JPH06313751A - 引張り試験装置 - Google Patents

引張り試験装置

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JPH06313751A
JPH06313751A JP10453093A JP10453093A JPH06313751A JP H06313751 A JPH06313751 A JP H06313751A JP 10453093 A JP10453093 A JP 10453093A JP 10453093 A JP10453093 A JP 10453093A JP H06313751 A JPH06313751 A JP H06313751A
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JP
Japan
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test piece
dumbbell
constant temperature
test
temperature bath
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Pending
Application number
JP10453093A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeki Ono
茂喜 小野
Hiroyuki Nishijima
博行 西島
Seiji Ichikawa
清次 市川
Kosaku Otani
耕作 大谷
Yoji Tanaka
洋二 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Toyo Seiki Seisaku-sho Ltd
Original Assignee
Bridgestone Corp
Toyo Seiki Seisaku-sho Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 必要回数の引張り試験を行うための複数の引
張り試験片を恒温槽内でまとめて予熱し、恒温槽の試験
片出入用開口部が、引張り試験が必要回数終了するまで
は開閉しないようにして恒温槽から高温度空気が漏れな
いようにし、所望期間恒温槽が所定の高温状態にあるよ
うにして、1日当たりの試験可能回数を増加することが
できる引張り試験装置を提供すること。 【構成】 ダンベル型試験片7をチャック部24で把持
して引っ張る引張り試験部18と、引張り試験部18の
チャック部24に対してダンベル型試験片7を供給しか
つ試験済みダンベル型試験片7を回収する供給回収部2
0と、供給回収部20に向けてダンベル型試験片7を搬
送しかつ当該搬送途中にダンベル型試験片7の複数を予
熱する搬送予熱部22と、これら引張り試験部18、供
給回収部20および搬送予熱部22が内部に配置される
恒温槽10とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の技術分野】この発明は、引張り試験装置に関
する。詳しくは、試験片の物理特性を所定温度領域下で
測定する引張り試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】研究開発や品質管理をするにあたって欠
くことのできない物性試験を行う上で重要なことの一つ
に、試験片を実情に即した条件下に置くことが挙げられ
る。例えば、タイヤ材料としての加硫ゴムについて、物
性試験の一つである引っ張り試験が行われる。タイヤ
は、回転に依るタイヤのたわみ、屈伸運動によって発熱
する。そのため、加硫ゴムからなる引張り試験用試験片
(一般にダンベル型の試験片)についての有効なデータ
を取るためには、当該試験片は、通常、車両走行中のタ
イヤが持つ温度と同じ高温状態で試験されなければなら
ず、したがって、当該試験片は、所定高温度に設定され
た恒温槽で予熱した後試験される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
あっては、恒温槽で各試験片についての引張り試験を行
うごとに恒温槽の試験片出入用開口部を開閉して試験片
を出し入れしていたため、当該開口部からでる放熱量が
多くなって、恒温槽を所定の高温度の常態に維持するこ
とが難しかった。このため、一度下がった恒温槽の温度
が当該所定の高温度になるまで次の試験を待たなければ
ならず、場合によっては、1日当たり数回の試験しかで
きないことがあった。このため、試験の能率が極めて悪
かった。また、試験片は設定温度で所定時間予熱してお
くものであるが、試験片ごとに予熱していたことも当該
遅れの原因の一つであった。本発明は、上記従来の問題
点を解決しようとするものであって、その解決しようと
する課題は、必要回数の引張り試験を行うための引張り
試験片を順次恒温槽に送り、設定温度で所定時間予熱
し、引張り試験をする装置において、恒温槽の試験片出
入用開口部が、開閉しても恒温槽から高温度空気が漏れ
ないようにしたものであって、この様にすることで1日
当たりの試験可能回数を増加することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る引張り試験
装置は、以上の課題を解決するものであって、次のよう
なものである。すなわち、本発明に係る引張り試験装置
は、引張り試験用試験片をチャック部で把持して引っ張
る引張り試験部と、この引張り試験部の前記チャック部
に対して前記試験片を供給しかつ試験済み試験片を回収
する供給回収部と、この供給回収部に向けて前記試験片
を搬送しかつ当該搬送途中に前記試験片の複数を予熱す
る搬送予熱部と、これら引張り試験部、供給回収部およ
び搬送予熱部が内部に配置される恒温槽とを有する。ま
た、本発明に係る引張り試験装置にあっては、引張り試
験用試験片を恒温槽外部から恒温槽内部に搬入するため
の試験片出入用開口部を有するとともに、この試験片出
入用開口部にはエアーカーテンを設けている。
【0005】
【作用】したがって、本発明に係る引張り試験装置によ
れば、恒温槽の内部に引張り試験部、供給回収部および
搬送予熱部が配置され、複数の試験片が前記搬送予熱部
で予熱されるので、複数の試験片は、搬送予熱部によっ
て予熱された後も、当該予熱温度を恒温槽内で維持する
ようになる。そして、当該複数のすべての試験片は、そ
の予熱温度を保ったままの状態で、供給回収部によっ
て、搬送予熱部から引張り試験部に至らしめられ、その
後、所定高温度の恒温槽内で各試験片ごとの引張り試験
が行われる。また、試験片出入用開口部にはエアーカー
テンが設けられているので、恒温槽外部と内部との通気
性がエアーによって妨げられる。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明引張り試験装
置1を図示した実施例に従って詳細に説明する。図1は
本発明に係る引張り試験装置の全体像を示す斜視図、図
2はダンベル型試験片がカセットマガジンから供給され
て試験が終了するまでの流れを示す斜視図、図3は引張
り試験システムを示す拡大斜視図、図4は、試料供給シ
ステムを示す拡大斜視図、図5は搬送予熱部、第1搬送
ロボット、ねじコンベヤおよび第2搬送ロボットの関係
を示す図、図6は標線付着システムとねじコンベヤとの
関係を示す図、図7は引張り試験部、供給回収部および
搬送予熱部の関係を示す図である。
【0007】図1に示すように引張り試験装置1は、本
体2と、制御部4とからなる。本体2は、図2に示すよ
うに引張り試験を行う引張り試験システム6と、引張り
試験システム6にダンベル型試験片7を供給する試料供
給システム8と、ダンベル型試験片7に標線を付すため
の標線付着システム9と、ダンベル型試験片7の硬度を
測定する硬度測定システム11と、からなり、これらの
ものはケース2aに入っている。
【0008】引張り試験システム6は、図3および図7
で示すように、試験が行われる恒温槽10と、引張り試
験用試験片としてのダンベル型試験片7に付されたいわ
ゆる標線14を引張り試験時に追跡する標線追跡装置1
6とからなる。恒温槽10は、適宜形状の中空体であっ
て、開口部としての試験片出入用開口部10aが形成さ
れ、試験片出入用開口部10aを介して試料供給システ
ム8から恒温槽10内にダンベル試験片7・7…が搬入
されるようになっている。開口部としての試験片出入用
開口部10aには、図示しない周知の手段によるエアー
カーテンが配設されている。また、恒温槽10は、その
内部に引張り試験部18と、供給回収部20と、搬送予
熱部22とを包蔵している。
【0009】引張り試験部18は、ダンベル型試験片7
を後述するチャック部で把持して引っ張ることで引張り
試験を行う部分である。引張り試験部18は、機械的・
空気的手段等の適宜の挟持手段を用いてダンベル型試験
片7を挟持するチャック部24と、チャック部24の後
述する上・下部チャックを鉛直方向に沿って近づけたり
遠ざけたりするためのチャック駆動部26と、引張り試
験を行ったときの引っ張り強力を測定するロードセル2
8とからなる。チャック部24は、上下にある程度離間
した、上部チャック30と下部チャック32とからな
る。これらのチャック30、32には、それぞれコマ3
0a・30aおよび32a・32aを介して、ダンベル
型試験片7の上・下端7a、7bを挟持する構造になっ
ている(図3参照)。なお、上部チャック30は、チャ
ック駆動部26の後述する支柱体に対して動かないよう
になっており、下部チャック部32は、上記支柱体に対
して可動するようになっている。
【0010】チャック駆動部26は、下部チャック32
を上下動させるものであって、図3で示すように門柱状
の支柱体34と、駆動スクリュウ体36とからなる。支
柱体34は、駆動スクリュウ体36と上・下部チャック
30・32とを間に位置した状態で上下に長い支柱40
・40と、支柱40・40の上端で両者40・40と連
結される支柱体ヘッド42とからなる。そして、支柱4
0・40の図示しない下端部は、適宜の固定手段によっ
て、本体2の図示しない底板に固定されている。
【0011】駆動スクリュウ体36は、2本の棒状スク
リュウ46・46と、棒状スクリュウ46・46を連結
するクロスヘッド47と、棒状スクリュウ46・46の
下端に設けられたベルト車48・48と、ベルト車48
・48に動力を伝えるためのベルト50・50と、ベル
ト50・50とベルト車48・48を介して棒状スクリ
ュウ46・46を回転させる駆動モータ52とからな
る。棒状スクリュウ46・46は、適宜離間して、支柱
体34の支柱体ヘッド42に回転自在に支持されるとと
もに、上・下部チャック30・32を間に置いた状態で
上下に延びるようにされ、その上下方向における中央に
は、雄ネジ46aが螺旋状に形成された棒状体である。
【0012】クロスヘッド47は、棒状スクリュウ46
・46と連結して棒状スクリュウ46・46の各雄ネジ
46aに沿ってその軸方向に上下動するものである。す
なわち、クロスヘッド47は、その両端部に、スクリュ
ウ46・46の雄ネジ46aと螺合する図示しない雌ネ
ジが形成された螺孔47a・47aを有しているため、
この螺孔47a・47aに棒状スクリュウ46・46を
入れてから駆動モータ52の動力をベルト50・50、
ベルト車48・48を介して棒状スクリュウ46・46
に伝えると、クロスヘッド47は、その螺孔47a・4
7aの雌ネジと棒状スクリュウ46・46の雄ネジ46
aとが螺合していることと、クロスヘッド47は、その
両端に位置する2本の棒状スクリュウ46・46によっ
てその回転が阻止されていることとが相俟って、棒状ス
クリュウ46・46を上下動する。また、クロスヘッド
47のほぼ中央には上方に延びる支持棒54が設けら
れ、支持棒54を介して下部チャック32が支持固定さ
れている。
【0013】駆動モータ52は、恒温槽内の上記底板に
取り付けられたものであって、その回転軸には、ベルト
50とつながった駆動プーリ54が取り付けられてい
る。
【0014】ロードセル28は、支柱体ヘッド42のほ
ぼ中央に設けられたものであって、その下端には、ロー
ドセル28の図示しないロードボタンと連結している支
持軸56が支柱体ヘッド42を貫通して垂下され、支持
軸56の下端部に上部チャック30が取り付けられてい
【0015】図2および図7に示されている供給回収部
20は、搬送予熱部22とチャック部24との間に介在
されて、チャック部24に対して、ダンベル型試験片7
を回動アーム部58を介して供給し、かつ試験終了後、
回収するものである。供給回収部20は、鉛直線を含む
仮想の垂直面内で回動する回動アーム部58と、回動ア
ーム部58を前記垂直面内における所望の回動域内(本
実施例では、搬送予熱部22とチャック部24との間に
おける90°の域内)で動かすとともに水平方向に往復
動して動かす回動直進シリンダ60とからなる。
【0016】回動アーム部58は、クランク状をしてい
る。すなわち、回動アーム部58は、基端部61aが回
動直進シリンダ60に接続されている第1腕部61と、
第1腕部61の先端部からほぼ直角に曲がった第2腕部
62と、第2腕部62の先端から第1腕部61の延びる
方向に直角に曲げられた第3腕部63と、この第3腕部
63の先端に設けられダンベル型試験片7をクランプす
るクランプ部64とからなる。そして、回動アーム部5
8は、引張り試験部18のチャック部24にダンベル試
験片7を供給すると自動的に前方に次のダンベル試験片
7を供給するために、回動直進シリンダ60の作用をう
けて、搬送予熱部22における、試料供給システム8の
後述する搬送軸の反対側に移動するようになっている。
【0017】回動直進シリンダ60は、シリンダ本体部
70と軸部72とからなる。シリンダ本体部70は、前
記90°の所望の回動域内の範囲で軸部72を回動させ
るとともに軸部72を水平方向に往復動させる構造にな
っている。軸部72は、その先端72aが第1腕部61
の基端部61aに固着されている。
【0018】搬送予熱部22は、上述した供給回収部2
0にダンベル型試験片7を搬送し、かつ当該搬送前にダ
ンベル型試験片7の複数を予熱するものである。また、
搬送予熱部22は、図2および図4に示す試料供給シス
テム8の後述するねじコンベヤに対してほぼ直角に水平
方向に延びるベルトコンベヤ74・74・…をその幅方
向に複数連ねてなるものであって(この実施例では3連
のものを示している。)、ベルトコンベヤ駆動モータ7
6によって駆動する。そして、ベルトコンベヤ74・7
4・…の搬送面75上には、複数のダンベル型試験片7
・7・…が載せられるようになっており、(この実施例
では、10枚のものが順次置かれたものとして示してい
る。)これらダンベル型試験片7・7・…は、図示しな
い熱源によって引張り試験前に予熱される。
【0019】標線追跡装置16は、恒温槽10の外部に
あって、チャック部24に対応して設けられた恒温槽1
0の透かし窓10bに対応している。
【0020】図4に示す試料供給システム8は、恒温槽
10の外部に配置されており、カセット装填部76と、
第1搬送ロボット77と、ねじコンベヤ78と、第2搬
送ロボット80とからなる。カセット装填部76は、図
5に示すように、カセットマガジン82と、カセット8
4・84・…と、カセット押上板86と、カセット用モ
ータ88とからなる。
【0021】カセットマガジン82は、本体2の前記図
示しない底板の適宜の箇所に立ち上げられ、中空直方体
の一側面の一部をその長手方向に切り欠かれ、水平断面
がC型で少なくとも上端が開口したチャネル形状をした
のものである。そして、当該切り欠き部は、そこにカセ
ット押上板86の後述する一端部が差し込まれて当該押
上板86がスライドするスライド溝82aとされてい
る。また、カセットマガジン82には、その内形状に合
わせた薄板形状の前記カセット84・84・…が装填さ
れる。
【0022】カセット84は、ダンベル型試験片7とダ
ンベル型試験片7が入るサンプルケース90とからな
る。カセット押上板86は、細長い薄板形状をしたもの
の長手方向における一側縁に沿ってその中央部86aを
切り欠き、これによって当該中央部86aの幅寸法が小
さく両端部86bおよび86cの幅寸法が大きな形状と
されたものである。そして、カセット押上板86は、そ
の両端部86bおよび86cのうちの一端部86bが、
カセットマガジン82のスライド溝82aに差し込まれ
てスライド可能にされているとともに、他端部86cに
は、カセット用モータ88の後述する回転軸に形成され
た雄ネジと螺合する雌ネジが形成された螺孔92が設け
られている。
【0023】カセット用モータ88は、その回転軸88
aが、本体2の前記図示しない底板に向けて下方に延び
るように、その本体88bがカセットマガジン82の近
傍に配置されている。そして、回転軸88aは、カセッ
トマガジン82の長さに応じた適宜の長さ寸法を有して
おり、その外表面には雄ネジが形成されている。
【0024】しかして、カセット押上板86の一端部8
6bをカセットマガジン82のスライド溝82aに差し
込み、他端部86cの螺孔92にカセット用モータ88
の回転軸88aをそれらの雌ネジと雄ネジとで螺合させ
て入れると、カセット押上板86の切り欠かれた中央部
86aにカセットマガジン82の一側82bが収まるよ
うになる。このため、カセットマガジン82内にその上
端開口からカセット84を入れてカセット用モータ88
を駆動すると、カセット押上板86は、その一端部86
bがカセットマガジン82のスライド溝82aに差し込
まれており、また他端部86cがカセット用モータ88
の回転軸88aと螺合されているので、カセット押上板
86は、スライド溝82aと回転軸88aとに沿って上
下方向にスライド移動しカセットマガジン82のカセッ
ト84を上下に移動する。そして、次に詳述する第1搬
送ロボット77との関係において、図示しない適宜の位
置センサーによって最適の箇所で停止する。
【0025】第1搬送ロボット77は、図5に示すよう
に、カセットマガジン82の上方に配置されおり、移動
アームシリンダー94と、吸引部96とからなる。移動
アームシリンダー94は、ねじコンベヤ78にダンベル
型試験片7を搬送するためにねじコンベヤ78に対して
近づいたり遠のいたりする(以下、近づいたり遠のいた
りするということを単に「接離する」という。)もので
あって、シリンダー本体98と、移動アーム100とか
らなる。
【0026】シリンダー本体98は直方体形状をしてお
り、ねじコンベヤ78に対してその長手方向がほぼ直角
になるように本体2の適宜の箇所に取り付けられてい
る。移動アーム100は、シリンダー本体98の長手方
向においてカセット装填部76とねじコンベヤ78との
間を往復動するとともに、カセットマガジン82の上端
開口に対して上下方向に接離するものである。
【0027】吸引部96は、ダンベル型試験片7を吸引
するものであって、基盤102と、基盤102の両端部
に一対ずつ設けられ、図示されないコンプレッサーと接
続された吸引カップ104a・104aおよび104b
・104bとからなる。基盤102は、移動アーム10
0の下部に設けられた長方形をした板状のものである。
吸引カップ104aは、カセットマガジン82内のサン
プルケース90に入れられたダンベル型試験片7を直接
吸引するものである。吸引カップ104bは、吸引カッ
プ104aによってダンベル型試験片7が吸収された後
の空のサンプルケース90を吸引するものである。な
お、空のサンプルケース90は、カセットマガジン82
と並列でかつカセットマガジン82の反搬送軸106b
側に配置された空ケース収納筒91に収納される。
【0028】ねじコンベヤ78は、吸引カップ104a
・104aによって吸引されたダンベル型試験片7を搬
送予熱部22に送るためのものであって、図4からわか
るように駆動モータ106と、駆動モータ106の後述
する搬送軸に載置されてダンベル型試験片7を所定位置
にまで運ぶための載置台108とからなる。なお、載置
台108が複数示されてあるが、これは説明のため便宜
上そのように示してあるだけであって、実際には、載置
台108の数は1台である。
【0029】駆動モータ106は、本体106aと搬送
軸106bとからなる。本体106aは、硬度測定シス
テム11との間において搬送軸106bが橋渡しされる
ように水平に配置される。搬送軸106bは、載置台1
08を後述する変位位置S1〜S7に送るためのもので
あって、本体106aによって回転されるものである。
また、搬送軸106bは、第1搬送ロボット77のシリ
ンダー本体98、搬送予熱部22のベルトコンベヤ74
・74・…および第2搬送ロボット80の後述するシリ
ンダー本体109との配置関係において、相互に直角に
なるように配置される。また、搬送軸106bには雄ネ
ジが形成され、載置台108の後述する螺合部と螺合し
ている。
【0030】載置台108は、一本歯の下駄の台木状を
しており、載置部110と、螺合部112とが一体に形
成されてなる。載置部110は、ダンベル試験片7を上
面110aの所定箇所に設けられた図示しない適宜の位
置ずれ防止手段によって固定するようになっている。ま
た、載置部110には、搬送軸106bと螺合関係にあ
る螺合部112を介して搬送軸106bが回転したとき
にその回転にともなって載置部110が回転しないよう
にするための図示しない回転防止手段が本体2との関係
において設けられている。このようにして、載置部11
0が搬送軸106bによる移動によって移動されても、
その上面110a上のダンベル試験片7が位置ずれしな
いようになっている。螺合部112は、そのほぼ中央に
図示しない貫通孔が形成されており、この貫通孔には、
搬送軸106bの雄ネジと螺合する雌ネジが形成されて
いる。しかして、載置台108は、載置部110が本体
2に対して回転が防止された状態でその螺合部112が
搬送軸106bと螺合しているので、駆動モータ106
の搬送軸106bの回転に伴って、図2および図4に示
すS1〜S7の位置にダンベル型試験片7を伴って変位
し、ダンベル試験片7についての厚み測定、標線の着色
および硬度測定等引張り試験前の所定の準備が終了する
と一気にS7からS2に向けて移動する。なお、S1〜
S7の意味は次の通りである。
【0031】S1は、ねじコンベヤ78の始端置、すな
わち載置台108がスタートする地点であって、第1搬
送ロボット77によってカセットマガジン82から運ば
れて来たダンベル型試験片7は、このS1にある載置台
108に置かれる。S2は、ダンベル試験片7について
の厚み測定、標線の着色および硬度測定等引張り試験前
の所定の準備が終了後、当該ダンベル試験片7を第2搬
送ロボット80を介して恒温槽10内に搬入するための
箇所である。S3は、後述する測厚器によってダンベル
試験片7の厚みを測定するための箇所である。S4およ
びS5は、図2の標線付着システム9によって、それぞ
れダンベル試験片7に下地用の白色粉および標線を付す
ための箇所である。S6は、S7に移行する前の待機位
置であって、次のS7とともに、硬度測定システム11
が配置される、恒温槽10とは別の図示しない恒温槽内
に位置する。S7は、後述するカッターシリンダーによ
って、ダンベル試験片7の一部が硬度測定のために剪断
され、硬度測定システム11による硬度測定のための準
備をするための箇所である。なお、載置台108が、S
6およびS7の位置へ移動するときには、前記別の恒温
槽の図示しない開口部を経由する。この開口部にも恒温
槽内10の試験片出入用開口部10aと同じにエアーカ
ーテンが配設されている。
【0032】第2搬送ロボット80は、図2および図5
からわかるように載置台108がS3〜S7〜S3を経
由してからS2の位置に達した後で載置台108上のダ
ンベル型試験片7を搬送予熱部22のベルトコンベヤ7
4・74・…に搬送するものであって、搬送予熱部22
との間に搬送軸106bを置いて搬送予熱部22と対面
するように位置される。そして、この第2搬送ロボット
80は、ベルトコンベヤ移動用シリンダー114と吸引
部116とからなる。
【0033】ベルトコンベヤ移動用シリンダー114
は、ねじコンベヤ78にダンベル型試験片7を搬送する
ためのものであって、シリンダー本体118と、移動ア
ーム120とからなる。シリンダー本体118は、直方
体形状をしており、ねじコンベヤ78に対してその長手
方向がほぼ直角になるように本体2の適宜の箇所に取り
付けられている。移動アーム120は、シリンダー本体
118の長手方向においてS2の位置にある載置台10
8と搬送予熱部22のベルトコンベヤ74・74・…と
の間を往復動するとともに、載置台108の載置部11
0上に置かれたダンベル型試験片7を後述する吸引カッ
プを介して吸引するために載置部110に対して上下方
向に接離するものである。
【0034】吸引部116は、移動アーム120の下部
に設けられた長方形状基盤122と、該基盤122の両
端部にそれぞれ設けられ図示されないコンプレッサーに
接続された吸引カップ124a・124aとからなる。
【0035】図6でよくわかる標線付着システム9は、
ねじコンベヤ78における搬送軸106bに沿って配置
されたものであって、スタンプロボット125と、着色
用容器126とからなる。スタンプロボット125は、
載置台108に載置されたダンベル型試験片7に標線1
4を付すものであって、移動アームシリンダー128
と、マーキングシリンダー130とからなる。移動アー
ムシリンダー128は、シリンダー本体132と、移動
アーム134とからなる。シリンダー本体132は、直
方体形状をしており、搬送軸106bに対してその長手
方向がほぼ直角になるように本体2の適宜の箇所に取り
付けられている。移動アーム134は、シリンダー本体
132の長手方向において、搬送軸106bと着色用容
器126との間を往復動するものである。
【0036】マーキングシリンダー130は、基盤13
1と、基盤131の両端にそれぞれ設けられた下地用マ
ーキングシリンダー136と、標線用マーキングシリン
ダー138とからなる。下地用マーキングシリンダー1
36は、ダンベル型試験片7に標線14を付すための下
地色、例えば後述する白色粉をダンベル型試験片7に標
線14を付す前に付けるものであって、この白色粉を先
に付けることで標線14が明瞭化する。そして、この下
地用マーキングシリンダー136は、上下に伸縮するシ
リンダー部136aと、シリンダー部136aの先端に
取り付けられたスタンプ部136bとからなる。標線用
マーキングシリンダー138は、下地用マーキングシリ
ンダー136によって白色粉が付けられたダンベル型試
験片7の部分に標線14を付すものであって、上下に伸
縮するシリンダー部138aと、シリンダー部138a
の先端に取り付けられたスタンプ部138bとからな
る。
【0037】着色用容器126は、長方形の平板形状を
したものであって、その長手方向において二分され、一
方の分室116aには下地用の白色粉が、また他方の分
室116bには標線用の着色顔料がそれぞれ別々に入れ
られている。しかして、この標線付着システム9にあっ
ては、載置台108がS4およびS5の位置に来るに先
立って、下地用マーキングシリンダー136のスタンプ
部136bおよび標線用マーキングシリンダー138の
スタンプ部138bとにそれぞれ白色粉および着色顔料
を付着するために、移動アームシリンダー128の移動
アーム134が、着色用容器126の各分室126aお
よび126bに向けて移動し、各スタンプ部136bお
よび138bにそれぞれ白色粉および着色顔料を付着し
てからS4およびS5に対応する位置に戻る。なお、図
2において、符号144および146が示すものは、そ
れぞれ測厚器およびカッターシリンダーである。
【0038】測厚器144は、ダンベル型試験片7が、
所定の基準寸法厚内にあるかどうかを測るものであっ
て、スタンプロボット125と第2搬送ロボット80と
の間に配置されている。また、測厚器144は、載置台
108がS3の位置に来たときに自動的にダンベル型試
験片7の肉厚を測定する。
【0039】カッターシリンダー146は、硬度測定シ
ステム11によるダンベル型試験片7の硬度測定のため
に、載置台108がS7の位置に来たときに自動的にダ
ンベル型試験片7の先端部分7aを適宜の大きさに切断
するものであって、前記図示しない、恒温槽10とは別
の恒温槽内に硬度測定システム11とともに配置されて
いる。
【0040】上記別の恒温槽内に入れられた硬度測定シ
ステム11による硬度測定は、当該別の恒温槽内で行わ
れる。なお、硬度測定システム11自体は周知のもので
あるので、説明は省略する。
【0041】制御部としてのコンピュータシステム4
は、本体2と電気的に接続され、必要なデータ、例えば
標線間距離、試験速度、恒温槽内の温度・湿度またはダ
ンベル型試験片7の幅・肉厚等を入力することによっ
て、設定条件に合わせて本体2の各種動作を自動的に制
御するものである。
【0042】しかして、このような引張り試験装置1に
よれば、次の工程を経て引張り試験が終了する。 (1)コンピュータシステム4を用いて本体2を始動さ
せると、恒温槽10の外部に位置するカセット装填部7
6のカセット用モータ88が駆動してカセット押上板8
6を上、下またはそれらの組み合わせによって、カセッ
ト84を第1搬送ロボット77の吸引部96によって吸
引するのに最適な箇所にまで送り、当該箇所で自動的に
停止する。このとき吸引部96の吸引カップ104a・
104aは、カセットマガジン82の上端開口のほぼ真
上に位置しており、カセット84が当該最適の位置に来
るまで待機している。
【0043】(2)カセット84が当該最適の位置にま
で来ると、移動アーム100は、カセット84に接近す
る。そして、吸引カップ104a・104aでダンベル
型試験片7を吸引した後、ダンベル型試験片7を引き付
けて上方へ移動する。この移動によって、ダンベル型試
験片7がサンプルケース90から外れ、サンプルケース
90は空ケースとなってカセットマガジン82内に残
る。
【0044】(3)ダンベル型試験片7を吸引した移動
アーム100がある所定の位置まで上昇すると、移動ア
ーム100は、ねじコンベヤ78に向けてシリンダー本
体98の長手方向に沿って移動し、ねじコンベヤ78の
始端部S1上に来るとそこで停止する。その後、載置台
108の載置部110に向けて移動アーム100は下降
し、載置部110上に来ると、吸引カップ104a・1
04aは、その吸引を自動的に止めてダンベル型試験片
7を吸引カップ104a・104aから離す。これによ
って、載置部110の上にダンベル型試験片7が置かれ
る。
【0045】(4)始端部S1にある載置台108にダ
ンベル型試験片7が置かれると、駆動モータ106の搬
送軸106bが回転し、ダンベル型試験片7が置かれた
載置台108は、S2で止まらずにS3に移動する。
【0046】(5)S3にダンベル型試験片7が移動さ
れると測厚器144によってダンベル試験片7の厚み測
定が行われる。 (6)厚み測定が終了するとダンベル試験片7は、S4
に向けて移動する。これに先立って、S4およびS5に
対応する位置では、スタンプロボット125が、その下
地用マーキングシリンダー136のスタンプ部136b
および標線用マーキングシリンダー138のスタンプ部
138bとに、それぞれ白色粉および着色顔料が付着さ
れた状態で待機している。
【0047】(7)ダンベル試験片7のS4への移動が
終了すると、S4およびS5に対応する位置に予め待機
していたスタンプロボット125の下地用マーキングシ
リンダー136のシリンダー部136aが下方に延び
て、スタンプ部136bに付着していた白色粉をダンベ
ル試験片7に付着させる。
【0048】(8)白色粉が付着されたダンベル試験片
7は、その後S5へ移動する。ダンベル試験片7のS5
への移動が終了すると、スタンプロボット125のマー
キングシリンダー130の標線用マーキングシリンダー
138が、シリンダー部138aを介して下方に延び、
スタンプ部138bに付着していた着色顔料142をダ
ンベル試験片7の白色粉140の上に付着する。
【0049】(9)標線14が付いたダンベル試験片7
は、その後、恒温槽10とは別の恒温槽S6に移動され
て、そこで一時待機する。 (10)S6で一時待機したダンベル試験片7は、S7
に移行し、その先端部分7aが剪断される。そして、こ
の剪断された先端部分7aは、硬度測定システム11に
よって、硬度測定をされる。
【0050】(11)先端部分7aが剪断されたダンベ
ル試験片7は、今度は、S7からS2に向けて一気に移
動する。このときS2の上方には、第2搬送ロボット8
0の移動アーム120が予め位置している。そして、ダ
ンベル試験片7のS2への移動が終了すると、移動アー
ム120は、S2に位置するダンベル試験片7に向けて
下降し、吸引部116の吸引カップ124a・124a
によってダンベル試験片7を吸引する。
【0051】(12)ダンベル試験片7を吸引した移動
アーム120は、その後ダンベル試験片7を吸引した状
態で上昇し、恒温槽10内の搬送予熱部22のベルトコ
ンベヤ74・74・…の始端部(図7に2点鎖線で示
してある部分)の上方に向けて移動して恒温槽10内に
入る。移動アーム120が恒温槽10内に入るときに
は、試験片出入用開口部10aを経由する。このとき試
験片出入用開口部10aにはエアーカーテンが配設され
ているので、移動アーム120が、恒温槽10内に入る
にあたっても,また出るにあたっても、そのことによっ
て恒温槽10内に大きな温度変化が生じることはない。
【0052】(13)移動アーム120が恒温槽10内
における始端部の上部に来ると移動アーム120は自
動的に下降して始端部に向かう。始端部に到着する
と吸引部116の吸引カップ124a・124aはその
吸引を停止し、ダンベル試験片7を始端部上に置く。
このときダンベル試験片7は、ベルトコンベヤ74・7
4・…の長手方向に対してほぼ直角かつ水平におよび標
線14が付された面が上を向くように置かれる。 (14)以上の経路を経てダンベル試験片7が始端部
に置かれたときか、またはそれよりも少し前に、搬送予
熱部22の前記図示しない熱源としての予熱手段が作動
して、ダンベル試験片7の予熱を開始する。この予熱の
開始とともにベルトコンベヤ74・74・…は、始端部
にあるダンベル試験片7を供給回収部20に移動する
ように図2で示す矢印A方向に回転し、ダンベル試験片
7を次のの位置にそのまま移動する。
【0053】(15)ダンベル試験片7を始端部の位
置に置いた移動アーム120は、その後S2の上部にま
で自動的に戻り、当該上部で次のダンベル試験片7を始
端部に置くために待機をする。 (16)このようにして、搬送予熱部22に10本のダ
ンベル試験片7・7…が順次置かれ、11本目のダンベ
ル試験片7が送られて来るときには最初のダンベル試験
片7の予熱が終了する。 (17)予熱が終了した最初のダンベル試験片7は、搬
送予熱部22の端部に図7に2点鎖線で示す予め待機し
ていた供給回収部20の回動アーム部58のクランプ部
64によって水平状態のままクランプされ、同時に回動
直進シリンダ60の軸部72がベルトコンベヤ74・7
4・…から水平方向に離れる方向に動き、当該予熱が終
了した最初のダンベル試験片7がベルトコンベヤ74・
74・…から離れる。
【0054】(18)当該最初のダンベル試験片7がベ
ルトコンベヤ74・74・…から離れると、これに合わ
せてベルトコンベヤ74・74・…は、矢印A方向に回
転して、ベルトコンベヤ74・74・…の始端部に1
1番目のダンベル試験片7を置くためのスペースをベル
トコンベヤ74・74・…上に作る。このようにして、
ベルトコンベヤ74・74・…上には、常時10本のダ
ンベル試験片7・7…が置かれ、順次所定の予熱温度に
なるまで温められる。
【0055】(19)ベルトコンベヤ74・74・…か
ら離れた前記最初のダンベル試験片7は、回動直進シリ
ンダ60の回転によって回動アーム部58が90°回転
すると、引張り試験部18のチャック部24に対応され
て、かつある程度離間して位置する。このときダンベル
試験片7は垂直状態にされている。そして、この状態で
回動直進シリンダ60がチャック部24に向けて水平方
向に移動して所定の位置に来ると、ダンベル試験片7
は、垂直状態のまま、その上下端7a、7bをチャック
部24の上部チャック30と下部チャック32のそれぞ
れのコマ30a・30aおよび32a・32aによって
挟持される。これによって、引張り試験部18にダンベ
ル試験片7がセットされる。
【0056】(20)図3に示すように引張り試験部1
8にダンベル試験片7がセットされると、チャック駆動
部26の駆動モータ52が所定方向に回転し、その動力
は、駆動プーリ54、ベルト50・51、ベルト車48
・49を介して棒状スクリュウ46・46に伝わって、
棒状スクリュウ46・46が同方向に回転する。そし
て、棒状スクリュウ46・46の回転によって、クロス
ヘッド47およびクロスヘッド47に設けられた下部チ
ャック32が下降し、ダンベル試験片7を下方に引っ張
り、引張り試験を開始する。そして、この引張り試験に
合わせてロードセル28および標線追跡装置16が機能
して、このときの伸張率および引っ張り応力が測定され
る。
【0057】しかしてこのような本願発明によれば、恒
温槽10の内部に引張り試験部18、供給回収部20お
よび搬送予熱部22が配置され、複数のダンベル試験片
7bが搬送予熱部22で予熱されて所定の予熱温度に設
定されるので、複数のダンベル試験片7bは、搬送予熱
部22によって予熱された後も、当該所定の予熱温度を
恒温槽10内で維持するようになる。そして、当該複数
のすべてのダンベル試験片7bは、その予熱温度を保っ
たままの状態で、供給回収部20によって、搬送予熱部
22から引張り試験部18に至らしめられ、その後、所
定高温度にされた恒温槽10内で各ダンベル試験片7b
ごとの引張り試験が行われる。
【0058】また、第2搬送ロボット80によって、恒
温槽10外部に用意されたダンベル試験片7bを搬送予
熱部22に搬入する際に通る試験片出入用開口部10a
にはエアーカーテンが設けられているので、恒温槽外部
と内部との通気性がエアーによって妨げられる。なお、
こお実施例では、高温状態の恒温槽における引張り試験
について述べたが低温状態における試験でもよいことは
勿論である。
【0059】
【発明の効果】本発明引張り試験装置によれば、恒温槽
の内部に引張り試験部、供給回収部および搬送予熱部が
配置され、複数の試験片が前記搬送予熱部で予熱される
ので、複数の試験片は、搬送予熱部によって予熱された
後も、当該予熱温度を恒温槽内で維持するようになる。
そして、当該複数のすべての試験片は、その予熱温度を
保ったままの状態で、供給回収部によって、搬送予熱部
から引張り試験部に至らしめられ、その後、所定高温度
の恒温槽内で各試験片ごとの引張り試験が行われる。し
たがって、必要回数の引張り試験を行うための複数の引
張り試験片を恒温槽内でまとめて予熱し、恒温槽の試験
片出入用開口部が、引張り試験が必要回数終了するまで
は開閉しないようにして恒温槽から高温度空気が漏れな
いようにし、所望期間恒温槽が所定の高温状態にあるよ
うにすることができる。このため、1日当たりの試験可
能回数を増加することができる。また、搬入部によっ
て、恒温槽外部に用意された引張り試験用試験片を搬送
予熱部に搬入する際に通る開口部にはエアーカーテンが
設けられているので、恒温槽外部と内部との通気性がエ
アーによって妨げられる。したがって、一層の保温効果
を期待できる。することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る引張り試験装置の全体像を示す斜
視図である。
【図2】ダンベル型試験片がカセットマガジンから供給
されて試験が終了するまでの流れを示す斜視図である。
【図3】引張り試験システムを示す拡大斜視図である。
【図4】試料供給システムを示す拡大斜視図である。
【図5】搬送予熱部、第1搬送ロボット、ねじコンベヤ
および第2搬送ロボットの関係を示す図である。
【図6】標線付着システムとねじコンベヤとの関係を示
す図である。
【図7】引張り試験部、供給回収部および搬送予熱部の
関係を示す図である。
【符号の説明】
7 引張り試験用試験片 10 恒温槽 10a 試験片出入用開口部 18 引張り試験部 20 供給回収部 22 搬送予熱部 24 チャック部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大谷 耕作 東京都北区滝野川5−7−6 (72)発明者 田中 洋二 東京都北区滝野川5−7−6

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引張り試験用試験片をチャック部で把持
    して引っ張る引張り試験部と、この引張り試験部の前記
    チャック部に対して前記試験片を供給しかつ試験済み試
    験片を回収する供給回収部と、この供給回収部に向けて
    前記試験片を搬送しかつ当該搬送途中に前記試験片の複
    数を予熱する搬送予熱部と、これら引張り試験部、供給
    回収部および搬送予熱部が内部に配置される恒温槽とを
    有する引張り試験装置。
  2. 【請求項2】 前記引張り試験用試験片を恒温槽外部か
    ら恒温槽内部に搬入するための試験片出入用開口部を有
    するとともに、前記試験片出入用開口部にはエアーカー
    テンが設けられている請求項1記載の引張り試験装置。
JP10453093A 1993-04-30 1993-04-30 引張り試験装置 Pending JPH06313751A (ja)

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