JPH0631393Y2 - ブルドン管式圧力計 - Google Patents

ブルドン管式圧力計

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JPH0631393Y2
JPH0631393Y2 JP1988083074U JP8307488U JPH0631393Y2 JP H0631393 Y2 JPH0631393 Y2 JP H0631393Y2 JP 1988083074 U JP1988083074 U JP 1988083074U JP 8307488 U JP8307488 U JP 8307488U JP H0631393 Y2 JPH0631393 Y2 JP H0631393Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、流体圧力の変動に伴うブルドン管の変位によ
りスイッチ回路のON−OFF切換を行なうブルドン管
式圧力計に関するものである。
[従来の技術] この種の圧力計の一例が実開昭59−51957号公報
に開示されている。この従来装置では流体圧力変動に伴
うブルドン管の変位にリードスイッチを連動させ、リー
ドスイッチが目盛板側の磁石に対向したときにスイッチ
回路が動作するようになっている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、この従来装置では1点の流体圧力のみを
検出できるだけであり、設定流体圧力がある幅をもって
いる場合、例えば許容範囲を持っている場合にはこの圧
力領域の低圧側境界値及び高圧側境界値の両境界値の圧
力を設定検出することができない。そのため、低圧側境
界値検出用の検出計及び高圧側境界値検出用の検出計の
2つを容易しなければならないという機構上及びコスト
上の不都合がある。
本考案は2点の圧力を設定検出し得るブルドン管式圧力
計を提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] このために第1の考案では、ブルドン管に設けた作動ギ
ヤに軸に設けた歯車が噛合しブルドン管の変位に1対1
に対応して回動変位する第1の指針、ねじりばねにより
圧力領域の低圧側に回動可能に付勢され設定された圧力
領域の低圧側境界値を指示するための第2の指針、ねじ
りばねにより圧力領域の低圧側に回動可能に付勢され設
定圧力領域の高圧側境界値を指示するための第3の指針
の各回動中心を同一軸線上に設定し、目盛板側には第2
の指針が低圧側に回動するのを制し高圧側境界値側へ回
動可能に位置決め規定するための第1の位置決め手段を
取付位置が調整可能に設けると共に、第3の指針が低圧
側に回動するのを制して位置決め規定するための第2の
位置決め手段を取付位置が調整可能に設け、第1の指針
の回動変位に伴って第2の指針に係合し共に回動させる
ための接片を第1の指針に設けると共に、第2の指針の
回動変位に伴って第3の指針に接触する接片を第2の指
針に設け、各指針と接片とを導体製とすると共に、各指
針をスイッチ回路に接続して圧力計を構成した。
第2の考案では、ブルドン管に設けた作動ギヤに軸を設
けた歯車が噛合しブルドン管の変位に1対1に対応して
回動変位する指針、設定され圧力領域の低圧側境界値を
指示するための円弧状をなす第1の指示板、前記第1の
指示板の上方に位置して第1の指示板の所望部分を覆
い、設定圧力領域の高圧側境界値を指示するための円弧
状をなす第2の指示板の各回動中心を同一軸線上に設定
し、目盛板側と第1、第2の指示板との間には第1の指
示板及び第2の指示板を所定の位置に位置決め規定する
と共に位置決め位置を調整可能にした第1及び第2の位
置決め手段を設け、指針の第1の指示板との対向面には
近接センサを装着すると共に、近接センサの回動領域と
対向する第1の指示板の上には被検知体を設け、前記近
接センサをスイッチ回路に接続して圧力計を構成した。
[作用] 第1の考案では、流体圧力の上昇に伴って第1の指針が
設定検出圧力を示す第1の指針に向けて回動接近し、第
1の指針の接片が第2の指針に接触すると両指針間が電
気的に導通する。これによりスイッチ回路のON−OF
Fが切換わる。流体圧力の一層の上昇に伴い、第1の指
針がその接片により第2の指針を引っ掛けた状態で共連
れし、第2の指針が第1の指針と共に第3の指針に向け
て回動接近する。第2の指針の接片が第3の指針に接触
すると3本の指針が互いに電気的に導通し、スイッチ回
路のON−OFF状態が切換わる。
第2の考案では、流体圧力の上昇に伴って指針が第1の
指示板上の被検知体に向けて回動接近し、指針に取り付
けた近接スイッチが被検知体に近接対向すると近接信号
がスイッチ回路へ入力する。これによりスイッチ回路の
ON−OFF状態が切換わる。流体圧力の一層の上昇に
伴い、指針が第2の指示板に向けて回動接近する。指針
が第2の指示板上に差し掛かると近接スイッチと被検知
体との近接検知作用が遮られ、スイッチ回路への近接信
号の入力が跡絶える。これによりスイッチ回路のON−
OFF状態が切換わる。
[実施例] 以下、本考案を具体化した一実施例を第1〜4図に基づ
いて説明する。
1は円形の基板であり、目盛付基板1の中央部には大径
の筒状軸2が回動可能に貫通支持されている。第2図に
示すように筒状軸2には中径の筒状軸3が回動可能に貫
通支持されており、中径の筒状軸3には小径の軸4が回
動可能に貫通支持されている。軸4の下端部には歯車5
が止着されていると共に、目盛付基板1直下のブルドン
管6と歯車5との間には作動ギヤ7が介在されており、
流体圧力の変動に伴うブルドン管6の変位が作動ギヤ7
を介して歯車5の回転変位に変換される。筒状軸2,3
と目盛付基板1との間にはねじりばね8,9が介在され
ており、流体圧力上昇に伴う軸4の回動変位方向とは逆
方向すなわち低圧側に回動するようにばね作用が筒状軸
2,3に付与されている。
軸4の上端部には導体製の第1の指針10が止着されて
おり、第1の指針10の下面には導体製の接片10aが
垂下形成されている。筒状軸3の上端部には導体製の第
2の指針11が止着されており、第2の指針11の下面
には導体製の接片11aが垂下形成されている。又、筒
状軸2の上端部には導体製の第3の指針12が止着され
ており、各指針10,11,12の高さ位置がこの順に
上から設定されていると共に、接片10aが第2の指針
11に、接片11aが第3の指針12に回動接触可能に
設定されている。そして、各指針10,11,12と目
盛付基板1下面に設置されたスイッチ回路装置13とが
リード線14,15,16を介して電気的に接続されて
いる。
スイッチ回路装置13は第3図に示す回路構成を持って
おり、接点13aは第1の指針10と第2の指針11と
からなり、接点13bは第2の指針11と第3の指針1
2とからなる。13cはチャタリング吸収回路であり、
13dはエクスクルーシブOR回路、13eは発光ダイ
オードからなる表示灯、13fはスイッチングトランジ
スタ、13gはサージ吸収素子である。エクスクルーシ
ブ回路13dは接点13a,13bのいずれもが閉成あ
るいは開放のときに高レベル信号を出力し、スイッチン
グトランジスタ13fがONする。即ち、スイッチ回路
装置13がONし、表示灯13eが点灯する。
目盛付基板1の円周部には目盛付基板1より若干大径の
円環状のカバー17が取付けられている。又、目盛付基
板1の円周部には一対の位置決め部材18,19が取付
位置調整可能に嵌めこまれており、各位置決め部材1
8,19の上端部にはねじ部18a,19aが形成され
ていると共に、各ねじ部18a,19aにはナット2
0,21がカバー17の上縁部に当接可能に螺着されて
いる。従って、ナット20,21を締めることにより位
置決め部材18,19が上方へ引きつけられ、目盛付基
板1に対して締付固定される。
位置決め部材18には位置規制部18bが第2の指針1
1の回動経路上に突設されていると共に、位置決め部材
19には位置規制部19bが第3の指針12の回動経路
上に突設されており、流体圧力上昇に伴う第1の指針1
0の回動方向と逆方向への両指針11,12の回動すな
わち低圧側への回動が規制されるようになっている。従
って、ねじりばね8により反時計回り方向へ回動付勢さ
れている第2の指針11は位置決め部材18の位置規制
部18bに当接した位置で設定圧力Xを指し示し、ねじ
りばね9により反時計回り方向へ回動付勢されている第
3の指針12は位置決め部材19の位置規制部19bに
当接した位置で設定圧力Yを指し示す。即ち、流体圧力
範囲が〔X,Y〕に設定されており、設定圧力Xは圧力
範囲〔X,Y〕の低圧側境界値を示し、設定圧力Yは圧
力範囲〔X,Y〕の高圧側境界値を示す。
流体圧力が零のときの第1の指針10は第1図(a)に示
すように目盛付基板1上に突設された原点位置決めピン
1aに当接しており、流体圧力の上昇に伴ってブルドン
管6が変位すると第1の指針10が時計回り方向へ回動
する。第1の指針10の接片10aが第2の指針11に
接触しない圧力領域〔0,X〕では、第4図の出力曲線
Cで示すようにスイッチ回路装置13は低レベル信号を
出力するOFF状態にある。流体圧力が設定圧力Xに達
すると第1の指針10の接片10aと第2の指針11と
が接触、即ち第3図の接点13aが閉成し、スイッチ回
路装置13が高レベル信号を出力するON状態に切換わ
ると共に、表示灯13eが点灯する。この状態は圧力範
囲〔X,Y〕の間で維持される。流体圧力が設定圧力Y
に達すると、第1の指針11の接片11aが第3の指針
12に接触し第3図の接点13bも閉成し、スイッチ回
路装置13は低レベル信号を出力するOFF状態に切換
わると共に、表示灯13eが消える。従って、何等かの
理由により流体圧力が設定圧力範囲〔X,Y〕から外れ
るとスイッチ回路装置13のON−OFF切換が行われ
ると共に表示灯13eが消え、設定範囲〔X,Y〕から
外れるという圧力異常が確実に検出される。
又、位置決め部材18,19の取付位置を変更すること
により設定範囲〔X,Y〕を任意に変更することができ
る。
なお、第3図のエクスクルーシブOR回路13dに代え
てエクスクルーシブNOR回路を採用してもよく、この
場合にはスイッチ回路装置13のON−OFF切換動作
が反転する。
第5〜7図は別例を示す。流体圧力の変動に伴って回動
変位する中空軸22の上端部には指針23が止着されて
おり、その下面には反射式光電センサ24が取付けられ
ている。黒色の目盛付基板32上には半円状の第1の指
示板25及びその上方に位置させて第2の指示板26が
中空軸22を中心に回動可能に載置され、第2の指示板
26により第1の指示板25を全部又は部分的に覆うよ
うになっており、両指示板25,26の上面が黒色に着
色されている。光電センサ24の回動経路と対向する第
1の指示板25の上面には白色の反射帯27が設けられ
ており、光電センサ24と反射帯27との近接対向によ
る反射光の変換信号(近接信号)が光電センサ24から
目盛付基板32下面に装着されたスイッチ回路装置28
に入力される。
スイッチ回路装置28は第7図に示す回路構成を持って
おり、28aは電流−電圧変換回路、28bは電圧比較
回路、28cは発光ダイオードからなる表示灯、28d
はスイッチングトランジスタ、28eはサージ吸収素子
である。光電センサ24からの変換信号は電流−電圧変
換回路28aに入力し、電流−電圧信号変換回路28a
からの出力電圧が設定基準電圧を越える場合には電圧比
較回路28bから高レベル信号が出力し、スイッチング
トランジスタ28dがONする。即ち、スイッチ回路装
置28がONし、表示灯28cが点灯する。
各の指示板25,26の円周縁端には目盛付基板32の
円周縁部に嵌合するフック片25a,26aが垂下形成
されており、ねじ部25b,26bが立設されている。
目盛付基板32の円周部には目盛付基板32より若干大
径の円環状のカバー29が取付けられており、各ねじ部
25b,26bに螺着されたナット30,31がカバー
29の上縁部に当接するようになっている。従って、ナ
ット30,31を締めることによりフック片25a,2
6aが上方へ引きつけられ、指示板25,26が目盛付
基板32に対して締付固定され所定の設定範囲〔X,
Y〕を定める。
流体圧力が零のときの指針23は第5図に実線で示すよ
うに目盛付基板32上に突設された原点位置決めピン3
2aに当接しており、流体圧力の上昇に伴ってブルドン
管6が変位すると指針23が時計回り方向へ回動する。
指針23が第5図に示す実線位置と鎖線位置との間、即
ち流体圧力が範囲〔0,X〕内にある場合には光電セン
サ24からの投射光は目盛付基板32の黒色上面に吸収
され、光電センサ24からの出力信号は前記設定基準電
圧に対応する基準電流に達しない。指針23が両鎖線位
置の間、即ち流体圧力が範囲〔X,Y〕内にある場合に
は光電センサ24からの投射光は反射帯27から反射
し、光電センサ24からの出力信号は前記基準電流を越
える。又、指針23が高圧値を指し示す鎖線位置に達し
た場合には光電センサ24からの投射光は第2の指示板
26の黒色上面に吸収され、光電センサ24からの出力
信号は前記設定基準電圧に対応する基準電流に達しな
い。従って、スイッチ回路装置28は第4図のON−O
FF動作と同様の動作を示し、何等かの理由により流体
圧力が設定圧力範囲〔X,Y〕から外れるとスイッチ回
路装置28のON−OFF切換が行われると共に、表示
灯28cが消え、設定範囲〔X,Y〕から外れるという
圧力異常が確実に検出される。
又、第1の指示板25及び第2の指示板26の回動位置
を変更して両指示板25,26の重なり具合を変えるこ
とにより設定範囲〔X,Y〕を任意に変更することがで
きる。
なお、この実施例における光電センサ24に代えて磁気
変位検出器、反射帯27に代えて磁性体を用いてもよ
い。
[考案の効果] 以上詳述したように第1及び第2のいずれの考案もきわ
めて簡単な構成により圧力範囲を任意に設定してこの圧
力範囲の高低両圧力境界値を確実に検出し得るという優
れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は第1の考案を具体化した一実施例を示し、
第1図(a)は流体圧力零のときの状態を示す平面図、第
1図(b)は低圧側境界値を検出する状態を示す平面図、
第1図(c)は高圧側境界値を検出する平面図、第2図は
第1図(a)のA−A線拡大断面図、第3図はスイッチ回
路装置13の回路図、第4図はON−OFF動作を示す
グラフ、第5〜7図は第2の考案を具体化した一実施例
を示し、第5図は平面図、第6図は第5図のB−B線拡
大断面図、第7図はスイッチ回路装置28の回路図であ
る。 目盛付基板1,32、ブルドン管6、第1の指針10、
第2の指針11、第3の指針12、スイッチ回路装置1
3、位置決め部材18,19、近接スイッチとしての光
電センサ24、第1の指示板25、第2の指示板26、
被検知体としての反射帯27、スイッチ回路装置28、
低圧側境界値値としての圧力X、高圧側境界値値として
の圧力Y。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】流体圧力の変動に伴うブルドン管(6)の
    変位によりスイッチ回路(13)のON−OFF切換を
    行なうブルドン管式圧力計において、ブルドン管(6)
    に設けた作動ギヤ(7)に軸(4)に設けた歯車(5)
    が噛合しブルドン管(6)の変位に1対1に対応して回
    動変位する第1の指針(10)、ねじりばね(8)によ
    り圧力領域の低圧側に回動可能に付勢され設定された圧
    力領域の低圧側境界値(X)を指示するための第2の指
    針(11)、ねじりばね(9)により圧力領域の低圧側
    に回動可能に付勢され設定圧力領域の高圧側境界値
    (Y)を指示するための第3の指針(12)の各回動中
    心を同一軸線上に設定し、目盛板(1)側には第2の指
    針(11)が低圧側に回動するのを制し高圧側境界値
    (Y)側へ回動可能に位置決め規定するための第1の位
    置決め手段(18,20)を取付位置が調整可能に設け
    ると共に、第3の指針(12)が低圧側に回動するのを
    制して位置決め規定するための第2の位置決め手段(1
    9,21)を取付位置が調整可能に設け、第1の指針
    (10)の回動変位に伴って第2の指針(11)に係合
    し共に回動させるための接片(10a)を第1の指針
    (10)に設けると共に、第2の指針(11)の回動変
    位に伴って第3の指針(12)に接触する接片(11
    a)を第2の指針(11)に設け、各指針(10,1
    1,12)と接片(10a,11a)とを導体製とする
    と共に、各指針(10,11,12)をスイッチ回路
    (13)に接続したことを特徴とするブルドン管式圧力
    計。
  2. 【請求項2】流体圧力の変動に伴うブルドン管(6)の
    変位によりスイッチ回路(28)のON−OFF切換を
    行なうブルドン管式圧力計において、ブルドン管(6)
    に設けた作動ギヤ(7)に軸(22)に設けた歯車
    (5)が噛合しブルドン管(6)の変位に1対1に対応
    して回動変位する指針(23)、設定された圧力領域の
    低圧側境界値(X)を指示するための円弧状をなす第1
    の指示板(25)、前記第1の指示板(25)の上方に
    位置して第1の指示板(25)の所望部分を覆い、設定
    圧力領域の高圧側境界値(Y)を指示するための円弧状
    をなす第2の指示板(26)の各回動中心を同一軸線上
    に設定し、目盛板(1)側と第1、第2の指示板(2
    5)、(26)との間には第1の指示板(25)及び第
    2の指示板(26)を所定の位置に位置決め規定すると
    共に位置決め位置を調整可能にした第1及び第2の位置
    決め手段(25a,25b,30)、(26a,26
    b,31)を設け、指針(23)の第1の指示板(2
    5)との対向面には近接センサ(24)を装着すると共
    に、近接センサ(24)の回動領域と対向する第1の指
    示板(25)上には被検知体(27)を設け、前記近接
    センサ(24)をスイッチ回路(28)に接続したこと
    を特徴とするブルドン管式圧力計。
JP1988083074U 1988-06-23 1988-06-23 ブルドン管式圧力計 Expired - Lifetime JPH0631393Y2 (ja)

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