JPH0791940A - 非接触式回転角センサ及び回転角センサ - Google Patents
非接触式回転角センサ及び回転角センサInfo
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- JPH0791940A JPH0791940A JP23635093A JP23635093A JPH0791940A JP H0791940 A JPH0791940 A JP H0791940A JP 23635093 A JP23635093 A JP 23635093A JP 23635093 A JP23635093 A JP 23635093A JP H0791940 A JPH0791940 A JP H0791940A
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Landscapes
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Optical Transform (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スリット14を容易に正確な形状に設定する
ことができ、かつ簡単に加工することができ、PSD3
4や光源33を所定の正確な位置に設定することがで
き、精度が高く、かつ安価な非接触式回転角センサを提
供すること。 【構成】 スリット14が形成された円筒形状のスリッ
ト板13を挟んで光源33とPSD34とが対向して配
置され、スリット板13の中心軸を回転軸として回転す
るように構成されている非接触式回転角センサ。
ことができ、かつ簡単に加工することができ、PSD3
4や光源33を所定の正確な位置に設定することがで
き、精度が高く、かつ安価な非接触式回転角センサを提
供すること。 【構成】 スリット14が形成された円筒形状のスリッ
ト板13を挟んで光源33とPSD34とが対向して配
置され、スリット板13の中心軸を回転軸として回転す
るように構成されている非接触式回転角センサ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は非接触式回転角センサ及
び回転角センサに関し、より詳細には自動車エンジンの
スロットル開度等の検知に用いられる非接触式回転角セ
ンサ及び回転角センサに関する。
び回転角センサに関し、より詳細には自動車エンジンの
スロットル開度等の検知に用いられる非接触式回転角セ
ンサ及び回転角センサに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車エンジンのスロットル開度等の検
知に用いられる回転角センサには、非接触式回転角セン
サ、及び接触式回転角センサ等がある。図6は従来のこ
の種非接触式回転角センサを示した概略図であり、
(a)は縦断面図、(b)はスリット板を示す平面図で
ある。筐体31は略有底円筒形形状に形成され、筐体3
1の下部31a中央には孔31bが開口されている。孔
31bを貫通して軸32bが回動可能に枢支されてお
り、軸32b下端部はレバー(図示せず)を介し、エン
ジンスロットルボデーのスロットルバルブシャフト(図
示せず)に連結されている。一方、軸32b上端部には
これと直角に金属製のスリット板32が固定されてお
り、スリット板32にはエッチング法等を用い、幅Wを
有するスリット32aが形成され、スリット32aは下
記の数1に示した関係を有するアルキメデススパイラル
曲線形状に設定されている。
知に用いられる回転角センサには、非接触式回転角セン
サ、及び接触式回転角センサ等がある。図6は従来のこ
の種非接触式回転角センサを示した概略図であり、
(a)は縦断面図、(b)はスリット板を示す平面図で
ある。筐体31は略有底円筒形形状に形成され、筐体3
1の下部31a中央には孔31bが開口されている。孔
31bを貫通して軸32bが回動可能に枢支されてお
り、軸32b下端部はレバー(図示せず)を介し、エン
ジンスロットルボデーのスロットルバルブシャフト(図
示せず)に連結されている。一方、軸32b上端部には
これと直角に金属製のスリット板32が固定されてお
り、スリット板32にはエッチング法等を用い、幅Wを
有するスリット32aが形成され、スリット32aは下
記の数1に示した関係を有するアルキメデススパイラル
曲線形状に設定されている。
【0003】
【数1】
【0004】筐体31上部には基板35が取り付けられ
ており、基板35にはIC、抵抗、コンデンサ(ともに
図示せず)等より成る回路が形成されている。また筐体
31の下部31a上面の所定箇所にはLED(Light Em
itting Diode: 発光ダイオード)33が配設されてお
り、スリット板32を挟んでLED33と対向する基板
35下面には、半径方向に一次元PSD(Position Sen
sitive Detector:光位置検出器)34が配設され、PS
D34は基板35の前記回路に接続されている。これら
スリット板32、軸32b、LED33、PSD34、
基板35等により非接触式回転角センサ30が構成され
ている。
ており、基板35にはIC、抵抗、コンデンサ(ともに
図示せず)等より成る回路が形成されている。また筐体
31の下部31a上面の所定箇所にはLED(Light Em
itting Diode: 発光ダイオード)33が配設されてお
り、スリット板32を挟んでLED33と対向する基板
35下面には、半径方向に一次元PSD(Position Sen
sitive Detector:光位置検出器)34が配設され、PS
D34は基板35の前記回路に接続されている。これら
スリット板32、軸32b、LED33、PSD34、
基板35等により非接触式回転角センサ30が構成され
ている。
【0005】このように構成された非接触式回転角セン
サ30では、上記スロットルバルブシャフトの回転とと
もにスリット板32が矢印B方向に回転した場合、スリ
ット32aが原点Oを通るOX軸上を横切り、この位置
座標(R,0)がC点から右方に向けて回転角度θに比
例しつつ移動する。そしてLED33で発生させたスポ
ット光がスリット32aを透過し、OX軸上方に配設さ
れたPSD34に照射されることにより、PSD34に
光電流が発生し、この光電流により位置座標が検出さ
れ、回転角(360°未満)が検知される。
サ30では、上記スロットルバルブシャフトの回転とと
もにスリット板32が矢印B方向に回転した場合、スリ
ット32aが原点Oを通るOX軸上を横切り、この位置
座標(R,0)がC点から右方に向けて回転角度θに比
例しつつ移動する。そしてLED33で発生させたスポ
ット光がスリット32aを透過し、OX軸上方に配設さ
れたPSD34に照射されることにより、PSD34に
光電流が発生し、この光電流により位置座標が検出さ
れ、回転角(360°未満)が検知される。
【0006】また、図7は従来のこの種接触式回転角セ
ンサを概略的に示した平面図であり、図中41は基板を
示している。基板41の略中央部には基板41を貫通し
て軸41aが回動可能に軸支されており、軸41aの一
端部には非接触式回転角センサ30の場合と同様、スロ
ットルバルブシャフト(図示せず)が連結され、また軸
41aの他端部右方には絶縁された腕部41bを介して
金属製のブラシ42が取り付けられている。また基板4
1表面には軸41aと略同心状に抵抗体43と導体44
とが形成されており、抵抗体43、導体44上をブラシ
42の接点42a、42bがそれぞれ摺動するようにな
っている。そして抵抗体43の一端部43aに供給され
た電圧VCCにより、電流が抵抗体43、ブラシ42、導
体44を流れ、導体44の端部44aから抵抗体43の
抵抗に比例して電圧VTHが出力されるようになってい
る。これら基板41、軸41a、抵抗体43、導体44
及びブラシ42等により接触式回転角センサ40が構成
されている。
ンサを概略的に示した平面図であり、図中41は基板を
示している。基板41の略中央部には基板41を貫通し
て軸41aが回動可能に軸支されており、軸41aの一
端部には非接触式回転角センサ30の場合と同様、スロ
ットルバルブシャフト(図示せず)が連結され、また軸
41aの他端部右方には絶縁された腕部41bを介して
金属製のブラシ42が取り付けられている。また基板4
1表面には軸41aと略同心状に抵抗体43と導体44
とが形成されており、抵抗体43、導体44上をブラシ
42の接点42a、42bがそれぞれ摺動するようにな
っている。そして抵抗体43の一端部43aに供給され
た電圧VCCにより、電流が抵抗体43、ブラシ42、導
体44を流れ、導体44の端部44aから抵抗体43の
抵抗に比例して電圧VTHが出力されるようになってい
る。これら基板41、軸41a、抵抗体43、導体44
及びブラシ42等により接触式回転角センサ40が構成
されている。
【0007】このように構成された接触式回転角センサ
40では、上記スロットルバルブシャフトの回転につれ
てブラシ42が矢印A方向に回転した場合、回転角度θ
に比例して抵抗が変化し、出力される電圧VTHにより回
転角が検知される。
40では、上記スロットルバルブシャフトの回転につれ
てブラシ42が矢印A方向に回転した場合、回転角度θ
に比例して抵抗が変化し、出力される電圧VTHにより回
転角が検知される。
【0008】また上記した自動車エンジンのスロットル
開度等の検知に用いられる回転角センサの場合、該回転
角センサが故障した際には重大事故が発生するおそれが
ある。これを防止するため、同一軸32b上に2個の非
接触式回転角センサ30、あるいは同一軸41a上に2
個の接触式回転角センサ40が立体的に結合され、ひと
つのパッケージとして構成された回転角センサが用いら
れている。そして一方の前記回転角センサが故障した
際、他方の前記回転角センサがバックアップするように
なっている。
開度等の検知に用いられる回転角センサの場合、該回転
角センサが故障した際には重大事故が発生するおそれが
ある。これを防止するため、同一軸32b上に2個の非
接触式回転角センサ30、あるいは同一軸41a上に2
個の接触式回転角センサ40が立体的に結合され、ひと
つのパッケージとして構成された回転角センサが用いら
れている。そして一方の前記回転角センサが故障した
際、他方の前記回転角センサがバックアップするように
なっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記した非接触式回転
角センサ30においては、スリット板32にスリット3
2aを形成する場合、所定幅Wを有し、かつ上記数1に
示した関係を有するアルキメデススパイラル曲線形状に
正確に設定するのが困難であるという課題があった。ま
たスリット板32を軸32bに取り付ける際、スリット
32aの原点Oを軸32bの軸心上に正確に設定するの
が難しいという課題があった。またPSD34が基板3
5下面に配設されており、基板35に隠れて見え難いた
め、PSD34をLED33に対向した位置に正確に設
定するのが困難であるという課題があった。したがって
回転角センサの精度を高めることが難しく、また加工・
組み立てに時間を要し、製造コストが高くなるという課
題があった。
角センサ30においては、スリット板32にスリット3
2aを形成する場合、所定幅Wを有し、かつ上記数1に
示した関係を有するアルキメデススパイラル曲線形状に
正確に設定するのが困難であるという課題があった。ま
たスリット板32を軸32bに取り付ける際、スリット
32aの原点Oを軸32bの軸心上に正確に設定するの
が難しいという課題があった。またPSD34が基板3
5下面に配設されており、基板35に隠れて見え難いた
め、PSD34をLED33に対向した位置に正確に設
定するのが困難であるという課題があった。したがって
回転角センサの精度を高めることが難しく、また加工・
組み立てに時間を要し、製造コストが高くなるという課
題があった。
【0010】また上記した2個の非接触式回転角センサ
30または2個の接触式回転角センサ40がそれぞれ立
体的に結合された回転角センサの場合、パッケージが大
きくなり、エンジン等の装置内への組み込みがスペース
的に難しいという課題があった。また同一種類のセンサ
が組み合されているため、一方のセンサが故障した場
合、同一原因によりバックアップ用センサも同時に故障
するおそれがあり、フェールセーフ機能が働かない場合
があるという課題があった。
30または2個の接触式回転角センサ40がそれぞれ立
体的に結合された回転角センサの場合、パッケージが大
きくなり、エンジン等の装置内への組み込みがスペース
的に難しいという課題があった。また同一種類のセンサ
が組み合されているため、一方のセンサが故障した場
合、同一原因によりバックアップ用センサも同時に故障
するおそれがあり、フェールセーフ機能が働かない場合
があるという課題があった。
【0011】本発明はこのような課題に鑑みなされたも
のであり、スリットを容易に正確な形状に設定すること
ができ、かつ簡単に加工することができ、PSDや光源
を所定の正確な位置に設定することができ、したがって
精度が高く、かつ安価な非接触式回転角センサを提供す
ること、また、パッケージの小型化を図ることができ、
装置内への組み込みを容易にすることができ、同一原因
による故障の同時発生を防止することができ、したがっ
てフェールセーフ機能を確実に発揮させることができる
回転角センサを提供することを目的としている。
のであり、スリットを容易に正確な形状に設定すること
ができ、かつ簡単に加工することができ、PSDや光源
を所定の正確な位置に設定することができ、したがって
精度が高く、かつ安価な非接触式回転角センサを提供す
ること、また、パッケージの小型化を図ることができ、
装置内への組み込みを容易にすることができ、同一原因
による故障の同時発生を防止することができ、したがっ
てフェールセーフ機能を確実に発揮させることができる
回転角センサを提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る非接触式回転角センサは、スリットが形
成された円筒形状のスリット板を挟んで光源とPSDと
が対向して配置され、前記スリット板の中心軸を回転軸
として回転するように構成されていることを特徴として
いる(1)。
に本発明に係る非接触式回転角センサは、スリットが形
成された円筒形状のスリット板を挟んで光源とPSDと
が対向して配置され、前記スリット板の中心軸を回転軸
として回転するように構成されていることを特徴として
いる(1)。
【0013】また本発明に係る回転角センサは、上記
(1)記載の非接触式回転角センサのスリット板外周に
抵抗体あるいは導体が配設される一方、筐体側に導体あ
るいは抵抗体が配設され、これら抵抗体と導体により接
触式回転角センサが構成され、該接触式回転角センサと
前記非接触式回転角センサとの出力差が一定値以上にな
ると、前記非接触式回転角センサから前記接触式回転角
センサに、あるいは該接触式回転角センサから前記非接
触式回転角センサに切り換わるように構成されているこ
とを特徴としている(2)。
(1)記載の非接触式回転角センサのスリット板外周に
抵抗体あるいは導体が配設される一方、筐体側に導体あ
るいは抵抗体が配設され、これら抵抗体と導体により接
触式回転角センサが構成され、該接触式回転角センサと
前記非接触式回転角センサとの出力差が一定値以上にな
ると、前記非接触式回転角センサから前記接触式回転角
センサに、あるいは該接触式回転角センサから前記非接
触式回転角センサに切り換わるように構成されているこ
とを特徴としている(2)。
【0014】
【作用】図2は円筒形状のスリット板13にh/lの勾
配を有して形成された直線状のスリット14における円
周長さl、高さh、回転角度θの関係を示した図であ
り、(a)は平面図、(b)は正面視スリット板13の
展開図である。このものの場合、高さhは円周長さlに
比例し、円周長さlは回転角度θに比例するため、高さ
hまたは円周長さlを測定することにより回転角度θを
検知し得ることとなる。
配を有して形成された直線状のスリット14における円
周長さl、高さh、回転角度θの関係を示した図であ
り、(a)は平面図、(b)は正面視スリット板13の
展開図である。このものの場合、高さhは円周長さlに
比例し、円周長さlは回転角度θに比例するため、高さ
hまたは円周長さlを測定することにより回転角度θを
検知し得ることとなる。
【0015】本発明に係る非接触式回転角センサ(1)
によれば、スリットが形成された円筒形状のスリット板
を挟んで光源とPSDとが対向して配置され、前記スリ
ット板の中心軸を回転軸として回転するように構成され
ているので、前記スリット板に所定の勾配を有する直線
形状の前記スリットを形成することにより、前記スリッ
ト板の回転角度に比例して前記スリットを透過した光の
位置を変化させ得ることとなり、該変化した光の位置が
前記PSDで検出され、したがって回転角が非接触状態
で検知されることとなる。また前記スリットを直線形状
に設定可能なため、前記スリットを正確に形成し得るこ
ととなり、かつ前記スリット加工を簡単に施し得ること
となる。また前記スリット板の上方から前記光源と前記
PSDとが確認され、この装置を組み立てる際、前記光
源と前記PSDとを所定の位置に確実に配置し得ること
となる。したがって精度が高く、耐久性を有し、かつ安
価な非接触式回転角センサを製造し得ることとなる。
によれば、スリットが形成された円筒形状のスリット板
を挟んで光源とPSDとが対向して配置され、前記スリ
ット板の中心軸を回転軸として回転するように構成され
ているので、前記スリット板に所定の勾配を有する直線
形状の前記スリットを形成することにより、前記スリッ
ト板の回転角度に比例して前記スリットを透過した光の
位置を変化させ得ることとなり、該変化した光の位置が
前記PSDで検出され、したがって回転角が非接触状態
で検知されることとなる。また前記スリットを直線形状
に設定可能なため、前記スリットを正確に形成し得るこ
ととなり、かつ前記スリット加工を簡単に施し得ること
となる。また前記スリット板の上方から前記光源と前記
PSDとが確認され、この装置を組み立てる際、前記光
源と前記PSDとを所定の位置に確実に配置し得ること
となる。したがって精度が高く、耐久性を有し、かつ安
価な非接触式回転角センサを製造し得ることとなる。
【0016】また本発明に係る回転角センサ(2)によ
れば、上記した非接触式回転角センサ(1)のスリット
板外周に抵抗体あるいは導体が配設される一方、筐体側
に導体あるいは抵抗体が配設され、これら抵抗体と導体
により接触式回転角センサが構成され、該接触式回転角
センサと前記非接触式回転角センサ(1)との出力差が
一定値以上になると、前記非接触式回転角センサ(1)
から前記接触式回転角センサに、あるいは該接触式回転
角センサから前記非接触式回転角センサ(1)に切り換
わるように構成されているので、上記した非接触式回転
角センサ(1)により得られる作用に加え、非接触式と
接触式との異なる2方式により同時に回転角を検知し得
ることとなり、同一原因による故障の同時発生を防止し
得ることとなり、したがってフェールセーフ機能を確実
に発揮させ得ることとなる。また前記非接触式回転角セ
ンサ内に前記接触式回転角センサが設置され、該接触式
回転角センサのための特別な設置スペースが不要とな
り、パッケージの小型化を図り得ることとなり、回転角
を検知すべき装置内への組み込みが容易となる。
れば、上記した非接触式回転角センサ(1)のスリット
板外周に抵抗体あるいは導体が配設される一方、筐体側
に導体あるいは抵抗体が配設され、これら抵抗体と導体
により接触式回転角センサが構成され、該接触式回転角
センサと前記非接触式回転角センサ(1)との出力差が
一定値以上になると、前記非接触式回転角センサ(1)
から前記接触式回転角センサに、あるいは該接触式回転
角センサから前記非接触式回転角センサ(1)に切り換
わるように構成されているので、上記した非接触式回転
角センサ(1)により得られる作用に加え、非接触式と
接触式との異なる2方式により同時に回転角を検知し得
ることとなり、同一原因による故障の同時発生を防止し
得ることとなり、したがってフェールセーフ機能を確実
に発揮させ得ることとなる。また前記非接触式回転角セ
ンサ内に前記接触式回転角センサが設置され、該接触式
回転角センサのための特別な設置スペースが不要とな
り、パッケージの小型化を図り得ることとなり、回転角
を検知すべき装置内への組み込みが容易となる。
【0017】
【実施例】以下、本発明に係る非接触式回転角センサ及
び回転角センサの実施例を図面に基づいて説明する。な
お、従来例と同一機能を有する構成部品には同一の符号
を付すこととする。図1は本発明に係る実施例(1)の
非接触式回転角センサを模式的に示した断面図であり、
図中11は筐体を示している。筐体11は略有底円筒形
形状に形成され、筐体11の下部11a中央には孔11
bが開口されている。孔11bを貫通して軸12cが回
動可能に枢支されており、軸12c下端部はレバー(図
示せず)を介し、エンジンスロットルボデーのスロット
ルバルブシャフト(図示せず)に連結されている。一
方、軸12c上端部にはこれと直角に複数個のリブ12
bが放射状に形成され、リブ12b端部には略円筒形状
の枠体12aが軸12cと同心状に形成されている。
び回転角センサの実施例を図面に基づいて説明する。な
お、従来例と同一機能を有する構成部品には同一の符号
を付すこととする。図1は本発明に係る実施例(1)の
非接触式回転角センサを模式的に示した断面図であり、
図中11は筐体を示している。筐体11は略有底円筒形
形状に形成され、筐体11の下部11a中央には孔11
bが開口されている。孔11bを貫通して軸12cが回
動可能に枢支されており、軸12c下端部はレバー(図
示せず)を介し、エンジンスロットルボデーのスロット
ルバルブシャフト(図示せず)に連結されている。一
方、軸12c上端部にはこれと直角に複数個のリブ12
bが放射状に形成され、リブ12b端部には略円筒形状
の枠体12aが軸12cと同心状に形成されている。
【0018】筐体11の下部11a上面には基板15が
固定されており、基板15中央部には軸12cが貫通す
る孔15aが形成され、基板15表面にはIC、抵抗、
コンデンサ(ともに図示せず)等より成る回路が形成さ
れている。基板15上の所定箇所には所定高さを有する
支持軸16が立設され、支持軸16上部にはLED33
が配設されており、LED33と対向する筐体11内面
の垂直方向には、一次元PSD34がスリット板14外
周に近接して配設され、PSD34は基板15表面の前
記回路に接続されている。
固定されており、基板15中央部には軸12cが貫通す
る孔15aが形成され、基板15表面にはIC、抵抗、
コンデンサ(ともに図示せず)等より成る回路が形成さ
れている。基板15上の所定箇所には所定高さを有する
支持軸16が立設され、支持軸16上部にはLED33
が配設されており、LED33と対向する筐体11内面
の垂直方向には、一次元PSD34がスリット板14外
周に近接して配設され、PSD34は基板15表面の前
記回路に接続されている。
【0019】枠体12aにおける中心角度180°以下
の所定範囲には正面視略長方形形状の開口部12dが形
成されており、開口部12dを塞ぐかたちでスリット板
13が枠体12aの外周面に取り付けられ、枠体12a
の回動とともにスリット板13がLED33とPSD3
4との間で回動するようになっている。図2(b)に示
したように、スリット板13は弾性に富んだ材料を用い
て展開時略長方形形状に形成され、スリット板13には
スリット14が形成されており、スリット14は高さ
(h)/円周長さ(l)の勾配を有する直線形状に形成
されている。これら筐体11、枠体12a、軸12c、
スリット板13、基板15、LED33、PSD34等
により非接触式回転角センサ10が構成されている。
の所定範囲には正面視略長方形形状の開口部12dが形
成されており、開口部12dを塞ぐかたちでスリット板
13が枠体12aの外周面に取り付けられ、枠体12a
の回動とともにスリット板13がLED33とPSD3
4との間で回動するようになっている。図2(b)に示
したように、スリット板13は弾性に富んだ材料を用い
て展開時略長方形形状に形成され、スリット板13には
スリット14が形成されており、スリット14は高さ
(h)/円周長さ(l)の勾配を有する直線形状に形成
されている。これら筐体11、枠体12a、軸12c、
スリット板13、基板15、LED33、PSD34等
により非接触式回転角センサ10が構成されている。
【0020】このように構成された非接触式回転角セン
サ10では、前記スロットルバルブシャフトの回転とと
もにスリット板13が矢印B方向に回転し、LED33
から発生した光がスリット14を透過して対向するPS
D34に照射される。その際、スリット板13の回転角
度に比例してPSD34に照射される光の位置hが変化
し、この光の位置hに比例してPSD34から電圧V1
が出力され、この出力電圧V1 により回転角度θが検出
される。また非接触式回転角センサ10の場合、スリッ
ト14が直線形状であるため、スリット14を正確に形
成し易く、かつスリット14加工に従来のエッチング法
以外の打ち抜き加工法等、効率的な加工法の適用が可能
となる。またこの装置を組み立てる際、上方からLED
33とPSD34との位置を確認することができ、これ
らを所定の位置に正確に配設することができる。したが
って精度が高く、耐久性を有し、かつ安価な非接触式回
転角センサを製造することができる。
サ10では、前記スロットルバルブシャフトの回転とと
もにスリット板13が矢印B方向に回転し、LED33
から発生した光がスリット14を透過して対向するPS
D34に照射される。その際、スリット板13の回転角
度に比例してPSD34に照射される光の位置hが変化
し、この光の位置hに比例してPSD34から電圧V1
が出力され、この出力電圧V1 により回転角度θが検出
される。また非接触式回転角センサ10の場合、スリッ
ト14が直線形状であるため、スリット14を正確に形
成し易く、かつスリット14加工に従来のエッチング法
以外の打ち抜き加工法等、効率的な加工法の適用が可能
となる。またこの装置を組み立てる際、上方からLED
33とPSD34との位置を確認することができ、これ
らを所定の位置に正確に配設することができる。したが
って精度が高く、耐久性を有し、かつ安価な非接触式回
転角センサを製造することができる。
【0021】なお上記実施例(1)では、開口部12d
を中心角度180°以下の範囲に設定したが、別の実施
例では中心角度360°未満の所要角度に設定してもよ
い。
を中心角度180°以下の範囲に設定したが、別の実施
例では中心角度360°未満の所要角度に設定してもよ
い。
【0022】図3は本発明に係る実施例(2)の回転角
センサを模式的に示した断面図であり、(a)は縦断面
図、(b)は(a)におけるX−X線断面図である。筐
体11、枠体12a、軸12c、開口部12d、スリッ
ト板13、スリット14、基板15、LED33、PS
D34等より構成される非接触式回転角センサ機構17
は上記した非接触式回転角センサ10と略同様に構成さ
れているので、ここではその詳細な説明は省略し、非接
触式回転角センサ10と相違する箇所についてのみその
構成を説明する。枠体12a下部外周の所定箇所には平
面視略半円形形状の導体21が配設されており、導体2
1の両端部には抵抗体22、導体23に対する可動接点
21a、21bが接続固定されている。一方、基板15
上部外周の所定箇所には抵抗体22が導体21と同心状
に配設されている。抵抗体22は平面視略半円形形状に
形成され、軸12cの中心との成す角度が略180°以
下の所定範囲に設定されており、抵抗体22の一端部2
2aには供給側電圧VCCが接続され、抵抗体22の他端
部22bはアースGに接続されている。また基板15上
の抵抗体22と対向する側には、抵抗体22と略対称形
状を有する導体23が導体21と同心状に配設されてい
る。回動する枠体12aとともに、その先端が下方に付
勢された可動接点21a、21bが回動し、抵抗体2
2、導体23表面上を摺動するようになっており、抵抗
体22の一端部22aに供給された電圧VCCにより、電
流が抵抗体22、可動接点21a、導体21、可動接点
21bを通って導体23に流れるようになっている。こ
れら抵抗体22、可動接点21a、21b、導体21、
23とで接触式回転角センサ機構24が構成されてお
り、前記スロットルバルブシャフトの回転とともに可動
接点21aが矢印B方向に回転した場合、回転角度に比
例して抵抗が増加し、抵抗体22の抵抗増加に比例して
電圧V2 が導体23の端部23aから出力され、この出
力電圧V2 により回転角度が検出されるようになってい
る。そして非接触式回転角センサ機構17の出力電圧V
1 と接触式回転角センサ機構24の出力電圧V2 とは、
同一回転角度において同一出力になるよう、スリット1
4及び導体21の位置、供給電圧VCCとLED33の光
量等が設定されている。
センサを模式的に示した断面図であり、(a)は縦断面
図、(b)は(a)におけるX−X線断面図である。筐
体11、枠体12a、軸12c、開口部12d、スリッ
ト板13、スリット14、基板15、LED33、PS
D34等より構成される非接触式回転角センサ機構17
は上記した非接触式回転角センサ10と略同様に構成さ
れているので、ここではその詳細な説明は省略し、非接
触式回転角センサ10と相違する箇所についてのみその
構成を説明する。枠体12a下部外周の所定箇所には平
面視略半円形形状の導体21が配設されており、導体2
1の両端部には抵抗体22、導体23に対する可動接点
21a、21bが接続固定されている。一方、基板15
上部外周の所定箇所には抵抗体22が導体21と同心状
に配設されている。抵抗体22は平面視略半円形形状に
形成され、軸12cの中心との成す角度が略180°以
下の所定範囲に設定されており、抵抗体22の一端部2
2aには供給側電圧VCCが接続され、抵抗体22の他端
部22bはアースGに接続されている。また基板15上
の抵抗体22と対向する側には、抵抗体22と略対称形
状を有する導体23が導体21と同心状に配設されてい
る。回動する枠体12aとともに、その先端が下方に付
勢された可動接点21a、21bが回動し、抵抗体2
2、導体23表面上を摺動するようになっており、抵抗
体22の一端部22aに供給された電圧VCCにより、電
流が抵抗体22、可動接点21a、導体21、可動接点
21bを通って導体23に流れるようになっている。こ
れら抵抗体22、可動接点21a、21b、導体21、
23とで接触式回転角センサ機構24が構成されてお
り、前記スロットルバルブシャフトの回転とともに可動
接点21aが矢印B方向に回転した場合、回転角度に比
例して抵抗が増加し、抵抗体22の抵抗増加に比例して
電圧V2 が導体23の端部23aから出力され、この出
力電圧V2 により回転角度が検出されるようになってい
る。そして非接触式回転角センサ機構17の出力電圧V
1 と接触式回転角センサ機構24の出力電圧V2 とは、
同一回転角度において同一出力になるよう、スリット1
4及び導体21の位置、供給電圧VCCとLED33の光
量等が設定されている。
【0023】図4はECU(Electronic Control Uni
t)内における故障検出及び切り換え回路を概略的に示
した回路構成図であり、図中51はオペアンプを示して
いる。オペアンプ51のプラス入力端子には、上記した
非接触式回転角センサ機構17よりの出力電圧V1 が入
力され、オペアンプ51のマイナス入力端子は抵抗Rs
を介してオペアンプ52のマイナス入力端子に接続され
るとともに、抵抗Rf1を介して接続点57aに接続され
ている。またオペアンプ51の出力端子は接続点57a
を介して抵抗R11の一端に接続され、抵抗R11の他端は
接続点57bを介してオペアンプ53のマイナス入力端
子に接続されている。
t)内における故障検出及び切り換え回路を概略的に示
した回路構成図であり、図中51はオペアンプを示して
いる。オペアンプ51のプラス入力端子には、上記した
非接触式回転角センサ機構17よりの出力電圧V1 が入
力され、オペアンプ51のマイナス入力端子は抵抗Rs
を介してオペアンプ52のマイナス入力端子に接続され
るとともに、抵抗Rf1を介して接続点57aに接続され
ている。またオペアンプ51の出力端子は接続点57a
を介して抵抗R11の一端に接続され、抵抗R11の他端は
接続点57bを介してオペアンプ53のマイナス入力端
子に接続されている。
【0024】一方、オペアンプ52のプラス入力端子に
は、上記した接触式回転角センサ機構24よりの出力電
圧V2 が入力され、オペアンプ52の出力端子は接続点
57fに接続されており、接続点57fは抵抗Rf2(R
f2=Rf1)を介してオペアンプ52のマイナス入力端子
に接続されるとともに、抵抗R12(R12=R11)、接続
点57gを介してオペアンプ53のプラス入力端子に接
続されている。また接続点57gは抵抗R22を介して接
続点57hに接続され、接続点57hは抵抗R 3 を介し
て電源VB に接続され、また抵抗R4 を介して接地され
ており、接続点57hで基準電圧VR が設定されるよう
になっている。
は、上記した接触式回転角センサ機構24よりの出力電
圧V2 が入力され、オペアンプ52の出力端子は接続点
57fに接続されており、接続点57fは抵抗Rf2(R
f2=Rf1)を介してオペアンプ52のマイナス入力端子
に接続されるとともに、抵抗R12(R12=R11)、接続
点57gを介してオペアンプ53のプラス入力端子に接
続されている。また接続点57gは抵抗R22を介して接
続点57hに接続され、接続点57hは抵抗R 3 を介し
て電源VB に接続され、また抵抗R4 を介して接地され
ており、接続点57hで基準電圧VR が設定されるよう
になっている。
【0025】オペアンプ53の出力端子は接続点57c
に接続されており、接続点57cはコンパレータ55の
マイナス入力端子に接続されるとともに、接続点57
d、抵抗R21(R21=R22)を介して接続点57bに接
続されている。接続点57dはコンパレータ54のプラ
ス入力端子に接続されており、コンパレータ54のマイ
ナス入力端子は接続点57eに接続されている。接続点
57eは抵抗R5 を介して電源VB に接続されるととも
に、抵抗R6 を介して接続点57iに接続されており、
接続点57iはコンパレータ55のプラス入力端子に接
続されるとともに、抵抗R7 を介して接地されている。
さらにコンパレータ54の出力端子とコンパレータ55
の出力端子はNOR回路56に接続されることにより、
故障検出及び切り換え回路50が構成されている。これ
ら非接触式回転角センサ機構17、接触式回転角センサ
機構24及び故障検出及び切り換え回路50により回転
角センサ20が構成されている。
に接続されており、接続点57cはコンパレータ55の
マイナス入力端子に接続されるとともに、接続点57
d、抵抗R21(R21=R22)を介して接続点57bに接
続されている。接続点57dはコンパレータ54のプラ
ス入力端子に接続されており、コンパレータ54のマイ
ナス入力端子は接続点57eに接続されている。接続点
57eは抵抗R5 を介して電源VB に接続されるととも
に、抵抗R6 を介して接続点57iに接続されており、
接続点57iはコンパレータ55のプラス入力端子に接
続されるとともに、抵抗R7 を介して接地されている。
さらにコンパレータ54の出力端子とコンパレータ55
の出力端子はNOR回路56に接続されることにより、
故障検出及び切り換え回路50が構成されている。これ
ら非接触式回転角センサ機構17、接触式回転角センサ
機構24及び故障検出及び切り換え回路50により回転
角センサ20が構成されている。
【0026】このように構成された回転角センサ20で
は、非接触式回転角センサ機構17により、前記スロッ
トルバルブシャフトの回転角度(出力電圧V1 )が検出
される。また同時に、接触式回転角センサ機構24によ
り、前記スロットルバルブシャフトの回転角度(出力電
圧V2 )が検出される。さらに非接触式回転角センサ機
構17により得られた出力電圧V1 と接触式回転角セン
サ機構24により得られた出力電圧V2 との差V3 (=
V1 −V2 )がオペアンプ51、オペアンプ52及びオ
ペアンプ53で増幅されるとともに、電圧VR で基準電
圧が設定され、オペアンプ53の出力端子から下記の数
2の式で示されるV3OUTが出力される。
は、非接触式回転角センサ機構17により、前記スロッ
トルバルブシャフトの回転角度(出力電圧V1 )が検出
される。また同時に、接触式回転角センサ機構24によ
り、前記スロットルバルブシャフトの回転角度(出力電
圧V2 )が検出される。さらに非接触式回転角センサ機
構17により得られた出力電圧V1 と接触式回転角セン
サ機構24により得られた出力電圧V2 との差V3 (=
V1 −V2 )がオペアンプ51、オペアンプ52及びオ
ペアンプ53で増幅されるとともに、電圧VR で基準電
圧が設定され、オペアンプ53の出力端子から下記の数
2の式で示されるV3OUTが出力される。
【0027】
【数2】
【0028】次に基準電圧VR とオペアンプ53の出力
電圧V3OUTとの差(VR −V3OUT)が設定電圧((V1
−V2 )×増幅率)の上限あるいは下限を超えている否
かがコンパレータ54、コンパレータ55により比較さ
れ、超えていない場合は非接触式回転角センサ機構17
が正常と判断され、超えている場合は非接触式回転角セ
ンサ機構17が故障したと判断される。そしてNOR回
路56から信号が出力され、超えていない場合は非接触
式回転角センサ機構17の作動が続行され、超えている
場合は接触式回転角センサ機構24に切り換えられる。
電圧V3OUTとの差(VR −V3OUT)が設定電圧((V1
−V2 )×増幅率)の上限あるいは下限を超えている否
かがコンパレータ54、コンパレータ55により比較さ
れ、超えていない場合は非接触式回転角センサ機構17
が正常と判断され、超えている場合は非接触式回転角セ
ンサ機構17が故障したと判断される。そしてNOR回
路56から信号が出力され、超えていない場合は非接触
式回転角センサ機構17の作動が続行され、超えている
場合は接触式回転角センサ機構24に切り換えられる。
【0029】上記説明から明らかなように、実施例
(2)に係る回転角センサ20では、上記した非接触式
回転角センサ10と同一の効果を得ることができるとと
もに、非接触式回転角センサ機構17と接触式回転角セ
ンサ機構24との異なる2方式により同時に回転角を検
知することができ、同一原因による故障の同時発生を防
止することができ、したがってフェールセーフ機能を確
実に発揮させることができる。また非接触式回転角セン
サ機構17内に接触式回転角センサ機構24が設置さ
れ、接触式回転角センサ機構24のための特別な設置ス
ペースを不要にすることができ、パッケージの小型化を
図ることができ、回転角を検知すべき装置内への組み込
みを容易にすることができる。
(2)に係る回転角センサ20では、上記した非接触式
回転角センサ10と同一の効果を得ることができるとと
もに、非接触式回転角センサ機構17と接触式回転角セ
ンサ機構24との異なる2方式により同時に回転角を検
知することができ、同一原因による故障の同時発生を防
止することができ、したがってフェールセーフ機能を確
実に発揮させることができる。また非接触式回転角セン
サ機構17内に接触式回転角センサ機構24が設置さ
れ、接触式回転角センサ機構24のための特別な設置ス
ペースを不要にすることができ、パッケージの小型化を
図ることができ、回転角を検知すべき装置内への組み込
みを容易にすることができる。
【0030】なお、実施例(2)のものの場合、オペア
ンプ51、オペアンプ52に非接触式回転角センサ機構
17の出力電圧V1 、接触式回転角センサ機構24の出
力電圧V2 を入力したが、別の実施例では出力電圧V
2 、V1 を入れ替えて入力し、接触式回転角センサ機構
24から非接触式回転角センサ17に切り換えることも
可能である。
ンプ51、オペアンプ52に非接触式回転角センサ機構
17の出力電圧V1 、接触式回転角センサ機構24の出
力電圧V2 を入力したが、別の実施例では出力電圧V
2 、V1 を入れ替えて入力し、接触式回転角センサ機構
24から非接触式回転角センサ17に切り換えることも
可能である。
【0031】また、実施例(2)では導体22が基板1
5上に形成されているが、別の実施例では筐体11の下
部11a上に形成されていてもよい。
5上に形成されているが、別の実施例では筐体11の下
部11a上に形成されていてもよい。
【0032】図5は実施例(3)を示した模式図であ
り、(a)は縦断面図、(b)は(a)におけるX−X
線断面図を示している。この実施例(3)における非接
触式回転角センサ機構17は実施例(2)のものと同様
に構成されているので、その詳細な説明はここでは省略
し、ここでは接触式回転角センサ機構25についてのみ
説明する。枠体12a下部の所定箇所には平面視略半円
形形状の抵抗体27が配設され、抵抗体27は軸12c
の中心との成す角度が略180°以下の所定範囲に設定
されている。抵抗体27の両端部には導体26、導体2
9に対する可動接点27a、27cが接続固定されてお
り、また抵抗体27下方における基板15上の所定箇所
には固定接点27bが配設されている。一方、正面視基
板15上部外周の所定箇所には、平面視略半円形形状を
有する導体26が抵抗体27と同心状に配設され、導体
26と対向する基板15上には、導体26と略対称形状
を有する導体29が配設されている。導体26の一端部
26aに供給側電圧VCCが接続され、導体29の一端部
29aはアースGに接続されている。回動する枠体12
aとともに、その先端が下方に付勢された可動接点27
a、27cが回動し、導体26、29表面上を摺動する
とともに、抵抗体27が回動し、固定接点27b上をバ
ランスがとれた状態で摺動するようになっている。そし
て導体26の一端部26aに供給された電圧VCCによ
り、電流が導体26、可動接点27a、抵抗体27を通
って固定接点27bに流れるようになっており、これら
抵抗体27、導体26、29、可動接点27a、27
c、固定接点27b等とで接触式回転角センサ機構25
が構成されている。
り、(a)は縦断面図、(b)は(a)におけるX−X
線断面図を示している。この実施例(3)における非接
触式回転角センサ機構17は実施例(2)のものと同様
に構成されているので、その詳細な説明はここでは省略
し、ここでは接触式回転角センサ機構25についてのみ
説明する。枠体12a下部の所定箇所には平面視略半円
形形状の抵抗体27が配設され、抵抗体27は軸12c
の中心との成す角度が略180°以下の所定範囲に設定
されている。抵抗体27の両端部には導体26、導体2
9に対する可動接点27a、27cが接続固定されてお
り、また抵抗体27下方における基板15上の所定箇所
には固定接点27bが配設されている。一方、正面視基
板15上部外周の所定箇所には、平面視略半円形形状を
有する導体26が抵抗体27と同心状に配設され、導体
26と対向する基板15上には、導体26と略対称形状
を有する導体29が配設されている。導体26の一端部
26aに供給側電圧VCCが接続され、導体29の一端部
29aはアースGに接続されている。回動する枠体12
aとともに、その先端が下方に付勢された可動接点27
a、27cが回動し、導体26、29表面上を摺動する
とともに、抵抗体27が回動し、固定接点27b上をバ
ランスがとれた状態で摺動するようになっている。そし
て導体26の一端部26aに供給された電圧VCCによ
り、電流が導体26、可動接点27a、抵抗体27を通
って固定接点27bに流れるようになっており、これら
抵抗体27、導体26、29、可動接点27a、27
c、固定接点27b等とで接触式回転角センサ機構25
が構成されている。
【0033】このように構成された回転角センサでは、
実施例(2)のものと異なり、スリット板13外周下部
に抵抗体27が配設され、筐体11側に導体26、29
が配設されており、前記スロットルバルブシャフトの回
転とともに可動接点27aが矢印B方向に回転した場
合、回転角度に比例して抵抗が増加し、抵抗体27の抵
抗増加に比例して電圧V2 が固定接点27bから出力さ
れ、この出力電圧V2 により回転角度が検出されるよう
になっており、実施例(2)の回転角センサ20の場合
と同様の効果を得ることができる。
実施例(2)のものと異なり、スリット板13外周下部
に抵抗体27が配設され、筐体11側に導体26、29
が配設されており、前記スロットルバルブシャフトの回
転とともに可動接点27aが矢印B方向に回転した場
合、回転角度に比例して抵抗が増加し、抵抗体27の抵
抗増加に比例して電圧V2 が固定接点27bから出力さ
れ、この出力電圧V2 により回転角度が検出されるよう
になっており、実施例(2)の回転角センサ20の場合
と同様の効果を得ることができる。
【0034】なお、上記した実施例のものではいずれも
光源にLEDを用いたが、他の光源を用いることも可能
である。
光源にLEDを用いたが、他の光源を用いることも可能
である。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係る非接触
式回転角センサ(1)にあっては、スリットが形成され
た円筒形状のスリット板を挟んで光源とPSDとが対向
して配置され、前記スリット板の中心軸を回転軸として
回転するように構成されているので、前記スリット板に
所定の勾配を有する直線形状の前記スリットを形成する
ことにより、前記スリット板の回転角度に比例して前記
スリットを透過した光の位置を変化させることができ、
該変化した光の位置を前記PSDで検出することがで
き、したがって回転角を非接触状態で検知することがで
きる。また前記スリットを直線形状に設定可能なため、
前記スリットを正確に形成することができ、かつ前記ス
リット加工を簡単に施すことができる。また前記スリッ
ト板の上方から前記光源と前記PSDとを確認すること
ができ、この装置を組み立てる際、前記光源と前記PS
Dとを所定の位置に確実に配置することができる。した
がって精度が高く、耐久性を有し、かつ安価な非接触式
回転角センサを製造することができる。
式回転角センサ(1)にあっては、スリットが形成され
た円筒形状のスリット板を挟んで光源とPSDとが対向
して配置され、前記スリット板の中心軸を回転軸として
回転するように構成されているので、前記スリット板に
所定の勾配を有する直線形状の前記スリットを形成する
ことにより、前記スリット板の回転角度に比例して前記
スリットを透過した光の位置を変化させることができ、
該変化した光の位置を前記PSDで検出することがで
き、したがって回転角を非接触状態で検知することがで
きる。また前記スリットを直線形状に設定可能なため、
前記スリットを正確に形成することができ、かつ前記ス
リット加工を簡単に施すことができる。また前記スリッ
ト板の上方から前記光源と前記PSDとを確認すること
ができ、この装置を組み立てる際、前記光源と前記PS
Dとを所定の位置に確実に配置することができる。した
がって精度が高く、耐久性を有し、かつ安価な非接触式
回転角センサを製造することができる。
【0036】また本発明に係る回転角センサ(2)にあ
っては、上記した非接触式回転角センサ(1)のスリッ
ト板外周に抵抗体あるいは導体が配設される一方、筐体
側に導体あるいは抵抗体が配設され、これら抵抗体と導
体により接触式回転角センサが構成され、該接触式回転
角センサと前記非接触式回転角センサとの出力差が一定
値以上になると、前記非接触式回転角センサから前記接
触式回転角センサに、あるいは該接触式回転角センサか
ら前記非接触式回転角センサに切り換わるように構成さ
れているので、上記した非接触式回転角センサ(1)に
より得られる効果に加え、非接触式と接触式との異なる
2方式により同時に回転角を検知することができ、同一
原因による故障の同時発生を防止することができ、した
がってフェールセーフ機能を確実に発揮させることがで
きる。また前記非接触式回転角センサ内に前記接触式回
転角センサが設置され、該接触式回転角センサのための
特別な設置スペースを不要にすることができ、パッケー
ジの小型化を図ることができ、回転角を検知すべき装置
内への組み込みを容易にすることができる。
っては、上記した非接触式回転角センサ(1)のスリッ
ト板外周に抵抗体あるいは導体が配設される一方、筐体
側に導体あるいは抵抗体が配設され、これら抵抗体と導
体により接触式回転角センサが構成され、該接触式回転
角センサと前記非接触式回転角センサとの出力差が一定
値以上になると、前記非接触式回転角センサから前記接
触式回転角センサに、あるいは該接触式回転角センサか
ら前記非接触式回転角センサに切り換わるように構成さ
れているので、上記した非接触式回転角センサ(1)に
より得られる効果に加え、非接触式と接触式との異なる
2方式により同時に回転角を検知することができ、同一
原因による故障の同時発生を防止することができ、した
がってフェールセーフ機能を確実に発揮させることがで
きる。また前記非接触式回転角センサ内に前記接触式回
転角センサが設置され、該接触式回転角センサのための
特別な設置スペースを不要にすることができ、パッケー
ジの小型化を図ることができ、回転角を検知すべき装置
内への組み込みを容易にすることができる。
【図1】本発明に係る実施例(1)の非接触式回転角セ
ンサを模式的に示した断面図である。
ンサを模式的に示した断面図である。
【図2】円筒形状のスリット板にh/lの勾配を有して
形成された直線状のスリットにおける円周長さl、高さ
h、回転角度θの関係を示した図であり、(a)は平面
図、(b)はスリット板の展開図である。
形成された直線状のスリットにおける円周長さl、高さ
h、回転角度θの関係を示した図であり、(a)は平面
図、(b)はスリット板の展開図である。
【図3】本発明に係る実施例(2)の回転角センサを模
式的に示した断面図であり、(a)は縦断面図、(b)
は(a)におけるX−X線断面図である。
式的に示した断面図であり、(a)は縦断面図、(b)
は(a)におけるX−X線断面図である。
【図4】実施例(2)のECU内における故障検出及び
切り換え回路を概略的に示した回路構成図である。
切り換え回路を概略的に示した回路構成図である。
【図5】回転角センサの実施例(3)を示した模式図で
あり、(a)は縦断面図、(b)は(a)におけるX−
X線断面図である。
あり、(a)は縦断面図、(b)は(a)におけるX−
X線断面図である。
【図6】従来の非接触式回転角センサを示した概略図で
あり、(a)は縦断面図、(b)はスリット板を示す平
面図である。
あり、(a)は縦断面図、(b)はスリット板を示す平
面図である。
【図7】従来の接触式回転角センサを概略的に示した平
面図である。
面図である。
【符号の説明】 10 非接触式回転角センサ 12c 軸 13 スリット板 14 スリット 33 LED 34 PSD
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02D 45/00 364 G G01D 5/34 G01D 5/34 B
Claims (2)
- 【請求項1】 スリットが形成された円筒形状のスリッ
ト板を挟んで光源とPSDとが対向して配置され、前記
スリット板の中心軸を回転軸として回転するように構成
されていることを特徴とする非接触式回転角センサ。 - 【請求項2】 請求項1記載の非接触式回転角センサの
スリット板外周に抵抗体あるいは導体が配設される一
方、筐体側に導体あるいは抵抗体が配設され、これら抵
抗体と導体により接触式回転角センサが構成され、該接
触式回転角センサと前記非接触式回転角センサとの出力
差が一定値以上になると、前記非接触式回転角センサか
ら前記接触式回転角センサに、あるいは該接触式回転角
センサから前記非接触式回転角センサに切り換わるよう
に構成されていることを特徴とする回転角センサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23635093A JPH0791940A (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | 非接触式回転角センサ及び回転角センサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23635093A JPH0791940A (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | 非接触式回転角センサ及び回転角センサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0791940A true JPH0791940A (ja) | 1995-04-07 |
Family
ID=16999511
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23635093A Withdrawn JPH0791940A (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | 非接触式回転角センサ及び回転角センサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0791940A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102004018106A1 (de) * | 2004-04-14 | 2005-11-03 | Markus Guggenmos | Hochgenauer optischer Positionsdetektor für dynamische Antriebe |
| WO2011135941A1 (ja) * | 2010-04-30 | 2011-11-03 | オリンパス株式会社 | 光ポテンショメータ及びマニピュレータ |
-
1993
- 1993-09-22 JP JP23635093A patent/JPH0791940A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102004018106A1 (de) * | 2004-04-14 | 2005-11-03 | Markus Guggenmos | Hochgenauer optischer Positionsdetektor für dynamische Antriebe |
| DE102004018106B4 (de) * | 2004-04-14 | 2008-08-07 | Markus Guggenmos | Hochgenauer optischer Positionsdetektor für Galvanometer-Drehantiebe |
| WO2011135941A1 (ja) * | 2010-04-30 | 2011-11-03 | オリンパス株式会社 | 光ポテンショメータ及びマニピュレータ |
| JP2011230278A (ja) * | 2010-04-30 | 2011-11-17 | Olympus Corp | 光ポテンショメータ及びマニピュレータ |
| CN102859329A (zh) * | 2010-04-30 | 2013-01-02 | 奥林巴斯株式会社 | 光位移传感器和机械手 |
| US8933387B2 (en) | 2010-04-30 | 2015-01-13 | Olympus Corporation | Optical potentiometer and manipulator |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001128 |