JPH06313338A - 屋根構造物及びその構築方法 - Google Patents
屋根構造物及びその構築方法Info
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- JPH06313338A JPH06313338A JP12485593A JP12485593A JPH06313338A JP H06313338 A JPH06313338 A JP H06313338A JP 12485593 A JP12485593 A JP 12485593A JP 12485593 A JP12485593 A JP 12485593A JP H06313338 A JPH06313338 A JP H06313338A
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- JP
- Japan
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- roof
- opening
- roof structure
- roof slab
- bending moment
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Links
- 238000010276 construction Methods 0.000 title abstract description 12
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims abstract description 31
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims abstract description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 15
- 210000001015 abdomen Anatomy 0.000 claims description 8
- 239000000463 material Substances 0.000 description 10
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 description 5
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 5
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 description 2
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Landscapes
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 軽量化が図れる簡単な屋根構造物及びその構
築方法を提供する。 【構成】 上弦材と下弦材を腹材を介して連結してなる
梁材2を一端部が固定された状態で複数組み合わせて、
頂部に開口部1aを有する屋根版1を構成した後、梁材
2の他端部2dを上方に変位させ、この変位を固定する
開口部枠7を屋根版1の頂部に構成しており、開口部枠
7によって梁材2及び支持点Pに自重時と逆の曲げモー
メントが予め導入されてある。
築方法を提供する。 【構成】 上弦材と下弦材を腹材を介して連結してなる
梁材2を一端部が固定された状態で複数組み合わせて、
頂部に開口部1aを有する屋根版1を構成した後、梁材
2の他端部2dを上方に変位させ、この変位を固定する
開口部枠7を屋根版1の頂部に構成しており、開口部枠
7によって梁材2及び支持点Pに自重時と逆の曲げモー
メントが予め導入されてある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、野球場や競技場等の
大規模施設における屋根構造物に関する。
大規模施設における屋根構造物に関する。
【0002】
【従来の技術】競技場等では、グランドを囲む観客収容
用スタンドのみを屋根版で覆う頂部開口式の屋根構造物
が多く使用されている。
用スタンドのみを屋根版で覆う頂部開口式の屋根構造物
が多く使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記屋根構造物は、屋
根版が躯体や地上等の基礎に連結支持されたいわば片持
梁のようなものとなっている。このため、自重により屋
根版の頂部側が下がるように大きく湾曲変形し、屋根版
の構成部材には大きな応力が、支持点には大きな反力が
各々発生することとなる。この結果、基礎から支柱を建
てて屋根版の頂部側を支持することや、屋根版の構成部
材を補強すること等が必要になると共に、下部構造に相
当の剛性が要求されることとなるので、屋根構造物全体
の軽量化ができなかった。
根版が躯体や地上等の基礎に連結支持されたいわば片持
梁のようなものとなっている。このため、自重により屋
根版の頂部側が下がるように大きく湾曲変形し、屋根版
の構成部材には大きな応力が、支持点には大きな反力が
各々発生することとなる。この結果、基礎から支柱を建
てて屋根版の頂部側を支持することや、屋根版の構成部
材を補強すること等が必要になると共に、下部構造に相
当の剛性が要求されることとなるので、屋根構造物全体
の軽量化ができなかった。
【0004】この発明は上記課題を解決するためになさ
れたもので、その第1の目的とするところは、軽量化が
図れる簡単な屋根構造物を提供することにある。
れたもので、その第1の目的とするところは、軽量化が
図れる簡単な屋根構造物を提供することにある。
【0005】この発明の第2の目的とするところは、容
易に施工できる屋根構造物の構築方法を提供することに
ある。
易に施工できる屋根構造物の構築方法を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、第1の発明に係る屋根構造物は、上弦材と下
弦材を腹材を介して連結してなる梁材を一端部が固定さ
れた状態で複数組み合わせて、頂部に開口部を有する屋
根版を構成する一方、前記梁材の他端部が上方に変位さ
れた状態で前記屋根版の前記頂部の開口部枠を構成し、
該開口部枠によって前記梁材及び支持点に自重時と逆の
曲げモーメントが予め導入されてあるものである。
るために、第1の発明に係る屋根構造物は、上弦材と下
弦材を腹材を介して連結してなる梁材を一端部が固定さ
れた状態で複数組み合わせて、頂部に開口部を有する屋
根版を構成する一方、前記梁材の他端部が上方に変位さ
れた状態で前記屋根版の前記頂部の開口部枠を構成し、
該開口部枠によって前記梁材及び支持点に自重時と逆の
曲げモーメントが予め導入されてあるものである。
【0007】また、上記第2の目的を達成するために、
第2の発明に係る屋根構造物の構築方法は、上弦材と下
弦材を腹材を介して連結してなる梁材を一端部が固定さ
れた状態で複数組み合わせて、頂部に開口部を有する屋
根版を構成した後、少くとも前記梁材の他端部を上方に
変位させ、この変位を固定する開口部枠を前記屋根版の
前記開口部に構成するものである。
第2の発明に係る屋根構造物の構築方法は、上弦材と下
弦材を腹材を介して連結してなる梁材を一端部が固定さ
れた状態で複数組み合わせて、頂部に開口部を有する屋
根版を構成した後、少くとも前記梁材の他端部を上方に
変位させ、この変位を固定する開口部枠を前記屋根版の
前記開口部に構成するものである。
【0008】
【作用】上記第1の発明に係る屋根構造物によれば、屋
根構造物の構築は、屋根版を組み立てた後、梁材の他端
部を上方に変位させ、次いで、該梁材の他端部を一部と
する開口部枠を前記屋根版の前記開口部に構成すること
で行う。前記開口部枠によって梁材の他端部が上方に変
位した状態が固定されるので、梁材及び支持点には自重
時と逆の曲げモーメントが予め導入される。
根構造物の構築は、屋根版を組み立てた後、梁材の他端
部を上方に変位させ、次いで、該梁材の他端部を一部と
する開口部枠を前記屋根版の前記開口部に構成すること
で行う。前記開口部枠によって梁材の他端部が上方に変
位した状態が固定されるので、梁材及び支持点には自重
時と逆の曲げモーメントが予め導入される。
【0009】前記屋根版の自重及び載荷荷重により各梁
材及び支持点に曲げモーメントが働くが、この曲げモー
メントは上記導入された前記曲げモーメントにより相殺
されるので、屋根構造物の構築後に各梁材及び支持点が
負担する曲げモーメントは小さくて済む。また、梁材の
負担する曲げモーメントが小さいので、該梁材の撓み量
は小さくなる。
材及び支持点に曲げモーメントが働くが、この曲げモー
メントは上記導入された前記曲げモーメントにより相殺
されるので、屋根構造物の構築後に各梁材及び支持点が
負担する曲げモーメントは小さくて済む。また、梁材の
負担する曲げモーメントが小さいので、該梁材の撓み量
は小さくなる。
【0010】また、上記第2の発明に係る屋根構造物の
構築方法によれば、従来の施工技術をもって上記屋根構
造物を確実に構築することができる。
構築方法によれば、従来の施工技術をもって上記屋根構
造物を確実に構築することができる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。
説明する。
【0012】図1(1)は屋根構造物を示す平面図、
(2)は同屋根構造物の要部を示す(1)の拡大図、図
2は図1(2)の正断面図、図3(1)は開口部枠の拡
大方法の一例を示す側面図、(2)は同開口部枠の拡大
方法の他の例を示す平面図、図4(1)、(2)は作用
説明図である。
(2)は同屋根構造物の要部を示す(1)の拡大図、図
2は図1(2)の正断面図、図3(1)は開口部枠の拡
大方法の一例を示す側面図、(2)は同開口部枠の拡大
方法の他の例を示す平面図、図4(1)、(2)は作用
説明図である。
【0013】図1において1は頂部に開口部1aを有す
る屋根版で、該屋根版1は梁材2を複数組み合わせて構
成されている。
る屋根版で、該屋根版1は梁材2を複数組み合わせて構
成されている。
【0014】前記梁材2は、図2に示すように上弦材2
aと下弦材2bを腹材2cを介して連結して構成されて
おり、該梁材2の一端部は、図3(1)に示すように、
グランド3を囲む観客収容用スタンドを構成する支持構
造体の躯体4に固定されている。尚、図2は梁材2の一
端部を躯体4に埋めた固定状態を示しているが、躯体4
上に支持金物を固定し、該支持金物に梁材2の一端部を
回転しないようにしっかり固定しても良い。
aと下弦材2bを腹材2cを介して連結して構成されて
おり、該梁材2の一端部は、図3(1)に示すように、
グランド3を囲む観客収容用スタンドを構成する支持構
造体の躯体4に固定されている。尚、図2は梁材2の一
端部を躯体4に埋めた固定状態を示しているが、躯体4
上に支持金物を固定し、該支持金物に梁材2の一端部を
回転しないようにしっかり固定しても良い。
【0015】前記梁材2の他端部2dが上方に変位され
た状態で前記屋根版1の前記頂部の開口部枠7が構成さ
れている。この開口部枠7は梁材2の他端部2dの後述
する上方変位を固定するもので、隣合う梁材2の他端部
2d間に図1(2)に示すように結合材5及びライナー
6を挟持して互いに一体的に緊結して構成されている。
た状態で前記屋根版1の前記頂部の開口部枠7が構成さ
れている。この開口部枠7は梁材2の他端部2dの後述
する上方変位を固定するもので、隣合う梁材2の他端部
2d間に図1(2)に示すように結合材5及びライナー
6を挟持して互いに一体的に緊結して構成されている。
【0016】前記ライナー6は、前記梁材2の他端部2
dと該梁材2の他端部2d間に挟持された前記結合材5
とを互いに緊結していない状態で上方に変位させたとき
に前記梁材2の他端部2dと結合材5との間に生じる隙
間8に嵌挿されている。前記開口部枠7によって梁材2
の他端部2dが上方に変位した状態が固定されるので、
前記梁材2及び支持点Pには図4(2)に示す曲げモー
メントが予め導入されてある。この曲げモーメントは、
自重時に生じる図4(1)に示す曲げモーメントと逆と
なっている。
dと該梁材2の他端部2d間に挟持された前記結合材5
とを互いに緊結していない状態で上方に変位させたとき
に前記梁材2の他端部2dと結合材5との間に生じる隙
間8に嵌挿されている。前記開口部枠7によって梁材2
の他端部2dが上方に変位した状態が固定されるので、
前記梁材2及び支持点Pには図4(2)に示す曲げモー
メントが予め導入されてある。この曲げモーメントは、
自重時に生じる図4(1)に示す曲げモーメントと逆と
なっている。
【0017】以上の構成において、屋根構造物の構築
は、屋根版1を躯体4上に組み立てた後、梁材2の他端
部2dと結合材5を上方に変位させ、次いで、これによ
り前記梁材2の他端部2dと結合材5との間に形成され
た各隙間8にライナー6を嵌挿した後、該ライナー6を
介して梁材2の他端部2dと結合材5を一体的に緊結す
ることで行う。これによって屋根版1の頂部の開口部1
aに開口部枠7が構成され、該開口部枠7により前記梁
材2の他端部2dと結合材5が上方に変位した状態が固
定されるので、各梁材2及び支持点Pには自重時と逆の
曲げモーメントが予め導入される。
は、屋根版1を躯体4上に組み立てた後、梁材2の他端
部2dと結合材5を上方に変位させ、次いで、これによ
り前記梁材2の他端部2dと結合材5との間に形成され
た各隙間8にライナー6を嵌挿した後、該ライナー6を
介して梁材2の他端部2dと結合材5を一体的に緊結す
ることで行う。これによって屋根版1の頂部の開口部1
aに開口部枠7が構成され、該開口部枠7により前記梁
材2の他端部2dと結合材5が上方に変位した状態が固
定されるので、各梁材2及び支持点Pには自重時と逆の
曲げモーメントが予め導入される。
【0018】前記屋根版1の自重及び載荷荷重により各
梁材2及び支持点Pには曲げモーメントが働くが、この
曲げモーメントは上記予め導入された曲げモーメントに
より相殺されるので、屋根構造物の構築後(具体的には
後述するサポート9の撤去後)に各梁材2及び支持点P
が負担する曲げモーメントは小さくて済む。この結果、
梁材2の上弦材2aと下弦材2bに比較的に小さい断面
で十分な強度を持たせることができ、また梁材2を支持
する下部構造の剛性を軽減することができる。また、梁
材2の負担する曲げモーメントが小さくなるので、梁材
2の撓み量を小さくすることができる。上記効果は、上
記梁材2の他端部2dと結合材5の上方変位量によって
適宜調整できる。
梁材2及び支持点Pには曲げモーメントが働くが、この
曲げモーメントは上記予め導入された曲げモーメントに
より相殺されるので、屋根構造物の構築後(具体的には
後述するサポート9の撤去後)に各梁材2及び支持点P
が負担する曲げモーメントは小さくて済む。この結果、
梁材2の上弦材2aと下弦材2bに比較的に小さい断面
で十分な強度を持たせることができ、また梁材2を支持
する下部構造の剛性を軽減することができる。また、梁
材2の負担する曲げモーメントが小さくなるので、梁材
2の撓み量を小さくすることができる。上記効果は、上
記梁材2の他端部2dと結合材5の上方変位量によって
適宜調整できる。
【0019】尚、この実施例では、梁材2の一端部を支
持構造体の躯体4に固定したが、地盤等の基礎に固定し
ても良い。
持構造体の躯体4に固定したが、地盤等の基礎に固定し
ても良い。
【0020】次に、この発明に係る屋根構造物の構築方
法について説明する。
法について説明する。
【0021】まず、梁材2の一端部を躯体4に固定し、
該梁材2を複数組み合わせて、頂部に開口部1aを有す
る屋根版1を構成した後、梁材2の他端部2dと該梁材
2の他端部2d間に挟持された結合材5とを上方に変位
させ、次いで、これにより前記梁材2の他端部2dと結
合材5との間に形成された各隙間8にライナー6を嵌挿
した後、該ライナー6を介して梁材2の他端部2dと結
合材5を一体的に緊結することで開口部枠7を前記屋根
版1の前記開口部1aに構成することで行う。前記開口
部枠7によって梁材2の他端部2dが上方に変位した状
態が固定されるので、梁材2及び支持点Pには自重時と
逆の曲げモーメントが予め導入される。
該梁材2を複数組み合わせて、頂部に開口部1aを有す
る屋根版1を構成した後、梁材2の他端部2dと該梁材
2の他端部2d間に挟持された結合材5とを上方に変位
させ、次いで、これにより前記梁材2の他端部2dと結
合材5との間に形成された各隙間8にライナー6を嵌挿
した後、該ライナー6を介して梁材2の他端部2dと結
合材5を一体的に緊結することで開口部枠7を前記屋根
版1の前記開口部1aに構成することで行う。前記開口
部枠7によって梁材2の他端部2dが上方に変位した状
態が固定されるので、梁材2及び支持点Pには自重時と
逆の曲げモーメントが予め導入される。
【0022】各梁材2間に構成された屋根版1のユニッ
トA毎に隣合う梁材2の他端部2dと結合材5を上方に
変位させる具体的な方法としては、図3(1)に示すよ
うに、屋根版1の構築中に前記開口部枠7を支えるサポ
ート9を図示しない油圧ジャッキにより押し上げる方
法、或いは図3(2)に示すように結合材5の各端部に
受金具5aを装着し、該受金具5aに対向して各梁材2
の他端部2dに油圧シリンダ10を設置し、該油圧シリ
ンダ10により前記受金具5aを押す方法等が考えられ
る。
トA毎に隣合う梁材2の他端部2dと結合材5を上方に
変位させる具体的な方法としては、図3(1)に示すよ
うに、屋根版1の構築中に前記開口部枠7を支えるサポ
ート9を図示しない油圧ジャッキにより押し上げる方
法、或いは図3(2)に示すように結合材5の各端部に
受金具5aを装着し、該受金具5aに対向して各梁材2
の他端部2dに油圧シリンダ10を設置し、該油圧シリ
ンダ10により前記受金具5aを押す方法等が考えられ
る。
【0023】尚、図5に示すように、まず、隣合う梁材
2の他端部2dを各々上方に変位させた後、該梁材2間
に結合材5を複数配置し、次いで該結合材5と梁材2と
の間にライナー6を挟持させて屋根版1を構成しても良
い。また、図6に示すように、まず、一つ置きの梁材2
間に屋根版1のユニットAを構成し、該ユニットA毎に
隣合う梁材2の他端部2dと結合材5を上方に変位させ
た後、各ユニットAの梁材2間に結合材5を複数配置
し、次いで該結合材5と梁材2との間にライナー6を挟
持させて屋根版1を構成しても良い。
2の他端部2dを各々上方に変位させた後、該梁材2間
に結合材5を複数配置し、次いで該結合材5と梁材2と
の間にライナー6を挟持させて屋根版1を構成しても良
い。また、図6に示すように、まず、一つ置きの梁材2
間に屋根版1のユニットAを構成し、該ユニットA毎に
隣合う梁材2の他端部2dと結合材5を上方に変位させ
た後、各ユニットAの梁材2間に結合材5を複数配置
し、次いで該結合材5と梁材2との間にライナー6を挟
持させて屋根版1を構成しても良い。
【0024】以上の構成において、上記各工程はいずれ
も従来の施工技術をもって行うことができるので、屋根
構造物の構築が確実に行える。
も従来の施工技術をもって行うことができるので、屋根
構造物の構築が確実に行える。
【0025】
【発明の効果】以上の通りこの第1の発明に係る屋根構
造物は、上弦材と下弦材を腹材を介して連結してなる梁
材を一端部が固定された状態で複数組み合わせて、頂部
に開口部を有する屋根版を構成する一方、前記梁材の他
端部が上方に変位された状態で前記屋根版の前記頂部の
開口部枠を構成し、該開口部枠によって前記梁材及び支
持点に自重時と逆の曲げモーメントが予め導入されてあ
るため、屋根版の自重及び載荷荷重により各梁材及び支
持点に働く曲げモーメントを上記導入した曲げモーメン
トにより相殺することができるので、屋根構造物の構築
後に各梁材及び支持点が負担する曲げモーメントは小さ
くて済む。この結果、梁材の上弦材と下弦材に比較的に
小さい断面で十分な強度を持たせることができ、これに
よって屋根版の軽量化が図れると共に、梁材を支持する
下部構造の剛性を軽減することができる。また、梁材の
負担する曲げモーメントが小さくなるので、梁材の撓み
量を小さくすることができる。しかも、上記効果を上記
梁材の他端部の上方変位量で適宜調整することができ
る。
造物は、上弦材と下弦材を腹材を介して連結してなる梁
材を一端部が固定された状態で複数組み合わせて、頂部
に開口部を有する屋根版を構成する一方、前記梁材の他
端部が上方に変位された状態で前記屋根版の前記頂部の
開口部枠を構成し、該開口部枠によって前記梁材及び支
持点に自重時と逆の曲げモーメントが予め導入されてあ
るため、屋根版の自重及び載荷荷重により各梁材及び支
持点に働く曲げモーメントを上記導入した曲げモーメン
トにより相殺することができるので、屋根構造物の構築
後に各梁材及び支持点が負担する曲げモーメントは小さ
くて済む。この結果、梁材の上弦材と下弦材に比較的に
小さい断面で十分な強度を持たせることができ、これに
よって屋根版の軽量化が図れると共に、梁材を支持する
下部構造の剛性を軽減することができる。また、梁材の
負担する曲げモーメントが小さくなるので、梁材の撓み
量を小さくすることができる。しかも、上記効果を上記
梁材の他端部の上方変位量で適宜調整することができ
る。
【0026】また、第2の発明に係る屋根構造物の構築
方法は、上弦材と下弦材を腹材を介して連結してなる梁
材を一端部が固定された状態で複数組み合わせて、頂部
に開口部を有する屋根版を構成した後、少くとも前記梁
材の他端部を上方に変位させ、この変位を固定する開口
部枠を前記屋根版の前記開口部に構成するため、上記各
工程をいずれも従来の施工技術をもって行うことができ
るので、屋根構造物の構築施工が確実に行える。
方法は、上弦材と下弦材を腹材を介して連結してなる梁
材を一端部が固定された状態で複数組み合わせて、頂部
に開口部を有する屋根版を構成した後、少くとも前記梁
材の他端部を上方に変位させ、この変位を固定する開口
部枠を前記屋根版の前記開口部に構成するため、上記各
工程をいずれも従来の施工技術をもって行うことができ
るので、屋根構造物の構築施工が確実に行える。
【図1】(1) この発明の一実施例になる屋根構造物
を示す平面図である。 (2) 同屋根構造物の要部を示す(1)の拡大図であ
る。
を示す平面図である。 (2) 同屋根構造物の要部を示す(1)の拡大図であ
る。
【図2】図1(2)の正断面図である。
【図3】(1) 開口部枠の拡大方法の一例を示す側面
図である。 (2) 同開口部枠の拡大方法の他の例を示す平面図で
ある。
図である。 (2) 同開口部枠の拡大方法の他の例を示す平面図で
ある。
【図4】(1) 自重時における梁材及び支持点の曲げ
モーメント及び撓み状態を示す作用説明図である。 (2) 開口部枠の上方変位時における梁材及び支持点
の曲げモーメント及び撓み状態を示す作用説明図であ
る。
モーメント及び撓み状態を示す作用説明図である。 (2) 開口部枠の上方変位時における梁材及び支持点
の曲げモーメント及び撓み状態を示す作用説明図であ
る。
【図5】この発明の他の実施例になる屋根構造物を示す
図1(2)に対応した平面図である。
図1(2)に対応した平面図である。
【図6】この発明の更に他の実施例になる屋根構造物を
示す図1(2)に対応した平面図である。
示す図1(2)に対応した平面図である。
1 屋根版 1a 開口部 2 梁材 2a 上弦材 2b 下弦材 2c 腹材 2d 他端部 5 結合材 6 ライナー 7 開口部枠 P 支持点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松栄 泰男 東京都中央区銀座6丁目2番10号 株式会 社巴コーポレーション内
Claims (2)
- 【請求項1】 上弦材と下弦材を腹材を介して連結して
なる梁材を一端部が固定された状態で複数組み合わせ
て、頂部に開口部を有する屋根版を構成する一方、前記
梁材の他端部が上方に変位された状態で前記屋根版の前
記頂部の開口部枠を構成し、該開口部枠によって前記梁
材及び支持点に自重時と逆の曲げモーメントが予め導入
されてあることを特徴とする屋根構造物。 - 【請求項2】 上弦材と下弦材を腹材を介して連結して
なる梁材を一端部が固定された状態で複数組み合わせ
て、頂部に開口部を有する屋根版を構成した後、少くと
も前記梁材の他端部を上方に変位させ、この変位を固定
する開口部枠を前記屋根版の前記開口部に構成すること
を特徴とする屋根構造物の構築方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12485593A JPH06313338A (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | 屋根構造物及びその構築方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12485593A JPH06313338A (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | 屋根構造物及びその構築方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06313338A true JPH06313338A (ja) | 1994-11-08 |
Family
ID=14895769
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12485593A Pending JPH06313338A (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | 屋根構造物及びその構築方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06313338A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014095227A (ja) * | 2012-11-09 | 2014-05-22 | Shimizu Corp | 片持梁架構の上下制振構造 |
| CN106013575A (zh) * | 2016-07-29 | 2016-10-12 | 中国建筑西南设计研究院有限公司 | 车辐式下置刚弦张拉结构 |
| CN106049737A (zh) * | 2016-07-29 | 2016-10-26 | 中国建筑西南设计研究院有限公司 | 车辐式斜交刚弦张拉结构 |
| JP2024004656A (ja) * | 2022-06-29 | 2024-01-17 | 株式会社竹中工務店 | 屋根構造 |
-
1993
- 1993-04-30 JP JP12485593A patent/JPH06313338A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014095227A (ja) * | 2012-11-09 | 2014-05-22 | Shimizu Corp | 片持梁架構の上下制振構造 |
| CN106013575A (zh) * | 2016-07-29 | 2016-10-12 | 中国建筑西南设计研究院有限公司 | 车辐式下置刚弦张拉结构 |
| CN106049737A (zh) * | 2016-07-29 | 2016-10-26 | 中国建筑西南设计研究院有限公司 | 车辐式斜交刚弦张拉结构 |
| JP2024004656A (ja) * | 2022-06-29 | 2024-01-17 | 株式会社竹中工務店 | 屋根構造 |
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