JPH06314111A - ロボットの制御状態表示方法及び表示制御装置 - Google Patents

ロボットの制御状態表示方法及び表示制御装置

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JPH06314111A
JPH06314111A JP12487293A JP12487293A JPH06314111A JP H06314111 A JPH06314111 A JP H06314111A JP 12487293 A JP12487293 A JP 12487293A JP 12487293 A JP12487293 A JP 12487293A JP H06314111 A JPH06314111 A JP H06314111A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、モータの電流、モータの目標回
転位置、モータの現在回転位置、モータの目標速度及び
モータの現在速度を、その上位の処理において順変換処
理によりツール状態量に変換して高速のツール状態量の
変化を表示する。 【構成】 ツール指令値S4 を上位処理が出力するツ
ール指令値出力ステップD2と、ツール指令値S4 を軸
指令値S45に変換する軸指令値出力ステップD3と、軸
指令値S45によってモータを駆動するモータ駆動ステッ
プD4と、モータの駆動によって得られる軸状態量S12
を出力する軸状態出力ステップ5と、軸状態量S12をツ
ール状態量S46に変換するツール状態量出力ステップD
6と、軸状態量S46及びツール状態量S12を順次格納す
る状態量格納ステップD7と、格納されたツール状態量
S46及び軸状態量S12を取出して表示する状態量表示ス
テップD9とから成る制御状態表示方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数個のモータで各関
節軸を駆動するロボットマニピュレータのディジタル制
御装置において、モータ電流、モータ速度、ロボットの
ツール先端位置及び姿勢などの制御情報を表示するロボ
ットの制御状態表示方法及び表示制御装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】
[従来技術1]図1は、特開平1−183394号公報
に開示された「産業用ロボットの動作能力確認方法と装
置」と題する従来技術1を説明するブロック図である。
図1によって従来技術1のロボットの複数個のモータの
うち、一つの関節軸のモータ制御状態の表示方式につい
て説明する。同図において、1aはモータ制御回路であ
って、CPU10、プログラムメモリ11、データメモ
リ12、モータ電流値検出回路20及びモータ駆動回路
21によって形成される。2は、例えば、後述する図2
に示す6関節軸ロボットであって、6つの関節軸を駆動
する6個のモータ5を備えており、3は表示回路であ
る。
【0003】図2は、6関節軸ロボットであって、基
部、旋回関節軸、胴部、第1上下関節軸、第1アーム、
第2上下関節軸、第2アーム、第1手首関節軸、第3ア
ーム、第2手首関節軸、手首部、第3手首関節軸及びツ
ールによって構成されており、各関節軸は各々モータに
よって駆動され、各々モータの回転位置とモータの速度
とによって各関節軸の角度と角速度が決まる。
【0004】図3は、図1の回路の動作のフローチャー
トであり、以下、このフローチャートに従って全体の動
作を説明する。モータ制御回路1aにおいては、大別し
て2つの処理、すなわちモータ制御処理と現在の制御状
態を表示するリアルタイム表示処理とが行われる。
【0005】まず、モータ制御処理について説明する。
CPU10がプログラムメモリ11中の制御プログラム
に従って、モータ駆動回路21を制御することによって
モータ5の駆動制御が行われる(図3のステップA
2)。
【0006】次にリアルタイム表示処理について説明す
る。モータ5を駆動する電流値をモータ電流値検出回路
20が検出し、プログラムメモリ11中の処理プログラ
ムに従って、この電流値とモータの定格電流値との比率
値を、CPU10が計算して表示回路3に出力する(図
3のステップA3乃至A5)。作業者は、現在の電流値
とモータの定格電流値との比率値の表示を見ることによ
って、ロボット動作能力の評価及びロボット動作の確認
を行うことができる。
【0007】[従来技術2]図4は、特開平1−261
710号公報に開示された「ロボット制御装置」と題す
る従来技術2の回路構成を説明するブロック図である。
同図において、1bはモータ制御回路であって、CPU
10、プログラムメモリ11、データメモリ12、モー
タ駆動回路21、回転位置検出回路22及び図5で後述
するタイミング信号発生回路23によって形成され、2
は、例えば図2に示す6軸多関節ロボットであって、6
つの関節軸を駆動する6個のモータ5と各々のモータ5
に付属した各エンコーダ6を備えており、3は表示回路
である。
【0008】ここで、この図4の回路構成で動作させた
ときの時間的に変化する機能的な構成を、図5に示すブ
ロック図に置き換えて、従来技術2のロボットの複数個
のモータのうち、1つの関節軸のモータ制御状態の表示
方式について説明する。
【0009】同図において、40は駆動特性計算回路で
あって、図4でのCPU10とプログラムメモリ11中
のプログラムとで実現される回路である。41は現在速
度の計算回路(以下、現在速度計算回路という)、42
は目標速度の計算回路(以下、目標速度計算回路とい
う)であって、図4でのCPU10とプログラムメモリ
11中のプログラムとで実現される回路である。
【0010】図7は、図5の回路全体の機能を説明する
フローチャートであり、このフローチャートに従って全
体の機能を説明する。
【0011】モータ制御回路1bにおいては、従来技術
1と同様に、大別して2つの処理、すなわちモータ制御
処理(ステップB20)と現在の制御状態を表示するリ
アルタイム表示処理(ステップB30)とが行われる。
【0012】図8は、図7の内、モータ制御処理を説明
するフローチャートであり、このフローチャートに従っ
て、まず、モータ制御処理について説明する。タイミン
グ信号発生回路23は、図5に示すように、特定の周期
でCPU10にタイミング信号TS23 を発生し出力す
る。このタイミング信号TS23 が入る毎に(ステップB
22)、CPU10がモータの目標回転位置信号S10を
算出し(ステップB23)、エンコーダ6から回転位置
検出回路22を通して得た現在回転位置信号S22と目標
回転位置信号S10とから駆動特性計算回路40が駆動信
号S40をモータ駆動回路21に供給してモータ5を駆動
する(ステップB24乃至B26)。
【0013】図9は、図7の内、リアルタイム表示処理
を説明するフローチャートであり、このフローチャート
に従って、次にリアルタイム表示処理について説明す
る。CPU10は、図7に示すように、モータ制御処理
を終えるとリアルタイム表示処理を開始する。目標回転
位置信号S10によって目標速度計算回路42が目標速度
信号S42を出力し、現在回転位置信号S22によって現在
速度計算回路41が現在速度信号S41を出力する(ステ
ップB32)。この目標速度信号S42と現在速度信号S
41と目標回転位置信号S10及び現在回転位置信号S22と
を表示回路3が表示する(ステップB33)。
【0014】これらの処理動作の流れを図6のモータ制
御回路1bにおける2つの処理のタイミングチャート図
に示す。作業者は、図6に示す表示処理の間にリアルタ
イムで表示される各関節軸のモータの目標回転位置と現
在回転位置と目標速度及び現在速度とを見ることによっ
て、制御の能力評価及び確認を行うことができる。
【0015】従来技術1との相違点は、モータ制御処理
がタイミング信号TS23に同期して実行され、1回の
タイミング信号TS23に対してモータ制御処理が終了
してから次のタイミング信号が入力されるまでの空き時
間中にリアルタイムの表示処理が行われる点である。
【0016】[従来技術3]図10は、特開平1−30
3508号公報に開示された「デジタルサーボシステ
ム」と題する従来技術3の回路構成を説明するブロック
図である。
【0017】同図において、1cはモータ制御回路であ
って、CPU10、プログラムメモリ11、データメモ
リ12、軸状態量メモリ13、モータ電流値検出回路2
0、モータ駆動回路21及び回転位置検出回路22によ
って形成され、2は、例えば図2に示す6軸多関節ロボ
ットであって、6つの関節軸を駆動する6個のモータ5
と各々のモータ5に付属した各エンコーダ6を備えてお
り、3は表示回路であり、4は上位CPUである。
【0018】ここで、この図10の回路構成で動作させ
たときの時間的に変化する機能的な構成を、図11に示
すブロック図に置き換えて、従来技術3のロボットの複
数個のモータのうち、1つの関節軸のモータ制御状態の
表示方式について説明する。同図において、40は駆動
特性計算回路であって、図10でのCPU10とプログ
ラムメモリ11中のプログラムとで実現される回路であ
り、41及び42はそれぞれ、現在速度計算回路及び目
標速度計算回路であって、図10でのCPU10とプロ
グラムメモリ11中のプログラムとで実現される回路で
ある。
【0019】図12は、図11の回路全体の機能の内、
モータ制御処理及び軸状態量格納処理を説明するフロー
チャートであり、図13は、図11の回路全体の機能の
内、ログデータ表示処理を説明するフローチャートであ
り、これらに従って、全体の機能の説明を行う。
【0020】上位CPU4がモータ制御回路1c のCP
U10に、ツール先端位置TP、ツール姿勢及びツール
先端速度を制御するツール移動指令信号S4 を出力し、
この信号S4 によって、CPU10は、後述するモータ
制御処理を行う。モータ制御回路1c においては、モー
タ制御処理(ステップC20)と軸状態量格納処理(ス
テップC30)とが行われる。従来技術3は、従来技術
1及び2とは異なり、モータ制御回路1c では表示処理
が行われず、代わりに上位CPU4において表示処理が
行われる。この従来技術3においては、表示手順も従来
技術1及び2のリアルタイム表示ではなく、モータ制御
回路1a又は1bで軸状態量格納処理によって格納され
た各モータの駆動軸の軸状態量を取り出して表示する後
述するログデータ表示を行う(ステップC60)。
【0021】図14は、図12の内、モータ制御処理を
説明するフローチャートであり、これに従って、まず、
モータ制御処理について説明する。上位CPU4がツー
ル移動指令信号S4 をCPU10に出力する。このツー
ル移動指令信号S4 によってCPU10が各関節軸の個
々のモータの目標回転位置信号S10を出力する(ステッ
プC22)。エンコーダ6からの信号によって回転位置
検出回路22が現在回転位置信号S22を出力する(ステ
ップC23)。目標回転位置信号S10によって目標速度
計算回路42が目標速度信号S42を出力し、現在回転位
置信号S22によって現在速度計算回路41が現在速度信
号S41を出力する(ステップC24)。目標回転位置信
号S10と現在回転位置信号S22と目標速度信号S42と現
在速度信号S41及びモータ電流値検出回路20が出力す
る検出電流値信号S20とから駆動特性計算回路40が駆
動信号S40をモータ駆動回路21に供給してモータ5を
駆動する(ステップC25及びステップC26)。
【0022】図15は、図12の内、軸状態量格納処理
を説明するフローチャートであり、これに従って、次に
軸状態量格納処理について説明する。モータ制御処理と
同時に、目標回転位置信号S10と現在回転位置信号S22
と目標速度信号S42と現在速度信号S41及び検出電流値
信号S20とから成る軸状態量を表す軸状態信号S12が軸
状態量メモリ13に順次格納される(ステップC3
2)。これによって、軸状態量メモリ13内には軸状態
信号S12の時系列データが格納される。
【0023】図16は、図13のログデータ表示処理を
説明するフローチャートであり、これに従って、上位C
PU4でのログデータ表示処理について説明する。上位
CPU4は、モータ制御処理よりも遅い処理周期でこの
軸状態量メモリ13内の軸状態信号S12の時系列データ
を取り出し(ステップC62)、表示回路3に出力し
(ステップC63)、全データを表示し終えるまで取り
出しと表示を繰り返す(ステップC64)。表示処理速
度が低速であってもモータ制御処理速度を遅らせること
なく、高速度の軸状態量の変化を表示させることができ
る。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】ロボットの関節軸を制
御するモータの電流制御には数百μ秒周期の数値演算処
理が必要であるために、従来技術1又は2でのリアルタ
イム表示処理においては処理速度が十分に高速でなけれ
ば、高速で処理される短い周期の表示が行われないか又
はモータ制御処理を遅らせるという問題点があった。
【0025】これに対して、従来技術3はログデータ表
示処理を行っているので、制御処理を遅らせることな
く、高速で制御される短い周期の電流値も充分に表示さ
れるので、従来技術1及び2の場合の問題点を解決して
いる。しかし、この従来技術3においては、ロボットの
関節軸を駆動する各々のモータについての個々の電流値
や回転位置などの軸状態信号S12だけを表示するのであ
って、例えば全モータの状態によって決まる統括的なエ
ンドエフェクタ(EF)の状態量、すなわちエンドエフ
ェクタの1つとして装着するツール先端位置TP、ツー
ルの各座標に対する角度(姿勢)、ツール先端速度等の
統括的なツール状態量を見ることはできない問題点があ
った。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明のロボットの制御
状態表示方法及び表示制御装置は、モータ制御処理中に
存在する軸状態信号すなわちロボットの各関節軸を駆動
する個々のモータの電流、モータの目標回転位置、モー
タの現在回転位置、モータの目標速度及びモータの現在
速度を、その上位の処理において統括して、順変換処理
によって、個々の関節軸の駆動状態が重畳されたツール
状態量に変換して逐次格納していき、これらを表示する
ことによって、モータ制御処理に負担を与えずに高速の
重畳されたツール状態量の変化を表示する表示方法及び
表示制御装置である。
【0027】請求項1のロボットの制御状態表示方法
は、図25のクレーム対応図の一部の構成を除き、ロボ
ットの多関節アームのツール先端位置、ツール姿勢及び
ツール先端速度を指令するツール移動指令信号S4 によ
って各関節軸を駆動する複数のモータを制御する制御装
置のロボットの制御状態表示方法において、ツール移動
指令信号のツール指令値S4 を出力するツール指令値出
力ステップD2と、ツール指令値S4 を逆変換処理によ
って軸指令値S45に変換する軸指令値出力ステップD3
と、軸指令値S45によってモータを駆動するモータ駆動
ステップD4と、モータの駆動によって得られる軸状態
量S12を出力する軸状態量出力ステップD5と、軸状態
量S12を順変換処理によってツール状態量S46に変換す
るツール状態量出力ステップD6と、このツール状態量
S46及び軸状態量S12を順次格納する状態量格納ステッ
プD7と、格納された軸状態量S46及びツール状態量S
12を取出して表示する状態量表示ステップD9とを実行
する制御状態表示方法である。
【0028】請求項2のロボット制御状態の表示方法
は、図25のクレーム対応図に示すように、ロボットの
多関節アームのツール先端位置TP、ツール姿勢及びツ
ール先端速度を指令するツール移動指令信号S4 によっ
て各関節軸を駆動する複数のモータ5を制御する制御装
置のロボットの制御状態表示方法において、ツール移動
指令信号のツール指令値S4 を出力するツール指令値出
力ステップD2と、ツール指令値S4 を逆変換処理によ
って軸指令値S45に変換する軸指令値出力ステップD3
と、軸指令値S45によってモータを駆動するモータ駆動
ステップD4と、モータの駆動によって得られる軸状態
量S12を出力する軸状態量出力ステップD5と、軸状態
量S12を順変換処理によってツール状態量S46に変換す
るツール状態量出力ステップD6と、このツール状態量
S46及び軸状態量S12を順次格納する状態量格納ステッ
プD7と、格納された軸状態量S12及びツール状態量S
46を取出す状態量取出しステップD8と、取り出した軸
状態量S46及びツール状態量S12を表示する状態量表示
ステップD9と、全てのデータの表示が完了したきに表
示を終了し、表示が完了していないときは状態量取り出
しステップの実行を指令する表示終了判別ステップD1
0とからなり、状態量格納ステップの実行後にツール指
令値出力ステップに戻って順次に実行する制御状態表示
方法である。
【0029】請求項3のロボットの表示制御装置は、図
24の制御装置のブロック図に示すように、ロボットの
多関節アームのツール先端位置、ツール姿勢及びツール
先端速度を指令するツール移動指令信号S4 によって各
関節軸を駆動する複数のモータを制御する制御装置のロ
ボットの表示制御装置において、ツール移動指令信号S
4 を出力する上位CPU4と、ツール移動指令信号S4
を逆変換処理によって軸指令信号S45に変換する逆変換
回路45と、軸指令信号S45によってモータを駆動する
モータ駆動回路21と、モータ駆動によって得られる現
在回転位置信号S22を出力する回転位置検出回路22
と、モータの現在回転位置信号S22、検出電流信号S2
0、目標回転位置信号S10、目標速度信号S42及び現在
速度信号S41の少なくとも1つを含む軸状態信号S46を
順変換処理によって、ツール先端位置及びツール姿勢及
びツール先端速度の少なくとも1つの状態を示すツール
状態信号S46に変換する順変換回路46と、軸状態信号
S12及びツール状態信号S46を順次格納する軸状態量メ
モリ13及びツール状態量メモリ32と、状態量メモリ
に格納された軸状態信号S12及びツール状態信号S46を
取出して表示する表示回路3とから成るロボットの表示
制御装置である。
【0030】
【実施例】図24は本発明のツール状態量を表示する方
法を実施するロボット表示制御装置の実施例のブロック
図である。
【0031】図24の1dは1つの関節軸を駆動するモ
ータ制御回路であって、従来技術3のモータ制御回路1
c から軸状態量メモリ13を除いた回路であって、この
回路1dはロボットの関節軸の数だけ複数個存在する。
7は上位処理回路であって、上位CPU4と逆変換回路
45と順変換回路46と軸状態量メモリ13とツール状
態量メモリ32とで形成される。2は、例えば、図2に
示す6軸多関節ロボットであって、6つの関節軸を駆動
する6個のモータを備えており、3は表示回路である。
【0032】図17は、本発明の実施例の回路全体の機
能の内、モータ制御回路の機能を説明するフローチャー
トであり、図18は、同回路全体の機能の内、上位処理
回路7の機能を説明するフローチャートであり、図19
は、同回路全体の機能の内、表示処理回路の機能を説明
するフローチャートであり、これらに従って、全体の機
能の説明を行う。
【0033】モータ制御回路1dにおいては、モータ制
御処理(ステップD20)と軸状態量一時保存処理(ス
テップD30)とが行われ、上位CPU4においてツー
ル制御処理(ステップD60)と状態量格納処理(ステ
ップD70)とが行われ、表示回路3において図19の
ログデータ表示処理(ステップD100)が行われる。
【0034】まず、モータ制御処理については、軸指令
信号S45によってモータ5を駆動す処理であって、従来
技術3で説明した制御処理と同様であるので説明を省略
する。
【0035】図20は、図17の内、軸状態量一時保存
処理を説明するフローチャートであり、これに従って、
次に軸状態量一時保存処理について説明する。
【0036】CPU10から出力された目標回転位置信
号S10によって目標速度計算回路42が目標速度信号S
42を出力する。回転位置検出回路22から出力された現
在回転位置信号S22によって現在速度計算回路41が現
在速度信号S41を出力する(ステップD32)。目標回
転位置信号S10と現在回転位置信号S22と目標速度信号
S42と現在速度信号S41及びモータ電流値検出回路20
が出力する検出電流値信号S20とが軸状態信号S12とし
てデータメモリ12に一時保存される(ステップD3
3)。このデータメモリ12の内容は上位CPU4が自
由に読みとることができる。
【0037】図21は、図18の内、ツール制御処理を
説明するフローチャートであり、これに従って、次にツ
ール制御処理について説明する。上位CPU4はツール
先端位置、ツール姿勢及びツール先端速度を制御するた
めのツール移動指令信号S4 を出力する(ステップD6
2)。このツール移動指令信号S4 によって逆変換回路
45が各モータ制御回路1dへ各関節軸の軸指令信号S
45を出力する(ステップD63)。
【0038】図22は、図18の内、状態量格納処理を
説明するフローチャートであり、これに従って、次にツ
ール状態量格納処理について説明する。軸状態量一時保
存処理において、データメモリ12に一時保存された軸
状態信号S12は、軸状態量メモリ13に順次格納される
(ステップD72及びステップD73)。また、軸状態
信号S12の内で目標回転位置信号S10、現在回転位置信
号S22、目標速度信号S42及び現在速度信号S41によっ
て順変換回路46が目標ツール位置姿勢信号、現在ツー
ル位置姿勢信号、目標ツール速度信号及び現在ツール速
度信号を出力し、これらの信号は後述する順変換回路4
6によってツール状態信号S46に変換された後に、ツー
ル状態量メモリ32に順次格納される(ステップD7
4)。これによって、軸状態量メモリ13内には軸状態
信号S12の時系列データが格納され、ツール状態量メモ
リ32にはツール状態信号S46の時系列データが格納さ
れる。
【0039】図23は、図19のログデータ表示処理を
説明するフローチャートであり、これに従って、ログデ
ータ表示処理について説明する。上位CPU4は、モー
タ制御処理よりも遅い処理周期でツール状態量メモリ3
2内のツール状態信号S46及び軸状態量メモリ13内の
軸状態信号S12の時系列データを読みとり(ステップD
102)、表示回路3に出力し(ステップD103)、
全データを表示し終えるまで取り出しと表示を繰り返す
(ステップD104)。
【0040】前述した図2の6軸ロボットのツール先端
の位置TP、ツール姿勢及びツール先端速度は、各関節
軸を結合している胴部、第1アーム、第2アーム、第3
アーム、手首部及びツールそれぞれの結合長さと、各関
節軸の角度及び角速度とから決まる。軸状態量S12から
ツール状態量S46を演算する方法が順変換であり、これ
とは逆にツール指令値S4 から各軸指令値S45を演算す
る方法が逆変換であが、これらの両変換式は、複雑とな
るので、本発明の説明中では省略している。
【0041】
【本発明の効果】請求項1及び請求項2のロボット制御
状態表示方法は、ロボットの各々のモータについての電
流値、回転位置などの軸状態量だけでなく、エンドエフ
ェクタEFであるツール先端位置TP、ツール姿勢及び
ツール先端速度を、表示処理速度が低速であっても、ツ
ール制御処理速度及びモータ制御処理速度を遅らせるこ
となく、モータ制御の処理速度ほど高速ではないが、上
位CPUの処理速度に準じた速度の軸状態量及びツール
状態量の変化を表示させることができる。
【0042】請求項3のロボット表示制御装置は、請求
項1の制御状態表示方法を実施する表示制御装置であっ
て、表示回路の処理が低速であっても、ツール制御回路
及びモータ制御回路の処理速度を遅らせることなく、モ
ータ制御回路の処理ほど高速ではないが、上位処理回路
の処理速度に準じた速度の軸状態量及びツール状態量の
変化を表示させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、従来技術1の機能を説明するブロック
図である。
【図2】図2は、6軸ロボットの例での構成を示す図で
ある。
【図3】図3は、図1に対応して、同機能を説明するフ
ローチャートである。
【図4】図4は、従来技術2の回路構成を説明するブロ
ック図である。
【図5】図5は、図4の回路構成で動作させた時の時間
的に変化する機能的な構成を説明するブロック図であ
る。
【図6】図6は、タイミング信号と処理内容の時間的変
化との関係を説明するタイミングチャート図である。
【図7】図7は、図5の回路全体の機能を説明するフロ
ーチャートである。
【図8】図8は、図7の内、モータ制御処理を説明する
フローチャートである。
【図9】図9は、図7の内、リアルタイム表示処理を説
明するフローチャートである。
【図10】図10は、従来技術3の回路構成を説明する
ブロック図である。
【図11】図11は、図10の回路構成で動作させたと
きの、時間的に変化する機能的な構成を説明するブロッ
ク図である。
【図12】図12は、図11の回路全体の機能の内、モ
ータ制御処理及び軸状態量格納処理を説明するフローチ
ャートである。
【図13】図13は、図11の回路全体の機能の内、ロ
グデータ表示処理を説明するフローチャートである。
【図14】図14は、図12の内、モータ制御処理を説
明するフローチャートである。
【図15】図15は、図12の内、軸状態量格納処理を
説明するフローチャートである。
【図16】図16は、図13のログデータ表示処理を説
明するフローチャートである。
【図17】図17は、本発明の実施例の回路全体の機能
の内、モータ制御処理を説明するフローチャートであ
る。
【図18】図18は、同回路全体の機能の内、上位処理
回路の機能を説明するフローチャートである。
【図19】図19は、同回路全体の機能の内、表示処理
回路の機能を説明するフローチャートである。
【図20】図20は、図17の内、軸状態量一時保存処
理を説明するフローチャートである。
【図21】図21は、図18の内、ツール制御処理を説
明するフローチャートである。
【図22】図22は、図18の内、状態量格納処理を説
明するフローチャートである。
【図23】図23は、図19のログデータ表示処理を説
明するフローチャートである。
【図24】図24は、本発明の制御状態表示方法を実施
する制御装置のブロック図である。
【図25】図25は、本発明の制御状態表示方法の全体
の処理を説明するクレーム対応図ある。
【符号の説明】
(図24) 1a,1b,1c,1d モータ制御回路 2 多関節ロボット 3 表示回路 4 上位CPU 5 モータ 6 エンコーダ 7 上位処理回路 (4、13、32、45及び46
から成る回路) 10 CPU 11 プログラムメモリ 12 データメモリ 13 軸状態量メモリ 20 モータ電流値検出回路 21 モータ駆動回路 22 回転位置検出回路 23 タイミング信号発生回路 32 ツール状態量メモリ 40 駆動特性計算回路 41 現在速度計算回路 42 目標速度計算回路 45 逆変換回路 46 順変換回路 TS23 タイミング信号 S4 ツール移動指令信号(ツール指令値) S10 目標回転位置信号 S12 軸状態信号(S10、S20、S22、S41、S42から
成る信号、軸状態量) S20 検出電流値信号 S22 現在回転位置信号 S40 駆動信号(モータ制御指令値) S41 現在速度信号 S42 目標速度信号 S45 軸指令信号(軸指令値) S46 ツール状態信号(ツール状態量) EF エンドエフェクタ TP ツール先端位置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボットの多関節アームのツール先端位
    置、ツール姿勢及びツール先端速度を指令するツール移
    動指令信号によって各関節軸を駆動する複数のモータを
    制御する制御装置のロボットの制御状態表示方法におい
    て、前記ツール移動指令信号のツール指令値を出力する
    ツール指令値出力ステップと、前記ツール指令値を逆変
    換処理によって軸指令値に変換する軸指令値出力ステッ
    プと、前記軸指令値によってモータを駆動するモータ駆
    動ステップと、前記モータの駆動によって得られる軸状
    態量を出力する軸状態量出力ステップと、前記軸状態量
    を順変換処理によってツール状態量に変換するツール状
    態量出力ステップと、前記ツール状態量及び前記軸状態
    量を順次格納する状態量格納ステップと、格納された前
    記ツール状態量及び前記軸状態量を取出して表示する状
    態量表示ステップとから成るロボットの制御状態表示方
    法。
  2. 【請求項2】 ロボットの多関節アームのツール先端位
    置、ツール姿勢及びツール先端速度を指令するツール移
    動指令信号によって各関節軸を駆動する複数のモータを
    制御する制御装置のロボットの制御状態表示方法におい
    て、前記ツール指令信号のツール指令値を出力するツー
    ル指令値出力ステップと、前記ツール指令値を逆変換処
    理によって軸指令値に変換する軸指令値出力ステップ
    と、前記軸指令値によってモータを駆動するモータ駆動
    ステップと、前記モータの駆動によって得られる軸状態
    量を出力する軸状態量出力ステップと、前記軸状態量を
    順変換処理によってツール状態量に変換するツール状態
    量出力ステップと、前記ツール状態量及び前記軸状態量
    を順次格納する状態量格納ステップと、格納された前記
    ツール状態量及び前記軸状態量を取り出す状態量取出し
    ステップと、取り出した軸状態量及びツール状態量を表
    示する状態量表示ステップと、全てのデータの表示が完
    了したきに表示を終了し、表示が完了していないときは
    状態量取り出しステップの実行を指令する表示終了判別
    ステップとからなり、状態量格納ステップの実行後にツ
    ール指令値出力ステップに戻って順次に実行するロボッ
    トの制御状態表示方法。
  3. 【請求項3】 ロボットの多関節アームのツール先端位
    置、ツール姿勢及びツール先端速度を指令するツール移
    動指令信号によって各関節軸を駆動する複数のモータを
    制御する制御装置のロボットの表示制御装置において、
    前記ツール移動指令信号を出力する上位CPUと、前記
    ツール移動指令信号を逆変換処理によって軸指令信号に
    変換する逆変換回路と、前記軸指令信号によってモータ
    を駆動するモータ駆動回路と、前記モータの駆動によっ
    て得られる現在回転位置信号を出力する回転位置検出回
    路と、前記モータの現在回転位置信号、検出電流信号、
    目標回転位置信号、目標速度信号及び現在速度信号の少
    なくとも1つを含む軸状態信号を順変換処理によって、
    ツール先端位置及びツール姿勢及びツール先端速度の少
    なくとも1つの状態を示すツール状態信号に変換する順
    変換回路と、前記軸状態信号及び前記ツール状態信号を
    順次格納する状態量メモリと、前記状態量メモリに格納
    された前記軸状態信号及び前記ツール状態信号を取出し
    て表示する表示回路とから成るロボットの表示制御装
    置。
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