク
ロロメタン溶液(15ml)を0℃にて21.7μのN−メチ
ルモルホリン、77.3mgのモルホリノカルボニルPheNl
e、26.7mgの1−ヒドロキシベンゾトリアゾールおよび4
0.7mgのジシクロヘキシルカルボジイミドで連続的に処
理する。混合物は一夜撹拌するが、その間温度は20℃ま
で上昇する。混合物を過し、沈澱物はジクロロメタン
で洗浄し、液を濃縮し、残留物を酢酸エチルに溶解す
る。15分撹拌後得られる懸濁液を過し、液は1N水
酸化ナトリウム溶液(2×)、食塩水で洗浄し、硫酸マ
グネシウムで乾燥後濃縮すると、150mgの灰色ががった
白色のあわ状物を得、クロロホルムで充填した15gのシ
リカにてクロマトグラフィーを行う。カラムよりクロロ
ホルムおよび99%クロロホルム−メタノールにて溶出
し、適当な分画を濃縮して89mgの表題物質を無色あわ状
物として得る。TLC Rf0.6 9/1 クロロホル
ムメタノール。
B.モルホリノカルボニルPheNle−2−(3′,3′
−ジメチル−2′−プロペニル)ホモ−C−Sta N−
メチルアミド 実施例15Aの生成物(89mgをメタノール(10ml)に溶解
し、得られた溶液は0℃にて無水メチルアミンにて飽和
せしめる。フラスコに栓をし、反応液は25℃にて70分間
放置する。減圧下溶媒および過剰のメチルアミンを留去
し、得られる粉末をエーテル中摩砕すると65mgの表題物
質を無色粉末として得る。1 H−NMR (DMSO−d6,300MHz,δ,pp
m,一部):1.8(br.s,6H)、2.5(d,NCH
3),3.4(m,4H),3.6(m,4H)。
実施例16 モルホリノカルボニルPheNle−2−(2′−ブテニ
ル)ホモ−C−Sta N−メチルアミド(X=H,R=
CH3(CH2)3−,R1=NHCH3およびR2=
CH2CH=CHCH3) A.モルホリノカルボニルPheNle−2−(2′−ブテ
ニル)ホモ−C−Sta ラクトン 247mgの2−(2′−ブテニル)ホモ−C−Staラクト
ン塩酸塩を溶解したジクロロメタン溶液(15ml)を0℃
にて26.3μのN−メチルモルホリン、93.4mgのモルホ
リノカルボニルPheNle、32.3mgの1−ヒドロキシベン
ゾトリアゾールおよび49.2mgのジシクロヘキシルカルボ
ジイミドにて連続的に処理する。混合物を一夜撹拌する
と、その間に温度は20℃に上昇する。混合物を過し、
沈澱を物をジクロロメタンにて洗浄し、液を濃縮し
て、残留物を酢酸エチルに溶解する。15分撹拌後、得ら
れる懸濁液を過し、液を1N水酸化ナトリウム溶液
(2×)、食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムにて乾燥
後濃縮すると168mgの灰色がかった白色のあわ状物を得
るのでクロロホルムで充填した10gのシリカにてクロマ
トグラフィーを行う。カラムから99%クロロホルム−メ
タノールにて溶出し、適当な分画を濃縮して96mgの表題
物質を無色あわ状物として得る。TLC Rf0.7 9
/1 クロロホルム−メタノール。
B.モルホリノカルボニルPheNle−2−(2′−ブデ
ニル)ホモ−C−Sta N−メチルアミド 実施例16Aの生成物(96mg)をメタノール(10ml)に溶
解し、得られる溶液を0℃にて無水メチルアミンで飽和
せしめる。フラスコに栓をし、反応液は25℃にて70分間
放置する。減圧下溶媒および過剰のメチルアミンを除去
し、得られる粉末をエーテル中で摩砕すると66mgの表題
物質を無色粉末として得る。1 H−NMR (DMSO−d6,300MHz,δ,pp
m,一部):1.8(br.s,3H);2.5(d,NCH
3),3.4(m,4H),3.6(m,4H)。
実施例17 モルホリノカルボニルPheNle−2−(プロパルギル)
ホモ−C−Sta N−メチルアミド(X=H,R=CH
3(CH2)3−,R1=NHCH3およびR2=CH
2C≡CH) A.モルホリノカルボニルPheNle−2−(3′プロパ
ルギル)ホモC−Sta ラクトン 193mg2−(3′−プロパルギル)ホモ−C−Sta ラ
クトン 塩酸塩を溶解したジクロロメタン溶媒(15ml)
を0℃にて22.4μのN−メチルモルホリン、83.2mgの
モルホリノカルボニルPheNle、28.7mgの1−ヒドロキ
シベンゾトリアゾールおよび43.8mgのジシクロヘキシル
カルボジイミドにて連続的に処理する。混合物を一夜撹
拌すると、その間に温度は20℃まで上昇する。混合物を
過し、沈澱物をジクロロメタンで洗浄し、液を濃縮
して残留物を酢酸エチルに溶解せしめる。15分撹拌後、
得られる懸濁液を過し、液を1N水酸化ナトリウム
溶液(2×)および食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウム
で乾燥後得られるあわ状物をクロロホルムで充填した10
gのシリカによるクロマトグラフィーで精製する。カラ
ムから99%クロロホルムム−メタノールにて溶出し適当
な分画を濃縮すると98mgの表題物質を無色あわ状物とし
て得る、TLC Rf0.6 9/1 クロロホルム−メ
タノール。
B.モルホリノカルボニルPheNle−2−(3′−プロ
パルギル)ホモ−C−Sta N−メチルアミド 実施例17Aの生成物(98mg)をメタノール(10ml)に溶
解し、得られた溶液を0℃にて無水メチルアミンにて飽
和せしめる。フラスコに栓をし、反応液は25℃にて70分
間放置する。減圧下溶媒および過剰のメチルアミンを留
去し、得られた粉末をエーテル中摩砕すると90mgの表題
物質を無色粉末として得る。1 H−NMR (DMSO−d6,300MHz,δ,pp
m,一部):2.3(m.2H)、2.5(d,NCH3)、
3.4(m,4H),3.6(m,4H)。
実施例18 モルホリノカルボニルPhe S−MeCye−C−Sta
メチルエステル(X=H,n=O,R=CH2SCH3
およびR1=−OCH3 135mgの実施例13Bの生成物、51mgのN−メチルモルホ
リン、209mgのモルホリノカルボニルPheNle S−M
eCys、69mgの1−ヒドロキシベンゾアゾールおよび10
5mgのジシクロヘキシルカルボジイミドを10mlの塩化メ
チレンの添加した混合物を室温で一夜撹拌する。反応混
合物を過し、水および飽和食塩溶媒にて洗浄し、有機
相は硫酸ナトリウムにて乾燥する。真空下溶媒を留去す
ると212mgの粗生成物を得るので22gのシリカゲル上、
クロロホルム−メタノール(99:1;v:v)を溶出液
とするクロマトグラフィーにより精製する。生成物を含
有する分画を合併し、濃縮後摩砕すると78mgの純粋な生
成物を白色固形物として得る。
1H NMR (DMSO−d6,60MHz,ppm,
一部)2.05(s,3H,J=5Hz)、2.2−2.4(d,
2H,J=5Hz)、3.3−3.4(m,4H)、3.50−3.
60(m,4H)、3.85(s,3H)、7.2(s,5
H)。
製造例1 モルホリノカルボニルPheNle A.ノルロイシン ベンジル エステル ジャーナル
オブ メデシナル ケミストリー 1986 30巻 p3575に略述されている一般的方法に従
い、15.0gのノルロイシン(Nle)を200mlのベンジル
アルコールと混合し0℃に冷却する。チオニル クロリ
ド(25ml)を15分以上かけて滴加し、混合物は徐々に加
熱して90℃とする(約50℃のところで猛烈なSO2の発
生が起こる)。90℃に2時間保った後混合物を0℃まで
冷却し、更に25mlのチオニル クロリドを添加する。混
合物は再び90℃に2時間加熱した後冷却し、1.6リット
ルのエーテルで希釈し0℃にて一夜保存する。析出した
結晶を取し、エーテルで洗浄し乾燥すると23.1gの湿
めり気の多い固形物を得るので1:10エタノール−エー
テルを23ml使用する)から再結晶せしめる。過し乾燥
した固形物は17.1gの重量であった、C系でのTLC
Rf0.25(スポットしたプレートは展開に先立ちアンモ
ニア蒸気にさらし、乾燥する)。
B.(S)−2−イソシアネート−3−フェニルプロピ
オン酸ベンジルエステル ロンバルディノらの方法(ジャーナル オブ メデシナ
ル ケミストリー 1964,7,97)に従い18.0gのL−
フェニルアラニンベンジルエステル塩酸塩を添加した15
0mlのトルエンをホスゲン零囲気下撹拌しながら1.5時間
加熱還流し、冷後濃縮して得られる固形物を120mlのヘ
キサンから再結晶せしめると16.1gの無色針状晶を得
る。
元素分析 C17H15NO3として: 計算値:C,72.59;H,5.37;N,4.98 実測値:C,72.32;H,5.35;N,4.92 MP68−72℃。〔アルファ▲〕23 D▲−80.4゜ (C=1.02,CHCl3)2250,1750cm−1。
C.モルホリノカルボニルPhe ベンジル エステル 製造例1Bの生成物を5mlのジクロロメタンに溶解し、
25℃にて930μのモルホリンを添加し、30分後混合物
をろう質の固形物にまで濃縮し、熱4:1ヘキサン−酢
酸エチルから再結晶せしめると1.92gの表題物質を得
る、mp87−89℃。MS(化学イオン化法、イソブタン)
396(MH+ベースピーク)。
D.モルホリノカルボニルPhe 製造例1Cの生成物(1.85g)を30mlの無水メタノール
および5mlの酢酸に溶解し、53psiの水素圧下0.5gの10
%Pd/cと1時間振とうする。懸濁液を過、濃縮
し、トルエンを添加して3回共沸せしめて乾燥し、1.43
gの無色のあわ状物を得る。
E.モルホリノカルボニルPheNle ベンジルエステル 実施例1の生成物の合成および精製の方法に従い2.12g
の製造例1Aの生成物および2.63gの製造例1Cの生成
物から3.30gの表題物質を無色あわ状物として得るTL
C シリカゲル上酢酸エチルにてRf0.5、HPLC 7
0/30 MeCN−pH2.1 0.1Mリン酸での保持時間
3.27分(25分までの総吸収の97%) F.モルホリノカルボニルPhe Nle 製造例Dの生成物(3.3g)を35mlのメタノールおよび
7mlの酢酸中、1.0gの10%Pd/cと45分間振とう
し、セライトを通して過して濃縮し、トルエンおよび
エーテルと数回共沸せしめ、乾燥して2.9gの無色固形
物を得る、TLC系CにおいてRf 0.2。
製造例2 2R,4S,5S−6−シクロヘキシル−5−(t−ブ
トキシカルボニルアミノ)−2−(2′−クロロ−2′
−プロペニル)−ガンマ−ヘキサノラクトン 37.5ミリモルのリチウミム ジエチルアミドのテトラヒ
ドロフラン溶液(23.4mlの1.6Mブチル リチウムヘキ
サン溶液および4.26gのジエチルアミンを50mlの無水テ
トラヒドロフランに加えて調製)を−70℃に冷却し、4.
67g(15ミリモル)の4S,5S−6−シクロヘキシル
−5−(tブトキシカルボニルアミノ)−ガンマ−ヘキ
サノラクトンのテトラヒドロフラン(25ml)溶液を滴加
する。−78℃にて30分後3.64g(16ミリモル)の2−ク
ロロ−3−ヨードプロパンのテトラヒドロフラン(25m
l)溶液を−70℃にて滴加する。2時間後10mlの飽和塩
化アンモニウム溶液を−78℃にて滴下する事により反応
を終結せしめ、得られる混合物は放置して室温まで暖め
る。真空下溶媒を留去し、残留物をジエチルエーテルに
て抽出する。エーテル溶液を10%クエン酸溶液、飽和炭
酸水素ナトリウム溶液および食塩水で洗浄する。エーテ
ル溶液は硫酸マグネシウムで乾燥した後濃縮すると6.83
gの油状物が得られ、シリカゲル上酢酸エチル−ヘキサ
ンを溶出液とするクロマトグラフィーにより精製する。
生成物含有分画を合併し、濃縮すると2.38gの所望の生
成物を得る。
NMRスペクトル(CDCl3)は1.4(9H,s)ppm
に吸収を示した。
製造例3 製造例2の方法を用い、適当な出発原料を使用すると以
下の中間体が合成される: 製造例4 2R,4S,5S−6−シクロヘキシル−5−(t−ブ
トキシカルボニルアミノ)−2−(4′−アジド−2−
ブテニル)−ガンマ−ヘキサノラクトン 710ml(1.6ミリモル)の2R,4S,5S−6−シクロ
ヘキシル−5−(t−ブトキシカルボニルアミノ)−2
−(4′−ブロモ−2′−ブテニル)−ガンマ−ヘキサ
ノラクトンおよび986mg(15.2ミリモル)のアジ化ナト
リウムのジメチルスルホキシド−水(75ml、2:1;
v:v)溶液を室温にて一夜撹拌する。反応液を500ml
の水に注ぎ生成物を酢酸エチルで抽出する。抽出液を合
併し、水および食塩水の順で洗浄し、硫酸マグネシウム
にて乾燥する。真空下溶媒を留去すると73mgの所望の生
成物を得る。
製造例5 2R,4S,5S−6−シクロヘキシル−5−アミノ−
2−(2′−クロロ−2′−プロペニル)−ガンマーヘ
キサノラクトン 塩酸塩 385mg(1ミリモル)の2R,4S,5S−6−シクロ
ヘキシル−5−(t−ブトキシカルボニルアミノ)−2
−(2′−クロロ−2′−プロペニル)−ガンマーヘキ
サノラクトンの4.7M塩化水素ジオキサン溶液(10ml)
を室温にて2時間撹拌する。真空下溶媒を留去すると33
1mgの所望のアミン塩酸塩を得る。
製造例6 製造例5の方法を用い、製造例2,3および4の中間体
を使用すれば以下の中間体が合成される: 製造例7 モリホルノカルボニルPhe S−MeCys A.モリホルノカルボニルPhe S−MeCysメチルエ
ステル 実施例5に記載したごとく、TEAおよびHBTと共に
水溶性試薬DECを用いてモルホリノカルボニルPhe
(0.96g)およびS−MeCysoMe−HCl(0.55
g)を結合する。反応混合液を100ml酢酸エチルで希釈
し、2×35mlの0.1N HClおよび2×35mlの0.1N
NaOHで洗浄する。有機相をMgSO4で乾燥し、
過後真空下濃縮する。粗生成物(1.15g)でも次の工程
を成し遂げるには十分純粋である。
NMR (300MHz,CDCl3)デルタ2.00(s,
3H)、3.72(s,3H)、4.58(m,1H)、4.65
(m,1H)。
B.モルホリノカルボニルPheS−MeCys モルホリノカルボニルPhe S−MeCysメチル エス
テルを30mlのMeOH中300mgK2CO3にてケン化
し、反応液は0℃にて15分続いて室温で撹拌する。更に
精製する事なく、粗生成物(1.0g)を使用する。
NMR (300MHz,CDCl3)、デルタ2.03
(s,3H)、4.63(m,1H)、4.77(m,1H)。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式 (式中、Xは水素、メトキシまたはヒドロキシであり;
    Rは炭素原子数1から6のアルキル、イミダゾール−4
    −イルメチルまたはメチルチオメチルであり;nは0ま
    たは1の整数であり;R1はアミノ、炭素原子数1から
    5のアルキルアミノ、炭素原子数1から3のアルコキ
    シ、または2−アルコキシカルボニルピロリジン−1−
    イル(アルコキシは1から3の炭素原子を持つ)であ
    り;およびR2は炭素原子数3から4のアルキル、−C
    H2CH(Cl)=CH2,−CH2CH=CH−CH
    2N3,−(CH2)4NH2,−CH2CH(Br)
    =CH2,−CH2CH=CHCl,−CH2CH=C
    (CH3)2,−CH2CH=CHCH3または−CH
    2C≡CHである) の化合物およびその医薬として適当な塩。
  2. 【請求項2】Xが水素であり、Rが炭素原子数3から4
    のアルキルである特許請求の範囲第1項記載の化合物。
  3. 【請求項3】Rがn−ブチルであり、nが1であり、R
    1がメチルアミノでありおよびR2がi−ブチルである
    特許請求の範囲第2項記載の化合物。
  4. 【請求項4】Rがn−ブチルでありnが0であり、R1
    がアミノである特許請求の範囲第2項記載の化合物。
  5. 【請求項5】Rがn−ブチルであり、nが0であり、R
    1がメトキシである特許請求の範囲第2項記載の化合
    物。
  6. 【請求項6】Rがn−ブチルであり、nが0であり、R
    1が2−メチルブト−1−イルアミノである特許請求の
    範囲第2項記載の化合物。
  7. 【請求項7】Rがn−ブチルであり、nが0であり、R
    1が2−メトキシカルボニルピロリジン−1−イルであ
    る特許請求の範囲第2項記載の化合物。
  8. 【請求項8】Xが水素であり、およびRがイミダゾール
    −4−イルメチルである特許請求の範囲第1項記載の化
    合物。
  9. 【請求項9】nが1であり、R1がメチルアミノであ
    り、R2がi−ブチルである特許請求の範囲第8項記載
    の化合物。
  10. 【請求項10】nが0であり、R1がメチルアミノであ
    る特許請求の範囲第8項記載の化合物。
  11. 【請求項11】nが0であり、R1がメトキシである特
    許請求の範囲第8項記載の化合物。
  12. 【請求項12】Xが水素であり、Rが炭素素原子数3か
    ら4のアルキルであり、nが1である特許請求の範囲第
    1項記載の化合物。
  13. 【請求項13】R1がメチルアミノであり、およびR2
    が−CH2CH(Cl)=CH2である特許請求の範囲
    第12項記載の化合物。
  14. 【請求項14】Xが水素であり、nが0であり、R1が
    炭素原子数1から3のアルコキシである特許請求の範囲
    第1項記載の化合物。
  15. 【請求項15】Rがメチルチオメチルであり、R1がメ
    トキシである特許請求の範囲第14項記載の化合物。
  16. 【請求項16】抗高血圧有効量の特許請求の範囲第1項
    記載の化合物および医薬として適当な希釈剤または担体
    からなる抗高血圧組成物。
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