JPH06314041A - 加熱装置、画像形成装置、及び加熱体 - Google Patents
加熱装置、画像形成装置、及び加熱体Info
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- JPH06314041A JPH06314041A JP12504193A JP12504193A JPH06314041A JP H06314041 A JPH06314041 A JP H06314041A JP 12504193 A JP12504193 A JP 12504193A JP 12504193 A JP12504193 A JP 12504193A JP H06314041 A JPH06314041 A JP H06314041A
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- heat
- heating element
- heated
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 フィルム加熱方式の加熱装置について、プロ
セススピードを高速化した場合でも、圧接ニップ部Nの
加熱体温度を低く押えてしかも良好な加熱処理性を確保
できるようにして高温によるフィルム25の劣化や摩耗
を軽減化すること、被加熱材Pが圧接ニップ部Nに突入
したときの急激な加熱に伴う水蒸気の爆発的な一度の多
量の吹き出しを防止し、記録材Pの画像定着にあっては
その吹き出しによるトナー画像Tの飛び散り現象を低減
化すること等。 【構成】 フィルム加熱方式の加熱装置において、加熱
体20は被加熱材搬送方向に対して少なくとも2つの発
熱分布のピークがあり、少なくとも1つの発熱分布のピ
ークは圧接ニップ部Nにあり、他の少なくとも1つの発
熱分布のピークは圧接ニップ部Nよりも被加熱材搬送方
向上流側Lに配設されていること。
セススピードを高速化した場合でも、圧接ニップ部Nの
加熱体温度を低く押えてしかも良好な加熱処理性を確保
できるようにして高温によるフィルム25の劣化や摩耗
を軽減化すること、被加熱材Pが圧接ニップ部Nに突入
したときの急激な加熱に伴う水蒸気の爆発的な一度の多
量の吹き出しを防止し、記録材Pの画像定着にあっては
その吹き出しによるトナー画像Tの飛び散り現象を低減
化すること等。 【構成】 フィルム加熱方式の加熱装置において、加熱
体20は被加熱材搬送方向に対して少なくとも2つの発
熱分布のピークがあり、少なくとも1つの発熱分布のピ
ークは圧接ニップ部Nにあり、他の少なくとも1つの発
熱分布のピークは圧接ニップ部Nよりも被加熱材搬送方
向上流側Lに配設されていること。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加熱体に耐熱性フィル
ムを加圧部材で密着させて摺動搬送させ、該耐熱性フィ
ルムを挟んで加熱体と加圧部材とで形成される圧接ニッ
プ部の耐熱性フィルムと加圧部材との間に被加熱材を導
入して耐熱性フィルムと一緒に圧接ニップ部を挟持搬送
させることにより加熱体の熱を耐熱性フィルムを介して
被加熱材に付与するフィルム加熱方式の加熱装置に関す
る。また、画像形成装置、加熱体に関する。
ムを加圧部材で密着させて摺動搬送させ、該耐熱性フィ
ルムを挟んで加熱体と加圧部材とで形成される圧接ニッ
プ部の耐熱性フィルムと加圧部材との間に被加熱材を導
入して耐熱性フィルムと一緒に圧接ニップ部を挟持搬送
させることにより加熱体の熱を耐熱性フィルムを介して
被加熱材に付与するフィルム加熱方式の加熱装置に関す
る。また、画像形成装置、加熱体に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のようなフィルム加熱方式の加熱装
置は、例えば特開昭63−313182号公報・特開平
2−157878号公報・特開平4−44075号公報
・特開平4−204980号公報等に提案されており、
複写機・レーザービームプリンター・ファクシミリ・マ
イクロフィルムリーダプリンター・画像表示(ディスプ
レイ)装置・記録機等に画像形成装置において、電子写
真・静電記録・磁気記録等の適宜の画像形成プロセス手
段により加熱溶融性の樹脂等より成るトナーを用いて画
像支持体としての記録材(エレクトロファックスシート
・静電記録シート・転写材シート・印刷紙など)の面に
直接方式もしくは間接(転写)方式で形成した目的の画
像情報に対応した未定着のトナー画像(被定着像)を該
画像を担持している記録材面に永久固着画像として加熱
定着処理する画像加熱定置装置として活用できる。
置は、例えば特開昭63−313182号公報・特開平
2−157878号公報・特開平4−44075号公報
・特開平4−204980号公報等に提案されており、
複写機・レーザービームプリンター・ファクシミリ・マ
イクロフィルムリーダプリンター・画像表示(ディスプ
レイ)装置・記録機等に画像形成装置において、電子写
真・静電記録・磁気記録等の適宜の画像形成プロセス手
段により加熱溶融性の樹脂等より成るトナーを用いて画
像支持体としての記録材(エレクトロファックスシート
・静電記録シート・転写材シート・印刷紙など)の面に
直接方式もしくは間接(転写)方式で形成した目的の画
像情報に対応した未定着のトナー画像(被定着像)を該
画像を担持している記録材面に永久固着画像として加熱
定着処理する画像加熱定置装置として活用できる。
【0003】また、定着装置に限らず、例えば画像を担
持した記録材を加熱して表面性を改質する装置、仮定着
する装置等、広く被加熱材を加熱処理する手段・装置と
して使用できる。
持した記録材を加熱して表面性を改質する装置、仮定着
する装置等、広く被加熱材を加熱処理する手段・装置と
して使用できる。
【0004】フィルム加熱方式の加熱装置は、他に知ら
れている熱ローラ方式・熱板方式・ベルト加熱方式・フ
ラッシュ加熱方式・オープン加熱方式等の加熱装置ない
しは画像加熱定着装置との対比において、.加熱体と
して低熱容量加熱体を、フィルムとして薄膜の低熱容量
のものを用いることができるため、省電力化・ウェイト
タイム短縮化(クイックスタート性)が可能になり、ま
た本機内昇温を抑えることができ、.画像加熱定着装
置にあっては定着点と分離点が別に設定できるためオフ
セットを防止できる、その他、他の方式装置の種々の欠
点を解決できるなどの利点を有し、効果的なものであ
る。
れている熱ローラ方式・熱板方式・ベルト加熱方式・フ
ラッシュ加熱方式・オープン加熱方式等の加熱装置ない
しは画像加熱定着装置との対比において、.加熱体と
して低熱容量加熱体を、フィルムとして薄膜の低熱容量
のものを用いることができるため、省電力化・ウェイト
タイム短縮化(クイックスタート性)が可能になり、ま
た本機内昇温を抑えることができ、.画像加熱定着装
置にあっては定着点と分離点が別に設定できるためオフ
セットを防止できる、その他、他の方式装置の種々の欠
点を解決できるなどの利点を有し、効果的なものであ
る。
【0005】図13にフィルム加熱方式の加熱装置(画
像加熱定着装置)の要部の拡大横断面模型図を示した。
像加熱定着装置)の要部の拡大横断面模型図を示した。
【0006】20は加熱体(セラミックヒーター)であ
り、この加熱体20に耐熱性フィルム(定着フィルム)
25を加圧部材としての加圧ローラ28で密着させて摺
動搬送させ、該耐熱性フィルム25を挟んで加熱体20
と加圧ローラ28とで形成される圧接ニップ部(定着ニ
ップ部)Nの耐熱性フィルム25と加圧ローラ28との
間に被加熱材としての画像定着すべき記録材Pを導入し
て耐熱性フィルム25と一緒に圧接ニップ部Nを挟持搬
送させることにより加熱体20の熱を耐熱性フィルムを
介して記録材Pに付与して記録材P上の未定着顕画像
(トナー画像)Tを記録材P面に加熱定着させるもので
ある。圧接ニップ部Nを通った記録材Pはフィルム25
の面から分離されて搬送される。
り、この加熱体20に耐熱性フィルム(定着フィルム)
25を加圧部材としての加圧ローラ28で密着させて摺
動搬送させ、該耐熱性フィルム25を挟んで加熱体20
と加圧ローラ28とで形成される圧接ニップ部(定着ニ
ップ部)Nの耐熱性フィルム25と加圧ローラ28との
間に被加熱材としての画像定着すべき記録材Pを導入し
て耐熱性フィルム25と一緒に圧接ニップ部Nを挟持搬
送させることにより加熱体20の熱を耐熱性フィルムを
介して記録材Pに付与して記録材P上の未定着顕画像
(トナー画像)Tを記録材P面に加熱定着させるもので
ある。圧接ニップ部Nを通った記録材Pはフィルム25
の面から分離されて搬送される。
【0007】加熱体20は、耐熱性フィルム25もしく
は被加熱材としての記録材Pの搬送方向aに対して直角
方向を長手とする細長の耐熱性・絶縁性・良熱伝導性の
基板22、該基板の表面側の短手方向中央部に基板長手
に沿って形成具備させた抵抗発熱体23、この抵抗発熱
体を形成した加熱体表面を保護させた耐熱性オーバーコ
ート層24、抵抗発熱体23の長手両端部の給電用電極
(不図示)、基板裏面側に具備させた、加熱体温度を検
知するサーミスタ等の検温素子29等からなる全体に低
熱容量の線状加熱体である。
は被加熱材としての記録材Pの搬送方向aに対して直角
方向を長手とする細長の耐熱性・絶縁性・良熱伝導性の
基板22、該基板の表面側の短手方向中央部に基板長手
に沿って形成具備させた抵抗発熱体23、この抵抗発熱
体を形成した加熱体表面を保護させた耐熱性オーバーコ
ート層24、抵抗発熱体23の長手両端部の給電用電極
(不図示)、基板裏面側に具備させた、加熱体温度を検
知するサーミスタ等の検温素子29等からなる全体に低
熱容量の線状加熱体である。
【0008】この加熱体20を、抵抗発熱体23を形成
具備させた表面側を下向きに露呈させて剛性・断熱性を
有するヒーター支持体21に保持させて固定配設してあ
る。
具備させた表面側を下向きに露呈させて剛性・断熱性を
有するヒーター支持体21に保持させて固定配設してあ
る。
【0009】加熱体20は抵抗発熱体23の両端部電極
に対する給電により該抵抗発熱体23が長手全長にわた
って発熱することで昇温し、その昇温が検温素子29で
検知され、その検知温度が温度制御回路(不図示)へフ
ィードバックされて加熱体の温度が所定の温度に維持さ
れるように抵抗発熱体23への通電が制御される。
に対する給電により該抵抗発熱体23が長手全長にわた
って発熱することで昇温し、その昇温が検温素子29で
検知され、その検知温度が温度制御回路(不図示)へフ
ィードバックされて加熱体の温度が所定の温度に維持さ
れるように抵抗発熱体23への通電が制御される。
【0010】耐熱性フィルム25はエンドレスベルト状
のものにして回転駆動して搬送させる構成のものもある
し、ロール巻の長尺フィルムにしてこれを繰り出し搬送
させる構成のものもある。
のものにして回転駆動して搬送させる構成のものもある
し、ロール巻の長尺フィルムにしてこれを繰り出し搬送
させる構成のものもある。
【0011】従来の装置は、加熱体基板22の短手方向
幅中心ならびに抵抗発熱体23の短手方向幅中心は圧接
ニップ部Nの略中心と略一致するように構成されてい
た。
幅中心ならびに抵抗発熱体23の短手方向幅中心は圧接
ニップ部Nの略中心と略一致するように構成されてい
た。
【0012】また抵抗発熱体23の短手方向幅Wは圧接
ニップ部Nの幅とほぼ同等又は圧接ニップ部Nの幅以下
であり、圧接ニップ部N内を集中して加熱する構成とな
っていた。
ニップ部Nの幅とほぼ同等又は圧接ニップ部Nの幅以下
であり、圧接ニップ部N内を集中して加熱する構成とな
っていた。
【0013】
【発明が解決しようとしている課題】しかし上記のよう
に圧接ニップ部N内を主として集中加熱する構成の場
合、画像加熱定着装置にあっては定着処理時の記録材搬
送スピード(プロセススピード)が比較的低速の場合に
は問題ないが、プロセススピードが高速の場合には以下
のような問題が生じた。
に圧接ニップ部N内を主として集中加熱する構成の場
合、画像加熱定着装置にあっては定着処理時の記録材搬
送スピード(プロセススピード)が比較的低速の場合に
は問題ないが、プロセススピードが高速の場合には以下
のような問題が生じた。
【0014】a.圧接ニップ部Nにおける抵抗発熱体2
3の温度を高温にしなければ十分な定着性が得られな
い。しかし、圧接ニップ部N内における加熱体温度を高
温にすると、圧接ニップ部Nにおける耐熱性フィルムの
摩耗が大きくなり、フィルム25の寿命が短くなり、摩
耗で生じたフィルム摩耗粉が加熱体20の表面に固着し
定着画像に悪影響を与える。
3の温度を高温にしなければ十分な定着性が得られな
い。しかし、圧接ニップ部N内における加熱体温度を高
温にすると、圧接ニップ部Nにおける耐熱性フィルムの
摩耗が大きくなり、フィルム25の寿命が短くなり、摩
耗で生じたフィルム摩耗粉が加熱体20の表面に固着し
定着画像に悪影響を与える。
【0015】b.未定着トナー画像Tを担持した記録材
Pが圧接ニップ部Nに突入すると同時に該圧接ニップ部
の高温で急激に加熱されると、記録材P中に含まれてい
た水分が爆発的に一度に多量の水蒸気となり、圧接ニッ
プ部Nから該ニップ部の記録材搬入口方向に矢印bのよ
うに吹き出るため未定着トナー画像Tが飛び散らされて
しまうという問題が生じる。
Pが圧接ニップ部Nに突入すると同時に該圧接ニップ部
の高温で急激に加熱されると、記録材P中に含まれてい
た水分が爆発的に一度に多量の水蒸気となり、圧接ニッ
プ部Nから該ニップ部の記録材搬入口方向に矢印bのよ
うに吹き出るため未定着トナー画像Tが飛び散らされて
しまうという問題が生じる。
【0016】この現象は、特に、記録材搬送方向aと直
角方向のライン画像において上記圧接ニップ部Nで発生
した水蒸気bが吹き出る際、該ライン画像で水蒸気の抜
け道がふさがれる状態となるために発生しやすい。
角方向のライン画像において上記圧接ニップ部Nで発生
した水蒸気bが吹き出る際、該ライン画像で水蒸気の抜
け道がふさがれる状態となるために発生しやすい。
【0017】そこで本発明は上記aやbの問題を解消す
ることを目的とする。
ることを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴とする、加熱装置、画像形成装置、及び加熱体であ
る。
徴とする、加熱装置、画像形成装置、及び加熱体であ
る。
【0019】(1)加熱体に耐熱性フィルムを加圧部材
で密着させて摺動搬送させ、該耐熱性フィルムを挟んで
加熱体と加圧部材とで形成される圧接ニップ部の耐熱性
フィルムと加圧部材との間に被加熱材を導入して耐熱性
フィルムと一緒に圧接ニップ部を挟持搬送させることに
より加熱体の熱を耐熱性フィルムを介して被加熱材に付
与する加熱装置において、前記加熱体は被加熱材搬送方
向に対して少なくとも2つの発熱分布のピークがあり、
少なくとも1つの発熱分布のピークは前記圧接ニップ部
にあり、他の少なくとも1つの発熱分布のピークは前記
圧接ニップ部よりも被加熱材搬送方向上流側に配設され
ていることを特徴とする加熱装置。
で密着させて摺動搬送させ、該耐熱性フィルムを挟んで
加熱体と加圧部材とで形成される圧接ニップ部の耐熱性
フィルムと加圧部材との間に被加熱材を導入して耐熱性
フィルムと一緒に圧接ニップ部を挟持搬送させることに
より加熱体の熱を耐熱性フィルムを介して被加熱材に付
与する加熱装置において、前記加熱体は被加熱材搬送方
向に対して少なくとも2つの発熱分布のピークがあり、
少なくとも1つの発熱分布のピークは前記圧接ニップ部
にあり、他の少なくとも1つの発熱分布のピークは前記
圧接ニップ部よりも被加熱材搬送方向上流側に配設され
ていることを特徴とする加熱装置。
【0020】(2)加熱体に耐熱性フィルムを加圧部材
で密着させて摺動搬送させ、該耐熱性フィルムを挟んで
加熱体と加圧部材とで形成される圧接ニップ部の耐熱性
フィルムと加圧部材との間に被加熱材を導入して耐熱性
フィルムと一緒に圧接ニップ部を挟持搬送させることに
より加熱体の熱を耐熱性フィルムを介して被加熱材に付
与する加熱装置において、前記加熱体は絶縁性熱伝導性
基板上に被加熱材搬送方向に対して直角に延びる抵抗発
熱体を少なくとも2本備え、少なくとも1つの抵抗発熱
体は前記圧接ニップ部にあり、他の少なくとも1つの抵
抗発熱体は前記圧接ニップ部よりも被加熱材搬送方向上
流側に配設されており、前者の抵抗発熱体の抵抗をR1
とし、後者の抵抗発熱体の抵抗をR2 としたとき、R1
≦R2 の関係にあることを特徴とする加熱装置。
で密着させて摺動搬送させ、該耐熱性フィルムを挟んで
加熱体と加圧部材とで形成される圧接ニップ部の耐熱性
フィルムと加圧部材との間に被加熱材を導入して耐熱性
フィルムと一緒に圧接ニップ部を挟持搬送させることに
より加熱体の熱を耐熱性フィルムを介して被加熱材に付
与する加熱装置において、前記加熱体は絶縁性熱伝導性
基板上に被加熱材搬送方向に対して直角に延びる抵抗発
熱体を少なくとも2本備え、少なくとも1つの抵抗発熱
体は前記圧接ニップ部にあり、他の少なくとも1つの抵
抗発熱体は前記圧接ニップ部よりも被加熱材搬送方向上
流側に配設されており、前者の抵抗発熱体の抵抗をR1
とし、後者の抵抗発熱体の抵抗をR2 としたとき、R1
≦R2 の関係にあることを特徴とする加熱装置。
【0021】(3)前記加熱体の温度を検知する検温素
子が、該加熱体の前記圧接ニップ部領域内の加熱体裏面
側に配設されることを特徴とする(1)又は(2)に記
載の加熱装置。
子が、該加熱体の前記圧接ニップ部領域内の加熱体裏面
側に配設されることを特徴とする(1)又は(2)に記
載の加熱装置。
【0022】(4)被加熱材が画像定着すべき記録材で
あり、該記録材に未定着画像を加熱定着させる画像加熱
定着装置であることを特徴とする(1)乃至(3)の何
れかに記載の加熱装置。
あり、該記録材に未定着画像を加熱定着させる画像加熱
定着装置であることを特徴とする(1)乃至(3)の何
れかに記載の加熱装置。
【0023】(5)加熱体に耐熱性フィルムを加圧部材
で密着させて摺動搬送させ、該耐熱性フィルムを挟んで
加熱体と加圧部材とで形成される圧接ニップ部の耐熱性
フィルムと加圧部材との間に被加熱材を導入して耐熱性
フィルムと一緒に圧接ニップ部を挟持搬送させることに
より加熱体の熱を耐熱性フィルムを介して被加熱材に付
与する加熱装置において、前記加熱体は被加熱材搬送方
向に対して直角方向に延びる抵抗発熱体を備え、該抵抗
発熱体の少なくとも一部が被加熱材搬入側の圧接ニップ
部外に配設されていることを特徴とする加熱装置。
で密着させて摺動搬送させ、該耐熱性フィルムを挟んで
加熱体と加圧部材とで形成される圧接ニップ部の耐熱性
フィルムと加圧部材との間に被加熱材を導入して耐熱性
フィルムと一緒に圧接ニップ部を挟持搬送させることに
より加熱体の熱を耐熱性フィルムを介して被加熱材に付
与する加熱装置において、前記加熱体は被加熱材搬送方
向に対して直角方向に延びる抵抗発熱体を備え、該抵抗
発熱体の少なくとも一部が被加熱材搬入側の圧接ニップ
部外に配設されていることを特徴とする加熱装置。
【0024】(6)加熱体に耐熱性フィルムを加圧部材
で密着させて摺動搬送させ、該耐熱性フィルムを挟んで
加熱体と加圧部材とで形成される圧接ニップ部の耐熱性
フィルムと加圧部材との間に被加熱材を導入して耐熱性
フィルムと一緒に圧接ニップ部を挟持搬送させることに
より加熱体の熱を耐熱性フィルムを介して被加熱材に付
与する加熱装置において、前記加熱体は、熱伝導性基板
と、該基板上に形成した発熱体とを備え、該基板の短手
幅方向中心が前記圧接ニップ部中心よりも被加熱材搬入
側に配設されていることを特徴とする加熱装置。
で密着させて摺動搬送させ、該耐熱性フィルムを挟んで
加熱体と加圧部材とで形成される圧接ニップ部の耐熱性
フィルムと加圧部材との間に被加熱材を導入して耐熱性
フィルムと一緒に圧接ニップ部を挟持搬送させることに
より加熱体の熱を耐熱性フィルムを介して被加熱材に付
与する加熱装置において、前記加熱体は、熱伝導性基板
と、該基板上に形成した発熱体とを備え、該基板の短手
幅方向中心が前記圧接ニップ部中心よりも被加熱材搬入
側に配設されていることを特徴とする加熱装置。
【0025】(7)被加熱材が画像定着すべき記録材で
あり、該記録材に未定着画像を加熱定着させる画像加熱
定着装置であることを特徴とする(5)又は(6)に記
載の加熱装置。
あり、該記録材に未定着画像を加熱定着させる画像加熱
定着装置であることを特徴とする(5)又は(6)に記
載の加熱装置。
【0026】(8)前記(1)乃至(7)の何れかに記
載の加熱装置を、記録材に未定着画像を加熱定着させる
画像加熱定着装置として備えていることを特徴とする画
像形成装置。
載の加熱装置を、記録材に未定着画像を加熱定着させる
画像加熱定着装置として備えていることを特徴とする画
像形成装置。
【0027】(9)基板と、該基板に形成された抵抗発
熱体を基本構成体とし、抵抗発熱体に電力を供給して発
熱させる加熱体であり、被加熱体との相対移動方向に対
して少なくとも2つの発熱分布のピークを有することを
特徴とする加熱体。
熱体を基本構成体とし、抵抗発熱体に電力を供給して発
熱させる加熱体であり、被加熱体との相対移動方向に対
して少なくとも2つの発熱分布のピークを有することを
特徴とする加熱体。
【0028】(10)基板と、該基板に形成された抵抗
発熱体を基本構成体とし、抵抗発熱体に電力を供給して
発熱させる加熱体であり、被加熱体との相対移動方向に
対して直角に延びる抵抗発熱体を少なくとも2本備え、
少なくとも1つの抵抗発熱体の抵抗をR1 とし、他の少
なくとも1つの抵抗発熱体の抵抗をR2 としたとき、R
1 ≦R2 の関係にあることを特徴とする加熱体。
発熱体を基本構成体とし、抵抗発熱体に電力を供給して
発熱させる加熱体であり、被加熱体との相対移動方向に
対して直角に延びる抵抗発熱体を少なくとも2本備え、
少なくとも1つの抵抗発熱体の抵抗をR1 とし、他の少
なくとも1つの抵抗発熱体の抵抗をR2 としたとき、R
1 ≦R2 の関係にあることを特徴とする加熱体。
【0029】(11)基板と、該基板に形成された抵抗
発熱体を基本構成体とし、抵抗発熱体に電力を供給して
発熱させる加熱体であり、被加熱体との相対移動方向に
対して直角に延びる抵抗発熱体を備え、該抵抗発熱体の
少なくとも一部が被加熱材を加熱体に圧接させる加圧部
材との圧接ニップ部外に配設されていことを特徴とする
加熱体。
発熱体を基本構成体とし、抵抗発熱体に電力を供給して
発熱させる加熱体であり、被加熱体との相対移動方向に
対して直角に延びる抵抗発熱体を備え、該抵抗発熱体の
少なくとも一部が被加熱材を加熱体に圧接させる加圧部
材との圧接ニップ部外に配設されていことを特徴とする
加熱体。
【0030】(12)基板と、該基板に形成された抵抗
発熱体を基本構成体とし、抵抗発熱体に電力を供給して
発熱させる加熱体であり、被加熱体との相対移動方向に
対して直角に延びる抵抗発熱体を備え、該基板の被加熱
体との相対移動方向の中心が被加熱材を加熱体に圧接さ
せる加圧部材との圧接ニップ部中心よりも異なる位置に
配設されていることを特徴とする加熱体。
発熱体を基本構成体とし、抵抗発熱体に電力を供給して
発熱させる加熱体であり、被加熱体との相対移動方向に
対して直角に延びる抵抗発熱体を備え、該基板の被加熱
体との相対移動方向の中心が被加熱材を加熱体に圧接さ
せる加圧部材との圧接ニップ部中心よりも異なる位置に
配設されていることを特徴とする加熱体。
【0031】
1)圧接ニップ部よりも被加熱材搬送方向上流側の加熱
体面領域(加熱体前面領域)は、発熱分布のピークの存
在、若しくは抵抗発熱体の存在、若しくは圧接ニップ部
の抵抗加熱体の延長部の存在、若しくは圧接ニップ部か
らの良好な伝熱により充分に温められるので、被加熱材
は圧接ニップ部へ突入する前にこの加熱体前面領域を通
過する過程でフィルムを介してこの加熱体前面領域の面
に近接又は軽く接触しつつ通過することで前加熱(プレ
加熱)される。そしてこの前加熱された被加熱材は引き
続いて圧接ニップ部を通過する過程で本加熱され、被加
熱材が記録材であればトナー画像の加熱溶融定着が行わ
れる。
体面領域(加熱体前面領域)は、発熱分布のピークの存
在、若しくは抵抗発熱体の存在、若しくは圧接ニップ部
の抵抗加熱体の延長部の存在、若しくは圧接ニップ部か
らの良好な伝熱により充分に温められるので、被加熱材
は圧接ニップ部へ突入する前にこの加熱体前面領域を通
過する過程でフィルムを介してこの加熱体前面領域の面
に近接又は軽く接触しつつ通過することで前加熱(プレ
加熱)される。そしてこの前加熱された被加熱材は引き
続いて圧接ニップ部を通過する過程で本加熱され、被加
熱材が記録材であればトナー画像の加熱溶融定着が行わ
れる。
【0032】従って、被加熱材は圧接ニップ部で加熱を
受ける前に加熱体前面領域で前加熱されることで、プロ
セススピードを高速化した場合でも、圧接ニップ部にお
ける加熱体温度を低く設定しても良好な加熱処理性、記
録材にあっては良好な定着性を確保することが可能であ
り、プロセススピードを高速化したときに圧接ニップ部
の加熱体温度を高温化することに伴うフィルムの劣化や
摩耗の問題を解消する或は軽減化できる。
受ける前に加熱体前面領域で前加熱されることで、プロ
セススピードを高速化した場合でも、圧接ニップ部にお
ける加熱体温度を低く設定しても良好な加熱処理性、記
録材にあっては良好な定着性を確保することが可能であ
り、プロセススピードを高速化したときに圧接ニップ部
の加熱体温度を高温化することに伴うフィルムの劣化や
摩耗の問題を解消する或は軽減化できる。
【0033】2)被加熱材が圧接ニップ部に突入する前
の加熱体前面領域での被加熱材の前加熱により、被加熱
材中の水分の一部を蒸発させることができること、記録
材にあっては未定着トナーがこの前加熱で「ねばりけ」
をもたせられることから、記録材がフィルムと押圧密着
状態となる圧接ニップ部に記録材が前加熱なしに突入し
たときの急激な加熱に伴う記録材含有水蒸気の圧接ニッ
プ部から記録材搬入側への爆発的な一度の多量の吹き出
し、その吹き出しによる横ライントナー画像の飛び散り
現象を低減化できる。
の加熱体前面領域での被加熱材の前加熱により、被加熱
材中の水分の一部を蒸発させることができること、記録
材にあっては未定着トナーがこの前加熱で「ねばりけ」
をもたせられることから、記録材がフィルムと押圧密着
状態となる圧接ニップ部に記録材が前加熱なしに突入し
たときの急激な加熱に伴う記録材含有水蒸気の圧接ニッ
プ部から記録材搬入側への爆発的な一度の多量の吹き出
し、その吹き出しによる横ライントナー画像の飛び散り
現象を低減化できる。
【0034】3)加熱体前面領域に抵抗発熱体を設ける
ことにより、該領域の温度を積極的に素早く所定の温度
とすることが可能であり、ウェイトタイムのさらなる短
縮化が図れる。
ことにより、該領域の温度を積極的に素早く所定の温度
とすることが可能であり、ウェイトタイムのさらなる短
縮化が図れる。
【0035】
〈第1の実施例〉(図1〜図4) 図1は本実施例の加熱装置としてのフィルム加熱方式の
画像加熱定着装置の一例の概略構成図、図2は要部の拡
大横断面模型図、図3は加熱体の途中部省略・一部切欠
き平面模型図である。前述図13の装置と共通する構成
部材・部分には同一の符号を付して再度の説明を省略す
る。
画像加熱定着装置の一例の概略構成図、図2は要部の拡
大横断面模型図、図3は加熱体の途中部省略・一部切欠
き平面模型図である。前述図13の装置と共通する構成
部材・部分には同一の符号を付して再度の説明を省略す
る。
【0036】図1において、耐熱性フィルム25はエン
ドレスベルト状フィルムであり、駆動ローラ26と、従
動ローラ27と、この両ローラ26・27間の下方にヒ
ーター支持体21に保持させて固定支持させて配設した
加熱体20との互いに並行な該3部材26・27・20
間に懸回張設してある。
ドレスベルト状フィルムであり、駆動ローラ26と、従
動ローラ27と、この両ローラ26・27間の下方にヒ
ーター支持体21に保持させて固定支持させて配設した
加熱体20との互いに並行な該3部材26・27・20
間に懸回張設してある。
【0037】従動ローラ27はフィルム25のテンショ
ンローラを兼ねさせてあり、フィルム25は駆動ローラ
26の時計方向回転駆動に伴い時計方向に所定の周速
度、即ち不図示の画像形成部側から搬送されてくる未定
着トナー画像Tを上面に担持した被加熱材としての記録
材Pの搬送速度と同じ周速度をもってシワや蛇行、速度
遅れなく回動駆動される。
ンローラを兼ねさせてあり、フィルム25は駆動ローラ
26の時計方向回転駆動に伴い時計方向に所定の周速
度、即ち不図示の画像形成部側から搬送されてくる未定
着トナー画像Tを上面に担持した被加熱材としての記録
材Pの搬送速度と同じ周速度をもってシワや蛇行、速度
遅れなく回動駆動される。
【0038】加圧ローラ28はシリコンゴム等の離型性
の良いゴム弾性層を有するローラであり、前記フィルム
25の下行側フィルム部分を挟ませて加熱体20の下面
に対して付勢手段により例えば総圧4〜10kgの当接
圧をもって対向圧接させてあり、記録材Pの搬送方向に
順方向の反時計方向に回転する。
の良いゴム弾性層を有するローラであり、前記フィルム
25の下行側フィルム部分を挟ませて加熱体20の下面
に対して付勢手段により例えば総圧4〜10kgの当接
圧をもって対向圧接させてあり、記録材Pの搬送方向に
順方向の反時計方向に回転する。
【0039】回転駆動されるエンドレスベルト状のフィ
ルム25は繰り返してトナー画像の加熱定着に供される
から、耐熱性・離型性・耐久性等に優れ、一般的には総
厚100μm以下、好ましくは40μm以下の薄肉のも
のを使用する。
ルム25は繰り返してトナー画像の加熱定着に供される
から、耐熱性・離型性・耐久性等に優れ、一般的には総
厚100μm以下、好ましくは40μm以下の薄肉のも
のを使用する。
【0040】例えばポリイミド・ポリエーテルイミド・
PES・PFA(4フッ化エチレンーバーフルオロアル
キルビニルエーテル共重合体樹脂)などの耐熱樹脂の単
層フィルム、或は複合層フィルム例えば20μm厚フィ
ルムの少なくとも画像当接面側にPTFE(4フッ化エ
チレン樹脂)・PAF等のフッ素樹脂に導電材を添加し
た離型性コート層を10μm厚に施したものなどであ
る。
PES・PFA(4フッ化エチレンーバーフルオロアル
キルビニルエーテル共重合体樹脂)などの耐熱樹脂の単
層フィルム、或は複合層フィルム例えば20μm厚フィ
ルムの少なくとも画像当接面側にPTFE(4フッ化エ
チレン樹脂)・PAF等のフッ素樹脂に導電材を添加し
た離型性コート層を10μm厚に施したものなどであ
る。
【0041】ヒーター支持体21は例えばPPS(ポリ
フェニレンサルファイド)、PAI(ポリアミドイミ
ド)、PI(ポリイミド)、PEEK(ポリエーテルエ
ーテルケトン)、液晶ポリマー等の高耐熱性樹脂や、こ
れらの樹脂とセラミツクス金属・ガラス等との複合材料
などで構成できる。
フェニレンサルファイド)、PAI(ポリアミドイミ
ド)、PI(ポリイミド)、PEEK(ポリエーテルエ
ーテルケトン)、液晶ポリマー等の高耐熱性樹脂や、こ
れらの樹脂とセラミツクス金属・ガラス等との複合材料
などで構成できる。
【0042】加熱体20の基板22は、例えば、アルミ
ナや窒化アルミニウム等の厚み1mm・幅10mm・長
さ240mmの良熱伝導体である。
ナや窒化アルミニウム等の厚み1mm・幅10mm・長
さ240mmの良熱伝導体である。
【0043】本実施例において、加熱体20はその基板
22の表面に第1と第2の2本の低熱容量の通電発熱体
23a・23bを具備させてある。この2本の通電発熱
体23a・23bは図3のように基板22の表面に長手
に沿って間隔をあけて並行に形成してあり、何れも例え
ばAg/Pd、RuO2 、Ta2 N等の電気抵抗材料を
スクリーン印刷等により線状もしくは帯状に塗工したも
のである。
22の表面に第1と第2の2本の低熱容量の通電発熱体
23a・23bを具備させてある。この2本の通電発熱
体23a・23bは図3のように基板22の表面に長手
に沿って間隔をあけて並行に形成してあり、何れも例え
ばAg/Pd、RuO2 、Ta2 N等の電気抵抗材料を
スクリーン印刷等により線状もしくは帯状に塗工したも
のである。
【0044】第1の通電発熱体23aの幅は2.5mm
とし、第2の通電発熱体23bの幅は1mmとしてあ
る。31a・31a、31b・31bは上記の第1と第
2の各通電発熱体23a・23bの両端部に導通させて
基板表面の両端部面に形成具備させた給電用電極であ
り、Ag等をスクリーン印刷等で塗工して形成してあ
る。該電極31a・31a間、及び電極31b・31b
間にそれぞれ不図示の通電回路より通電することで、第
1及び第2の通電発熱体23a・23bがそれぞれその
全長にわたって発熱する。
とし、第2の通電発熱体23bの幅は1mmとしてあ
る。31a・31a、31b・31bは上記の第1と第
2の各通電発熱体23a・23bの両端部に導通させて
基板表面の両端部面に形成具備させた給電用電極であ
り、Ag等をスクリーン印刷等で塗工して形成してあ
る。該電極31a・31a間、及び電極31b・31b
間にそれぞれ不図示の通電回路より通電することで、第
1及び第2の通電発熱体23a・23bがそれぞれその
全長にわたって発熱する。
【0045】加熱体20の表面保護のための耐熱性オー
バーコート層24は例えば耐熱性ガラス層である。
バーコート層24は例えば耐熱性ガラス層である。
【0046】29a・29bは第1と第2の検温素子
(サーミスタ等)であり、それぞれ第1と第2の抵抗発
熱体23a・23bの位置に対応する基板裏面側の位置
に接触させて配設してある。
(サーミスタ等)であり、それぞれ第1と第2の抵抗発
熱体23a・23bの位置に対応する基板裏面側の位置
に接触させて配設してある。
【0047】そしてこの加熱体20に対してフィルム2
5を挟ませて加圧ローラ28を圧接させた状態におい
て、加熱体20と加圧ローラ28とがフィルム25を挟
んで圧接して形成する圧接ニップ部Nの幅領域(本実施
例では約3mm幅)内に第1の抵抗発熱体23aが位置
しており、第2の抵抗発熱体23bが上記の圧接ニップ
部Nよりもフィルムの搬送方向上流側に位置している。
即ちLは圧接ニップ部Nよりもフィルム搬送方向上流側
の加熱体表面部の幅領域(加熱体前面領域)であり、第
2の抵抗発熱体23bはこの加熱体前面領域L内に位置
している。
5を挟ませて加圧ローラ28を圧接させた状態におい
て、加熱体20と加圧ローラ28とがフィルム25を挟
んで圧接して形成する圧接ニップ部Nの幅領域(本実施
例では約3mm幅)内に第1の抵抗発熱体23aが位置
しており、第2の抵抗発熱体23bが上記の圧接ニップ
部Nよりもフィルムの搬送方向上流側に位置している。
即ちLは圧接ニップ部Nよりもフィルム搬送方向上流側
の加熱体表面部の幅領域(加熱体前面領域)であり、第
2の抵抗発熱体23bはこの加熱体前面領域L内に位置
している。
【0048】第1と第2の抵抗発熱体23a・23bは
それぞれ基板裏面に設けられた前記の第1と第2の検温
素子29a・29bの出力に応じて各々所定の温度、例
えば第1の抵抗発熱体23aは190°C、第2の抵抗
発熱体23bは180°Cのように個別に温調される。
そのときの発熱分布は図4のようになる。
それぞれ基板裏面に設けられた前記の第1と第2の検温
素子29a・29bの出力に応じて各々所定の温度、例
えば第1の抵抗発熱体23aは190°C、第2の抵抗
発熱体23bは180°Cのように個別に温調される。
そのときの発熱分布は図4のようになる。
【0049】上記のような構成にすることで、未定着ト
ナー画像Tを担持した記録材Pは圧接ニップ部Nに突入
する前に加熱体前面領域Lを、フィルム25を介して加
熱体20の該前面領域Lの面に近接又は軽く接触しつつ
通過する。この加熱体前面領域Lは第2の抵抗発熱体2
3bにより充分に温められているので、記録材Pは圧接
ニップ部に入る前にこの加熱体前面領域Lを通過する過
程で記録材及び未定着トナー画像が前加熱される。
ナー画像Tを担持した記録材Pは圧接ニップ部Nに突入
する前に加熱体前面領域Lを、フィルム25を介して加
熱体20の該前面領域Lの面に近接又は軽く接触しつつ
通過する。この加熱体前面領域Lは第2の抵抗発熱体2
3bにより充分に温められているので、記録材Pは圧接
ニップ部に入る前にこの加熱体前面領域Lを通過する過
程で記録材及び未定着トナー画像が前加熱される。
【0050】そしてこの前加熱された記録材Pは引き続
いて圧接ニップ部Nを通過する過程で第1の抵抗発熱体
23aの発熱により本加熱されてトナー画像Tの加熱溶
融定着が行われる。
いて圧接ニップ部Nを通過する過程で第1の抵抗発熱体
23aの発熱により本加熱されてトナー画像Tの加熱溶
融定着が行われる。
【0051】従って、記録材P及び未定着トナー画像T
は加熱体前面領域Lで前加熱されることで、プロセスス
ピードを高速化した場合でも、圧接ニップ部Nにおける
加熱体温度を低く設定しても良好な定着性を確保するこ
とが可能であり、プロセススピードを高速化したときに
圧接ニップ部Nの加熱体温度を高温化することに伴うフ
ィルム25の劣化や摩耗の問題を解消する或は軽減化で
きる。
は加熱体前面領域Lで前加熱されることで、プロセスス
ピードを高速化した場合でも、圧接ニップ部Nにおける
加熱体温度を低く設定しても良好な定着性を確保するこ
とが可能であり、プロセススピードを高速化したときに
圧接ニップ部Nの加熱体温度を高温化することに伴うフ
ィルム25の劣化や摩耗の問題を解消する或は軽減化で
きる。
【0052】記録材Pが圧接ニップ部Nに突入する前の
加熱体前面領域Lでの記録材の前加熱により、記録材中
の水分の一部を蒸発させることができること、未定着ト
ナーTがこの前加熱で「ねばりけ」をもたせられること
から、記録材Pがフィルム25と押圧密着状態となる圧
接ニップ部Nに記録材Pが前加熱なしに突入したときの
急激な加熱に伴う記録材含有水蒸気の圧接ニップ部Nか
ら記録材搬入側への爆発的な一度の多量の吹き出し、そ
の吹き出しによる横ライントナー画像の飛び散り現象を
低減化できる。
加熱体前面領域Lでの記録材の前加熱により、記録材中
の水分の一部を蒸発させることができること、未定着ト
ナーTがこの前加熱で「ねばりけ」をもたせられること
から、記録材Pがフィルム25と押圧密着状態となる圧
接ニップ部Nに記録材Pが前加熱なしに突入したときの
急激な加熱に伴う記録材含有水蒸気の圧接ニップ部Nか
ら記録材搬入側への爆発的な一度の多量の吹き出し、そ
の吹き出しによる横ライントナー画像の飛び散り現象を
低減化できる。
【0053】加熱体前面領域Lに第2の抵抗発熱体23
bを設けることにより、該領域Lの温度を積極的に素早
く所定の温度とすることが可能であり、ウェイトタイム
のさらなる短縮化が図れる。 〈第2の実施例〉(図5) 前記第1の実施例では加熱体20の第1と第2の抵抗発
熱体23a・23bを各々独立してそれぞれ対応の第1
と第2の検温素子29a・29bの検出温度により各個
に温調制御をしたが、圧接ニップ部Nに対応する第1の
抵抗発熱体23aのみを温調制御し、加熱体前面領域L
に対応する第2の抵抗発熱体23bは定電力印加でもよ
い。
bを設けることにより、該領域Lの温度を積極的に素早
く所定の温度とすることが可能であり、ウェイトタイム
のさらなる短縮化が図れる。 〈第2の実施例〉(図5) 前記第1の実施例では加熱体20の第1と第2の抵抗発
熱体23a・23bを各々独立してそれぞれ対応の第1
と第2の検温素子29a・29bの検出温度により各個
に温調制御をしたが、圧接ニップ部Nに対応する第1の
抵抗発熱体23aのみを温調制御し、加熱体前面領域L
に対応する第2の抵抗発熱体23bは定電力印加でもよ
い。
【0054】例えば、前記第1の実施例において、第2
の検温素子29bを図5のようになくして、第2の抵抗
発熱体23bには定電力を印加し、第1の抵抗発熱体2
3aはこれに対応する検温素子29の検出温度にもとづ
いて190°Cに温調して記録材Pの画像定着処理を実
行させたところ、第1の実施例と同様に充分な定着性、
及びトナー飛び散り等のない良好な定着画像が得られ
た。
の検温素子29bを図5のようになくして、第2の抵抗
発熱体23bには定電力を印加し、第1の抵抗発熱体2
3aはこれに対応する検温素子29の検出温度にもとづ
いて190°Cに温調して記録材Pの画像定着処理を実
行させたところ、第1の実施例と同様に充分な定着性、
及びトナー飛び散り等のない良好な定着画像が得られ
た。
【0055】圧接ニップ部N外である加熱体前面領域L
に対応する第2の抵抗発熱体23bに印加される電力
は、圧接ニップ部N内に対応する第1の抵抗発熱体23
aに印加される最大電力よりも小さくされる。これは圧
接ニップ部N内の発熱部分は、発生した熱量の大部分が
フィルム25・記録材P・加圧ローラ28等に奪われ温
度が低下するためより多くの電力が消費されるためであ
る。
に対応する第2の抵抗発熱体23bに印加される電力
は、圧接ニップ部N内に対応する第1の抵抗発熱体23
aに印加される最大電力よりも小さくされる。これは圧
接ニップ部N内の発熱部分は、発生した熱量の大部分が
フィルム25・記録材P・加圧ローラ28等に奪われ温
度が低下するためより多くの電力が消費されるためであ
る。
【0056】第2の抵抗発熱体23bに印加される電力
を減じる方法としては、印加電圧を下げる、該抵抗発熱
体23bの抵抗値を大きくする等の方法があるが、何れ
でもよい。
を減じる方法としては、印加電圧を下げる、該抵抗発熱
体23bの抵抗値を大きくする等の方法があるが、何れ
でもよい。
【0057】〈第3の実施例〉(図6) 前記第1及び第2の実施例では加熱体20の第1と第2
の抵抗発熱体23a・23bを各々独立に電力供給して
発熱させたが、その両抵抗発熱体23a・23bに同一
電極から通電して同一温調制御をしてもよい。
の抵抗発熱体23a・23bを各々独立に電力供給して
発熱させたが、その両抵抗発熱体23a・23bに同一
電極から通電して同一温調制御をしてもよい。
【0058】本実施例はこの例であり、図6のように第
1及び第2の抵抗発熱体23a・23bはそれぞれその
両端部の共通電極31・31から通電して発熱させる。
1及び第2の抵抗発熱体23a・23bはそれぞれその
両端部の共通電極31・31から通電して発熱させる。
【0059】加熱体20の温調は第1の抵抗発熱体23
aに対応する検温素子29の出力に応じて圧接ニップ部
Nの領域内の温度が所定温度となるようにされる。
aに対応する検温素子29の出力に応じて圧接ニップ部
Nの領域内の温度が所定温度となるようにされる。
【0060】このような構成においては、第1及び第2
の抵抗発熱体23a・23b間には同一の電圧が印加さ
れるので、その両抵抗発熱体に流れる電流(即ち発熱体
に印加される電力)は該両抵抗発熱体23a・23bの
抵抗値比によって分割される。ここで第1の抵抗発熱体
23aの抵抗値をR1 、第2の抵抗発熱体23bの抵抗
値をR2 とする。
の抵抗発熱体23a・23b間には同一の電圧が印加さ
れるので、その両抵抗発熱体に流れる電流(即ち発熱体
に印加される電力)は該両抵抗発熱体23a・23bの
抵抗値比によって分割される。ここで第1の抵抗発熱体
23aの抵抗値をR1 、第2の抵抗発熱体23bの抵抗
値をR2 とする。
【0061】本実施例の加熱装置においては、加熱体2
0の熱は定着フィルム25・記録材P・加圧ローラ28
・ヒーター支持体21等に拡散していく。このとき第1
と第2の抵抗発熱体23a・23bは、圧接ニップ部N
でフィルム25・記録材Pに強く圧接される加熱体面領
域の第1の抵抗発熱体23aの方が、加熱体前面領域L
側の第2の抵抗発熱体23bよりも、熱の奪われる量が
多い。従って第1と第2の抵抗発熱体23a・23bに
同一電流を印加すると、すなわちR1 =R2 にすると、
第2の抵抗発熱体23b部の方が高温になる。
0の熱は定着フィルム25・記録材P・加圧ローラ28
・ヒーター支持体21等に拡散していく。このとき第1
と第2の抵抗発熱体23a・23bは、圧接ニップ部N
でフィルム25・記録材Pに強く圧接される加熱体面領
域の第1の抵抗発熱体23aの方が、加熱体前面領域L
側の第2の抵抗発熱体23bよりも、熱の奪われる量が
多い。従って第1と第2の抵抗発熱体23a・23bに
同一電流を印加すると、すなわちR1 =R2 にすると、
第2の抵抗発熱体23b部の方が高温になる。
【0062】この両者の抵抗値の関係をR1 >R2 にす
ると、V=IRよりI1 <I2 となり、W=VIより第
1の抵抗発熱体23a部の発熱量よりも第2の抵抗発熱
体23b部の発熱量が大となり、上述したように第1の
抵抗発熱体23a部の熱の奪われる量が多いことによ
り、この第1の抵抗発熱体23a部に比較して第2の抵
抗発熱体23b部の温度が著しく昇温する。これは圧接
ニップ部Nを必要温度、例えば190°Cに温調した場
合、第2の抵抗発熱体23b部はヒーター支持体21や
フィルム25の耐熱温度を越えてしまい好ましくない。
ると、V=IRよりI1 <I2 となり、W=VIより第
1の抵抗発熱体23a部の発熱量よりも第2の抵抗発熱
体23b部の発熱量が大となり、上述したように第1の
抵抗発熱体23a部の熱の奪われる量が多いことによ
り、この第1の抵抗発熱体23a部に比較して第2の抵
抗発熱体23b部の温度が著しく昇温する。これは圧接
ニップ部Nを必要温度、例えば190°Cに温調した場
合、第2の抵抗発熱体23b部はヒーター支持体21や
フィルム25の耐熱温度を越えてしまい好ましくない。
【0063】従って、第2の抵抗発熱体23b部の昇温
が比較的少ないR1 =R2 もしくはR1 <Rの関係にあ
ることが好ましい。
が比較的少ないR1 =R2 もしくはR1 <Rの関係にあ
ることが好ましい。
【0064】本実施例においては加熱体20として、厚
み1mm・幅10mm・長さ270mmのアルミナ基板
22上にフィルム搬送方向最下流4mmのラインを中心
に幅2mmの第1の抵抗発熱体23aを、フィルム搬送
方向最下流より7mmのラインを中心に幅1mmの第2
の抵抗発熱体23bを設け、表面に30μmの耐熱ガラ
ス層をオーバーコート層24として設けたものを用い
た。
み1mm・幅10mm・長さ270mmのアルミナ基板
22上にフィルム搬送方向最下流4mmのラインを中心
に幅2mmの第1の抵抗発熱体23aを、フィルム搬送
方向最下流より7mmのラインを中心に幅1mmの第2
の抵抗発熱体23bを設け、表面に30μmの耐熱ガラ
ス層をオーバーコート層24として設けたものを用い
た。
【0065】第1及び第2の抵抗発熱体23a・23b
は共に同一材質を用い、幅で抵抗値を決定し、本実施例
では2R1 ≒R2 とした。
は共に同一材質を用い、幅で抵抗値を決定し、本実施例
では2R1 ≒R2 とした。
【0066】この加熱体20を図1の装置に組み込み、
第1の抵抗発熱体23aに対応する検温素子29により
圧接ニップ部N内の温度が180°Cになるように温調
した。
第1の抵抗発熱体23aに対応する検温素子29により
圧接ニップ部N内の温度が180°Cになるように温調
した。
【0067】そしてキヤノン(株)製複写機FCー3/
5用トナーで未定着画像Tを形成担持させた記録材Pの
搬送速度を100mm/secにして加熱定着処理を実
行させたところ、充分な定着性、及びトナー飛び散り等
のない良好な定着画像を得ることができた。
5用トナーで未定着画像Tを形成担持させた記録材Pの
搬送速度を100mm/secにして加熱定着処理を実
行させたところ、充分な定着性、及びトナー飛び散り等
のない良好な定着画像を得ることができた。
【0068】また第1及び第2の各抵抗発熱体23a・
23bに対して同一の電極31・31より通電している
ので、加熱体20上での電極間(図3において電極31
a・31b間)での沿面距離をとる必要がなく、加熱体
20自体を小型化できる。
23bに対して同一の電極31・31より通電している
ので、加熱体20上での電極間(図3において電極31
a・31b間)での沿面距離をとる必要がなく、加熱体
20自体を小型化できる。
【0069】又、電源より加熱体電極31・31へ通電
する通電電極側も構成が単純となり小型化できるメリッ
トがある。
する通電電極側も構成が単純となり小型化できるメリッ
トがある。
【0070】(比較例)比較例として第2の抵抗発熱体
23bを塗工具備させなかった以外はこの第3の実施例
と同じ構成の加熱体を作製し、この加熱体を図1の装置
に組み込み、加熱定着処理を実行させたところ、キヤノ
ン(株)製複写機FCー3/5用トナーで未定着画像を
形成担持させた記録材を100mm/secで搬送した
場合に充分な定着性を得るためには加熱体温調温度とし
て200°Cが必要であった。
23bを塗工具備させなかった以外はこの第3の実施例
と同じ構成の加熱体を作製し、この加熱体を図1の装置
に組み込み、加熱定着処理を実行させたところ、キヤノ
ン(株)製複写機FCー3/5用トナーで未定着画像を
形成担持させた記録材を100mm/secで搬送した
場合に充分な定着性を得るためには加熱体温調温度とし
て200°Cが必要であった。
【0071】また高湿度環境(湿度90%)に長期放置
した記録材を用いたところ、最初の数枚〜数十枚にかけ
て記録材中の水分の水蒸気が原因とみられる、記録材搬
送方向に対して直角方向のトナー画像細線にトナー飛び
散りがみられた。
した記録材を用いたところ、最初の数枚〜数十枚にかけ
て記録材中の水分の水蒸気が原因とみられる、記録材搬
送方向に対して直角方向のトナー画像細線にトナー飛び
散りがみられた。
【0072】〈第4の実施例〉(図7) 加熱体20の基板22は平板のものでなくとも他の形状
でもよい。本実施例はその例を示すものである。
でもよい。本実施例はその例を示すものである。
【0073】図7の加熱体20は、フィルム25の搬送
方向上流側に向けて円弧状面になっていて、この円弧状
面に第2の抵抗発熱体23bが配設されており、フィル
ム25を挟んで加圧ローラ28と形成する圧接ニップ部
Nは平面状で第1の抵抗発熱体23aが配設されてい
る。
方向上流側に向けて円弧状面になっていて、この円弧状
面に第2の抵抗発熱体23bが配設されており、フィル
ム25を挟んで加圧ローラ28と形成する圧接ニップ部
Nは平面状で第1の抵抗発熱体23aが配設されてい
る。
【0074】本実施例のように加熱体20のフィルム搬
送方向上流側を円弧状面にしてやることにより、フィル
ム25との密着性が平板に比較して良くなるので、フィ
ルム25が効率よく加熱されてフィルム表面の温度が上
昇するため定着性の向上、及びトナー飛び散り防止に有
効である。
送方向上流側を円弧状面にしてやることにより、フィル
ム25との密着性が平板に比較して良くなるので、フィ
ルム25が効率よく加熱されてフィルム表面の温度が上
昇するため定着性の向上、及びトナー飛び散り防止に有
効である。
【0075】本実施例では加熱体20のフィルム搬送方
向上流側を円弧状面にしたが、全体を円弧状面としても
よい。
向上流側を円弧状面にしたが、全体を円弧状面としても
よい。
【0076】〈第5の実施例〉(図5) 図8の示した本実施例の加熱体20において、基板22
は厚み1mm・幅10mm・長さ240mmの良熱伝導
体、例えばアルミナや窒化アルミニウム等である。抵抗
発熱体23は1本だけで、その幅は2.5mmとした。
n1 は圧接ニップ部Nの幅中心(発熱中心)、n2 は基
板22の幅中心(短手方向中心)、n3は抵抗発熱体2
3の幅中心(短手方向中心)である。
は厚み1mm・幅10mm・長さ240mmの良熱伝導
体、例えばアルミナや窒化アルミニウム等である。抵抗
発熱体23は1本だけで、その幅は2.5mmとした。
n1 は圧接ニップ部Nの幅中心(発熱中心)、n2 は基
板22の幅中心(短手方向中心)、n3は抵抗発熱体2
3の幅中心(短手方向中心)である。
【0077】抵抗発熱体23はその幅中心n1 が基板2
2の幅中心n2 よりも約1.5mm記録材排出側に位置
させて基板22面に形成具備させてある。また圧接ニッ
プ部Nの幅中心と抵抗発熱体23の幅中心n3 とが略一
致し、圧接ニップ部Nの幅が約3mmとなるように加圧
ローラ28を加熱体20にフィルム25を介して圧接配
設してある。
2の幅中心n2 よりも約1.5mm記録材排出側に位置
させて基板22面に形成具備させてある。また圧接ニッ
プ部Nの幅中心と抵抗発熱体23の幅中心n3 とが略一
致し、圧接ニップ部Nの幅が約3mmとなるように加圧
ローラ28を加熱体20にフィルム25を介して圧接配
設してある。
【0078】上記の構成において未定着トナー画像Tを
担持した記録材Pは圧接ニップ部Nへ突入する前に圧接
ニップ部Nよりもフィルム搬送方向上流側に幅広に形成
された加熱体前面領域Lを、フィルム25を介して加熱
体20の該前面領域Lの面に近接又は軽く接触しつつ通
過する。
担持した記録材Pは圧接ニップ部Nへ突入する前に圧接
ニップ部Nよりもフィルム搬送方向上流側に幅広に形成
された加熱体前面領域Lを、フィルム25を介して加熱
体20の該前面領域Lの面に近接又は軽く接触しつつ通
過する。
【0079】加熱体基板22として良熱伝導体を用いて
いるので定着処理時には抵抗発熱体23で発生した熱が
伝熱して加熱体前面領域Lの加熱体部分も高温になって
おり、従って記録材Pは圧接ニップ部Nへ突入する前に
この加熱体前面領域Lを通過する過程で記録材及び未定
着トナー画像が前加熱され、この前加熱された記録材P
が引き続いて圧接ニップ部Nを通過する過程で抵抗発熱
体23の発熱により本加熱されてトナー画像Tの加熱溶
融定着が行なわれる。
いるので定着処理時には抵抗発熱体23で発生した熱が
伝熱して加熱体前面領域Lの加熱体部分も高温になって
おり、従って記録材Pは圧接ニップ部Nへ突入する前に
この加熱体前面領域Lを通過する過程で記録材及び未定
着トナー画像が前加熱され、この前加熱された記録材P
が引き続いて圧接ニップ部Nを通過する過程で抵抗発熱
体23の発熱により本加熱されてトナー画像Tの加熱溶
融定着が行なわれる。
【0080】従って本実施例の場合も前記第1乃至第4
の実施例と同様に、充分な定着性、及びナトー飛び散り
等のない良好な定着画像が得られる。
の実施例と同様に、充分な定着性、及びナトー飛び散り
等のない良好な定着画像が得られる。
【0081】なお、単に加熱体前面領域Lを長くするた
めに、加熱体基板22の全体(記録材搬入側も搬出側
も)の幅を広くすることは加熱体全体の熱容量が大きく
なるために抵抗発熱体23の温度(圧接ニップ部N内の
温度)を定着可能温度に昇温させるのに必要な電力が大
きくなるばかりか、抵抗発熱体からの伝熱が記録材搬入
側と搬出側とに2等分されるため十分な効果が得られな
い。 〈第6の実施例〉(図9) 図9に示した本実施例の加熱体20は基板22の幅を約
8mmにし第5の実施例の10mmのものより狭いもの
としてある。
めに、加熱体基板22の全体(記録材搬入側も搬出側
も)の幅を広くすることは加熱体全体の熱容量が大きく
なるために抵抗発熱体23の温度(圧接ニップ部N内の
温度)を定着可能温度に昇温させるのに必要な電力が大
きくなるばかりか、抵抗発熱体からの伝熱が記録材搬入
側と搬出側とに2等分されるため十分な効果が得られな
い。 〈第6の実施例〉(図9) 図9に示した本実施例の加熱体20は基板22の幅を約
8mmにし第5の実施例の10mmのものより狭いもの
としてある。
【0082】また基板22の幅中心n2 は圧接ニップ部
Nの幅中心n1 と略一致させてあり、抵抗発熱体23を
圧接ニップ部N外の加熱体前面領域Lまで形成してあ
る。
Nの幅中心n1 と略一致させてあり、抵抗発熱体23を
圧接ニップ部N外の加熱体前面領域Lまで形成してあ
る。
【0083】このような加熱体20を用いた場合、圧接
ニップ部Nに突入する前に記録材Pおよび未定着トナー
Tを前加熱する時間(L/(プロセススピード))は前
述第5の実施例の場合よりも短くなるが、この加熱体前
面領域Lにおいても抵抗発熱体23が発熱するために該
加熱体前面領域Lにおける加熱体部分の温度が高くな
り、第5の実施例のもの以上の効果が得られる。
ニップ部Nに突入する前に記録材Pおよび未定着トナー
Tを前加熱する時間(L/(プロセススピード))は前
述第5の実施例の場合よりも短くなるが、この加熱体前
面領域Lにおいても抵抗発熱体23が発熱するために該
加熱体前面領域Lにおける加熱体部分の温度が高くな
り、第5の実施例のもの以上の効果が得られる。
【0084】また加熱体20全体の熱容量を小さくでき
るので、電力の低減、ウェイトタイムの短縮化が図れ
る。特に熱伝導性の悪い耐熱樹脂基板を用いると、更な
る低電力化、ウェイトタイムの短縮化が図れる。
るので、電力の低減、ウェイトタイムの短縮化が図れ
る。特に熱伝導性の悪い耐熱樹脂基板を用いると、更な
る低電力化、ウェイトタイムの短縮化が図れる。
【0085】〈第7の実施例〉(図10) 図10に示した本実施例の加熱体20は良熱伝導性基板
22の幅中心n2 を圧接ニップ部Nの幅中心n1 よりも
記録材搬入側に配置し、かつ抵抗発熱体中心n3 も記録
材搬入側に配置することで加熱体前面領域Lも発熱する
ように構成したものである。
22の幅中心n2 を圧接ニップ部Nの幅中心n1 よりも
記録材搬入側に配置し、かつ抵抗発熱体中心n3 も記録
材搬入側に配置することで加熱体前面領域Lも発熱する
ように構成したものである。
【0086】このような構成にすることで、記録材Pが
圧接ニップ部Nへ突入する前に該記録材を前加熱する加
熱体前面領域Lを長くでき、かつ該領域Lにおける加熱
体温度を高くできるのでより効果が上がる。
圧接ニップ部Nへ突入する前に該記録材を前加熱する加
熱体前面領域Lを長くでき、かつ該領域Lにおける加熱
体温度を高くできるのでより効果が上がる。
【0087】〈画像形成装置例〉(図11) 図11は前述した第1〜第7の実施例に示したような本
発明に従うフィルム加熱方式の加熱装置を画像加熱定着
装置11として組み込んだ画像形成装置の一例の概略構
成を示している。本例の画像形成装置は原稿台往復動型
・回転ドラム型・転写式・プロセスカートリッジ着脱方
式の電子写真複写装置である。
発明に従うフィルム加熱方式の加熱装置を画像加熱定着
装置11として組み込んだ画像形成装置の一例の概略構
成を示している。本例の画像形成装置は原稿台往復動型
・回転ドラム型・転写式・プロセスカートリッジ着脱方
式の電子写真複写装置である。
【0088】100は装置機筺、1はその装置機筺の上
面板100a上に配設したガラス板等の透明板部材より
なる往復動型の原稿載置台であり、機筺上面板100a
上を図面上右方a、左方a´に夫々所定の速度で往復移
動駆動される。
面板100a上に配設したガラス板等の透明板部材より
なる往復動型の原稿載置台であり、機筺上面板100a
上を図面上右方a、左方a´に夫々所定の速度で往復移
動駆動される。
【0089】Gは原稿であり、複写すべき画像面側を下
向きにして原稿載置台1の上面に所定の載置基準に従っ
て載置し、その上に原稿圧着板1aをかぶせて押え込む
ことによりセットされる。
向きにして原稿載置台1の上面に所定の載置基準に従っ
て載置し、その上に原稿圧着板1aをかぶせて押え込む
ことによりセットされる。
【0090】100bは機筺上面板100a面に原稿載
置台1の往復移動方向とは直角の方向(紙面に垂直の方
向)を長手として開口された原稿照明部としてのスリッ
ト開口部である。
置台1の往復移動方向とは直角の方向(紙面に垂直の方
向)を長手として開口された原稿照明部としてのスリッ
ト開口部である。
【0091】原稿載置台1上に載置セットした原稿Gの
下向き画像面は原稿載置台1の右方aへの往動移動過程
で右辺側から左辺側にかけて順次にスリット開口部10
0bの位置を通過していき、その通過過程でランプ3の
光Lをスリット開口部100b、透明な原稿載置台1を
通して受けて照明走査され、その照明走査光の原稿面反
射光が像素子アレイ2によって感光ドラム4面に結像露
光される。
下向き画像面は原稿載置台1の右方aへの往動移動過程
で右辺側から左辺側にかけて順次にスリット開口部10
0bの位置を通過していき、その通過過程でランプ3の
光Lをスリット開口部100b、透明な原稿載置台1を
通して受けて照明走査され、その照明走査光の原稿面反
射光が像素子アレイ2によって感光ドラム4面に結像露
光される。
【0092】感光ドラム4は例えば酸化亜鉛感光層・有
機半導体感光層等の感光層が被覆処理され、中心支軸4
aを中心に所定の周速度で矢示bの時計方向に回転駆動
され、その回転過程で帯電器5により正極性又は負極性
の一様な帯電処理を受け、その一様帯電面に前記の原稿
画像の結像露光(スリット露光)を受けることにより感
光ドラム4面には結像露光した原稿画像に対応した静電
潜像が順次に形成されていく。
機半導体感光層等の感光層が被覆処理され、中心支軸4
aを中心に所定の周速度で矢示bの時計方向に回転駆動
され、その回転過程で帯電器5により正極性又は負極性
の一様な帯電処理を受け、その一様帯電面に前記の原稿
画像の結像露光(スリット露光)を受けることにより感
光ドラム4面には結像露光した原稿画像に対応した静電
潜像が順次に形成されていく。
【0093】この静電潜像は現像器6により加熱で軟化
溶融する樹脂等より成るトナーにて順次に顕像化され、
該顕像たるトナー画像が転写部としての転写放電器9の
配設部位へ移行していく。
溶融する樹脂等より成るトナーにて順次に顕像化され、
該顕像たるトナー画像が転写部としての転写放電器9の
配設部位へ移行していく。
【0094】Sは記録材としての転写材シートPを積載
収納したカセットであり、該カセット内のシートが給送
ローラ7の回転により1枚宛繰出し給送され、次いでレ
ジストローラ8により、ドラム4上のトナー画像形成部
の先端が転写放電器9の部位に到達したとき転写材シー
トPの先端も転写放電器9と感光ドラム4との間位置に
丁度到達して両者一致するようにタイミングどりされて
同期給送される。
収納したカセットであり、該カセット内のシートが給送
ローラ7の回転により1枚宛繰出し給送され、次いでレ
ジストローラ8により、ドラム4上のトナー画像形成部
の先端が転写放電器9の部位に到達したとき転写材シー
トPの先端も転写放電器9と感光ドラム4との間位置に
丁度到達して両者一致するようにタイミングどりされて
同期給送される。
【0095】そしてその給送シートの面に対して転写放
電器9により感光ドラム4側のトナー画像が順次に転写
されていく。
電器9により感光ドラム4側のトナー画像が順次に転写
されていく。
【0096】転写部でトナー画像転写を受けたシートは
不図示の分離手段で感光ドラム4面から順次に分離され
て搬送装置10によって前述の定着装置11に導かれて
担持している未定着トナー画像Tの加熱定着を受け、画
像形成物(コピー)としてガイド43・排出ローラ44
を通って機外の排紙トレイ12上に排出される。
不図示の分離手段で感光ドラム4面から順次に分離され
て搬送装置10によって前述の定着装置11に導かれて
担持している未定着トナー画像Tの加熱定着を受け、画
像形成物(コピー)としてガイド43・排出ローラ44
を通って機外の排紙トレイ12上に排出される。
【0097】画像転写後の感光ドラム4の面はクリーニ
ング装置13により転写残りトナー等の付着汚染物の除
去を受けて繰り返して画像形成に使用される。
ング装置13により転写残りトナー等の付着汚染物の除
去を受けて繰り返して画像形成に使用される。
【0098】PCは装置本体100内のカートリッジ着
脱部50に着脱されるプロセスカートリッジであり、本
例の場合は、像担持体としての感光ドラム4、帯電器
5、現像器6、クリーニング装置13の4つのプロセス
機器を包含させて一括して装置本体100に対して着脱
交換自在としてある。 〈加熱装置の他の構成形態例〉(図12) 図12の(a)・(b)・(c)はそれぞれフィルム加
熱方式の加熱装置の他の構成形態例を示したものであ
る。
脱部50に着脱されるプロセスカートリッジであり、本
例の場合は、像担持体としての感光ドラム4、帯電器
5、現像器6、クリーニング装置13の4つのプロセス
機器を包含させて一括して装置本体100に対して着脱
交換自在としてある。 〈加熱装置の他の構成形態例〉(図12) 図12の(a)・(b)・(c)はそれぞれフィルム加
熱方式の加熱装置の他の構成形態例を示したものであ
る。
【0099】(a)のものは、加熱体20と駆動ローラ
26の2部材間にエンドレスベルト状の耐熱性フィルム
25を懸回張設して駆動ローラ26により回転駆動する
構成のものである。
26の2部材間にエンドレスベルト状の耐熱性フィルム
25を懸回張設して駆動ローラ26により回転駆動する
構成のものである。
【0100】(b)のものは、加熱体20と、該加熱体
20を保持させたフィルムガイド部材51の外側に円筒
状の耐熱性フィルム25をルーズに外嵌し、加熱体20
に対してフィルム25を加圧ローラ28で圧接させ、該
加圧ローラ28を回転駆動させることによりフィルム2
5の内面を加熱体20面に密着摺動させながら回転駆動
する構成(加圧ローラ駆動式)のものである。
20を保持させたフィルムガイド部材51の外側に円筒
状の耐熱性フィルム25をルーズに外嵌し、加熱体20
に対してフィルム25を加圧ローラ28で圧接させ、該
加圧ローラ28を回転駆動させることによりフィルム2
5の内面を加熱体20面に密着摺動させながら回転駆動
する構成(加圧ローラ駆動式)のものである。
【0101】(c)のものは、耐熱性フィルム25とし
て、エンドレスベルト状のものではなく、ロール巻きに
した長尺の有端フィルムを用い、これを繰り出し軸52
側から加熱体20を経由させて巻き取り軸53側へ所定
の速度で走行させるように構成したものである。
て、エンドレスベルト状のものではなく、ロール巻きに
した長尺の有端フィルムを用い、これを繰り出し軸52
側から加熱体20を経由させて巻き取り軸53側へ所定
の速度で走行させるように構成したものである。
【0102】
【発明の効果】以上説明のように、被加熱材は圧接ニッ
プ部で加熱を受ける前に加熱体前面領域で前加熱される
ことで、プロセススピードを高速化した場合でも、圧接
ニップ部における加熱体温度を低く設定しても良好な加
熱処理性、記録材にあっては良好な定着性を確保するこ
とが可能であり、プロセススピードを高速化したときに
圧接ニップ部の加熱体温度を高温化することに伴うフィ
ルムの劣化や摩耗の問題を解消する或は軽減化できる。
プ部で加熱を受ける前に加熱体前面領域で前加熱される
ことで、プロセススピードを高速化した場合でも、圧接
ニップ部における加熱体温度を低く設定しても良好な加
熱処理性、記録材にあっては良好な定着性を確保するこ
とが可能であり、プロセススピードを高速化したときに
圧接ニップ部の加熱体温度を高温化することに伴うフィ
ルムの劣化や摩耗の問題を解消する或は軽減化できる。
【0103】被加熱材が圧接ニップ部に突入する前の加
熱体前面領域での被加熱材の前加熱により、被加熱材中
の水分の一部を蒸発させることができること、記録材に
あっては未定着トナーがこの前加熱で「ねばりけ」をも
たせられることから、記録材がフィルムと押圧密着状態
となる圧接ニップ部に記録材が前加熱なしに突入したと
きの急激な加熱に伴う記録材含有水蒸気の圧接ニップ部
から記録材搬入側への爆発的な一度の多量の吹き出し、
その吹き出しによる横ライントナー画像の飛び散り現象
を低減化できる。
熱体前面領域での被加熱材の前加熱により、被加熱材中
の水分の一部を蒸発させることができること、記録材に
あっては未定着トナーがこの前加熱で「ねばりけ」をも
たせられることから、記録材がフィルムと押圧密着状態
となる圧接ニップ部に記録材が前加熱なしに突入したと
きの急激な加熱に伴う記録材含有水蒸気の圧接ニップ部
から記録材搬入側への爆発的な一度の多量の吹き出し、
その吹き出しによる横ライントナー画像の飛び散り現象
を低減化できる。
【0104】加熱体前面領域に抵抗発熱体を設けること
により、該領域の温度を積極的に素早く所定の温度とす
ることが可能であり、ウェイトタイムのさらなる短縮化
が図れる。
により、該領域の温度を積極的に素早く所定の温度とす
ることが可能であり、ウェイトタイムのさらなる短縮化
が図れる。
【図1】 第1の実施例のフィルム加熱方式の加熱装置
(画像加熱定着装置)の概略構成図
(画像加熱定着装置)の概略構成図
【図2】 要部の拡大横断面模型図
【図3】 加熱体の途中部省略・一部切欠き平面模型図
【図4】 加熱体短手方向の位置と発熱量のグラフ
【図5】 第2の実施例装置の要部の拡大横断面模型図
【図6】 第3の実施例装置の加熱体の途中部省略・一
部切欠き平面模型図
部切欠き平面模型図
【図7】 第4の実施例装置の加熱体の途中部省略・一
部切欠き平面模型図
部切欠き平面模型図
【図8】 第5の実施例装置の要部の構成模型図
【図9】 第6の実施例装置の要部の構成模型図
【図10】 第7の実施例装置の要部の構成模型図
【図11】 画像形成装置の一例の概略構成図
【図12】 (a)・(b)・(c)はそれぞれフィル
ム加熱方式の加熱装置の他の構成形態例の略図
ム加熱方式の加熱装置の他の構成形態例の略図
【図13】 従来装置の加熱体の要部の拡大横断面模型
図
図
11 定着装置(フィルム加熱方式の加熱装置) 20 ヒーター支持体 22 基板 23・23a・23b 抵抗発熱体 24 オーバーコート層 25 耐熱性フィルム 26 駆動ローラ 27 従動ローラ 28 加圧ローラ 29・29a・29b 検温素子 31・31a・31b 給電用電極 N 圧接ニップ部 L 加熱体前面領域(プレ加熱部)
Claims (12)
- 【請求項1】 加熱体に耐熱性フィルムを加圧部材で密
着させて摺動搬送させ、該耐熱性フィルムを挟んで加熱
体と加圧部材とで形成される圧接ニップ部の耐熱性フィ
ルムと加圧部材との間に被加熱材を導入して耐熱性フィ
ルムと一緒に圧接ニップ部を挟持搬送させることにより
加熱体の熱を耐熱性フィルムを介して被加熱材に付与す
る加熱装置において、 前記加熱体は被加熱材搬送方向に対して少なくとも2つ
の発熱分布のピークがあり、少なくとも1つの発熱分布
のピークは前記圧接ニップ部にあり、他の少なくとも1
つの発熱分布のピークは前記圧接ニップ部よりも被加熱
材搬送方向上流側に配設されていることを特徴とする加
熱装置。 - 【請求項2】 加熱体に耐熱性フィルムを加圧部材で密
着させて摺動搬送させ、該耐熱性フィルムを挟んで加熱
体と加圧部材とで形成される圧接ニップ部の耐熱性フィ
ルムと加圧部材との間に被加熱材を導入して耐熱性フィ
ルムと一緒に圧接ニップ部を挟持搬送させることにより
加熱体の熱を耐熱性フィルムを介して被加熱材に付与す
る加熱装置において、 前記加熱体は絶縁性熱伝導性基板上に被加熱材搬送方向
に対して直角に延びる抵抗発熱体を少なくとも2本備
え、少なくとも1つの抵抗発熱体は前記圧接ニップ部に
あり、他の少なくとも1つの抵抗発熱体は前記圧接ニッ
プ部よりも被加熱材搬送方向上流側に配設されており、
前者の抵抗発熱体の抵抗をR1 とし、後者の抵抗発熱体
の抵抗をR2 としたとき、R1 ≦R2 の関係にあること
を特徴とする加熱装置。 - 【請求項3】 前記加熱体の温度を検知する検温素子
が、該加熱体の前記圧接ニップ部領域内の加熱体裏面側
に配設されることを特徴とする請求項1又は同2に記載
の加熱装置。 - 【請求項4】 被加熱材が画像定着すべき記録材であ
り、該記録材に未定着画像を加熱定着させる画像加熱定
着装置であることを特徴とする請求項1乃至同3の何れ
かに記載の加熱装置。 - 【請求項5】 加熱体に耐熱性フィルムを加圧部材で密
着させて摺動搬送させ、該耐熱性フィルムを挟んで加熱
体と加圧部材とで形成される圧接ニップ部の耐熱性フィ
ルムと加圧部材との間に被加熱材を導入して耐熱性フィ
ルムと一緒に圧接ニップ部を挟持搬送させることにより
加熱体の熱を耐熱性フィルムを介して被加熱材に付与す
る加熱装置において、 前記加熱体は被加熱材搬送方向に対して直角方向に延び
る抵抗発熱体を備え、該抵抗発熱体の少なくとも一部が
被加熱材搬入側の圧接ニップ部外に配設されていること
を特徴とする加熱装置。 - 【請求項6】 加熱体に耐熱性フィルムを加圧部材で密
着させて摺動搬送させ、該耐熱性フィルムを挟んで加熱
体と加圧部材とで形成される圧接ニップ部の耐熱性フィ
ルムと加圧部材との間に被加熱材を導入して耐熱性フィ
ルムと一緒に圧接ニップ部を挟持搬送させることにより
加熱体の熱を耐熱性フィルムを介して被加熱材に付与す
る加熱装置において、 前記加熱体は、熱伝導性基板と、該基板上に形成した発
熱体とを備え、該基板の短手幅方向中心が前記圧接ニッ
プ部中心よりも被加熱材搬入側に配設されていることを
特徴とする加熱装置。 - 【請求項7】 被加熱材が画像定着すべき記録材であ
り、該記録材に未定着画像を加熱定着させる画像加熱定
着装置であることを特徴とする請求項5又は同6に記載
の加熱装置。 - 【請求項8】 前記請求項1乃至同7の何れかに記載の
加熱装置を、記録材に未定着画像を加熱定着させる画像
加熱定着装置として備えていることを特徴とする画像形
成装置。 - 【請求項9】 基板と、該基板に形成された抵抗発熱体
を基本構成体とし、抵抗発熱体に電力を供給して発熱さ
せる加熱体であり、 被加熱体との相対移動方向に対して少なくとも2つの発
熱分布のピークを有することを特徴とする加熱体。 - 【請求項10】 基板と、該基板に形成された抵抗発熱
体を基本構成体とし、抵抗発熱体に電力を供給して発熱
させる加熱体であり、 被加熱体との相対移動方向に対して直角に延びる抵抗発
熱体を少なくとも2本備え、少なくとも1つの抵抗発熱
体の抵抗をR1 とし、他の少なくとも1つの抵抗発熱体
の抵抗をR2 としたとき、R1 ≦R2 の関係にあること
を特徴とする加熱体。 - 【請求項11】 基板と、該基板に形成された抵抗発熱
体を基本構成体とし、抵抗発熱体に電力を供給して発熱
させる加熱体であり、 被加熱体との相対移動方向に対して直角に延びる抵抗発
熱体を備え、該抵抗発熱体の少なくとも一部が被加熱材
を加熱体に圧接させる加圧部材との圧接ニップ部外に配
設されていことを特徴とする加熱体。 - 【請求項12】 基板と、該基板に形成された抵抗発熱
体を基本構成体とし、抵抗発熱体に電力を供給して発熱
させる加熱体であり、 被加熱体との相対移動方向に対して直角に延びる抵抗発
熱体を備え、該基板の被加熱体との相対移動方向の中心
が被加熱材を加熱体に圧接させる加圧部材との圧接ニッ
プ部中心よりも異なる位置に配設されていることを特徴
とする加熱体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12504193A JPH06314041A (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | 加熱装置、画像形成装置、及び加熱体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12504193A JPH06314041A (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | 加熱装置、画像形成装置、及び加熱体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06314041A true JPH06314041A (ja) | 1994-11-08 |
Family
ID=14900380
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12504193A Pending JPH06314041A (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | 加熱装置、画像形成装置、及び加熱体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06314041A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10186911A (ja) * | 1996-12-26 | 1998-07-14 | Canon Inc | 加熱定着装置 |
| JP2006078578A (ja) * | 2004-09-07 | 2006-03-23 | Canon Inc | 像加熱装置 |
| JP2006235550A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-07 | Canon Inc | 像加熱装置 |
| JP2012103526A (ja) * | 2010-11-11 | 2012-05-31 | Canon Inc | 定着装置 |
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| EP1995646A3 (en) * | 2007-05-21 | 2014-05-07 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Fixing device and image forming apparatus having the same |
| JP2017032633A (ja) * | 2015-07-29 | 2017-02-09 | ブラザー工業株式会社 | 定着装置 |
| JPWO2021039733A1 (ja) * | 2019-08-29 | 2021-03-04 | ||
| JP2022019143A (ja) * | 2020-07-17 | 2022-01-27 | 株式会社リコー | ヒーター部材、加熱装置、定着装置および画像形成装置 |
-
1993
- 1993-04-28 JP JP12504193A patent/JPH06314041A/ja active Pending
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| CN103370657A (zh) * | 2010-12-14 | 2013-10-23 | 株式会社理光 | 定影设备和成像设备 |
| US8983353B2 (en) | 2010-12-14 | 2015-03-17 | Ricoh Company, Ltd. | Fixing apparatus and image forming apparatus |
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| JPWO2021039733A1 (ja) * | 2019-08-29 | 2021-03-04 | ||
| JP2022019143A (ja) * | 2020-07-17 | 2022-01-27 | 株式会社リコー | ヒーター部材、加熱装置、定着装置および画像形成装置 |
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